JPS5941429B2 - 自動列車制御の1重系地上装置 - Google Patents

自動列車制御の1重系地上装置

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JPS5941429B2
JPS5941429B2 JP51095300A JP9530076A JPS5941429B2 JP S5941429 B2 JPS5941429 B2 JP S5941429B2 JP 51095300 A JP51095300 A JP 51095300A JP 9530076 A JP9530076 A JP 9530076A JP S5941429 B2 JPS5941429 B2 JP S5941429B2
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JP
Japan
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signal
circuit
relay
train control
wave
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JP51095300A
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JPS5322209A (en
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正宣 山本
昌蔵 橋本
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、地上装置の機器室集中式自動列車制御装置
において、従来待機2重系とした信号回路の共通部を1
重系となし、系の故障時1段下位の信号に切替えるよう
にした自動列車制御装置に関するもので、装置の低廉化
を目的とするものである。
地上装置を機器室に集中して設置する式の自動列車制御
装置(以下ATCと略称)は従来システムの信頼度を向
上させるために冗長系を持たせて列車の運行を能率よく
行なうように配慮されていた。
すなわち、この種のATCは数種の周波数信号を用いて
段階的に列車運行の速度を制御するが、これらの信号を
発生するための共通部と称する回路のうちで、信号波発
振部、搬送波発振部、中間周波発振部、信号変調部、中
間周波変調部等は特に待機2重系とし、その1重系故障
時に直ちに2号系に切替えて1系の故障が全線に影響を
及ぼし、列車の運行に支障を来たすことのないよう信頼
度を上げる一方、選択リレー部、送信部、受信部等は1
重系にして設備費を軽減するのが一般的であつた。本発
明は上記共通路のうち、信号波発振部、信号変調部、中
間周波変調部を1重系とし、これら1重系とした各部の
故障検知回路を設けて信号切替回路、送信切替回路、中
間周波切替回路に故障検知の条件を入れることにより、
上記1重系共通部のいずれかが故障したとき、故障した
信号系より1段下位の信号に切替えるようにしたもので
、故障が列車の運行にほとんど支障を及ぽさないように
するとともに、可及的に冗長系を省略して装置を低廉化
したものである。
以下本発明の実施例を図面によつて説明すると、第1図
は本発明を適用した場合の標準的な地上装置のブロック
図で、CIA、CIBは等しい周波数の搬送波発振器で
、本発明においても搬送波発振部は2重系とすることを
要し、発振器CIAの発振する搬送波fcはその出力が
レベル検出器CILAを介して駆動するリレーCORの
接点COR(以下接点はその属するリレーの記号を使用
)の動作側回路を通して送出されており、発振器CIA
が故障で発振を停止するとリレーCORが復旧し、その
接点CORの復旧側回路を通り発振器ClBの発振する
搬送波Fcに切替わり送出される。
HlS.H2S.H3Sはそれぞれ信号波Fsl.fs
2.fs3を発振する信号波発振器、MODl.MOD
2.MOD3はいずれも変調器で搬送波Fcをそれぞれ
信号波Fsl.fs2.fs3で変調した変調波を出力
する。
MLDは変調波のレベル検出回路、CORlは信号波F
slにより1駆動されるリレー、COR2.COR3も
それぞれ信号波Fs2.fs3によつて駆動されるリレ
ーである。各レベル検出器MLDと各リレーCORl,
COR2.COR3のそれぞれとで構成される各回路は
、信号波Fsl.fs2.fs3の芥信号送出回路に対
する故障検出回路をそれぞれ構成している。なお、ML
Dはレベル検出回路としてあるが、第5図に例示するよ
うに、包絡線検波器DT.フイルタ.レベル弁別器LD
.電力増幅器.整流器等からなる周知の回路であり、各
変調器MODl〜3の出力信号のレベル及び信号波の周
波数をそれぞれ監視して故障を検出するものである。ま
た図面では3種の信号波の場合を図示したが、一般にN
種の信号波について可能である。XTは軌道回路でYT
は列車の進行方向前方に隣接する軌道回路、XTAは軌
道回路XTへの信号送信器、XRAは送信器XTAから
の信号を受信する受信器、XTRl.XTR2.XTR
3はそれぞれ信号波Fsl.fs2.fs3の受信リレ
ーである。
またYRAは軌道回路YTの信号受信器でYTRl.Y
TR2.YTR3は各信号波の受信リレーである。従来
は第1図の搬送波発振部に示したごとき2重系を信号波
発振部の各信号波発振器ごとに構成し、かつまた変調器
回路もそれぞれ2重系とする冗長回路を用いていたが、
本装置では図示のごとく1重系として簡素化し、変調波
送信回路に故障検出の接点条件を挿入したリレー結線回
路を構成して一つの信号系の故障時、その1段下位の信
号波に切替えて送信するのである。
すなわち、従来軌道回路XTに信号を送出する送信器X
TAへの入力信号は、前方軌道回路YTの受信信号条件
、すなわち同図に示す受信リレーYTRl.YTR2等
の接点条件によつて切替えられるが、本装置ではこの回
路にさらにリレー接点CORl.COR2等の条件を図
示のごとく挿入するのである。いま信号波Fsl,fs
2.fs3をそれぞれ70Kn1/Hl5OK!n/H
l3OKIn/hの速度制御信号とし、速度70K[n
/h制御の上位信号Fslの送信系が故障して出力を停
止したとすると、リレーCORlが復旧し、1段下位の
50KIn/h速度制御信号Fs2の変調波出力信号が
リレーCOR2の動作接点→リレーCORlの復旧接点
→リレーYTRlの動作接点→リレーYTR2の復旧接
点→リレーYTR3の復旧接点を介して送信器XTAに
入力し、軌道回路XTに送出される。同様に信号Fs2
の系が故障すると、下位の信号Fs3に切替え送信され
る。受信リレーXTRl〜XTR3は軌道回路XTにど
の信号波が送られているかにより動作するリレーである
第4図a−dはその動作説明図である。例えば、第4図
aでは、前方軌道回路YTに列車がいるためリレーYT
Rl〜YTR3はすべて落下しており、軌道回路XTに
はリレーYTRl〜YTR3の復旧接点を介してFs3
の信号波(30KIn/h)が送られる。第4図bでは
、列車が前々方軌道回路ZTに進むと前方軌道回路YT
には信号波Fs3が送信されるのでリレーYTR3が動
作し、軌道回路XTにはリレーYTR3の動作接点を介
してFs2の信号波(50K[n/h)が送られる。第
4図cでは、前方軌道回路YTに信号波Fs2が送信さ
れてリレーYTR2が動作し(リレーYTR3は復旧)
、軌道回路XTにはリレーYTR2の動作接点を介して
Fslの信号波(70K[n/h)が送られる。第4図
dでは、前方軌道回路YTに信号波Fslが送信されて
リレーYTRlが動作し(リレーYTR2.YTR3は
復旧)、軌道回路XTにはリレーYTRlの動作接点を
介してFslの信号波(70K[n/h)が継続送信さ
れる。列車が軌道回路XTにいないと、軌道回路XTで
は信号送信器XTAの送信波Fsl〜Fs3に対応した
リレーXTRl〜XTR3のいずれかが動作している。
このリレーXTRl〜XTR3は上述のリレーYTRl
〜YTR3と同様に後方軌道回路の閉そく信号制御に用
いる。第2図は中間周波発振部、中間変調部を設けた方
式の地上装置に本発明を適用した場合のプロツク図で、
搬送波発振部、信号波発振部、信号変調部は第1図の回
路と同様であり、中間周波発振部は搬送波発振部と同様
に2重系となした中間周波発振器11A,I1B1レベ
ル検出器1LA.1LBおよび検出器1LAを介して動
作するリレー1C0R,検出器1LBを介して動作する
リレー11SKR等よりなり、1号系から2号系への切
替えはリレー接点11C0Rにより行なわれる。
中間変調部もその構成は中間周波に関して、さきに述べ
た搬送波変調と略同様で、信号波Fsl.fs2.fs
3のそれぞれによつて中間波を変調する変調器1M0D
1.M0D211M0D3、レベル検出器1LD1信号
波Fslによつて駆動されるリレーCORl、同様信号
波Fs2.fs3によりそれぞれ駆動されるリレーCO
R2,ICOR3等からなつている。中間周波用のレベ
ル検出器1LDは、例えば第6図に示すようにフイルタ
、レベル弁別器LDl電力増幅器、整流器からなる周知
の回路であり、各変調器MODl〜3の出力信号のレベ
ル及び信号波の周波数をそれぞれ監視して故障を検出す
るものである。次にTPAは軌道回路ZTへの信号送信
器、ZRAは同軌道回路の信号受信器で、中間周波方式
では送信器TPAから軌道回路を介して受信器ZRAに
送られてくる信号と中間周波変調信号とを受信器ZRA
で照合し、両信号波が一致したとき受信リレーZTRを
動作させるようになつており、周知の方式である。よつ
てその説明は省略するが両信号の照合にはリレー結線に
おいて軌道回路ZTの前方軌道回路YT.XTの信号受
信リレーYTR.XTRの信号受信の状態を示す接点条
件の挿入を要する。中間周波方式の地上装置に本発明を
適用し、信号発振部、変調部等を第2図に示すごとく1
重系にする場合には、第3図のaに示すリレーCORl
.ICORlの各動作接点を介して励磁されるリレーX
CORと同図bに示すリレーCOR2.ICOR2の各
動作接点を介して励磁されるリレーYCORとを設け、
この両リレーの接点条件を第2図に示すごとく搬送波の
信号波変調出力回路および中間波変調出力回路にそれぞ
れ同等に挿入し、リレー結線回路を構成するものである
このようにすると、例えば上位信号Fslの発振部Hl
Sが故障するとリレーCORl.CORlが共に復旧し
、また信号変調部のMODlの故障ではリレーCORl
が、中間変調部のIMODlの故障ではリレー1C0R
1がそれぞれ復旧するから第3図aのリレーXCORが
復旧し、送信側、受信側のリレー結線で共にリレーXC
ORの復旧接点が構成されて送信側では変調器MOD2
の出力変調波がリレーYCORの動作接点→リレーXC
ORの復旧接点→リレーXTRの動作接点→リレーYT
Rの動作接点を介して送信器TPAに入力し、軌道回路
ZTに送信さた、受信側では変調器1M0D2の出力変
調波がリレーYCORの動作接点→リレーXCORの復
旧接点→リレーXTRの動作接点→リレーYTRの動作
接点を介して受信器ZRAに入力する。かくして1段下
位の信号Fs2が受信器ZRAで照合され受信リレーZ
TRを動作させるのである。同様にして信号Fs2の系
が故障したときは第3図bのリレーYCORが復旧して
下位の信号Fs3が受信器ZRAで照合される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明自動列車制御の1重系地上装置の実施例を
示すもので、第1図は信号系を1重系とした標準的地上
装置のリレー結線を示すプロツク回路図、第2図は信号
系を1重系とした中間周波式地上装置のリレー結線を示
すプロツク回路図、第3図は同上1重系回路の故障を検
知する回路図、第4図は第1図回路における信号送出動
作の説明図、第5図は第1図中のレベル検出回路MLD
の構成例を示すプロツク図、第6図は第2図中のレベル
検出器1LDの構成例を示すプロツク図である。 HlS.H2S.H3S・・・・・・信号波発振器、M
ODl.MOD2.MOD3・・・・・・信号変調器、
CORl.COR2.COR3・・・・・・検出リレー
およびその接点、FsO,fs2.fs3・・・・・・
各段階信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機器室に集中設置する自動列車制御地上装置の列車
    制御信号送出回路において、搬送波回路を除き上位より
    下位に至る複数段階の各信号送出回路をそれぞれ1重系
    となすとともに、該1重系に構成した各信号送出回路の
    それぞれに故障検出回路を付設し、前方軌道回路の軌道
    条件に応じて前記各信号送出回路の所定の列車制御信号
    を選択して軌道回路へ送出する信号切替え回路に、前記
    各故障検出回路の故障検出結果を信号切替え条件として
    挿入し、前記各信号送出回路の故障発生時、該故障した
    信号送出回路の列車制御信号よりも1段下位の列身制御
    信号に切替えて送出するよう前記信号切替え回路を構成
    したことを特徴とする自動列車制御の1重系地上装置。
JP51095300A 1976-08-10 1976-08-10 自動列車制御の1重系地上装置 Expired JPS5941429B2 (ja)

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US9707346B2 (en) 2003-12-30 2017-07-18 Icu Medical, Inc. Medical valve connector
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