JPS5942291Y2 - ワイパア−ム - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワイパーアームにおいてブレード取付は用のク
リップを取付ける構造に関するものである。

従来ワイパーアームの先端にウオツシャ液噴出口のノズ
ルを有するもの、にブレード取付は用のクリップを取付
ける構造は一般に第１図に小すものが使用されている。

すなわち、図中Ａ、Ｂに示すごとくアーム１） にプラ
スチック製のノズル２Ｉを挿入固定するのにアーム１′
に凹部昔たは孔１′８ を加工し、該凹部または１′８
にノズル２′におけるボス２′８ を係合して位置
決めしたものを使用し、これに第１図Ｃに示すごとく、
アーム１′先端にねＬＪＬ１′ｂを設はクリップ３′を
重合してねじ４′によりねじ込み固定したものである。

なお３′８ はブレード取付孔、３１ｂ はねじ貫
通孔である。

上記従来の構造のものの欠点は次の通りである。

（１）アーム１′ とノズル２′の組付けにおいて、組
付は易いことと組付は後動かず外れないという相反する
機能を要求されるので設計が非常に困難である。

（２）クリップ３′ とアーム１′ との位置決めと位
置ずれ防止とがねじ４′の締着のみで確保することにな
るが、この確保は不確実でクリップ３′が動き易いとい
う欠点がある。

（３）外観が意匠的見地から良好でない。

本考案はこの点の改良を行ったものである。

第２図〜第４図は本考案実施の１例を示すもので、アー
ムシャンク５から先端が突出したアーム１にねじ孔１８
を設げてノズル２を貫通突出せしめる。

ノズル２には前面に凹部２ａがあり、クリップ３に起立
形成されたストッパ３８がねじ４によりねじ貫通孔３５
を通じてねじ孔１ａＫ締着される際にこの凹部２ａと接
衝するのでノズル２はアームシャンク５の端部と係合し
て軸線方向の移動が防止される。

３ｃはブレード取付は孔、２５はゴム管８の取付口でウ
オッシャポンプに通ずる。

また２ｃ、２ｄはウオツシャ液噴出口、６はブレード、
７はキャップであ、る。

本考案の組付方法は下記の通りである。

（１） アーム１のアームシャンク５がら突出した先
端にノズル２を嵌合させる。

（２）クリップ３をアーム１のノズル２からさらに突出
した先端に嵌合させてねじ４により締着スる。

なお、ねじの代りにリベットでもよい。本考案による作
動効果は次の通りである。

（１） 特殊の部品を必要とぜず、現存の部品の形状
を工夫したもので足りる。

したがって安価となる。

（２）各部品の組付けで設計上意図する位置合ぜが収支
する。

アームはブレードの払拭範囲を左右するもので位置決め
が非常に重要でしかも取付後絶対に動いてはならないが
、本考案はこの要求に応じうるものである。

（３）各部品の加工、組付けが非常に容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方式の１例を示すもので、Ａは要部斜視図
、Ｂは要部正面図、Ｃは組付状態を示す説明用斜視図で
ある。 第２図、第３図および第４図は本考案実施の１例を示す
もので、第２図は全体側面図、第３図は要部の組付状態
を示す説明用斜視図、第４図は要部の一部断面図である
。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 １′：アーム、１′ａ：凹部または孔、１′ｂ：ねじ孔
、２′：ノズル、２′ａ：ボス ３１：クリップ、３′
８ニブレード取付孔、３′ｂ：ねじ貫通孔、４′ 二ね
じ、１：アーム １ａ ：ねじ孔、２：ノズル、２ａ
：凹部、２ｂ ：ゴム管取付口、２ｃｅ２ｄ ：ウオツ
シャ液噴出口、３：クリップ、３ａ＝ストツパ ３ｂ：
ねじ貫通孔、３ｃニブレード取付孔、４：ねじ、４ｂ
：ねじ貫通孔、５：アームシャン久 ６：ブレード、γ
：キャップ、８：ゴム管。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. アームシャンク５から突出したアーム１の先端をこれと
   緊密に嵌合するノズル２の嵌合孔にさしこんで突出させ
   該突出した先端にブレード６取付は用のクリップ３を嵌
   合させてねじまたはリベットにより締着し、その際クリ
   ップ３に設けたストッパ３８をノズル２における凹部２
   ．ｌに押圧することにより前記ノズル２がアームシャン
   ク５の端部に係［Ｅされるようにしたことを特徴とする
   ワイパーアーム