JPH0128408Y2 - - Google Patents

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JPH0128408Y2
JPH0128408Y2 JP1404784U JP1404784U JPH0128408Y2 JP H0128408 Y2 JPH0128408 Y2 JP H0128408Y2 JP 1404784 U JP1404784 U JP 1404784U JP 1404784 U JP1404784 U JP 1404784U JP H0128408 Y2 JPH0128408 Y2 JP H0128408Y2
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JP1404784U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は計器の指針取付装置に係り、特に指針
軸に指針を着脱可能に嵌着する自動車その他の計
器の指針取付装置に関するものである。
従来のこの種の装置を第1図乃至第3図に示
す。
第1図は装置全体を示しており、機械体1の上
部には文字板2がネジ4により固着され、機械体
1の中心部に支持された指針軸3は文字板2を貫
き、先端部に指針台5を固定している。指針台5
は第2図a,b,cに示すように指針軸3を圧入
する圧入孔6と、段付部7と、この段付部7の両
側の位置決め突起8とを有する。指針9は先端の
指針部12と、中央のキヤツプ部13とを有し、
キヤツプ部13の下面には、第3図a,bに示す
ように前記指針台5を嵌合する凹部10と、凹部
10の両側に相対向して形成された一対の爪部1
1とを形成している。そして爪部11が前記指針
台5の段付部7に嵌着することにより、指針9を
指針軸3に着脱可能に、且つ互いの回転を不能に
位置決めして固定している。
しかし乍ら上記従来装置にあつては、爪部11
が指針9と一体に樹脂にて型成形されるものであ
つて、しかもキヤツプ部13には金型スライド用
の孔等が意匠上の問題もあつて全くあけられてい
ないため、前記爪部11は成形の際の金型取り外
し作業けによつて無理やり曲げられることにな
り、金型との接触により爪部11が変形し、指針
台5との嵌合の信頼性がうすれてしまう。また指
針台5が複雑な形状であるため樹脂にて成形され
るが、強度、熱変形等の問題から大型化し、指針
そのもののコンパクト化が困難となるとともに、
文字板2に穿設する挿通孔14の径が大となり、
文字板裏側からの光が漏れやすくなる。
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、
着脱の信頼性が大で、指針の小型化が容易な計器
の指針取付装置の提供を目的としている。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第4図は装置全体の断面図、第5図は指針キヤ
ツプ部分の背面図であり、機械体21、文字板2
2、指針軸23、ネジ4の関係は第1図の従来例
と全く同様である。前記指針軸23の先端には切
削加工された金属製の指針袴24が取り付けら
れ、指針キヤツプ25に指針26を固着してい
る。
第6図a,b,cに示すように前記指針袴24
は断面十字形で、軸方向に指針軸23を挿入固定
する軸孔27があけられ、中間部分に鍔部28を
有し、この鍔部28の外縁には切欠部29を設
け、鍔部28の上方の外周部にはリング状の溝3
0を形成している。
第7図a,b,cに示すように、前記指針キヤ
ツプ25は同軸的に内筒部31、外筒部32を一
体に形成したもので、内筒部31は前記指針袴2
4が貫挿される孔部と、内壁に設けた断面半円状
の突起33と、軸方向に相対向して設けた一対の
すり割り34とを備え、このすり割り34によつ
て突起33に弾性を付与している。外筒部32は
相対向する壁部分に軸方向に延びる一対の突条3
5を有し、この突条35が前記指針袴24の切欠
部29に係合し、指針袴24に対し指針キヤツプ
25を軸のまわりに回動不能に位置決めしてい
る。また外筒部32と内筒部31との間の上壁3
6には2個の孔37を有し、この孔37には指針
26の中間部下面に穿設した2本のボス40が挿
入され、熱溶着することにより互いに固着されて
いる。尚指針26は従来と同様に樹脂にて一体に
成形されたもので、先端の指針部41と中央の前
記中間部とからなり、中間部には金型用の孔はも
たない。
上記指針26を取り付ける際は、まず指針軸2
3の先端に指針袴24を固着しておき、指針袴2
4の先端に上方より指針キヤツプ25の内筒部3
1をかぶせ、圧入ぎみに押し込む。これにより突
起33が溝30に嵌合するとともに、突条35が
切欠部29に係合し、軸のまわりに位置決めされ
て互いに固定される。修理の際の指針38の取り
外しは、単に指針を上方へ引き抜けばよい。突起
33のみずからの弾性により、突起33が溝30
から脱落し、指針26は容易に上方へ抜ける。
また文字板22に対する指針38の指度調整
は、予め指針軸23又は指針袴24と文字板22
との間で調整しておけば、修理の際に指針26を
取り外すことがあつても、切欠部29と突条35
にて常に位置決めされているため必要ない。
上述した実施例の一対の突条35は鍔部28の
切欠部29と係合して指針袴24の位置決めを行
うためのものであるが、必ずしもこれに限られる
ものでなく、単なる突起など切欠部29に係合し
て位置決めし得る突部であればよい。
本考案は以上の如くであり、着脱自在に嵌着す
る爪又は突起は、指針本体とは別個に形成される
から、その形状精度を設計通りに金型成形するこ
とができ、嵌着強度の信頼性が向上するととも
に、指針自身を小型にすることができる。また指
針と指針軸との結合は、比較的小径の指針袴の外
周に設けた溝に突起を嵌合することでなされるか
ら、従来に比べこの結合部を小型することがで
き、文字板の指針軸挿通孔からの光の漏れを極力
抑えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の指針取付装置の断面図、第2図
は上記従来装置の指針台を示し、aは平面図、b
は側面図、cはA−A線断面図、第3図は従来装
置の指針キヤツプ部を示し、aは断面図、bは底
面図、第4図は本考案実施例の正面断面図、第5
図は指針の底面図、第6図は指針袴を示しaは半
断面図、bは側面図、cは斜視図、第7図は指針
キヤツプを示しaは底面図、bはB−B線断面
図、cはC−C線断面図である。 23……指針軸、24……指針袴、25……指
針キヤツプ、28……鍔部、29……切欠部、3
0……溝、31……内筒部、32……外筒部、3
3……突起、35……突条(突部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 指針軸に指針を着脱可能に嵌着する計器の指針
    取付装置において、前記指針の下面には、内筒
    部、外筒部を有する指針キヤツプを固定し、前記
    内筒部には指針軸の先端に固着した指針袴を挿入
    して指針袴のリング状の溝に前記内筒部の突起を
    着脱可能に嵌合するとともに、指針袴の鍔部に形
    成した切欠部に前記外筒部に形成した突部を係合
    して、指針袴と指針キヤツプとを回転不能に位置
    決めしてなる計器の指針取付装置。
JP1404784U 1984-02-06 1984-02-06 計器の指針取付装置 Granted JPS60127515U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1404784U JPS60127515U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 計器の指針取付装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1404784U JPS60127515U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 計器の指針取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60127515U JPS60127515U (ja) 1985-08-27
JPH0128408Y2 true JPH0128408Y2 (ja) 1989-08-30

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ID=30498608

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JP1404784U Granted JPS60127515U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 計器の指針取付装置

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JPS60127515U (ja) 1985-08-27

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