JPH058569Y2 - - Google Patents

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JPH058569Y2
JPH058569Y2 JP11913689U JP11913689U JPH058569Y2 JP H058569 Y2 JPH058569 Y2 JP H058569Y2 JP 11913689 U JP11913689 U JP 11913689U JP 11913689 U JP11913689 U JP 11913689U JP H058569 Y2 JPH058569 Y2 JP H058569Y2
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chuck member
cylindrical body
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tightening member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光学フアイバの取付装置に係り、特
に構造が簡単で、防水性が確保できる光学フアイ
バの取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の光学フアイバの取付装置は、第
5図に示すように、筒状本体1にチヤツク爪3を
設けると共に、雄ネジ2を刻設している。また、
締付金具4には前記雄ネジ2に対応する雌ネジ5
を設けると共に、内部にテーパを形成して、その
先に光学フアイバ挿入孔6を形成する。そして、
前記締付金具4を雄ネジ2で締め付け、光学フア
イバ7を固定するようにしていた(例えば、実開
昭62−10343号、実開昭62−87303号参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の光学フアイバの取付装置
は、ネジを刻設するために、作製上の手間がかか
り、ネジの強度を考慮すると装置が大きくなつて
しまう等の欠点があつた。また、防水性がないた
め、その使用環境が限定されてしまうという問題
もあつた。
本考案は、上記問題点を解決するために、構造
が簡単で、防水性を備え、極めて作業性が容易な
光学フアイバの取付装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案に係る光学
フアイバの取付装置は、筒状本体と爪部を設けた
チヤツク部材と締付部材からなる光学フアイバの
取付装置において、前記チヤツク部材の爪部の外
形を楕円形状に形成すると共に、これに対応する
締付部材内を楕円形状の孔とし、前記筒状本体内
にOリングを介し、前記チヤツク部材を凹凸関係
により遊嵌し、前記爪部の端面と締付部材の当接
面のどちらか一方に凹部、他方に凸部を形成して
凹凸係合させ、前記締付部材を前記筒状本体に嵌
着するようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、締付部材を回転させると、楕
円上に形成したチヤツク部材の長軸方向と、締付
部材の楕円孔の短軸が同一方向に位置するため、
チヤツク部材の爪部が内側につぼんで光学フアイ
バの外周を挟持する。更に、締付部材の内径の当
接面に設けた凸部と、チヤツク部材の端面に設け
た凹部とが係合し、この凸部がチヤツク部材の端
面を押圧することにより、チヤツク部材は押し込
まれて筒状本体内に配設されたOリングを押圧
し、密着結合することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本考案の光学フアイバの取付装置の要
部断面図、第2図は本考案の光学フアイバの取付
装置の分解要部断面図、第3図は本考案の光学フ
アイバの取付装置の作用を示す図であり、第3図
aは締付部材とチヤツク部材との係合状態を示す
断面図、第3図bは締付部材によりチヤツク部材
がつぼんだ状態を示す断面図である。
図中、10は締付部材、11は該締付部材10
の先端部に形成される貫通孔、12は該貫通孔1
1に連通する断面楕円形状のチヤツク部材16の
爪部挿入孔、13は該爪部挿入孔12に連通する
大径の断面円形の筒状本体挿入孔、14は前記チ
ヤツク部材16の当接面10aの径方向に形成さ
れる凸部、15は締付部材10の円周方向に形成
される孔、17は挿通孔、18は凹部、19は楕
円形状を有する爪部、20は突起、21は筒状本
体、22はチヤツク部材16の後端部の挿入孔、
23はOリング、24は光学フアイバ挿入孔、2
5は突起である。
図に示すように、筒状本体21内では、チヤツ
ク部材16の後端部の挿入孔22と光学フアイバ
挿入孔24とが段部を介して連設され、その後端
部の外周面に突起25が形成される。この突起2
5は、締付部材10の円周方向に形成される孔1
5に当接して位置決めを行う。
チヤツク部材16は円筒状に形成され、その先
端側にスリツト16aを設けた爪部19を形成す
ると共に、その爪部19の外周を楕円形に形成す
る。そして、爪部19の先端の端面に凹部18を
形成する。
更に、円筒部の後端部外周面には、前記した筒
状本体21の前記挿入孔22と係合する突起25
を形成する。
また、締付部材10は円筒状に形成し、その一
方の内面に段部を設けて当接面10aを形成し、
その当接面10aにチヤツク部材16の凹部18
と係合する凸部14を設ける。
締付部材10は筒状本体21の挿入孔13、チ
ヤツク部材の爪部挿入孔12及び光学フアイバの
先端が覗く貫通孔11を有し、チヤツク部材16
の爪部挿入孔12は楕円状に形成される。
以上述べたように、筒状本体21にチヤツク部
材16を遊嵌すると共に、締付部材10を凹凸係
合して、光学フアイバの取付装置を構成する。そ
こで、光学フアイバを挿入して締付部材10を回
動させることにより、楕円形状に形成したチヤツ
ク部材16の長軸方向と締付部材10の楕円形状
の短軸が同一方向に位置する〔第3図aの点線状
態参照〕。このため、チヤツク部材16の爪部1
9が内側につぼんで光学フアイバの外周を挟持す
ると共に、締付部材10の内径の当接面10aに
設けた凸部14と、チヤツク部材16の端面に設
けた凹部18が係合、更に、前記凸部14がチヤ
ツク部材16の端面を押圧する。これにより、チ
ヤツク部材16は押し込まれ、筒状本体21内に
配設されたOリング23を押圧するので、チヤツ
ク部材16と筒状本体21とは密着結合される。
第4図は本考案の他の実施例を示す光学フアイ
バの取付装置の分解図である。
この実施例においては、筒状本体40に形成し
た凹所41をカギ状に形成し、これに対応する位
置の締付部材30の内面に突起31を設けること
により、凹凸係合させる。この締付部材30を回
動させることにより、前記同様、楕円形状のチヤ
ツク部材35の爪部37と、楕円形状のチヤツク
部材35の爪部挿入孔34とを係合させ、爪部3
7をつぼめて光学フアイバの外周を挟持する。な
お、32は貫通孔、36は凹部、38は突起であ
る。
また、チヤツク部材の当接面30aに形成され
る凸部33と、チヤツク部材35の爪部37の端
面との係合により、チヤツク部材35の後端面が
Oリング42を押圧するので、チヤツク部材35
と筒状本体40とは密着結合される。
なお、上記実施例において、締付部材30の回
動範囲は90°であるが、一回転以内の範囲であれ
ば、適宜選定することができる。
また、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可
能であり、これらを本考案の範囲から排除するも
のではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、次のような効果を奏することができる。
(1) 筒状本体内にOリングを介し、チヤツク部材
を凹凸関係により遊嵌し、爪部の端面と締付部
材の当接面のどちらか一方に凹部、他方に凸部
を形成したので、光学フアイバの嵌着作業が極
めて容易に行えると共に、密着結合により防水
性も確保することができる。
(2) チヤツク部材の爪部の外形を楕円形状に形成
すると共に、これに対応する締付部材内を楕円
孔としたので、従来のネジによる締付けのよう
に、チヤツク部材を数回にわたり回す必要はな
く、一回転以内の範囲で容易に光学フアイバを
装着することができる。
(3) 締付部材の内側面に突起を、前記筒状本体に
カギ状凹部を設けて凹凸係合する構成としたの
で、締付状態を維持できると共に、光学フアイ
バの装着を容易に、しかも安心して確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す光学フアイバの
取付装置の要部断面図、第2図は本考案の光学フ
アイバの取付装置の分解要部断面図、第3図は本
考案の光学フアイバの取付装置の作用を示す図、
第4図は本考案の他の実施例を示す光学フアイバ
の取付装置の分解図、第5図は従来の光学フアイ
バの取付装置の分解図である。 10,30……締付部材、10a,30a……
当接面、11,32……貫通孔、12,34……
チヤツク部材の爪部挿入孔(楕円形状)、13…
…筒状本体挿入孔、14,33……凸部、15…
…孔、16,35……チヤツク部材、17……挿
通孔、18……凹部、36……光学フアイバ挿通
孔、19,37……爪部(楕円形状)、20,2
5,31,38……突起、21,40……筒状本
体、22……チヤツク部材の後端部の挿入孔、2
3,42……Oリング、24……光学フアイバ挿
入孔、41……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状本体と爪部を設けたチヤツク部材と締付
    部材からなる光学フアイバの取付装置におい
    て、前記チヤツク部材の爪部の外形を楕円形状
    に形成すると共に、これに対応する締付部材内
    を楕円形状の孔とし、前記筒状本体内にOリン
    グを介し、前記チヤツク部材を凹凸関係により
    遊嵌し、前記爪部の端面と締付部材の当接面の
    どちらか一方に凹部、他方に凸部を形成して凹
    凸係合させ、前記締付部材を前記筒状本体に嵌
    着したことを特徴とする光学フアイバの取付装
    置。 (2) 前記締付部材の内側面に突起を、前記筒状本
    体にカギ状凹所を設けて凹凸係合することによ
    り、締付状態を維持することを特徴とする請求
    項1記載の光学フアイバの取付装置。
JP11913689U 1989-10-13 1989-10-13 Expired - Lifetime JPH058569Y2 (ja)

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