JPS5941401Y2 - タイマ付点火装置 - Google Patents

タイマ付点火装置

Info

Publication number
JPS5941401Y2
JPS5941401Y2 JP1981034808U JP3480881U JPS5941401Y2 JP S5941401 Y2 JPS5941401 Y2 JP S5941401Y2 JP 1981034808 U JP1981034808 U JP 1981034808U JP 3480881 U JP3480881 U JP 3480881U JP S5941401 Y2 JPS5941401 Y2 JP S5941401Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
diode
power source
high voltage
time constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981034808U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56149273U (ja
Inventor
昭司 山際
一 岩崎
務 前田
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティーディーケイ株式会社 filed Critical ティーディーケイ株式会社
Priority to JP1981034808U priority Critical patent/JPS5941401Y2/ja
Publication of JPS56149273U publication Critical patent/JPS56149273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5941401Y2 publication Critical patent/JPS5941401Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高電圧発生回路に接続された電極間の火花放
電時間を設定するタイマ回路を備えた点火装置、特に燃
料油噴霧方式のオイルバーナにおいて使用される点火装
置に関する。
一般に、燃料油噴霧方式のオイルバーナにおいては、定
常吐出圧力よりも低い吐出圧力で噴震燃料油に着火させ
、その後吐出圧力を定常圧力まで上昇させることが、着
火音を低く抑え、安全性を確保する上に効果があるとさ
れている。
したがって燃料油噴霧方式のオイルバーナにおいては、
適当な吐出圧力時に、時間を限って、確保に着火させる
タイマ付の点火装置が必要になる。
同時にオイルバーナの安全性を確保するために、着火後
は電源が切れるまで、点火動作を確実に禁止し得るタイ
マ付の点火装置が必要になる。
本考案は、簡単な構成で、噴霧された燃料油に確実に点
火し、点火後は確実に点火動作を停止し得る安価かつ高
信頼性の点火装置を提供することを目的とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本考案の内容を詳説
する。
第1図は本考案に係るタイマ付点火装置の電気回路接続
図である。
図において、1は電源接続端子asbに接続される商用
交流電源、Aはタイマ回路である。
該タイマ回路Aは、商用交流電源Aからの電源供給回路
に直列に挿入接続されたダイオードD1と、該ダイオー
ドD1を通して充電される時定数充電回路2と、該時定
数充電回路2の蓄積電荷量に応じてスイッチング動作を
するスイッチング回路3とより構成されている。
前記時定数充電回路2は充電用抵抗R1、R2の分圧比
とコンデンサC1とで定まる時定数を有し、ダイオード
D1を通して半波毎に一方向に充電される。
また前記スイッチング回路3は、高電圧発生回路Bの入
力端子c、dに対して並列に接続してあり、当該スイッ
チング回路3がオンとなったとき、高電圧発生回路Bに
対する入力電圧を、火花放電可能な電圧よりも低く降下
させるようにしである。
この実施例では、シリコン制御整流素子SCRのアノー
ド及びカソードを、抵抗R4を介して高電圧発生回路B
の入力に並列に接続すると共に、そのゲートを、定電圧
ダイオードD2を介して、前記時定数充電回路2を構成
するコンデンサC1の一端に接続した回路構成となって
いる。
前記時定数充電回路2及びスイッチング回路3はダイオ
ードD1の出力側の半波整流電源供給路にそれぞれ並列
に接続され、その後段に高電圧発生回路Bを接続しであ
る。
従って、ダイオードD1は、前記交流電源1を半波整流
して、時定数充電回路2の電源、スイッチング回路3を
オンさせるための電源及び高電圧発生回路Bの電源を作
る整流素子として兼用される。
高電圧発生回路Bを構成する充放電回路4は、前記スイ
ッチング回路3に並列に接続したショックレイダイオー
ドD3に、充電コンデンサC2と変圧器5の一次巻線P
1とを直列に接続して構成しである。
6.7は、変圧器5の前記二次巻線S2に接続した火花
電極であり、そのギヤ770間に火花放電を発生するよ
うに互いに対向させである。
ギヤ770間の火花放電は、オイルバーナにおける噴霧
燃料油の点火エネルギーとして利用される。
R4、R5及びR6は抵抗、D4はショックレイダイオ
ードD3の逆耐圧保護用のダイオードである。
次にこの実施列の動作について詳説する。
まず、商用交流電源1を投入すると、ダイオードD1に
よって半波整流された電圧が、抵抗R3を通して高電圧
発生回路Bに入力される。
この時点では、スイッチング回路3を構成するシリコン
制御整流素子SCRは阻止状態にあるから、高電圧発生
回路Bに入力される電圧は電源電圧と略等しい。
従って、高電圧発生回路Bを構成するコンデンサC2が
、抵抗R3とコンデンサC2の容量によって定まる時定
数に従って、半波毎に一方向に充電される。
コンデンサC2の充電電圧がショックレイダイオードD
3のブレークオーバ電圧以上になると、ショックレイダ
イオードD3が導通し、コンデンサC2の充電蓄積電荷
を、変圧器5の巻線P1を通して急激に放電させる。
この放電により変圧器5の二次巻線S2に高電圧が誘起
し、火花電極6−7間に火花放電が生起し、噴霧燃料油
に対する点火動作が行なわれる。
一方、交流電源1の投入と同時に、時定数充電回路2を
構成するコンデンサC1が、ダイオードD1の半波整流
出力により、抵抗R1を通して、半波毎に一方向に充電
されて行く。
そして、コンデンサC1の充電電圧が定電圧ダイオード
D2の降伏電圧より大きくなると、その充電電荷がスイ
ッチング回路3を構成するシリコン制御整流素子SCH
のゲートに流入するようになるため、シリコン制御整流
素子SCRがターン、オンする。
このシリコン制御整流素子SCRのターン、オンにより
、高電圧発生回路Bの入力電圧は、抵抗R4の電圧降下
に略等しい電圧まで降下する。
このため、高電圧発生回路Bを構成する充放電回路4で
は、コンデンサC2の充電電圧がショックレイダイオー
ドD3のブレークオーバ電圧以上には上昇し得なくなる
から、火花電極6−7間における放電動作が停止する。
ここで、前記時定数充電回路2の時定数は、高電圧発生
回路Bにおける充放電回路4の時定数より大きい値に定
めてあり、コンデンサC1の充電電圧が定電電圧ダイオ
ードD2の降伏電圧に到達するまでの間、充放電回路4
では充放電動作が繰返し行なわれ、火花電極6,7に充
分な点火エネルギーが供給され、噴霧燃料油に確実に着
火する。
時定数充電回路2には、ダイオードD1を通して、引続
き、スイッチング回路3をオン状態に保持するのに充分
な電荷が蓄積され続ける。
従って、スイッチング回路3は一旦オンとなった後は、
継続してオン状態を保持することとなり、この間、高電
圧発生回路Bに対する入力電圧も、火花放電動作可能な
電圧よりも低い値に継続して保持される。
高電圧発生回路Bの入力電圧が火花放電可能な電圧にな
るのは、商用交流電源1の供給を遮断した後、再投入し
た場合だけである。
このため、一旦点火動作をした後は、その燃焼動作中に
火花放電を発生することのない極めて安全性の高いタイ
マ付点火装置が実現できる。
しかも、ダイオードD1を、前記交流電源1を半波整流
して、時定数充電回路2の電源、スイッチング回路3を
オンさせるための電源及び高電圧発生回路Bの電源を作
る整流素子として兼用する回路構成であるから、上述の
作用効果と共に、交流電源1で駆動する場合に、時定数
充電回路2、スイッチング回路3及び高電圧発生回路B
に、互いに独立した専用の整流素子が不要になり、部品
点数の減少、回路構成の簡単化、低コスト化及び高信頼
度化等の効果を得ることができる。
なお、スイッチング回路3をオン動作させた後、コンデ
ンサC1の残留電荷が長時間残ると、その間、スイッチ
ング回路3を閉成する条件が整い、再度の点火動作がt
可能になる場合も生じる。
第2図はこの点を考慮したスイッチング回路の別の実施
例を示している。
この実施例では、コンデンサC1の一端と、シリコン制
御整流素子SCRのアノードとの間にダイオードD5を
接続してあり、シリコン制御整流素子SCRのオン動作
時に、コンデンサC1の残留電荷を、ダイオードD5及
びシリコン制御整流素子SCRを通して速やか放電させ
、前述の不都合を解消させるようにしである。
ここで、燃焼動作が終了し商用交流電源1が遮断されて
いるときに、前記放電作用によりコンデンサC1の電荷
がなくなれば、シリコン制御整流素子SCRはオフとな
るが、商用交流電源1が遮断されておらず、燃焼動作中
であるときは、コンデンサC1の電荷が零になってもシ
リコン制御整流素子SCRはオフとならず、継続してオ
ン状態に保たれる。
その理由は、商用交流電源1が遮断されていない状態で
は、ショックレイダイオードD3がオフになっている間
に、コンデンサC2がダイオードD1を通して与えられ
る整流電圧により充電され、このコンデンサC2の充電
電圧が抵抗R4及び緊圧器5の巻線P1を通して、シリ
コン制御整流素子SCRのアノードとカソードとの間に
順方向に印加され、シリコン制御整流素子SCRに保持
電流が流れ続けるからである。
なお、前記シリコン制御整流素子SCRはトランジスタ
で置換することも可能である。
以上詳説する如く、本考案は、交流電源によって駆動さ
れ、高電圧発生回路に接続された火花電極間の火花放電
時間を設定するタイマ回路を備えた点火装置において、
前記タイマ回路は、前記交流電源供給路に直列に挿入接
続されたダイオードと、該ダイオードを通して充電され
る時定数充電回路と、該時定数充電回路の蓄積電荷量に
よってトリガされ、該蓄積電荷量が所定値に達した後は
継続してオン状態を保持し、その間前記高電圧発生回路
に対する入力電圧を火花放電動作可能な電圧よりも低く
降下させるスイッチング回路とを備え、前記時定数充電
回路及び前記スイッチング回路は前記ダイオードから前
記高電圧発生回路へ至る半波整流電源路に並列に接続し
、前記ダイオードは、前記交流電源を半波整流して、前
記時定数充電回路の電源、前記スイッチング回路をオン
させるための電源及び前記高電圧発生回路の電源を作る
整流素子として兼用したことを特徴とするから、一旦点
火動作が行なわれた後は、同一燃焼サイクルにおいては
、交流電源を遮断し、かつ再投入しない限り、決して再
点火動作を起こすことのない極めて安全性の高いタイマ
付点火装置を提供することができる。
また、交流電源供給路に直列に挿入接続されたダイオー
ドは、前記交流電源を半波整流して、前記時定数充電回
路の電源、前記スイッチング回路をオンさせるための電
源及び前閾高電圧発生回路の電源を作る整流素子として
兼用したから、上述の作用効果と共に、交流電源で駆動
する場合に、時定数充電回路、スイッチング回路及び高
電圧発生回路に、互いに独立した専用の整流素子が不要
になり、部品点数の減少、回路構成の簡単化、低コスト
化及び高信頼度化等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタイマ付点火装置の電気回路接続
図、第2図は本考案に係るタイマ付点火装置を構成する
スイッチング回路の別の実施例を示す電気回路接続図で
ある。 1・・・・・・商用交流電源、2・・・・・・時定数充
電回路、3・・・・・・スイッチング回路、A・・・・
・・タイマ回路、B・・・・・・高電圧発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源によって駆動され、高電圧発生回路に接続され
    た火花電極間の火花放電時間を設定するタイマ回路を備
    えこ点火装置において、前記タイマ回路は、前記交流電
    源供給路に直列に挿入接続されたダイオードと、該ダイ
    オードを通して充電される時定数充電回路と、該時定充
    電回路の蓄積電荷量によってトリガされ、該蓄積電荷量
    が所定値に達した後は継続してオン状態を保持し、その
    間前記高電圧発生回路に対する入力電圧を火花放電動作
    可能な電圧よりも低く降下させるスイッチング回路とを
    備え、前記時定数充電回路及び前記スイッチング回路は
    前記ダイオードから前記高電圧発生回路へ至る半波整流
    電源路に並列に接続し、前記ダイオードは、前記交流電
    源を半波整流して、前記時定数充電回路の電源、前記ス
    イッチング回路をオンさせるための電源及び前記高電圧
    発生回路の電源を作る整流素子として兼用したことを特
    徴とする点火装置。
JP1981034808U 1981-03-12 1981-03-12 タイマ付点火装置 Expired JPS5941401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981034808U JPS5941401Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12 タイマ付点火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981034808U JPS5941401Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12 タイマ付点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56149273U JPS56149273U (ja) 1981-11-10
JPS5941401Y2 true JPS5941401Y2 (ja) 1984-11-29

Family

ID=29630447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981034808U Expired JPS5941401Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12 タイマ付点火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5941401Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251270A (en) * 1975-10-20 1977-04-25 Sugiyama Kazuya Ignition device with timer for firing a lighter
JPS5266078A (en) * 1975-11-28 1977-06-01 Omron Tateisi Electronics Co Electronic lighter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251270A (en) * 1975-10-20 1977-04-25 Sugiyama Kazuya Ignition device with timer for firing a lighter
JPS5266078A (en) * 1975-11-28 1977-06-01 Omron Tateisi Electronics Co Electronic lighter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56149273U (ja) 1981-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3877864A (en) Spark igniter system for gas appliance pilot ignition
JPS60551B2 (ja) プラズマ点火装置
US3632285A (en) Gas igniter system
JPS5941401Y2 (ja) タイマ付点火装置
JPS631498B2 (ja)
KR950013545B1 (ko) 내연기관용 점화장치
CA2167758C (en) Ignitor
JPS606454B2 (ja) 燃焼機器の制御装置
CN216619892U (zh) 一种间歇式高能脉冲点火器
JPH0249488Y2 (ja)
SU464133A3 (ru) Устройство дл поджигани горючего вещества к зажигалкам
JPH09170760A (ja) 燃焼器のパルス点火装置
JPS6311482Y2 (ja)
JP3774183B2 (ja) 点火装置
JPH0429241Y2 (ja)
JPS60252168A (ja) 容量放電式点火装置
JPH0722603Y2 (ja) 点火装置
JPS63698B2 (ja)
KR900005210B1 (ko) 자동점화장치 및 자동점화방법
JPS6021661Y2 (ja) 点火装置
JPS5921556Y2 (ja) 時限式自己保持回路
KR200154970Y1 (ko) 고주파 전자식 점화장치
JPS6330053Y2 (ja)
JPS6137980Y2 (ja)
JPH0435722Y2 (ja)