JPH08139501A - 伝送線路スイッチ - Google Patents
伝送線路スイッチInfo
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- JPH08139501A JPH08139501A JP6270844A JP27084494A JPH08139501A JP H08139501 A JPH08139501 A JP H08139501A JP 6270844 A JP6270844 A JP 6270844A JP 27084494 A JP27084494 A JP 27084494A JP H08139501 A JPH08139501 A JP H08139501A
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- transmission line
- transmission
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- amplifier
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/165—Auxiliary devices for rotating the plane of polarisation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/10—Auxiliary devices for switching or interrupting
- H01P1/15—Auxiliary devices for switching or interrupting by semiconductor devices
Landscapes
- Microwave Amplifiers (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えば衛星放送受信用のブロックダウンコン
バータに用いられる伝送線路スイッチにおいて、回路の
簡素化をはかることで、不要な定在波の発生を招くこと
のないようにする。 【構成】 それぞれオン状態およびオフ状態が択一的に
切り替え可能に成された第1および第2の増幅器1a,
2aが第1および第2の入力線路1,2中に配置され、
また、第1および第2の入力線路1,2と共通出力線路
4とを結合する結合線路3が備えられている。そして、
結合線路3は、第1の入力線路1の端部に接続された第
1の伝送線路1aと、第2の入力線路の端部に接続され
た第2の伝送線路1bと、共通出力線路の端部に接続さ
れた第3の伝送線路1cより構成されている。前記結合
線路3を構成する第1乃至第3の伝送線路3a乃至3c
は、それぞれ互いに平行状態に配置されて信号を伝達さ
せると共に、増幅器1a,2aを駆動する直流バイアス
が互いに遮断されるように成されたDCブロック回路を
構成している。
バータに用いられる伝送線路スイッチにおいて、回路の
簡素化をはかることで、不要な定在波の発生を招くこと
のないようにする。 【構成】 それぞれオン状態およびオフ状態が択一的に
切り替え可能に成された第1および第2の増幅器1a,
2aが第1および第2の入力線路1,2中に配置され、
また、第1および第2の入力線路1,2と共通出力線路
4とを結合する結合線路3が備えられている。そして、
結合線路3は、第1の入力線路1の端部に接続された第
1の伝送線路1aと、第2の入力線路の端部に接続され
た第2の伝送線路1bと、共通出力線路の端部に接続さ
れた第3の伝送線路1cより構成されている。前記結合
線路3を構成する第1乃至第3の伝送線路3a乃至3c
は、それぞれ互いに平行状態に配置されて信号を伝達さ
せると共に、増幅器1a,2aを駆動する直流バイアス
が互いに遮断されるように成されたDCブロック回路を
構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば衛星放送受信用
のローノイズブロックダウンコンバータに用いて好適な
送線路スイッチに関する。
のローノイズブロックダウンコンバータに用いて好適な
送線路スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】現状の衛星放送においては、衛星より垂
直偏波および水平偏波の搬送波により互いに異なった番
組を送信している場合がある。従って、このように直交
する二つの偏波信号を選択的に受信できるようにする場
合には、マイクロ波アンテナの受信ホーンからの二つの
直交偏波信号の一つを選択するための伝送線路スイッチ
が必要となる。
直偏波および水平偏波の搬送波により互いに異なった番
組を送信している場合がある。従って、このように直交
する二つの偏波信号を選択的に受信できるようにする場
合には、マイクロ波アンテナの受信ホーンからの二つの
直交偏波信号の一つを選択するための伝送線路スイッチ
が必要となる。
【0003】従って、衛星放送受信用のローノイズブロ
ックダウンコンバータ(LNB)には、二つの入力線路
からの入力信号の一方のみを増幅して出力線路に伝送
し、他方の入力信号を出力線路に伝送しないように抑圧
する伝送線路スイッチが備えられる。
ックダウンコンバータ(LNB)には、二つの入力線路
からの入力信号の一方のみを増幅して出力線路に伝送
し、他方の入力信号を出力線路に伝送しないように抑圧
する伝送線路スイッチが備えられる。
【0004】図2は、前記した要求に供される例えば特
開平2−63210号公報に開示された伝送線路スイッ
チの一例を示している。すなわち、マイクロ波アンテナ
の受信ホーンからの二つの直交関係にある偏波信号は、
それぞれ入力線路1および2を介して供給され、その内
の一方が接続点10において共通出力線路4に供給され
るように構成されている。
開平2−63210号公報に開示された伝送線路スイッ
チの一例を示している。すなわち、マイクロ波アンテナ
の受信ホーンからの二つの直交関係にある偏波信号は、
それぞれ入力線路1および2を介して供給され、その内
の一方が接続点10において共通出力線路4に供給され
るように構成されている。
【0005】前記入力線路1には、増幅器1aが介在さ
れており、この増幅器1aは、好ましくは、高電子移動
度トランジスタ(HEMT)による増幅素子Q1と、こ
の増幅素子Q1の前段および後段に配置された整合回路
M1およびM1′より構成されている。また同様に、前
記入力線路2には、増幅器2aが介在されており、この
増幅器2aも同様に、高電子移動度トランジスタによる
増幅素子Q2と、この増幅素子Q2の前段および後段に
配置された整合回路M2およびM2′より構成されてい
る。
れており、この増幅器1aは、好ましくは、高電子移動
度トランジスタ(HEMT)による増幅素子Q1と、こ
の増幅素子Q1の前段および後段に配置された整合回路
M1およびM1′より構成されている。また同様に、前
記入力線路2には、増幅器2aが介在されており、この
増幅器2aも同様に、高電子移動度トランジスタによる
増幅素子Q2と、この増幅素子Q2の前段および後段に
配置された整合回路M2およびM2′より構成されてい
る。
【0006】また、各増幅器1aおよび2aの出力端側
には、増幅器1aおよび2aに対してそれぞれバイアス
を供給するためのバイアス線路1bおよび2bが接続さ
れている。そして、入力線路1のバイアス線路1bとの
接続点と、前記共通出力線路4との接続点10との間に
は、直流電位(バイアス)を否伝達状態に成すためのD
Cブロック回路11aが配置されている。また同様に、
入力線路2のバイアス線路2bとの接続点と、前記共通
出力線路4との接続点10との間には、直流電位(バイ
アス)を否伝達状態に成すためのDCブロック回路11
bが配置されている。これらのDCブロック回路11a
および11bは、通常容量素子あるいは結合線路で構成
される。
には、増幅器1aおよび2aに対してそれぞれバイアス
を供給するためのバイアス線路1bおよび2bが接続さ
れている。そして、入力線路1のバイアス線路1bとの
接続点と、前記共通出力線路4との接続点10との間に
は、直流電位(バイアス)を否伝達状態に成すためのD
Cブロック回路11aが配置されている。また同様に、
入力線路2のバイアス線路2bとの接続点と、前記共通
出力線路4との接続点10との間には、直流電位(バイ
アス)を否伝達状態に成すためのDCブロック回路11
bが配置されている。これらのDCブロック回路11a
および11bは、通常容量素子あるいは結合線路で構成
される。
【0007】この図2に示す構成において、いずれかの
バイアス線路1bまたは2bから与えられる直流バイア
スによって、前記増幅器1aまたは1bのうちのいずれ
かが択一的にオン状態と成される。この増幅器1aまた
は1bは、これがオン状態においては1を越える利得で
信号を伝達する。
バイアス線路1bまたは2bから与えられる直流バイア
スによって、前記増幅器1aまたは1bのうちのいずれ
かが択一的にオン状態と成される。この増幅器1aまた
は1bは、これがオン状態においては1を越える利得で
信号を伝達する。
【0008】一方、増幅器1aまたは1bがオフ状態と
成された場合には、接続点10からオフ状態の増幅器側
を見たときのインピーダンスが高くなるように、増幅器
1aと接続点10との間の線路の長さL、および増幅器
2aと接続点10との間の線路の長さLが選定されてい
る。従って、オン状態の増幅器のみを介して一方の信号
が共通出力線4側に伝達されると共に、オフ状態の増幅
器における入力信号は出力線路4に伝送されないように
抑圧される。
成された場合には、接続点10からオフ状態の増幅器側
を見たときのインピーダンスが高くなるように、増幅器
1aと接続点10との間の線路の長さL、および増幅器
2aと接続点10との間の線路の長さLが選定されてい
る。従って、オン状態の増幅器のみを介して一方の信号
が共通出力線4側に伝達されると共に、オフ状態の増幅
器における入力信号は出力線路4に伝送されないように
抑圧される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した伝
送線路スイッチによると、増幅器1aまたは2aに与え
るバイアスを各々独立させるために、各バイアス線路1
b,2bと共通出力線4の接続点10との間に、DCブ
ロック回路11aおよび11bをそれぞれ挿入しなけれ
ばならない。この各DCブロック回路11aおよび11
bは、容量素子あるいは結合線路で構成されるため、そ
れぞれ独立したDCブロック回路11aおよび11bを
具備することは、回路を複雑にし、予想できない定在波
の発生を招く恐れがあり、これがブロックダウンコンバ
ータの性能向上の阻害要因の一つとなっている。
送線路スイッチによると、増幅器1aまたは2aに与え
るバイアスを各々独立させるために、各バイアス線路1
b,2bと共通出力線4の接続点10との間に、DCブ
ロック回路11aおよび11bをそれぞれ挿入しなけれ
ばならない。この各DCブロック回路11aおよび11
bは、容量素子あるいは結合線路で構成されるため、そ
れぞれ独立したDCブロック回路11aおよび11bを
具備することは、回路を複雑にし、予想できない定在波
の発生を招く恐れがあり、これがブロックダウンコンバ
ータの性能向上の阻害要因の一つとなっている。
【0010】この発明はこのような問題点に鑑みて成さ
れたものであり、各増幅器に独立にバイアスを与えるた
めに必要なDCブロック回路をそれぞれに持たせる必要
性をなくし、回路の簡素化をはかることで、不要な定在
波の発生を招くことのない伝送線路スイッチを提供する
ことを目的とするものである。
れたものであり、各増幅器に独立にバイアスを与えるた
めに必要なDCブロック回路をそれぞれに持たせる必要
性をなくし、回路の簡素化をはかることで、不要な定在
波の発生を招くことのない伝送線路スイッチを提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に成された本発明の請求項1に記載の伝送線路スイッチ
は、それぞれオン状態およびオフ状態が択一的に切り替
え可能に成された第1および第2の増幅器(例えば図1
の増幅器1a,2a)を経路中に配置した第1および第
2の入力線路(例えば図1の入力線路1,2)と、第1
および第2の入力線路1,2と共通出力線路(例えば図
1の共通出力線路4)とを結合する結合線路(例えば図
1の結合線路3)を備えたものであって、結合線路3
は、第1の入力線路1の端部に接続された第1の伝送線
路(例えば図1の伝送線路3a)と、第2の入力線路2
の端部に接続された第2の伝送線路(例えば図1の伝送
線路3b)と、共通出力線路4の端部に接続された第3
の伝送線路(例えば図1の伝送線路3c)より構成さ
れ、第1乃至第3の伝送線路3a乃至3cは、それぞれ
互いに平行状態に配置されて直流電位が否伝達状態に成
されていることを特徴とする。
に成された本発明の請求項1に記載の伝送線路スイッチ
は、それぞれオン状態およびオフ状態が択一的に切り替
え可能に成された第1および第2の増幅器(例えば図1
の増幅器1a,2a)を経路中に配置した第1および第
2の入力線路(例えば図1の入力線路1,2)と、第1
および第2の入力線路1,2と共通出力線路(例えば図
1の共通出力線路4)とを結合する結合線路(例えば図
1の結合線路3)を備えたものであって、結合線路3
は、第1の入力線路1の端部に接続された第1の伝送線
路(例えば図1の伝送線路3a)と、第2の入力線路2
の端部に接続された第2の伝送線路(例えば図1の伝送
線路3b)と、共通出力線路4の端部に接続された第3
の伝送線路(例えば図1の伝送線路3c)より構成さ
れ、第1乃至第3の伝送線路3a乃至3cは、それぞれ
互いに平行状態に配置されて直流電位が否伝達状態に成
されていることを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項2に記載の伝送線路
スイッチは、第1の伝送線路3aにおける入力線路1が
接続された端部に対向する他端部、第2の伝送線路3b
における入力線路2が接続された端部に対向する他端
部、および前記第3の伝送線路3cにおける共通出力線
路4が接続された端部に対向する他端部が、それぞれ解
放端(例えば図1の解放端B,F,C)に成されている
ことを特徴とする。
スイッチは、第1の伝送線路3aにおける入力線路1が
接続された端部に対向する他端部、第2の伝送線路3b
における入力線路2が接続された端部に対向する他端
部、および前記第3の伝送線路3cにおける共通出力線
路4が接続された端部に対向する他端部が、それぞれ解
放端(例えば図1の解放端B,F,C)に成されている
ことを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項3に記載の伝送線路
スイッチは、結合線路3を構成する互いに平行状態に配
置された第1乃至第3の伝送線路3a乃至3cの長さが
1/4波長に成されていることを特徴とする。
スイッチは、結合線路3を構成する互いに平行状態に配
置された第1乃至第3の伝送線路3a乃至3cの長さが
1/4波長に成されていることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の請求項4に記載の伝送線
路スイッチは、各増幅器1a,2aと、結合線路3との
間の各入力線路1,2には、各増幅器1a,2aに対し
てバイアスを供給するためのバイアス線路(例えば図1
の1b,2b)が接続され、各バイアス線路1b,2b
には、それぞれ帯域阻止フィルタ(例えば図1の1cお
よび2c)と終端回路(例えば図1の1dおよび2d)
とが挿入されていることを特徴とする。
路スイッチは、各増幅器1a,2aと、結合線路3との
間の各入力線路1,2には、各増幅器1a,2aに対し
てバイアスを供給するためのバイアス線路(例えば図1
の1b,2b)が接続され、各バイアス線路1b,2b
には、それぞれ帯域阻止フィルタ(例えば図1の1cお
よび2c)と終端回路(例えば図1の1dおよび2d)
とが挿入されていることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1における伝送線路スイッチにおいて
は、第1の入力線路1と、第2の入力線路2と、共通出
力線路4との間を結合線路3で結合し、この結合線路3
を構成する各伝送線路3a乃至3cがそれぞれ互いに平
行状態に配置されて直流電位が否伝達(DCブロック)
状態と成されているので、第1と第2の入力線路1,2
中に格別にDCブロック回路を具備させる必要性がなく
なる。
は、第1の入力線路1と、第2の入力線路2と、共通出
力線路4との間を結合線路3で結合し、この結合線路3
を構成する各伝送線路3a乃至3cがそれぞれ互いに平
行状態に配置されて直流電位が否伝達(DCブロック)
状態と成されているので、第1と第2の入力線路1,2
中に格別にDCブロック回路を具備させる必要性がなく
なる。
【0016】また、請求項2における伝送線路スイッチ
においては、第1の入力線路1と、第2の入力線路2
と、共通出力線路4とのそれぞれに接続された各伝送線
路3a乃至3cの他端部をそれぞれ解放端(B,F,
C)としており、これにより各伝送線路3a乃至3cは
希望周波数で両端解放の1/4波長線路と等価となる。
においては、第1の入力線路1と、第2の入力線路2
と、共通出力線路4とのそれぞれに接続された各伝送線
路3a乃至3cの他端部をそれぞれ解放端(B,F,
C)としており、これにより各伝送線路3a乃至3cは
希望周波数で両端解放の1/4波長線路と等価となる。
【0017】また、請求項3における伝送線路スイッチ
においては、結合線路3を構成する互いに平行状態に配
置された第1乃至第3の伝送線路3a乃至3cの長さが
1/4波長に成されているので、オン状態の増幅器側に
おける伝送線路間において良好な1/4波長結合器が形
成される。
においては、結合線路3を構成する互いに平行状態に配
置された第1乃至第3の伝送線路3a乃至3cの長さが
1/4波長に成されているので、オン状態の増幅器側に
おける伝送線路間において良好な1/4波長結合器が形
成される。
【0018】さらに、請求項4における伝送線路スイッ
チにおいては、各増幅器1a,2aに対してバイアスを
供給するためのバイアス線路1b,2bを備え、バイア
ス線路1b,2bにそれぞれ帯域阻止フィルタ1c,2
cと、終端回路1d,2dとを挿入したので、帯域阻止
フィルタ1c,2cのフィルタ特性を適切に選択するこ
とで、オン状態の増幅器側の広帯域化をはかることがで
きる。
チにおいては、各増幅器1a,2aに対してバイアスを
供給するためのバイアス線路1b,2bを備え、バイア
ス線路1b,2bにそれぞれ帯域阻止フィルタ1c,2
cと、終端回路1d,2dとを挿入したので、帯域阻止
フィルタ1c,2cのフィルタ特性を適切に選択するこ
とで、オン状態の増幅器側の広帯域化をはかることがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、この発明に係る伝送線路スイッチを図
に示す実施例に基づいて説明する。
に示す実施例に基づいて説明する。
【0020】まず、図1は、本発明を衛星放送受信用の
ブロックダウンコンバータにおける伝送線路スイッチに
適用した場合の第1の実施例をブロック図で示したもの
である。
ブロックダウンコンバータにおける伝送線路スイッチに
適用した場合の第1の実施例をブロック図で示したもの
である。
【0021】第1の入力線路1の増幅器1aの出力側
は、結合線路3を構成する第1の伝送線路3aに対し接
続点Aにおいて接続されている。また同様に、第2の入
力線路2の増幅器1bの出力側は、結合線路3を構成す
る第1の伝送線路3bに対し接続点Eにおいて接続され
ている。さらに、共通出力線路4は、結合線路3を構成
する第3の伝送線路3cに対し接続点Dにおいて接続さ
れている。前記結合線路3は、第3の伝送線路3cを中
央に配置し、第1の伝送線路3aおよび第2の伝送線路
3bを、その両外側に平行状態に配置して、互いに直流
電位が否伝達状態(DCブロック状態)に成されてい
る。
は、結合線路3を構成する第1の伝送線路3aに対し接
続点Aにおいて接続されている。また同様に、第2の入
力線路2の増幅器1bの出力側は、結合線路3を構成す
る第1の伝送線路3bに対し接続点Eにおいて接続され
ている。さらに、共通出力線路4は、結合線路3を構成
する第3の伝送線路3cに対し接続点Dにおいて接続さ
れている。前記結合線路3は、第3の伝送線路3cを中
央に配置し、第1の伝送線路3aおよび第2の伝送線路
3bを、その両外側に平行状態に配置して、互いに直流
電位が否伝達状態(DCブロック状態)に成されてい
る。
【0022】そして、第1乃至第3の各伝送線路3a乃
至3cの長さは、希望周波数の1/4波長となるように
寸法決めされており、さらに、第1の伝送線路3aにお
ける入力線路1が接続された端部に対向する他端部は、
解放端Bに成され、第2の伝送線路3bにおける入力線
路2が接続された端部に対向する他端部は、解放端Fに
成され、第3の伝送線路3cにおける共通出力線路4が
接続された端部に対向する他端部は、解放端Cに成され
ている。
至3cの長さは、希望周波数の1/4波長となるように
寸法決めされており、さらに、第1の伝送線路3aにお
ける入力線路1が接続された端部に対向する他端部は、
解放端Bに成され、第2の伝送線路3bにおける入力線
路2が接続された端部に対向する他端部は、解放端Fに
成され、第3の伝送線路3cにおける共通出力線路4が
接続された端部に対向する他端部は、解放端Cに成され
ている。
【0023】一方、第1の入力線路1の増幅器1aの出
力側と結合線路3との間には、バイアス線路1bが接続
され、このバイアス線路1bには、帯域阻止フィルタ1
cと終端回路1dとが挿入されて、その他端部は、基準
電位点にショートされている。同様に、第2の入力線路
2の増幅器2aの出力側と結合線路3との間には、バイ
アス線路2bが接続され、このバイアス線路2bには、
帯域阻止フィルタ2cと終端回路2dとが挿入されて、
その他端部は、基準電位点にショートされている。
力側と結合線路3との間には、バイアス線路1bが接続
され、このバイアス線路1bには、帯域阻止フィルタ1
cと終端回路1dとが挿入されて、その他端部は、基準
電位点にショートされている。同様に、第2の入力線路
2の増幅器2aの出力側と結合線路3との間には、バイ
アス線路2bが接続され、このバイアス線路2bには、
帯域阻止フィルタ2cと終端回路2dとが挿入されて、
その他端部は、基準電位点にショートされている。
【0024】前記帯域阻止フィルタ1c,2cは、希望
周波数の信号がバイアス線路に伝送するのを防止するも
のであり、一方、前記終端回路1d,2dは、抵抗素子
と直流電圧をブロックするための容量素子で構成されて
いる。
周波数の信号がバイアス線路に伝送するのを防止するも
のであり、一方、前記終端回路1d,2dは、抵抗素子
と直流電圧をブロックするための容量素子で構成されて
いる。
【0025】以上の図1に示す構成において、伝送線路
スイッチに対してスイッチ作用を成させるために、バイ
アス線路1aおよび1bを介して入力線路1または2に
対して択一的に直流バイアスが加えられる。例えば、バ
イアス線路1aを介して入力線路1に対してバイアスを
加えたとすると、入力線路1を介して第1の増幅器1a
に対してバイアスが加えられ、増幅器1aはオン状態に
成される。そして、増幅器1aは、導波管を経由して到
来する10GHz帯の搬送波を1を越える利得で結合線
路3側に信号を伝達する。
スイッチに対してスイッチ作用を成させるために、バイ
アス線路1aおよび1bを介して入力線路1または2に
対して択一的に直流バイアスが加えられる。例えば、バ
イアス線路1aを介して入力線路1に対してバイアスを
加えたとすると、入力線路1を介して第1の増幅器1a
に対してバイアスが加えられ、増幅器1aはオン状態に
成される。そして、増幅器1aは、導波管を経由して到
来する10GHz帯の搬送波を1を越える利得で結合線
路3側に信号を伝達する。
【0026】一方、結合線路3においては、第1乃至第
3の伝送路3a乃至3cが互いに平行状態に配置されて
DCブロック状態を保つため、他の増幅器2aに対する
バイアスの供給は遮断され、第2の増幅器2aはオフ状
態が保持される。
3の伝送路3a乃至3cが互いに平行状態に配置されて
DCブロック状態を保つため、他の増幅器2aに対する
バイアスの供給は遮断され、第2の増幅器2aはオフ状
態が保持される。
【0027】ここで、オフ状態の増幅器2aを出力側か
ら見たときの反射係数の振幅は1に近い。従って、増幅
器2aと結合線路3との間の入力線路2の長さLを適切
に選ぶことにより、接続点Eからオフ状態の増幅器2a
側をみたインピーダンスを高くすることができる。
ら見たときの反射係数の振幅は1に近い。従って、増幅
器2aと結合線路3との間の入力線路2の長さLを適切
に選ぶことにより、接続点Eからオフ状態の増幅器2a
側をみたインピーダンスを高くすることができる。
【0028】結合線路3を構成する第2の伝送線路3b
の長さは、希望周波数の約1/4波長であり、他端は解
放端Fに成されているので、伝送線路3bは、希望周波
数では両端開放の1/4波長線路とほぼ等価となる。そ
して、第3の伝送線路3cの他端は、解放端Cに成され
ているので、第2の伝送線路3bと第3の伝送線路3c
は、希望周波数では結合しない。すなわち、共通出力線
路4からオフ状態の入力線路2aは、希望周波数では見
えない。従って、オフ状態の入力線路2上の信号は、共
通出力線路4に伝送されない。
の長さは、希望周波数の約1/4波長であり、他端は解
放端Fに成されているので、伝送線路3bは、希望周波
数では両端開放の1/4波長線路とほぼ等価となる。そ
して、第3の伝送線路3cの他端は、解放端Cに成され
ているので、第2の伝送線路3bと第3の伝送線路3c
は、希望周波数では結合しない。すなわち、共通出力線
路4からオフ状態の入力線路2aは、希望周波数では見
えない。従って、オフ状態の入力線路2上の信号は、共
通出力線路4に伝送されない。
【0029】一方、オン状態の増幅器1aを出力側から
見たときの反射係数の振幅は一般に小さいため、第1の
伝送線路3aと第3の伝送線路3cとは良好な1/4波
長結合器として希望周波数で動作する。従って、オン状
態の入力線路1上の信号は、共通出力線路4に伝送され
る。
見たときの反射係数の振幅は一般に小さいため、第1の
伝送線路3aと第3の伝送線路3cとは良好な1/4波
長結合器として希望周波数で動作する。従って、オン状
態の入力線路1上の信号は、共通出力線路4に伝送され
る。
【0030】この構成の伝送線路スイッチは、希望周波
数では前記のように良好にスイッチ動作するが、希望周
波数外ではオフ状態の増幅器2aと第2の伝送線路3b
の開放端Fとの間の定在波の影響により、オン側の増幅
器1aから結合線路3をみた時、反射係数の振幅が大き
くなる周波数が存在する。
数では前記のように良好にスイッチ動作するが、希望周
波数外ではオフ状態の増幅器2aと第2の伝送線路3b
の開放端Fとの間の定在波の影響により、オン側の増幅
器1aから結合線路3をみた時、反射係数の振幅が大き
くなる周波数が存在する。
【0031】これら反射係数が大きくなる周波数では、
増幅素子の安定度が劣化するため、広帯域の増幅器を構
成するのが困難になる。そこで、希望周波数の信号がバ
イアス線路1bに伝送されないためのバイアス線路上の
帯域阻止フィルタ1cの帯域を必要以上広くとらないよ
うに選択されている。これにより、オン状態の増幅器1
aから結合線路3側を見たとき、希望周波数帯域外では
バイアス線路1bの先にある終端回路1dができるだけ
良く見えるようにすることにより、オン状態の増幅器1
aの出力側の負荷条件を改善し、増幅器の広帯域化をは
かっている。
増幅素子の安定度が劣化するため、広帯域の増幅器を構
成するのが困難になる。そこで、希望周波数の信号がバ
イアス線路1bに伝送されないためのバイアス線路上の
帯域阻止フィルタ1cの帯域を必要以上広くとらないよ
うに選択されている。これにより、オン状態の増幅器1
aから結合線路3側を見たとき、希望周波数帯域外では
バイアス線路1bの先にある終端回路1dができるだけ
良く見えるようにすることにより、オン状態の増幅器1
aの出力側の負荷条件を改善し、増幅器の広帯域化をは
かっている。
【0032】以上は、第1の増幅器1aがオン状態で、
第2の増幅器2aがオフ状態の場合についての作用を説
明したが、第2の増幅器2aがオン状態で、第1の増幅
器1aがオフ状態となれば、入力ポートが切り替わり、
前記と同様な作用が得られることは容易に理解される。
第2の増幅器2aがオフ状態の場合についての作用を説
明したが、第2の増幅器2aがオン状態で、第1の増幅
器1aがオフ状態となれば、入力ポートが切り替わり、
前記と同様な作用が得られることは容易に理解される。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の伝送線路スイッチによれば、第1の入力線路
と、第2の入力線路と、共通出力線路との間を結合線路
で結合し、この結合線路を構成する各伝送線路がそれぞ
れ互いに平行状態に配置されて直流電位が否伝達(DC
ブロック)状態と成されているので、従来のもののよう
に、第1と第2の入力線路中に格別にDCブロック回路
を具備させる必要性がなくなる。従って、回路構成が簡
素化され、不要な定在波の発生を招くことのない伝送線
路スイッチを提供することが可能となる。
に記載の伝送線路スイッチによれば、第1の入力線路
と、第2の入力線路と、共通出力線路との間を結合線路
で結合し、この結合線路を構成する各伝送線路がそれぞ
れ互いに平行状態に配置されて直流電位が否伝達(DC
ブロック)状態と成されているので、従来のもののよう
に、第1と第2の入力線路中に格別にDCブロック回路
を具備させる必要性がなくなる。従って、回路構成が簡
素化され、不要な定在波の発生を招くことのない伝送線
路スイッチを提供することが可能となる。
【0034】また、請求項2に記載の伝送線路スイッチ
によれば、第1の入力線路と、第2の入力線路と、共通
出力線路のそれぞれに接続された各伝送線路の他端部を
それぞれ解放端としているので、これにより、結合線路
を構成する各伝送線路は、希望周波数では両端解放の1
/4波長線路と等価となる。そして、第1の入力線路
と、第2の入力線路に介在する増幅器のオン、オフ動作
に基づいて伝送線路間の結合および否結合が制御される
ので、伝送線路スイッチの損失を少なくさせることがで
きる。
によれば、第1の入力線路と、第2の入力線路と、共通
出力線路のそれぞれに接続された各伝送線路の他端部を
それぞれ解放端としているので、これにより、結合線路
を構成する各伝送線路は、希望周波数では両端解放の1
/4波長線路と等価となる。そして、第1の入力線路
と、第2の入力線路に介在する増幅器のオン、オフ動作
に基づいて伝送線路間の結合および否結合が制御される
ので、伝送線路スイッチの損失を少なくさせることがで
きる。
【0035】請求項3に記載の伝送線路スイッチによれ
ば、結合線路を構成する互いに平行状態に配置された第
1乃至第3の伝送線路の長さが1/4波長に成されてい
るので、オン状態の増幅器側における伝送線路間におい
て良好な1/4波長結合器を形成することができ、また
この場合、結合線路そのものが帯域通過型のフィルタ特
性を持つため、不要な信号を抑圧することができる。
ば、結合線路を構成する互いに平行状態に配置された第
1乃至第3の伝送線路の長さが1/4波長に成されてい
るので、オン状態の増幅器側における伝送線路間におい
て良好な1/4波長結合器を形成することができ、また
この場合、結合線路そのものが帯域通過型のフィルタ特
性を持つため、不要な信号を抑圧することができる。
【0036】また、請求項4に記載の伝送線路スイッチ
によれば、各増幅器に対してバイアスを供給するための
バイアス線路に、それぞれ帯域阻止フィルタと、終端回
路とを挿入したので、特に帯域阻止フィルタのフィルタ
特性を適切に選択することで、オン状態の増幅器の出力
側の負荷条件を制御することが可能となり、この結果、
増幅器の広帯域化をはかることができる。
によれば、各増幅器に対してバイアスを供給するための
バイアス線路に、それぞれ帯域阻止フィルタと、終端回
路とを挿入したので、特に帯域阻止フィルタのフィルタ
特性を適切に選択することで、オン状態の増幅器の出力
側の負荷条件を制御することが可能となり、この結果、
増幅器の広帯域化をはかることができる。
【図1】本発明の伝送線路スイッチの一実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】従来の伝送線路スイッチの一例を示すブロック
図である。
図である。
【符号の説明】 1 入力線路 1a 増幅器 1b バイアス線路 1c 帯域阻止フィルタ 1d 終端回路 2 入力線路 2a 増幅器 2b バイアス線路 2c 帯域阻止フィルタ 2d 終端回路 3 結合線路 3a,3b,3c 伝送線路 3d,3e,3f 1/4波長線路 4 共通出力線路 A,D,E 接続点 B,C,F 開放端 M1,M2 整合回路 M1′,M2′ 整合回路
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれオン状態およびオフ状態が択一
的に切り替え可能に成された第1および第2の増幅器を
経路中に配置した第1および第2の入力線路と、前記第
1および第2の入力線路と共通出力線路とを結合する結
合線路を備えたものであって、 前記結合線路は、第1の入力線路の端部に接続された第
1の伝送線路と、第2の入力線路の端部に接続された第
2の伝送線路と、共通出力線路の端部に接続された第3
の伝送線路より構成され、 前記第1乃至第3の伝送線路はそれぞれ互いに平行状態
に配置されて直流電位が否伝達状態に成されていること
を特徴とする伝送線路スイッチ。 - 【請求項2】 前記第1の伝送線路における入力線路が
接続された端部に対向する他端部、前記第2の伝送線路
における入力線路が接続された端部に対向する他端部、
および前記第3の伝送線路における共通出力線路が接続
された端部に対向する他端部は、それぞれ解放端に成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の伝送線路スイ
ッチ。 - 【請求項3】 前記結合線路を構成する互いに平行状態
に配置された第1乃至第3の伝送線路の長さは、それぞ
れ1/4波長に成されていることを特徴とする請求項2
記載の伝送線路スイッチ。 - 【請求項4】 前記各増幅器と結合線路との間の各入力
線路には、各増幅器に対してバイアスを供給するための
バイアス線路が接続され、各バイアス線路には、それぞ
れ帯域阻止フィルタと終端回路とが挿入されていること
を特徴とする請求項1記載の伝送線路スイッチ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270844A JPH08139501A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 伝送線路スイッチ |
US08/546,954 US5646582A (en) | 1994-11-04 | 1995-10-23 | Transmission line switch |
DE69524923T DE69524923T2 (de) | 1994-11-04 | 1995-10-27 | Übertragungsleitungsschalter |
EP95307659A EP0710997B1 (en) | 1994-11-04 | 1995-10-27 | Transmission line switch |
KR1019950039571A KR100384429B1 (ko) | 1994-11-04 | 1995-11-03 | 전송선로스위치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270844A JPH08139501A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 伝送線路スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08139501A true JPH08139501A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17491790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270844A Pending JPH08139501A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 伝送線路スイッチ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5646582A (ja) |
EP (1) | EP0710997B1 (ja) |
JP (1) | JPH08139501A (ja) |
KR (1) | KR100384429B1 (ja) |
DE (1) | DE69524923T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AUPO546797A0 (en) * | 1997-03-05 | 1997-03-27 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | A high frequency multi-port switching circuit |
US6225874B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-05-01 | Agilent Technologies Inc. | Coupling structure as a signal switch |
SG11201509224SA (en) | 2013-05-10 | 2015-12-30 | Univ Nanyang Tech | Switching circuit |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS619902A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-17 | Nippon Steel Corp | 湿式調質圧延による表面品質のすぐれた表面処理用原板の製造方法 |
JPS62263701A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-16 | Murata Mfg Co Ltd | Dcカツト回路 |
US4959873A (en) * | 1988-07-08 | 1990-09-25 | The Marconi Company Limited | Transmission line switch |
JPH0263210A (ja) | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アンダーシュート防止回路 |
US5023935A (en) * | 1989-11-17 | 1991-06-11 | Nynex Corporation | Combined multi-port transmit/receive switch and filter |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP6270844A patent/JPH08139501A/ja active Pending
-
1995
- 1995-10-23 US US08/546,954 patent/US5646582A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-27 DE DE69524923T patent/DE69524923T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-27 EP EP95307659A patent/EP0710997B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-03 KR KR1019950039571A patent/KR100384429B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69524923T2 (de) | 2002-08-22 |
KR960019844A (ko) | 1996-06-17 |
KR100384429B1 (ko) | 2003-08-06 |
DE69524923D1 (de) | 2002-02-14 |
EP0710997A1 (en) | 1996-05-08 |
US5646582A (en) | 1997-07-08 |
EP0710997B1 (en) | 2002-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040709 |