JPS5946170A - 塗装ブ−ス - Google Patents

塗装ブ−ス

Info

Publication number
JPS5946170A
JPS5946170A JP57154170A JP15417082A JPS5946170A JP S5946170 A JPS5946170 A JP S5946170A JP 57154170 A JP57154170 A JP 57154170A JP 15417082 A JP15417082 A JP 15417082A JP S5946170 A JPS5946170 A JP S5946170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
mist
paint mist
separator
booth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57154170A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Ito
伊藤 錠二
Kazuyoshi Uchiyama
内山 和義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP57154170A priority Critical patent/JPS5946170A/ja
Publication of JPS5946170A publication Critical patent/JPS5946170A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗装ブースに関するもので、さらに詳しくは塗
装ブース内の塗料ミストを効率良くしかもその後の再塗
料化が容易であるように回収することのできる構造を有
する塗装ブースに関するものである。
従来、塗装ブースにおける塗料ミストは、湿式分離法ま
たは乾式分離法のいずれかにより回収される。湿式分離
法は、被塗物に付着しない不要塗料粒子(塗料ミスト)
を塗装ブース内の上方より供給される低速垂直空気流で
塗装ブース下方へ集め、ここで塗料ミスト含有気流と水
とを接触させて、空気流中の塗料ミストを水中へ移行さ
せ回収するものである。ところがこの湿式分離法は、次
のような欠点を有している。
(1)大きな圧力損失と大量の水が必要なためエネルギ
ーを多く消費する。(2)水中に回収された塗料ミスト
をさらに回収するのに多くの工程が必要で、特に塗料が
水溶性の場合には水から沈殿析出させるという余分の工
程も必要となり手間がかかる。(3)水中より回収され
た塗料ミストは水分を多く含み、再塗料化する場合には
水の分離工程が必要で、手間がかかる。
乾式分離法は、塗装ブースの搬送被塗物よりさらに下方
にフィルタを設けてこのフィルタで塗料ミストを捕集す
るものであり、前述の湿式分離法の欠点を有しないもの
であるが、この乾式分離法にも次のような問題点がある
。(1)フィルタが目詰まりを起こしやすく、使用時間
に比例してフィルタの塗料ミスト捕集効果が低下する。
(2)フィルタの交換頻度が高いので手間がかかり、ま
たフィルタの費用がかさみコスト高になる。
上述の乾式分離法の有する欠点を解消するために、フィ
ルタに物理的衝撃を与えて塗料ミストの分離を連続的に
行ない、これにより塗料ミストのフィルタ目詰まりを防
止することも試みられているが、しかしこの方法も塗料
ミストが粘着性を有する場合には十分な効果が得られて
いなかった。
本発明は、前述の乾式分離法を利用して効率良くしかも
その後の再塗料化が容易である塗料ミストを回収するこ
とのできる構造の塗装ブースを提供するものである。
本発明塗装ブースは、塗装ブース内において被塗物搬送
方向に直交する方向に移動自在に配設された塗料ミスト
補修用セパレータを備えたことを特徴とする。
以下本発明塗装ブースについて図面に基づいて説明する
。第1図は本発明塗装ブースの一実施例を示す被塗物搬
送方向に直交する横断面図である。図において、1は塗
装ブースで、給気室2、塗装室3及び排気室4とからな
り、給気室2と塗装室3との間はフィルタ5で仕切られ
ている。フィルタ5は、塗装ブース1の外部から給気室
2を介して塗装室3へ供給される空気中の塵、埃等を除
去するためと整流のためである。
塗装室3と排気室4との間には塗料ミスト捕集用乾式セ
パレータ6が配設されている。乾式セパレータ6は、例
えば第2図に示すように、所定の巾の帯状体でその上面
に連続した凹凸を有するもので、その長手方向が被塗物
搬送方向(第2図中、矢印Xで示す)に直交するように
して複数本並行に配列されている。各乾式セパレータ6
は、第1図に示すように、その両端部を塗装ブース外に
設けた巻取装置10,10(駆動源は図示せず)に巻取
り支持されており、この巻取装置10,10を作動させ
ることにより第1図中右から左へと移動することができ
る。乾式セパレータ6が左の巻取装置10に完全に巻取
られたのちは、再度右方向へ移動して右の巻取装置10
に巻取られる。乾式セパレータ6の塗装ブース1外の両
側部分には、1対の冷熱体供給装置7,7とエアブロー
供給装置8,8とが中心から外側へ向かって順次配置さ
れている。また、エアブロー供給装置8,8の下方には
回収台車9,9が備えられている。
なお、第1図中11は被塗物搬送用ハンガー、12は塗
料スプレー装置、13は排気室4の底面を形成する傾斜
板、14は排気室4に連通する排気ダクトである。
上記塗装ブース1において、被塗物Aはハンガー11に
吊り下げられて塗装室3へ搬送され、スプレー装置12
からの塗料スプレーにより塗装される。一方、空調装置
(図示せず)にて所定の温湿度に調製された空気が給気
室2からフィルタ5を介して塗装室3へ吸気され、排気
室4を通って排気ダクト14から外部へ排気される。
このため塗装室内は常に上方から下方へ向けて空気の流
れ(垂直気流)が生じており、この垂直気流により前記
塗料スプレーで生ずる塗料ミストが下方へ運ばれる。塗
料ミスト含有垂直気流が乾式セパレータ6を通過する際
、塗料ミストが乾式セパレータ6に付着し捕集され、垂
直気流から塗料ミストが分離される。塗料ミスト分離後
の空気流は、排気装置(図示せず)により吸引され、ダ
クト14から装置外へ排気される。
上記塗装作業の間、乾式セパレータ6,6,・・・は、
巻取装置10,10を作動させることにより徐々に一方
向に、例えば図中左方向へ移動する。乾式セパレータ6
の塗料ミスト付着部分が塗装ブース1外へ移動すると、
左側冷熱体供給装置7から冷熱体が吹付けられ塗料ミス
トが冷却固化する。次いで、エアブロー装置8により乾
式セパレータ6へエアが吹付けられ、冷却固化した塗料
ミストが乾式セパレータ6から分離し、塗料ミスト回収
台9へ落下して回収される。塗料ミストを分離した乾式
セパレータ6は、順次巻取装置10へ巻取られる。乾式
セパレータ6が左側巻取装置10へ巻取られたのちは、
右側巻取装置10を作動して乾式セパレータ6を右方向
へ移動させ、上述と同様にして右側冷熱体供給装置7、
エアブロー管8及び回収台車9で乾式セパレータ6に付
着した顔料ミストを分離回収する。乾式セパレータ6の
巻取りは左右の巻取装置10,10により交互に行なわ
れ、乾式セパレータ6の再生が連続的に行なわれる。ま
た、乾式セパレータ6は、被塗物搬送方向に沿って平行
に複数本設けられており、塗料ミストの堆積度合に応じ
て乾式セパレータ6の移動速度を異ならせる。
上記塗装ブース1においては、帯状乾式セパレータ6,
6,・・・を被塗物搬送方向に直交する方向に複数本配
設し、この乾式セパレータ6,6,・・・を一方向に移
動させて塗料ミストを捕集するようにしたので、各乾式
セパレータから回収される塗料ミストの粒径が均一なも
のとなり、回収後の再塗料化が容易である。特に、乾式
セパレータを複数本設けたことにより、塗装スプレーの
箇所に応じて回収される塗料ミスト粒子がより均一とな
り、しかも塗料ミスト堆積量に応じて乾式セパレータの
移動速度を異ならせることができるので、乾式セパレー
タ駆動エネルギーを節減することができる。また、乾式
セパレータ6に捕集された塗料ミストは、冷熱体吹付に
より冷却固化され粘着性が低下したのちに、エアが吹付
けられるので、容易に乾式セパレータ6から分離するこ
とができる。本実施例の塗装ブースでは圧力損失が10
〜20mmH2Oであり、これは通常の湿式分離法が8
0〜100mmH2Oであるのに比較して著しく低い。
本発明塗装ブースは、塗装室と排気室との間に被塗物搬
送方向に直交する方向に移動する乾式セパレータを設け
れば良く、特に上記実施例に限定されない。したがって
、塗装作業中に乾式セパレータを一方向に移動させて完
全に巻き取ったのち、巻き取りセパレータを塗装ブース
から外し、巻き取りセパレータ全体に冷熱体を吹付け捕
集ミストを冷却固化し、その後振動を与えて塗料ミスト
を分離回収するようにしても良い。また、塗料ミスト分
離手段も塗装ブースに連接することなく、別個に独立し
て設けても良い。塗料ミスト分離手段は、上記例のもの
に限定されず塗料ミストを捕集して巻取られたセパレー
タを塗装ブースとは別な場所に運び、アルカリ処理液に
浸漬するようにしてもよい。この場合には冷熱体吹付け
による塗料ミストの冷却固化はしなくてもよい。セパレ
ータは、図示した以外に、例えば一定の大きさを有する
箱型セパレータユニットをチェーンに載せて塗装ブース
の長手方向を横断するように一方から他方へ移送し、塗
装作業中に生じる塗料ミストをこのセパレータユニット
に付着させ、一定枚数たまったら、その後冷熱体吹付−
エアブローもしくは振動付与により分離処理するかまた
は化学的に処理するようにしてもよい。セパレータに予
め離型剤を塗布しておいてもよい。セパレータの材質と
しては特に限定されないが、金属製特にアルミまたはス
テンレス製のものが好ましい。
冷熱体としては、例えば液体窒素が好ましいが、これ以
外に液化炭酸ガス等も使用することができる。
本発明塗装ブースは、以上の記載から明らかなように、
乾式セパレータを塗装ブースの被塗物搬送方向に直交す
る方向に移動させつつ乾式セパレータに塗料ミストを付
着させるようにしたので、回収される塗料ミストが均一
となり、再塗料化が容易であるという利点を有する。特
に、工程によって同一塗料を塗装する工程においては、
同一塗料ミストを回収することができ、再塗料化した場
合に本工程での再使用が可能となるという利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明塗装ブースの一実施例を示す横断面模式
図、 第2図は前記第1図をII方向から見た平面図である。 1・・・塗装ブース 6・・・乾式セパレータ 7・・・冷熱体供給装置 8・・・エアブロー装置 10・・・巻取装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗装ブース内において被塗物搬送方向に直交する
    方向に移動自在である塗料ミスト捕集用セパレータを備
    えたことを特徴とする塗装ブース。
  2. (2)捕集用セパレータに捕集された塗料ミストを分離
    処理する手段を備えた特許請求の範囲第1項記載の塗装
    ブース。
  3. (3)捕集用セパレータに捕集された塗料ミストを冷却
    固化する冷熱体供給装置を備えた特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の塗装ブース。
JP57154170A 1982-09-04 1982-09-04 塗装ブ−ス Pending JPS5946170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57154170A JPS5946170A (ja) 1982-09-04 1982-09-04 塗装ブ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57154170A JPS5946170A (ja) 1982-09-04 1982-09-04 塗装ブ−ス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5946170A true JPS5946170A (ja) 1984-03-15

Family

ID=15578359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57154170A Pending JPS5946170A (ja) 1982-09-04 1982-09-04 塗装ブ−ス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5946170A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6099396A (en) Carbon dioxide jet spray pallet cleaning system
SE515206C2 (sv) Sätt vid behandling av gipsskivor eller -plattor
US5326599A (en) Cabin purge system for automotive powder coating
JP2637794B2 (ja) プリント回路板の静電ラッカー塗布方法およびその実施のための装置
JPH0445565B2 (ja)
JP4021024B2 (ja) 静電粉末コーティング装置及び方法
JPH10507685A (ja) スプレー塗装装置
JPS5946170A (ja) 塗装ブ−ス
JPS6034761A (ja) 自動車車体等の塗装方法及びその塗装装置
US4729340A (en) Method and apparatus for powder coating elongated objects
US6066207A (en) Powder coating booth
JPS5942065A (ja) 塗装ブ−ス
JPH0817976B2 (ja) 塗料ミスト捕集装置
JPS623279Y2 (ja)
JPS6090064A (ja) ドライ型塗装ブ−ス
JPH07202397A (ja) 霧状フラックスの捕集装置
CN217120620U (zh) 一种喷涂设备
JP3355446B2 (ja) 静電粉体塗装方法及びその装置
JP2000005666A (ja) スプレー塗装装置と塗装方法
JPS6052853B2 (ja) 塗装用フイルタ−の再生方法並びにその装置
JPH11253853A (ja) 水溶性塗料の回収装置
JPH0268164A (ja) 塗装ブースの環境清浄化装置
JPS59199076A (ja) 自動塗装機用塗装ブ−ス
JP3074184U (ja) 粉体塗装兼用の溶剤塗装ブース
JPS63123461A (ja) 塗装装置