JPS594011B2 - コンクリ−ト基礎工法 - Google Patents
コンクリ−ト基礎工法Info
- Publication number
- JPS594011B2 JPS594011B2 JP9562078A JP9562078A JPS594011B2 JP S594011 B2 JPS594011 B2 JP S594011B2 JP 9562078 A JP9562078 A JP 9562078A JP 9562078 A JP9562078 A JP 9562078A JP S594011 B2 JPS594011 B2 JP S594011B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base concrete
- concrete
- reinforcement
- height
- groove forming
- Prior art date
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- Expired
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- Foundations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンクリート基礎を構築するための工法に関す
るものである。
るものである。
従来、第1図に示すような、ベースコンクリート1と立
上りコンクリート2とからなるコンクリート基礎3を現
場打ちの湿式1法によって構築する場合、第2図a”d
に示すような順序で行なっていた。
上りコンクリート2とからなるコンクリート基礎3を現
場打ちの湿式1法によって構築する場合、第2図a”d
に示すような順序で行なっていた。
すなわち、まず根伐りによって形成した溝4に割栗石5
を敷き(第2図a参照)、その割栗石5を転圧した後第
2図すの如(鉄筋6を配筋し、しかる後、割栗石5の上
にベースコンクリート1を打設しく第2図C)、次いで
第2図dの如(、そのベースコンクリート1上に仮枠7
を組立て、立上りコンクリート2を打設していたのであ
る。
を敷き(第2図a参照)、その割栗石5を転圧した後第
2図すの如(鉄筋6を配筋し、しかる後、割栗石5の上
にベースコンクリート1を打設しく第2図C)、次いで
第2図dの如(、そのベースコンクリート1上に仮枠7
を組立て、立上りコンクリート2を打設していたのであ
る。
しかるに、かかる工法においては、ベースコンクリート
1を打設する前に配筋工事を行なうものであるため、そ
の配筋工事の際、割栗石5上に土が落ちたり、或いは、
鉄筋6が割栗石5内に落ち込みすぎて充分な被りが取れ
ない場合があり、また、木ゴテでベースコンクリート1
をならす際に3alt程度の高さの誤差が生じて、必要
以上の高さのベースコンクリート1打設を行ない、その
ため仮枠7の組立工事が非常に面倒になり、更には、鉄
筋6の位置がずれ易(、ベースコンクリート1打設後に
これを修正することが非常に困難である等種々の欠点が
あった。
1を打設する前に配筋工事を行なうものであるため、そ
の配筋工事の際、割栗石5上に土が落ちたり、或いは、
鉄筋6が割栗石5内に落ち込みすぎて充分な被りが取れ
ない場合があり、また、木ゴテでベースコンクリート1
をならす際に3alt程度の高さの誤差が生じて、必要
以上の高さのベースコンクリート1打設を行ない、その
ため仮枠7の組立工事が非常に面倒になり、更には、鉄
筋6の位置がずれ易(、ベースコンクリート1打設後に
これを修正することが非常に困難である等種々の欠点が
あった。
本発明はこのような従来工法の欠点を解消することを目
的としてなされたもので、その特徴とするところは、ベ
ースコンクリート打設の前に配筋を行なわず、敷栗・転
圧の後にまずベースコンクリートを打設し、その後に配
筋を行なうこととし、その際、ベースコンクリート上面
に予め配筋用の溝を形成し、更に、この配筋溝成形用の
部材を利用してベースコンクリート上面のならしを行な
うようにした点にある。
的としてなされたもので、その特徴とするところは、ベ
ースコンクリート打設の前に配筋を行なわず、敷栗・転
圧の後にまずベースコンクリートを打設し、その後に配
筋を行なうこととし、その際、ベースコンクリート上面
に予め配筋用の溝を形成し、更に、この配筋溝成形用の
部材を利用してベースコンクリート上面のならしを行な
うようにした点にある。
本発明の方法を一実施例を示す図面に基づいて説明する
と、まず第1工程として第3図aの如(、根伐りを行な
った溝4に、割栗石5を敷き、ランマー等で転圧する。
と、まず第1工程として第3図aの如(、根伐りを行な
った溝4に、割栗石5を敷き、ランマー等で転圧する。
ここまでは従来例と同じであり、この敷栗の際、砂利を
入れて目潰しを行なうこと等は任意である。
入れて目潰しを行なうこと等は任意である。
しかして本発明の第2工程は、従来の如く配筋を行なわ
ず、第3図すのように、割栗石5の上部に直接ベースコ
ンクリート1を打設するものであるが、その際、ベース
コンクリート1上面に溝を形成すべ(,4,5備四方の
溝成形部材としての角材8を埋め込んでおく。
ず、第3図すのように、割栗石5の上部に直接ベースコ
ンクリート1を打設するものであるが、その際、ベース
コンクリート1上面に溝を形成すべ(,4,5備四方の
溝成形部材としての角材8を埋め込んでおく。
第4図は、この第2工程における角材8の埋め込み方法
を示しており、角材8に予め所要高さの据付足10を設
けて、根伐り溝4内に配設し、その後にベースコンクリ
ート1を打設するものである。
を示しており、角材8に予め所要高さの据付足10を設
けて、根伐り溝4内に配設し、その後にベースコンクリ
ート1を打設するものである。
この場合、水系によって角材8の高さを定められた通り
に設定しておき、その定められた高さの角材8を基準と
してベースコンクリート1上面を木ゴテでならす。
に設定しておき、その定められた高さの角材8を基準と
してベースコンクリート1上面を木ゴテでならす。
そして、ベースコンクリート1が硬化した後に、上記角
材8を据付足10より外して取り除き、必要な深さの配
筋溝9を得るものである。
材8を据付足10より外して取り除き、必要な深さの配
筋溝9を得るものである。
このようにして得られた配筋溝9に、第3図Cの如(、
鉄筋6の下端部を挿入して、配筋工事を行なうものであ
って、これが本発明の第3工程であり、この配筋を行な
った後、第4工程として第3図dの如(、ベースコンク
リート1上に仮枠7を組立て、立上りコンクリート2を
打設し、該立上りコンクリート2の硬化後に仮枠1を解
き基礎を完成するものである。
鉄筋6の下端部を挿入して、配筋工事を行なうものであ
って、これが本発明の第3工程であり、この配筋を行な
った後、第4工程として第3図dの如(、ベースコンク
リート1上に仮枠7を組立て、立上りコンクリート2を
打設し、該立上りコンクリート2の硬化後に仮枠1を解
き基礎を完成するものである。
第5図は第3工程における配筋状態を斜視図によって示
したものである。
したものである。
本発明は以上のような方法であって、従来はベースコン
クリート打設の前に配筋工事を行なうものであり、この
配筋工事の際作業者が根伐り溝内に出入りするため、割
栗石の上に土が落ちたり、或いは割栗石内に鉄筋が落ち
込みすぎたりする不都合があったのであるが、本発明に
おいては、配筋工事の前にベースコンクリートを打設し
、その後に配筋な行なうものであるため、このような不
都合がな(なり、充分な被り厚を得ることができるので
ある。
クリート打設の前に配筋工事を行なうものであり、この
配筋工事の際作業者が根伐り溝内に出入りするため、割
栗石の上に土が落ちたり、或いは割栗石内に鉄筋が落ち
込みすぎたりする不都合があったのであるが、本発明に
おいては、配筋工事の前にベースコンクリートを打設し
、その後に配筋な行なうものであるため、このような不
都合がな(なり、充分な被り厚を得ることができるので
ある。
また、その際、ベースコンクリート上に配筋溝を形成し
ているから、鉄筋の配置も正確に置(ことができ、した
がって、第2図dの如(、鉄筋の位置がずれて、これを
折り曲げ修正しなければならず、その為鉄筋の天端が大
きく狂うといった欠点が解消されることになる。
ているから、鉄筋の配置も正確に置(ことができ、した
がって、第2図dの如(、鉄筋の位置がずれて、これを
折り曲げ修正しなければならず、その為鉄筋の天端が大
きく狂うといった欠点が解消されることになる。
更に、本発明では、ベースコンクリートに角材等の溝成
形部材を埋め込んで配筋溝を形成する際、この溝成形部
材の高さを基準としてベースコンクリート上面のならし
を行なうから、該溝成形部材の高さを水系等によって正
確に定めておけば、ベースコンクリートの高さに誤差が
生じるのを回避でき、従って、仮枠の組立工事が楽にな
り、該仮枠の高さに高低が生じるといった欠点が解消さ
れるのみならず、このような溝成形部材は、ベースコン
クリート上に単純に上方から埋め込むのでなく、据付足
を介して根伐り溝内へ設置するようにしているから、ベ
ースコンクリート打設後にこの溝成形部材を埋め込んで
レベル出しを行なう場合と異なり、ベースコンクリート
のない状態でこの溝成形部材の高さを出すことができて
、高さ調節が容易となり、該構成形部材の高さを基準と
するベースコンクリートのより正確なレベル出しを行な
うことができるといった効果が得られる。
形部材を埋め込んで配筋溝を形成する際、この溝成形部
材の高さを基準としてベースコンクリート上面のならし
を行なうから、該溝成形部材の高さを水系等によって正
確に定めておけば、ベースコンクリートの高さに誤差が
生じるのを回避でき、従って、仮枠の組立工事が楽にな
り、該仮枠の高さに高低が生じるといった欠点が解消さ
れるのみならず、このような溝成形部材は、ベースコン
クリート上に単純に上方から埋め込むのでなく、据付足
を介して根伐り溝内へ設置するようにしているから、ベ
ースコンクリート打設後にこの溝成形部材を埋め込んで
レベル出しを行なう場合と異なり、ベースコンクリート
のない状態でこの溝成形部材の高さを出すことができて
、高さ調節が容易となり、該構成形部材の高さを基準と
するベースコンクリートのより正確なレベル出しを行な
うことができるといった効果が得られる。
第1図は基礎の横断面図、第2図a ”−dは従来工法
を示す横断面図、第3図a”dは本発明工法を示す横断
面図、第4図は他の実施例を示す斜視図、第5図は本発
明工法における配筋状態を示す斜視図である。 1・・・・・・ベースコンクリート、2・・・・・・立
上りコンクリート、3・・・・・・基礎、5・・・・・
・割栗石、6・・・・・・鉄筋、8・・・・・・角材、
9・・・・・・配筋溝、10・・・・・裾付足。
を示す横断面図、第3図a”dは本発明工法を示す横断
面図、第4図は他の実施例を示す斜視図、第5図は本発
明工法における配筋状態を示す斜視図である。 1・・・・・・ベースコンクリート、2・・・・・・立
上りコンクリート、3・・・・・・基礎、5・・・・・
・割栗石、6・・・・・・鉄筋、8・・・・・・角材、
9・・・・・・配筋溝、10・・・・・裾付足。
Claims (1)
- 1 長手方向の溝成形部材を根伐り溝内に据付足を介し
て設置するとともに、同じく根伐り溝内にベースコンク
リートを打設して、前記溝成形部材を高さの基準として
ベースコンクリート上面のならしを行ない、しかる後、
溝成形部材を取り外してできたベースコンクリート上面
の配筋溝に鉄筋の下端部を挿入して配筋を行ない、立上
がりコンクリートを打設することを特徴とするコンクリ
ート基礎工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9562078A JPS594011B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | コンクリ−ト基礎工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9562078A JPS594011B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | コンクリ−ト基礎工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5523242A JPS5523242A (en) | 1980-02-19 |
JPS594011B2 true JPS594011B2 (ja) | 1984-01-27 |
Family
ID=14142578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9562078A Expired JPS594011B2 (ja) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | コンクリ−ト基礎工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594011B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192220A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-10 | Tobishima Kensetsu Kk | 地盤改良剤等を使用した地下構造物の構築工法 |
US6748717B2 (en) * | 2000-11-09 | 2004-06-15 | John Eugene Sumner, Sr. | Method and system for emplacing prefabricated buildings |
-
1978
- 1978-08-04 JP JP9562078A patent/JPS594011B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5523242A (en) | 1980-02-19 |
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