JPH0730847Y2 - シリンダー錠におけるロータとロータ正面カバーの結合構造 - Google Patents

シリンダー錠におけるロータとロータ正面カバーの結合構造

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JPH0730847Y2
JPH0730847Y2 JP928193U JP928193U JPH0730847Y2 JP H0730847 Y2 JPH0730847 Y2 JP H0730847Y2 JP 928193 U JP928193 U JP 928193U JP 928193 U JP928193 U JP 928193U JP H0730847 Y2 JPH0730847 Y2 JP H0730847Y2
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JP
Japan
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rotor
front cover
rotor body
cylinder lock
rotation
Prior art date
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JP928193U
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健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シリンダー錠における
ロータとロータ正面カバーの結合構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンダー錠に於けるロータとロ
ータ正面カバーの結合は、プレス加工で製作された短円
筒状のカバーをロータの前端鍔部に被せ、カバーの周縁
を加圧して、ロータ前端鍔部の裏側の折曲することによ
り固着していた。
【0003】しかしながら、シリンダー錠に於けるロー
タとロータ正面カバーの結合では、ロータ本体とカバー
との鍵挿入孔の向きを一致させる必要があり、従来の方
法では、位置決め用の治具を用いて、双方の位置を規定
しなければならず、位置決め作業が非常に困難であっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案の目
的は、ロータ本体とロータ正面カバーとの鍵挿入孔の向
きを容易にかつ正確に一致させて双方を結合できる結合
構造を提供することである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本考案の結合構造では、ロ
ータ正面カバー7及びロータ本体1をダイカストにより
成形し、ロータ正面カバー7の内側平面部9に回転止め
用凹部8を設け、ロータ本体1の前端平面部3に回転止
め用突起2を、前端周縁には鍔部5を設け、該回転止め
用凹部8に該回転止め用突起2を係合し、ロータ本体前
端周縁の鍔部5を全周に渡り折曲し、ロータ本体1とロ
ータ正面カバー7を固着する。
【0006】
【作用】ロータ正面カバー7の回転止め用凹部8と、ロ
ータ本体1の回転止め用突起2を係合させることによ
り、ロータ本体1とカバー7の鍵挿入孔4,11の向き
が一致し、ロータ本体前端周縁の鍔部5を全周に渡り折
曲すれば、ロータ本体1とロータ正面カバー7が結合さ
れる。
【0007】
【実施例】図1から図9には本考案の一実施例を示す。
図1から図3に示されるように、ロータ正面カバー7の
内側平面部9には回転止め用凹部8が2箇所設けられて
いる。また、カバー7の外周は全周にわたり傾斜面10
が設けられている。
【0008】一方、図4から図6に示されるように、ロ
ータ本体1の前端平面部3には回転止め用突起2が2箇
所設けられている。更に、前端周縁には、全周に渡り鍔
5が設けられいる。
【0009】ロータ正面カバー7の回転止め用凹部8と
ロータ本体1の回転止め用突起2は、双方を係合させた
ときに、ロータ正面カバー7とロータ本体1の鍵挿入孔
11,4の向きが一致するような位置に設けられ、ダイ
カストにより成形される。
【0010】ロータ本体1とロータ正面カバー7の結合
は、図7及び図8に示されるように、ロータ正面カバー
7の回転止め用凹部8とロータ本体1の回転止め用突起
2を係合させて双方の鍵挿入孔11,4の向きを一致さ
せ、ロータ本体1の前端周縁の鍔5で囲まれた凹部6に
ロータ正面カバー7を収容し、鍔5を全周に渡り一度に
折曲し、ロータ正面カバー7の傾斜面10と鍔5とを圧
接して加締め固定することによりロータ本体1とロータ
正面カバー7が結合される。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案の結合構造では、ロ
ータ本体1の前端平面部3に設けられた回転止め用突起
2と、ロータ正面カバー7の内側平面部9に設けられた
回転止め用凹部8を係合させることにより、ロータ本体
1とロータ正面カバー7との位置決めを行うようにした
ので、ロータ本体1とカバー7との鍵挿入孔4,11の
向きを正確にかつ容易に一致させることができる。
【0012】また、ロータ本体1及びロータ正面カバー
7はダイカストにより成形を行うので、ロータ本体1の
回転止め用突起2とロータ正面カバー7の回転止め用凹
部8が正確な位置に成形される。
【0013】ロータ本体1と、ロータ正面カバー7との
結合は、ロータ本体1の前端周縁に設けられた鍔5を折
曲し、ロータ正面カバー7の傾斜面10に圧接して加締
め固定される。この方法によれば、一度の作業で全周に
渡り加締めることができるので、加締め工程が効率化で
き、更に、結合力も増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る結合構造において使用
するロータ正面カバーの正面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】該ロータ正面カバーの背面図である。
【図4】前記結合構造におけるロータ本体の正面図あ
る。
【図5】図4のBーB線断面図である。
【図6】該ロータ本体の背面図である。
【図7】ロータ本体とロータ正面カバーの結合状態の正
面図である。
【図8】図7のCーC線断面図である。
【図9】シリンダー錠の全体構造の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ本体 2 回転止め用突起 3 前端平面部 4 鍵挿入孔 5 鍔 6 カバー収容部 7 ロータ正面カバー 8 回転止め用凹部 9 内側平面部 10 傾斜面 11 鍵挿入孔 12 錠本体 13 座金 14 ボルト 15 止め金具 16 ディスクタンブラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ正面カバー7の内側平面部9に回転
    止め用凹部8を設け、ロータ本体1の前端平面部3に回
    転止め用突起2を、前端周縁には鍔部5を設け、ロータ
    正面カバー7及びロータ本体1はダイカストにより成形
    し、該回転止め用凹部8に該回転止め用突起2を係合
    し、ロータ本体前端周縁の鍔部5を全周に渡り折曲し、
    ロータ本体1とロータ正面カバー7を固着する、シリン
    ダー錠におけるロータとロータ正面カバーの結合構造。
JP928193U 1993-02-10 1993-02-10 シリンダー錠におけるロータとロータ正面カバーの結合構造 Expired - Lifetime JPH0730847Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0662152U JPH0662152U (ja) 1994-09-02
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