JPS5943004B2 - 方向性結合器 - Google Patents
方向性結合器Info
- Publication number
- JPS5943004B2 JPS5943004B2 JP11742677A JP11742677A JPS5943004B2 JP S5943004 B2 JPS5943004 B2 JP S5943004B2 JP 11742677 A JP11742677 A JP 11742677A JP 11742677 A JP11742677 A JP 11742677A JP S5943004 B2 JPS5943004 B2 JP S5943004B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- directional coupler
- terminal
- terminals
- bias
- impedance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/12—Coupling devices having more than two ports
- H01P5/16—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
Landscapes
- Microwave Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、1/4波長の平行線路からなる方向性結合器
に関するものである。
に関するものである。
第1図は従来の方向性結合器を示し、λ/4(λ−波長
)の長さに亘って、間隔Sでもって平行に線路を配置し
たもので、所謂クオドラチャー力向性結合器と称される
ものであり、端子1からの入射波は、端子2と端子3と
に分配され、端子4には殆んど出力が現われないもので
、端子2と端子3への分配比率は間隔Sで決まるもので
ある。
)の長さに亘って、間隔Sでもって平行に線路を配置し
たもので、所謂クオドラチャー力向性結合器と称される
ものであり、端子1からの入射波は、端子2と端子3と
に分配され、端子4には殆んど出力が現われないもので
、端子2と端子3への分配比率は間隔Sで決まるもので
ある。
第2図は平行線路の中央部で互に絶縁して交叉させた従
来の方向性結合器を示し、端子1′からの入射波は、端
子3′と端子4′とに分配され、端子2′には現われな
いようになっている。
来の方向性結合器を示し、端子1′からの入射波は、端
子3′と端子4′とに分配され、端子2′には現われな
いようになっている。
第3図は第2図に示す方向性結合器を用いた増幅回路を
示すもので、方向性結合器5の端子7への入射波は端子
8,9に分配されて増幅器10゜11にそれぞれ加えら
れ、増幅出力は方向性結合器6により合成されて端子1
6から出力される。
示すもので、方向性結合器5の端子7への入射波は端子
8,9に分配されて増幅器10゜11にそれぞれ加えら
れ、増幅出力は方向性結合器6により合成されて端子1
6から出力される。
増幅器10.11を動作させる為に直流バイアスがイン
ピーダンス12〜15を介してそれぞれ加えられており
、又増幅器10,11の入出力インピーダンス特性は余
り良いものではないが、反射波等は端子17.18に接
続した終端抵抗19゜20により吸収され、端子7,1
6からみた増幅回路は、方向性結合器5,6を用いたこ
とによってインピーダンス特性が改善されることになる
。
ピーダンス12〜15を介してそれぞれ加えられており
、又増幅器10,11の入出力インピーダンス特性は余
り良いものではないが、反射波等は端子17.18に接
続した終端抵抗19゜20により吸収され、端子7,1
6からみた増幅回路は、方向性結合器5,6を用いたこ
とによってインピーダンス特性が改善されることになる
。
しかし、この増幅回路を広帯域化するには、増幅器10
.liに直流バイアスを供給する為のインピーダンス1
2〜15を、広帯域に亘り高インピーダンスとする必要
があるが、実際には実現するのが困難である。
.liに直流バイアスを供給する為のインピーダンス1
2〜15を、広帯域に亘り高インピーダンスとする必要
があるが、実際には実現するのが困難である。
又方向性結合器5,6に於いて、端子7と端子17との
間及び端子16と端子18との間はそれぞれアイソレー
ションがとれているので、端子17.18のインピーダ
ンスの影響は、端子I、16には余り現われないことに
なる。
間及び端子16と端子18との間はそれぞれアイソレー
ションがとれているので、端子17.18のインピーダ
ンスの影響は、端子I、16には余り現われないことに
なる。
そこで端子17.18を利用して直流バイアスを供給す
ることが考えられるが、例えば端子17から供給した直
流バイアスは端子8から増幅器10に加えられるけれど
も、端子9とは直流的には接続されていないので、増幅
器11には直流バイアスが加えられないものとなる。
ることが考えられるが、例えば端子17から供給した直
流バイアスは端子8から増幅器10に加えられるけれど
も、端子9とは直流的には接続されていないので、増幅
器11には直流バイアスが加えられないものとなる。
本発明は、前述の如き増・揺回路等に適用する為の方向
性結合器を提供することを目的とするものである。
性結合器を提供することを目的とするものである。
以下実施例について詳細に説明する。第4図は本発明の
詳細な説明図であり、λ/4の長さに亘って平行な線路
のほぼ中央部間にインダクタンス或は並列共振回路21
を接続したもので、インダクタンス或は並列共振回路2
1は平行線路の中央部を中心としたλ/8の範囲内程度
であれば高周波的な影響を及ぼすことなく、端子1〜4
間を直流的に結合することができる。
詳細な説明図であり、λ/4の長さに亘って平行な線路
のほぼ中央部間にインダクタンス或は並列共振回路21
を接続したもので、インダクタンス或は並列共振回路2
1は平行線路の中央部を中心としたλ/8の範囲内程度
であれば高周波的な影響を及ぼすことなく、端子1〜4
間を直流的に結合することができる。
又第2図に示す中央部で互に交叉させた方向性結合器に
対しても適用し得るものである。
対しても適用し得るものである。
第5図は方向性結合器の特性曲線図であり、曲線Aは第
1図に示す従来例の端子1から端子3への結合電力、曲
線Bは端子1から端子2への透過電力、曲線Cは端子1
から端子4への漏洩電力を示すものである。
1図に示す従来例の端子1から端子3への結合電力、曲
線Bは端子1から端子2への透過電力、曲線Cは端子1
から端子4への漏洩電力を示すものである。
又曲線り、Eは第4図に示す本発明の実施例の漏洩電力
を示し、曲線りは40nHのインダクタンスを平行線路
の中央部間に接続した場合、曲線Eは25nHのインダ
クタンスと0.59Fのキャパシタンスとの並列共振回
路を平行線路の中央部間に接続した場合についてのもの
である。
を示し、曲線りは40nHのインダクタンスを平行線路
の中央部間に接続した場合、曲線Eは25nHのインダ
クタンスと0.59Fのキャパシタンスとの並列共振回
路を平行線路の中央部間に接続した場合についてのもの
である。
これらの曲線から判るようにインダクタンス或は並列共
振回路21を平行線路の中央部間に接続したことによっ
ても、アイソレーションの劣化は殆んどなく、又結合電
力、透過電力等についても、従来例に比較して殆んど劣
化しないことが実験的に確認された。
振回路21を平行線路の中央部間に接続したことによっ
ても、アイソレーションの劣化は殆んどなく、又結合電
力、透過電力等についても、従来例に比較して殆んど劣
化しないことが実験的に確認された。
第6図は本発明の実施例の方向性結合器を用いた増幅回
路を示すもので、22.23は中央部で交叉した平行線
路からなる方向性結合器であり、24.25はその平行
線路の中央部に接続したインダクタンスである。
路を示すもので、22.23は中央部で交叉した平行線
路からなる方向性結合器であり、24.25はその平行
線路の中央部に接続したインダクタンスである。
端子26からの入射波は端子27.28に分配されて増
幅器30,31に加えられ、増幅出力は方向性結合器2
3によって合成されて端子33から出力される。
幅器30,31に加えられ、増幅出力は方向性結合器2
3によって合成されて端子33から出力される。
又端子29゜36には終端抵抗39,40が接続さ札且
つインピーダンス37.38を介して直流バイアスが加
えられる。
つインピーダンス37.38を介して直流バイアスが加
えられる。
この直流バイアスは、方向性結合器22.23の総ての
端子が直流的に結合されていることにより、端子29か
ら端子27,28に接続された増幅器30.31に加え
られる。
端子が直流的に結合されていることにより、端子29か
ら端子27,28に接続された増幅器30.31に加え
られる。
又端子36に加えられた直流バイアスも増幅器30゜3
1に加えられることになる。
1に加えられることになる。
この増1福回路は、端子29.36から増幅器30.3
1に直流バイアスを加えることができ、端子29と端子
26との間及び端子36と端子33との間はそれぞれア
イソレーションがとれているので、インピーダンス37
.38の影響は端子26.33には殆んど及ぼされない
から、そのインピーダンス37.38を広帯域に亘り高
インピーダンスにすることが困難であってもその影響が
少なく、従って広帯域増幅回路を容易に実現することが
できる。
1に直流バイアスを加えることができ、端子29と端子
26との間及び端子36と端子33との間はそれぞれア
イソレーションがとれているので、インピーダンス37
.38の影響は端子26.33には殆んど及ぼされない
から、そのインピーダンス37.38を広帯域に亘り高
インピーダンスにすることが困難であってもその影響が
少なく、従って広帯域増幅回路を容易に実現することが
できる。
第7図は本発明の実施例の方向性結合器を用いた周波数
変換器を示すもので、41.42は方向性結合器、43
.44は平行線路の中央部間に接続したインダクタンス
であって、端子45に高周波信号、端子46に局発信号
を加える。
変換器を示すもので、41.42は方向性結合器、43
.44は平行線路の中央部間に接続したインダクタンス
であって、端子45に高周波信号、端子46に局発信号
を加える。
48゜49は例えばトランジスタを用いた周波数変換器
、47.51は直流バイアス供給用のインピーダンス、
50は中間周波出力端子、52.53は終端抵抗である
。
、47.51は直流バイアス供給用のインピーダンス、
50は中間周波出力端子、52.53は終端抵抗である
。
局発周波数は、通常周波数帯域が狭いものであるから、
端子46の入力インピーダンス6ζ対して直流バイアス
供給用のインピーダンス47の影響が少なく、この端子
46からの直流バイアスは周波数変換器48.49に加
えられる。
端子46の入力インピーダンス6ζ対して直流バイアス
供給用のインピーダンス47の影響が少なく、この端子
46からの直流バイアスは周波数変換器48.49に加
えられる。
又インピーダンス51を介して加える直流バイアスも、
方向性結合器42を介して周波数変換器48,49に加
えられる。
方向性結合器42を介して周波数変換器48,49に加
えられる。
以上説明したように、本発明は、方向性結合器の特性を
劣化させることなく、総ての端子を直流的に結合したも
のであるから、増幅、周波数変換等を行なう構成に於け
る分配、合成等に方向性結合器を用いた場合、増幅器や
周波数変換器等の直流バイアスを入出力特性に悪影響を
及ぼさないように供給することが可能となる。
劣化させることなく、総ての端子を直流的に結合したも
のであるから、増幅、周波数変換等を行なう構成に於け
る分配、合成等に方向性結合器を用いた場合、増幅器や
周波数変換器等の直流バイアスを入出力特性に悪影響を
及ぼさないように供給することが可能となる。
第1図及び第2図は従来の方向性結合器の説明図、第3
図は従来の方向性結合器を用いた増幅回路、第4図は本
発明の実施例の方向性結合器の説明図、第5図は従来例
と本発明の実施例との漏洩電力特性曲線図、第6図は本
発明の実施例の方向性結合器を用いた増幅回路、第7図
は本発明の実施例の方向性結合器を用いた周波数変換器
を示すものである。 21はインダクタンス或は並列共振回路、22゜23.
41,42は方向性結合器、24,25゜43.44は
インダクタンス、30.31は増幅器、37.38は直
流バイアス供給用のインピーダンス、48.49は周波
数変換器、47.51は直流バイアス供給用のインピー
ダンスである。
図は従来の方向性結合器を用いた増幅回路、第4図は本
発明の実施例の方向性結合器の説明図、第5図は従来例
と本発明の実施例との漏洩電力特性曲線図、第6図は本
発明の実施例の方向性結合器を用いた増幅回路、第7図
は本発明の実施例の方向性結合器を用いた周波数変換器
を示すものである。 21はインダクタンス或は並列共振回路、22゜23.
41,42は方向性結合器、24,25゜43.44は
インダクタンス、30.31は増幅器、37.38は直
流バイアス供給用のインピーダンス、48.49は周波
数変換器、47.51は直流バイアス供給用のインピー
ダンスである。
Claims (1)
- 11/4波長の長さの互に平行な線路により構成された
方向性結合器に於いて、前記平行な線路のほぼ中央部間
にインダクタンス或は並列共振回路を接続し、総ての入
出力端子間を直流的に結合したことを特徴とする方向性
結合器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11742677A JPS5943004B2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 方向性結合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11742677A JPS5943004B2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 方向性結合器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5451446A JPS5451446A (en) | 1979-04-23 |
JPS5943004B2 true JPS5943004B2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=14711343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11742677A Expired JPS5943004B2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 方向性結合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943004B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233803A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-05 | Ushio Supetsukusu:Kk | 照明装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62102A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-06 | Fujitsu Ltd | 方向性結合器 |
JPS62104202A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Fujitsu Ltd | 方向性結合器 |
JP2616609B2 (ja) * | 1991-07-25 | 1997-06-04 | 富士通株式会社 | インターディジテイト結合回路 |
JP3576754B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2004-10-13 | 日本電信電話株式会社 | バラン回路及びバランス型周波数変換器 |
US6549089B2 (en) * | 2001-07-13 | 2003-04-15 | Filtronic Pty Ltd. | Microstrip directional coupler loaded by a pair of inductive stubs |
JP5118597B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2013-01-16 | 日本無線株式会社 | 電力分配合成器 |
-
1977
- 1977-09-30 JP JP11742677A patent/JPS5943004B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233803A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-05 | Ushio Supetsukusu:Kk | 照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5451446A (en) | 1979-04-23 |
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