JPS6049609B2 - m−ジハロゲノベンゼン類の塩素化方法 - Google Patents
m−ジハロゲノベンゼン類の塩素化方法Info
- Publication number
- JPS6049609B2 JPS6049609B2 JP57168676A JP16867682A JPS6049609B2 JP S6049609 B2 JPS6049609 B2 JP S6049609B2 JP 57168676 A JP57168676 A JP 57168676A JP 16867682 A JP16867682 A JP 16867682A JP S6049609 B2 JPS6049609 B2 JP S6049609B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- amide
- formula
- dihalogenobenzenes
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/10—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
- C07C17/12—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the ring of aromatic compounds
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、m−ジハロゲノベンゼン類の塩素化ノ方法を
目的とする。
目的とする。
従来技術においては、酸性触媒を介在せしめるハロゲン
化化合物の塩素化方法が知られている。
化化合物の塩素化方法が知られている。
例えば、塩化第二鉄又は塩化アンモニウムの存在下にこ
のような基質をガス状塩素により塩素す・ることが十分
に記載されている。特に、C.A.′1110mas著
0有機化学における無水塩化アルミニウムョ(ラインホ
ールド・パブリッシング社発行)をあげることができる
。そこに述べられた条件下では芳香族核上のハロゲンの
存在は、塩素化をo−p位に配向させる。
のような基質をガス状塩素により塩素す・ることが十分
に記載されている。特に、C.A.′1110mas著
0有機化学における無水塩化アルミニウムョ(ラインホ
ールド・パブリッシング社発行)をあげることができる
。そこに述べられた条件下では芳香族核上のハロゲンの
存在は、塩素化をo−p位に配向させる。
実験的にはp位に優先的な塩素化が認められる。m−ジ
ハロゲノベンゼン誘導体については実質上4位での塩素
化が認められる。例えば、m−ジハロゲノベンゼンは主
とし1・2・4−トリクロルベンゼンを与える。2位て
の選択的な塩素化はこの経路で実施することはできない
。
ハロゲノベンゼン誘導体については実質上4位での塩素
化が認められる。例えば、m−ジハロゲノベンゼンは主
とし1・2・4−トリクロルベンゼンを与える。2位て
の選択的な塩素化はこの経路で実施することはできない
。
従来技術では、これらの化合物は、間接的な経路により
得られている。本発明者は、これらの基質の2位への直
接的な塩基化方法を発見した。
得られている。本発明者は、これらの基質の2位への直
接的な塩基化方法を発見した。
本発明は、従来技術の酸性触媒に代えて塩基性触媒を用
いるために、曲型的な塩素化反応とは完全に異なる実施
からなる。
いるために、曲型的な塩素化反応とは完全に異なる実施
からなる。
したがつて、本発明は、m−ジハロゲノベンゼン類と塩
素供与性化合物を少なくとも1種のアルカリ及び少なく
とも1種の、該アミドの陽イオンを錯化する化合物の存
在下に反応させることを特徴とするm−ジハロゲノベン
ゼン類の塩素化方法*に係る。
素供与性化合物を少なくとも1種のアルカリ及び少なく
とも1種の、該アミドの陽イオンを錯化する化合物の存
在下に反応させることを特徴とするm−ジハロゲノベン
ゼン類の塩素化方法*に係る。
本発明方法の特定の第一実施態様によれば、アミドの陽
イオンを錯化する化合物は、次の一般式〔ここでnはO
以上で且つ約10以下の整数(0〈nく10)であり、
R1、R2、3及びR4は同一又は異なていてよく、水
素原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表
わし、R5は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基
若しくはシクロアルキル基、フェニル基又は−C.nH
2m−φ若しくはCmH2m+1−φ一基(ここでmは
1〜約12である)を表わす〕の金属イオン封鎖剤てあ
る。
イオンを錯化する化合物は、次の一般式〔ここでnはO
以上で且つ約10以下の整数(0〈nく10)であり、
R1、R2、3及びR4は同一又は異なていてよく、水
素原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表
わし、R5は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基
若しくはシクロアルキル基、フェニル基又は−C.nH
2m−φ若しくはCmH2m+1−φ一基(ここでmは
1〜約12である)を表わす〕の金属イオン封鎖剤てあ
る。
また、本発明方法の特定の第二実施態様によれば、アミ
ドの陽イオンを錯化する化合物は、環内に15〜頷個の
原子を有し且つ4〜1弾位の−0−X(ここでXは−C
HR6−CHR7一又は−CHR6−CHR8−CR9
R7−であり、R6、R7、R8及びR9は同一又は異
なつていてよく、水素原子又は1〜4個の炭素原子を有
するアルキル基であり、そしてXのうちの1個は単位−
0−Xが基−0−CHR6一CHR7を含むときは−C
HR6−CHR8−CR9R7−であつてよい)から成
る巨大環状ポリエーテルである。
ドの陽イオンを錯化する化合物は、環内に15〜頷個の
原子を有し且つ4〜1弾位の−0−X(ここでXは−C
HR6−CHR7一又は−CHR6−CHR8−CR9
R7−であり、R6、R7、R8及びR9は同一又は異
なつていてよく、水素原子又は1〜4個の炭素原子を有
するアルキル基であり、そしてXのうちの1個は単位−
0−Xが基−0−CHR6一CHR7を含むときは−C
HR6−CHR8−CR9R7−であつてよい)から成
る巨大環状ポリエーテルである。
なお、上で定義した錯化用化合物の少なくとも2種類を
用いても本発明の範囲を逸脱するものはない。
用いても本発明の範囲を逸脱するものはない。
本発明において用いられるアルカリアミドは、好ましく
はナトリウムアミド、カリウムアミド及びリチウムアミ
ドよりなる群から選ばれる。
はナトリウムアミド、カリウムアミド及びリチウムアミ
ドよりなる群から選ばれる。
ナトリウムアミドが特に好ましい。塩素供与化合物は、
好ましくは、ヘキサクロルベンゼン及びペンタクロルベ
ンゼンよりなる群から選ばれる。
好ましくは、ヘキサクロルベンゼン及びペンタクロルベ
ンゼンよりなる群から選ばれる。
本発明が係るm−ジハロゲノベンゼン類は、次の一般式
■(ここで、X1及びX2は同一又は異なつていてもよ
く、そしてC1及びFよりなる群から選ばれる元素をそ
れぞれ表わし、Rl。
■(ここで、X1及びX2は同一又は異なつていてもよ
く、そしてC1及びFよりなる群から選ばれる元素をそ
れぞれ表わし、Rl。
は2位にあり得ず、そしてC1、F及び1〜6個の炭素
原子を有するアルキル基よりなる群から選ばれる基を表
わす)で表わすことができる。このような化合物の例と
しては、下記の化合物、即ち、mージクロルベンゼン、
2・4ージクロルトルエン、m−フルオルクロルベンゼ
ン、mージフルオルベンゼン、クロルー2●4ージフル
オルベンゼン、2●4ージフルオルトルエンなどがあげ
られる。
原子を有するアルキル基よりなる群から選ばれる基を表
わす)で表わすことができる。このような化合物の例と
しては、下記の化合物、即ち、mージクロルベンゼン、
2・4ージクロルトルエン、m−フルオルクロルベンゼ
ン、mージフルオルベンゼン、クロルー2●4ージフル
オルベンゼン、2●4ージフルオルトルエンなどがあげ
られる。
しかして、得られる化合物は、次の一般式■(ここでX
1、X2及びRl2は前記の意味を有する)により表わ
すことができる。
1、X2及びRl2は前記の意味を有する)により表わ
すことができる。
これらの化合物は合成中間体として有用である。
本発明は、特に、下記の化合物、即ち、1・3ージフル
オルー2・−クロルベンゼン、2●4ージフルオルー3
−クロルトルエン、2●3ージクロルフルオルベンゼン
、1◆3ージクロルー2●4ージフルオルベンゼンなど
の製造に有益である。
オルー2・−クロルベンゼン、2●4ージフルオルー3
−クロルトルエン、2●3ージクロルフルオルベンゼン
、1◆3ージクロルー2●4ージフルオルベンゼンなど
の製造に有益である。
本発明の方法の好ましい実施態様によれば、式Iにおい
て、R1、R2、R3及びR4が水素原子又はメチル基
を表わし、R5及びnが示した意味を有する少なくとも
1種の金属イオン封鎖剤が用いられる。これらの中でも
、特に、nがO以上で且6以下であり、R5が1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基を表わす金属イオン封鎖
剤を用いるのが好ましい。
て、R1、R2、R3及びR4が水素原子又はメチル基
を表わし、R5及びnが示した意味を有する少なくとも
1種の金属イオン封鎖剤が用いられる。これらの中でも
、特に、nがO以上で且6以下であり、R5が1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基を表わす金属イオン封鎖
剤を用いるのが好ましい。
例えば、下記ものがあげられる。
トリス(3−オキサブチル)アミン
N−+Cll2−CH2−0−CH3)3トリス(3−
オキサヘプチル)アミン N(C1(2−CH2−0−C4H9)3トリス(3・
6ージオキサヘプチル)アミントリス(3・6・9−ト
リオキサデシル)アミントリス(3・6ージオキサオク
チル)アミントリス(3・6・9−トリオキサウンデシ
ル)アミントリス(3・6ージオキサノニル)アミント
リス(3・6・9−トリオキサドデシル)アミントリ;
(3・6ージオキサデシル)アミントリス(3・6・9
−トリオキサトリデシル)アミン本発明の方法は、第三
の溶媒の存在下又は不存在下に実施することができる。
オキサヘプチル)アミン N(C1(2−CH2−0−C4H9)3トリス(3・
6ージオキサヘプチル)アミントリス(3・6・9−ト
リオキサデシル)アミントリス(3・6ージオキサオク
チル)アミントリス(3・6・9−トリオキサウンデシ
ル)アミントリス(3・6ージオキサノニル)アミント
リス(3・6・9−トリオキサドデシル)アミントリ;
(3・6ージオキサデシル)アミントリス(3・6・9
−トリオキサトリデシル)アミン本発明の方法は、第三
の溶媒の存在下又は不存在下に実施することができる。
溶媒が用いられる場合には、それは、好ましくは、非極
性の非プロトン溶媒又はそれほど極性でない非プロトン
溶媒、例えばベンゼン、トルエン、クロルベンゼントリ
ス(3・6・9・12−テトラオキサトリデシル)アミ
ントリス(3・6ージオキサー4−メチルヘプチル)ア
ミントリス(3・6ージオキサー2・4−ジメチルヘプ
チル)アミンこれらの金属イオン封鎖剤の製造は、フラ
ンス特許公告第245012吋に記載されている。
性の非プロトン溶媒又はそれほど極性でない非プロトン
溶媒、例えばベンゼン、トルエン、クロルベンゼントリ
ス(3・6・9・12−テトラオキサトリデシル)アミ
ントリス(3・6ージオキサー4−メチルヘプチル)ア
ミントリス(3・6ージオキサー2・4−ジメチルヘプ
チル)アミンこれらの金属イオン封鎖剤の製造は、フラ
ンス特許公告第245012吋に記載されている。
本発明方法に用いることのできる巨大環状ポリエーテル
は、。クラウンエーテルョの一般称で知られており、フ
ランス特許公告第2026481号に記載されている。
本発明に用いることができるクラウンエーテルの例とし
ては、次のものがあげられる。
は、。クラウンエーテルョの一般称で知られており、フ
ランス特許公告第2026481号に記載されている。
本発明に用いることができるクラウンエーテルの例とし
ては、次のものがあげられる。
などから選ばれる。
第三の溶媒は用いられなくてもよい。
その場合に溶媒の役割を果すのは塩素化剤である。本発
明は、アルカリアミドとm−ジハロゲノベンゼン類との
反応生成物(アルカリアミドがナトリウムアミドである
場合には下記の式により表わずことがてきる)が錯化性
化合物による陽イオンの錯化によつて反応媒体中に全部
又は一部可溶化されるという事実に基いている。
明は、アルカリアミドとm−ジハロゲノベンゼン類との
反応生成物(アルカリアミドがナトリウムアミドである
場合には下記の式により表わずことがてきる)が錯化性
化合物による陽イオンの錯化によつて反応媒体中に全部
又は一部可溶化されるという事実に基いている。
この可溶化により塩素供与体との反応が可能となり、後
者は低級同族体に変換される(例えば、ヘキサクロルベ
ンゼンが用いられるときはペンタクロルベンゼン)。
者は低級同族体に変換される(例えば、ヘキサクロルベ
ンゼンが用いられるときはペンタクロルベンゼン)。
本発明の方法によれば、アルカリアミドは、アルカリア
ミド対式■の化合物のモル比が好ましくは約0.05〜
約1であるような量で用いられる。
ミド対式■の化合物のモル比が好ましくは約0.05〜
約1であるような量で用いられる。
さらに好ましくは、この比は約0.1〜約0.5である
。塩素供与性化合物は、該化合物対式■の化合物のモル
比が好ましくは約0.3〜約1であるような量で用いら
れる。さらに好ましくは、この比は約0.7〜約1であ
る。錯体用化合物は、該化合物対式■の化合物のモル比
が好ましくは約0.01〜約0.2であるような量で用
いるられる。
。塩素供与性化合物は、該化合物対式■の化合物のモル
比が好ましくは約0.3〜約1であるような量で用いら
れる。さらに好ましくは、この比は約0.7〜約1であ
る。錯体用化合物は、該化合物対式■の化合物のモル比
が好ましくは約0.01〜約0.2であるような量で用
いるられる。
さらに好ましくは、この比は約0.03〜約0.1であ
る。反応は、一般に約−30℃〜約50′Cの温度で行
われる。
る。反応は、一般に約−30℃〜約50′Cの温度で行
われる。
周囲温度で大気圧下で実施するのが好ましい。
本発明を下記の実施例により詳述する。例1
ヘキサクロルベンゼンによる1●3ージクロルベンゼン
の塩素化磁気攪拌機を備えた10ccの反応器に、1.
5yのクロルベンゼンに溶解した1.5q0.01モル
)の1・3ージクロルベンゼン及び1.42y(0.0
05モル)のヘキサクロルベンゼンを順次に装入する。
の塩素化磁気攪拌機を備えた10ccの反応器に、1.
5yのクロルベンゼンに溶解した1.5q0.01モル
)の1・3ージクロルベンゼン及び1.42y(0.0
05モル)のヘキサクロルベンゼンを順次に装入する。
次いで0.16Vのトリス(3・6ージオキサヘプチル
)アミン(即ち1●3ージクロルベンゼンに対して0.
5モル%)を加える。混合物の温度をかきまぜながら2
0℃に保ち、0.15yのナトリウムアミドNaNH2
の50%トルエン溶液(4).002モル)を導入する
。
)アミン(即ち1●3ージクロルベンゼンに対して0.
5モル%)を加える。混合物の温度をかきまぜながら2
0℃に保ち、0.15yのナトリウムアミドNaNH2
の50%トルエン溶液(4).002モル)を導入する
。
1時間接触させた後、粗反応混合物を気相クロマトグラ
フィーにより分析する。
フィーにより分析する。
混合物の組成は次の通りであつた。
1・2・3−トリクロルベンゼン(90%)、1・2・
4−トリクロルベンゼン(5%)、1●3・5−トリク
ロルベンゼン(5%)。
4−トリクロルベンゼン(5%)、1●3・5−トリク
ロルベンゼン(5%)。
転化率は62%で、収率は88%であつた。例2
ヘキサクロルベ〕/ゼンによる1・3ージフルオルベン
ゼンの塩素化磁気攪拌機を備えた5ccの反応器に0.
57yのクロルベンゼンに溶解した0.57g(0.0
05モル)の1・3ージフルオルベンゼンと0.71ダ
(4).0025モル)のヘキサクロルベンゼンを順次
に装入する。
ゼンの塩素化磁気攪拌機を備えた5ccの反応器に0.
57yのクロルベンゼンに溶解した0.57g(0.0
05モル)の1・3ージフルオルベンゼンと0.71ダ
(4).0025モル)のヘキサクロルベンゼンを順次
に装入する。
次いで0.08ダのトリス(3・6ージオキサヘプチル
)アミン(即ち、1・3ージフルオルベンゼンについて
5モル%)を加える。反応混合物の温度をかきまぜなが
ら20℃に保つ。
)アミン(即ち、1・3ージフルオルベンゼンについて
5モル%)を加える。反応混合物の温度をかきまぜなが
ら20℃に保つ。
0.075yのナトリウムアミドNaNH2の50%ト
ルエン溶液(イ).001モル)を導入する。
ルエン溶液(イ).001モル)を導入する。
3紛接触させた後、粗反応混合物を気相クロマトグラフ
ィーにより分析する。
ィーにより分析する。
転化率は約50%であり、2・6ージフルオルクロルベ
ンゼンの収率は87%であつた。
ンゼンの収率は87%であつた。
例3
ヘキサクロルベンゼンによる1−フルオルー3−クロル
ベンゼンの塩素化磁気攪拌機を備えた10ccの反応器
に1.3Vのクロルベンゼンに溶解した1.3(0.0
1モル)の1ーフルオルー3−クロルベンゼン及び1.
42f(イ).005モル)のヘキサクロルベンゼンを
順次に装入する。
ベンゼンの塩素化磁気攪拌機を備えた10ccの反応器
に1.3Vのクロルベンゼンに溶解した1.3(0.0
1モル)の1ーフルオルー3−クロルベンゼン及び1.
42f(イ).005モル)のヘキサクロルベンゼンを
順次に装入する。
次いで0.16yのトリス(3・6ージオキサヘプチル
)アミン(即ち、1−フルオルー3−クロルベンゼンに
ついて5モル%)を加える。混合物の温度をかきまぜな
がら20℃に保つ。
)アミン(即ち、1−フルオルー3−クロルベンゼンに
ついて5モル%)を加える。混合物の温度をかきまぜな
がら20℃に保つ。
そして、0.14yのナトリウムアミドNaNH2の5
0%トルエン溶液(イ).0018モル)を導入する。
2紛接触させた後、粗反応混合物を気相クロマトグラフ
ィーにより分析する。
0%トルエン溶液(イ).0018モル)を導入する。
2紛接触させた後、粗反応混合物を気相クロマトグラフ
ィーにより分析する。
2・3ージクロルフルオルベンゼンが65%の収率で形
成された。
成された。
例4
ヘキサクロルベンゼ゛ンによる2・4ージフルオルクロ
ルベンゼンの塩素化磁気攪拌機を備えた150ccの反
応器に22.2q(イ).15モル)の2●4ージフル
オルクロルベンゼン及び28.5y(0.1モル)のヘ
キサクロルベンゼンを順次に装入する。
ルベンゼンの塩素化磁気攪拌機を備えた150ccの反
応器に22.2q(イ).15モル)の2●4ージフル
オルクロルベンゼン及び28.5y(0.1モル)のヘ
キサクロルベンゼンを順次に装入する。
次いで4.859のトリス(3・6ージオキサヘプチル
)アミン(即ち、2・4ージフルオルクロルベンゼンに
ついて5モル%)を加える。
)アミン(即ち、2・4ージフルオルクロルベンゼンに
ついて5モル%)を加える。
反応混合物の温度をかきまぜながら20℃に保つ。
そして5.8yのナトリウムアミドNaNH2の50%
トルエン溶液(イ).075モル)を導入する。2紛接
触させた後、粗反応混合物を気相クロマトグラフィーに
より分析する。
トルエン溶液(イ).075モル)を導入する。2紛接
触させた後、粗反応混合物を気相クロマトグラフィーに
より分析する。
2◆4ージフルオルー1●3ージクロルベンゼンが61
%の収率で得られた。
%の収率で得られた。
例5
ヘキサクロルベンゼンによる1・3ージフルオルベンゼ
ンの塩素化磁気攪拌機を備えた5ccの反応器に0.5
7yのクロルベンゼンに溶解した0.57y(イ).0
05モル)の1・3ージフルオルベンゼン及び0.71
y(0.0025モル)のヘキサクロルベンゼンを順次
に導入する。
ンの塩素化磁気攪拌機を備えた5ccの反応器に0.5
7yのクロルベンゼンに溶解した0.57y(イ).0
05モル)の1・3ージフルオルベンゼン及び0.71
y(0.0025モル)のヘキサクロルベンゼンを順次
に導入する。
次いで0.13ダの次式
の18C6クラウンエーテルを添加する(これは1・3
ージフルオルベンゼンに対し10モル%に相当する)。
ージフルオルベンゼンに対し10モル%に相当する)。
混合物の温度をかきまぜながら20℃に保ち、0.07
511のナトリウムアミドNaNH2の50%トルエン
溶液(4).001モル)を導入する。1時間接触させ
た後、粗反応混合物を気相クロマトグラフィーにより分
析する。
511のナトリウムアミドNaNH2の50%トルエン
溶液(4).001モル)を導入する。1時間接触させ
た後、粗反応混合物を気相クロマトグラフィーにより分
析する。
転化率は72%であり、そして2・6ージフルオルクロ
ルベンゼンの収率は84%であつた。
ルベンゼンの収率は84%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 m−ジハロゲノベンゼン類と、ヘキサクロルベンゼ
ン及びベンタクロルベンゼンよりなる群から選ばれる塩
素供与性化合物とを少なくとも1種のアルカリアミド及
び少なくとも1種の、該アミドの陽イオンを錯化する化
合物の存在下に反応させることからなり、そして前記錯
化用化合物が次の一般式 I ▲数式、化学式、表等があ
ります▼( I )〔ここでnは0以上で且つ10以下の
整数(0≦n≦10)であり、R_1、R_2、R_3
及びR_4は同一又は異なつていてよく、水素原子又は
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、R_
5は1〜2個の炭素原子を有するアルキル若しくはシク
ロアルキル基、フェニル基又は−C_mH_2_m−φ
若しくはC_mH_2_m_+_1−φ−基(ここでm
は1〜12である)を表わす〕の金属イオン封鎖剤及び
環内に15〜30個の原子を有し且つ4〜10単位の−
O−X(ここでXは−CHR_6−CHR_7−又は−
CHR_8−CR_9R_7−であり、R_6、R_7
、R_8及びR_9は同一又は異なつていてよく、水素
原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり
、そしてXのうちの1個は単位−O−Xが基−O−CH
R_6−CHR_7−を含むときは−CHR_6−CH
R_8−CR_9R_7−であってよい)から成る巨大
環状ポリエーテルよりなる群から選ばれることを特徴と
するm−ジハロゲノベンゼン類の塩素化方法。 2 式( I )においてR_1、R_2、R_3、及び
R_4が水素原子又はメチル基を表わすことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 式( I )においてnが0以上で且つ6以下である
整数であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 4 式( I )においてR_5が1〜4個の炭素原子を
有するアルキル基を表わす特許請求の範囲第1項記載の
方法。 5 式( I )の金属イオン封鎖剤がトリス(3・6−
ジオキサヘプチル)アミンである特許請求の範囲1項記
載の方法。 6 巨大環状ポリエーテルが ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、
表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼
▲数式、化学式、表等があります▼よりなる群から選ば
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
。 7 非極性の非プロトン溶媒又はそれほど極性でない非
プロトン溶媒の存在下に行なうことを特徴とする特許請
求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8 溶媒がクロルベンゼン、ベンゼン及びトルエンより
なる群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第
7項記載の方法。 9 アルカリアミドがナトリウムアミド又はカリウムア
ミドであることを特徴とする特許請求の範囲第1〜8項
のいずれかに記載の方法。 10 アルカリアミド対m−ジハロゲノベンゼン類のモ
ル比が約0.05〜約1の間であるような量でアルカリ
アミドを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
9項のいずれかに記載の方法。 11 塩素供与性化合物対m−ジハロゲノベンゼン類の
モル比が約0.3〜約1の間であるような量で塩素供与
性化合物を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
〜10項のいずれかに記載の方法。 12 アミドの陽イオンを錯化する化合物対m−ジハロ
ゲノベンゼン類のモル比が好ましくは約0.1〜約1で
あるような量で該錯化用化合物を用いることを特徴とす
る特許請求の範囲第1〜11項のいずれはい記載の方法
。 13 約−30℃〜約50℃の温度で実施することを特
徴とする特許請求の範囲第1〜12項のいずれかに記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR81.18585 | 1981-10-02 | ||
FR8118585A FR2513991A1 (fr) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | Procede de chloration de metadihalogenobenzenes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874625A JPS5874625A (ja) | 1983-05-06 |
JPS6049609B2 true JPS6049609B2 (ja) | 1985-11-02 |
Family
ID=9262686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57168676A Expired JPS6049609B2 (ja) | 1981-10-02 | 1982-09-29 | m−ジハロゲノベンゼン類の塩素化方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4417081A (ja) |
EP (1) | EP0076718B1 (ja) |
JP (1) | JPS6049609B2 (ja) |
AT (1) | ATE9320T1 (ja) |
BR (1) | BR8205729A (ja) |
CA (1) | CA1182844A (ja) |
DE (1) | DE3260733D1 (ja) |
FR (1) | FR2513991A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8716587D0 (en) * | 1987-07-14 | 1987-08-19 | Shell Int Research | Preparing thiophene derivatives |
US5235020A (en) * | 1991-12-31 | 1993-08-10 | Amoco Corporation | Process for preparation of poly(aryl ether) polymers by acyclic catalysts |
DE4445548A1 (de) * | 1994-12-20 | 1996-06-27 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von 3-Fluor-4,6-dichlortoluol |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2843637A (en) * | 1952-09-23 | 1958-07-15 | Ethyl Corp | Manufacture of tetrachlorobenzene |
US4205014A (en) * | 1978-01-16 | 1980-05-27 | The Dow Chemical Company | Process for 1,2,4,5-tetrachlorobenzene |
US4186153A (en) * | 1978-01-16 | 1980-01-29 | The Dow Chemical Company | Process for 1,2,4,5-tetrachlorobenzene |
-
1981
- 1981-10-02 FR FR8118585A patent/FR2513991A1/fr active Granted
-
1982
- 1982-09-20 DE DE8282401695T patent/DE3260733D1/de not_active Expired
- 1982-09-20 EP EP82401695A patent/EP0076718B1/fr not_active Expired
- 1982-09-20 AT AT82401695T patent/ATE9320T1/de not_active IP Right Cessation
- 1982-09-29 JP JP57168676A patent/JPS6049609B2/ja not_active Expired
- 1982-09-30 BR BR8205729A patent/BR8205729A/pt unknown
- 1982-09-30 US US06/428,451 patent/US4417081A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-10-01 CA CA000412663A patent/CA1182844A/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0076718A1 (fr) | 1983-04-13 |
CA1182844A (fr) | 1985-02-19 |
BR8205729A (pt) | 1983-09-06 |
JPS5874625A (ja) | 1983-05-06 |
FR2513991B1 (ja) | 1983-12-09 |
ATE9320T1 (de) | 1984-09-15 |
US4417081A (en) | 1983-11-22 |
DE3260733D1 (en) | 1984-10-18 |
EP0076718B1 (fr) | 1984-09-12 |
FR2513991A1 (fr) | 1983-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Wiehn et al. | Electrophilic trifluoromethylation of arenes and N-heteroarenes using hypervalent iodine reagents | |
Wang et al. | A Unified Strategy for Arylsulfur (VI) Fluorides from Aryl Halides: Access to Ar‐SOF3 Compounds | |
US20070276168A1 (en) | Method For Preparation Of A Fluoroaromatic Compound From An Aminoaromatic Compound | |
JPS61172837A (ja) | 核ハロゲン化置換ベンゼン類の製造方法 | |
Lothian et al. | ipso-Fluorination of aryltrimethylsilanes using xenon difluoride | |
Zupan | Fluorination with xenon difluoride; Part IX. Reaction with phenylsubstituted sulphides | |
Correia | A triphasic brominating/oxidizing system | |
WO2001081274A1 (en) | Process for producing substituted aromatic compound | |
JPS6049609B2 (ja) | m−ジハロゲノベンゼン類の塩素化方法 | |
Liu et al. | The mechanism of titanium complex-catalyzed reduction of aryl halides by sodium borohydride is strongly solvent dependent | |
EP0471755B1 (en) | N-fluoropyridinium pyridine heptafluorodiborate | |
JPS5824430B2 (ja) | フルオルベンゾニトリル類の製造方法 | |
EP0155093B1 (en) | Method for production of fluorine-containing aromatic derivative | |
JPS6324980B2 (ja) | ||
JPS606924B2 (ja) | 含窒素有機化合物のn−アルキル化方法 | |
Bardin et al. | Fluorination of trimethylsilylfluoro-and trimethylsilyltetrafluorobenzenes with xenon difluoride | |
Zupan et al. | Fluorination with xenon difluoride. Reaction with halogenated hydrocarbons | |
JPWO2015050229A1 (ja) | フッ素化剤 | |
Delaney et al. | Solvent effects in the chlorination of tetrahydrothiophens with N-chlorosuccinimide | |
JPH0262832A (ja) | トリフルオロメチル誘導体の製造方法 | |
JP2002003427A (ja) | 置換芳香族化合物の製造方法 | |
Zhu et al. | Chemical transformation of bis ((perfluoroalkyl) sulfonyl) methanes and 1, 1, 3, 3‐tetraoxopolyfluoro‐1, 3‐dithiaycloalkanes | |
Naquib et al. | Kinetic study of the halogenation of imidazolidin-4-one derivatives | |
US5648570A (en) | Process for preparing substituted chloroaromatics | |
Angres et al. | Reaction of lithium naphthalenide with quaternary ammonium salts |