JPS594353B2

JPS594353B2 - エレベ−タ乗場の案内表示装置

Info

Publication number: JPS594353B2
Application number: JP1195676A
Authority: JP
Inventors: 照男竹内
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1976-02-06
Filing date: 1976-02-06
Publication date: 1984-01-28
Also published as: JPS5295449A

Description

【発明の詳細な説明】この発明はエレベータ乗場にかごの到着を案内表示する
装置の改良に関するものである。

エレベータ乗場には、各かごの乗場ごとに、かごの到着
とその運転方向を表示する到着予報灯が設置されている
。

そのため、エレベータの利用者はエレベータの乗場に来
るまで、かごの運転方向を知ることはできなかった。

、したがって、乗客は急いでエレベータの乗場へ赴き、
自分の行きたい方向のかごがいるかどうかを探さなけれ
ばならなかった。

この発明は上記欠点を改良するもので、エレベータの利
用者が無用に急いで乗場へ行かなくても、自分の行きた
い方向のかごがいるかどうかを早目に知ることができる
ようにしたエレベータ乗場の案内表示装置を提供するこ
とを目的とする。

以下、第１図〜第４図によりこの発明の一実施例を説明
する。

第１および第２図に示す一群のエレベータは３台のかと
ａ”’−ｃおよび３台のかごｄ−ｆが、互いに対面配置
されている。

ｇは上記一群のＸ、Ｖベータの側方に位置する通路（ま
たは玄関ロビー）、ｈは通路に面した壁、６Ｇ、６Ｈは
壁りに設置されたかとａ ”−” ｆの共通到着予報灯
の上り灯および下り灯（後述）である。

なお、各かごａ ” ｆの出入口上部には周知のかご別
到着予報灯が設置されている。

そのうち第２図にはかとａｙｂの到着予報灯の上り灯お
よび下り灯６Ｅ１，６Ｆ１．６Ｅ２゜６Ｆ２だけが示さ
れている。

第３図中、（ト）、に）は直流電源、ＩＡａ〜６Ａａは
それぞれ１〜６階のエレベータ乗場で上り呼びが登録さ
れたとき閉成する上り呼び登録リレー接点、２Ｂａ〜７
Ｂａは同じく２〜７階の下り呼び登録リレー接点、ＩＣ
ａ〜７Ｃａはかごａ−ｆ内で１〜７階のかご呼びが登録
されたとき閉成するかと呼び登録リレー接点、１Ｄａ〜
６Ｄａ、２Ｄｂ〜７Ｄｂ１１Ｄｃ〜７Ｄｃはそれぞれか
とａ −ｆが符号の数字に相当する階に接近したとき閉
成するかご位置接点（例えば接点２Ｄｂは２階に、接点
６Ｄａは６階に接近したとき閉成する。

）、１０ａはかとａ−ｆが上昇運転のとき閉成する上昇
運転リレー接点、１１ａは同、しく下降運転リレー接点
、１２は付勢されるかとａ＝ｆに停止指令を発する停止
指令リレーで、１２ａはその常開接点、１３ａはかとａ
＝ｆが走行中は閉成しており停止後一定時限（例え
ば４秒）経過すると開放する限時動作形の戸開時間設定
用時限リレー接点である。

なお、第３図の回路は各かごａ”−ｆごとに設けられて
いる。

第４図中、符号の末尾に「１」を付したものはかとａ用
、「２」を付したものはかとｂ用、「１」「２」を付し
てい々いものは、かごａ”−ｆに共用のものを示す。

ＩＤｄ１〜６Ｄｄ１はかごａがそれぞれ１〜６階に接近
したとき閉成するかご位置接点、１Ｄｄ２〜６Ｄｄ２は
同じくかごｂに対する１〜６階のかご位置接点、２Ｄ０
１〜７Ｄｅ、はかごａに対する２〜７階のかご位置接点
、２Ｄｅ２〜７Ｄｅ２は同じくかごｂに対する２〜７階
のかご位置接点、１Ｅ１〜６Ｅ１はそれぞれ１〜６階の
かごａの乗場出入口に設けられたかご別到着予報灯の上
り灯、１Ｅ２〜６Ｅ２は同じくかごｂに対するかご別到
着予報灯の下り灯、２Ｆ１〜７Ｆ１はそれぞれ２〜７階
のかごａに対するかご別到着予報灯の下り灯、２Ｆ２〜
７Ｆ２は同じくかごｂに対するかご別到着予報灯の下り
灯、１Ｇ〜６Ｇはそれぞれ１〜６階の共通到着予報灯の
上り灯、２２Ｈ〜７Ｈは同じく下り灯、１０ｂ、、
１０ｂ２は第３図の接点１０ａと同様の動作をするかご
ａおよびかごｂ用上昇運転リレー接点、１１ｂ□。

１１ｂ２は同じく接点１１ａと同様の動作をするかごａ
およびかごｂ用下降運転リレー接点、１２ｂ、、１２ｂ
２は第３図の接点１２ａと同様の動作をするかごａおよ
びかごｂ用停止指令リレー接点、Ｄａ□〜Ｄ１１、Ｄａ
２〜ＤＩ□はそれぞれダイオードである。

なお、第４図はかごａおよびかごｂについて示したが、
他のかごｃ”＝ｆについても同様に構成されている。

次に、この実施例の動作について説明する。

今、６階の乗場上り呼びが登録されているとすると、接
点６Ａａは閉成している。

かごａの運転方向が上昇方向であると、接点１０ａ、１
０ｂ１は閉成している。

かごａが６階に接近すると接点６Ｄａは閉成するので、
（−１−）６Ａａ−６Ｄａ−１０ａ−１２−←）の回路
で停止指令リレー１２は付勢され、接点１２ａの閉成に
より自己保持する。

（接点１３ａは走行中閉成している。

）また、接点１２ｂ１も閉成する。

同時に接点６Ｄｄ□も閉成するので、（−１−）−１２
ｂ、 −１０ｂ、 −６Ｄｄ１−６Ｅ１−に）の回路に
より、かごａの到着予報灯の上り灯（３Ｅ、は点灯する
。

同時に（ト）−１２ｂ１−１０ｂ１−６Ｄｄ１−Ｄｆｌ
−６Ｇ−←）の回路により、この群のエレベータの共通
到着予報灯の上り灯６Ｇも点灯する。

上り灯６Ｇは第２図に示すよう１テ、エレベータ乗場に
近い通路に面して設置されているから、エレベータ利用
者は乗場に来る前に、上り方向のかごが到着しつ＼ある
ことを知ることができる。

上記説明ではかごａが６階に到着する場合を示しだが、
他のかごｂ＝ｃのいずれが到着する場合でも、上り灯６
Ｇは点灯することは明白である。

かごａが６階に到着すると、戸は開き一定時間開放して
いる。

上記時間が満了して接点１３ａが開放すると、停止指令
リレー１２は消勢され接点１２ａは開放する。

同時に接点１２ｂ１も開放し上り灯６Ｅ１および上り
灯６Ｇは消灯する。

また、このとき戸閉指令が発せられかごａは戸を閉じて
出発する。

他の階においても同様である。

第５図はこの発明の他の実施例を示し、図は第４図のう
ち６階分だけを代表的に示しである。

他は第１〜第３図と同様である。

図中、１２ｃ１．１２ｃ２は第３図の停止指令リレー接
点１２ａと同様の動作をするかごａおよびかごｂ用停止
指令リレー接点、１４Ｌ１４２はそれぞれかごａお
よびかごｂが走行中は閉成し停止すると開放する走行リ
レー接点、１５１゜１５２はかごａおよびかごｂに対応
する共通到着予報灯消灯リレーで１５１ａ、１５２ａ
はそれぞれその常開接点である。

なお、他のかごｃ”ｆについても同様に構成されている
。

かごａの走行中、接点１４１は閉成している停止指令リ
レー１２が付勢され、接点１２ｃ１が閉成すると、（ト
）−１２ｃ１−１４１−１５１−（へ）の回路により消
灯リレー１５１は付勢され接点１５１ａは閉成する。

これで、←’）−１２ｂ１−１０ｂ、−６Ｄｄ１−６Ｅ
１−←）の回路により、上り灯６Ｅ１は点灯する。

まだ、（＋−）７−１２ｂ、 −１０ｂ、６Ｄｄ
１−１５１ａ−Ｄｆｌ−６Ｇ −←）の回路により上
り灯６Ｇは点灯する。

かごａが６階に到着して停止すると、接点１４１は開放
するので消灯リレー１５１は消勢され、接点１５・１ａ
は開放する。

これにより、上り灯６Ｇは消灯する。しかし、上り灯６
Ｅ１は点灯を続け、第４図に説明したように、かご出発
前に消灯する。

このように、共通到着予報灯６Ｇはかご別到着予報６Ｅ
。

よりも早目に消灯して、利用者に知らせる。

その結果、点灯している共通到着予報灯６Ｇを見た利用
者がまだ間に合うと思って乗場に到着したとき、かごが
出発してしまうというような不具合を少なくすることが
できる。

なお、共通到着予報灯１Ｇ〜６Ｇ、２Ｈ〜７Ｈの代わり
に、音声放送によることも可能である。

例えば「上り方向のエレベータが到着します」、「下り
方向のエレベータが到着します」等を放送するようにし
てもよい。

以上説明したとおりこの発明は、一群のかごのそれぞれ
の乗場にかご別到着予報灯を設けるとともに、乗場に至
る手前の場所に上記一群のかごに共通な共通到着予報灯
を設け、点灸丁したかご別到着予報灯の方向を表示する
ようにしたので、エレベータの利用者は無用に急いで乗
場へ行かなくても、自分の行きだい方向のかごが到着す
るかどうかを早目に知ることができる。

また、共通到着予報灯をかご別到着予報灯よりも早目に
消灯するようにしたので、点灯している共通到着予報灯
を見た利用者は、かごの出発を早目に知り、無用に急ぐ
ことを中止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエレベータ乗場の案内装置の一
実施例を示す平面図、第２図は第１図の斜視図、第３お
よび第４図はこの発明の回路図、第５図はこの発明の他
の実施例を示す第４図相当回路図である。ａ −ｆ・・・かご、ｇ・・・通路、ｈ・・・壁、ＩＡ
ａ〜６Ａａ・・・１〜６階上り呼び登録リレー接点、２
Ｂａ〜７Ｂａ・・・２〜７階の下り呼び登録リレー接点
、ＩＣａ〜７Ｃａ・・・１〜７階かと呼び登録リレー接
点、１Ｄａ〜６Ｄａ・・・１〜６階かご位置接点、２Ｄ
ｂ〜７Ｄｂ・・・２〜７階かご位置接点、ＩＤｃ〜７Ｄ
ｃ・・・１〜７階かご位置接点、１Ｄｄ□〜６Ｄｄ、、
１Ｄｄ２〜６Ｄｄ２・・・かごａおよびｂ用１〜６階か
ご位置接点、２Ｄｅ１〜７Ｄｅ１．２Ｄｅ２〜７Ｄｅ２
・・・同左２〜７階かご位置接点、１Ｅ１〜６Ｅ７．１
Ｅ２〜６Ｅ２・・・かごａおよびｂ用１〜６階かと別到
着予報灯の上り灯、２Ｆ１〜７Ｆ１．２Ｆ２〜７Ｆ２・
・・同左２〜７階かと別到着予報灯の下り灯、１Ｇ〜６
Ｇ・・・１〜６階共つ酵１］着予報灯の上り灯、２Ｈ〜
７Ｈ・・・同左下り灯、１０ａ、１０ｂ１．１０ｂ２−
・・上昇運転リレー接点、１１ａ、１１ｂ１．１１ｂ２
−・・下降運転リレー接点、１２・・・停止指令リレー
、１３ａ・・・戸開時間設定用時限リレー接点、Ｄａ、
〜Ｄ１１、Ｄａ２〜ＤＩ□・・・ダイオード。なお、図中同一部分は同一符号により示す。

Claims

【特許請求の範囲】１一群のかごのそれぞれの乗場に設けられ上記各かごの
到着とその運転方向をそれぞれ点灯予報するかご別到着
予報灯、及び上記乗場に至る手前の場所に上記一群のか
ごに対し共通に設けられ上記かと別到着予報灯のいずれ
かが点灯したときその方向と同じ方向を点灯表示する共
通到着予報灯を備えてなるエレベータ乗場の案内表示装
置。２一群のかごのそれぞれの乗場に設けられ上記各かごの
到着とその運転方向をそれぞれ点灯予報するかご別到着
予報灯、及び上記乗場に至る手前の場所に上記一群のか
ごに対し共通に設けられ上記かと別到着予報灯のいずれ
かが点灯したときその方向と同じ方向を点灯表示し、上
記かと別到着予報灯の消灯時期よりも早目に消灯する共
通到着予報灯を備えて々るエレベータ乗場の案内表示装
置。