JPH0612575Y2 - 操作スイッチの回り止め装置 - Google Patents
操作スイッチの回り止め装置Info
- Publication number
- JPH0612575Y2 JPH0612575Y2 JP17175187U JP17175187U JPH0612575Y2 JP H0612575 Y2 JPH0612575 Y2 JP H0612575Y2 JP 17175187 U JP17175187 U JP 17175187U JP 17175187 U JP17175187 U JP 17175187U JP H0612575 Y2 JPH0612575 Y2 JP H0612575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- round hole
- tubular portion
- operation switch
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパネルなどの丸孔に取り付けられナットの締
結で固定される操作スイッチの回り止め装置に関する。
結で固定される操作スイッチの回り止め装置に関する。
この種の回り止め装置としては第4図ないし第7図に示
すそれぞれ異なる二例が知られている。まず第4図およ
び第5図において、操作部本体1のパネル11の取り付け
用丸孔11aへの取り付けは、取り付け構造物としてのフ
ランジ2を有し外周にねじ3aが切られた筒状部3と、
筒状部3に嵌め込まれパネル11の表面側に位置するパッ
キン4と、パネル11の裏面側よりねじ3aにねじ込まれ
締結するナット5によってなされている。そして取り付
け構造物すなわち筒状部3の回り止めは筒状部3の外周
に設けられた突起3bと、取り付け用丸孔11aの内縁に
設けられた切り欠き11bとの嵌合によってなされてい
る。つぎに第6図および第7図において、操作部本体1
のパネル11の取り付け用丸孔11aへの取り付けは、前述
した第4図および第5図の例同様になされ、筒状部3の
回り止めはフランジ2の下面側に設けられた突起2aと
パネル11に設けられた小孔11cとの嵌合によってなされ
ている。
すそれぞれ異なる二例が知られている。まず第4図およ
び第5図において、操作部本体1のパネル11の取り付け
用丸孔11aへの取り付けは、取り付け構造物としてのフ
ランジ2を有し外周にねじ3aが切られた筒状部3と、
筒状部3に嵌め込まれパネル11の表面側に位置するパッ
キン4と、パネル11の裏面側よりねじ3aにねじ込まれ
締結するナット5によってなされている。そして取り付
け構造物すなわち筒状部3の回り止めは筒状部3の外周
に設けられた突起3bと、取り付け用丸孔11aの内縁に
設けられた切り欠き11bとの嵌合によってなされてい
る。つぎに第6図および第7図において、操作部本体1
のパネル11の取り付け用丸孔11aへの取り付けは、前述
した第4図および第5図の例同様になされ、筒状部3の
回り止めはフランジ2の下面側に設けられた突起2aと
パネル11に設けられた小孔11cとの嵌合によってなされ
ている。
このような従来装置では操作スイッチの取り付け構造物
に回り止め機能の一部分が形成されていることから、回
り止め機能が不要な場合でもパネル11の取り付け用丸孔
11aには必ず回り止め用としての切り欠き11bや小孔11c
を設けなければならず、パネル11の加工が面倒で時間が
かかるという欠点があった。
に回り止め機能の一部分が形成されていることから、回
り止め機能が不要な場合でもパネル11の取り付け用丸孔
11aには必ず回り止め用としての切り欠き11bや小孔11c
を設けなければならず、パネル11の加工が面倒で時間が
かかるという欠点があった。
この考案の目的は前述した従来の欠点を除去し、回り止
め機能を要否によりパネルの取り付け用孔が選択加工で
きる操作スイッチの回り止め装置を提供することにあ
る。
め機能を要否によりパネルの取り付け用孔が選択加工で
きる操作スイッチの回り止め装置を提供することにあ
る。
この考案の手段は前述の目的を達成するために、パネル
に形成された内縁に切り欠きを有する丸孔より大きなフ
ランジと、このフランジの背面側に突設され、パネルの
丸孔より小さくその外周にねじが切られた筒状部とから
なり、前記パネルの表面側から丸孔に挿入された筒状部
のねじにナットを螺着し、フランジとナットとによりパ
ネルに固定される操作部本体を備えた操作スイッチの回
り止め装置であって、前記筒状部に軸線に沿い前記ねじ
を断ち切る少なくとも1条以上の縦溝を設け、前記パネ
ルと前記ナットとの間に介挿され、前記筒状部のねじ径
よりも大きな丸孔を有し、この丸孔の内縁に形成され前
記筒状部の縦溝に嵌合するように丸孔の内側に突出する
切り起こしおよび前記パネルの丸孔の切り欠きに嵌合す
るようにパネル側に突出する切り起こしを有する座金を
設けたことである。
に形成された内縁に切り欠きを有する丸孔より大きなフ
ランジと、このフランジの背面側に突設され、パネルの
丸孔より小さくその外周にねじが切られた筒状部とから
なり、前記パネルの表面側から丸孔に挿入された筒状部
のねじにナットを螺着し、フランジとナットとによりパ
ネルに固定される操作部本体を備えた操作スイッチの回
り止め装置であって、前記筒状部に軸線に沿い前記ねじ
を断ち切る少なくとも1条以上の縦溝を設け、前記パネ
ルと前記ナットとの間に介挿され、前記筒状部のねじ径
よりも大きな丸孔を有し、この丸孔の内縁に形成され前
記筒状部の縦溝に嵌合するように丸孔の内側に突出する
切り起こしおよび前記パネルの丸孔の切り欠きに嵌合す
るようにパネル側に突出する切り起こしを有する座金を
設けたことである。
この考案による回り止め装置においては操作スイッチの
取り付け構造物から回り止め機能を除き回り止め機能の
要否により選択的に取り付け孔加工および座金を用いる
構成としたことにより、取り付けにともなう無駄な加工
は排除される。
取り付け構造物から回り止め機能を除き回り止め機能の
要否により選択的に取り付け孔加工および座金を用いる
構成としたことにより、取り付けにともなう無駄な加工
は排除される。
第1図ないし第3図はこの考案による操作スイッチの回
り止め装置の一実施例を示す図で、第1図は側面図、第
2図は操作スイッチをパネル面で切断した断面図、第3
図は要部部品の斜視図である。図において前述した第4
図および第6図の従来装置の二例と同一部分には同一符
号を付すことで対応させ相違点について説明する。この
実施例において従来装置と相違する点は、操作部本体1
の取り付け構造物直接に回り止め機能を持たせず、すな
わち回り止めを必要としない場合にはパネル11に丸孔11
aのみで取り付け可能とし、回り止めを必要とする場合
に取り付け構造物である筒状部3および丸孔11aに付加
された縦溝3cおよび切り欠き11bに互いに係合する部
材すなわち座金6を用いるようにしたことである。筒状
部3の縦溝3cは軸線に沿うとともに軸線対称にねじ3
aを断ち切るようにして2条設けられている。一方座金
6は丸孔6aの内径が筒状部3のねじ3a径より僅かに
大きく形成されるとともに、丸孔6aの内径から縦溝3
c,3cおよび切り欠き11bに嵌入するパネル11の板厚
よりも背の低い切り起こし6b,6bおよび6cが設け
られている。
り止め装置の一実施例を示す図で、第1図は側面図、第
2図は操作スイッチをパネル面で切断した断面図、第3
図は要部部品の斜視図である。図において前述した第4
図および第6図の従来装置の二例と同一部分には同一符
号を付すことで対応させ相違点について説明する。この
実施例において従来装置と相違する点は、操作部本体1
の取り付け構造物直接に回り止め機能を持たせず、すな
わち回り止めを必要としない場合にはパネル11に丸孔11
aのみで取り付け可能とし、回り止めを必要とする場合
に取り付け構造物である筒状部3および丸孔11aに付加
された縦溝3cおよび切り欠き11bに互いに係合する部
材すなわち座金6を用いるようにしたことである。筒状
部3の縦溝3cは軸線に沿うとともに軸線対称にねじ3
aを断ち切るようにして2条設けられている。一方座金
6は丸孔6aの内径が筒状部3のねじ3a径より僅かに
大きく形成されるとともに、丸孔6aの内径から縦溝3
c,3cおよび切り欠き11bに嵌入するパネル11の板厚
よりも背の低い切り起こし6b,6bおよび6cが設け
られている。
以上の構成において筒状部に組み込まれた操作部本体1
をパネル11の表面側からパッキン4を介して取り付け用
丸孔11aに挿入し、パネル11の裏面側から座金6の切り
起こし6b,6bを縦溝3c,3cに合わせて挿入し、
その後切り起こし6cを切り欠き11bに嵌合させてナッ
ト5により締結する。このことによりパネル11の切り欠
き11bと筒状部3の縦溝3c,3c間で筒状部3すなわ
ち操作部本体1の回転が規制されて回り止めされる。ま
た回り止めを必要としない場合はパネル11の切り欠き11
bの加工および座金6を省けばよく、したがって無駄な
加工は省かれる。なお操作部本体1へのスイッチユニッ
ト10の結合は、操作部本体1がパネル11に取り付け後に
なされる。
をパネル11の表面側からパッキン4を介して取り付け用
丸孔11aに挿入し、パネル11の裏面側から座金6の切り
起こし6b,6bを縦溝3c,3cに合わせて挿入し、
その後切り起こし6cを切り欠き11bに嵌合させてナッ
ト5により締結する。このことによりパネル11の切り欠
き11bと筒状部3の縦溝3c,3c間で筒状部3すなわ
ち操作部本体1の回転が規制されて回り止めされる。ま
た回り止めを必要としない場合はパネル11の切り欠き11
bの加工および座金6を省けばよく、したがって無駄な
加工は省かれる。なお操作部本体1へのスイッチユニッ
ト10の結合は、操作部本体1がパネル11に取り付け後に
なされる。
この考案によれば回り止めを別部品と追加加工とで行う
構成としたことにより、これが不要な場合には別部分お
よび追加加工を省くことで対応が可能な操作スイッチの
回り止め装置を提供することができる。
構成としたことにより、これが不要な場合には別部分お
よび追加加工を省くことで対応が可能な操作スイッチの
回り止め装置を提供することができる。
第1図ないし第3図はこの考案による操作スイッチの回
り止め装置の一実施例を示す図で、第1図は側面図、第
2図は操作スイッチをパネル面で切断した断面図、第3
図は要部部品の斜視図、第4図,第5図および第6図,
第7図はそれぞれ従来の操作スイッチの回り止め装置の
異なる例の一部断面を示す側面図とパネルの取り付け孔
図である。 2……フランジ、3……筒状部、3a……ねじ、3c…
…縦溝、5……ナット、6……座金、6b,6c……切
り起こし、11……パネル、11a……丸孔、11b……切り欠
き。
り止め装置の一実施例を示す図で、第1図は側面図、第
2図は操作スイッチをパネル面で切断した断面図、第3
図は要部部品の斜視図、第4図,第5図および第6図,
第7図はそれぞれ従来の操作スイッチの回り止め装置の
異なる例の一部断面を示す側面図とパネルの取り付け孔
図である。 2……フランジ、3……筒状部、3a……ねじ、3c…
…縦溝、5……ナット、6……座金、6b,6c……切
り起こし、11……パネル、11a……丸孔、11b……切り欠
き。
Claims (1)
- 【請求項1】パネルに形成された内縁に切り欠きを有す
る丸孔より大きなフランジと、このフランジの背面側に
突設され、パネルの丸孔より小さくその外周にねじが切
られた筒状部とからなり、前記パネルの表面側から丸孔
に挿入された筒状部のねじにナットを螺着し、フランジ
とナットとによりパネルに固定される操作部本体を備え
た操作スイッチの回り止め装置であって、前記筒状部に
軸線に沿い前記ねじを断ち切る少なくとも1条以上の縦
溝を設け、前記パネルと前記ナットとの間に介挿され、
前記筒状部のねじ径よりも大きな丸孔を有し、この丸孔
の内縁に形成され前記筒状部の縦溝に嵌合するように丸
孔の内側に突出する切り起こしおよび前記パネルの丸孔
の切り欠きに嵌合するようにパネル側に突出する切り起
こしを有する座金を設けたことを特徴とする操作スイッ
チの回り止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17175187U JPH0612575Y2 (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 操作スイッチの回り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17175187U JPH0612575Y2 (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 操作スイッチの回り止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175919U JPH0175919U (ja) | 1989-05-23 |
JPH0612575Y2 true JPH0612575Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31463764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17175187U Expired - Lifetime JPH0612575Y2 (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 操作スイッチの回り止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612575Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008108537A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Chichibu Fuji Co Ltd | 操作スイッチの取付け装置 |
JP2019017273A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 松山株式会社 | 農作業機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6238517B2 (ja) * | 2012-11-06 | 2017-11-29 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | キースイッチの取付構造 |
-
1987
- 1987-11-10 JP JP17175187U patent/JPH0612575Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008108537A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Chichibu Fuji Co Ltd | 操作スイッチの取付け装置 |
JP2019017273A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 松山株式会社 | 農作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175919U (ja) | 1989-05-23 |
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