JPS5943235Y2 - 密閉容器 - Google Patents
密閉容器Info
- Publication number
- JPS5943235Y2 JPS5943235Y2 JP4310581U JP4310581U JPS5943235Y2 JP S5943235 Y2 JPS5943235 Y2 JP S5943235Y2 JP 4310581 U JP4310581 U JP 4310581U JP 4310581 U JP4310581 U JP 4310581U JP S5943235 Y2 JPS5943235 Y2 JP S5943235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- groove
- ring
- edge
- elastic ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、身１をポリプロピレンその他の硬質合成樹脂
或はステンレススチール、ホーロー引き鋼板、アルミニ
ウム等の硬質材料で作り、またふた２をポリエチレン樹
脂等のや工軟質の材料で作り、そのふた２の裏面の周縁
に沿って形成した溝３を、身１の縁４にはめる密閉容器
に関するものである。
或はステンレススチール、ホーロー引き鋼板、アルミニ
ウム等の硬質材料で作り、またふた２をポリエチレン樹
脂等のや工軟質の材料で作り、そのふた２の裏面の周縁
に沿って形成した溝３を、身１の縁４にはめる密閉容器
に関するものである。
この種の容器は、食品容器として広く用いられており、
その身１とふた２の嵌合を確実にするため、一般に身１
の縁４を、玉縁状に肉厚に形成しふた２の溝３の横断面
形状を、上記縁４に合うように奥広がりに形成している
。
その身１とふた２の嵌合を確実にするため、一般に身１
の縁４を、玉縁状に肉厚に形成しふた２の溝３の横断面
形状を、上記縁４に合うように奥広がりに形成している
。
上記溝３と縁４との嵌合密封性を良くするため、溝３の
周囲の肉厚を厚くしたものがあるが、硬くてふた２を脱
着しにくい。
周囲の肉厚を厚くしたものがあるが、硬くてふた２を脱
着しにくい。
反対に肉薄にすると脱着は容易になるけれども密封性が
悪くなる。
悪くなる。
またふた２はＪＰ′−軟質の材料で作られているから、
長期間使用していると、溝３の周囲のくびれ部分Ａに亀
裂が入り、遂には切れることがある。
長期間使用していると、溝３の周囲のくびれ部分Ａに亀
裂が入り、遂には切れることがある。
本考案は、玉縁状に形成した身の開口縁に合うようにふ
たの溝を奥広がりに形成し、且つふたの溝の外周囲の肉
厚をふたが脱着しやすいように薄くするとともに、薄肉
にした結果により低下した身の開口縁部位の密封力を、
弾性作用をする環のふた溝部外周への装着によって向上
させることを目的とするもので、ふた２の溝３の外側に
、内方に向って収縮傾向の弾性を持った環５を配置した
ことを要旨とする。
たの溝を奥広がりに形成し、且つふたの溝の外周囲の肉
厚をふたが脱着しやすいように薄くするとともに、薄肉
にした結果により低下した身の開口縁部位の密封力を、
弾性作用をする環のふた溝部外周への装着によって向上
させることを目的とするもので、ふた２の溝３の外側に
、内方に向って収縮傾向の弾性を持った環５を配置した
ことを要旨とする。
第１図は、弾性環５を溝３の外側にはめた実施例で、例
えば第２図のように、溝３の外側壁の外側に形成した溝
６にはまっている。
えば第２図のように、溝３の外側壁の外側に形成した溝
６にはまっている。
第３図は、弾性環５を溝３の外側壁内に埋込んだ実施例
で、その第３図および第４図の小穴７は、弾性環５をふ
た２に埋込成形する際、弾性環５を位置決めするための
治具のピンが位置していた跡である。
で、その第３図および第４図の小穴７は、弾性環５をふ
た２に埋込成形する際、弾性環５を位置決めするための
治具のピンが位置していた跡である。
この小穴７は後から埋めてもよい。第５図、第６図およ
び第７図は、本考案において使用する弾性環５の各実施
例を示したもので、第５図例は、平帯状の環の一部に、
Ｕ字形乃至Ω形の屈曲部５１を設けて弾性を与えている
。
び第７図は、本考案において使用する弾性環５の各実施
例を示したもので、第５図例は、平帯状の環の一部に、
Ｕ字形乃至Ω形の屈曲部５１を設けて弾性を与えている
。
第６図例は、環５の一部を切断し、その切断個所の一方
の端５２を、他端５３の穴５４にくぐらせて局長の伸動
を可能にしている。
の端５２を、他端５３の穴５４にくぐらせて局長の伸動
を可能にしている。
第１図は線材で作った環５の一部５５を８字形にひｔａ
って弾性を与えたものである。
って弾性を与えたものである。
上記第５〜７図示の弾性環５は、その材料には金属９合
成樹脂、グラスファイバー等のふた２とは異種材料があ
るが、熱を加えての埋込成形にあたっては、合成樹脂や
グラスファイバーよりも金属例えば鋼線またはステンレ
スを用いるのが好マしい。
成樹脂、グラスファイバー等のふた２とは異種材料があ
るが、熱を加えての埋込成形にあたっては、合成樹脂や
グラスファイバーよりも金属例えば鋼線またはステンレ
スを用いるのが好マしい。
特に第５図の屈曲部５１−？、第６図の一部を切断した
環の一力のかぎ形鋼５２を他端５３の穴５４にくぐらせ
て係止させて局長の伸縮を可能にしたもの、さらに第７
図の線材で作った環の一部を８字形にひねって弾性を与
えるものには金属が適することば言うまでもない。
環の一力のかぎ形鋼５２を他端５３の穴５４にくぐらせ
て係止させて局長の伸縮を可能にしたもの、さらに第７
図の線材で作った環の一部を８字形にひねって弾性を与
えるものには金属が適することば言うまでもない。
これによってその伺れもふた２の溝３の外側に嵌着、或
は溝３の外側壁に七−ルド可能である。
は溝３の外側壁に七−ルド可能である。
本考案は密閉容器において、そのふた２の開口縁に嵌合
する溝３の外周側に、内方に向って収縮傾向の弾性を有
する、換言すれば縮径作用をする環５が配置されている
から、このふた２を身１の縁４にはめると、溝３の外側
壁が常時内方に押されて縁４によく密着し密封性が高い
。
する溝３の外周側に、内方に向って収縮傾向の弾性を有
する、換言すれば縮径作用をする環５が配置されている
から、このふた２を身１の縁４にはめると、溝３の外側
壁が常時内方に押されて縁４によく密着し密封性が高い
。
すなわち、本考案は、弾性環５は、その環の一部に弥生
発生部（５１，５２〜５４．５４ｔ、５５）を形成して
ゆとりを持たせであるから、金属でリング本体を作って
埋込成形しても、ふたの脱着の際外力への多少の拡開作
用も働くのでふたの取外しが容易であるとともに、縮径
作用によって閉蓋したとぎは、前記弾性環が密封性を与
えるので、その弾性環５の内側に当る側壁のくびれ部分
Ａを肉薄に形成しても高い密封性が得られる。
発生部（５１，５２〜５４．５４ｔ、５５）を形成して
ゆとりを持たせであるから、金属でリング本体を作って
埋込成形しても、ふたの脱着の際外力への多少の拡開作
用も働くのでふたの取外しが容易であるとともに、縮径
作用によって閉蓋したとぎは、前記弾性環が密封性を与
えるので、その弾性環５の内側に当る側壁のくびれ部分
Ａを肉薄に形成しても高い密封性が得られる。
そして上記のようにくびれ部分Ａが薄いとふた２の脱着
が容易であり、そのくびれ部分Ａは弾性環５によって補
強される形となるから長期間使用しても破断のおそれは
ないもので、密閉容器の改良として実用的効果がある。
が容易であり、そのくびれ部分Ａは弾性環５によって補
強される形となるから長期間使用しても破断のおそれは
ないもので、密閉容器の改良として実用的効果がある。
なお本考案は、図示の円形容器のみに限らず、だ円形、
角形等の容器にも実施可能でるる。
角形等の容器にも実施可能でるる。
また、身１０縁４は第２．４図の玉縁のほか単なる肉厚
外の縁とし、これに合致する溝をふた２に形成しても弾
性環５によって密封性は保持される。
外の縁とし、これに合致する溝をふた２に形成しても弾
性環５によって密封性は保持される。
第１図は本考案を実施した密閉容器の斜面図、第２図は
、第１図の容器の身とふたの嵌合状態を示す拡大横断面
図、第３図は他の実施例のふたの斜面図、第４図は第３
図例のふたと身の嵌合状態を示す拡大横断面図、第５図
、第６図、第７図は本考案に使用する弾性環の異なる実
施例を示す斜面図◇ １・・・・・・身、２・・・・・・ふた、３・・・・・
・溝、４・・・・・・縁、５・・・・・・弾性環。
、第１図の容器の身とふたの嵌合状態を示す拡大横断面
図、第３図は他の実施例のふたの斜面図、第４図は第３
図例のふたと身の嵌合状態を示す拡大横断面図、第５図
、第６図、第７図は本考案に使用する弾性環の異なる実
施例を示す斜面図◇ １・・・・・・身、２・・・・・・ふた、３・・・・・
・溝、４・・・・・・縁、５・・・・・・弾性環。
Claims (1)
- 硬質材料製の身と、ＪＰ〜軟質材料製のふたとから成り
、身の開口縁に嵌合する溝をふたの裏面の周縁に沿って
形成した密閉容器において、身の玉縁状の開口縁に嵌合
するふたの溝を奥広がりにするとともに、七のふた溝の
外周囲を薄肉に形成し、前記ふたの薄肉外側周囲に内方
に向かって収縮傾向の弾性を有し、且つふたとは異種材
料の環を装着したことを特徴とする密閉容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310581U JPS5943235Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 密閉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310581U JPS5943235Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 密閉容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57156451U JPS57156451U (ja) | 1982-10-01 |
| JPS5943235Y2 true JPS5943235Y2 (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=29840102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4310581U Expired JPS5943235Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | 密閉容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943235Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015164861A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-09-17 | 信越ポリマー株式会社 | 揮散剤用容器 |
-
1981
- 1981-03-27 JP JP4310581U patent/JPS5943235Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57156451U (ja) | 1982-10-01 |
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