JPH0249488Y2 - - Google Patents

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JPH0249488Y2
JPH0249488Y2 JP3224485U JP3224485U JPH0249488Y2 JP H0249488 Y2 JPH0249488 Y2 JP H0249488Y2 JP 3224485 U JP3224485 U JP 3224485U JP 3224485 U JP3224485 U JP 3224485U JP H0249488 Y2 JPH0249488 Y2 JP H0249488Y2
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voltage
discharge gap
transformer
battery
ignition
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は端子電圧1.5V定格の電池を電源とし
たトランジスタ発振回路を有するコンデンサ放電
式の点火装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ガス器具等の点火装置は、電池を電源とするト
ランジスタ発振回路で昇圧された出力を整流して
コンデンサに充電し、このコンデンサの電荷を間
欠的に放電することにより火花を発生するコンデ
ンサ放電式の点火装置が用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種の点火装置は電池を電源としているた
め、電池電圧の変化により高圧パルス発生用の昇
圧トランスの2次巻線の出力電圧が変化する。新
しい電池の場合には初め電池電圧が高いため高圧
パルス発生用の昇圧トランスの2次巻線の出力電
圧が非常に高くなる。また、点火用の火花放電ギ
ヤツプは高圧パルス発生部とは別個に点火装置に
設置され、この昇圧トランスの2次巻線側に接続
される該点火用の火花放電ギヤツプが開放になつ
た場合にも出力電圧が非常に高くなる。このた
め、高圧パルス発生用の昇圧トランスの電圧耐量
を高く設計する必要がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の点に鑑み、高圧パルス発生用
の昇圧トランスの2次巻線側に点火用の火花放電
ギヤツプを加え保護用放電ギヤツプを並列に設け
たものである。
〔作用および実施例〕
以下、本考案を第1図に示す実施例に基づき詳
細に説明する。
第1図は点火装置の回路構成を示すもので、図
中Eは端子電圧1.5V定格の電池、T1は電池E
より電力の供給を受けるブロツキング発振用の発
振トランスである。Qはトランジスタでこのコレ
クタは該発振トランスT1の2次巻線2に、エミ
ツタは電池Eに接続されている。またトランジス
タQのベースはベース抵抗R1を介してブロツキ
ング発振用の発振トランスT1の1次巻線1に接
続され、これらによつてブロツキング発振部Bを
構成している。D1,D2は整流ダイオード、R
1〜R3は限流抵抗、C1,C2はコンデンサで
ある。
Pは高圧パルス発生部で、ブロツキング発振部
からの出力を整流する整流ダイオードD1とコン
デンサC1および高圧パルス発生用の昇圧トラン
スT2の1次巻線3から成る直列回路と、そのコ
ンデンサC1と並列に接続されるサイリスタ
SCR、限流抵抗R2とコンデンサC2の直列回
路を接続し、その直列回路の限流抵抗R2とコン
デンサC2との中間点にダイアツクDIACの一端
を接続し、他端をサイリスタSCRのゲートに接
続してサイリスタSCRのトリガー回路を構成し
ている。高圧パルスを発生する昇圧トランスT2
の2次巻線4には、火花放電を発生させる点火用
の火花放電ギヤツプG2が設けられている。
つぎに点火装置の動作を説明すると、電池Eの
直流電圧を発振トランスT1とトランジスタQに
よるブロツキング発振により交流電圧に変換し、
この交流電圧をブロツキング発振用の発振トラン
スT1によつて昇圧した出力をダイオードD1に
より整流した後、コンデンサC1を充電する。ま
たダイオードD1から限流抵抗R2を介してコン
デンサC2を充電し、その充電電圧がダイアツク
DIACのブレークオーバー電圧Vに達するとサイ
リスタSCRが動作し、コンデンサC1の電荷が
昇圧トランスT2の1次巻線3を通つて放電する
ため、その2次巻線4に高電圧が誘起されて点火
用の火花放電ギヤツプG2に火花放電を生成す
る。
しかしこの回路において、電池Eの電圧の大小
によつてa点およびb点の充電電圧は第2図aに
示す如く変化する。よつて昇圧トランスT2の2
次巻線4に誘起する出力電圧E1も第2図bのグ
ラフに示されるように変化するため昇圧トランス
T2の電圧耐量としては電池Eの電圧が最大の場
合に誘起される前記出力電圧E1に耐える設計が
必要である。
このため本考案は、昇圧トランスT2の2次巻
線4の点火用の火花放電ギヤツプG2と並列に該
火花放電ギヤツプG2より放電間隙の広い保護用
放電ギヤツプG1を設けることにより電池電圧が
高い場合に点火用の火花放電ギヤツプG2が開放
になつた際には保護用放電ギヤツプG1にて出力
電圧を放電させるようにしたものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、保護用放電ギヤツプG1
を火花放電ギヤツプG2と並列に設けることによ
り電池Eの電圧が高く点火用の火花放電ギヤツプ
G2が開放になつた際には保護用放電ギヤツプG
1の放電により出力電圧が第2図bに示すE2の
ように低くおさえられることととなるので昇圧ト
ランスT2の電圧耐量の値を低く設計でき、小型
化、コストの低減が計れる。また点火用の火花放
電ギヤツプG2が開放になつた場合においても保
護用放電ギヤツプG1にて火花放電させることが
できるので昇圧トランスT2および点火装置内の
回路の保護も兼ね備え、安全性の確保等極めて多
大な効果を有することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図aは本考案においてのa,b点への充電時間t
に対する充電電圧の変化のグラフでb図は電池電
圧に対する点火用の火花放電ギヤツプG2間に発
生する出力電圧E1,E2の変化のグラフ。 Eは電池、T1はブロツキング発振用の発振ト
ランス、T2は高圧パルス発生用の昇圧トラン
ス、Qはトランジスタ、SCRはサイリスタ、
DIACはダイアツク、C1,C2はコンデンサ、
R1〜R3は限流抵抗、D1,D2は整流ダイオ
ード、G1は保護用放電ギヤツプ、G2は点火用
の火花放電ギヤツプ、Bはブロツキング発振部、
Pは高圧パルス発生部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子電圧1.5V定格の電池より電力の供給を受
    けるブロツキング発振部と、該発振部の交流出力
    を受けて高圧パルスを発生する高圧パルス発生部
    とを備えた点火装置において、前記高圧パルス発
    生部の昇圧トランスの2次巻線側に火花放電ギヤ
    ツプG2より大きい保護用放電ギヤツプG1を並
    列に設けたことを特徴とする点火装置。
JP3224485U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH0249488Y2 (ja)

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JP3224485U JPH0249488Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JPS61149648U JPS61149648U (ja) 1986-09-16
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