JPS6336848Y2 - - Google Patents

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JPS6336848Y2
JPS6336848Y2 JP8516582U JP8516582U JPS6336848Y2 JP S6336848 Y2 JPS6336848 Y2 JP S6336848Y2 JP 8516582 U JP8516582 U JP 8516582U JP 8516582 U JP8516582 U JP 8516582U JP S6336848 Y2 JPS6336848 Y2 JP S6336848Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
ring
mirror body
main body
fitting groove
Prior art date
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Application number
JP8516582U
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English (en)
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JPS58186946U (ja
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ミラーに関する。特に熱帯
地域は寒冷地等において、多く生じる急激な温度
差によるミラーボデーの変形に起因するミラーの
歪みを防止し、良好なる視認性を得た自動車用ミ
ラーに関するものである。
従来、この種の自動車用ミラーは、第1図乃至
第3図に示すように、後方視界を映出するミラー
1を把持するミラーボデー2は背面略中央に膨設
した枢着部4を、前記ミラーボデー2の内側から
ワツシヤー10、スプリング11、スクリユー1
2によつてミラーハウジング3に固設された取付
ブラケツト8の軸受9に回動自在に圧着保持して
成るものである。そして前記取付ブラケツト8
は、スクリユー7によつてミラーハウジング3の
内面に突設したボス6に固着され、ミラー1並に
ミラーボデー2とともにミラーハウジング3の開
口内に配設されている。尚、5は、ミラーハウジ
ング3を車体に固定すべく成したベースである。
すなわち、前述の如く、軸受9に回動自在に圧
着保持したミラーボデー2にミラー1を把持せし
める構造は、前記ミラーボデー2をワツシヤー1
0、スプリング11並にスクリユー12によつて
あらかじめ軸受9に圧着保持した後に、ミラー1
をミラーボデー2の内周縁にアンダーカツト成形
によつて形成された嵌合溝2aに圧入嵌合するこ
とによつてミラー1をミラーボデー2に把持せし
めていた。そして一般的には、前記ミラーボデー
2の周縁部分を熱してその周縁を若干変形させミ
ラー1の圧入嵌合を容易にならしめていた。
更に、ミラーボデー2に把持されたミラー1
は、前記ミラーボデー2の嵌合溝2aに密着把持
するとともに、該嵌合溝2aに隣接して形成され
た平坦部2bをミラー1の背面に当接せしめ、も
つてミラー1のミラーボデー2内での振動を防止
していた。しかしながら、上述の従来例にあつて
はミラー1をミラーボデー2の嵌合溝2aに圧入
嵌合せしめるため、あるいは、アンダーカツト成
形によつて嵌合溝2aを形成するため等の理由で
比較的変形しやすい材質例えばポリプロピレン等
の合成樹脂で成型されていた。従つて熱帯地域で
は寒冷地帯で多く生ずる急激な温度変化を受けた
場合には、ミラーボデー2が変形する場合があつ
た。更にミラー1は、振動によつて映像がちらつ
くのを防止するためにミラーボデー2の嵌合溝2
aと平坦部2bによつて密着把持されているた
め、前記ミラーボデー2の変形力が直ちにミラー
1に加わり、ミラー1を変形しその鏡面に歪みを
生じせしめ、後方視界の映像がゆがんだりし、視
認性を悪化せしめる場合があつた。
上述の事情に鑑み本考案は、ミラーボデーのミ
ラーを圧入嵌合把持せしめる周縁部分を比較的変
形のしやすい材質例えば、ポリプロピレン等で形
成するとともに、本体部分を剛性のある金属ある
いは合成樹脂例えばガラス入り樹脂等で形成する
ことによつてミラーボデーの変形を防止し、もつ
てミラー1の鏡面に歪みが発生することを防止し
た自動車用ミラーを提供することを目的とするも
のである。
以下、本考案の一実施例を添附図面について説
明する。尚図面中、従来例の構成に相当する構成
については、同符号を用いて説明する。
第4図乃至第6図は、本考案の第1実施例を示
したもので、第4図は、ミラー1のミラーボデー
2の装着状態を示した要部断面図、第5図はリン
グの要部斜視図、第6図はミラーボデー本体の要
部斜視図である。
第4図に示すように、ミラー1は長矩形の係合
孔21aを穿設した外周フランジ21bと該外周
フランジ21bよりミラー1の背面側に折曲され
た側壁21cと前記側壁21cに対しミラーボデ
ー内方に直角に折曲して形成した平坦なミラー当
接面21dを有し、中央に凹部21eを設けたミ
ラーボデー本体21に、ミラー1の背面側に開口
し、前記外周フランジ21bと略々、同じ幅を有
する嵌合溝22aと該嵌合溝22aを挾んで形成
した外周側壁22bと該外周側壁22bと比較し
て少く突出したミラー圧接部22cを有するとと
もに前記嵌合溝22a内に複数個間隔をあててミ
ラー1背面側に突出した係合突起22dとを軟質
の合成樹脂例えばポリプロピレン等で矩形状に一
体成型して成るリング22とより構成されたミラ
ーボデー2の前記リング22に形成されたミラー
圧接部22cとミラーボデー本体21のミラー当
接面21dとの間に挾持されるものである。
すなわちリング22は、前記ミラーボデー本体
21の外周フランジ21bに穿設した係合孔21
aに嵌合溝22a内に突設した係合突起22dを
貫通し嵌合溝22aの底部22eを前記外周フラ
ンジ21bの表面に密接せしめ、その状態で係合
突起22dを熱カシメすることによつて、ミラー
ボデー本体21に固着し、ミラーボデー2を構成
し、その後にミラー圧接部22cを熱し若干熱変
形させ、その間にミラー1を圧入し、冷却後には
ミラー圧接部22cとミラー当接面21dとの間
にミラー1を挾着保持せしめる。
尚、1aはミラー1とミラーボデー2との間の
ずれや振動あるいは、ミラー1の破損時にガラス
が飛散するのを防止する接着テープである。
従つてミラー1を挾着保持するミラーボデー2
の大部分を占るミラーボデー本体部分を剛性のあ
る材質、例えば剛板などで一体成型し、その周縁
に比較的軟質例えばポリプロピレン等の合成樹脂
製のリングを圧接固着せしめているので寒冷地や
熱帯地における温度の急激な変化が生じてもミラ
ーボデー本体21は変形を起すことがなく、従つ
てミラー1が歪むこともなく、視認性を悪化せし
めることもない。
又ミラーボデー2のミラー1を圧入する部分で
あるリング22を軟質の合成樹脂で成型している
ためミラー1の圧入も容易でかつリング22のミ
ラーボデー本体21への組付も容易である。
そしてミラー1の周縁1bとミラーボデー本体
21の起立片21cとの間に隙間を設けることに
よつて、ミラー1自体の円周上の若干膨張が許さ
れ、かつ前記接着テープ1aとによつてミラーボ
デー2と直接接触することがなくミラー1に電触
が生じミラー1の反射膜(図示しない)を腐触す
ることもない。
第7図、第8図は本考案の第2、第3の実施例
を示したものであつて、いずれもリング22の嵌
合溝22a内に突設した係合突起22dの先端部
に係止段部22fと割り溝22gを設け係合突起
22dに弾性を与え、係合突起22dを外周フラ
ンジ21bに穿設した係止孔21aに先をたわま
せて圧入し、圧入後に係合突起22dが元に復帰
することによつて、リング22をミラーボデー本
体21に固着するもので、この構成の場合には、
ワンタツチでリングをミラーボデー本体21に固
着できるという効果を有する。
上述の如く、本考案はミラーを把持してなるミ
ラーボデーと該ミラーボデーを調整自在に保持す
るミラーハウジングと、前記ミラーハウジングを
車体に固着せしめるベースとよりなる自動車用ミ
ラーであつて前記ミラーボデー2は係合孔を有す
る外周フランジと該フランジより背面側に折曲さ
れた側壁と前記側壁に対しミラーボデー内分に折
曲した平坦なミラー当接面と該当接面に連続して
形成された凹部とよりなる剛体のミラーボデー本
体と、前記フランジに嵌着する嵌着溝と該嵌着溝
を挾んで各々背面側に突出した外周側壁及びミラ
ー圧接部と、前記嵌着溝の底部より同方向に突出
した係合壁突起とを軟質の合成樹脂で一体成型し
たリングとより成り、前記リングの係合突起をミ
ラーボデー本体の係合孔に係止せしめもつてリン
グをミラーボデー本体に固着するとともに、前記
リングのミラー圧接部とミラーボデー本体のミラ
ー当接面との間においてミラー1を挾着保持せし
めたことを特徴とするものであるから寒冷地ある
いは熱帯地における急激な温度変化によつてミラ
ーボデーが変形しもつてミラー1に歪を生じせし
めることがない良好な視認性を有するとともにミ
ラー1のミラーボデー2への圧入も容易である。
更にリングはミラーボデー2の外周フランジ2
1bに面接触するため安定性にもすぐれている等
の効果を有するものである。
尚当然のことながら本考案は上述の実施例にの
み限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、従来例を示し、第1図は
要部断面図、第2図はミラー部の平面図、第3図
は、第2図のA−A断面図である。第4図乃至第
6図は、本考案の第1実施例を示したもので、第
4図はミラーの装着状態を示した要部断面図、第
5図はリングを示した要部斜視図、第6図は同ミ
ラーボデー本体を示した要部斜視図、第7図は、
第2実施例を示したリングの要部斜視図、第8図
は第3実施例を示したミラーの装着状態における
要部断面図である。 1……ミラー、2……ミラーボデー、21……
ミラーボデー本体、21a……係止孔、21b…
…外周フランジ、21c……側壁、21d……ミ
ラー当接面、22……リング、22a……嵌合
溝、22b……外周側壁、22c……ミラー圧接
部、22d……係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーを把持してなるミラーボデーと、該ミラ
    ーボデーを調整自在に保持するミラーハウジング
    と、前記ミラーハウジングを車体に固着せしめる
    ベースとよりなる自動車用ミラーであつて、前記
    ミラーボデーは係合孔を有する外周フランジと、
    該外周フランジより背面側に折曲された側壁と前
    記側壁に対しミラーボデー内分に折曲した平坦な
    ミラー当接面と該当接面に連続して形成された凹
    部とよりなる剛体のミラーボデー本体と、前記フ
    ランジに嵌着する嵌着溝と該嵌着溝を挾んで各々
    背面側に突出した外周側壁及びミラー圧接部と前
    記嵌着溝の底部より同方向に突出した係合突起と
    を軟質の合成樹脂で一体成型したリングとより成
    り、前記リングの係合突起をミラーボデー本体の
    係合孔に係止せしめ、もつてリングをミラーボデ
    ー本体に固着するとともに、前記リングのミラー
    圧接部とミラーボデー本体のミラー当接面との間
    においてミラーを挾着保持せしめたことを特徴と
    する自動車用ミラー。
JP8516582U 1982-06-08 1982-06-08 自動車用ミラ− Granted JPS58186946U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8516582U JPS58186946U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車用ミラ−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8516582U JPS58186946U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車用ミラ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186946U JPS58186946U (ja) 1983-12-12
JPS6336848Y2 true JPS6336848Y2 (ja) 1988-09-29

Family

ID=30094074

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8516582U Granted JPS58186946U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車用ミラ−

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