JPS5945752B2 - 強析出硬化型オ−ステナイト系耐熱鋼 - Google Patents

強析出硬化型オ−ステナイト系耐熱鋼

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JPS5945752B2
JPS5945752B2 JP237176A JP237176A JPS5945752B2 JP S5945752 B2 JPS5945752 B2 JP S5945752B2 JP 237176 A JP237176 A JP 237176A JP 237176 A JP237176 A JP 237176A JP S5945752 B2 JPS5945752 B2 JP S5945752B2
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JP
Japan
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less
resistant steel
steel
austenitic heat
precipitation hardening
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Expired
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JP237176A
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JPS5285915A (en
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誠 斉藤
晋 磯部
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷間成型性および被削性に優れかつ高温にお
ける強度および靭性が高い析出硬化型オーステナイト系
耐熱鋼に関するものである。
自動車の排気バルブ等のように冷開成型され、機械加
工され高温で使用される部品には溶体化後の硬さが低く
、時効処理後、高温において高い強度を有する析出硬化
型オーステナイト系耐熱鋼が用いられる。
この種の耐熱鋼としてはA286(AISI660)
Pyromet15(AM5761)が性能上すぐれて
いるが、Ni、Co、Mo等高価な元素が多量に含むた
め高価であって汎用性にとぼしく、また、機械加工性が
悪いという問題点を有している。
そこで、本発明者はA286に比較し、安価で同等以
上の高温強度を有し、かつ被剛性の良好な析出硬化型熱
鋼を得たいという要求に応えるため仔細に研究したとこ
ろ、高価なNi1Mo、VにかえてCuおよびZrの添
加により良好な冷鍛性およびすぐれた高温強度をもつ析
出硬化型の耐熱鋼を得られろことを確認した。 また、
S、Mgの添加により熱間加工性および高温強度を損う
ことなく被剛性が高められることをも確認した。
すなわち、本発明による強析出型快削オーステナイト
系耐熱鋼は、C:0.005〜0015%、Si:2.
0%以下、Mn■ 4.0%以下、Ni■10.0〜2
0.0%、Cr■ 10.0〜18.0%、Cu■ 1
.0−5.0%、Ti■ 1.0〜5.0%、Al:0
.001〜100%、B : 0.0005〜0505
%、Zr■ 0.001〜0.5%、S:0.5%以下
、Mg:001%以下から残余実質的に鉄からなること
を特徴としている。
次いで本発明による耐熱鋼の成分範囲の限定理由につ
いてのべる。
C:0.005〜0|15% 高温強度を高めるために有効な元素であり、このよう
な効果を得るためには少なくとも0.005%以上必要
である。
しかし、多量に添加するとTiと結びつき未溶解炭化物
を形成し冷鍛性が損なわれるとともに析出硬化に寄与す
るNi3( AI,Ti)の量を減するため0、15%
以下に限定した。
Si:2.0%以下 溶解精錬時の脱酸元素として必要であるが、2.0%を
超えろと鋼の靭延性を害するため上限を2.0%に限定
した。
Mn: 4.0%以下 Siと同様溶解時の脱酸元素として作用し、また熱間脆
性を防止することに有効な元素である。
またオーステナイトを安定化する元素であるため少量の
Niと置換できる。しかし、4%以上添加すると鋼の靭
延性を害する。Ni: 10.0〜20.0% オーステナイトを安定化しNi3(AI,Ti)による
析出硬化をもたらす必須元素であるが10.0%以下で
はその効果は十分でない。
しかし、20.0%以上添加しても効果は飽和し材料コ
ストが上昇するだけである。Cr: 10.0〜18.
0% Crは高温における耐酸化性を維持するための必須元素
である。
このためには最低10.0%の含有を必要とするが18
.0%以上でぱオーステナイト相が不安定となるため上
限を18.0%に限定した。Cu: 1.0〜5.0% 加工硬化を少なくして冷間における成型性を改善する。
また、Ni3(AI,Ti)の析出を促進し時効硬化量
を大きくする。しかし、1.0%以下ではその効果がな
<5.0%以上を超えると熱間加工性を損うので上限を
5.0%に限定した。Ti: 1.0〜5.0%Niお
よびAIとともにNt3(AI、Ti)の主要形成元素
であって、析出硬化をもたらす必須元素である。
1.0%以下では析出量が少なく、5.0%を超えると
熱間加工が困難となる。
Al:0.005〜1,θ%NiおよびTiとともにN
i3(Al,Ti)を形成して析出硬化をもたらす必須
元素である。
0.005%以下では時効硬化が遅く、1.0%以上で
は過時効しやすくなるので0.005〜1.0%に限定
した。
B:0.0005〜0.05% Bは結晶粒界を強化して熱間加工性を改善し、また、高
温強度を高める働きがある。
このような効果を得るためには0.0005%以上添加
する必要があるが、0.05%以上では逆に熱間加工性
が低下するため0.0005〜0.05%に限定した。
Zr: 0.001〜0.5%Bと同様、結晶粒度を強
化して熱間加工性を改善し高温強度を高めろ働きがある
0.001%以下では効果は少なく、0.5%以上では
化合物を形成し、逆に熱間加工性および高温強度を損う
S:0.5%以下被剛性を改善する働きをもつ、しかし
、0.5%以上添加すると熱間加工性を害する。
Mg: 0.1%以下 微量の添加で熱間加工性を改善する。
しかし、その効果は0.1%で飽和する。実施例 次に、本発明の実施例を比較例とともにあげて、本発明
の耐熱鋼の特性を具体的に説明する。
第1表に示す化学成分の合金を高周波誘導炉にて溶解精
錬して溶製し、鍛造により直径10朋の丸棒とした。そ
の後980℃で1時間溶体化処理を行い、直径7.85
mm高さ12.51nr++の試験片を作製し、硬さお
よび圧縮試1験用の試料とした。(1)溶体化処理後の
硬さと圧縮成型性第2表に溶体化処理後の硬さを、第3
表に溶体化処理後の圧縮試験結果を示す。
第2表によれば、本発明鋼(試料/161、2)はHV
2OO以下であって、A286(/l’6:4)と同等
である。
圧縮試験は前記試験片(7.85φMmXl2、5朋)
の高さが4mmおよび3mmになるまで圧縮し、そのと
きの圧縮荷重と圧縮後の硬さを示してある。
表3によれは、本発明鋼(/I6l)はA286と同等
以上の冷開成型性を示している。
2)クリープラプチャ一強度 第1図に試験結果を示す。
第1表に示した供試材からクリープ試験片を作製し、第
1図中に示す温度で溶体化処理および時効処理を行い6
50℃でJIJ−プ試験を実施した。
図1にみられるように、本発明鋼( A6l、2)はA
286に比較して150時間以上の長時間側で高いクリ
ープラプチャ一強度を有している。
また、S単独添加鋼(/161)に比してS,Mg複合
添加鋼(/16.2)が良好な傾向を示した。1)被削
性 第4表に試験結果を示す。
980℃で1時間溶体化処理を行い、675℃で1時間
時効処理を行った。
旋盤およびエンドミルにより被削注を調査した。
工具および切削条件は第4表中に示した。
工具寿命はVB(工具摩耗量) 一Q.4inに達する
までの切削時間で判定した。
本発明鋼ぱSを含有しない/I63に比較して約2倍の
工具寿命をもつことがわかる。
(4)熱間加工性 第1表(後図なし)に供試材とともに示す。
溶解鋳造したインゴットを加熱、鍛造後、鋼材(ビレッ
ト)の表面を約(11mmグラインダー研削(黒皮除去
)し表面の割れ状況を目視観察した。′ 第1表中の
表示○はひきつづき行う熱間加工(たとえば熱間で行う
製品鍛造)上支障のないもの、△印はビレットを若干疵
覗りを行い、ひきつづきX印は熱間加工は可能であるも
のの疵取りに歩留が10%程度低下したものである。
S単独添加した発明鋼(AI)は高価なNi、MO,V
等を省略しかつ被削性を大巾に改善を図っているためA
286を採用する場合に比し材料歩留が低下するが総合
的には収益は得られる。S,Mgを複合添加した発明鋼
(,46L1)は歩留低下も問題な( ( A63、4
と同等)より大きな経済的な効果が得られる。
以上説明したようにこの発明による耐熱鋼はA286に
比較し冷開成型性および高温強度が同等以上で、かつ機
械加工性に優れた安価な材料であるから各種エンジンバ
ルブや耐熱部品・へ有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図(後図なし)は発明鋼および比較鋼の650℃に
おけるクリープラプチャ一強度を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 C:0.005〜0.15%、Si:2.0%以下
    、Mn:4.0%以下、Ni:10〜20.0%、Cr
    :10.0〜18.0%、Cu:1.0〜5.0%、T
    i:1.0〜5.0%、Al:0.001〜1.0%、
    B:0.005〜0.050%、Zr:0.001〜0
    .5%、S:0.5%以下を含有し残余実質的鉄からな
    る強析出硬化型快削オーステナイト系耐熱鋼。 2 C:0.005〜0.15%、Si:2.0%以下
    、Mn:4.0%以下、Ni:10〜20.0%、Cr
    :10.0〜18.0%、Cu:1.0〜5.0%、T
    i:1.0〜5.0%、Al:0.001〜1.0%、
    B:0.005〜0.050%、Zr0.001〜0.
    5%、S:0.5%以下、Mg:0.1%以下を含有し
    残余実質的鉄からなる強析出硬化快削オーステナイト系
    耐熱鋼。
JP237176A 1976-01-10 1976-01-10 強析出硬化型オ−ステナイト系耐熱鋼 Expired JPS5945752B2 (ja)

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