JPS5944293B2 - プロムハロゲノベンゼンの異性化方法 - Google Patents
プロムハロゲノベンゼンの異性化方法Info
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- JPS5944293B2 JPS5944293B2 JP57056783A JP5678382A JPS5944293B2 JP S5944293 B2 JPS5944293 B2 JP S5944293B2 JP 57056783 A JP57056783 A JP 57056783A JP 5678382 A JP5678382 A JP 5678382A JP S5944293 B2 JPS5944293 B2 JP S5944293B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/35—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions not affecting the number of carbon or of halogen atoms in the reaction
- C07C17/358—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions not affecting the number of carbon or of halogen atoms in the reaction by isomerisation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プロムハロゲノベンゼンの異性化方法を目的
とする。
とする。
この種の反応は従来技術で周知である。
例えば、フランス国特許第2362807号にはl−プ
ロム一 2,4−ジクロルベンゼンを80〜180℃で
無水AlCl3のようなハロゲン化アルミニワムの存在
下に異性化させることによつてl−プロム一 3,5−
ジクロルベンゼンを製造することが記載されている。
ロム一 2,4−ジクロルベンゼンを80〜180℃で
無水AlCl3のようなハロゲン化アルミニワムの存在
下に異性化させることによつてl−プロム一 3,5−
ジクロルベンゼンを製造することが記載されている。
しかし、この方法は、その工業的実施を複雑にするよう
ないくつかの不都合を与える。実際には、第一に異性化
率が限られていることである。第二Tz所期生成物の多
くの異性体、即ち、2,3−ジクロルプロムベンゼン、
2,5−ジクロルプロムベンゼン、3,4−ジクロルプ
ロムベンゼン及び2,6−ジクロルブロムベンゼンの生
成が付随することである。ところで、工業的に有益な生
成物は、特に3,5−ジクロルアニリンを得るのを可能
ならしめるところの3,5−ジクロルプロムベンゼンで
ある。第三には、この特許の方法では不均化生成物(ジ
クロルベンゼン及びジクロルジプロムベンセン)の生成
が認められることに注目すべきである。しかして、反応
終了後には、長くて費用のかかる分離操作を必要とする
非常に複雑な混合物が存在することである。最後のあげ
るべき不都合は、反応をより良く進行できるように保持
するために必要とされる高い温度である。1963、P
.l89こ記載のMOyer.Bunnett両氏の文
献が知られている。
ないくつかの不都合を与える。実際には、第一に異性化
率が限られていることである。第二Tz所期生成物の多
くの異性体、即ち、2,3−ジクロルプロムベンゼン、
2,5−ジクロルプロムベンゼン、3,4−ジクロルプ
ロムベンゼン及び2,6−ジクロルブロムベンゼンの生
成が付随することである。ところで、工業的に有益な生
成物は、特に3,5−ジクロルアニリンを得るのを可能
ならしめるところの3,5−ジクロルプロムベンゼンで
ある。第三には、この特許の方法では不均化生成物(ジ
クロルベンゼン及びジクロルジプロムベンセン)の生成
が認められることに注目すべきである。しかして、反応
終了後には、長くて費用のかかる分離操作を必要とする
非常に複雑な混合物が存在することである。最後のあげ
るべき不都合は、反応をより良く進行できるように保持
するために必要とされる高い温度である。1963、P
.l89こ記載のMOyer.Bunnett両氏の文
献が知られている。
この文献には、液体アンモニア中カリウムアニリドの存
在下にl−プロム一 2,4−ジクロルベンゼンからl
−プロム一 3,5−ジクロルベンゼンを得ることが記
載されている。この方法で得られる収率は非常に低く(
35%)、実際には全ての工業的実施を困難にしている
。したがつて、従来技術にあつては、温和な温度条件下
で所期生成物を選択的に得ること及び取扱いが工業的に
複雑となるような溶媒を使用することなく生成物を容易
に回収することを可能ならしめるプロムハロゲノベンゼ
ンの異性化方法に対する要望があつたことがわかる。
在下にl−プロム一 2,4−ジクロルベンゼンからl
−プロム一 3,5−ジクロルベンゼンを得ることが記
載されている。この方法で得られる収率は非常に低く(
35%)、実際には全ての工業的実施を困難にしている
。したがつて、従来技術にあつては、温和な温度条件下
で所期生成物を選択的に得ること及び取扱いが工業的に
複雑となるような溶媒を使用することなく生成物を容易
に回収することを可能ならしめるプロムハロゲノベンゼ
ンの異性化方法に対する要望があつたことがわかる。
本発明はこの目的を達成するものである。
したがつて、本発明は、次式
(ここで、X1及びX2は同一又は異なつていてよく、
塩素又はふつ素原子を表わLn及びmはo以上で且つ3
以下であり、n+mの和は2又は3に等しいフのプロム
ハロゲノベンゼンにアルカリ性塩基とそのアルカリ性塩
基の陽イオンを錯化する化合物の少なくとも1種とを作
用させることを特徴とするプロムハロゲノベンゼンの異
性化方法を目的とする。
塩素又はふつ素原子を表わLn及びmはo以上で且つ3
以下であり、n+mの和は2又は3に等しいフのプロム
ハロゲノベンゼンにアルカリ性塩基とそのアルカリ性塩
基の陽イオンを錯化する化合物の少なくとも1種とを作
用させることを特徴とするプロムハロゲノベンゼンの異
性化方法を目的とする。
本発明の第一の実施態様によれば、アルカリ性塩基の陽
イオンを錯化する化合物は、環内に15〜30個の原子
を有し且つ5〜10個の−0−X単位ιここで、XはC
HR,− CHR2−又は一 CHR,− CHR4−
CR3R2−(ここで、R,,R2,R3及びR4は
同一又は異なつていてよく、水素原子又は1〜4個の炭
素原子を有するアルキル基であるフを表わし、そして−
O−X単位が基− O − CHRI− CHR2−よ
りなるときはXのうちの1個は−CHRI−CHR4−
CR3R2−であつてよい〕から構成される巨大環状ポ
リエーテルである。
イオンを錯化する化合物は、環内に15〜30個の原子
を有し且つ5〜10個の−0−X単位ιここで、XはC
HR,− CHR2−又は一 CHR,− CHR4−
CR3R2−(ここで、R,,R2,R3及びR4は
同一又は異なつていてよく、水素原子又は1〜4個の炭
素原子を有するアルキル基であるフを表わし、そして−
O−X単位が基− O − CHRI− CHR2−よ
りなるときはXのうちの1個は−CHRI−CHR4−
CR3R2−であつてよい〕から構成される巨大環状ポ
リエーテルである。
本発明の第二の実施態様によれば、アルカリ性塩基の陽
イオンを錯化する化合物は、次の一般式1a又はIb(
ここで、XはN又はPを表わし. Aは1〜3個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし
、Dは0,S又はN− R6(ここでR6は1〜6個の
炭素原子を有するアルキル基を表わすフを表わし、Rs
は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を表わμN,
m及びpは同一又は異なつていてよく、l〜5の間の数
である〕の巨大環状又は二環状化合物である。
イオンを錯化する化合物は、次の一般式1a又はIb(
ここで、XはN又はPを表わし. Aは1〜3個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし
、Dは0,S又はN− R6(ここでR6は1〜6個の
炭素原子を有するアルキル基を表わすフを表わし、Rs
は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を表わμN,
m及びpは同一又は異なつていてよく、l〜5の間の数
である〕の巨大環状又は二環状化合物である。
また、本発明の第三の実施態様によれば、アルカリ性塩
基の陽イオンを錯化する化合物は、次の一般式〔ここで
sは0以上で且つ10以下の数(0くsく10ノであり
、R7,R8,R9及びR,Oは同一又は異なつていて
よく、水素原子又は1〜4個1の炭素原子を有するアル
キル基を表わし、R,,は1〜12個の炭素原子を有す
るアルキル若しくはシクロアルキル基、フエニル基又は
−CqH2q−φ若しくはCqH2q+l−φ一基(こ
こでqは1〜12である)を表わす〕のアミンである。
基の陽イオンを錯化する化合物は、次の一般式〔ここで
sは0以上で且つ10以下の数(0くsく10ノであり
、R7,R8,R9及びR,Oは同一又は異なつていて
よく、水素原子又は1〜4個1の炭素原子を有するアル
キル基を表わし、R,,は1〜12個の炭素原子を有す
るアルキル若しくはシクロアルキル基、フエニル基又は
−CqH2q−φ若しくはCqH2q+l−φ一基(こ
こでqは1〜12である)を表わす〕のアミンである。
本発明の第四の実施態様rこよれ工アルカリ性塩基の陽
イオンを錯化する化合物は、次の一般式(ここで、rは
好ましくは約1〜約10の間であり6R12及びRl3
は同一又は異なつていてよく、l〜12個の炭素原子を
有するアルキル基を表わす)の線状ポリエーテルである
。
イオンを錯化する化合物は、次の一般式(ここで、rは
好ましくは約1〜約10の間であり6R12及びRl3
は同一又は異なつていてよく、l〜12個の炭素原子を
有するアルキル基を表わす)の線状ポリエーテルである
。
本発明の方法で用いることができる巨大環状ポリエーテ
ルは「クラウンエーテル」の一般称として知られており
、フランス国特許第2026481号に記載されている
。
ルは「クラウンエーテル」の一般称として知られており
、フランス国特許第2026481号に記載されている
。
本発明eこ用いることのできるクラウンエーテルの例と
しては、次のものをあげることができる。
しては、次のものをあげることができる。
一般式1a及びIbの巨大環状及び二環状化合物は、フ
ランス国特許第2052947号eこ記載されている。
本発明の方法の実施するのに好ましいこの種の化合物の
例としては次のものをあげることができる。一般式]の
アミンは,フランス国特許第 2450120号rこ記載されている。
ランス国特許第2052947号eこ記載されている。
本発明の方法の実施するのに好ましいこの種の化合物の
例としては次のものをあげることができる。一般式]の
アミンは,フランス国特許第 2450120号rこ記載されている。
好ましい式のアミンは、R7,R8,R,及びRlOが
水素原子又はメチル基を表わし、Rll及びsが前記の
意味を有するものである。
水素原子又はメチル基を表わし、Rll及びsが前記の
意味を有するものである。
特eこ好ましいのは、sがO以上で且つ6以下であり、
Rllがl〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
すものである。
Rllがl〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
すものである。
本発明の方法rこ用いることができる式のアミンの例と
しては、次のものをあげることができる。
しては、次のものをあげることができる。
さらrこ次のものもあげられる。好ましい式lのポリエ
ーテルは、nが1〜4であり、Rl2がl〜6個の炭素
原子を有するアルキル基を表わすものである。
ーテルは、nが1〜4であり、Rl2がl〜6個の炭素
原子を有するアルキル基を表わすものである。
本発明の範囲で用いることのできる式Iの化合物の例と
しては、次のものがあげられる。
しては、次のものがあげられる。
上記の各種の化合物は単独で又は混合物として用いるこ
とができる。
とができる。
本発明の方法eこ用いられるアルカリ性塩基は好ましく
はアルカリアミドから選ばれる。
はアルカリアミドから選ばれる。
特rこ好ましいのはナトリウムアミド、カリウムアミド
又はリチウムアミドである。本発明の方法eこ用いるこ
とができるプロムハロゲノベンゼンとしては次の化合物
をあげることができる(カツコ内はそれから得られる化
合物である)。
又はリチウムアミドである。本発明の方法eこ用いるこ
とができるプロムハロゲノベンゼンとしては次の化合物
をあげることができる(カツコ内はそれから得られる化
合物である)。
2,4−ジクロルブロムベンゼン(3,5−ジクロルブ
ロムベンゼン)、2,3−ジクロルブロムベンゼン(3
,4−ジクロルブロムベンゼン)、2,3,4−トリク
ロルブロムベンゼン(3,4,5−トリクロルブロムベ
ンゼン)、2,4−ジフルオルブロムベンゼン(3,5
−ジフルオルブロムベンゼン)、2,3−ジフルオルブ
ロムベンゼン(3,4−ジフルォルプロムベンゼン八
2,4−ジフルオル−3−クロルブロムベンゼン(3,
5−ジフルオル−4−クロルブロムベンゼン)、2,3
,4−トリフルオルブロムベンゼン(3,4,5−トリ
フルオルブロムベンゼン)。
ロムベンゼン)、2,3−ジクロルブロムベンゼン(3
,4−ジクロルブロムベンゼン)、2,3,4−トリク
ロルブロムベンゼン(3,4,5−トリクロルブロムベ
ンゼン)、2,4−ジフルオルブロムベンゼン(3,5
−ジフルオルブロムベンゼン)、2,3−ジフルオルブ
ロムベンゼン(3,4−ジフルォルプロムベンゼン八
2,4−ジフルオル−3−クロルブロムベンゼン(3,
5−ジフルオル−4−クロルブロムベンゼン)、2,3
,4−トリフルオルブロムベンゼン(3,4,5−トリ
フルオルブロムベンゼン)。
本発明は、得られる生成物を考えれば、出発物質が2,
4−ジクロルブロムベンゼン,. 2,3−ジクロルブ
ロムベンゼン又は2,4−ジフルオルブロムベンゼンの
場合tこ特rこ有益である。
4−ジクロルブロムベンゼン,. 2,3−ジクロルブ
ロムベンゼン又は2,4−ジフルオルブロムベンゼンの
場合tこ特rこ有益である。
本法は溶媒の存在下又は不存在下で実施することができ
る。
る。
前者の場合rこは、非極性で非プロトン性の又はそれほ
ど極性でない非プロトン性の溶媒、例えば、トルエン、
クロルベンゼン、テトラヒドロフラン、ジオキサン又は
エチレングリコールのジメチルエーテルが好ましくは用
いられる。本法は、好ましくはO〜60℃、特rこ好ま
しくは10〜40℃の温度で実施される。アルカリ性塩
基は、アルカリ性塩基対プロムハロゲノベンゼンのモル
比が好ましくは0.05〜1であるような量で用いられ
る。
ど極性でない非プロトン性の溶媒、例えば、トルエン、
クロルベンゼン、テトラヒドロフラン、ジオキサン又は
エチレングリコールのジメチルエーテルが好ましくは用
いられる。本法は、好ましくはO〜60℃、特rこ好ま
しくは10〜40℃の温度で実施される。アルカリ性塩
基は、アルカリ性塩基対プロムハロゲノベンゼンのモル
比が好ましくは0.05〜1であるような量で用いられ
る。
特tこ好ましくはこの比は0.05〜0.5である。ア
ルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物対プロムハロ
ゲノベンゼンのモル比は、好ましくは0.005〜0.
2である。
ルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物対プロムハロ
ゲノベンゼンのモル比は、好ましくは0.005〜0.
2である。
特eこ好ましくはモル比は0.01〜0。1である。
本発明の方法は、大気圧下で実施されるが,大気圧より
も高く又は低い圧力を本発明の範囲から除外するわけで
はない。
も高く又は低い圧力を本発明の範囲から除外するわけで
はない。
本発明を下記の実施例eこより詳述するが、これらは本
発明を何ら制限するものではない。
発明を何ら制限するものではない。
例1
2,4−ジクロルブロムベンゼンの異性化機械的攪拌颯
温度討、窒素流人口及び滴下ロード(それ自体機械的攪
拌機を備えた)を備えた500m1の四口反応器rこ、
窒素気流下′こ169yの無水クロルベンゼン..11
37の2,4−ジクロルブロムベンゼン(0.5モル)
及び8.1yのトリス(3,6−ジオキサヘブチルフア
ミン(0.025モル)を順次rこ導人する。
温度討、窒素流人口及び滴下ロード(それ自体機械的攪
拌機を備えた)を備えた500m1の四口反応器rこ、
窒素気流下′こ169yの無水クロルベンゼン..11
37の2,4−ジクロルブロムベンゼン(0.5モル)
及び8.1yのトリス(3,6−ジオキサヘブチルフア
ミン(0.025モル)を順次rこ導人する。
混合物をかきまぜてから、67のナトリウムアミドを6
7のトルエンrこ懸濁させたものを滴下ロードeこより
l時間で加えた。ナトリウムアミドを加えてからl時間
かきまぜ続け、次いで8yの塩化アンモニウムを加えて
ナトリウムアミドを中和する。次いで、この混合物を1
00cCの10%塩酸溶液で洗い、次いでデカンテーシ
ヨンし、シリカゲルで乾燥する。
7のトルエンrこ懸濁させたものを滴下ロードeこより
l時間で加えた。ナトリウムアミドを加えてからl時間
かきまぜ続け、次いで8yの塩化アンモニウムを加えて
ナトリウムアミドを中和する。次いで、この混合物を1
00cCの10%塩酸溶液で洗い、次いでデカンテーシ
ヨンし、シリカゲルで乾燥する。
クロルベンゼンを除去し、生成物を蒸留する。
このようeこして2.67のm−ジクロルベンゼン97
7のジクロルブロムベンゼン(これは78%の3,5−
ジクロルブロムベンゼンと22%の2,4−ジクロルブ
ロムベンゼンからなる)が回収された。例2〜5 2,4−ジクロルブロムベンゼンの異性化凝縮器を備え
、そして窒素気流を流した20m1の反応器rこ1.6
yのクロルベンゼン.1.13yの2,4−ジクロルブ
ロムベンゼン(5ミリモル)、017のナトリウムアミ
ド(1.3mm)を0,17のトルエン1こ懸濁させた
もの及び触媒(その濃度は5〜10モル%の間である)
を順次eこ導人する。
7のジクロルブロムベンゼン(これは78%の3,5−
ジクロルブロムベンゼンと22%の2,4−ジクロルブ
ロムベンゼンからなる)が回収された。例2〜5 2,4−ジクロルブロムベンゼンの異性化凝縮器を備え
、そして窒素気流を流した20m1の反応器rこ1.6
yのクロルベンゼン.1.13yの2,4−ジクロルブ
ロムベンゼン(5ミリモル)、017のナトリウムアミ
ド(1.3mm)を0,17のトルエン1こ懸濁させた
もの及び触媒(その濃度は5〜10モル%の間である)
を順次eこ導人する。
この混合物を20℃で所定の時間かきまぜ、次いで気相
クロマトグラフイ一1こより分析する。用いた触媒及び
反応時間eこ従つて得られた結果を表1tこ要約する。
比較例 触媒を加えないで上記のよう1こ実施する。
クロマトグラフイ一1こより分析する。用いた触媒及び
反応時間eこ従つて得られた結果を表1tこ要約する。
比較例 触媒を加えないで上記のよう1こ実施する。
3時間後の変換率はOであつた。
例 6
2,3−ジクロルブロムベンゼンの異性化凝縮器を備え
、そして窒素気流下′こして50m1の反応器vこ、6
8tのクロルベンゼン、2.26yの2,3−ジクロル
ブロムベンゼン(0.01モル)..0.22yのナト
リウムアミドを0.22yのトルエンrこ分散させたも
の及び0。
、そして窒素気流下′こして50m1の反応器vこ、6
8tのクロルベンゼン、2.26yの2,3−ジクロル
ブロムベンゼン(0.01モル)..0.22yのナト
リウムアミドを0.22yのトルエンrこ分散させたも
の及び0。
32yのトリス(3,6一ジオキサヘキシル)アミン(
0.0028モル)を続けて導人する。
0.0028モル)を続けて導人する。
この混合物を21℃で2時間かきまぜ、次いで気相クロ
マトグラフイ一eこより分析する。2,3−ジクロルブ
ロムベンゼンから3,4−ジクロルブロムベンゼン−の
異性化率は42%であり、そして反応収率は92%であ
つた。
マトグラフイ一eこより分析する。2,3−ジクロルブ
ロムベンゼンから3,4−ジクロルブロムベンゼン−の
異性化率は42%であり、そして反応収率は92%であ
つた。
例72,4−ジフルオルブロムベンゼンの異性化冷却器
と磁気攪拌機を備えた50dの反応器へ、19.37の
2,4−ジフルオルブロムベンゼン(0.1モル)、4
.6yのトルエン及び1.6tのトリス(3.6−ジオ
キサヘプチルつアミン(0.005七りを絖けて導人す
る,,この混合物を窒素雰囲気下′こ10℃rこ冷却し
、次いで0,19yのナトリワムアミド(0.005モ
ル)を0.2yのトルエンrこ懸濁させたものを力目え
る。
と磁気攪拌機を備えた50dの反応器へ、19.37の
2,4−ジフルオルブロムベンゼン(0.1モル)、4
.6yのトルエン及び1.6tのトリス(3.6−ジオ
キサヘプチルつアミン(0.005七りを絖けて導人す
る,,この混合物を窒素雰囲気下′こ10℃rこ冷却し
、次いで0,19yのナトリワムアミド(0.005モ
ル)を0.2yのトルエンrこ懸濁させたものを力目え
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、X_1及びX_2は同一又は異なつていてよ
く、塩素又はふつ素原子を表わし、n及びmは0以上で
且つ3以下であり、n+mの和は2又は3に等しい)の
ブロムハロゲノベンゼンにアルカリ性塩基とそのアルカ
リ性塩基の陽イオンを錯化する化合物の少なくとも1種
とを作用させることを特徴とするブロムハロゲノベンゼ
ンの異性化方法。 2 アルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物が、環
内に15〜30個の原子を有し且つ5〜10個の−O−
X単位〔ここで、Xは−CHR_1−CHR_2−又は
−CHR_1−CHR_4−CR_3R_2−ここで、
R_1、R_2、R_3及びR_4は同一又は異なつて
いてよく、水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基であるフを表わし、そして−O−X単位が基−
O−CHR_1−CHR_2−よりなるときはXのうち
の1個は−CHR_1−CHR_4−CR_3R_2−
であつてよい〕から構成される巨大環状ポリエーテルで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
。 3 アルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物が、次
の一般式 I a又は I b▲数式、化学式、表等がありま
す▼( I a)▲数式、化学式、表等があります▼( I
b)〔ここで、XはN又はPを表わし、 Aは1〜3個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし
、DはO、S又はN−R_6(ここでR_6は1〜6個
の炭素原子を有するアルキル基を表わす)を表わし、R
_sは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を表わし
、n、m及びpは同一又は異なつていてよく、1〜5の
間の数である〕の巨大環状又は二環状化合物である特許
請求の範囲第1項記載の方法。 4 アルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物が、次
の一般式II▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔
ここでsは0以上で且つ10以下の数(0≦s≦10)
であり、R_7,R_8,R_9及びR_1_0は同一
又は異なつていてよく、水素原子又は1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基を表わし、R_1_1は1〜12
個の炭素原子を有するアルキル若しくは2−シクロアル
キル基、フェニル基又は−CqH_2q−φ若しくはC
qH_2_q_+_1−φ−基(ここでqは1〜12で
ある)を表わす〕のアミンであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 5 アルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物▲数式
、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があ
ります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ が、次の一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(ここで、r
は約1〜約10の間であり、R_1_2及びR_1_3
は同一又は異なつていてよく、1〜12個の炭素原子を
有するアルキル基を表わす)の線状ポリエーテルである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 巨大環状ポリエーテルが ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ よりなる群から選ばれることを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の方法。 7 巨大環状又は二環状化合物が ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ よりなる群から選ばれることを特徴とする特許請求の範
囲第3項記載の方法。 8 式IIにおいてR_7,R_8,R_9及びR_1_
0が水素原子又はメチル基を表わす特許請求の範囲第4
項記載の方法。 9 式IIIにおいてsが0以上で且つ6以下であり、R
_1_1が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表
わすことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法
。 10 アミンがトリス(3,6−ジオキサヘブチル)ア
ミン及びトリス(3,6−ジオキサヘキシル)アミンよ
りなる群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲
第8又は9項記載の方法。 11 線状ポリエーテルが ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼、
▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
等があります▼、及び▲数式、化学式、表等があります
▼よりなる群から選ばれることを特徴とする特許請求の
範囲第5項記載の方法。 12 アルカリ性塩基がアルカリアミドであることを特
徴とする前記特許請求の範囲のいずれかに記載の方法。 13 用いるブロムハロゲノベンゼンが2,4−ジクロ
ルブロムベンゼン、2,3−ジクロルブロムベンゼン又
は3,5−ジフルオルブロムベンゼンであることを特徴
とする前記特許請求の範囲のいずれかに記載の方法。 14 非極性の非プロトン溶媒又はそれほど極性でない
非プロトン溶媒の存在下で実施することを特徴とする前
記特許請求の範囲のいずれかに記載の方法。 15 アルカリ性塩基対ブロムハロゲノベンゼンのモル
比が0.05〜1であることを特徴とする前記特許請求
の範囲のいずれかに記載の方法。 16 アルカリ性塩基の陽イオンを錯化する化合物対ブ
ロムハロゲノベンゼンのモル比が0.005〜0.2で
あることを特徴とする前記特許請求の範囲のいずれかに
記載の方法。 17 0〜60℃の温度で実施することを特徴とする前
記特許請求の範囲のいずれかに記載の方法。
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- 1982-04-07 CA CA000400642A patent/CA1170280A/fr not_active Expired
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6192603U (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-16 | ||
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