JPS5945651A - 録音再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はたとえばテープテンションサーボシステムのな
いカセットテープレコーダ等の磁気テープを用いた録音
再生装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般に、カセットテープレコーダ等の録音再生装置はテ
ープテンションのサーボシステムがなく、テープテンシ
ョンが供給側と巻取側との引張力で与えられる。第１図
に従来の録音再生装置を示す。

第１図において、２１は巻取側のモータ、２２は供給側
リール、２３はその供給側リール２２に設けられたプー
リであり、スプリング２６によって一定の付勢力が与え
られたレバー２４の先端に設けた捷さつ部材２６が当接
されるようになっている。２７　＆、Ｊ：巻取側リール
、２８はその巻取側ＩＪ−ル２了に設けられたブーりて
あり、１．−ｉ己モータ２１の回転力がベルト２９を介
して与えられるアイド′ニア３０に結合されており、上
記モータ２１の回転力によって所定の方向に回転駆動さ
れるようになっている。３１は内部に１対のリールを有
し、これらリール間に磁気テープ３２のそれぞれの端部
を結合し、いずれか１方のリールに」二記磁気テープ３
２を巻回したテープカセットであり、上記リール２２，
２了に結合されて所定の駆動力が与えられるようになっ
ている。３３はキャプスタン軸、３４は上記キャプスタ
ン軸３３との間に上記テープカセット３１内の磁気テー
プ３２を接続し、上記磁気テープ３２に所定の駆動力を
力えるピンチローラである。

このような構成において、テープテンションそれ自体は
巻取り側でキャプスタン軸３３とピンチローラ３４の挾
持でテープ３２が駆動される力ＴＦとパックテンション
ＴＢも供給側リール２２に設けられたプーリ２３にレバ
ー２４で捷さつ力として与えられているだけである。し
たがって、上述した録音再生装置では、供給側リール２
２のテープ残量（テープ半径）によりテープとハーフの
丑さつ力が変化し、さらにレバー２４によるまさつ力は
かん性捷さつのため捷さつ材料２６の表面状態の変化に
より不安定となるために、バックテンションＴＢを一定
に保持することができなくなり、テンション変動か生じ
、それにより再生出力レベルが変動したり、ワウフラ、
りが大きくなったりして特性に悪影響を及ぼす等の欠点
を有していた。

発明の目的 本発明の目的は、テープテンションの変動を少なくして
再生出力レベルの変動を小さく抑えかつワウフラッタの
少ない録音再生装置を提供することにある。

発明の構成 本発明の録音再生装置は、供給側及び巻取側の両方にピ
ンチローラを設けると共に、巻取側にはキャプスタン軸
を設け、かつ供給側にはキャプスタン軸或いは固定ガイ
ドポストを配してクローズトループを構成し、このルー
プ内にテン／コンを検知するセノザを設け、供給側のピ
ンチローラの回転に与えるブレーキ力をリニアモータで
コントロールすることにより、ループ内テンションをザ
ーボコントロールする様に構成したものである。

かかる構成によればテンション変動の少ない、果ては再
生用、カレベル変動を抑え、レベルそのものを上げたワ
ウフラッタの少ない録音再生装置を１〃供することがで
きる。

実施例の説明 第２図、第３図は本発明の一実施例を示す。第２図、第
３図において、８．１０は巻取側に設けられたピンチロ
ーラおよびキャプスタン軸、９は供給側に設けられたテ
ープ幅より小さい幅を有するピンチローラ、１１は同じ
く供給側に設けられたキャプスタン軸もしくは固定ガイ
ドポストである。」二記供給側ピンチローラ９にはその
一端面にフェルト等のブレーキ材９ａの貼られたリング
状筒体９ｂが対向して配置されており、ンヤフ）９ｃに
よりフェルト面がピンチローラ９のコア面９ｄに当接す
る様に押しつけられている。この押しつけ力は前記ピン
チローラ９のアーム１８のノ・ウジング１８ａの」二方
に設けられたりニアモータ１４でコントロールされる。

上記リニアモータ１４は前記供給側ピンチローラアーム
１８の一箇所に取付けられたアームポス）１８ｃに固定
されている。父上記リニアモータ１４の内部構造は第３
図に示す様に断面ヨの字型の円筒状コアがあり、このコ
アはヨーク１４ａ、中央極（鉄心）１４ｄ、外極（永久
磁石）１４ｂから成り、外極１４ｂと中央極１４ｄとの
間には可動コイル１４Ｃが挿入され、この可動コイル１
４Ｃの一端には」二記供給側ピンチローラ／ヤフト９Ｃ
を固定する固定リング１８ｂが取付けられている。

次に、前記供給側ピンチローラ９の回転がフェルト９ａ
の押しつけによりコントロールされるしくみを説明する
。

まず、ループ内の磁気（録再）へノド１９近傍に、圧縮
バネ１２ａにより磁気テープ１３ＶｒＣ対する押しつけ
力を制御できる様にしたテン／カンセン＋１−１２を設
け、このセンサ１２の位置変動を電圧に変え、それを上
記リニアモータ１４の可動コイル１４Ｃに入力すると、
ヨーり１４ａと外極１４ｂとにより発生した磁場１４ｅ
中を電流が流れ、フレミングの左手法則により可動コイ
ル１４Ｃはフェル）９ａをピンチローラコア面９ｄから
離す方向１４ｆに動き、供給側ピンチローラ９の回転負
荷はやわらげられてビンチロ−２９０回転が上る。尚、
王妃テノンヨンセンサ１２はヘット取付基板１６と同一
基板に取付けられ、テープ停止時はテープから１７方向
に離れ、ピンチローラ８，９も１５．１５ａ　　方向に
離れている。以上の様に、供給１１１．１１　において
、ブレーキ材９ａの貼られたリング状筒体９ｂの動きを
リニアモータ１４でコントロールする事により、巻取側
でピンチローラ８とキャプスタン軸１０とで圧接挾持し
駆動された磁気テープ１３のテンンヨンがサーボコント
ロールされることになり、巻取側、供給側のテープ残量
に関係なく、一定のループ内テンンヨンが保持される。

それにより、再生出力レベル変動が少なくなり、又ワウ
フラッタが小さくなり、果ては出力レベルが高くなる等
、著しい効果を有する。

発明の効果 以上、詳述したように本発明によれば、供給側及び巻取
側の両方にピンチローラを設けると共に巻取側にキャプ
スタン軸を設け、かつ供給側にキャプスタン軸又は固定
ガイドボストを配してクローズトループを構成し、この
ループ内に設けたテンションセンサでに記供給側ピンチ
ローラの回転に鳥えるブレーキ力をコントロールするり
ニアモータを駆動することにより上記ループ内テン７ヨ
ンをザーボコントロールするように構成したので、テン
ノヨン変動を少なくして再生出力レベルの変動を抑え、
かつワウフラッタを少なくすることができる利点を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の録音再生装置の構成図、第２図は本発明
の録音再生装置の一実施例を示す構成斜視図、第３図は
同装置の要部の拡大断面図である。 ８・・・・・・巻取側ピンチローラ、９・・・・・・供
給側ピンチローラ、１ｏ・・・・・・巻取側キャプスタ
ン軸、１１・・・・・・供給側キャプスタン軸又は固定
ガイドボスト、１２・・会会−・テンショノセンサ、１
３・・瞭・・・磁気テープ、１４・・・・・・リニアモ
ータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気テープの供給側および巻取側の両方にピンチ
   ローラを設けると共に、供給側にキャプスタン軸を設け
   、供給側ではキャプスタン軸もしくはガイドポストとテ
   ープ幅よりわずかに小さい幅を有するピンチローラとで
   、磁気テープを挾持し、巻取側ではキャプスタン軸とピ
   ンチローラとで磁気テープを圧接挾持して巻取側で磁気
   テープを駆動する様に構成し、さらに供給側において上
   記供給側ピンチローラに対向して取付けた制動装置によ
   り上記供給側ピンチローラの回転にブレーキをかける事
   により、巻取側で駆動された磁気テープにテンションを
   与えるように構成したことを特徴とする録音再生装置
2. （２）制動装置は供給側ピンチローラにリニアモータ等
   の電気装置によりブレーキをかけるように構成し、供給
   側キャプスタン軸或いは固定ガイドボストと巻取側キャ
   プスタン軸との間に配置されてループ内テンションを検
   知するテンションセンサの検出出力で上記供給側ピンチ
   ローラの回転ブレーキ力をコントロールすることにより
   ループ内テンションを一定値に制御するように構成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の録音再生
   装置。