JPS5948472A - ベンゾチアゾリノン化合物の製法 - Google Patents
ベンゾチアゾリノン化合物の製法Info
- Publication number
- JPS5948472A JPS5948472A JP15860382A JP15860382A JPS5948472A JP S5948472 A JPS5948472 A JP S5948472A JP 15860382 A JP15860382 A JP 15860382A JP 15860382 A JP15860382 A JP 15860382A JP S5948472 A JPS5948472 A JP S5948472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- boiling point
- organic solvent
- urea
- benzothiazolinone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、医薬の中間体として現に使用されている、下
式のベンゾチアゾリノン化合物を製造する方法に関する
ものである。
式のベンゾチアゾリノン化合物を製造する方法に関する
ものである。
(式中Xは、水素原子又はハロゲン原子を意味する。以
下同符号は同じものを意味する。)上記のペンゾチゾリ
ノン化合物の合成法としては、従来から各種の方法が提
案きれており、例えば、 (1)0−アミノチオフェノール化合物とホスゲンとを
反応させる方法; (2) O−アミノチオフェノール化合物とクロール
炭酸エチルとの縮合物を脱アルコール閉環させる方法〔
特開昭53−34772号公報〕;(3) O−アミ
ノチオフェノ−/L/ 化合物と二硫化炭素からチオン
化合物を製造し、これを酸化して一8o5Hとなし、更
に加水分解する方法;(4)O−アミノチオフェノール
化合物と尿素を水を溶媒と1−で酸の存在下に反応させ
る方法;等が知られている。
下同符号は同じものを意味する。)上記のペンゾチゾリ
ノン化合物の合成法としては、従来から各種の方法が提
案きれており、例えば、 (1)0−アミノチオフェノール化合物とホスゲンとを
反応させる方法; (2) O−アミノチオフェノール化合物とクロール
炭酸エチルとの縮合物を脱アルコール閉環させる方法〔
特開昭53−34772号公報〕;(3) O−アミ
ノチオフェノ−/L/ 化合物と二硫化炭素からチオン
化合物を製造し、これを酸化して一8o5Hとなし、更
に加水分解する方法;(4)O−アミノチオフェノール
化合物と尿素を水を溶媒と1−で酸の存在下に反応させ
る方法;等が知られている。
本発明者は医薬品業界からの、ベンゾチアゾリノン化合
物のコスト低減の要望Vにたえるべく、従来の製法につ
き、種々検tlfL加えるとともに、新たなイψ法につ
いても研究を重ねた結果、設備、廃液の量、廃液の質及
び現場操作等、各種観点からの評価において優れた本発
明に到達した。
物のコスト低減の要望Vにたえるべく、従来の製法につ
き、種々検tlfL加えるとともに、新たなイψ法につ
いても研究を重ねた結果、設備、廃液の量、廃液の質及
び現場操作等、各種観点からの評価において優れた本発
明に到達した。
即ち、本発明は、一般式
で示烙れるO−アミノチオフェノール化合物と尿累店を
、12 I+−(、:以上のθ1)点を有する有機溶剤
中に於て、常圧の下、窒素流通下、120〜160″C
で反応させることを特徴とする、一般式 で示されるベンゾチアゾリル化合物の製造法に係るもの
である。
、12 I+−(、:以上のθ1)点を有する有機溶剤
中に於て、常圧の下、窒素流通下、120〜160″C
で反応させることを特徴とする、一般式 で示されるベンゾチアゾリル化合物の製造法に係るもの
である。
本発明で使用する沸点120 ”(’:以上の溶剤とし
ては、種々のものを昂げることができるが、反応温度の
維持や目的物の分離採取の容易さがらすれば、クロール
ペンゾール、ミックスキジロール、エチレンペンゾール
、テトラ峠クロールエタン等の、沸点120〜160℃
の溶剤が適当である。
ては、種々のものを昂げることができるが、反応温度の
維持や目的物の分離採取の容易さがらすれば、クロール
ペンゾール、ミックスキジロール、エチレンペンゾール
、テトラ峠クロールエタン等の、沸点120〜160℃
の溶剤が適当である。
反応温度が120”C未満では、反応の進行が不充分で
あり、逆vC16o′cを越えると、目的物以外の分解
物が多くなる。
あり、逆vC16o′cを越えると、目的物以外の分解
物が多くなる。
尿素は、反応中に分解することを見越し、0−アミノチ
オフェノール化合物1モルに対して1.2モル以上とや
や多めに使用するとよい。しかし、1.5モルを越える
尿素の使用は目的物の収率向上に殆んど寄与せず、不経
済である。
オフェノール化合物1モルに対して1.2モル以上とや
や多めに使用するとよい。しかし、1.5モルを越える
尿素の使用は目的物の収率向上に殆んど寄与せず、不経
済である。
尚、周知の通り原料のO−アミノチオフェノール化合物
は酸化してジチオ体となり易いI!!/IJ質である。
は酸化してジチオ体となり易いI!!/IJ質である。
従って、通常の簡易な装置を使用1.ての常圧下の反応
では、厳密な意味での還元外界囲気を達成し難く、収率
も当然ながらかなり低下する恐れがある。
では、厳密な意味での還元外界囲気を達成し難く、収率
も当然ながらかなり低下する恐れがある。
1〜か1−ながら、この様な恐れがあるにもかかわらず
、本発明では、反応の開始にあたって反応容器内の空気
を窒素ガフで置換し、その後の反応進行過程て少量の窒
素ガスを反応容器内へ流入させれば、前記従来法の(4
)に匹適する粗製品収褐−情製品収率70条台−で目的
物を得ることができる・ r111記従来法(4)は、原料として有毒性のホスゲ
ンや高価なりロー/I/炭酸エチ/L/を使用すること
なく、簡単な工程でペンゾチゾリノン化合物を製造しう
る方法であり、好適な加圧下での実施態様では、目的物
の([↓」Lν品収累も良く、優れたものである。
、本発明では、反応の開始にあたって反応容器内の空気
を窒素ガフで置換し、その後の反応進行過程て少量の窒
素ガスを反応容器内へ流入させれば、前記従来法の(4
)に匹適する粗製品収褐−情製品収率70条台−で目的
物を得ることができる・ r111記従来法(4)は、原料として有毒性のホスゲ
ンや高価なりロー/I/炭酸エチ/L/を使用すること
なく、簡単な工程でペンゾチゾリノン化合物を製造しう
る方法であり、好適な加圧下での実施態様では、目的物
の([↓」Lν品収累も良く、優れたものである。
本発明は、仁の様な優れた従来法に匹適する、常圧下で
の方法′5C提供するものである。
の方法′5C提供するものである。
以下、実施例にJ&づき、本発明を更に具体的に説明す
る。
る。
実施例 1゜
2−ベンゾチアゾリノンの合成法
O−アミノチオフェノール55g(0,4,’Iモル)
ヲクロールベンゾ−7°し75o qIτ溶角イし、尿
素37gをに105〜137°Cに昇温り、、5時間反
応する。反応後冷却し水200 ac−を加え、硫酸で
弱酸性とし、水蒸気蒸溜によっでり1j−ルベンゾー/
l/をだイ出回収し、終れば攪拌下(lこ冷部すれば粗
製の2−ベンゾチアゾリノンの結晶が得られる。約6o
g、 p別し水洗後、苛性ソーダ18g、水15000
Ω中に710″0で攪拌溶解し、2時間後活性炭31を
・加え、すyに1時間箔押し一夜放1夕後沖過する。〃
j液に加チ塩酸を滴下して弱酸性とし、析出する似軸な
砂状の結晶をン戸別し40 ”Cの湯で水洗する。
ヲクロールベンゾ−7°し75o qIτ溶角イし、尿
素37gをに105〜137°Cに昇温り、、5時間反
応する。反応後冷却し水200 ac−を加え、硫酸で
弱酸性とし、水蒸気蒸溜によっでり1j−ルベンゾー/
l/をだイ出回収し、終れば攪拌下(lこ冷部すれば粗
製の2−ベンゾチアゾリノンの結晶が得られる。約6o
g、 p別し水洗後、苛性ソーダ18g、水15000
Ω中に710″0で攪拌溶解し、2時間後活性炭31を
・加え、すyに1時間箔押し一夜放1夕後沖過する。〃
j液に加チ塩酸を滴下して弱酸性とし、析出する似軸な
砂状の結晶をン戸別し40 ”Cの湯で水洗する。
収量 48g(収率72%対0−アミノチオフェノ−/
l/)融点 137〜139”c 実施例 2 5−クローヤツーペンゾチアゾリノンの合成法4−クロ
ール−2−アミノチオフェノ−/L/63.89(0,
4モ/L/)をクロールベンゾ−/L/300g中に、
容解し、尿累749を加え、反応コルベン中の空気を窒
素ガスで置換し、尚少量の窒素ガスを流通路せつつ、連
流冷却器付l/d拌下に135〜13賞〕に昇ン晶し5
時間反応きせる。に15時間で反応生筬物の結晶が熱時
析出17てぐる。反応後冷却し水2 n n CC,、
を加え、硫酸で弱酸1生と1−1水蒸啜l; fg4
yよってクロールペンゾールを溜出回収し1終れば内部
の結晶を5o’ryでlJI過、水洗する。此p/Lに
摺らオフた和製の5−クロー/l/−2−ベンゾチアゾ
リノンを−fi7性ソーダ209に水1800CCに溶
解したものの中に攪拌下に加え、室温で2時間撹拌する
。後活性屡3gを加え更に1時間rv゛押し、−夜放置
後f1過する。
l/)融点 137〜139”c 実施例 2 5−クローヤツーペンゾチアゾリノンの合成法4−クロ
ール−2−アミノチオフェノ−/L/63.89(0,
4モ/L/)をクロールベンゾ−/L/300g中に、
容解し、尿累749を加え、反応コルベン中の空気を窒
素ガスで置換し、尚少量の窒素ガスを流通路せつつ、連
流冷却器付l/d拌下に135〜13賞〕に昇ン晶し5
時間反応きせる。に15時間で反応生筬物の結晶が熱時
析出17てぐる。反応後冷却し水2 n n CC,、
を加え、硫酸で弱酸1生と1−1水蒸啜l; fg4
yよってクロールペンゾールを溜出回収し1終れば内部
の結晶を5o’ryでlJI過、水洗する。此p/Lに
摺らオフた和製の5−クロー/l/−2−ベンゾチアゾ
リノンを−fi7性ソーダ209に水1800CCに溶
解したものの中に攪拌下に加え、室温で2時間撹拌する
。後活性屡3gを加え更に1時間rv゛押し、−夜放置
後f1過する。
び1液には20%塩酸f:滴下して弱酸性と11、析d
−1する結di、をガコ別し、85−0の湯s o o
ccで°4回に分けて法務する。
−1する結di、をガコ別し、85−0の湯s o o
ccで°4回に分けて法務する。
収[5517(収率74%対4−クロールー2−アミン
チオフェノール) 融点 2!IA〜2360 591−
チオフェノール) 融点 2!IA〜2360 591−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔式中Xは水素原子、又はハロゲン原子を意味する〕で
示畑れるO−アミノチオフェノール化合物と尿素とを、
120”C以上の沸点を有する有機溶剤中に於て、常圧
の下、窒紫W!f通下120〜160”(7で反応きせ
る事を特徴とする〔式中Xは前記と同様のものを意味す
る〕で示されるベンゾチアゾリノン化合物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15860382A JPH0235755B2 (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | Benzochiazorinonkagobutsunoseiho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15860382A JPH0235755B2 (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | Benzochiazorinonkagobutsunoseiho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948472A true JPS5948472A (ja) | 1984-03-19 |
JPH0235755B2 JPH0235755B2 (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=15675302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15860382A Expired - Lifetime JPH0235755B2 (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | Benzochiazorinonkagobutsunoseiho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235755B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6709510B1 (en) | 2002-11-19 | 2004-03-23 | Texas Industries, Inc. | Process for using mill scale in cement clinker production |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415948U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-10 |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP15860382A patent/JPH0235755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6709510B1 (en) | 2002-11-19 | 2004-03-23 | Texas Industries, Inc. | Process for using mill scale in cement clinker production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235755B2 (ja) | 1990-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6222740A (ja) | p−ヒドロキシベンズアルデヒドの単離法 | |
JPS5948472A (ja) | ベンゾチアゾリノン化合物の製法 | |
JPH0136462B2 (ja) | ||
JPH0733375B2 (ja) | 2‐メルカプトベンゾオキサゾールの製法 | |
JPH05500813A (ja) | アルキル―〔3クロロフェニル〕―スルホンの製造方法 | |
JPS6169741A (ja) | 1,1,1,3−テトラクロロ−3−フエニルプロパンから桂皮酸を製造する方法 | |
CN107337632A (zh) | 一种盐酸马尼地平的制备方法 | |
US466708A (en) | Baden | |
JPS6348260A (ja) | ベンゼンスルフイン酸アルカリ金属塩の製法 | |
JPS62138466A (ja) | 4,4′−モノチオビスフエノ−ル類の製法 | |
JPS58134057A (ja) | p−シメン誘導体の製法 | |
JPS6039070B2 (ja) | 3,5−ジクロロアニリンの製造方法 | |
JPS61106563A (ja) | 2−クロルベンゾチアゾ−ル誘導体の製造方法 | |
JPS58154555A (ja) | α−ケトカルボチオ酸S−メチルの製造法,および中間体 | |
JPH02172968A (ja) | 芳香環を有するジチオールジ(メタ)アクリレートの製造法 | |
JPS58167576A (ja) | 2−アミノベンゾチアゾ−ル類の製造法 | |
JPS597186A (ja) | 1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド誘導体 | |
JPH0559027A (ja) | 2−メルカプト−ベンゾチアゾールの製法 | |
Ford | Crystalline Racemic Calcium Pantothenate | |
JPS6127961A (ja) | N−置換フタルイミドの製造方法 | |
JPS58162568A (ja) | 核置換ベンジル尿素誘導体およびその製造方法 | |
JPS63174963A (ja) | 2−ヒドロキシナフタリン−6−カルボニトリル化合物の製造方法 | |
JPS6242978A (ja) | 複素環化合物の製造方法 | |
JPS6287582A (ja) | N−テトラチオジモルホリンの製造法 | |
JPS6253983A (ja) | 4,5−ジメチル−1,3−ジオキソレン−2−オンの製造法 |