JPS58162568A - 核置換ベンジル尿素誘導体およびその製造方法 - Google Patents

核置換ベンジル尿素誘導体およびその製造方法

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JPS58162568A
JPS58162568A JP4296082A JP4296082A JPS58162568A JP S58162568 A JPS58162568 A JP S58162568A JP 4296082 A JP4296082 A JP 4296082A JP 4296082 A JP4296082 A JP 4296082A JP S58162568 A JPS58162568 A JP S58162568A
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JP
Japan
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nuclear
formula
substituted benzyl
urea
represented
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296082A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ogawa
小川 秀昭
Izumi Terada
泉 寺田
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は核置換ベンジル尿素誘導体およびその製造方法
に関し、詳しくは除草剤等の農薬の中間体や化学工業原
料等として有用な新規化合物ならびにその効率のよい製
造方法に関する。
近年、除草剤、特に水稲作の除草剤として効果の高いフ
ェニルアセトアミド誘導体が開発されており(Ilf開
昭56−110655号公報)、その製造方法も様々な
ものが提案されている。
本発明は上記のフェニルアセトアミド誘導体の合成中間
体として利用し5る新規化合物を開発することを主目的
とするものである。
本発明は新規化合物とその製造方法の二つの発明から成
っており、その一つの発明は、一般式 〔式中、2はハロゲン原子、低級アルキル基。
低級ハロゲン化アルキル基あるいは低級アルコキシル基
を示し、R1、R2はそれぞれ水素原子あるいは炭素数
1〜3のアルキル基を示す。またnは1,2.3のいず
れかの整数を示す。〕で表わされる核置換ベンジル尿素
誘導体を提供するものであり、他の発明は、 一般式 〔式中、2はハロゲン原子、低級アルキル基。
低級ハロゲン化アルキル基あるいは低級アルコキシル基
を示し、R1* R@はそれぞれ水素原子あるいは炭素
数1〜3のアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す
。またnは1.2.30(・ずれかの整数を示す。〕 で表わされる核置換ベンジルハライド誘導体と尿素を反
応させることを特徴とする 一般式 〔式中、Z、R1,R鵞、nは前記と同じ。)で表わさ
れる核置換ベンジル尿素誘導体の製造方法を提供するも
のである。
上述の如く本発明の核置換ベンジル尿素誘導体は一般式
(I)で表わされるものである。この式中において、2
は塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、メチル基、エ
チル基、プロピル基などの低級アルキル基、トリフルオ
ロメチル基などの低級ノ・ロゲン化アルキル基あるいは
メトキシル基、エトキシル基、フロポキシル基などの低
級アルコキシル基である。またnは1.2あるいは3で
ある。
従って、上15zは1.2.3個の範囲で一般式(I)
のベンゼン環に結合し、その結合位置はオルト位。
メタ位、パラ位のいずれも可能である。
さらK、一般式(I)におけるR1.R1はそれぞれ水
素原子あるいはメチル基、エチル基、プロピル基等の炭
素数1〜3のアルキル基である。なおこのR1,Hjは
通常は共にアルキル基である。この場合、一般式(I)
で表わされる化合物は、核置換α、α−ジアルキルベン
ジル尿素と称されるものとなる。
一般式(1)で表わされる本発明の核置換ベンジル尿素
誘導体は、上記のZ* R’t R”o  nを適宜選
定することKより様々な化合物となるが、これらはいず
れも新規な化合物である。具体的には、CjH。
などで表わされる化合物をあげることができる。
次に本発明の製造方法によれば、前述したように、一般
式lで表わされる核置換ベンジルハライド誘導体を尿素
と反応させることによって一般式(υで表わされる核置
換ベンジル尿素誘導体が効率よくかつ安全に製造される
ここで一般式[有]で表わされる化合物、1なゎ+)一
般式 で表わされる核置換ベンジルハライド誘導体の2゜R”
*R2,nは前述したとおりであり、またXは塩素原子
、臭素原子等のハロゲン原子である。ここで、l(+、
R2については前記一般式(I)で表わされる化合物と
同様K、通常は共にアルキル基であり、この場合一般式
■で表わされる化合物は、核置換α、α−ジアルキルベ
ンジルハライドと称されるものとなる。
一般式[有]で表わされる本発明の核置換ベンジルハラ
イド縛導体は、上記のZ、 R”、 R”、 X、  
nを適宜選定することKより、様々な化合物となるが、
具体的には、 式          弐         式Oil
、         OB、         C1(
弐          弐        式0式% などで表わされる化合物をあげることができる。
本発明の方法では前記の一般弐〇で表わされる化合物と
、弐NU 、com 、  で表わされる尿素とを反応
させる。この場合、反応系に加える一般弐■で表わされ
る核置換ベンジルハライド舅導体と尿素の割合は特に制
限はなく、条件等に応じて適宜定めればよいが、好まし
くは尿素を核置換ベンジルハライド誘導体1対して2倍
当量以上とする。また反応温度20〜100℃、好まし
くは40〜60℃とし1反応時間3〜7時間、好ましく
は4〜6時間とする。さらに反応は無溶媒にて充分に進
行するが、所望により不活性溶媒中で行なうこともでき
る。
上述の反応終了後、適当な操作により精製すれは、目的
とする一般式(I)で表わされる核置換ベンジル尿素誘
導体が高純度で得られる。なお、ここで精製は、例えば
反応生成物をアルコールで溶解し、さらに注水するなど
して結晶化すること等によって行なえばよい。
本発明の方法によれば、簡単な一段の操作にて効率よく
目的とする核置換ベンジル尿素誘導体を製造することが
でき、またホスゲンを用いて有機イックアネートから製
造する場合に比べて無公害であって非常に安全に操作を
することができる。
しかも、原料成分である核置換ベンジルハライド誘導体
を目的に応じて適宜選定すれば、対応する核置換ベンジ
ル尿素誘導体を自在に得ることができる。
かくして得られる一般式(I)で表わされる核置換ベン
ジル尿素誘導体は、除草剤等の農薬の合成中間体あるい
は各種の化学工業原料として有効に利用し5るものであ
る。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 p−クロル−α、α−ジメチ々ベンジルクロライ)”1
8.9g(0,1モ、b))C尿素129(0,2−v
−ル)を加え、40℃に加温し、そのままの状態で攪拌
した。4時間後、メタノール1100jlVを加え、粘
稠となった反応生成物を溶解した後、水300dとへキ
サン100111よりなる溶液に移した。生じた白色沈
澱物を吸引r過した後、五酸化リンのはいったデシケー
タ−中で乾燥し、粗p−クロルーα、α−ジメチルベy
ジル尿素13.99を得た。
これをn−ヘキサン−塩化メチレン混合溶媒で再結晶し
、無色針状結晶io、sgを得た。このものは融点16
7.0〜167.7℃のp−クロル−α、α−ジメチル
ベンジル尿素であり、構造式1分子式および元素分析結
果は#!1表のとおりである。
実施例2.3 実施例Iにおいて反応温度を40’Cかもそれぞれ20
’C,70″Cm代えたこと以外は実施例1と同様の操
作を行ない、p−クロル−α、α−ジメチルベンジル尿
素の粗生成物をそれぞれ3.6g。
2.3g得た。
実施例4 p〜ジクロルα−エチル−α−メチルベンジルクロライ
ド10.29 (0,05モ#) )C1尿1g69(
0,1モル)を加え、40″CK加温し、そのままの状
態で7時間攪拌した。その後、得られた反応生成物忙ヘ
キザン2011/を加えて攪拌し、副生成物を抽出除去
した。この操作を3回繰り返した後、残渣を酢酸エチル
5o111K溶解し、水洗、乾燥して、減圧下で溶媒を
留去し、淡黄色の固体49を得た。この固体を、n−ヘ
キサン−塩化メチレン混合溶媒で再結晶し、無色針状結
晶2.7gを得た。
このものは融点155.0〜155.6℃のp−クロル
−α−エチル−α−メチルベンジル尿素テあり、構造式
1分子式および元素分析結果は第1表のとおりである。
特許出願人 出光興産株式金社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 〔式中、2はハロゲン原子、低級アルキル基。 低級ハロゲン化アルキル基あるいは低級アルコキシル基
    を示し、Hl、 Bzはそれぞれ水素原子あるいは炭素
    数1〜3のアルキル基を示す。またnは1,2.3のい
    ずれかの整数を示す。〕で表わされる核置換ベンジル尿
    素誘導体。 2、式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の誘導体。 3、式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の誘導体。 4、一般式 〔式中、2はハロゲン原子、低級アルキル基。 低級ハロゲン化アルキル基あるいは低級アルコキシル基
    を示し、R” * IL”はそれぞれ水素原子あるいは
    炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を
    示す。またnは1.2.3のいずれかの整数を示す。〕 で表わされる核置換ベンジルハライド誘導体と尿素を反
    応させることを特徴とする 〔式中、Z、R”、R2o  nは前記と同じ。)で表
    わされる核置換ベンジル尿素誘導体の製造方法。 5、式 で表わされる核置換ベンジルハライド誘導体と尿素を反
    応させることを特徴とする OR。 で表わされる特許請求の範囲第4項記載の核置換ベンジ
    ル尿素誘導体の製造方法。 6、式 で表わされる核置換ベンジルハライド誘導体と尿素を反
    応させることを特徴とする CH。 で表わされる特許請求の範囲第4項記載の核置換ベンジ
    ル尿素誘導体の製造方法。
JP4296082A 1982-03-19 1982-03-19 核置換ベンジル尿素誘導体およびその製造方法 Pending JPS58162568A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274080A (en) * 1991-08-26 1993-12-28 Merck & Co., Inc. Monospecific antibodies useful in evaluating inhibition of polymorphonuclear leukocyte elastase by N-substituted azetidinones
US5276139A (en) * 1991-08-26 1994-01-04 Merck & Co., Inc. Haptens useful in evaluating inhibition of PNN elastase by N-substituted azetidinones

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274080A (en) * 1991-08-26 1993-12-28 Merck & Co., Inc. Monospecific antibodies useful in evaluating inhibition of polymorphonuclear leukocyte elastase by N-substituted azetidinones
US5276139A (en) * 1991-08-26 1994-01-04 Merck & Co., Inc. Haptens useful in evaluating inhibition of PNN elastase by N-substituted azetidinones

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