JPH0249192Y2 - - Google Patents

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JPH0249192Y2
JPH0249192Y2 JP1985062132U JP6213285U JPH0249192Y2 JP H0249192 Y2 JPH0249192 Y2 JP H0249192Y2 JP 1985062132 U JP1985062132 U JP 1985062132U JP 6213285 U JP6213285 U JP 6213285U JP H0249192 Y2 JPH0249192 Y2 JP H0249192Y2
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JP
Japan
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cowling
annular groove
fitting
outer periphery
clip
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JPS61177988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車に装備されるカウリングの
取付装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車にカウリングを装備する場合、フレ
ーム等の車体側にカウリングステイを取着し、こ
のステイの先部にカウリングに備えられる取付部
を嵌合係止するのが一般的である。具体的には、
カウリングステイの先部とカウリングの取付部と
の一方を筒部に、他方をこの筒部内に挿入される
嵌合部に形成するとともに、これら筒部と嵌合部
とに直径方向に貫通するピン孔を形成し、挿入状
態にある筒部と嵌合部のピン孔に結合ピンを挿通
係止する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来は筒部と嵌合部のそれぞれのピ
ン孔を一致させてからピンを挿通しなければなら
ず、斯かる孔合わせは仲々面倒なものであり、ま
た孔合わせの後に別途用意したピンを挿通するの
で、ワンタツチで両者を結合することができなか
つた。
従つて本考案の目的は、カウリングステイとカ
ウリングとの結合をワンタツチで簡単に行えるよ
うにした自動二輪車のカウリング取付装置を提供
するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成すべく本考案は、自動二輪車の
車体側に取着されるカウリングステイ10の先部
とカウリング8に備えられる取付部20の一方を
筒部15に、また他方を筒部15内に挿入される
嵌合部23に形成し、嵌合部23の外周に環状溝
29を形成するとともに、筒部15には外周に環
状溝17を形成してその環状溝17内に周方向の
長孔18を形成し、更に筒部15内に挿入された
嵌合部23の環状溝29内に長孔18から臨んで
係止可能なクリツプ30を筒部15の外周の環状
溝17内に嵌着したことを特徴とする。
(作用) 先ず筒部15外周の環状溝17内に嵌着された
クリツプ30を長孔18の内方に臨まない位置に
回動させ、筒部15内に嵌合部23を挿入し、次
いでクリツプ30を筒部15外周の環状溝17内
で回動して長孔18の内方に臨ませると、クリツ
プ30が嵌合部23の環状溝29内に係止し、筒
部15と嵌合部23が結合される。またクリツプ
30を回動して長孔18から後退させるだけで、
両者の結合が解除される。
斯くしてカウリングステイ10とカウリング8
との結合とその解除がクリツプ30による簡単な
回動操作だけでワンタツチに行え、しかもクリツ
プ30は筒部15外周の環状溝17内に嵌着して
備えられるため、その紛失を防げる。即ち筒部1
5外周の環状溝17によりクリツプ30の外れ止
めが行えるので、カウリング8を取り外した場
合、クリツプ30をその環状溝17内に位帝置さ
せて保持でき、従つてクリツプ30の紛失を防止
できるものであり、また環状溝17内での回転に
よりクリツプ30を長孔18へスムーズにセツト
できるため、作業性に優れる。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図は自動二輪車の概略側面図で、エンジン
7を搭載した車体フレーム1には左右のメインフ
レーム2,2が設けられ、それぞれのメインフレ
ーム2後部にはセンターフレーム3が垂設され
る。斯かる自動二輪車には車体前部及びエンジン
7の両側方を覆うフルカウリング8が装備され、
フレーム1前端部のヘツドパイプ4から突設した
ブラケツト5にてカウリング8の前端部が支持さ
れる。
そしてメインフレーム2の前後側面とセンター
フレーム3には片側計3個のネジ孔6…が設けら
れ、この各ネジ孔6…部に取着したカウリングス
テイを介してカウリング8はその側面を前部、後
部及び中間部の片側3点で支持される。
カウリングステイ10は第2図乃至第4図に示
す如くで、アームパイプ11の両端に固定パイプ
12と嵌合パイプ15とを備え、固定パイプ12
の一端部には貫通孔14を有する底部13を設け
る。この固定パイプ12を角型パイプ製のメイン
フレーム2外側面に当て、固定パイプ12内に挿
入したボルト19をその底部13の貫通孔14を
通し、メインフレーム2のネジ孔6に締結するこ
とによりカウリングステイ10を車体側に取着固
定する。
そして嵌合パイプ15の一端部外周にフランジ
16を設けるとともに、中間部外周には環状溝1
7を形成し、この環状溝17内にはパイプ15内
方に貫通する周方向の長孔18を形成する。ここ
で、嵌合パイプ15のフランジ16と固定パイプ
12の底部13とはアームパイプ11を挟んで反
対側に位置し、また固定パイプ12及び嵌合パイ
プ15に対しアームパイプ11が傾斜しており、
フレーム2に取着した固定パイプ12に対しアー
ムパイプ11を介して嵌合パイプ15が外側方に
突出している。
一方、フルカウリング8の側面の所定部位には
片側計3個の取付孔9…が設けられ、この各取付
孔9…には取付部が備えられる。
取付部20はボルト21と嵌合突部23から成
り、ボルト21の頭部下外周にはフランジ22を
設ける。
そして嵌合突部23の一端部外周に対向する端
面を平担面25,25としたフランジ24を設け
るとともに、他端部外周を雄テーパ部26に形成
し、また内部には中心線方向の貫通孔27を設
け、この貫通孔27のフランジ24側半部にはネ
ジ部28を形成する。更にこの嵌合突部23の中
間部外周には環状溝29を形成する。ここで、嵌
合突部23のフランジ24内端面から環状溝29
までの距離と、前記嵌合パイプ15のフランジ1
6外端面から長孔18までの距離をほぼ等しく設
定する。
カウリング8に対する嵌合突部23の取付け
は、カウリング8の内面に嵌合突部23のフラン
ジ24を当て、カウリング8の外面からボルト2
1をその貫通孔9を通し、嵌合突部23のネジ部
28に締結することによりボルト21のフランジ
22と嵌合突部23のフランジ24間にカウリン
グ8に挟着する。
以上において、前記カウリングステイ10先部
の嵌合パイプ15外周にはクリツプを嵌着して備
える。
クリツプ30は二股状のスプリング材から成
り、その一方の直線部31の端部には摘まみ用の
ループ部32を形成し、この直線部31と屈曲部
33を介して対向する弧状部34の端部には折返
し部35を形成する。斯かるクリツプ30をその
直線部31と弧状部34で嵌合パイプ15外周の
環状溝17内に嵌着する。ここで、クリツプ30
の直線部31は環状溝17に設けた長孔18内に
臨むものである。
次にカウリングステイ10に対するカウリング
8の結合について述べる。
先ず結合に先立ち、嵌合パイプ15に嵌着した
クリツプ30を回動してその直線部31を長孔1
8から後退させておく。
そしてカウリング8に一体化して備えた嵌合突
部23を、その先部の雄テーパ部26からカウリ
ングステイ10の先部の嵌合パイプ15内に挿入
し、嵌合突部23のフランジ24を嵌合パイプ1
5のフランジ16に当て、クリツプ30を回動し
てその直線部31を長孔18内に臨ませる。これ
により直線部31は第4図に示すように嵌合突部
23外周の環状溝29内に係止され、嵌合パイプ
15と嵌合突部23とが結合さされる。
このように嵌合パイプ15に嵌着して備えたク
リツプ30を回動操作するだけで、カウリングス
テイ10とカウリング8との結合がワンタツチに
て簡単に行える。
また、クリツプ30を回動して長孔18から直
線部31を後退させるだけで、両者の結合が解除
される。しかもクリツプ30は嵌合パイプ15外
周に嵌着して備えられるため、その紛失を防ぐこ
とができる。
ところで、筒部とこれに挿入する嵌合部との関
係を逆に、即ちカウリングステイ側に嵌合部をカ
ウリング側に筒部を設けるようにしても良い。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、自動二輪車の車
体側に取着されるカウリングステイの先部とカウ
リングに備えられる取付部の一方を筒部に、また
他方を筒部内に挿入される嵌合部に形成し、嵌合
部の外周に環状溝を形成するとともに、筒部には
外周に環状溝を形成してその環状溝内に周方向の
長孔を形成し、更に筒部内に挿入された嵌合部の
環状溝内に長孔から臨んで係止可能なクリツプを
筒部の外周の環状溝内に嵌着して備えたため、カ
ウリングステイとカウリングとの結合とその解除
をクリツプによる簡単な回動操作だけのワンタツ
チで行うことができ、またクリツプの紛失も防げ
る。
特に筒部外周の環状溝によりクリツプの外れ止
めが行えるので、カウリングを取り外した場合、
クリツプをその環状溝内に位置させて保持でき、
従つてクリツプの紛失を防止できるものであり、
そして環状溝内での回転によりクリツプを長孔へ
スムーズにセツトできるため、作業性も向上する
といつた優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の概略側面図、第2図は本
取付装置の分解斜視図、第3図はカウリングステ
イの車体側取着部の断面図、第4図は同カウリン
グ側結合部の断面図である。 尚、図面中1は車体フレーム、8はカウリン
グ、10はカウリングステイ、15は筒部、17
は環状溝、18は長孔、20は取付部、23は嵌
合部、29は環状溝、30はクリツプ、31は直
線部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動二輪車の車体側に取着されるカウリングス
    テイと、カウリングに備えられる取付部と、カウ
    リングステイの先部とカウリングの取付部の一方
    に設けられる筒部と、他方に設けられて筒部内に
    挿入される嵌合部と、筒部の外周に形成した環状
    溝と、該環状溝内に形成した周方向の長孔と、嵌
    合部の外周に形成した環状溝と、筒部の外周の環
    状溝内に嵌着され、且つ筒部内に挿入された嵌合
    部の環状溝内に長孔から臨んで係止可能なクリツ
    プとから成る自動二輪車のカウリング取付装置。
JP1985062132U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0249192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985062132U JPH0249192Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP1985062132U JPH0249192Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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Publication Number Publication Date
JPS61177988U JPS61177988U (ja) 1986-11-06
JPH0249192Y2 true JPH0249192Y2 (ja) 1990-12-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5113847U (ja) * 1974-07-16 1976-01-31
JPS5939286B2 (ja) * 1981-12-04 1984-09-21 日立化成工業株式会社 生のセラミツクシ−トの製造法

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JPS61177988U (ja) 1986-11-06

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