JPS5939669A - エレベ−タ−の交通情報収集装置 - Google Patents
エレベ−タ−の交通情報収集装置Info
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- JPS5939669A JPS5939669A JP57148187A JP14818782A JPS5939669A JP S5939669 A JPS5939669 A JP S5939669A JP 57148187 A JP57148187 A JP 57148187A JP 14818782 A JP14818782 A JP 14818782A JP S5939669 A JPS5939669 A JP S5939669A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔発明の対象〕
本発明はエレベータ−の交通情報を収集する装置に関し
、特にコンピュータを利用したエレベータ−に好適な装
置に係る。 〔従来技術〕 最近、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)が
各種産業に応用されてきており、エレベータ−の分野に
おいても、複数のエレベータ−を効率良く管理する群管
理制御装置や、個々のエレベーターを制御する号払8制
m1+Pcめに適用されている。こうした試みは、マイ
コンの持つ、小型、高機能、高信頼性、低コストの特徴
のため、エレベータ−制御装置に大きな貢献をもたらし
ている。 たとえば、群管理制御の場合、発生するホール呼びを個
々にオンラインで監視し、全体のホール呼びのサービス
状況を加味して、最適なエレベータ−を選択し割当てる
ことが可能となシ、待時間短縮に大きく寄与している。 また、乗客の多く発生したホールには複数台のエレベー
タ−をサービスさせたシ、重役階には待時間の煙いエレ
ベータ−’にサービスさせるなどの優矢サービス制御が
可能となシ、きめ細かな制御が行い得るようになってき
ている。 一方、エレベータ−の監視装置では、コンピュータのか
なシ進んだ利用形態として、群管理を制御するシステム
プロセッサと中央監視局のプロセッサを電話回線で接続
し、効率良い監視を行う方式も提案されている。すなわ
ち、この方式では、エレベータ−システムの運転の必要
のない夜間等において、システムプロセッサをエレベー
タ−システムと切シ離して、中央監視局のプロセッサ内
のかご応答をシミュレートする装置と接続され、システ
ムプロセッサの機能および動作状況を効率良く監視する
ことを行っている(特公昭56−37145号)。 以上のように、マイコン等のコンピュータ利用によシ、
ランダムロジック構成に比して大幅な性能、機能の向上
が図られてきた。 しかしながら、従来のエレベータ一群管理制御装置では
、あらかじめ決められた固定化された制御機能およびパ
ラメータによシ運転制御されているため、時々刻々と変
化するビル環境に必ずしも適応したシステムとなってい
ない。たとえば、ビル完成時の交通需要と、その後のテ
ナント変更や、業務変更等があった場合の交通需要では
、行先交通需要が異ってくる。また、−日の交通需要の
中でも、出動、昼食、退勤、平常というような行先交通
需要が大幅に変化する。 このように、交通需要が大幅に変化すると、効率的な管
理制御が困難となシ、サービス低下を招くことになる。 そこで従来は特公昭48−15502号や特公昭52−
141942号などに示すように、エレベータ−の交通
需要を検出し、予め定めた上記特徴を代表する複数の代
表点のいずれに近いかを判定して現状のパターンを検出
し、エレベータ−を制御する方法を採用していた。 シカシ、エレベータ−納入時等、ビルの交通需要が把握
されていない場合は、交通需要に応じた制御が困難とな
っていた。すなわちビルの環境変化に適応できない欠点
があった。 また、交通型・要は一般に曜日によっても大きく変化す
るビルが多く、曜日ごとにエレベータ−の制御形態を切
換えて制御する方法も提案されている(特開昭55−1
30457 )。 しかしながら、休日の変更や、lO日周期で変化する交
通需要モードにはその都度個別に対応する必要があった
。 さらには、学校や会館などにおいては非定期にほぼ同様
の交通需要モードが繰り返えし発生するが、これらを適
格にとらえることと、さらには、この交通に適した運転
を行う好適な手段がなかった。 また、暦日に対応する信号を発する暦日信号発生回路の
暦日信号により休日と平日を区分する方法も提案されて
いる(特開昭52−141944号)。 飼えば、−社専有の事務所ビルで、かつ毎週日曜が休日
であればこの方法でも問題なさそうである。 しかしながら、夏休や振替休日によシ月曜から金曜が休
日になる場合がある。その際は、その都度、スイッチ等
により休日か平日かを人力する必要がある。また、土曜
日は営業部など一部の部署が出動する場合に、どの様に
対応したら良かが決めずらくなる欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、エレベータ−を設置した建物の性質お
よび使用環境の変化に即応した交通情報を収集すること
のできるエレベータ−の交通情報収集装置を提供するに
ある。 〔発明の特徴〕 本発明の特徴は、エレベータ−の交通需要を検出し、こ
の検出された交通需要全複数の特徴モードに識別し、こ
の識別された特徴モード別にエレベータ−に関する交通
情報を収集するように構成したところにある。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を説明する。エレベータ−交通
需要の特徴モード生成装置を第9図〜第13図に示す具
体的実施例と第12図〜第13図に示す他の実施例によ
シ詳細に説明する。なお、実施例の説明に先立って本発
明の制御概念を第1図〜第8図を用いて説明する。 第1図は、地下1m、地上10階建のあるビル。 に設置すれたエレベータ−のある日の午前8時から午後
2時過ぎまでの交通需要の状況を交通需要の特徴を表わ
す要素によシ図示している。但し日中は省略して図示し
ており朝の出動時間帯と昼食時゛間借の交通需要状況を
示している。図において曲線C1は交通量の要素を示し
タイムチャート9U〜BIDは階床別の混雑果中度合?
r:3値から成るディジタル値で示している。第7図上
部には同ビルにおいて日中に発生する特定の特徴を持つ
交通需要の特徴の大きさを曲線φP1て図示している(
詳細後で説明する)。 一般にエレベータ−制御、特に並設された複数台のエレ
ベータ−を一括して群管理制御する。エレベータ−を最
適に制御するためKは、個々の乗客がいつ、どこの階床
からどの方向へ行くかが事前に予測できる事が理想であ
るが、何千人におよぶ利用客に対し、エレベータ−の利
用予定を事前に登録してもらう事は実際問題として困難
であシ、また外、来者の多いビルや行事の多いビルは不
可能である。 そこで本発明は過日の交通需要を学習し、今日の交通需
要を予測する制御によシ上記課題を解決するために最も
有効な手段として、そのビルの交通需要の特徴モードの
抽出を行ない、抽出された特徴モードを適格に表わせる
複数の要素の大きさと、発生時刻、発生周期などの要素
を多枝に渡って学習することにより明日からのエレベー
タ−制御において予測による最適制御を可能とする事を
基本原理としている。 交通需要には色々な要素を含んでいるが、特にエレベー
タ−に対し大きな負担となるのは交通量と、各階床間の
移動状況である。 交通量を示す関数C(りは、従来次式(1)で定義して
いた。 ・・・・・・・・・・・・・・・(1)しかしながら在
館人員は単なる目安の数とみることができ、単なる定数
として取扱うこととする。 ておシ、概略の比較ができる。すなわち平常は4%〜6
%位の交通量であり、父通縦が12%とな すると
、極めて混雑した状況であることがおおむね 1表
現できている。しかし、エレベータ−へのストレスの大
きさ全表現する点では不十分である。まず、エレベータ
−が在館人員に見合って設置されているかである。また
エレベータ−制御からみふと他のビルとの比較は必要な
い。そこで本発明では、交通量関数C(りの単位として
5分間当シのエレベータ−利用人数で表現することとし
た。 次に、所足期間の交通f(少なくとも1日の交通量以上
、できれば時定数が7日以上を有する交通量学習機能に
よ91日に換算した平均交通量)を計測し、第2図示す
如き度数分布図を作シ、そのビルにおける所定期間(例
えば−周間)の交ハu需要に占める時間の割合から交通
量評価レベルα8.α2.α3を作シ、このレベル値を
作って個々の交通需要の交通量Cの要素値の大きさを示
す評価値(交通量レベル関数)CV(りを求めることと
した。 同−交通量であっても、全階が均等に混雑して−る場合
と、1階と2階にのみ乗降かご人員が集中している場合
とではエレベータ−に与えるストレスは2倍以上の差と
なる。そこでこれを何らかの形で要素として認識し作成
する必要がある。 しかし、各階床間の移動状況(以下父通流と略す)の特
徴を定義する定説がないので本発明では混雑集中階床関
数l(りと全階に対するその階の混雑集中度関数V(り
により表現することにした。この他にも、単に階床ごと
の分布係数を求めで表現することも考えられるが、単に
分布の状況だけを係数としたのでは個別の階床への対応
制御をすることができないのでエレベータ−の交通需要
の特徴を表現する要素に階床そのものを含めることとし
た。 尚、この混雑集中階床関数I(す(下記の(2)式に例
を示す)と混雑集中度関数V(す(下記の(3)式に例
を示す)はエレベータ−制御の性質上、乗かご人員(記
号S)と降かご人員(記号R)についてと、上昇方向(
記号U)ならびに下降方向(記号D)について区分して
求める方が種々の交通需要がもつさまざまな交通流の特
徴を・適格に表現できる。 とれら4種の要因を示す要素関数として下記の8つの評
価値を考えられる。 ■ 上昇方向の乗かご人員の分布状況の要因を示す評価
関数。 I ao(す=時開帯〔を−Δ1,1+Δ1〕における
n番目に上昇方向乗シ込み人員 ■ 下降方向の乗かご人員分布状況の要因を示す評価値
。 ■、(リ 、 V、I)(す ■ 上昇方向の降かご人員分布状況の要因を示す評価値
。 Id(リ 、 v、3す ■ 下降方向の降かご人員分布要素の要因を示す評価値
。 Id(リ # van(わ 向上記において配列変数nは1〜最大サ一ビス階床数(
一般に最大サービス階床数は5階床〜40階あシ特に1
3階床程度が多い)まであるため、10階床のサービス
階床を持つエレベータ−の場合総計80個もの多量の評
価値を求め、かつこれを記録し、識別のための処理を要
することとなる。そこで著者らは、交通流の特徴を表わ
す上で実用に供する範囲内に簡略化することとした。 まず、方向性についてであるが、これを一括して評価す
ることとし同一サービス階床を方向別に別々の階床であ
るとして分析を行なうこととした。 すなわち検出される混雑集中階床関数I(わとして方向
別の階床を表わすデータを設定することにより同等の効
果を発揮できる。 また配列変数nの大きさであるが、エレベータ−制御に
与えるストレスから評価して軽負荷な方向付階床(以下
階と略す、1尚特に方向性ケ持たないフロア−を示す階
床はフロア−階床と略す)は心性が少ない。すなわち重
負荷となる数階床を要素とすれば十分に実用となる。そ
こで以下、説明の便宜上も考慮し、配列変数nの持つ値
はl、2゜3とする。これにより上記した80個の評価
値を12個とできる。すなわち下記の(4)式から(9
)式で各要素の評価値を求めることができる。 I、(す=時間帯〔1−Δ1.1+Δ1〕におけるn番
目の乗かご集中階 ・・・・川・・・・・(4
)W?(リエ時間帯〔1−旧、1+Δt〕におけるi階
床°からの乗かご人員 ・・・・・・・旧・・(
5)(4)式と(5)式より乗り込み客果中階I−(り
の混雑度V=(りは下記となる。 慕−凰 工:(す=時間帯〔を−Δ1.1+Δt〕におけるn番
目の降かご集中階 ・・・・・・・・・・・・
(7)W?(す;時間帯〔を−Δ1.1+Δt〕におけ
るi階からの降人員 ・・・・・・・・・
・・・(8)(7)式(8)式よシn番目の降シ客集中
階Iフ(1)の混雑度Vフ(りは下記となる。 尚Fはエレベータ−のサービス階床数(ここでは方向別
サービス階床数としているが単にサービス階床としても
良い。)著者らは最終的には、これをさらに簡単化する
ために階床集中度関数■を示す(6)式と(9)式に代
って下記の(10)式と(11)代金採用し、合計8個
の評価値をより交通流の特徴を表現する要素とした。 ■s(す=Σ (VIl)
・・・・・・・・・・・・・・・(10)wl VR(t)=Σ (v;)2 ・・
・・・・・・・・・−・・(11)n−1 向上式においてvlは階別の集中度(%)を表わしてい
る。 第3図に第1図の時間帯〔t、〜13〕において良く発
生する出動時の代表的な交通流を示す。(a)は階ごと
の集中度合を図示しておシ、曲線f [J P I N
tはUP方向側の乗かご人員の比率を、曲線fDNIN
1はDN方向側の乗かご人員の集中比率をそれぞれ各フ
ロア階床ごとの分布状況を示している。曲線fUPOU
TIと曲線fDNOUTIはそれぞれ上昇方向と下降方
向側の乗かご人員の分布状況を示しておシ、乗かご人員
比率と降かご人員比率のそれぞれの総和は100%とな
ムそれぞれの総和人員はマクロ的にみれば交通量で示さ
れる人員に等しくなる。 第3図(b)は乗かと、降かご別に集中度の高い階の順
番に人員比率を図示したものであシ、曲線ryiNは乗
かご人員の曲線fVOUTは降かご人員の各階床への集
中度合と分散度合の状況を示している。 以上によシ、第1図と第3図で示す代表的な出動時間帯
(’t〜t3〕の交通需要はその特徴認識を行なうこと
によシ下記の要素罠分解される。 (11交通量関数C(りは (’(t、−、t2ム)中120人15分 ・・・川・
・・・・・・・・(12)C(tZム〜’s )中20
0人15分 ・・・・・・・・・・・・・・・(13)
(2) 乗かご人員の階床集中度関数V’(りはv8
(’t〜’a)中60”+30”中4 s o o
・・・・−・−・(14)(3) 降かご人員の階
床集中度関数yR(りはVR(b〜’s )yl 7”
+16”十i 4! + 13”+12” +11”
+7”+4’中1545 ・・・・・・・・・(15
)(4)乗かご集中階間数■=(りのn==l〜3の配
列の値は I 、(t、〜t、ン=$01.$02.$00
・旧−・・・ (115)(5)降かご集中階間数I
−(りのnに1〜3の配列の値 In (’*〜ts) =$ 04− $ 07− $
06”1団・(17)尚(16)式や(17)式で求
める集中階間数■(りについては第3図に示す様にへ未
満の階床は集中階と称すことができないので、その順番
nの階■1として集中階が存在しない事を意味する記号
として$00を配列にセットする。 この様にして、出動時の交通需要の特徴である交通量が
前記した所定期間(1日など)において最大に近く、か
つ特定の階(ロビー)(I’t==n曽1 $02である)からの乗かご人員が大半をしめ(V ’
(t)=4 s o oと大きい)、かつ、DN方向の
移動人員が極めて少ないTh:(リ に$81〜$8B
がない)という特徴を上記した5つの要素の値を示す8
個の関数によシ実用的には完全に表現できている。 次に各種時間帯や、曜日にょシ発生するさまざまな交通
需要をいかに認識し、そのビルにおける顕著な特徴モー
ドとして抽出するかについて説明する。 まずエレベータ−としての全体的な制御原理を第4図に
示す手順によシ説明する。尚第4図はプログラムやハー
ド回路の動作フローを図示したものではなく、学習して
行く過程を説明する概念的な手順を示している。まずビ
ルの開館日(手順AP 10 )に先立ってPのインテ
リジェント端末等からあらかじめ予定される交通需要の
特徴モードをKEYボード等よシ入カする。この時大刀
するポイントは第32図に示す様にスケジュール時刻(
テーブルAT291)と乗降にょシ混雑すると予定され
る階床順にテーブルA T 292へ大刀する。これに
よシ少なくとも混雑集中階が分かったので上記した5綴
針8つの特徴の要素別好価値は次の通シ作成する。 (υ C(AMI O−AMI O,30) =135
・・・・・・・・・・・・・・・(18ン交通量の指定
なし時は中間のレベルα、に相当する135〔人15分
〕をセットする。 (2) Is(AMIO−AMIO,30)=$82
.$05.$85・・・・・・・・・・旧・・(19) (31iR(AMto−AAflo、303=$82.
$05.$85・・・・・・・・・・・・・・べ20)
ここで乗シ混雑や降シ混雑の指示がなかったので両方に
同一の階を入れた、また別のケースとして階床のみ人力
された時は両方向を入れる様にする。 (4ン V 8 (AMIO−AMIo、 30)
=1700 −−川−(21)(5)VR(AMIO
−AMlo、30)=1700 ・旧・・(22)こ
ζで、特に集中度の指定がなく、かつ3つの混雑階を指
定されたので集中度レベルβ!に相当する値を選び17
00とした。 また、第1図に示した出動や昼食時などの特徴モードt
よ一般的に発生しやすいので、これを工場出荷時K[O
M等にセットしておい°Cも良い、これらは初日からで
酋る限シ最適な制御をしたいビルにおいてのみ実施すれ
ば良く原理的には不必要とできる手順である。 次にエレベータ−側脚用の特徴モードの自動設定(手順
P3G)の説明を行なう。この部分の説細手順を、第5
図に示す。例えば1日分または一週間分の交通需要を検
出しく手順P31)、上記した5種の特徴要素すなわち
交通量C(りと、交通流の特徴要素関数を演算しく手順
P32)、記録する(手)@P33)。この時、例えば
7.5分おきに交通需要を検出すると1日間で192組
となシ、1週間分で1344組となシすでに述べた8個
/組の特徴要素関数値を記録するのに約10KBの不揮
性メモリーを必要となる。また、特徴モード抽出の学習
演算もその分時間が掛ることとなシ、高速な演算ハード
が必要となる。さらに利用人数の少ない時に特徴を表現
することは無理がある。そこで第1図に示す様に交通量
が小さい時は長い周期とし、交通量が大きい時は短かい
周期で検出することとすれば、その分記録する組数が低
減する。例えば所定人員の交通があった時に特徴検出す
ると一日約48組位となる。但し所定の時何、たとえば
30分以上たった場合はその時点で特徴判定を行なうも
のとする。尚この方式とした時はその時間幅を示すため
の時刻データも特徴データとベアで記録する必要がある
。以上の手順を所定期間、例えば1日間繰り返えしく手
順P34)、一部分の分析された数十または数百組力為
ら成る交A需要を集計する。次に新たな特徴モードの設
定を行なうか否かを評filfiするための特徴モード
抽出関数を求める。 まず第1に、すでに求めた8個の特徴要素関数をあらい
数値に再評画する。まず第2図に示す交通量レベルα6
〜α、を求める(手順P35)。 次にこの父通、縫レベルを作って各組の交通祉関数C(
りを交通量レベル関数CV(りに変換し、以上により1
日分の交通需要を複数組から成る8個の要素関数の配列
を作ることができる(手順P36)。 第2図で実施した交通量レベル関数CV(りの値の数7
ケ($06〜$Oo) としたが、さらに少なく、4?
llj+よ°4ヶとすることとしても良い。 また、階の集中度関数V(りの1直の度数分布を作シ第
2図(b)の曲線tV1を作シ、レベルβ1〜β4から
成る分布レベルを設ける(手J[P37)。 これ罠よシ粗な階床集中度関数VV(りを作り、各特徴
要素の組合せの種類をある程度制限できる。 そして代表的な特徴モードを抽出するために、所定期間
検出した交通需要の各要素を粗関数で表現した配列を作
る(P37)。 さらに特徴モード抽出関数Psfflを全ての粗なる特
徴モードごとに求める(手順P38)。mは同一と認識
した特徴モードに与えた番号である。 例えば次の(23)式によシ求めることができる。 PS、。=Ttm) (kt (CV(m)) +kt
(V V(二、+vv品))・・・・・・・・・・・
・・・・(23)尚特徴モードmは検出された順番に付
けて行けば良い。そして関数T1.、は特徴モードmと
同一の特徴モードまたは類似のモードが検出された回数
または累積時間とする。 万一特徴モードが所定数を越えた時は、Tl1lが小さ
くて、1番早く抽出した特徴モードを他の最も接近して
いる特徴モードへ含める。 また同一の特徴モードとN4J識する際には、第1の集
中階閏数工、や工、が一致しているか台かで判定しても
艮く、また当該の階集中度関’ri VIo)が所定値
または所定レベル以下のtt、yは相の集中階関数IV
、と、Σでは$00と扱うこととt、、p’UえばIV
〜IV、まで全て一致しているかで判定しても良い
(手順P37)。 以上により求めた複数の特徴モード抽出関数PS、’i
相互に比較し、新規の特徴モードの中でMAXの1組ま
たは上位の複数組を選択し、新たなニレベーム−制御用
特徴モードとして仮登録する(手順P39)。尚この時
、予め設定されている特徴モードが無い場合や少ない堝
合し、1:多めに抽出するものとしたり、常に制が11
用4−f徴モードを設定できる最大数を抽出することに
し、より早い日数で特徴モードの設定が完了する様にす
る。尚、仮登録する特徴モードの階床集中度レベル関数
MV(りと交通量レベル関数CV(t)などの粗間数値
ではなく、元の関数v(t)とC(りの値f!::登録
するものとする。これによシ以゛後の識別が正確となる
。 以上により、そのエレベータ−個有の交通需要の中に存
在していた交通の特徴の形態(モード]そのものを自動
抽出できたが、本発明はこれに限定されるものではなく
、あらかじめ予測される数十個の特徴モードを設定して
おき、以下に説明する方法により、顕著にして多頻度に
発する特徴モードを選択してエレベータ−制御に使用す
る特徴として選択して設定する構成とすることもできる
。 この様にして新たに自動抽出された仮登録された特徴モ
ードと、すでに登録されている特徴モードの優先度を求
める特徴モード優先関数P円切と、登録済特徴モードの
登録特徴要素関数値の修正による特徴モードの生成を行
なう特徴モード生成制御(手順P40)につbて第6図
を用いて説明する。 尚、登録特徴モード要素関数には、すでに述べた検出し
た交通需要の特徴モード要素関数CV、。 1、、V、、の他に、定期的に繰り返えす要素を学習す
るための周期関数TP、と、日別に定時に発生する要素
を学習するための時刻関数THを追加する。 まず、第1に手順P33で作成したN1組の特徴モード
の要素関数の一つ一つについて下記の手順によυM1組
の登録済特徴モード要素関数で表現される多次元ベクト
ルを持つ中点P□のいずれに最も近いかを学習する。 尚、各要素間のウエート付は定数に、〜に、により行な
う。 検出した交通需要の特徴モード要素関数によるベクトル
が作る中点Paのベクトルは(25)式で表わされる。 中点P、も同様に記述でき、2点間のスカラー量令1.
は(26)式で求められる(手順P41)。尚混雑集中
幅はここでは原理の説明につき第1の階のみ評価するこ
ととし、式を簡略化して示しているが、実際には第2、
第3の集中階もウェイトを軽くして評価に加えた方が良
い。また、階床の番号差(差値=Iニーに)を求めても
良いが一致した時は′″0”不一致の時は″l#を与え
る様に(濁)式を変更しても良い。 (26)式によ)最も近い中点P、、を持つ登録済特徴
モード番号mを求め、これを最も近い登録済特徴モード
であるとして記録する(手順P42)。 MiNC令1.1.令、、2.・・・・・・・・・乞、
・・)・・・・・・(27)以上の手順をn == 1
からn=NIKついて実行し、次々と検出した交通需要
の特徴要素関数と対応して記録する(手順P42)。 次に例えば登録済特徴モード(P、n)別に選択された
回数また時間の積算値を求めこれを登録済特徴モードの
評価関数φT、、、とする(手順P44)。 これは発生頻度によ勺評価したものであるが、交通需要
のベクトルの大きさの積の和とする方がさらに良い。 次に特徴モード抽出優先関数φP6を(28)式より全
ての登録済特徴モードについて求める。 φP、=(1−に、)φP l、l+ka Xφ1ゝ1
・・団・・・・・・団・(28)この値の最少のもの
または下位の複数個の特徴モードを除去する(手順P4
5)。従って、先に仮登録した特徴モードは大きな饋を
取れないので除去され易すい。 最終的に決定した登録済特徴モード関数P。 (個数M2)の各要素の関数の値の大きさを(28)式
の指数平滑により学習し、設定する(手順p36)。 例えば交通量関数C,nまたは交通量レベル関数CV、
は今回の所定期間(1日または一週間)において抽出さ
れた特徴モードmに近い特徴モードの要素値か、または
特徴モードmとして判定された交通需要の加重平均よシ
求めた要素の値と登録済特徴モードの要素値とで(28
)式と同様の学習(長期の平滑処理)計算を行ない交通
i−髪素の関数値は生成、を行なう。階については第2
、第3の階関数を過去のデータも含めて発生頻度の大き
いものから順に選択する。 また時間に関する関数TP、とTH,も(28)式と同
様指数平滑して求める(手J[Pd2)。 尚周期は前回検出してからの次回検出までの個別の時間
を管理し、多頻度に発生する周期を複数個について学習
することによシ、異なる2つの周期で繰シ返される特徴
を学習する仁とができる。 また1日において多発する時刻を複数個、個別に学習し
、時刻関数T H<n )として記録する仁とによシ、
よシ正確な予測制御が可能となる。 以上によシ抽出され、要素の関数を学習しそして設定し
て出来あがった特徴モード(以下単に特徴と称す)をも
とに第4図の手J@P50による特徴別交通情報の記録
を行ない、そのデータをもとに特徴モード別の最適11
Jilt1パラメータの学習や≠機がコンピューターの
場合で能力があれば実機でまたはエレベータ−またはピ
ル監視用コンピューターや中央保守センターの大型コン
ピューターによるシミュミレーシュンでの最適プログラ
ムの選択結果の記録などを行う(手順P60)。 次に現状の交通需要の特徴モードを手順P31とP32
と同様の方法で分析し、手順P41とP42と同類の方
法で特徴パターン認識学習を行う。 ただここで少し異なる改善例について補促する。 すなわち前者の場合は時間要素を入れなかったが、実際
の運転においてはエレベータ−制御系、特に群管制御エ
レベータ−においては、制御アルゴリ機能するまでの制
御遅れはエレベータ−λ同時間が平均120秒であるこ
とよシ数分あると考えられ、10分たてばおおむね安定
すると言う性質がある。 そこで、特徴認識をする(26)式または(27)弐等
に時間的な連続性を評価要素として加味することが好ま
しい。例えば(27)式において、前回選択さし現在エ
レベータ−制御している特徴ITS、のスカラー貴会(
teem の項だけ・を(令(t)* m) ks
とし、係数kaf、lよシ小さい値を取るものとすれ
ば、その分だけ、前回選択され現在のエレベータ−制御
用特徴モードが認識され易すくできる。第2に、毎日、
同時刻に繰シ返えされる特徴についても同様の手段を構
し、早めに検出しすことも有効である。 例えば第1図の出動時の様に平日なら毎日8時15分項
に出動のピークが来ることを特徴の一つP、とじて抽出
、学習し、時刻要素関数TH,,,として08.15が
記録されている場合、例えば(27)式の当該の特徴項
だけを(29)式に切替えて特徴モード識別する(手順
P70)仁とKよシ早1め・・・・・・・・・・・・・
・・(29)に過日までに学習した(手順P50とP2
O)出動データによる出動に適応した運転形態とできる
。 に、は例えば15分とすると現時刻tが、過日までに学
習された予測時刻を示す要素関数T)(?fiの値08
.15の示す時刻の±15分内になると特徴P3・・1
.の項の値がスカラー量や3・79.より小さくなり、
時刻が一致すると1−に、の値だけ選択され易すくなる
。 以上による特徴モード識別(手順P70)によシ識別さ
れた特徴モードを分析、学習された特徴P0とほぼ近似
[(29)式や伐6)式や(27)式で求められる値が
所定値よシ小さい)している場合は、その特徴P、によ
シ求められている制御データ(手順P50とP2Oで作
成したデータ)によシエレベーターを運転制御するり ビルの環境やビル内のレイアウト変更によシ、交通需要
が急変した事などによシ、上記した値が所定値を越えた
場合は、第1の特徴P1のみならず、比較的近い複数の
特徴を歯別し、これら特徴別に持つ制御データを補間し
て使用したり、交通情報を接近度に応じたウエート付で
和を取り、手順P60’i実行へ、求められたパラメー
タ等によシエレベーターを制御する(手順P75)。 但し、当日だけの行事がある場合は、あらかじめ時刻と
行事の内容を階と制御の種類を示すスイッチやKEYボ
ード等よ多入力しておき、その入力内容を解析して何階
と何階に対し、いかなる制御を行なうか(優先サービス
2台割当、ドア開放タイム延長、不停止、暗号登録許可
)を判断し、所定時間帯に入ったと判定すると手順P7
5によシ求めた運転形態や運転状況に優先して少なくと
も一部を、行事予約した内容で運転を指令する(手順P
80)。この様な手順によシ、求められた常に最適な制
御となると予測される運転方式(アルゴリズム)とその
制御定Lパラメータ】を使用してエレベータ−を運転制
御する(P2O)。 また、ビルのレイアウト変更や、1ケ月間開催する展示
会などによシ交通需要の急変が予定されているスケシー
ルをKEYボード等により設定し、−設定された内容を
手)@P20で説明したのと同様にして新しい特徴モー
ドとして仮設定しておき、学習速度が早まる様にする(
手順P95)。 以上忙より第4図に示した、本発明の原理の手順を理解
いただけたと考えるが以下、全体的な事に関する捕捉を
行なう。 (1) 手Jlli¥P95が終了したあと一般には
ルートP95−2によシ特徴モードの設定へ戻るが、使
い勝手やモラルなど、エレベータ−の最適開明1をめざ
す以外の要因にょシ適応学習制御を実施できないビルに
おいてはルー)P95−fとすることも考えられ、例え
ば、スケジル設定器によシ指示された時のみルートP!
5−2へ進む様にする方法が良い。 さらに良い方法は、常例ルー)P95−2へ進ませるが
、手順P40や手1[P2Oにおけるアクティブな動作
を制限し、手1+1itP 80 iたはP2Oの装置
をインテリジェント端末化し、CII、Tなどへ学習結
果を人間が判断しやすい形状に表示し、エレベータ−管
理者が、学習した内容を確認または一部修正を加えて登
録などのアクティブな学習側6i1e実行することであ
る。 (2)第4図に示したのは学習制御の手順であシ実際の
動作は、し0えば、手順のP3Oに含まれる交通需要の
収集、検出と手順P70の特徴モード識別と、手順P7
5と手順P90のエレベータ−運転制御は平行して実行
される。 特にエレベータ−の運転制御は、一般には常に即時に作
動することが要求され、当然他の手J@ 、!:は平行
して作動する様にシステムを構成する必要がある。例え
ばコンビニ−ター制御の場合は手順P40+P60やP
75など、多大な処−埋を要するプログラムは、手/@
P90のタスクよシ下位タスクに割当てることによシ、
エレベータ−制御プログラムを優先的に実行し、空いた
時間に学習制御を実行する構成とすることによシ実現で
きる。 また他の方法としては学習制御部を別のコンピュータと
して並行処理させることもできる。 次忙本発明の原理を実施した場合の効果を第7図、第8
図によシ説明する。 第7図は放送センターなど日中に見学者が多いビルの場
合の見学者だけ交通扁要の変化曲線C3を図示した。事
前にスケシュニル予約がなかった場合の学習過程を第1
日月と第2日月と第n日月について示した。記号PLW
は見学者の特徴モードについての時刻関数TH,の大き
さを示し、初日は零であり、しだいに広がり、それにつ
れ、特徴識別される時間帯P8が見学者の交通量に見合
って、早く選出される。 尚記号PLKは見学者の特徴モードを抽出し設定するだ
めの特徴要素関数の検11状況を示した。 第8図に見学者を含めた場合の階の移動状況を示L0す
なわち、4階の上、下と、1階の下方向の降シ客が多い
事を降かご人員比率曲線fUPUTt sとf D N
U T+ sが示しておシ、これに見合う特徴要素関
数が学習される。 では次にいよいよ本発明の第1の具体的実施例を第9図
から第11図の回路図と、第12図と第13図に示す記
録データと罠より説明する。 エレベータ−運転制御系110(手順P90を実行)は
ホール呼び登録110からエレベータ−駆動装置115
によ多構成されており、それら各制御ブロック回路11
1〜117を実現する装置はそれぞれ公知の技術で良く
、(例えば特−“SS・51−57027号にかご自重
量検出装置から乗・降人数検出する装置が示しである。 )従来と異なる点は、これら回路の情報をきめ細かく、
例えばドア開閉制御装置114に含まれる、開、閉釦や
、光電装置の動作信号までをも本発明によシ新たに設け
た交通需要を検出する。交通情報検出回路130へ入力
されかつ、学習された結果として最終的にフィードバッ
クされてくるエレベータ−運転制御形態選択回路170
(手順P75)からの信号によシ、制御アルゴリズムや
制御定数を切換える手段を持つ点だけである。 第5図に詳細に示す交通情報検出回路130の検出した
交通需要D130は交通需要特徴モード識別回路工50
(第6図に詳細を示す)へ入力され、識別された特徴に
応じ特徴別情報学習回路160は特徴別にデータを記録
する交通需要記録回路DI 61A 、とサービス状況
(ニレ稼動台数、ホール呼び継続時間、戸開時間、館内
騒音レベル県東、いたずら、乗かご拒否、電源電圧、温
度など)記録回路DI61B、 と、検出された時刻
や周期などの学習結果を記録する時間帯記録回路D16
1C,とによシ収集されたデータの累積と学習(手順P
50)を行う。その他の回路としては時刻信号発生回路
140があシ各回路の動作制御に使用される。ftbl
cも手順P20とP8QとP95の制御に関連する。予
約・設定回路190があシ、入力された内容に応じて、
制御形態記録回路192と時刻記録回路191と、制御
目標登録回路193に必要なデータが記録される。また
、省エネ度指令回路181や、サービス度指令回路18
2や、環境度指令回路183とこれらへの入力手段とな
る入力装置184から構成される目標値設定回路18ρ
があり、主として制御形態選択回路170へ入力され、
エレベータ−制御へ反映される。 第10図と第11図によシ本発明と特に関連のある交通
需要の特徴抽出について説明する。 エレベータ−制御系110からの入力信号線Llll〜
L117にょシエレベーターの運転と交通需要に関する
データを監視し、回路D131でデータ累積する。 この時の開始時刻を回路D131Tで記録する。 この様な交通情報計測を回路131で実施し、所定期間
(数分)ごとに、回路133により現状レベルの交通需
要を計算する。すなわち、回路131のデーターを回路
D131’llC記録されている時間と現在の時刻との
差を求めて得られる計測継過時間で割ることKよシ求め
られる。 この現状の値を数十分程度の時定数を持つ演算回路13
4にょシ、平滑し、現状時間帯の交通需要として信号線
D134によシ出カする。 この信号は主として、回路157による特徴認識(手順
P70)において、特徴識別の安定化を計るために使用
する。 回路132はデータDI31の大きさと時間継過によシ
動作する第11図に示す交通需要の要素値演算要求回路
152の出力信号D152にょシ作動し、回路D131
とD131Tの内容と現在の時刻をサンプリングホール
ドする。 そして、回路D131のデータはクリアされ、回路D
131 ’I’へ現在の時刻を古セットし、次の交通需
要の検出(その他の情報サンプリングを含む)のための
データ収集を実行する。 この様にして検出された交通需要を含む18号D132
は第10図の回路151〜156よ構成る交通需要の特
徴抽出(手順P30)部への入力データとなる。 まず回路151は、新たな交通需要が検出される度に信
号D152より少し遅れて出力される信号D152−2
によシ、交通需要の特徴要素の関数を演算し、これを回
路153によυ記録する(手順P32.P33に相当)
。 次に評価用関数を作るだめの交通量レベルケ作る(手順
P35)制御と要素の大きさを評価する関数を求める(
手順P36)制御を回路154により実行される。この
制御は現状交通量(データ18号D134)が低く、か
つ所定期間、例えば1日が経過したかまたは数時間前以
内の時に実行される。尚この時、第2図に示した曲線C
1をあらかじめ作シ制御を速くする目的より回路159
を設けた。 尚、交通需要が検出される度に記録回路153には第1
2図に示す様なデータが記録される。すなわちn番目の
1回当りの記録データD153゜は13個から構成した
場合を図示しておシ、これが、帯状または機能的に環状
を成す記録回路によシ順次記録されて行く。 尚、原理の所で述べなかった米層識別要素関数T M、
、とTM、について捕捉する。 同一交通需要でも、利用する客層や時間帯によシ、その
性質が変化してくる。 例えば、朝はあわただしく動くが、夜はゆった9とした
動作となり、ともすれば一番早く来たエレヘーターに乗
り損なったシする。この様子を環境関数TMいとする。 また、子供が多くて平均体重が軽かったシ、いたずら呼
びが多い車や、車イス呼びやVJP呼びなどの比率を客
層関数TMtとして扱う。これらの乗客層識別関数もエ
レベータ−制御へのストレスの一部となるので、これら
を特徴要素として追加したものである。 以上の様に記録されたデータよ仄特徴抽出を行ない(回
路155)、抽出&学習されたl特徴モードは第12図
に示す記録データD156ヤを1組として、特徴モード
の数M1個(ここでは合計18)のテーブルが、スケジ
ュール設定による特徴モード記録データD158と、抽
出&学習した特徴モード記録データD156とに区別さ
れている。 そしてスケジュール設定やC,RAMやROMによりイ
ニシャルセットされたデータが格納されておシ、これら
の特徴モードは自動学習による消去舎させないものとす
る。 以上、第9図をもとに本発明の一実施例な説明したが、
本発明はこれに限定される本のでなく、例えば第11図
に示す回路151〜156と回路159により特徴モー
ドの設定と、生成を行なう部分をエレベータ−制御装置
と独立させることができる。 例えばエレベータ−制御回路をディジタルコンピュータ
によ多制御する装置の場合には、上記した特徴モードの
設定と生成を行なう部分を別個のディジタルコンピュー
タにより処理したシあるいはビル管理コンピュータやエ
レベータ−監視室などに設置された、コンピュータで処
理制御する構成とすることもできる。 さらには特願昭53−143513に示す可搬式のエレ
ベータ−保守装置によシ、必要な期間だけ、この装置を
接続し、エレベータ−の交通需要の変化を捕らえ、新し
い特徴モードの設定や、すでに登録されている特徴モー
ドの生成を行なうエレベータ−制御用特徴モード生成装
置とすることもできる。 では以後の説明は並設エレベータ−の運転制御部と、交
通需要の特徴モードに関連する制御部とを別々のマイク
ロコンピュータで制御する構成とした場合を第14図〜
第57図に示す具体的一実施例によシ詳細に説明する。 なお、実施例の説明は、まず、本発説を実現するハード
ウェア構成を述べ、次に全体ソフトウェア構成とその制
御概念を述べ、最後に上記制御概念を実現するソフトウ
ェアをテーブル構成図、フローを用いて説明する。 第14図は、本発明の一実施例の全体ノ・−ドウエア構
成である。 エレベータ一群管理制御装置MAには、前記した並設エ
レベータ−運転制御を司るマイコンM1と前記した交通
需要の特徴モード別に交通情報を学習し、学習したデー
タをもとに特徴モードごとにシミュレーションヲ司るマ
イコンMtがhf)、マイコンM1とM1間は直列通1
目プロセッサ5DAc (後述)により、通信線CMC
を介してデータ通信される。 エレベータ−運転制fMlt−司るマイコンM1には、
ホール呼び装置HDからの呼び信号1(Ck並列入出力
回路1) I Aを介して接続され、まだ、ドアの開閉
や、かごの加減速指令等測々のエレベータ−舎制御する
号機制御用マイコンE、〜E、(ここで、エレベータ−
はn号機あるものとする)とは、前記同様の直列通信プ
ロセッサSDA、〜SDA。 と通信線CM、−CM、e介して接続される。 一方、マイコンMtには、シミュレーションによる最適
運転制御プログラムならびにそのパラメ列入出力回路P
IA’!l:介して入力される。 また、号機制御用マイコンE1〜E、には、制御に必要
なかと呼び情報、エレベータ−の各種安全リミットスイ
ッチや、リレー、応答ランプで構成する制御入出力素子
EIOI−EIO,と並列入出力回路PIAとを信号線
SIO,〜SIO,’を介して接続される。 第14図を用いて本発明の詳細な説明をする。 エレベータ−運転制御用マイコンM1には、呼び割当て
t主とした運転制御プログラムを内蔵し、この運転制御
プログラムは、各号機制御用マイコンE1〜E、とホー
ル呼びHCよυ、制御に必要な情報を取り込む。またこ
の情報の中で交通需要の特徴モード別に最適運転プログ
ラムをシミュレーションによp求めるために必要な情報
を直列通信プルセッサ5DAaを介して、°シミュレー
ション用マイコンM、に送信される。さらに、前記運転
制御プログラムは、可変可能な運転制御パラメータを用
いて処理している。たとえば、このパラメータには、呼
び割当ての評価関数における待時間と消費電力の評価値
の関係ヶ示す重み係数や、ドアの開閉時間を決定する時
間係数、ならびに、呼び割当ての制御論理すなわち、呼
び割当てのアルゴリズムを選択する制御用パラメータ等
がある。 これらの運転制御パラメータは、シミュレーション用マ
イコンMyによシ、端末装[PDの信号PMと前記シミ
ュレーション用データを用いて演算される。この演算は
、周期的、または新しい交通情報が収集される毎に現状
の交通需要の持つ特徴に応じてエレベータ一群管理に最
適な運転制御プログラムとその匍j御パラメータを出力
する。 たとえば、端末装置PDから待時間最小となるように設
定すると、そのエレベータ−の交通需要の特徴を識別し
、収集された交通情報から交通需要を予測演算し、この
データによシミュレーションし、待時間が最小となる呼
び割当てアルゴリズムとその運転制御係数を演算し、こ
れを、その時の交通需要状態における最適運転制御プロ
グラムとパラメータとして記録する。したがって、木兄
EIIIKよシエレベーターの群管理制御は時々刻々と
変化するビルの環境状態にすみやかに対応可能で69、
エレベータ−の群管理性能向上に大きく寄与する。 次に、各マイコンの具体的なハードウェア構成を示すが
、これらのマイコンは第15図〜第17図に示すように
簡単に構成できる。マイコンの中心であるM P U
(Micro process ing TJni t
) 14.8ビツト、16ビツト等が用いられ、特に
号機制御用マイコンE1〜E1には余シ処理能力を要し
ないことから、8ビツトMPUが適当である。一方、エ
レベータ−運転制御用マイコンM1およびシミュレーシ
ョン用マイコンM、 は複11演11−必要とするため
、演算能力のすぐれた16ビツトMPUが適当である。 8ビツト系MPUとして、日立製作新製HD46800
D、(ンテル社製28085、ザイログ社製Z−80等
が応用可能である。一方、16ビツトMPUとして、日
立製作所製)fD 68000、インテル社製l808
6 、ザイログ社製z−soo。 等が応用可能である。 さて、各マイコンには、第15図〜第17図に示すよう
にMPUのバス線BUSに制御プログラムおよびエレベ
ータ−仕様等を格納するROM(几ead 0nly
Memory )と、制御データヤワークデ〜り等を
格納するR A M (Random ACce8sM
emory)および、並列入出力回路PIA(Peri
pheral Interr3Ce Adapter
) 、他のブイコンと直列通信を行う専用プロセッサ
8DA(5erial Data Adapter H
例えば、日立製作所製HD 43370 )が接続され
る。 なお、各マイコンMI HM2 、 EにE、において
、R,AM、LLOMはその制御プログラムのサイズ等
により、複数個の素子で構成される。 第16図において、端末装置PDのハードは特願昭53
−82042号等のエレベータ−の試験運転装置に示す
ハードと同様とすることができる。そして制御卓よシサ
ービス目標や省エネ目標や予約設定などを入力し、CR
Tによ逆入力された内容ならびに、それに関する情報が
表示される。信号PMijPIAや前述のSDAにより
データ通信し、入力された内容は几AMに取シ込まれる
。 また、次の設定や行手やスケジュールや特徴モードなど
の設定や取消し、変更を行なうため参考資料として現状
の学習状況をCRTに表示するだけでなく、レボーIf
出力するために、プリンタを備えるものとする。これは
CRTのハードコピー用グラフィックプリンタを使用す
ることもできる。 第17図において、エレベータ−制御データとして、た
とえばかと呼びボタンCBや、安全リミットスイッチS
W、 、リレーの接点5WjLy 、かご重量Wig
htがPIAよシ几AMに取シ込まれる。 一方、MPU、1ニジ演算されたデータはPIAよシ、
応答ランプLampやリレーay等の制御出力素子に出
力される。 ここで、第15図〜第17図に用いられたマイコン間の
直列通信用プロセッサSDAのハード構成は第18図に
示すように主として送IF4用バッファTXII、受信
用バッファ几XB、データのパラレル/シリアル変換を
行うP/Sとその逆変換を行うS/P、ならびにそれら
のタイミング等を制御するコントローラCNTに上り構
成される。上記送信バッファT X ” s ’sLi
gバッファ几XB11マイコンより自由にアクセス可能
でデータの書き込み、読み出しができる。−刀、SDA
はコントローラCNTよシ、送信バッファT X Bの
内容をP/Sを介して、他のSDAの受f−バッファR
X yIに自動送信する機能を有している。したがって
1、マイコンは送受信処理は一切行う必要がないため、
他の処理を専念できる。なお、このSDAに関する詳細
な構成及び動作説明tよ特開昭56−37972号およ
び特開昭56−37973号に開示されている。 次に、本発明の一実施例であるソフトウェア構成を述べ
るが、まず第6図にょシッフ]・ウェアの全体構成から
説明する。 第19図に示すように、ソフトウェアは大別してエレベ
ータ−の運転制御を行なう運転系ソフトウェアSFIと
エレベータ−制御用特徴モード別に交通情報を収集し、
シミュレーション手段などによる学習制御を行なう学習
系ソフトウェアSF2よ構成9、前者は第14図のマイ
コンM1 よシ、後者はマイコンM、よシ処理される。 運転制御系ソフトウェアSFIは、呼びの割当て処理ヤ
、エレベータ−の分散待機処理等エレベータ−の群管理
制御を直接的に指令し制御する運転制御プログラム5F
14よ構成る。このプログラムの入力情報として、号機
制御プログラム(第14図マイコンE、〜E、に内蔵)
から送信されてきた、エレベータ−の位置、方向、かご
呼び等のエレベータ−制御データテーブル2101ホー
ル呼びテーブル219、エレベータ−の管理台数等のエ
レベータ−仕様テーブル225ならびに学習制御系ソフ
トウェアSF2で演算し、出方された最適運転制御プロ
グラムとそのパラメータ等を入力データとしている。 一方、学習制御系ソフトウェアSF2は、下記の処理プ
ログラムよシ構成される。 (1) 交通情報収集プログラム230・・印・ホー
ル呼び、エレベータ−制御データテーブルの内容や各か
ごへの各階床での乗降人数検出データなどをオンライン
で一駕交通鼠収集毎にまたは一定周期毎にザンブリング
し、各種の交通情報の学習とシミュレーションによるプ
ログラムとその制御パラメータの演算のためのデータを
収集するプログラムで、特に階別交通需要を主に収集す
る。 (2)%徴モード識別プログラム260・川・・まずす
でに第6図で原理を説明した様にエレベータ−の交通需
要そのものがもつ顕著にして多頻度に現われる特徴の学
習を行ないエレベータ−制御用特徴モードの設定と、生
成¥1週間以上の長期的なスケールで実施する。 次に、(1)項によシ作成された交通情報収集テーブル
2310交通需をの特徴要素を分析し、上記特徴モード
のいずれに近いかを識別し、特徴別に交通情報を収集す
る。 (3)エレベータ−制御特徴モード交通情報(学習)デ
ータ演算プログラム260・・・・・・交通情報収集プ
ログラムよシ収集されたオンラインのサンプリングデー
タテーブルの内容と過去の同時間帯の上記テーブルの内
容とを加味してエレベータ−制御用データを演算するプ
ログラムである。 (4)シミュレーションによる各種指標演算プログラム
271・・・・・・特徴モード別に学習したシミュレー
ション用チータテ−プル262とエレベータ−制御定数
テーブル225のデータを入力し、所定の複数のアルゴ
リズムパラメータとその制御定数パラメータ毎にシミュ
レーションを実施して各種曲線などのシミュレータ結果
をデータテーブル272へ出力する。各種曲線テーブル
としてたとえば、平均待時間曲線テーブル、消費電力曲
線テーブル等がある。 、5J 運転制御パラメータの演算プログラム273
゛・・・・・・上記各種曲線などのデータテ
ーブル272と端末装置PDから設定された目標値テー
ブル280を入力して、ピルの環境条件に適応した特徴
モード別パラメータ274を特徴モード別に事前に演算
し記録しておく。 なお、最適運転制御指令パラメータ274には、特徴モ
ード別交通情報学習プログラム260で演算された交通
情報学習データテーブル262の一部も付加される。 (63運転制御パラメータの指令プログラム275・・
・・・・まず、特徴モードの発生予測プログラム277
へ現状の交通需要を交通情報収集テーブル231と、特
徴モード識別プログラム254の出力する特徴モード信
号と交通情報学習データテーブル262の一部の過去の
特徴モードの発生記録データと、端末装置PDから設定
されたスケジュールデータテーブル290の一部を入力
し、現状ならびに近い将来の特徴モードを予測する。 次に制御パラメータの作成プログラム275は、予測さ
れた特徴モードに属する特徴別パラメータと交通情報学
習データ全それぞれテーブル274とテーブル262よ
シ選択し、指令パラメータテーブル276を作成する。 このデータがエレベータ−運転制御系へSDA’i介し
て送信され、上記したエレベータ−制御係数テーブルの
代って使用される。 以上述べた学習系ソフトウェアSF2は、実際の運転結
果を計価し、その結果でエレベータ−をいかに運転制御
するかを自動決定するため、知能制御の1つと言える。 以上、マイクロコンピュータを利用した本発明の一実施
例のソフトウェア全体構成を説明したが、次に交通需要
の特徴モード別にシミュレーションによる最適運転制御
をするためのパラメータの演算方法について説明する。 (1) ホール呼び割当プログラムの概要最近の呼び
割当て方法として、個々のポール呼びのサービス状況(
待時間)を監視し、全体の呼びのサービスも加味して、
発生したポール呼びをエレベータ−に割当てるホール呼
び割当て方法が用いられている。この方法では、呼び割
当ての評価関数に待時間が用いられている。たとえば、
発生したホール呼びの前方路の割当て済ホール呼びの最
も長い待時間を評価値(後述の(30)式で与えられる
)とする方法、前方の割当て済ホール呼びの待時間の2
乗総和を評価値とする方法、発生ホール呼びの待時間を
評価値とする方法等が考案されている。しかし、これら
の評価値には、エレベータ−相互間の位置関係が含まれ
ていないため、このままでは、一般的な変通需要におい
てはダンゴ運転となシ、性能向上が期待できなく々る。 (2)ポール呼び割当プログラムの制御パラメータそこ
で、ダンゴ運転を防止するため、停止呼び評価関数の概
念が提案されている。(特開昭52−47249号、特
開昭52−126845号)すなわち、発生ホール呼び
HClの附近する階床から着目エレヘーターEの割当て
済ポール呼び1ict−1やかご呼びCCl 、 CC
i+2i:考慮し°〔停止呼び評価関数Tc’Q得、−
このTcと前記待時間の評価値とを加味した新しい評価
関数φとするものである。これを式で表わすため、待時
間の評価値tT、待時間評価値Tと停止呼び評価値Tc
との重みを決める係数をβとする。さらに、発生したホ
ール呼びHCiの階床に関係なく、停止するホール呼び
を持つエレベータ−全継続して新たな呼びに応答させる
目的で待機状態評価値TRを加味し、その重み係数をα
とするとき、まず待時間評価値Tは T鳥 =MAX(TSI 、 TS、 ・・・、
TS、) ・・・(30)TSs= r I
TSI 十rt ・DH+ ・TWt ”(3
1)となる。ここでTSはに号機のかごがi階に到着す
るまでの到着予測時間で、TWはi階のホール呼び継続
時間またはホール待客の待時間総和時間でsrl とγ
、はその重係数である。次に評価関数φは φr =Tt −Tc +Tm ・・・・・
(32)Tc、凰 =ΣβS
・・・・・・(33)TB=α
几 ・・・・・・(34)となる
。ここで、βは発生ホール呼び隣接階の停止呼び(サー
ビスする呼びを称す)に対する重み係数でたとえばθ〜
40となる。またSは、停止確率を示し、サービスすべ
き呼びがあれば1.0となシ、予測呼びがあれば、適当
な値(OくSくX)となる。輌20図では予測呼びを無
視した値を示している。また几は、エレベータ−が待機
レベルを示し、割当済ポール呼びが無い状態の時に適当
な値(0≦Rく1)となシ、それ用の重み係数αは例え
ば0〜40となる。 (32)式の計画関数Tct用いることによって、発生
ホール呼びの隣接停止呼びが考慮されエレベータ−のダ
ンゴ運転が防止される。 なお、第20図の負荷集中運転制御パラメータe=2の
場合の停止及び評価値Tcは、発生呼び階iの前後2階
床を考慮して、 Tc=Σβ5=5X1.O+10XO+30X1.0+
10X1.0+5XO=45 (秒)・・・(35)と
なる。したがって、待時間評価Tが各エレベータ−で同
一であると仮定するとTcの大きいエレベータ−が最適
と判断され、発生ホール呼びをそのエレベータ−に割当
てることになる。但し、T cの値は重み糸数βのMA
X値の2倍を越えない様に制限を加え、偶発的に発生す
る極端な負荷集中による長持ホール呼びの発生を防止す
る。これは特に、比較的交通量が小の時間帯または特徴
モードにおいて端末装置PDによシ10%や20%の省
エネ指示を入力されており、結果としてシュミレーショ
ンパラメータeとして6や7の値で運転する場合に等に
重要となる。 (3) ホール呼び割当プログラムの制御パラメータ
と省電力の関係 (34)式の評価関数Tie((用いることにより、固
定号機のエレベータ−を休止させることなく、その場、
その場の状況に応じた号機のエレベータによるサービス
台数制限運転を行うことができ、長持発生率や平均待時
間の上昇を最少限度に抑制した省エネ運転制御ができる
。 なお待機レベル几の値は例えば下記の値とする0割当ホ
ール呼び1ヶ以上・・・・・・・・・几−〇O割割当済
−ルび無しで、かご呼び有 ・・・・・・・・・R,= 0.1 0サービス呼び無し・・・・・・・・・R=0.3以上
0待機状態 ・・・・・・・・・・・・几=0.5
以上0省電力状態(長期間待機状態)・・・・・・・・
・几=1従って、第20図の1号機の様にサービス呼び
無しの場合は几の値として0.3〜1の値を取シ、2号
機はR,=Oとなる。 さて、(32)〜(34)式において、待時間肝価値T
と停止呼び評価値Tcならびに待機エレベータ−評価値
T、との重み係数αとβに着目すると、このαとβは、
ダンゴ運転防止に最も効果のある値が存在し、その時ビ
ル全体の待時間(平均待時間)は最小となシ得る。 一方、上記αとβを大きくして行くと、停止呼びを多く
持つエレベータ−が優先的に選択されるため、サービス
状態にあるエレベータ−へ負荷が集中し、平均待時間は
上昇して行くことが理解できる。逆に言えば、他のエレ
ベータ−は負荷が軽くなるため、エレベータ−全体の停
止回数(起動回数)が減少し、消費電力が小さくなって
行く。 (4) シミュレーションのためのシミュレーション
パラメータの導Å 以上の関係の一例を第1表および第22図に示す。これ
は、ピル階床13階床、エレベータ一台数6台、エレベ
ータ−速度150m/sIj+の条件でシミュレーショ
ンした例である。ここでは、重み係数αとβの大きさt
示す負荷集中運転制御ノくラメータと称し、係数αとβ
の値を示すシミュレーションパラメータe = 7のケ
ースのシミュレーションを行っている。 第22図に示すように、負荷集中運転制御用シミュレー
ションパラメータe=2変化させることによシ、平均待
時間曲線fTと消費電力曲線fPが得られる。これらの
曲線よシ、平均待時間の最小点が存在すること、またe
f大きくして行くと消費電力は減少し、それにつれて平
均待時間が増加して行くことを容易に理解できる。 (5) 最適パラメータの算出方法 以上のシミュレーションは各乗場からの行先階別の交通
量(以下行先交通量と略称する)がある時点のときの結
果であったが、前記したように、行先交通量は時々刻々
と変化している。たとえば、平常時の行先変通量と退勤
時のそれとは全くモードが異なる。すなわち、平常時は
上昇、下降方向とも適尚に変通量があるが、退勤時では
下降方向の交通量がほとんどである。また、ビルのテナ
ント等が変更となると、従来の行先パターンと異なって
くる。したがって、各々の行先交通量AおよびBの交通
需要について前記と同様にシミュレーションすると、第
21図のような平均待時間曲線fTA、fall が求
まる。これよシ、平均待時間の最小点は0,0点となり
、αは曲線fTA でeA=3.0、曲#! f t
詐でem=2.9となシ、行先交通量毎に負荷集中運転
制御パラメータef変化させ次男が、平均待時間を短縮
するためには良策であることが理解できる。 (6) 目標値に応じたパラメータの舞、出例次に第
22図を用いて省エネルギを例に挙げて、制御目標があ
る場合のパラメータの算出方法を説明する。尚これは長
持率低減や、サービス完了時間の最適化などの目標があ
る場合も同様に制御できる。 今、シミュレーションによp、平均待時間曲線f!と、
消費電力曲線fpが与えられたものとし、かつ、省エネ
ルギー(以下省エネと称す)目標値PMが10%と設定
されたものとする。省エネ目標値が0%では、負荷集中
運転制御パラメータe1は通常平均待時間最小点■の点
のet(”ao)で運転される友め、消費電力は0点で
示される。 したがって、0点の消費電力の10%減の設定では、曲
線fp上の0点の消費電力となる。したがって、そのと
きの負荷集中運転制御パラメータeはet (=4.
5)として求まる。すなわち、逆に言えば、負荷集中運
転制御・パラメータeを4.5に設定しておけば、10
%の省エネとなるよう制御が可能であることを示してい
る。なお、第22図において、省エネ目標値を大きく設
定すると、平均待時間がそれに伴い増加するため、上限
待時間TLMT(たとえば30秒)で目標値に制限を加
えることも肝要である。このため第1表においてパラメ
ータe=6において30秒を越えたためe=6を越える
シミュレーションを実行しないため、パラメータe =
7の評価指標が不定となっている。 以上述べたように、本発明ではシミュレーションによシ
、平均待時間や消費電力等の各種曲線を演算しているた
め、目標値が与えられると、最適な負荷集中運転制御用
シミュレーションパラメータeの値が決まシ、その要素
である負荷集中運転制御パラメータα、βが容易に得ら
れることが理解されるだろう。 (力/ミュレーションパラメータの学習また、シミュレ
ーションパラメータの導入により、多数のIン素から成
るパラメータを個々に変化6せた場合のシミュレーショ
ンCASE(li)LiliK対し、極めて少ない回数
ですむ利点がある。 尚、これらパラメータの一例を第1表に示しているが、
これらの値はシミュレーションプログラム271のワー
クテーブルの一部に仕様テーブルとして持つCいる。ま
た、エレベータ制御スペック225に例えばシミュレー
ションパラメータe= 2 ’、c 4に成する要素と
なっているパラメータαとβは最低限必要であシ、稼動
開始時はこの値でエレベータ−を運転制御する。 そして、この基本スペックを81)A=ic介して学習
系マイコンM、へ取り込み、第1・表ならびに第22図
に示す値をまず計算により算出し、以後は運転制御パラ
メータを学習するためのシミュレーション終了後、この
シミュレーションパラメータを構成する岐素パラメータ
の学習用シミュレーションな行なう。 (8) 複数のアルゴリズム選択パラメータの導入以
上、おる一定のアルゴリズムを持つエレベータ−運転制
御プログラムにおける制御パラメータの生成方法を説明
したが、次に異なるアルゴリズムを持つエレベータ−運
転制御プログラムとそれに使用する制御定数との両方の
パラメータの生成方法を説明する。 今までの説明によフ、行先階交通量毎に制御定数パラメ
ータをその目的に応じた学習によル変化させた方が平均
待時間の短縮などの目的を達成するには良策であること
を示した。 このことは、例えば呼び割当ての評価関数のアルゴリズ
ムにも関連してくる。すなわち、(32)式の評価式の
待時間の評価アルゴリズムによっても、平均待時間曲線
などの制御目標とする指標を示す曲線が異なってくる。 したがって、一般に平均待時間短縮や省エネ率の向上、
長持発生率の低減などの目的達成のためには、特徴モー
ド別または時間帯別に収集した交通情報から学習して得
られる行先交通量(本実施例では、各階別乗降別交通量
によシ近似している)に対し、最も適当なアルゴリズム
パラメータと制御係数パラメータが存在し得る。 例えば(32)式に示す停止呼び評価値の大きさを決め
る重み係数βを交通需要のモー ドによってはUP力方
向DN方向とで別々の値を定めることが有効である。特
に、上昇方向と下降方が例えば2:1の割合である時に
有効果°である。 また、サービス階床数の多いエレベータ−において比較
的閑散な場合は、サービス完了時間を基本として待時間
評価時間の評価値Tを算出した方が、利用客から好感を
持たtIる。特に端末装置PDから環境度指令として乗
り合せ制限指令が入力されている時でかつ比較的交通量
の少ない時にシミュレー)するアルゴリズムであり、そ
の際には第1表に示す負荷集中運転制御パラメータeに
の要素としたシミュレーションパラメータrによルシミ
ュレーションにより、第22図の曲線fTとfpの他に
サービス完了時間曲線を作成する。 (9)サービス完了時間による待時間評価アルゴリズム サービス完了時間は TAIIi1=γ、・THI十r4・TCI・・・(3
G)となp、ホールでの待時間THと乗かご時間TCは
一実施例として下記によシ算出する。 ■ CASEI 、i階の乗ル場のホール呼びに対する
サービス完了時間の算出は(37)〜(38)式による
。 TH+=TS+ ・・・・・・(37
)尚 TS+は(31)で算出する。 TC+ =r @ ・TC8+ ”’ ”’
(38)TCst : を階床から1階ポール呼びの
方向性と同一の進行方向へ停止確率の 大なる階床または端階床にかご呼 びが出来るものと仮定して算出す る乗かご予測時間。 ここでr、は端階の手前の階のかご呼びができる確率係
数で、この値はシミュレーションした結果として求める
従属パラメータとする: ■ CASE2.i階へのかと呼びに対するサービス完
了時間の算出は(39)と(40)式による。 TH+ = r e ・TS In ・”−(
39)’I”s:i階のかご呼びが出来た直前にサービ
スした11階の(31)式で算出する待時間評価関数T
S+の値。 TC+=T8++rtTCVV+ −・・140)
TS+:に号機が1階のかと呼びに到着する予測時間で
(31)式のTS+ と同一のテーブルを使用する。 TCW+、:このサービス完了時間による評価を実施す
るために特に追加を要す るテーブルで、各号機側にi階か ご呼びが登録されてから、サービ スされるまでの経続時間を計測す る。尚(38)式のTC8Iとして、 上述の方法に代って、このTCW+ の値を統計処理により平均的な値 を学習して作ることもできる。 (36)式によるサービス完了時間TAIITを割当よ
うとするホール呼びより前方についての登録済がご呼び
と、割描済ホール呼びについて演算し、最大値を選択し
、その号機の待時間評価値とする。 すなわち(32)式の評価値TIは T I =MAX(TAIITI、Txsrt 、−T
A+t−) ・・・ (41)となる。ここで、nは
に号機が持つi階よシ前方に位置するサービス呼び数で
ある。 σ1 アルゴリズム決定パラメータの算出サービス完了
時間を用して評価関数φを求める場合に上記した係数パ
ラメータrを全て1の値としく32)〜(34) *そ
のまま使用することができる。 ただパラメータe=2算出する際に、平均待時間曲線に
代ってサービス完了時間曲線を作成し、これによシ前記
(7)項によることもできる。 しかし一般にはサービス完了時間を重要視すると平均待
時間が長くなる傾向があるので、(36)のrs+ と
r4の比率をシミュレーションパラメータγとして、上
記した3種の曲線をシミュレーションによシ作成し、そ
の文通需要に応じた最適なアルゴリズムと、その係数パ
ラメータを算出する。 γB + r q ”” 1 + r s −r sと
するとシミュレーションパラメータrは0(ホール待時
間による評価)からr−1(サービス完了時間による評
価)までシミュレーションすることにより2つの異なっ
たアルゴリズムの中間的な機能により運転した場合ヲシ
ミュレーションできる。このシミュレーション結果を第
23図(a)に示す。さらに、外部に9定器である端末
装置))】)から、各階の利用者全てを重要客(v+p
)と考えるホーヲル等において各階「 からの乗り客の乗シ合わせを制限する指令が入力された
場合には、上記したシミュレーションバラ。 メータrはOから1以上の値、例えば6までシミュレー
ションする。尚この時パラメータeは交通需要Bとして
、すでに演算済のen=2f使用する。 そして第22図の省費電力曲線f、に代って第23図(
b)に示す様に目的階へ直しない乗り台せ確率曲線fg
1作成し直行率として指令された%、例えば60%を満
足するシミュレーションパラメータrmを求め、その値
から制御係数パラメータγS〜γ丁を算出する。 以上によシ目的に応じた最適運転制御を行うためのパラ
メータの演算方法について説明した。 次に、マイクロコンピュータを使用した一実施例による
運転制御系マイコンM1に設けたテーブル構成を第24
図により説明する。 大別して、エレベータ−制御テーブル210、ホール呼
びテーブル8F12、エレベータ−flflJ 御係数
テーブル225のブロックで構成しである。 各ブロック内のテーブルについては、下記に述べる運転
制御プログラム220を説明するとき、その都度述べる
。 最初に運転制御系のプログラムを説明する。なお、以下
に説明するプログラムは、プログラムを複数のタスクに
分割し、効率よい制御を行うシステムプログラム、すな
わチ、オペレーティンクシステム(O8)のもとに管理
されるものとする。 したがって、プログラムの起動はシステムタイマーから
の起動や他のプログラムからの起動が自由にできる。 さ°C1第25図から第29図に運転系マイコンM1の
プログラムのフローチャー1・を示す。な卸、運転制御
プログラムの中で特に重吹なエレベータ−到着予測時間
テーブルの演算プログラム呼び割当°Cプログラムなど
を重点に説明する。 第25図はマイコンM1が起動された時に起動されるシ
ステムプログラム5FIAのフローで比較的下位にラン
クされるタプクのプログラムである。 プログラムS F I AはマイコンM1の起動または
マイコンM、がイニシャライグ処理を完了した時に起動
され、まず、エレベータ−制御1仕様テーブル225を
S D A cを介して学習系マイコンM、へ送信する
(ステップ22A1)。これによリシミュレーションプ
ログラム271の中で使用するエレベータ−と等価なシ
ミュレートプログラムを運転系と同一のスペックとして
稼動開始できる。 次に、停電や保守による復電時には、すてに学習済のエ
レベータ−制御仕様による運転を再会するために、学習
系マイコンM!からすでに学習したパラメータなどのデ
ータが5DAcを介して運転系へ入力されているかを判
定(ステップ22A2)し、稼動開始のために学習デー
タが無い場合はステップ22A5へ進み、ROMや不揮
発生RAMに格納されているエレベータ−制御仕様テー
ブル225のデータをもとに運転制御プログラム220
が使用する各種アルゴリズム設定&選択用データと制御
係数を格納する運転パラメータテーブル225Bを作成
する。 もし、停電からの復電であればステップ22A4へ進み
、停電前、ため復電後に学習系マイコンから8DAci
介して入力されてくるデータをもとに第2の運転パラメ
ータテーブル225Bへ適切な値をセットする。 次に、ステップ22八6へ進み前述した交通情報の収集
などを行なうために、エレベータ−制御データテーブル
210の値’e、5DAci介して、学習系マイコンへ
出力するため8 D A cの送信バッファT X !
+へ15バイトのデータと、送信データのブロックを識
別するNOを1バイト格納する。 これを毎回か続けて、必要なデータを送信する。 次に、ステップ22A7により、ホール呼びHCの情報
ePiAt介して取り込みホール呼びテーブル219ヘ
ホール呼びの登録済データと照合し、新規ホール呼びの
登録があったかt判定する。 新規ホール呼び発生と判定した場合のみホール呼び割当
プログラムのタスクを起動する(ステップ22A8)。 そして最後にステップ22A9で学習系マイコンが新し
い学習データを送信しできたかを判定し、YESの場合
のみステップ22A4へ進みそのデータを取り込む。 この様に構成することにより、学習された重要データは
運転系と、学習系の両方に記録しておくことができるの
で信頼性を高くできる。 尚このためには学習系マイコンから取シ込んだ学習デー
タ22Cはバッテリー等で停電バックアップをほどこし
た0MO8,RAMなどによる不揮発性RAMに格納し
ておく。また、データの確認のためにパリチーピットt
−持たせるかまたはサムデータを持ち、これら余剰デー
タのチェックによシ、学習データの有効性を判定する。 第26図は待時間評価値演算の基礎データとなるべきエ
レベータ−の任意の階までの到着予測時間を演算するフ
ローチャートである。このプログラム5F2Bは、例え
ば、1秒毎にO8から周期起動され、エレベータ−の現
在位置よシ任意の階までの到着予測時間を全階床、全エ
レベータ−1全方向について演算する。 第26図においてステップEIOは、エレベータ−の方
向のループ回数でアシ、ステップE20は、エレベータ
一台数のループ回数であシ、ステップE20およびE1
20は、すべてのエレベータ一台数についてループ処理
することを示す。ステップE30では、階床をエレベー
タ位置に設定する。次にステップE40では、ワーク用
の時間レジスタTWKに初期匝をセットする。この初期
値としては、ドアの開閉状態よりあと何秒で出発できる
かの時間−やエレベータ−休止時等における起動までの
所要時間が考えられる。次に、エレベータ−の進行方向
へ階床を1つ進め(ステップE50)、上記設定階床な
らびに方向がit算全全開始たエレベータ−位置と同一
になったかどうかを判定する(ステップE60)。もし
、同一となれば、1台のエレベータ−の到着予測時間テ
ーブルが演嘗てきたことになり、ステップEi20へ飛
び他のエレベータ−について同様の処理を繰り返す。一
方、ステップE60において、′NO”であれば、時間
レジスタTWKに1階床走行時間T1を力1lpIする
(ステップE70)。そして、この時間レジスタ’1’
WKを到着時間テーブルにセットする(ステップE80
)。次に、かご呼びあるいは、割当てホール呼び、すな
わち、着目エレベータ−がサービスすべき呼びがあるか
どうかを判定し、もしあれば、エレベータ−が停止する
ため、1回停止時間T 8t とドアの開、閉と乗降
に要するドアタイム予測ドアタイムデープル225B5
のi階(方向別)の予測ドアタイムDTlf、加算して
時間テーブルTWKを更新する。尚、この方法は学習に
よるドアタイム制御パラメータとし1回標準停止時間T
srt ’ft乗算した値を時間テーブルTに加算する
ものとしても良い(ステップE100)。次にステップ
E50へ飛び、すべての階床、方向について、エレベー
タ−がサービスする順番と同様の順番によシ、上記処理
を繰シ返す。一方、ステップE90において、”NO”
であれば、停止確率テーブルのi階(方向別)の停止確
率PS鳥と予測ドアタイムと1回停止時間TTsr
とよ少時間レジスタTWKの時間を更新する。尚、この
方法は、停止確率とドアタイム制御パラメータを乗算し
た値に1回標準停止時間Tllを乗算した値を時間レジ
スタTWKに加算することにすることもできる(ステッ
プEIIO)。次にステップE50へ飛び、すべての階
床、方向について、上記処理を順次繰シ返す。なお、ス
テップE70とステップE100およびステップIC1
10における1階床走行時間Ttと1回停止時間Ta1
1 は、学習系のソフトウェアより最適運転制御パラメ
ータの1つとして与えられ予測ドアタイムD T Iお
よび停止確率PS+はシミュレーションの実行状況を計
測し、統計処理により求められる。尚予測ドアタイムお
よび停止確率の作り方については、第48図と第46図
で後述する。 また、本プログラム実行終時に長持再割当の目的よυホ
ール呼び割当プログラムを起動する(ステップE130
)。 尚、予測ドアタイムテーブル225 B 5(D役割は
これだけでなく、実際の各エレベータ−の運転制御を決
めるドア開放タイムにも使用される。すなわち、各エレ
ベータ−の自動扉開許可信号を運転系マイコンから出力
するもととする。他の方法としてはこのテーブル225
85の値e S I) A 。 を介して各号機制御マイコンEl wへ送信して、各エ
レベータ−のドア開放時限(自動扉開カウントタイマの
仕様として予測ドアタイムを使用)を決める構成とする
こともできる。 第27図は、満員予測プログラムのフローチャートであ
る。まず、このプログラムの起動について説明する。こ
の満員予測プログラムの起動は、次に述べるホール呼び
割当プログラム5FIDと同一タスクとし、この直前に
起動する。すなわち、満員予測プログラムの起動が行な
われた後にホール呼び割当てタスクを起動する様にし、
時間的なずれによる誤差を小さくする。 さて、満員予測プログラムのフローチャートにおいて、
まず、ステップGIOでエレベータ−にの初期設定を行
なう。ここではに=1とした。次に、エレベータ−にの
かご内入数’t F KとしくステップG20 )、発
生ホール呼び階をiとする(ステップG30)。そして
、i階にホール呼びが有るか判定する(ステップG40
)。もしなければ、i階にかご呼びが有るか判定しくス
テップG50)、i階にかご呼びが有れば、かご内入数
Fl[から満員予測テーブル22583のi階(方向別
)のかと呼び満員予測値PCIを減算しくステップG6
0)、ステップG100の階床i((進行方向へ1つ進
める。ステップG50のi階にかご呼びがなければ、ス
テップG100へ飛ぶ。ステップG40の1階にホール
呼びが有れば、i階にかご呼びが有るか判定しくステッ
プG70)、もしあれば、かご内入数FKに満員予測テ
ーブル225 I32の1階(方向別)のホール呼び満
員予測値Phlff:加算し、さらに上記かと呼び満員
予測値PC+ を減算しくステップG30)、ステッ
プG100へ飛ぶ、ステップG70でi階にかご呼びが
無ければ、かご内入aF Kにホール呼び満員予測1直
PhIを加算しくステップG90)、ステップG100
で1階床を1つ進める。次に、i階が最上階または最下
階か判定しくステップG110)、” N O”であれ
ばステップG40へ飛び、Y I(S”であればかご内
入数FKの値は、学習系マイコンが学習した溝へ萌重パ
ラメータ以内か判定する(ステップG120)。以内で
なければ、エレベータ−Kをサービス不可としくステラ
7”G130)、全エレベータ−について終了か判定す
る(ステップGl 40 )。ステップG120がYE
S”であれば、上記ステップG140を判定する。もし
全エレベータ−について終了したなら、このプログラム
は終了とな9、全エレベータ−について終了してなけれ
ば、次のエレベータ−にして(ステップGl 50 )
、ステップG20へ飛び上記の処理を行なう。なお、ス
テップG60゜G80.G90のかと呼び満員予測P
h Isホール呼び満員予測Pctは、シミュレーショ
ンの実行状況を計測し、統計処理によシ求められる。ま
た、満員予測テークPC+ 、Ph+は、第47図の所
で作シ方を説明する。 第28図は、呼び割当てプログラムのフローチャートで
、このプログラムはホール呼び割当タスクによp起動さ
れる。本プログラムでは、呼び割当てのアルゴリズムと
してステップH50に示すように長待ち呼び最小化呼び
割当てアルゴリズム(第29図で後述)を例に取シ挙け
ている。ステップH20と)I80、ステップH30と
H2Oとで階床および方向についてループ処理を行なう
。 ステップH40は、発生ホール呼びが有るか判定する。 もしなければ、ステップ■(70へ飛び、すべての階床
、方向について処理する。ステップ1140が”YJシ
S”であるならステップ1■50の長待ち呼び最小化呼
び割当てアルゴリズムを行ない最適エレベータ−に呼び
を割当てる(ステップH60)。 第29図は、長待ち呼び最小化呼び割当てアルゴリズム
の処理フローチャートである。どのエレベータ−が最適
かを利足するため、ステップ)150−1と)j、50
−7によシエレベーターにでループ処理する。ループ内
の処理は、まずステップH3O−2で、発生ホール呼び
を含む前方階の割当てホール呼びの最大予測待時間’l
”max を演算す不。なお、予測待時間とはポール
呼びが発生してから現在までの経過時間を示すホール呼
び経過時間と到着予測時間を加算したものである。次の
ステップ[50−3では、発生ホール呼びを含む前後所
定階床の停止呼びから停止呼び1rFiffilj!f
T c f:演算しステップ[150−4で待機状態
評訓関故Tmを求め、この評価値と前述の最大予測待時
間Tmaxとで停止呼び評価関数φ(φ=T□−TC+
TI)を演算するステップH3O−5)。そして、この
評価関数φの最小エレベータ−を選択する(ステップH
3O−5)。以上の処理をすべてのサービス可能なエレ
ベータ−Kについて実行すると、ステップH3O−6の
演算によシ、最適な評価値のエレベータ−Kが選択され
ていることになる。 以上、運転制御プログラムの主なプログラムである到着
予測時間テーブルの演算プログラムと呼び割当てプログ
ラムの処理フローなどを説明したが、この他、運転制御
プログラムには、混雑階への複数台のエレベータ−をサ
ービスする複数台サービス処理プログラム、交通需要が
閑散時のときエレベータ−をあらかじめ決められた階へ
待機させる分液待機処理プログラム等があるが、これら
の説明は省略する。 次に、マイコンを用いた一実施例に示す学習系マイコン
M2で用いられるテーブル構成を第19図のブロック図
に対応させて説明する。 (リ 交通情報収集テーブル 交通・1#報テーブル231として第1にすでに説明し
た第1の実7,14例で1吏用した第12図と同様の!
’A成としたものを1吏用する。用途は主として特徴モ
ードそれ自体の設定と生成のために使用−ノーる。 さらに、次に述べる交通4?t’A4蓄積テーブル25
6を作るために、これによまれる交1爪要素を検出し、
サンプリングするために第30図のテーブル ・256
Gと同様のテーブルとからff?成される。 (2)交通1に報蓄積テーブル 第30図は父、J、ul口は蓄積し、学躍する基本テー
ブル1削戊で、第13図に示すlP!f@モード登録テ
ーブル1158とD156と対応してj上類される18
組のテーブルの集合体を成す。 これらのノ痔徴モードには個有の名を付けることはでき
ないが、例えば一般的な一社専有ビルに設(ηされたエ
レベータ−が特徴生成学Rを行った結果として予想され
る特徴モードのニックネームを参考までに()内に記入
した。これらの特徴モードは従来の運転パターンとは全
一つたく異なる概念の分り
、特にコンピュータを利用したエレベータ−に好適な装
置に係る。 〔従来技術〕 最近、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)が
各種産業に応用されてきており、エレベータ−の分野に
おいても、複数のエレベータ−を効率良く管理する群管
理制御装置や、個々のエレベーターを制御する号払8制
m1+Pcめに適用されている。こうした試みは、マイ
コンの持つ、小型、高機能、高信頼性、低コストの特徴
のため、エレベータ−制御装置に大きな貢献をもたらし
ている。 たとえば、群管理制御の場合、発生するホール呼びを個
々にオンラインで監視し、全体のホール呼びのサービス
状況を加味して、最適なエレベータ−を選択し割当てる
ことが可能となシ、待時間短縮に大きく寄与している。 また、乗客の多く発生したホールには複数台のエレベー
タ−をサービスさせたシ、重役階には待時間の煙いエレ
ベータ−’にサービスさせるなどの優矢サービス制御が
可能となシ、きめ細かな制御が行い得るようになってき
ている。 一方、エレベータ−の監視装置では、コンピュータのか
なシ進んだ利用形態として、群管理を制御するシステム
プロセッサと中央監視局のプロセッサを電話回線で接続
し、効率良い監視を行う方式も提案されている。すなわ
ち、この方式では、エレベータ−システムの運転の必要
のない夜間等において、システムプロセッサをエレベー
タ−システムと切シ離して、中央監視局のプロセッサ内
のかご応答をシミュレートする装置と接続され、システ
ムプロセッサの機能および動作状況を効率良く監視する
ことを行っている(特公昭56−37145号)。 以上のように、マイコン等のコンピュータ利用によシ、
ランダムロジック構成に比して大幅な性能、機能の向上
が図られてきた。 しかしながら、従来のエレベータ一群管理制御装置では
、あらかじめ決められた固定化された制御機能およびパ
ラメータによシ運転制御されているため、時々刻々と変
化するビル環境に必ずしも適応したシステムとなってい
ない。たとえば、ビル完成時の交通需要と、その後のテ
ナント変更や、業務変更等があった場合の交通需要では
、行先交通需要が異ってくる。また、−日の交通需要の
中でも、出動、昼食、退勤、平常というような行先交通
需要が大幅に変化する。 このように、交通需要が大幅に変化すると、効率的な管
理制御が困難となシ、サービス低下を招くことになる。 そこで従来は特公昭48−15502号や特公昭52−
141942号などに示すように、エレベータ−の交通
需要を検出し、予め定めた上記特徴を代表する複数の代
表点のいずれに近いかを判定して現状のパターンを検出
し、エレベータ−を制御する方法を採用していた。 シカシ、エレベータ−納入時等、ビルの交通需要が把握
されていない場合は、交通需要に応じた制御が困難とな
っていた。すなわちビルの環境変化に適応できない欠点
があった。 また、交通型・要は一般に曜日によっても大きく変化す
るビルが多く、曜日ごとにエレベータ−の制御形態を切
換えて制御する方法も提案されている(特開昭55−1
30457 )。 しかしながら、休日の変更や、lO日周期で変化する交
通需要モードにはその都度個別に対応する必要があった
。 さらには、学校や会館などにおいては非定期にほぼ同様
の交通需要モードが繰り返えし発生するが、これらを適
格にとらえることと、さらには、この交通に適した運転
を行う好適な手段がなかった。 また、暦日に対応する信号を発する暦日信号発生回路の
暦日信号により休日と平日を区分する方法も提案されて
いる(特開昭52−141944号)。 飼えば、−社専有の事務所ビルで、かつ毎週日曜が休日
であればこの方法でも問題なさそうである。 しかしながら、夏休や振替休日によシ月曜から金曜が休
日になる場合がある。その際は、その都度、スイッチ等
により休日か平日かを人力する必要がある。また、土曜
日は営業部など一部の部署が出動する場合に、どの様に
対応したら良かが決めずらくなる欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、エレベータ−を設置した建物の性質お
よび使用環境の変化に即応した交通情報を収集すること
のできるエレベータ−の交通情報収集装置を提供するに
ある。 〔発明の特徴〕 本発明の特徴は、エレベータ−の交通需要を検出し、こ
の検出された交通需要全複数の特徴モードに識別し、こ
の識別された特徴モード別にエレベータ−に関する交通
情報を収集するように構成したところにある。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を説明する。エレベータ−交通
需要の特徴モード生成装置を第9図〜第13図に示す具
体的実施例と第12図〜第13図に示す他の実施例によ
シ詳細に説明する。なお、実施例の説明に先立って本発
明の制御概念を第1図〜第8図を用いて説明する。 第1図は、地下1m、地上10階建のあるビル。 に設置すれたエレベータ−のある日の午前8時から午後
2時過ぎまでの交通需要の状況を交通需要の特徴を表わ
す要素によシ図示している。但し日中は省略して図示し
ており朝の出動時間帯と昼食時゛間借の交通需要状況を
示している。図において曲線C1は交通量の要素を示し
タイムチャート9U〜BIDは階床別の混雑果中度合?
r:3値から成るディジタル値で示している。第7図上
部には同ビルにおいて日中に発生する特定の特徴を持つ
交通需要の特徴の大きさを曲線φP1て図示している(
詳細後で説明する)。 一般にエレベータ−制御、特に並設された複数台のエレ
ベータ−を一括して群管理制御する。エレベータ−を最
適に制御するためKは、個々の乗客がいつ、どこの階床
からどの方向へ行くかが事前に予測できる事が理想であ
るが、何千人におよぶ利用客に対し、エレベータ−の利
用予定を事前に登録してもらう事は実際問題として困難
であシ、また外、来者の多いビルや行事の多いビルは不
可能である。 そこで本発明は過日の交通需要を学習し、今日の交通需
要を予測する制御によシ上記課題を解決するために最も
有効な手段として、そのビルの交通需要の特徴モードの
抽出を行ない、抽出された特徴モードを適格に表わせる
複数の要素の大きさと、発生時刻、発生周期などの要素
を多枝に渡って学習することにより明日からのエレベー
タ−制御において予測による最適制御を可能とする事を
基本原理としている。 交通需要には色々な要素を含んでいるが、特にエレベー
タ−に対し大きな負担となるのは交通量と、各階床間の
移動状況である。 交通量を示す関数C(りは、従来次式(1)で定義して
いた。 ・・・・・・・・・・・・・・・(1)しかしながら在
館人員は単なる目安の数とみることができ、単なる定数
として取扱うこととする。 ておシ、概略の比較ができる。すなわち平常は4%〜6
%位の交通量であり、父通縦が12%とな すると
、極めて混雑した状況であることがおおむね 1表
現できている。しかし、エレベータ−へのストレスの大
きさ全表現する点では不十分である。まず、エレベータ
−が在館人員に見合って設置されているかである。また
エレベータ−制御からみふと他のビルとの比較は必要な
い。そこで本発明では、交通量関数C(りの単位として
5分間当シのエレベータ−利用人数で表現することとし
た。 次に、所足期間の交通f(少なくとも1日の交通量以上
、できれば時定数が7日以上を有する交通量学習機能に
よ91日に換算した平均交通量)を計測し、第2図示す
如き度数分布図を作シ、そのビルにおける所定期間(例
えば−周間)の交ハu需要に占める時間の割合から交通
量評価レベルα8.α2.α3を作シ、このレベル値を
作って個々の交通需要の交通量Cの要素値の大きさを示
す評価値(交通量レベル関数)CV(りを求めることと
した。 同−交通量であっても、全階が均等に混雑して−る場合
と、1階と2階にのみ乗降かご人員が集中している場合
とではエレベータ−に与えるストレスは2倍以上の差と
なる。そこでこれを何らかの形で要素として認識し作成
する必要がある。 しかし、各階床間の移動状況(以下父通流と略す)の特
徴を定義する定説がないので本発明では混雑集中階床関
数l(りと全階に対するその階の混雑集中度関数V(り
により表現することにした。この他にも、単に階床ごと
の分布係数を求めで表現することも考えられるが、単に
分布の状況だけを係数としたのでは個別の階床への対応
制御をすることができないのでエレベータ−の交通需要
の特徴を表現する要素に階床そのものを含めることとし
た。 尚、この混雑集中階床関数I(す(下記の(2)式に例
を示す)と混雑集中度関数V(す(下記の(3)式に例
を示す)はエレベータ−制御の性質上、乗かご人員(記
号S)と降かご人員(記号R)についてと、上昇方向(
記号U)ならびに下降方向(記号D)について区分して
求める方が種々の交通需要がもつさまざまな交通流の特
徴を・適格に表現できる。 とれら4種の要因を示す要素関数として下記の8つの評
価値を考えられる。 ■ 上昇方向の乗かご人員の分布状況の要因を示す評価
関数。 I ao(す=時開帯〔を−Δ1,1+Δ1〕における
n番目に上昇方向乗シ込み人員 ■ 下降方向の乗かご人員分布状況の要因を示す評価値
。 ■、(リ 、 V、I)(す ■ 上昇方向の降かご人員分布状況の要因を示す評価値
。 Id(リ 、 v、3す ■ 下降方向の降かご人員分布要素の要因を示す評価値
。 Id(リ # van(わ 向上記において配列変数nは1〜最大サ一ビス階床数(
一般に最大サービス階床数は5階床〜40階あシ特に1
3階床程度が多い)まであるため、10階床のサービス
階床を持つエレベータ−の場合総計80個もの多量の評
価値を求め、かつこれを記録し、識別のための処理を要
することとなる。そこで著者らは、交通流の特徴を表わ
す上で実用に供する範囲内に簡略化することとした。 まず、方向性についてであるが、これを一括して評価す
ることとし同一サービス階床を方向別に別々の階床であ
るとして分析を行なうこととした。 すなわち検出される混雑集中階床関数I(わとして方向
別の階床を表わすデータを設定することにより同等の効
果を発揮できる。 また配列変数nの大きさであるが、エレベータ−制御に
与えるストレスから評価して軽負荷な方向付階床(以下
階と略す、1尚特に方向性ケ持たないフロア−を示す階
床はフロア−階床と略す)は心性が少ない。すなわち重
負荷となる数階床を要素とすれば十分に実用となる。そ
こで以下、説明の便宜上も考慮し、配列変数nの持つ値
はl、2゜3とする。これにより上記した80個の評価
値を12個とできる。すなわち下記の(4)式から(9
)式で各要素の評価値を求めることができる。 I、(す=時間帯〔1−Δ1.1+Δ1〕におけるn番
目の乗かご集中階 ・・・・川・・・・・(4
)W?(リエ時間帯〔1−旧、1+Δt〕におけるi階
床°からの乗かご人員 ・・・・・・・旧・・(
5)(4)式と(5)式より乗り込み客果中階I−(り
の混雑度V=(りは下記となる。 慕−凰 工:(す=時間帯〔を−Δ1.1+Δt〕におけるn番
目の降かご集中階 ・・・・・・・・・・・・
(7)W?(す;時間帯〔を−Δ1.1+Δt〕におけ
るi階からの降人員 ・・・・・・・・・
・・・(8)(7)式(8)式よシn番目の降シ客集中
階Iフ(1)の混雑度Vフ(りは下記となる。 尚Fはエレベータ−のサービス階床数(ここでは方向別
サービス階床数としているが単にサービス階床としても
良い。)著者らは最終的には、これをさらに簡単化する
ために階床集中度関数■を示す(6)式と(9)式に代
って下記の(10)式と(11)代金採用し、合計8個
の評価値をより交通流の特徴を表現する要素とした。 ■s(す=Σ (VIl)
・・・・・・・・・・・・・・・(10)wl VR(t)=Σ (v;)2 ・・
・・・・・・・・・−・・(11)n−1 向上式においてvlは階別の集中度(%)を表わしてい
る。 第3図に第1図の時間帯〔t、〜13〕において良く発
生する出動時の代表的な交通流を示す。(a)は階ごと
の集中度合を図示しておシ、曲線f [J P I N
tはUP方向側の乗かご人員の比率を、曲線fDNIN
1はDN方向側の乗かご人員の集中比率をそれぞれ各フ
ロア階床ごとの分布状況を示している。曲線fUPOU
TIと曲線fDNOUTIはそれぞれ上昇方向と下降方
向側の乗かご人員の分布状況を示しておシ、乗かご人員
比率と降かご人員比率のそれぞれの総和は100%とな
ムそれぞれの総和人員はマクロ的にみれば交通量で示さ
れる人員に等しくなる。 第3図(b)は乗かと、降かご別に集中度の高い階の順
番に人員比率を図示したものであシ、曲線ryiNは乗
かご人員の曲線fVOUTは降かご人員の各階床への集
中度合と分散度合の状況を示している。 以上によシ、第1図と第3図で示す代表的な出動時間帯
(’t〜t3〕の交通需要はその特徴認識を行なうこと
によシ下記の要素罠分解される。 (11交通量関数C(りは (’(t、−、t2ム)中120人15分 ・・・川・
・・・・・・・・(12)C(tZム〜’s )中20
0人15分 ・・・・・・・・・・・・・・・(13)
(2) 乗かご人員の階床集中度関数V’(りはv8
(’t〜’a)中60”+30”中4 s o o
・・・・−・−・(14)(3) 降かご人員の階
床集中度関数yR(りはVR(b〜’s )yl 7”
+16”十i 4! + 13”+12” +11”
+7”+4’中1545 ・・・・・・・・・(15
)(4)乗かご集中階間数■=(りのn==l〜3の配
列の値は I 、(t、〜t、ン=$01.$02.$00
・旧−・・・ (115)(5)降かご集中階間数I
−(りのnに1〜3の配列の値 In (’*〜ts) =$ 04− $ 07− $
06”1団・(17)尚(16)式や(17)式で求
める集中階間数■(りについては第3図に示す様にへ未
満の階床は集中階と称すことができないので、その順番
nの階■1として集中階が存在しない事を意味する記号
として$00を配列にセットする。 この様にして、出動時の交通需要の特徴である交通量が
前記した所定期間(1日など)において最大に近く、か
つ特定の階(ロビー)(I’t==n曽1 $02である)からの乗かご人員が大半をしめ(V ’
(t)=4 s o oと大きい)、かつ、DN方向の
移動人員が極めて少ないTh:(リ に$81〜$8B
がない)という特徴を上記した5つの要素の値を示す8
個の関数によシ実用的には完全に表現できている。 次に各種時間帯や、曜日にょシ発生するさまざまな交通
需要をいかに認識し、そのビルにおける顕著な特徴モー
ドとして抽出するかについて説明する。 まずエレベータ−としての全体的な制御原理を第4図に
示す手順によシ説明する。尚第4図はプログラムやハー
ド回路の動作フローを図示したものではなく、学習して
行く過程を説明する概念的な手順を示している。まずビ
ルの開館日(手順AP 10 )に先立ってPのインテ
リジェント端末等からあらかじめ予定される交通需要の
特徴モードをKEYボード等よシ入カする。この時大刀
するポイントは第32図に示す様にスケジュール時刻(
テーブルAT291)と乗降にょシ混雑すると予定され
る階床順にテーブルA T 292へ大刀する。これに
よシ少なくとも混雑集中階が分かったので上記した5綴
針8つの特徴の要素別好価値は次の通シ作成する。 (υ C(AMI O−AMI O,30) =135
・・・・・・・・・・・・・・・(18ン交通量の指定
なし時は中間のレベルα、に相当する135〔人15分
〕をセットする。 (2) Is(AMIO−AMIO,30)=$82
.$05.$85・・・・・・・・・・旧・・(19) (31iR(AMto−AAflo、303=$82.
$05.$85・・・・・・・・・・・・・・べ20)
ここで乗シ混雑や降シ混雑の指示がなかったので両方に
同一の階を入れた、また別のケースとして階床のみ人力
された時は両方向を入れる様にする。 (4ン V 8 (AMIO−AMIo、 30)
=1700 −−川−(21)(5)VR(AMIO
−AMlo、30)=1700 ・旧・・(22)こ
ζで、特に集中度の指定がなく、かつ3つの混雑階を指
定されたので集中度レベルβ!に相当する値を選び17
00とした。 また、第1図に示した出動や昼食時などの特徴モードt
よ一般的に発生しやすいので、これを工場出荷時K[O
M等にセットしておい°Cも良い、これらは初日からで
酋る限シ最適な制御をしたいビルにおいてのみ実施すれ
ば良く原理的には不必要とできる手順である。 次にエレベータ−側脚用の特徴モードの自動設定(手順
P3G)の説明を行なう。この部分の説細手順を、第5
図に示す。例えば1日分または一週間分の交通需要を検
出しく手順P31)、上記した5種の特徴要素すなわち
交通量C(りと、交通流の特徴要素関数を演算しく手順
P32)、記録する(手)@P33)。この時、例えば
7.5分おきに交通需要を検出すると1日間で192組
となシ、1週間分で1344組となシすでに述べた8個
/組の特徴要素関数値を記録するのに約10KBの不揮
性メモリーを必要となる。また、特徴モード抽出の学習
演算もその分時間が掛ることとなシ、高速な演算ハード
が必要となる。さらに利用人数の少ない時に特徴を表現
することは無理がある。そこで第1図に示す様に交通量
が小さい時は長い周期とし、交通量が大きい時は短かい
周期で検出することとすれば、その分記録する組数が低
減する。例えば所定人員の交通があった時に特徴検出す
ると一日約48組位となる。但し所定の時何、たとえば
30分以上たった場合はその時点で特徴判定を行なうも
のとする。尚この方式とした時はその時間幅を示すため
の時刻データも特徴データとベアで記録する必要がある
。以上の手順を所定期間、例えば1日間繰り返えしく手
順P34)、一部分の分析された数十または数百組力為
ら成る交A需要を集計する。次に新たな特徴モードの設
定を行なうか否かを評filfiするための特徴モード
抽出関数を求める。 まず第1に、すでに求めた8個の特徴要素関数をあらい
数値に再評画する。まず第2図に示す交通量レベルα6
〜α、を求める(手順P35)。 次にこの父通、縫レベルを作って各組の交通祉関数C(
りを交通量レベル関数CV(りに変換し、以上により1
日分の交通需要を複数組から成る8個の要素関数の配列
を作ることができる(手順P36)。 第2図で実施した交通量レベル関数CV(りの値の数7
ケ($06〜$Oo) としたが、さらに少なく、4?
llj+よ°4ヶとすることとしても良い。 また、階の集中度関数V(りの1直の度数分布を作シ第
2図(b)の曲線tV1を作シ、レベルβ1〜β4から
成る分布レベルを設ける(手J[P37)。 これ罠よシ粗な階床集中度関数VV(りを作り、各特徴
要素の組合せの種類をある程度制限できる。 そして代表的な特徴モードを抽出するために、所定期間
検出した交通需要の各要素を粗関数で表現した配列を作
る(P37)。 さらに特徴モード抽出関数Psfflを全ての粗なる特
徴モードごとに求める(手順P38)。mは同一と認識
した特徴モードに与えた番号である。 例えば次の(23)式によシ求めることができる。 PS、。=Ttm) (kt (CV(m)) +kt
(V V(二、+vv品))・・・・・・・・・・・
・・・・(23)尚特徴モードmは検出された順番に付
けて行けば良い。そして関数T1.、は特徴モードmと
同一の特徴モードまたは類似のモードが検出された回数
または累積時間とする。 万一特徴モードが所定数を越えた時は、Tl1lが小さ
くて、1番早く抽出した特徴モードを他の最も接近して
いる特徴モードへ含める。 また同一の特徴モードとN4J識する際には、第1の集
中階閏数工、や工、が一致しているか台かで判定しても
艮く、また当該の階集中度関’ri VIo)が所定値
または所定レベル以下のtt、yは相の集中階関数IV
、と、Σでは$00と扱うこととt、、p’UえばIV
〜IV、まで全て一致しているかで判定しても良い
(手順P37)。 以上により求めた複数の特徴モード抽出関数PS、’i
相互に比較し、新規の特徴モードの中でMAXの1組ま
たは上位の複数組を選択し、新たなニレベーム−制御用
特徴モードとして仮登録する(手順P39)。尚この時
、予め設定されている特徴モードが無い場合や少ない堝
合し、1:多めに抽出するものとしたり、常に制が11
用4−f徴モードを設定できる最大数を抽出することに
し、より早い日数で特徴モードの設定が完了する様にす
る。尚、仮登録する特徴モードの階床集中度レベル関数
MV(りと交通量レベル関数CV(t)などの粗間数値
ではなく、元の関数v(t)とC(りの値f!::登録
するものとする。これによシ以゛後の識別が正確となる
。 以上により、そのエレベータ−個有の交通需要の中に存
在していた交通の特徴の形態(モード]そのものを自動
抽出できたが、本発明はこれに限定されるものではなく
、あらかじめ予測される数十個の特徴モードを設定して
おき、以下に説明する方法により、顕著にして多頻度に
発する特徴モードを選択してエレベータ−制御に使用す
る特徴として選択して設定する構成とすることもできる
。 この様にして新たに自動抽出された仮登録された特徴モ
ードと、すでに登録されている特徴モードの優先度を求
める特徴モード優先関数P円切と、登録済特徴モードの
登録特徴要素関数値の修正による特徴モードの生成を行
なう特徴モード生成制御(手順P40)につbて第6図
を用いて説明する。 尚、登録特徴モード要素関数には、すでに述べた検出し
た交通需要の特徴モード要素関数CV、。 1、、V、、の他に、定期的に繰り返えす要素を学習す
るための周期関数TP、と、日別に定時に発生する要素
を学習するための時刻関数THを追加する。 まず、第1に手順P33で作成したN1組の特徴モード
の要素関数の一つ一つについて下記の手順によυM1組
の登録済特徴モード要素関数で表現される多次元ベクト
ルを持つ中点P□のいずれに最も近いかを学習する。 尚、各要素間のウエート付は定数に、〜に、により行な
う。 検出した交通需要の特徴モード要素関数によるベクトル
が作る中点Paのベクトルは(25)式で表わされる。 中点P、も同様に記述でき、2点間のスカラー量令1.
は(26)式で求められる(手順P41)。尚混雑集中
幅はここでは原理の説明につき第1の階のみ評価するこ
ととし、式を簡略化して示しているが、実際には第2、
第3の集中階もウェイトを軽くして評価に加えた方が良
い。また、階床の番号差(差値=Iニーに)を求めても
良いが一致した時は′″0”不一致の時は″l#を与え
る様に(濁)式を変更しても良い。 (26)式によ)最も近い中点P、、を持つ登録済特徴
モード番号mを求め、これを最も近い登録済特徴モード
であるとして記録する(手順P42)。 MiNC令1.1.令、、2.・・・・・・・・・乞、
・・)・・・・・・(27)以上の手順をn == 1
からn=NIKついて実行し、次々と検出した交通需要
の特徴要素関数と対応して記録する(手順P42)。 次に例えば登録済特徴モード(P、n)別に選択された
回数また時間の積算値を求めこれを登録済特徴モードの
評価関数φT、、、とする(手順P44)。 これは発生頻度によ勺評価したものであるが、交通需要
のベクトルの大きさの積の和とする方がさらに良い。 次に特徴モード抽出優先関数φP6を(28)式より全
ての登録済特徴モードについて求める。 φP、=(1−に、)φP l、l+ka Xφ1ゝ1
・・団・・・・・・団・(28)この値の最少のもの
または下位の複数個の特徴モードを除去する(手順P4
5)。従って、先に仮登録した特徴モードは大きな饋を
取れないので除去され易すい。 最終的に決定した登録済特徴モード関数P。 (個数M2)の各要素の関数の値の大きさを(28)式
の指数平滑により学習し、設定する(手順p36)。 例えば交通量関数C,nまたは交通量レベル関数CV、
は今回の所定期間(1日または一週間)において抽出さ
れた特徴モードmに近い特徴モードの要素値か、または
特徴モードmとして判定された交通需要の加重平均よシ
求めた要素の値と登録済特徴モードの要素値とで(28
)式と同様の学習(長期の平滑処理)計算を行ない交通
i−髪素の関数値は生成、を行なう。階については第2
、第3の階関数を過去のデータも含めて発生頻度の大き
いものから順に選択する。 また時間に関する関数TP、とTH,も(28)式と同
様指数平滑して求める(手J[Pd2)。 尚周期は前回検出してからの次回検出までの個別の時間
を管理し、多頻度に発生する周期を複数個について学習
することによシ、異なる2つの周期で繰シ返される特徴
を学習する仁とができる。 また1日において多発する時刻を複数個、個別に学習し
、時刻関数T H<n )として記録する仁とによシ、
よシ正確な予測制御が可能となる。 以上によシ抽出され、要素の関数を学習しそして設定し
て出来あがった特徴モード(以下単に特徴と称す)をも
とに第4図の手J@P50による特徴別交通情報の記録
を行ない、そのデータをもとに特徴モード別の最適11
Jilt1パラメータの学習や≠機がコンピューターの
場合で能力があれば実機でまたはエレベータ−またはピ
ル監視用コンピューターや中央保守センターの大型コン
ピューターによるシミュミレーシュンでの最適プログラ
ムの選択結果の記録などを行う(手順P60)。 次に現状の交通需要の特徴モードを手順P31とP32
と同様の方法で分析し、手順P41とP42と同類の方
法で特徴パターン認識学習を行う。 ただここで少し異なる改善例について補促する。 すなわち前者の場合は時間要素を入れなかったが、実際
の運転においてはエレベータ−制御系、特に群管制御エ
レベータ−においては、制御アルゴリ機能するまでの制
御遅れはエレベータ−λ同時間が平均120秒であるこ
とよシ数分あると考えられ、10分たてばおおむね安定
すると言う性質がある。 そこで、特徴認識をする(26)式または(27)弐等
に時間的な連続性を評価要素として加味することが好ま
しい。例えば(27)式において、前回選択さし現在エ
レベータ−制御している特徴ITS、のスカラー貴会(
teem の項だけ・を(令(t)* m) ks
とし、係数kaf、lよシ小さい値を取るものとすれ
ば、その分だけ、前回選択され現在のエレベータ−制御
用特徴モードが認識され易すくできる。第2に、毎日、
同時刻に繰シ返えされる特徴についても同様の手段を構
し、早めに検出しすことも有効である。 例えば第1図の出動時の様に平日なら毎日8時15分項
に出動のピークが来ることを特徴の一つP、とじて抽出
、学習し、時刻要素関数TH,,,として08.15が
記録されている場合、例えば(27)式の当該の特徴項
だけを(29)式に切替えて特徴モード識別する(手順
P70)仁とKよシ早1め・・・・・・・・・・・・・
・・(29)に過日までに学習した(手順P50とP2
O)出動データによる出動に適応した運転形態とできる
。 に、は例えば15分とすると現時刻tが、過日までに学
習された予測時刻を示す要素関数T)(?fiの値08
.15の示す時刻の±15分内になると特徴P3・・1
.の項の値がスカラー量や3・79.より小さくなり、
時刻が一致すると1−に、の値だけ選択され易すくなる
。 以上による特徴モード識別(手順P70)によシ識別さ
れた特徴モードを分析、学習された特徴P0とほぼ近似
[(29)式や伐6)式や(27)式で求められる値が
所定値よシ小さい)している場合は、その特徴P、によ
シ求められている制御データ(手順P50とP2Oで作
成したデータ)によシエレベーターを運転制御するり ビルの環境やビル内のレイアウト変更によシ、交通需要
が急変した事などによシ、上記した値が所定値を越えた
場合は、第1の特徴P1のみならず、比較的近い複数の
特徴を歯別し、これら特徴別に持つ制御データを補間し
て使用したり、交通情報を接近度に応じたウエート付で
和を取り、手順P60’i実行へ、求められたパラメー
タ等によシエレベーターを制御する(手順P75)。 但し、当日だけの行事がある場合は、あらかじめ時刻と
行事の内容を階と制御の種類を示すスイッチやKEYボ
ード等よ多入力しておき、その入力内容を解析して何階
と何階に対し、いかなる制御を行なうか(優先サービス
2台割当、ドア開放タイム延長、不停止、暗号登録許可
)を判断し、所定時間帯に入ったと判定すると手順P7
5によシ求めた運転形態や運転状況に優先して少なくと
も一部を、行事予約した内容で運転を指令する(手順P
80)。この様な手順によシ、求められた常に最適な制
御となると予測される運転方式(アルゴリズム)とその
制御定Lパラメータ】を使用してエレベータ−を運転制
御する(P2O)。 また、ビルのレイアウト変更や、1ケ月間開催する展示
会などによシ交通需要の急変が予定されているスケシー
ルをKEYボード等により設定し、−設定された内容を
手)@P20で説明したのと同様にして新しい特徴モー
ドとして仮設定しておき、学習速度が早まる様にする(
手順P95)。 以上忙より第4図に示した、本発明の原理の手順を理解
いただけたと考えるが以下、全体的な事に関する捕捉を
行なう。 (1) 手Jlli¥P95が終了したあと一般には
ルートP95−2によシ特徴モードの設定へ戻るが、使
い勝手やモラルなど、エレベータ−の最適開明1をめざ
す以外の要因にょシ適応学習制御を実施できないビルに
おいてはルー)P95−fとすることも考えられ、例え
ば、スケジル設定器によシ指示された時のみルートP!
5−2へ進む様にする方法が良い。 さらに良い方法は、常例ルー)P95−2へ進ませるが
、手順P40や手1[P2Oにおけるアクティブな動作
を制限し、手1+1itP 80 iたはP2Oの装置
をインテリジェント端末化し、CII、Tなどへ学習結
果を人間が判断しやすい形状に表示し、エレベータ−管
理者が、学習した内容を確認または一部修正を加えて登
録などのアクティブな学習側6i1e実行することであ
る。 (2)第4図に示したのは学習制御の手順であシ実際の
動作は、し0えば、手順のP3Oに含まれる交通需要の
収集、検出と手順P70の特徴モード識別と、手順P7
5と手順P90のエレベータ−運転制御は平行して実行
される。 特にエレベータ−の運転制御は、一般には常に即時に作
動することが要求され、当然他の手J@ 、!:は平行
して作動する様にシステムを構成する必要がある。例え
ばコンビニ−ター制御の場合は手順P40+P60やP
75など、多大な処−埋を要するプログラムは、手/@
P90のタスクよシ下位タスクに割当てることによシ、
エレベータ−制御プログラムを優先的に実行し、空いた
時間に学習制御を実行する構成とすることによシ実現で
きる。 また他の方法としては学習制御部を別のコンピュータと
して並行処理させることもできる。 次忙本発明の原理を実施した場合の効果を第7図、第8
図によシ説明する。 第7図は放送センターなど日中に見学者が多いビルの場
合の見学者だけ交通扁要の変化曲線C3を図示した。事
前にスケシュニル予約がなかった場合の学習過程を第1
日月と第2日月と第n日月について示した。記号PLW
は見学者の特徴モードについての時刻関数TH,の大き
さを示し、初日は零であり、しだいに広がり、それにつ
れ、特徴識別される時間帯P8が見学者の交通量に見合
って、早く選出される。 尚記号PLKは見学者の特徴モードを抽出し設定するだ
めの特徴要素関数の検11状況を示した。 第8図に見学者を含めた場合の階の移動状況を示L0す
なわち、4階の上、下と、1階の下方向の降シ客が多い
事を降かご人員比率曲線fUPUTt sとf D N
U T+ sが示しておシ、これに見合う特徴要素関
数が学習される。 では次にいよいよ本発明の第1の具体的実施例を第9図
から第11図の回路図と、第12図と第13図に示す記
録データと罠より説明する。 エレベータ−運転制御系110(手順P90を実行)は
ホール呼び登録110からエレベータ−駆動装置115
によ多構成されており、それら各制御ブロック回路11
1〜117を実現する装置はそれぞれ公知の技術で良く
、(例えば特−“SS・51−57027号にかご自重
量検出装置から乗・降人数検出する装置が示しである。 )従来と異なる点は、これら回路の情報をきめ細かく、
例えばドア開閉制御装置114に含まれる、開、閉釦や
、光電装置の動作信号までをも本発明によシ新たに設け
た交通需要を検出する。交通情報検出回路130へ入力
されかつ、学習された結果として最終的にフィードバッ
クされてくるエレベータ−運転制御形態選択回路170
(手順P75)からの信号によシ、制御アルゴリズムや
制御定数を切換える手段を持つ点だけである。 第5図に詳細に示す交通情報検出回路130の検出した
交通需要D130は交通需要特徴モード識別回路工50
(第6図に詳細を示す)へ入力され、識別された特徴に
応じ特徴別情報学習回路160は特徴別にデータを記録
する交通需要記録回路DI 61A 、とサービス状況
(ニレ稼動台数、ホール呼び継続時間、戸開時間、館内
騒音レベル県東、いたずら、乗かご拒否、電源電圧、温
度など)記録回路DI61B、 と、検出された時刻
や周期などの学習結果を記録する時間帯記録回路D16
1C,とによシ収集されたデータの累積と学習(手順P
50)を行う。その他の回路としては時刻信号発生回路
140があシ各回路の動作制御に使用される。ftbl
cも手順P20とP8QとP95の制御に関連する。予
約・設定回路190があシ、入力された内容に応じて、
制御形態記録回路192と時刻記録回路191と、制御
目標登録回路193に必要なデータが記録される。また
、省エネ度指令回路181や、サービス度指令回路18
2や、環境度指令回路183とこれらへの入力手段とな
る入力装置184から構成される目標値設定回路18ρ
があり、主として制御形態選択回路170へ入力され、
エレベータ−制御へ反映される。 第10図と第11図によシ本発明と特に関連のある交通
需要の特徴抽出について説明する。 エレベータ−制御系110からの入力信号線Llll〜
L117にょシエレベーターの運転と交通需要に関する
データを監視し、回路D131でデータ累積する。 この時の開始時刻を回路D131Tで記録する。 この様な交通情報計測を回路131で実施し、所定期間
(数分)ごとに、回路133により現状レベルの交通需
要を計算する。すなわち、回路131のデーターを回路
D131’llC記録されている時間と現在の時刻との
差を求めて得られる計測継過時間で割ることKよシ求め
られる。 この現状の値を数十分程度の時定数を持つ演算回路13
4にょシ、平滑し、現状時間帯の交通需要として信号線
D134によシ出カする。 この信号は主として、回路157による特徴認識(手順
P70)において、特徴識別の安定化を計るために使用
する。 回路132はデータDI31の大きさと時間継過によシ
動作する第11図に示す交通需要の要素値演算要求回路
152の出力信号D152にょシ作動し、回路D131
とD131Tの内容と現在の時刻をサンプリングホール
ドする。 そして、回路D131のデータはクリアされ、回路D
131 ’I’へ現在の時刻を古セットし、次の交通需
要の検出(その他の情報サンプリングを含む)のための
データ収集を実行する。 この様にして検出された交通需要を含む18号D132
は第10図の回路151〜156よ構成る交通需要の特
徴抽出(手順P30)部への入力データとなる。 まず回路151は、新たな交通需要が検出される度に信
号D152より少し遅れて出力される信号D152−2
によシ、交通需要の特徴要素の関数を演算し、これを回
路153によυ記録する(手順P32.P33に相当)
。 次に評価用関数を作るだめの交通量レベルケ作る(手順
P35)制御と要素の大きさを評価する関数を求める(
手順P36)制御を回路154により実行される。この
制御は現状交通量(データ18号D134)が低く、か
つ所定期間、例えば1日が経過したかまたは数時間前以
内の時に実行される。尚この時、第2図に示した曲線C
1をあらかじめ作シ制御を速くする目的より回路159
を設けた。 尚、交通需要が検出される度に記録回路153には第1
2図に示す様なデータが記録される。すなわちn番目の
1回当りの記録データD153゜は13個から構成した
場合を図示しておシ、これが、帯状または機能的に環状
を成す記録回路によシ順次記録されて行く。 尚、原理の所で述べなかった米層識別要素関数T M、
、とTM、について捕捉する。 同一交通需要でも、利用する客層や時間帯によシ、その
性質が変化してくる。 例えば、朝はあわただしく動くが、夜はゆった9とした
動作となり、ともすれば一番早く来たエレヘーターに乗
り損なったシする。この様子を環境関数TMいとする。 また、子供が多くて平均体重が軽かったシ、いたずら呼
びが多い車や、車イス呼びやVJP呼びなどの比率を客
層関数TMtとして扱う。これらの乗客層識別関数もエ
レベータ−制御へのストレスの一部となるので、これら
を特徴要素として追加したものである。 以上の様に記録されたデータよ仄特徴抽出を行ない(回
路155)、抽出&学習されたl特徴モードは第12図
に示す記録データD156ヤを1組として、特徴モード
の数M1個(ここでは合計18)のテーブルが、スケジ
ュール設定による特徴モード記録データD158と、抽
出&学習した特徴モード記録データD156とに区別さ
れている。 そしてスケジュール設定やC,RAMやROMによりイ
ニシャルセットされたデータが格納されておシ、これら
の特徴モードは自動学習による消去舎させないものとす
る。 以上、第9図をもとに本発明の一実施例な説明したが、
本発明はこれに限定される本のでなく、例えば第11図
に示す回路151〜156と回路159により特徴モー
ドの設定と、生成を行なう部分をエレベータ−制御装置
と独立させることができる。 例えばエレベータ−制御回路をディジタルコンピュータ
によ多制御する装置の場合には、上記した特徴モードの
設定と生成を行なう部分を別個のディジタルコンピュー
タにより処理したシあるいはビル管理コンピュータやエ
レベータ−監視室などに設置された、コンピュータで処
理制御する構成とすることもできる。 さらには特願昭53−143513に示す可搬式のエレ
ベータ−保守装置によシ、必要な期間だけ、この装置を
接続し、エレベータ−の交通需要の変化を捕らえ、新し
い特徴モードの設定や、すでに登録されている特徴モー
ドの生成を行なうエレベータ−制御用特徴モード生成装
置とすることもできる。 では以後の説明は並設エレベータ−の運転制御部と、交
通需要の特徴モードに関連する制御部とを別々のマイク
ロコンピュータで制御する構成とした場合を第14図〜
第57図に示す具体的一実施例によシ詳細に説明する。 なお、実施例の説明は、まず、本発説を実現するハード
ウェア構成を述べ、次に全体ソフトウェア構成とその制
御概念を述べ、最後に上記制御概念を実現するソフトウ
ェアをテーブル構成図、フローを用いて説明する。 第14図は、本発明の一実施例の全体ノ・−ドウエア構
成である。 エレベータ一群管理制御装置MAには、前記した並設エ
レベータ−運転制御を司るマイコンM1と前記した交通
需要の特徴モード別に交通情報を学習し、学習したデー
タをもとに特徴モードごとにシミュレーションヲ司るマ
イコンMtがhf)、マイコンM1とM1間は直列通1
目プロセッサ5DAc (後述)により、通信線CMC
を介してデータ通信される。 エレベータ−運転制fMlt−司るマイコンM1には、
ホール呼び装置HDからの呼び信号1(Ck並列入出力
回路1) I Aを介して接続され、まだ、ドアの開閉
や、かごの加減速指令等測々のエレベータ−舎制御する
号機制御用マイコンE、〜E、(ここで、エレベータ−
はn号機あるものとする)とは、前記同様の直列通信プ
ロセッサSDA、〜SDA。 と通信線CM、−CM、e介して接続される。 一方、マイコンMtには、シミュレーションによる最適
運転制御プログラムならびにそのパラメ列入出力回路P
IA’!l:介して入力される。 また、号機制御用マイコンE1〜E、には、制御に必要
なかと呼び情報、エレベータ−の各種安全リミットスイ
ッチや、リレー、応答ランプで構成する制御入出力素子
EIOI−EIO,と並列入出力回路PIAとを信号線
SIO,〜SIO,’を介して接続される。 第14図を用いて本発明の詳細な説明をする。 エレベータ−運転制御用マイコンM1には、呼び割当て
t主とした運転制御プログラムを内蔵し、この運転制御
プログラムは、各号機制御用マイコンE1〜E、とホー
ル呼びHCよυ、制御に必要な情報を取り込む。またこ
の情報の中で交通需要の特徴モード別に最適運転プログ
ラムをシミュレーションによp求めるために必要な情報
を直列通信プルセッサ5DAaを介して、°シミュレー
ション用マイコンM、に送信される。さらに、前記運転
制御プログラムは、可変可能な運転制御パラメータを用
いて処理している。たとえば、このパラメータには、呼
び割当ての評価関数における待時間と消費電力の評価値
の関係ヶ示す重み係数や、ドアの開閉時間を決定する時
間係数、ならびに、呼び割当ての制御論理すなわち、呼
び割当てのアルゴリズムを選択する制御用パラメータ等
がある。 これらの運転制御パラメータは、シミュレーション用マ
イコンMyによシ、端末装[PDの信号PMと前記シミ
ュレーション用データを用いて演算される。この演算は
、周期的、または新しい交通情報が収集される毎に現状
の交通需要の持つ特徴に応じてエレベータ一群管理に最
適な運転制御プログラムとその匍j御パラメータを出力
する。 たとえば、端末装置PDから待時間最小となるように設
定すると、そのエレベータ−の交通需要の特徴を識別し
、収集された交通情報から交通需要を予測演算し、この
データによシミュレーションし、待時間が最小となる呼
び割当てアルゴリズムとその運転制御係数を演算し、こ
れを、その時の交通需要状態における最適運転制御プロ
グラムとパラメータとして記録する。したがって、木兄
EIIIKよシエレベーターの群管理制御は時々刻々と
変化するビルの環境状態にすみやかに対応可能で69、
エレベータ−の群管理性能向上に大きく寄与する。 次に、各マイコンの具体的なハードウェア構成を示すが
、これらのマイコンは第15図〜第17図に示すように
簡単に構成できる。マイコンの中心であるM P U
(Micro process ing TJni t
) 14.8ビツト、16ビツト等が用いられ、特に
号機制御用マイコンE1〜E1には余シ処理能力を要し
ないことから、8ビツトMPUが適当である。一方、エ
レベータ−運転制御用マイコンM1およびシミュレーシ
ョン用マイコンM、 は複11演11−必要とするため
、演算能力のすぐれた16ビツトMPUが適当である。 8ビツト系MPUとして、日立製作新製HD46800
D、(ンテル社製28085、ザイログ社製Z−80等
が応用可能である。一方、16ビツトMPUとして、日
立製作所製)fD 68000、インテル社製l808
6 、ザイログ社製z−soo。 等が応用可能である。 さて、各マイコンには、第15図〜第17図に示すよう
にMPUのバス線BUSに制御プログラムおよびエレベ
ータ−仕様等を格納するROM(几ead 0nly
Memory )と、制御データヤワークデ〜り等を
格納するR A M (Random ACce8sM
emory)および、並列入出力回路PIA(Peri
pheral Interr3Ce Adapter
) 、他のブイコンと直列通信を行う専用プロセッサ
8DA(5erial Data Adapter H
例えば、日立製作所製HD 43370 )が接続され
る。 なお、各マイコンMI HM2 、 EにE、において
、R,AM、LLOMはその制御プログラムのサイズ等
により、複数個の素子で構成される。 第16図において、端末装置PDのハードは特願昭53
−82042号等のエレベータ−の試験運転装置に示す
ハードと同様とすることができる。そして制御卓よシサ
ービス目標や省エネ目標や予約設定などを入力し、CR
Tによ逆入力された内容ならびに、それに関する情報が
表示される。信号PMijPIAや前述のSDAにより
データ通信し、入力された内容は几AMに取シ込まれる
。 また、次の設定や行手やスケジュールや特徴モードなど
の設定や取消し、変更を行なうため参考資料として現状
の学習状況をCRTに表示するだけでなく、レボーIf
出力するために、プリンタを備えるものとする。これは
CRTのハードコピー用グラフィックプリンタを使用す
ることもできる。 第17図において、エレベータ−制御データとして、た
とえばかと呼びボタンCBや、安全リミットスイッチS
W、 、リレーの接点5WjLy 、かご重量Wig
htがPIAよシ几AMに取シ込まれる。 一方、MPU、1ニジ演算されたデータはPIAよシ、
応答ランプLampやリレーay等の制御出力素子に出
力される。 ここで、第15図〜第17図に用いられたマイコン間の
直列通信用プロセッサSDAのハード構成は第18図に
示すように主として送IF4用バッファTXII、受信
用バッファ几XB、データのパラレル/シリアル変換を
行うP/Sとその逆変換を行うS/P、ならびにそれら
のタイミング等を制御するコントローラCNTに上り構
成される。上記送信バッファT X ” s ’sLi
gバッファ几XB11マイコンより自由にアクセス可能
でデータの書き込み、読み出しができる。−刀、SDA
はコントローラCNTよシ、送信バッファT X Bの
内容をP/Sを介して、他のSDAの受f−バッファR
X yIに自動送信する機能を有している。したがって
1、マイコンは送受信処理は一切行う必要がないため、
他の処理を専念できる。なお、このSDAに関する詳細
な構成及び動作説明tよ特開昭56−37972号およ
び特開昭56−37973号に開示されている。 次に、本発明の一実施例であるソフトウェア構成を述べ
るが、まず第6図にょシッフ]・ウェアの全体構成から
説明する。 第19図に示すように、ソフトウェアは大別してエレベ
ータ−の運転制御を行なう運転系ソフトウェアSFIと
エレベータ−制御用特徴モード別に交通情報を収集し、
シミュレーション手段などによる学習制御を行なう学習
系ソフトウェアSF2よ構成9、前者は第14図のマイ
コンM1 よシ、後者はマイコンM、よシ処理される。 運転制御系ソフトウェアSFIは、呼びの割当て処理ヤ
、エレベータ−の分散待機処理等エレベータ−の群管理
制御を直接的に指令し制御する運転制御プログラム5F
14よ構成る。このプログラムの入力情報として、号機
制御プログラム(第14図マイコンE、〜E、に内蔵)
から送信されてきた、エレベータ−の位置、方向、かご
呼び等のエレベータ−制御データテーブル2101ホー
ル呼びテーブル219、エレベータ−の管理台数等のエ
レベータ−仕様テーブル225ならびに学習制御系ソフ
トウェアSF2で演算し、出方された最適運転制御プロ
グラムとそのパラメータ等を入力データとしている。 一方、学習制御系ソフトウェアSF2は、下記の処理プ
ログラムよシ構成される。 (1) 交通情報収集プログラム230・・印・ホー
ル呼び、エレベータ−制御データテーブルの内容や各か
ごへの各階床での乗降人数検出データなどをオンライン
で一駕交通鼠収集毎にまたは一定周期毎にザンブリング
し、各種の交通情報の学習とシミュレーションによるプ
ログラムとその制御パラメータの演算のためのデータを
収集するプログラムで、特に階別交通需要を主に収集す
る。 (2)%徴モード識別プログラム260・川・・まずす
でに第6図で原理を説明した様にエレベータ−の交通需
要そのものがもつ顕著にして多頻度に現われる特徴の学
習を行ないエレベータ−制御用特徴モードの設定と、生
成¥1週間以上の長期的なスケールで実施する。 次に、(1)項によシ作成された交通情報収集テーブル
2310交通需をの特徴要素を分析し、上記特徴モード
のいずれに近いかを識別し、特徴別に交通情報を収集す
る。 (3)エレベータ−制御特徴モード交通情報(学習)デ
ータ演算プログラム260・・・・・・交通情報収集プ
ログラムよシ収集されたオンラインのサンプリングデー
タテーブルの内容と過去の同時間帯の上記テーブルの内
容とを加味してエレベータ−制御用データを演算するプ
ログラムである。 (4)シミュレーションによる各種指標演算プログラム
271・・・・・・特徴モード別に学習したシミュレー
ション用チータテ−プル262とエレベータ−制御定数
テーブル225のデータを入力し、所定の複数のアルゴ
リズムパラメータとその制御定数パラメータ毎にシミュ
レーションを実施して各種曲線などのシミュレータ結果
をデータテーブル272へ出力する。各種曲線テーブル
としてたとえば、平均待時間曲線テーブル、消費電力曲
線テーブル等がある。 、5J 運転制御パラメータの演算プログラム273
゛・・・・・・上記各種曲線などのデータテ
ーブル272と端末装置PDから設定された目標値テー
ブル280を入力して、ピルの環境条件に適応した特徴
モード別パラメータ274を特徴モード別に事前に演算
し記録しておく。 なお、最適運転制御指令パラメータ274には、特徴モ
ード別交通情報学習プログラム260で演算された交通
情報学習データテーブル262の一部も付加される。 (63運転制御パラメータの指令プログラム275・・
・・・・まず、特徴モードの発生予測プログラム277
へ現状の交通需要を交通情報収集テーブル231と、特
徴モード識別プログラム254の出力する特徴モード信
号と交通情報学習データテーブル262の一部の過去の
特徴モードの発生記録データと、端末装置PDから設定
されたスケジュールデータテーブル290の一部を入力
し、現状ならびに近い将来の特徴モードを予測する。 次に制御パラメータの作成プログラム275は、予測さ
れた特徴モードに属する特徴別パラメータと交通情報学
習データ全それぞれテーブル274とテーブル262よ
シ選択し、指令パラメータテーブル276を作成する。 このデータがエレベータ−運転制御系へSDA’i介し
て送信され、上記したエレベータ−制御係数テーブルの
代って使用される。 以上述べた学習系ソフトウェアSF2は、実際の運転結
果を計価し、その結果でエレベータ−をいかに運転制御
するかを自動決定するため、知能制御の1つと言える。 以上、マイクロコンピュータを利用した本発明の一実施
例のソフトウェア全体構成を説明したが、次に交通需要
の特徴モード別にシミュレーションによる最適運転制御
をするためのパラメータの演算方法について説明する。 (1) ホール呼び割当プログラムの概要最近の呼び
割当て方法として、個々のポール呼びのサービス状況(
待時間)を監視し、全体の呼びのサービスも加味して、
発生したポール呼びをエレベータ−に割当てるホール呼
び割当て方法が用いられている。この方法では、呼び割
当ての評価関数に待時間が用いられている。たとえば、
発生したホール呼びの前方路の割当て済ホール呼びの最
も長い待時間を評価値(後述の(30)式で与えられる
)とする方法、前方の割当て済ホール呼びの待時間の2
乗総和を評価値とする方法、発生ホール呼びの待時間を
評価値とする方法等が考案されている。しかし、これら
の評価値には、エレベータ−相互間の位置関係が含まれ
ていないため、このままでは、一般的な変通需要におい
てはダンゴ運転となシ、性能向上が期待できなく々る。 (2)ポール呼び割当プログラムの制御パラメータそこ
で、ダンゴ運転を防止するため、停止呼び評価関数の概
念が提案されている。(特開昭52−47249号、特
開昭52−126845号)すなわち、発生ホール呼び
HClの附近する階床から着目エレヘーターEの割当て
済ポール呼び1ict−1やかご呼びCCl 、 CC
i+2i:考慮し°〔停止呼び評価関数Tc’Q得、−
このTcと前記待時間の評価値とを加味した新しい評価
関数φとするものである。これを式で表わすため、待時
間の評価値tT、待時間評価値Tと停止呼び評価値Tc
との重みを決める係数をβとする。さらに、発生したホ
ール呼びHCiの階床に関係なく、停止するホール呼び
を持つエレベータ−全継続して新たな呼びに応答させる
目的で待機状態評価値TRを加味し、その重み係数をα
とするとき、まず待時間評価値Tは T鳥 =MAX(TSI 、 TS、 ・・・、
TS、) ・・・(30)TSs= r I
TSI 十rt ・DH+ ・TWt ”(3
1)となる。ここでTSはに号機のかごがi階に到着す
るまでの到着予測時間で、TWはi階のホール呼び継続
時間またはホール待客の待時間総和時間でsrl とγ
、はその重係数である。次に評価関数φは φr =Tt −Tc +Tm ・・・・・
(32)Tc、凰 =ΣβS
・・・・・・(33)TB=α
几 ・・・・・・(34)となる
。ここで、βは発生ホール呼び隣接階の停止呼び(サー
ビスする呼びを称す)に対する重み係数でたとえばθ〜
40となる。またSは、停止確率を示し、サービスすべ
き呼びがあれば1.0となシ、予測呼びがあれば、適当
な値(OくSくX)となる。輌20図では予測呼びを無
視した値を示している。また几は、エレベータ−が待機
レベルを示し、割当済ポール呼びが無い状態の時に適当
な値(0≦Rく1)となシ、それ用の重み係数αは例え
ば0〜40となる。 (32)式の計画関数Tct用いることによって、発生
ホール呼びの隣接停止呼びが考慮されエレベータ−のダ
ンゴ運転が防止される。 なお、第20図の負荷集中運転制御パラメータe=2の
場合の停止及び評価値Tcは、発生呼び階iの前後2階
床を考慮して、 Tc=Σβ5=5X1.O+10XO+30X1.0+
10X1.0+5XO=45 (秒)・・・(35)と
なる。したがって、待時間評価Tが各エレベータ−で同
一であると仮定するとTcの大きいエレベータ−が最適
と判断され、発生ホール呼びをそのエレベータ−に割当
てることになる。但し、T cの値は重み糸数βのMA
X値の2倍を越えない様に制限を加え、偶発的に発生す
る極端な負荷集中による長持ホール呼びの発生を防止す
る。これは特に、比較的交通量が小の時間帯または特徴
モードにおいて端末装置PDによシ10%や20%の省
エネ指示を入力されており、結果としてシュミレーショ
ンパラメータeとして6や7の値で運転する場合に等に
重要となる。 (3) ホール呼び割当プログラムの制御パラメータ
と省電力の関係 (34)式の評価関数Tie((用いることにより、固
定号機のエレベータ−を休止させることなく、その場、
その場の状況に応じた号機のエレベータによるサービス
台数制限運転を行うことができ、長持発生率や平均待時
間の上昇を最少限度に抑制した省エネ運転制御ができる
。 なお待機レベル几の値は例えば下記の値とする0割当ホ
ール呼び1ヶ以上・・・・・・・・・几−〇O割割当済
−ルび無しで、かご呼び有 ・・・・・・・・・R,= 0.1 0サービス呼び無し・・・・・・・・・R=0.3以上
0待機状態 ・・・・・・・・・・・・几=0.5
以上0省電力状態(長期間待機状態)・・・・・・・・
・几=1従って、第20図の1号機の様にサービス呼び
無しの場合は几の値として0.3〜1の値を取シ、2号
機はR,=Oとなる。 さて、(32)〜(34)式において、待時間肝価値T
と停止呼び評価値Tcならびに待機エレベータ−評価値
T、との重み係数αとβに着目すると、このαとβは、
ダンゴ運転防止に最も効果のある値が存在し、その時ビ
ル全体の待時間(平均待時間)は最小となシ得る。 一方、上記αとβを大きくして行くと、停止呼びを多く
持つエレベータ−が優先的に選択されるため、サービス
状態にあるエレベータ−へ負荷が集中し、平均待時間は
上昇して行くことが理解できる。逆に言えば、他のエレ
ベータ−は負荷が軽くなるため、エレベータ−全体の停
止回数(起動回数)が減少し、消費電力が小さくなって
行く。 (4) シミュレーションのためのシミュレーション
パラメータの導Å 以上の関係の一例を第1表および第22図に示す。これ
は、ピル階床13階床、エレベータ一台数6台、エレベ
ータ−速度150m/sIj+の条件でシミュレーショ
ンした例である。ここでは、重み係数αとβの大きさt
示す負荷集中運転制御ノくラメータと称し、係数αとβ
の値を示すシミュレーションパラメータe = 7のケ
ースのシミュレーションを行っている。 第22図に示すように、負荷集中運転制御用シミュレー
ションパラメータe=2変化させることによシ、平均待
時間曲線fTと消費電力曲線fPが得られる。これらの
曲線よシ、平均待時間の最小点が存在すること、またe
f大きくして行くと消費電力は減少し、それにつれて平
均待時間が増加して行くことを容易に理解できる。 (5) 最適パラメータの算出方法 以上のシミュレーションは各乗場からの行先階別の交通
量(以下行先交通量と略称する)がある時点のときの結
果であったが、前記したように、行先交通量は時々刻々
と変化している。たとえば、平常時の行先変通量と退勤
時のそれとは全くモードが異なる。すなわち、平常時は
上昇、下降方向とも適尚に変通量があるが、退勤時では
下降方向の交通量がほとんどである。また、ビルのテナ
ント等が変更となると、従来の行先パターンと異なって
くる。したがって、各々の行先交通量AおよびBの交通
需要について前記と同様にシミュレーションすると、第
21図のような平均待時間曲線fTA、fall が求
まる。これよシ、平均待時間の最小点は0,0点となり
、αは曲線fTA でeA=3.0、曲#! f t
詐でem=2.9となシ、行先交通量毎に負荷集中運転
制御パラメータef変化させ次男が、平均待時間を短縮
するためには良策であることが理解できる。 (6) 目標値に応じたパラメータの舞、出例次に第
22図を用いて省エネルギを例に挙げて、制御目標があ
る場合のパラメータの算出方法を説明する。尚これは長
持率低減や、サービス完了時間の最適化などの目標があ
る場合も同様に制御できる。 今、シミュレーションによp、平均待時間曲線f!と、
消費電力曲線fpが与えられたものとし、かつ、省エネ
ルギー(以下省エネと称す)目標値PMが10%と設定
されたものとする。省エネ目標値が0%では、負荷集中
運転制御パラメータe1は通常平均待時間最小点■の点
のet(”ao)で運転される友め、消費電力は0点で
示される。 したがって、0点の消費電力の10%減の設定では、曲
線fp上の0点の消費電力となる。したがって、そのと
きの負荷集中運転制御パラメータeはet (=4.
5)として求まる。すなわち、逆に言えば、負荷集中運
転制御・パラメータeを4.5に設定しておけば、10
%の省エネとなるよう制御が可能であることを示してい
る。なお、第22図において、省エネ目標値を大きく設
定すると、平均待時間がそれに伴い増加するため、上限
待時間TLMT(たとえば30秒)で目標値に制限を加
えることも肝要である。このため第1表においてパラメ
ータe=6において30秒を越えたためe=6を越える
シミュレーションを実行しないため、パラメータe =
7の評価指標が不定となっている。 以上述べたように、本発明ではシミュレーションによシ
、平均待時間や消費電力等の各種曲線を演算しているた
め、目標値が与えられると、最適な負荷集中運転制御用
シミュレーションパラメータeの値が決まシ、その要素
である負荷集中運転制御パラメータα、βが容易に得ら
れることが理解されるだろう。 (力/ミュレーションパラメータの学習また、シミュレ
ーションパラメータの導入により、多数のIン素から成
るパラメータを個々に変化6せた場合のシミュレーショ
ンCASE(li)LiliK対し、極めて少ない回数
ですむ利点がある。 尚、これらパラメータの一例を第1表に示しているが、
これらの値はシミュレーションプログラム271のワー
クテーブルの一部に仕様テーブルとして持つCいる。ま
た、エレベータ制御スペック225に例えばシミュレー
ションパラメータe= 2 ’、c 4に成する要素と
なっているパラメータαとβは最低限必要であシ、稼動
開始時はこの値でエレベータ−を運転制御する。 そして、この基本スペックを81)A=ic介して学習
系マイコンM、へ取り込み、第1・表ならびに第22図
に示す値をまず計算により算出し、以後は運転制御パラ
メータを学習するためのシミュレーション終了後、この
シミュレーションパラメータを構成する岐素パラメータ
の学習用シミュレーションな行なう。 (8) 複数のアルゴリズム選択パラメータの導入以
上、おる一定のアルゴリズムを持つエレベータ−運転制
御プログラムにおける制御パラメータの生成方法を説明
したが、次に異なるアルゴリズムを持つエレベータ−運
転制御プログラムとそれに使用する制御定数との両方の
パラメータの生成方法を説明する。 今までの説明によフ、行先階交通量毎に制御定数パラメ
ータをその目的に応じた学習によル変化させた方が平均
待時間の短縮などの目的を達成するには良策であること
を示した。 このことは、例えば呼び割当ての評価関数のアルゴリズ
ムにも関連してくる。すなわち、(32)式の評価式の
待時間の評価アルゴリズムによっても、平均待時間曲線
などの制御目標とする指標を示す曲線が異なってくる。 したがって、一般に平均待時間短縮や省エネ率の向上、
長持発生率の低減などの目的達成のためには、特徴モー
ド別または時間帯別に収集した交通情報から学習して得
られる行先交通量(本実施例では、各階別乗降別交通量
によシ近似している)に対し、最も適当なアルゴリズム
パラメータと制御係数パラメータが存在し得る。 例えば(32)式に示す停止呼び評価値の大きさを決め
る重み係数βを交通需要のモー ドによってはUP力方
向DN方向とで別々の値を定めることが有効である。特
に、上昇方向と下降方が例えば2:1の割合である時に
有効果°である。 また、サービス階床数の多いエレベータ−において比較
的閑散な場合は、サービス完了時間を基本として待時間
評価時間の評価値Tを算出した方が、利用客から好感を
持たtIる。特に端末装置PDから環境度指令として乗
り合せ制限指令が入力されている時でかつ比較的交通量
の少ない時にシミュレー)するアルゴリズムであり、そ
の際には第1表に示す負荷集中運転制御パラメータeに
の要素としたシミュレーションパラメータrによルシミ
ュレーションにより、第22図の曲線fTとfpの他に
サービス完了時間曲線を作成する。 (9)サービス完了時間による待時間評価アルゴリズム サービス完了時間は TAIIi1=γ、・THI十r4・TCI・・・(3
G)となp、ホールでの待時間THと乗かご時間TCは
一実施例として下記によシ算出する。 ■ CASEI 、i階の乗ル場のホール呼びに対する
サービス完了時間の算出は(37)〜(38)式による
。 TH+=TS+ ・・・・・・(37
)尚 TS+は(31)で算出する。 TC+ =r @ ・TC8+ ”’ ”’
(38)TCst : を階床から1階ポール呼びの
方向性と同一の進行方向へ停止確率の 大なる階床または端階床にかご呼 びが出来るものと仮定して算出す る乗かご予測時間。 ここでr、は端階の手前の階のかご呼びができる確率係
数で、この値はシミュレーションした結果として求める
従属パラメータとする: ■ CASE2.i階へのかと呼びに対するサービス完
了時間の算出は(39)と(40)式による。 TH+ = r e ・TS In ・”−(
39)’I”s:i階のかご呼びが出来た直前にサービ
スした11階の(31)式で算出する待時間評価関数T
S+の値。 TC+=T8++rtTCVV+ −・・140)
TS+:に号機が1階のかと呼びに到着する予測時間で
(31)式のTS+ と同一のテーブルを使用する。 TCW+、:このサービス完了時間による評価を実施す
るために特に追加を要す るテーブルで、各号機側にi階か ご呼びが登録されてから、サービ スされるまでの経続時間を計測す る。尚(38)式のTC8Iとして、 上述の方法に代って、このTCW+ の値を統計処理により平均的な値 を学習して作ることもできる。 (36)式によるサービス完了時間TAIITを割当よ
うとするホール呼びより前方についての登録済がご呼び
と、割描済ホール呼びについて演算し、最大値を選択し
、その号機の待時間評価値とする。 すなわち(32)式の評価値TIは T I =MAX(TAIITI、Txsrt 、−T
A+t−) ・・・ (41)となる。ここで、nは
に号機が持つi階よシ前方に位置するサービス呼び数で
ある。 σ1 アルゴリズム決定パラメータの算出サービス完了
時間を用して評価関数φを求める場合に上記した係数パ
ラメータrを全て1の値としく32)〜(34) *そ
のまま使用することができる。 ただパラメータe=2算出する際に、平均待時間曲線に
代ってサービス完了時間曲線を作成し、これによシ前記
(7)項によることもできる。 しかし一般にはサービス完了時間を重要視すると平均待
時間が長くなる傾向があるので、(36)のrs+ と
r4の比率をシミュレーションパラメータγとして、上
記した3種の曲線をシミュレーションによシ作成し、そ
の文通需要に応じた最適なアルゴリズムと、その係数パ
ラメータを算出する。 γB + r q ”” 1 + r s −r sと
するとシミュレーションパラメータrは0(ホール待時
間による評価)からr−1(サービス完了時間による評
価)までシミュレーションすることにより2つの異なっ
たアルゴリズムの中間的な機能により運転した場合ヲシ
ミュレーションできる。このシミュレーション結果を第
23図(a)に示す。さらに、外部に9定器である端末
装置))】)から、各階の利用者全てを重要客(v+p
)と考えるホーヲル等において各階「 からの乗り客の乗シ合わせを制限する指令が入力された
場合には、上記したシミュレーションバラ。 メータrはOから1以上の値、例えば6までシミュレー
ションする。尚この時パラメータeは交通需要Bとして
、すでに演算済のen=2f使用する。 そして第22図の省費電力曲線f、に代って第23図(
b)に示す様に目的階へ直しない乗り台せ確率曲線fg
1作成し直行率として指令された%、例えば60%を満
足するシミュレーションパラメータrmを求め、その値
から制御係数パラメータγS〜γ丁を算出する。 以上によシ目的に応じた最適運転制御を行うためのパラ
メータの演算方法について説明した。 次に、マイクロコンピュータを使用した一実施例による
運転制御系マイコンM1に設けたテーブル構成を第24
図により説明する。 大別して、エレベータ−制御テーブル210、ホール呼
びテーブル8F12、エレベータ−flflJ 御係数
テーブル225のブロックで構成しである。 各ブロック内のテーブルについては、下記に述べる運転
制御プログラム220を説明するとき、その都度述べる
。 最初に運転制御系のプログラムを説明する。なお、以下
に説明するプログラムは、プログラムを複数のタスクに
分割し、効率よい制御を行うシステムプログラム、すな
わチ、オペレーティンクシステム(O8)のもとに管理
されるものとする。 したがって、プログラムの起動はシステムタイマーから
の起動や他のプログラムからの起動が自由にできる。 さ°C1第25図から第29図に運転系マイコンM1の
プログラムのフローチャー1・を示す。な卸、運転制御
プログラムの中で特に重吹なエレベータ−到着予測時間
テーブルの演算プログラム呼び割当°Cプログラムなど
を重点に説明する。 第25図はマイコンM1が起動された時に起動されるシ
ステムプログラム5FIAのフローで比較的下位にラン
クされるタプクのプログラムである。 プログラムS F I AはマイコンM1の起動または
マイコンM、がイニシャライグ処理を完了した時に起動
され、まず、エレベータ−制御1仕様テーブル225を
S D A cを介して学習系マイコンM、へ送信する
(ステップ22A1)。これによリシミュレーションプ
ログラム271の中で使用するエレベータ−と等価なシ
ミュレートプログラムを運転系と同一のスペックとして
稼動開始できる。 次に、停電や保守による復電時には、すてに学習済のエ
レベータ−制御仕様による運転を再会するために、学習
系マイコンM!からすでに学習したパラメータなどのデ
ータが5DAcを介して運転系へ入力されているかを判
定(ステップ22A2)し、稼動開始のために学習デー
タが無い場合はステップ22A5へ進み、ROMや不揮
発生RAMに格納されているエレベータ−制御仕様テー
ブル225のデータをもとに運転制御プログラム220
が使用する各種アルゴリズム設定&選択用データと制御
係数を格納する運転パラメータテーブル225Bを作成
する。 もし、停電からの復電であればステップ22A4へ進み
、停電前、ため復電後に学習系マイコンから8DAci
介して入力されてくるデータをもとに第2の運転パラメ
ータテーブル225Bへ適切な値をセットする。 次に、ステップ22八6へ進み前述した交通情報の収集
などを行なうために、エレベータ−制御データテーブル
210の値’e、5DAci介して、学習系マイコンへ
出力するため8 D A cの送信バッファT X !
+へ15バイトのデータと、送信データのブロックを識
別するNOを1バイト格納する。 これを毎回か続けて、必要なデータを送信する。 次に、ステップ22A7により、ホール呼びHCの情報
ePiAt介して取り込みホール呼びテーブル219ヘ
ホール呼びの登録済データと照合し、新規ホール呼びの
登録があったかt判定する。 新規ホール呼び発生と判定した場合のみホール呼び割当
プログラムのタスクを起動する(ステップ22A8)。 そして最後にステップ22A9で学習系マイコンが新し
い学習データを送信しできたかを判定し、YESの場合
のみステップ22A4へ進みそのデータを取り込む。 この様に構成することにより、学習された重要データは
運転系と、学習系の両方に記録しておくことができるの
で信頼性を高くできる。 尚このためには学習系マイコンから取シ込んだ学習デー
タ22Cはバッテリー等で停電バックアップをほどこし
た0MO8,RAMなどによる不揮発性RAMに格納し
ておく。また、データの確認のためにパリチーピットt
−持たせるかまたはサムデータを持ち、これら余剰デー
タのチェックによシ、学習データの有効性を判定する。 第26図は待時間評価値演算の基礎データとなるべきエ
レベータ−の任意の階までの到着予測時間を演算するフ
ローチャートである。このプログラム5F2Bは、例え
ば、1秒毎にO8から周期起動され、エレベータ−の現
在位置よシ任意の階までの到着予測時間を全階床、全エ
レベータ−1全方向について演算する。 第26図においてステップEIOは、エレベータ−の方
向のループ回数でアシ、ステップE20は、エレベータ
一台数のループ回数であシ、ステップE20およびE1
20は、すべてのエレベータ一台数についてループ処理
することを示す。ステップE30では、階床をエレベー
タ位置に設定する。次にステップE40では、ワーク用
の時間レジスタTWKに初期匝をセットする。この初期
値としては、ドアの開閉状態よりあと何秒で出発できる
かの時間−やエレベータ−休止時等における起動までの
所要時間が考えられる。次に、エレベータ−の進行方向
へ階床を1つ進め(ステップE50)、上記設定階床な
らびに方向がit算全全開始たエレベータ−位置と同一
になったかどうかを判定する(ステップE60)。もし
、同一となれば、1台のエレベータ−の到着予測時間テ
ーブルが演嘗てきたことになり、ステップEi20へ飛
び他のエレベータ−について同様の処理を繰り返す。一
方、ステップE60において、′NO”であれば、時間
レジスタTWKに1階床走行時間T1を力1lpIする
(ステップE70)。そして、この時間レジスタ’1’
WKを到着時間テーブルにセットする(ステップE80
)。次に、かご呼びあるいは、割当てホール呼び、すな
わち、着目エレベータ−がサービスすべき呼びがあるか
どうかを判定し、もしあれば、エレベータ−が停止する
ため、1回停止時間T 8t とドアの開、閉と乗降
に要するドアタイム予測ドアタイムデープル225B5
のi階(方向別)の予測ドアタイムDTlf、加算して
時間テーブルTWKを更新する。尚、この方法は学習に
よるドアタイム制御パラメータとし1回標準停止時間T
srt ’ft乗算した値を時間テーブルTに加算する
ものとしても良い(ステップE100)。次にステップ
E50へ飛び、すべての階床、方向について、エレベー
タ−がサービスする順番と同様の順番によシ、上記処理
を繰シ返す。一方、ステップE90において、”NO”
であれば、停止確率テーブルのi階(方向別)の停止確
率PS鳥と予測ドアタイムと1回停止時間TTsr
とよ少時間レジスタTWKの時間を更新する。尚、この
方法は、停止確率とドアタイム制御パラメータを乗算し
た値に1回標準停止時間Tllを乗算した値を時間レジ
スタTWKに加算することにすることもできる(ステッ
プEIIO)。次にステップE50へ飛び、すべての階
床、方向について、上記処理を順次繰シ返す。なお、ス
テップE70とステップE100およびステップIC1
10における1階床走行時間Ttと1回停止時間Ta1
1 は、学習系のソフトウェアより最適運転制御パラメ
ータの1つとして与えられ予測ドアタイムD T Iお
よび停止確率PS+はシミュレーションの実行状況を計
測し、統計処理により求められる。尚予測ドアタイムお
よび停止確率の作り方については、第48図と第46図
で後述する。 また、本プログラム実行終時に長持再割当の目的よυホ
ール呼び割当プログラムを起動する(ステップE130
)。 尚、予測ドアタイムテーブル225 B 5(D役割は
これだけでなく、実際の各エレベータ−の運転制御を決
めるドア開放タイムにも使用される。すなわち、各エレ
ベータ−の自動扉開許可信号を運転系マイコンから出力
するもととする。他の方法としてはこのテーブル225
85の値e S I) A 。 を介して各号機制御マイコンEl wへ送信して、各エ
レベータ−のドア開放時限(自動扉開カウントタイマの
仕様として予測ドアタイムを使用)を決める構成とする
こともできる。 第27図は、満員予測プログラムのフローチャートであ
る。まず、このプログラムの起動について説明する。こ
の満員予測プログラムの起動は、次に述べるホール呼び
割当プログラム5FIDと同一タスクとし、この直前に
起動する。すなわち、満員予測プログラムの起動が行な
われた後にホール呼び割当てタスクを起動する様にし、
時間的なずれによる誤差を小さくする。 さて、満員予測プログラムのフローチャートにおいて、
まず、ステップGIOでエレベータ−にの初期設定を行
なう。ここではに=1とした。次に、エレベータ−にの
かご内入数’t F KとしくステップG20 )、発
生ホール呼び階をiとする(ステップG30)。そして
、i階にホール呼びが有るか判定する(ステップG40
)。もしなければ、i階にかご呼びが有るか判定しくス
テップG50)、i階にかご呼びが有れば、かご内入数
Fl[から満員予測テーブル22583のi階(方向別
)のかと呼び満員予測値PCIを減算しくステップG6
0)、ステップG100の階床i((進行方向へ1つ進
める。ステップG50のi階にかご呼びがなければ、ス
テップG100へ飛ぶ。ステップG40の1階にホール
呼びが有れば、i階にかご呼びが有るか判定しくステッ
プG70)、もしあれば、かご内入数FKに満員予測テ
ーブル225 I32の1階(方向別)のホール呼び満
員予測値Phlff:加算し、さらに上記かと呼び満員
予測値PC+ を減算しくステップG30)、ステッ
プG100へ飛ぶ、ステップG70でi階にかご呼びが
無ければ、かご内入aF Kにホール呼び満員予測1直
PhIを加算しくステップG90)、ステップG100
で1階床を1つ進める。次に、i階が最上階または最下
階か判定しくステップG110)、” N O”であれ
ばステップG40へ飛び、Y I(S”であればかご内
入数FKの値は、学習系マイコンが学習した溝へ萌重パ
ラメータ以内か判定する(ステップG120)。以内で
なければ、エレベータ−Kをサービス不可としくステラ
7”G130)、全エレベータ−について終了か判定す
る(ステップGl 40 )。ステップG120がYE
S”であれば、上記ステップG140を判定する。もし
全エレベータ−について終了したなら、このプログラム
は終了とな9、全エレベータ−について終了してなけれ
ば、次のエレベータ−にして(ステップGl 50 )
、ステップG20へ飛び上記の処理を行なう。なお、ス
テップG60゜G80.G90のかと呼び満員予測P
h Isホール呼び満員予測Pctは、シミュレーショ
ンの実行状況を計測し、統計処理によシ求められる。ま
た、満員予測テークPC+ 、Ph+は、第47図の所
で作シ方を説明する。 第28図は、呼び割当てプログラムのフローチャートで
、このプログラムはホール呼び割当タスクによp起動さ
れる。本プログラムでは、呼び割当てのアルゴリズムと
してステップH50に示すように長待ち呼び最小化呼び
割当てアルゴリズム(第29図で後述)を例に取シ挙け
ている。ステップH20と)I80、ステップH30と
H2Oとで階床および方向についてループ処理を行なう
。 ステップH40は、発生ホール呼びが有るか判定する。 もしなければ、ステップ■(70へ飛び、すべての階床
、方向について処理する。ステップ1140が”YJシ
S”であるならステップ1■50の長待ち呼び最小化呼
び割当てアルゴリズムを行ない最適エレベータ−に呼び
を割当てる(ステップH60)。 第29図は、長待ち呼び最小化呼び割当てアルゴリズム
の処理フローチャートである。どのエレベータ−が最適
かを利足するため、ステップ)150−1と)j、50
−7によシエレベーターにでループ処理する。ループ内
の処理は、まずステップH3O−2で、発生ホール呼び
を含む前方階の割当てホール呼びの最大予測待時間’l
”max を演算す不。なお、予測待時間とはポール
呼びが発生してから現在までの経過時間を示すホール呼
び経過時間と到着予測時間を加算したものである。次の
ステップ[50−3では、発生ホール呼びを含む前後所
定階床の停止呼びから停止呼び1rFiffilj!f
T c f:演算しステップ[150−4で待機状態
評訓関故Tmを求め、この評価値と前述の最大予測待時
間Tmaxとで停止呼び評価関数φ(φ=T□−TC+
TI)を演算するステップH3O−5)。そして、この
評価関数φの最小エレベータ−を選択する(ステップH
3O−5)。以上の処理をすべてのサービス可能なエレ
ベータ−Kについて実行すると、ステップH3O−6の
演算によシ、最適な評価値のエレベータ−Kが選択され
ていることになる。 以上、運転制御プログラムの主なプログラムである到着
予測時間テーブルの演算プログラムと呼び割当てプログ
ラムの処理フローなどを説明したが、この他、運転制御
プログラムには、混雑階への複数台のエレベータ−をサ
ービスする複数台サービス処理プログラム、交通需要が
閑散時のときエレベータ−をあらかじめ決められた階へ
待機させる分液待機処理プログラム等があるが、これら
の説明は省略する。 次に、マイコンを用いた一実施例に示す学習系マイコン
M2で用いられるテーブル構成を第19図のブロック図
に対応させて説明する。 (リ 交通情報収集テーブル 交通・1#報テーブル231として第1にすでに説明し
た第1の実7,14例で1吏用した第12図と同様の!
’A成としたものを1吏用する。用途は主として特徴モ
ードそれ自体の設定と生成のために使用−ノーる。 さらに、次に述べる交通4?t’A4蓄積テーブル25
6を作るために、これによまれる交1爪要素を検出し、
サンプリングするために第30図のテーブル ・256
Gと同様のテーブルとからff?成される。 (2)交通1に報蓄積テーブル 第30図は父、J、ul口は蓄積し、学躍する基本テー
ブル1削戊で、第13図に示すlP!f@モード登録テ
ーブル1158とD156と対応してj上類される18
組のテーブルの集合体を成す。 これらのノ痔徴モードには個有の名を付けることはでき
ないが、例えば一般的な一社専有ビルに設(ηされたエ
レベータ−が特徴生成学Rを行った結果として予想され
る特徴モードのニックネームを参考までに()内に記入
した。これらの特徴モードは従来の運転パターンとは全
一つたく異なる概念の分り
【であり、この/l¥徴モー
ド自体には何んら直接的にエレベータ−の運転方式や仕
様(運転パターンの決定を含む)を決めるものでなく、
エレベータ−運転制御に関するパラメーターの学習演算
の対象となる交通需要の区分を行なう点に役割がある。 これらの特徴モードごとに交通1a報を累積するテーブ
ル256G等を持ち、さらにこのうちのいくつかのデー
タは葭数個に細分化したシ、または特徴モードNO7(
M7)の乗人数テーブル256G7の様に各階(方向別
)別に細分化したテーブルから構成する。 第31図は前述した第30図に示す時間帯記録テーブル
256G2の詳細なテーブル構成で、!時刻発生するC
LOCK LS+ 299の出力信号のうち特に1日
内の時刻を示す信号を記録する。 向1記録する時刻は、交通情報を収集するための当該特
徴モード(テーブル256G2の場合は特徴モードM7
のニックネーム・平常混雑)の識別を開始した時刻と終
了した時刻をペアで記録するものとする。 (3)スケジュール予約テーブル290第32図tよス
ケジュール予約テーブル290の構成例Cあυ、その記
録デーダーの−+ylJをも含め′C図示しでいる、行
゛卦予約デーグル291には非、操り繰り返しの1−j
事が外部から端末装置PDより人力された1谷を記録さ
7する。しIJえば琺賢顧客が故十人程度来館し、接待
会場のある4階とロビーのある1階との間を工1/ベー
ターにて往復する場合に、その時刻と1・η床と制御形
態としてviPを指定するもので、テーブル291の記
録データは予約された時刻を過ぎると無効データとする
か、消去される。この記録データはlb徴の発生予測プ
ログラムで参照され、時刻発生用L8+であるCLOC
K 299からの信号と予約時刻と比較し、所定期間内
と利足すると、4階と1階を曖先するザービス指令を出
力する。 具体的には第24図に示した、ナービス医先レベルの4
階床DNと、1階床UPの階の値を曲階より1分根度優
先して呼び割当をCテう1直にセットする指令パラメー
タを指令テーブル276にセットする。また、重要な客
がサービスのために到着したエレベータ−に乗シ遅れな
い様にドア開放タイムを長くするために各階別の予測ド
アタイムテーブル225B5の値DT+の4階床DNと
1階床UPの階の値を、ドア開放タイムが6秒となる様
な値をセットする様に指令パラメータをテーブル276
ヘセツトする。 その他のスケジュールデータは全て学習に関するもので
あシ、その都度その用途を説明する。 (4)情報学習テーブル262の中の交通情報テーブル 第33図は学習系マイコンが長期に渡って学習したti
firt)tを記録するテーブル構成で、複数の特徴に
対して共通な情報テーブル262Zと特徴モード別に学
dした交通情報テーブルを代表して特徴モード式ziの
テーブル262A−1と262A−2を図示している。 各階別平均ドア開時間テーブル262A1にはエレベー
タ−状態テーブル210Aのドア位1d信号をSDAを
介して取シ込み各階別(方向別)にその平均時間を学習
した直を格納し、シミュレーション時の停留時間の算出
と、前Jしたドアタイム指令パラメータを作成する際の
基礎データとして;重用する。 また号機別ドア開扉・閉扉時間テーブル262Z3は、
又通需要に関係のない、ドア開閉動作自体に巽する時間
を号磯別に計測する。この時間は前記と同(求に計測さ
れ、開用される。同、この時間はドアlll1f4、ド
アx!:A動装随の速度調整、かごドアと乗場ドアによ
る摩擦抵抗によシ変化する。 tiケにドア回りに/ζまるゴミによ#)4擦抵抗が増
大し、ドア開閉タイムが変化する場合がある。 各階別特殊呼び(乗客)発生比率テーブル262A13
は、ViPI用釦や暗号による呼びによシ利11Jする
客や車イス呼びにより利用する客や、池ドツ“−ビスエ
レベータ−が半数として設置されている。場合で、地下
までサービスできるエレベータ−にのみナービスされる
特設卸まだは暗号による呼びによシ利用する客や、ポー
ト式もrJf能な様に乗り場に一般釦の他に、行先階登
録器が設置されている場合に、これを利用した乗客など
のそして、この値は第12図に示すテーブル1531の
乗客層識別関数I(TMl−)として利用する。 また乗客の体重分布を学習して6己録するテーブル26
2A17や代表階(−日を通して最っとも乗p客の多い
階)における乗客到着時間量隔別乗客発生分布を学習し
て記録するテーブル262A17も乗客層識別関数II
(TMt−)として利用する。 この2つの学習には第1の実施例の第9図に示したホー
ル待客数炭山装置ti12を併用すると簡単に求まる。 また、今、説明した3つのテーブルは特徴モードそのも
のの学習だけでなく、後述する制御形態学習にも使用し
、本発明による学習性能を向上させることができる。 (5)特徴モードと日別パターンの学習記録テーブル 交通需要の特徴モードテーブル262Z6は第1の実/
rfli例で使用した第13図に示す特徴モード登録テ
ープ7D71司符−に1゛H成する。さらにこの特徴モ
ードの新設と取消しの時jl、IJとその時点における
各要素の値をテーブルI) 159と同様の構成でテー
ブル262Z7へ記録する。また登録済特徴モードであ
っても、特徴モードの生成学dにより、要素の値が総合
的に刊1祈して大きく変化した際にも、す!新口己録を
rテう。これら特徴モードには前記した特徴モード番号
M1〜M 19の他に、長期間(1〜2年)をI’je
r f!責するためのl待機モード管理−号、Pl−P
2S5を)吏用する。これらは記録されたテーブル爵号
と同一とでき記録(発生)した順番に11けられるP2
S5を越えたら現在使用され−(IAない特徴モー゛ド
の中で最つとも古い記録エリアへ記録する様に制御T1
する。これら特徴モードの発生を予測するだめには日別
の特徴パターンを学習するとさらに改善できる。そこで
、日別の特徴パターンをすでに述べた特徴モードそのも
のの抽出&設定と同様の方法によシ設定し、テーブル2
62Z8へ記録する、このテーブルは第34図に示す構
成とし、代表的な5つの日別パターンを設定する。向日
別パターン取消と追加はほとんど必要ないと予想される
が万一の場合には一日の交通量の小さい日別パターン順
に環条1生に再配置する。これは日別パターンの学習制
御111をある程度品質を保持したまま間単にする目的
よシ行なう。 ただし、日別特徴パターンの各要素は故日回の時定数で
(28)式と同様の式によシ指故平滑を行なう。 次に、この様にして定めた日別特徴パターンの識別をプ
ログラム257で実行し、その結果を1〜2年に渡って
暦日にそってテーブル262Z9に記録する。この記録
され九数直例を記入したまま日別特徴パターン記録テー
ブル262Z9の構成を第35図に示す。 尚、第35図の記録例において次の年の1月4日のデー
タは前年度の1月1日のエリアに記録する。 (6) シミユレーション結果テーブル272第36
図−(a)はシミュレーションの結果を特徴モード6り
に記録するテーブルの全体構成を示している。 ’l?鑓モードへ41−M9までのデープル272八〜
272Jは、第13図に下す設定された特徴モード登録
テーブルI) 158に対応し、特徴モードMll〜M
19!、でのチーグル272 K〜272Tは特徴モー
ド登録デープルD156に対応する。 但しマイコンによる実77I!i同においてはこれら特
徴モードはテーブル262Z7に登録されている。 こ1番36図−(b)に、特徴モードM1をシミュレー
ションした際の最終的な出力請果を記録する具体的なテ
ーブル構成を示す。 これらのテーブルは日ごとに更新されるが、例えば−週
間に一度しか発生しない特徴モードや、春と秋の旅行シ
ーズンにしか発生しない特徴モードに属テーブルの値は
、それまでは保持されており、いざと占う時に直ちに活
用できる様に構成している。 (力 指令パラメータテーブル276 第37図(a)に運転系マイコンM+へ指令するパラメ
ータの全体構成を示す。これらのパラメータの用途はす
でに説明したものが多いので新たなものだけ説明する。 荷重制御−パラメータ276Cの詳細を第37図(b)
に示す。これらの直は制御パラメータの作成プログラム
275によシ、予測される交通需要の特徴モードを推定
識別し、それに属する特徴モード別に記録されている。 第33図のかご内荷重別の乗車拒否率度数分布テーブル
262A9、績み残し率度数分布テーブル262A8、
乗客の体重分布テーブル262AI7などに相当するテ
ーブルの交通・m報学習データよシ算出する。またシミ
ュレーションプログラム2710制御仕様を決める入力
パラメータであるシミュレーションパラメータテーブル
262 A 22とシミュレーション結果を示す第36
図の当該特徴モードに属する消it力曲線テーブル27
2A3と平均待時間曲線データテーブル272A1の値
から演算される最良荷重パラメータの値とから省エネ目
標荷重276B5と276B6、ならびに割当制限荷重
276B3と276B4は丼出する。 荷重ハラメータの導入による省エネ制御卸については特
願昭56−31195号にある。 第2表にこれらかご内荷重値CWk(4$z4図)に直
接作用する副−ノくラメータの学習151Jを示す。 第 2 表 にある値と等しくする。例えば満員荷重値WB。 は乗車拒否率が軽負荷時の1.5倍以与になると推定さ
れる点へ移動すれば良い。この値はかご内荷重がこの値
を越えている場合に号機制御マイコンM、が満員と判定
しホール呼び応答させない様に制御する。すなわちこの
値が小さすぎると輸送能力が低下し、大きすぎると乗車
拒否が起こる。すなわち比較的閑散な場合に、女子事務
員や、ボーイや、手荷物のある人が、かご内乗客への迷
惑を考慮して乗シ込まないで、すぐに来ると思う次のエ
レベータ−を呼ぶために同−客が再びホール呼びを登録
する現象が発生する。また、せっかくエレベータ−が到
着しても乗客が多くて荷重オーツ(値WA、を越えて出
発できないために生ずる積み残し現象が多発する。逆を
言えばこれらの要件を上記した↑W報学習データとシミ
ュレーション結果よシ判断して荷重制御パラメータWB
、とWCU。 とWeD、を指令する。 パラメータWA、とWB=は運転系マイコンM1を経由
して号機マイコンE、へも送信される。 またパラメータWeU、とWCU、、は第27図のステ
ップG120で使用している。荷重オーバ値パラメータ
WA、は荷重オーバを案内するポイントを示すものとし
て利用し、出発不可荷重は110%固定とする。 待機制f1jiパラメータは従来の分散階待機制御や出
発基準階全台待機運転に相当する役割を演する制御41
パラメータであシ同えば谷階床別に待機を要求する台数
、方向、ドア開かドア弁開などの待機形態、ドア開放タ
イムなどを指令する。 サービス階指省パラメータは、従来の分割急行運転や爪
間急行運転とその際の分割階や乗シ継階の付熱の切替制
御に相当する制御11パラメータであシ、各階別(方向
別)に、かご呼びのサービス可否、サービス可否の号機
指定などを指令する。但し、これらは利用する人に直接
関係するので、端末装置1)l)で切替要求を行ない、
a埋入の許可人力により自動切替する1達成とする。 各階別(方向別)集中′す′−ビスパラメータは複数台
割当、連続集中ナービス、ナービス優先レベルの切替、
ドアタイムの延長、音声による”あと3人乗れます”の
、〆1許jTなど制御に関する指令を行なう。特に、ホ
ール呼びを複数のエレベータ−に割当てる腹数台割当と
、ホール呼びの有無に関係なく常時1台まだは一故台の
エレベータ−をサービスエレベータ−として割当てる連
続集中サービスを行う当該階(方向)の混雑レベルの仕
様を指令するパラメータを設けた点に特徴がある。 この混雑演出レベルを高くしておくと相当混雑しないと
上記集中サービスのうちいずれかが実行されないし、ま
た指令されるまでに時間を要する過去の学習や行事予約
によシ混雑が予測される階はあらかじめこの混雑検出レ
ベルを低く指令すると、混雑の兆候が現われるか、さら
には予定された時刻になシ集中サービスパラメータが指
令されただけで、上記したさまざまな集中サービス制御
を行なう。 環境制御パラメータは同時並走たよる騒音防止や、トッ
プスピードの制限による騒音防止を指令する。 再割当割岬パラメータは、一旦割当九ホール呼びを再割
当または追加割当するか否かを決め指令と、サービス予
約灯がある場合の予約灯をサービスできると予測される
エレベータ−に変更するための指令の値を決める。 報知11i1J呻パラメータは、列えば回−階、同一方
間のナーピス案内を禁止する指令曽、先青かとによるシ
ー−ビス案内の方法切替指令や、音−L r’を声によ
る案内制限または禁止または4虜を制限する指令などを
出力する。 入力制御パラメータは例えば、かご内向型検出器とかご
内入数演出器のいずItかを運転系のセンサとして)吏
用するかそれともfJf”用するかを指令する。このパ
ラメータはシミュレーションした結果と、実際のエレベ
ータ−の・jK転状況を収集した交通清報#積テーブル
の値とから求める。 特に、群ぼ理性能評価ができる平均待時間や長持率(ま
たは5%長待時間)がいずれのセンサで収集しだ交通需
要によるシミュレーションMlに近いかを判定し、近い
方のヒンプ゛を、また、#よは等しい時には両方のセン
サを併用する様な入力制御パラメータを出力する。 また、ホール待客数検出装置や超音波ドアセンサなど感
度調整を必要とするセンサへの調整指令を出力する。 その他のパラメータとじては、かご内照明灯の消灯タイ
ムの時限呟指令、分割烏、行運転灯や、省電力率表示灯
などの点灯制御指令などを行うものである。 以上、学習系マイコンM、で使用する主なテーブルにつ
いてその構成を説明したが、この他にも各プログラムの
内部で使用するWK−?O8で使用するコントロールテ
ープ等があるが、これらの説明は省略する。同、情報学
習テーブル262は特に長期に渡るー≠Mをしているの
で特に停’rtt時のデータ保持を必要とする。 次に、学習系ソフトウェアSF2のプログラムを第38
図〜第51図を用いて説明する。 同、以下は詳細フローチャートのため、すでに第19図
で説明したソフトウェアの全体構成図で述べた機能ブロ
ック通シに分割されていない。これは処理時間の高速化
とプログラム簡単化のために行なったものであシ、これ
に限定するものでない。 第38図は主として交通情報の収集プログラム230と
特徴モード識別プログラム254を具体化したシステム
プログラムSF’2Aのフローテ学iF系マイコンM!
のジスタート時に起動される。 まず、u!25図のステップ22A1で5DAcを介し
て運転系マイコ7M、にあるエレベータ−1iilJ
l++II仕様テーブル225の内容と号機+1ilJ
u中プログラムの中に持つ仕様テーブルの内容を収シ
込み、第33図に示した共通情報学dテーブル262Z
へ初期1直を作成しセットする。 号機別チービス階テーブル262Z10と階床間走行時
間実測テーブル262Z1は号機マイコンE!〜E3の
内に持っている各階床の階高テーブルの値と、定格速度
仕様スペックよシ作成できる◇ただし、行事予約記録テ
ーブルは単にクリアを行なう。尚、第25図のステップ
22A2で説明した様にすでに学習したデータがある場
合には、これらデータ保持されたままとなる。 次にステップ2Bは交通1#報収集プログラム2Bを起
動する。第39図にこれらの詳細フローを示すが、(既
略は第6図の手順P31の通りである。 同、この処理に必要なデータは図示しないがO8から周
期的に起動するタスク内に、第25図ノステップ22A
6に対応する受信処理プログラムを設け、これによ#)
運転系のデータの中で、かご内向型CWkなどのデータ
を常時受1aシ、事前に第24図のテーブルと同等また
はその一部と等価なテーブルを持つ様にイ4り成する。 同このデータ送受については第14図に示す5DAcに
よるデータ転送ハードに代って、■杭を使用し、システ
ム的にょシ高遠に転送する(1゛4成とすれば、個々の
アプリケーショングログ7Afは何も処理不要となる。 また、共有バスによる共有メモリーに第24図や第37
図に示すごとく、両方で匣用するゲータを格納すること
によシ、全ったく、自由に両方のマイコンから読み出す
ることできる様になる。 所定人数を越えたか′または所定期を経過するとステッ
プ2人は終了しステップ2cにょシ特徴モード別に交通
+WAを収集する。i40図にこれの’i;−f:細フ
ローを示すが、櫃略は、J6図の手順P42の通りであ
る。 ステップ2Bと2Cによる交通1?fiの収集を、−日
おこない(ステップ2 L) ) 、終了後ステップ。 2J・】から2 Hによる学習制御をイテなう。 1勺、ここで−日とは24 Hrに限定するものでなく
、例えば1週間ごととしても良い。ステップ2Eは特徴
モードそのものの浦IFや新設、削除などの生成を行う
(第5図の手順P35〜P39、第6図の手順P41−
P47と同一処理)が、この生成はステップ2F〜2
Hの1lilJIII41パラメータの生成よりも、ゆ
つくシした速度でも良い。そこでステップ2Eで使用す
る父通需要悄讃は、向えば゛1週間の間、連続して収集
し、−週間ごとにまとめて処理することによシ、全体と
して性能向上を達成できる場合が考えられる。例えば多
彩な設備を持ったホテルやフロア貸しビルや、会館など
の様にさまざまな特徴を持つ場合は一日ごとに実行する
より、さらにきめ細かく特徴抽出と選択ができる。 また、開数時間帯であれば241−1 rに対し時間が
変動しても問題ない。 尚ステップ2Hでは各特徴モードごとに運転系へ指令す
るパラメータを学習するプログラム5F2Bを含むタス
クを起動する。では次にステップ=2B〜2Hを図を用
いて順次、詳細説明を行なう。 第39図は交通情報収集プログラム2Bの実施例を示し
ておシ、まず変数の初期セットと収集用テーブルのクリ
アーをする(ステップ2B1 )。 次に第30のテーブル256Gと同一の情報について第
19図に示す交通情報収集テーブル231(構成は第3
3図のテーブル262人とほぼ同一)へ検出し、収集し
た乗客人数などの交−通1#報を格納する(ステップ2
B2)。 例えば特開昭52−140147号に示す様に乗降人数
をかご内向重の変化値よシ検出することができる。この
ために第24図に示すエレベータ−制御テーブル210
内のかご内向重テーブルの値(各エレベータ−ごとの現
状かご内向重鎮)CW’ (以下には号機E)〜E1の
配列変数として(吏用する)を)史用する。すなわち前
回の出発時の荷重CW とドア開放し、49客が降り
た時5tar@ に発生する最少かご向背4cw:、、、と、今ILIの
出発時の荷重CW:llとすると当刻階床への乗シ量c
wフ1.と降シ歇cw’;、、は GW−ms(t)= CW:、−(i)−CW:、 、
(i) ・・・・・・・・・(42)CWフN0)=
cvv:、(i)−eWmtt (i) ・
・・・・・・・・ (43)となる。尚(り階床を示す
変数である。 この計算をに号機がi階を出発する75)、またはドア
閉待機した時に実施する。 また、光電装置dや超音波センサ等による人の乗降中を
確認し、ドアタイムを延長するだけでなく、人の′出入
を次出しなかった時は上記(42)式と(4a)式の結
果に侵先して乗降人数を0とする。また乗降へ1iNk
(i)をカウントして平均体重WP’(i)を(44)
式より求める。 また、単に、1人、1人の体重を計測し、その他の又辿
情報テーブル(テーブル256G13、テーブル262
A17と対応するテーブル)へ収集する。また光′亀装
置やかご内向重検出装置の信号によシ、乗客の乗・降速
度を求めるだめに1人当シの乗降に要する平均乗降時間
(テーブル262A6に対応)をも演算できる。 その他にも号機別乗シ遅れ率を測定し、例えば−香臭に
設置されているエレベー ターへの乗シ遅れ率または時
間を測定し、階別だけでなく、号磯別にもドアタイムの
最適値を生成し、乗シ遅れの発生を防止しつつかつ、ド
ア開タイムが長過ぎることによる運転効率の低下のない
エレベータ−の自動ドア制+a1を行う。この目的のた
めに、エレベータ−がホール呼びに応じて到着してかち
最初の乗客を演出するまでの時間または、乗客を検出し
ないで次の出発のためのドア閉モーションを開始しよう
とする確率(回数)を検出し、テーブル262Z4に相
当するテーブルへ収集する。 そして求められた平均値に応じてドアタイムのみならず
、ホール呼びに応じた時に閉鎖をカットする時限を生成
し、運転制御に使用する。 この交通清報は工しく一ターの乗かどの構造と乗シ場に
おけるエレベータ−の配置に関するものであシ、時間帯
や交通需要によシあえて、′l−1l1分比する必要の
少ないもので複数の特徴モードについて共通に収集、な
らびに使用する構成とする。 次にステッープ2B3により群d理エレベータ−の性能
評価データの収集をイ■なう。これは、学習系の指令し
たアルゴリズムとそのパラメータが最適であったかを確
認し、記録し、さらには、後述するシミュレーションプ
ログラム、そのものを実状にばわせて成長させるために
は運転性能評価用データが必要である。 この目的のためにテーフ゛ル256 G 3〜256G
5,262AI0,262A11゜262AI4.26
2A15.262A20.に対応する情報も収集する。 これらのデータは運転+tilJ 1i11プログラム
220の内部テーブルや、エレベータ−制御データテー
ブル210の値よシ検出できろう 例えばホール呼び継続時間の収集の場合は次の手順によ
シ求める。 まず第1にエレベータ−の到着によし新たにリセットさ
れたホール呼びを検出し、当該のホール呼び継続時間テ
ーブル210Eの値を収集テーブルへ記録する。同えば
、上記の継続時間の累積値とその回数を求め、この直を
記録する方法によることができる。但しこの場合、ホー
ル呼びのりセットの方をホール呼び継続時間よシ先にリ
セットする(4成とする必要がある。 次にステップ2B4によシミュレーション用の等唾エレ
ベータ−の制御プログラムを、どこまでも実機と等価な
機能を持つプログラムへ成長させるために必要なデータ
を収集する。 ?+1えば、定格速度が全台ともに180m/mの仕様
の場合について説明する。これをステップ2人において
、エレベータ−制御卸テーブル225Aの速度スペック
値よシ、号機別定格速度テーブル262Z11を作成す
る。しかし実際には175〜185 m /r、油の調
整誤差があシ、また、経年変化によっても、各号機別に
変化する。また方向別やかご内向重によっても変化する
。これをエレベータ−状態テーブル210Aのかご速度
の直より検出し、号機別ボ格速度テーブル262Z12
の値を修正する。 このことは、特に省エネ要求などにより、速度制御部で
定格速成を下げた場合にも、本方式によれば適格に割1
1できる。 まだ、テーブル262Z1には1階と2階、1階と3階
、1階と4階、・・・・・・3階と4階の様に各階床間
を走行するのに必要な時間を実測した値を記録する。こ
の他にも待礪伏悪から走行可能となるまでの始動時間、
ドア開時間、ドア閉時間、サービス階、などを号峨別に
検出し、テーブル262Zの当該データの値を修正する
。 以上の動作を行なうだめに、常時1秒ごとに1回ずつス
テップ2B2〜2B4の動作を実行しくステップ225
J)、2分na 、iMごとに次に示すステップ2B6
へ進む。ステップ2B2により収集された現状の交通需
要と日別に特徴モードの発生時間帯を学鯉して作成され
た日別特徴パターン262Z8よシ、最適な運転プログ
ラムとするだめのアルゴリズムパラメータとその制御パ
ラメータを指令する。これの詳細を第41図に示す。 次に、ステップ2B2で収集した交通需要を人数に換算
して、おおむねioo人を越えたかを判定し、(ステッ
プ2254)NOの場合は、ステップ225Hによシ、
30分を経過したか判定する。すなわち、100人相当
以上の交通量を収集したかあるいは30分経過した場合
にステップ225Kによシ、主にステップ2B2と2B
3で収集したデータをサンプリングテーブルへ格納スる
。 次にサンプリングホールドしたデータをもとに第5図の
手順P32と同様に交通需要の特徴要素を演算しくステ
ップ22.5L)、第12図と同様のテーブル構成によ
シ順次記録する(ステップ225M)。 尚、全体交通量はUP力方向DN方向交通量(CD(t
)、C”(t))の2要素とし、乗・降集中階は、階床
11へ(t)、 ■7.(t) )の他に当該階の乗シ
また降りの交通量(Q?−3(t)l qW〜3(1)
)を1己録する様に変形した。 向、ステップ225Jは、本プログラムのタスクより、
丁立にランクされている第42図に示す運転プログラム
生成ソフト5F2Bを見掛上並行して処理するために設
けたもので、一旦処理を終了するとO8に戻し、O8が
ソフトS Ii” 2 Bを〆行し、1秒経過すると中
断していたプログラム2Bを再開しステップ2B2を実
行する。 第40図は交通1#報を特徴モード別に収集するプログ
ラム2C(単38図)のフローで、まずは本プログラム
2Cを起動する直前に演算しくステップ225L)、記
録(ステップ225M)L、た特徴要素から最つとも近
い特徴モードを識別するために以下の計算を行なう。 特徴モード番号は(27)式により求めることができる
。ここでは、(25)式から(26)式の変形例により
求めるものとし、下記の手順によシ求める。 まず、乗・降客の多い集中階をベクトルq8とQRとで
表現する。尚Iは階床で、qは当該階の交通量を示す 特徴モード登録テーブル262Z6にもこれと同一の集
中階の特徴要素を侍っているので、集中階だけから見た
特徴モードの識別関数J”(t、m)は ・・・・・・・・・(48) となる。ここでmは登録されている特徴モード番号で、
XはSまたは凡の直を取りsは釆シ客集中階、几は降シ
客果中階であシtはそれらについて上位1〜3齢の1皆
であることを示す。 また、登録済特徴モードmの代表点と、時刻tにおいて
丈ンプリングした特徴モードtの望点のベクトルP1と
Plは(49)式のP、である。 ・・・・・・・・・(51) となる。この値が最小となる代表点を待つ特徴はモード
M(t)は(27)式で求められる。尚この時のスカラ
ー量L (t)は △ L(t)=Mi N (Pt、−) ・・・・
・・・・・(52)mE1〜9,11.19 となる。すなわちL(’)J s 、 M(t)が成立
する。 次ニステップ255Bでスカラー量L(りの値と、他の
特徴モードによるスカラー量9t、−との値がほぼ等し
いか、無視できない差である場合か否かを判定し、無視
できる場合は、ステップ225にでサンプリングしたデ
ータを、識別された特徴モードに属する交通1n報蓄積
テーブル256(第30図)へ累積加算などの方法によ
シ蓄積する。 問題は、明確に特徴モードを識別できない場合にアシ、
ステップ255Cで処理の方法には色々考えられる。 ここでは次の手j幀によることとしだ。 まず、類似する特徴モードが3つ以内ならば、その交通
量を(51)式のスカラー量の大きさに応じて分配する
。 次に、類似する特徴モードが多いか、識別されたtト!
f徴モードとのスカラー、t L (t)が所定の直を
越えている揚重は新規の特徴と認められるのでいずれの
登録済特徴モードにも属さないスペア■またはスペア■
へF+責する。同、この際には、を時刻とともにこのリ
ーンゾルデータの持つ特徴媛素をテーブル262Z6
(第33図)のスペア■まだはスペア■ヘセットする。 すなわち特はモードの仮登録をしたことになシ、サンプ
リングしたデータは、この仮登録された新しい特徴モー
ドがステップ2E(第38図)で正式に特徴モードとし
て設定されなかった場合には破棄され7″ヒこととなる
。 同、ここで仮登録された%徴モードは、以後の父、+1
1情報の収集のための特徴モード識別に限って少なくと
も当日(長い場合は一週間)は一つの特徴モードとして
1吏用する。スペrI、スペアHの順に開用するが、そ
れ以上の揚重には未使用の特徴モード(M17やM14
.M8.M9などが望いているoJ’MC性が高(八)
に属するテーブルを流用する。 この様に1制御することによシ′Fb己の効果がある。 0朶発的にして、いつ再現するか不明な交通需要を学習
の対象外として除去できる。 0急に出現した新しい重要な(多頻度に発生する顕著な
)特徴モードの交通1#報を初日から収集できる。 第41図は、運転制御用パラメータ指令プログラム2B
6 (第39図)のフローで、%徴モード別に学習した
交通需要をもとに、後述する運転制御プログラム生成ソ
フト279 (SF2B)によシ作る特徴モト別パラメ
ータテーブル274の直をもとに運転制御プログラム2
20へ制御形態を指令するパラメータを作成し、運転系
マイコンMtへ送信(ステップ275E)するプログラ
ムである。 まずステップ275Aで、運転制御卸のための特徴モー
ドの識別を行う。ここの識別は、特徴モードの生成や、
交通清報の収集の際と異なシ、現状の交通需要に最適な
運転形態を直ちに、または事前に識別する必要がある。 このために、ステップ27Fによシ過去の主な特徴モー
ドの一日の変化パターンを記録した日別特徴パターンテ
ーブル26228と、日ごとの上記日別特徴パターンの
番号を一年と数ケ月記録する年間記録テーブル262Z
9とスケ−ジュールテーブル290などの時間要素を獅
、出する、ステップ275Aではこれを加味して特徴モ
ードの識別を行なう。 すなわち、100人相当の父通鍬を検出するのに数分な
要すためであり、基本的には(44)式から(52)式
を使用し、これに予測時間要素1)Pと、エレベータ−
の−周時間が2分根度あることと、交通需要が短かい周
期で変化する場合の対策として設ける識別済の特徴モー
ドを優先するヒステリシス要素HPを追加する。 ではステップ275Aの識別の手順を説明する。 まず時間要素を加味して現状の運転特徴モードφ(りを
圧式に登録済の特徴モードの内から(45)弐〜(52
)式と同様に求める。 各特徴モードの識別用関数Qp(t、m)は・・・・・
・・・・(53) となシ、予測時間要素による関数DP(t、m)は ・・・・・・・・・(54) ・・・・・・・・・(55) 淘ここで正式に登録された特徴モードのもつ時間帯の記
録はM2S図に示す通シ2組として示した。また係数に
16は kxs>1 とする。この値が大きい程、過去に学習した時間帯がく
ると、当該の特徴モードを抽出し易くなる。 次に、出力する特徴モードの安屋化のだめのヒステリシ
ス要素の関数HP(tllTl)はβjことでφ(りは
、現仕運転制御卸指令に1更用している特徴モード査号
でありに1□もに17 > 1 e とする。 そして運転制御用特徴モードφ(りは UP(t、φ(t) ) =MiN (OP (t、
rn) ) ・・−・−(57)m60M により求められる。拘ここでOMとは正式登録済9、J
・似モードの東合体を意味し、特似七−ド別のノくラメ
−タテ−プル274に当該の%徴モードに属するパラメ
ータを演算法の%徴でりることを示す。 同、特徴モードφ(りの識別の際の父通需袈としてはサ
ンプリングホールドしだデータだけでなく第1θ図と第
11図に示した欅に、交通情報の収集とは別個に、この
識別専用の父通需要検出データを作り、これを併用する
構成とする。 すなわち第10図のブロック133の処理を1分ごとに
行ない、この交通需賛をブロック134で10分間前ま
での値を10組記録し、その総和から(50)式と(4
5)式と(46)式に示す14個の要素1直を算出する
構成とする。まださらには、検出速度を早めるために、
現在検出中のテーブル埴も加える他に下記の追加を行な
う。 UP交通Ji CU(t)に現状登録されているUPホ
ール呼び数またはホール待客数と上昇方向性を持つかご
内の荷重またはかと呼び数を所定の重み係数を付けて加
算する。まだ、DN9.通jt C” (t)も同様に
、乗・降人数を検出する前に、その兆候を検出してた値
を加算し、早めに、新しい特徴モードを識別する。 次にステップ275Bで、特徴モードφ(1)が、明確
な特徴モードかを(53)式の結果で判定する。 すなわち特徴モードφ(1)以外のQp(t、m)の直
が無視できる時は、ステップ275Dによシ、識別され
た特徴モードφ(1)に輌するパラメータを指令パラメ
ータテーブル276ヘセツトスる。 無視できない場合はNoと判定しステップ275Cによ
り、該当する複数の特徴モードに属する制御パラメータ
から最適なパラメータを演算し、指令する。 例えばドアタイムであれば、当該階床の方向における乗
り人数り、(ホ)(第36図)と降り人数CIに)を関
数0P(t、m)の値に応じて補間によシ求め、1人当
りの平均乗降時間の測定値との積よりドアタイムパラメ
ータJ)11゛t(第37図)を求めることができる。 第42図は運転プログラムの生成ソフト5F2Bのメイ
ンフローで、第28図のステップ2Hにより一日に一度
起動されるタスクにより実行する。 まず、当該特徴モードの交通情報の学習があったかを判
定しくステップ270A)、当該の特徴モードに属する
交通情報が収集さJl、だ場合にtま、新しい交通需要
データの乗・降客発生密度)((]、rn)とC(i、
m) (第33図)ヨシ、シミュレーションのために
使用する行先階交通量テーブルC(i、j、m)やエレ
ベータ一台数などを設定する(ステップ2.70 B
)。第43図に特徴M1に属する出動時の場合のUPを
例に挙げて説明する。 第43図に示す様に学習された交通需要データである乗
シ客密度H(ilm) をUP方向とDN方向に分割
し、それぞれHU(ilm)とHD(ilm)(7)配
列とし、降り客についても同様にUP方向降シ客密度デ
ータ配列CU(ilm)とDN方向降シ客密度データ配
列cD(’t”)を作る。それを第43図に示す様に行
先階交通量C(i+ J + m)の4方に配置する。 地下1階の31階(1=1)から乗り込んだ30人の客
が、どの階で何人降シるかをへ体的に示している。 すなわちj>;の範囲における行先階交通量C(i、j
、m)の横の合計が乗り客密度)IU(i 、 m)で
あシ、縦の合計が降シ客密度C” (i、 m)に等し
いという関係が成立する。 従って、この逆に、各階におけるUP方向の乗降客密度
のデータから、行先階交通量を推定することができる。 つま91階の降υ客は2.5人は全て31階から乗った
客であるからして2階へ到着した時は27.5人となる
。2階で降り客は12人であるが、かご内には1階から
乗った60人と81階から乗った残シ客の、ii 87
.5人が乗っている事になる。 ここで降り客は乗り込んだ階に関係ないとし、単純に何
割かの人(12/87.5人)が降りるものと仮定する
と、13i階からの人は となる。 この計算を次々と実行すると全ての行先階交通量が決゛
まる。ではIJV方向に関する行先階交通量C(’Il
l”)の算出式を(59)式に示す。 ただしi>jに限定。 ・・・・・・(59) この式は再帰的プログラミング(H,ecur s i
neprograming )によυそのままコーディ
ングすることができる。 次にステップ270Cで、当該特徴モードには交通流や
量や特殊呼びの利用頻度などにおいて顕著な特徴を持っ
ていないかを判定する。 例えば、UP方向とDN方向の利用客数、各階ごとの利
用客数がほぼ均一であシ、顕著な特徴がないと判定(N
O)されると、ステップ270Eによシ標準運転制御ア
ルゴリズムによるシミュレションを行って、運転制御プ
ログラムを作成することをセットする。これに対し、例
えば、特徴モードMl(出勤時相当)の様に、特定の階
からの乗客が集中している場合は分割急行運転プログラ
ムと通常運転プログラムと、混雑集中階へ、その度合に
応じた台数のエレベータ−を自動呼び寄せし、ドア開待
機させるプログラムの計3種のアルコリズムのプログラ
ムについてシミュレーションを実行する様にセットする
(ステップ270D)。 他の例としては、UP交通量と、DN交通最の差が1.
5倍程度を越える時はホール呼び割当用評価関数φの停
止呼び評価値Tc (第29図のステップH50−5)
を作る階床の幅または重み係数をUPとDNとで別kに
設定する運転制御プログラムをもシミュレーションする
様にセットする。 また他の例としては目標値として乗り合わせ制限指令の
ある時間帯かまたはサービス完了時間で評価する要求が
ある場合は第19図のシミュレーションプログラム27
1の説明の際に述べた様に4Ml&の呼び割当アルゴリ
ズムについてシミュレーションする。 次に、ステップ270Fで、設定されたアルゴリズムに
もとづく運転制御プログラムについてのfblJbll
パラメータの組(第21図のパラメータeや第23図の
パラメータr)をセットし−Cシミュレーションを実行
する(ステップ270G)。そして、各ケースごとにシ
ミュレーションされたその結果はパラメータ毎に整理し
てテーブル272へ記録される(ステップ270F)。 全パラメータ(ステップ270)1)、全アルゴーリズ
ム(ステップ270K)について終了すると運転制御パ
ラメータの演算を行ない与えられた目標に対し最適なア
ルゴリズムと、それにおける最適な制御パラメータを演
算し特徴モード別パラメータテーブル274ヘセットす
る(ステップ270L)。 最りなシミュレーションパラメータが決定したら、その
運転方式で再度シミュレーションを実行し、停止確率な
どの従属パラメータを求め特徴モード別パラメータテー
ブル274の当該モード分を作成する(ステップ270
M)。 以上の処理を登録された特徴モードについて全て実施し
くステップ27ON)このプログラムは終了する。同、
ステップ270Mの実行完了時に、先に述べた運転制御
のための特徴モードとして正式登録する。 ステップ270Gとステップ270Mのシミュレーショ
ン実行プログラムの具体的フローを第44図に示す。 シミュレーションプログラムには、エレベータ−そのも
の(・・−ド系)の動作を行なう部分(たとえば走行動
作、ドア開閉動作などを模擬するプログラム)とこのエ
レベータ−を合理的に運転制御する号機i1j制御マイ
コンE1〜hJ 11と等価な制御を行なう部分(例え
ば停止二階・“べ択制御、自動ドア閉指令制御などのプ
ログラム)とから成る号機処理部(ステップA70)と
、これらエレベータ−を効率良く・α埋】1転制御を行
なうマイコンM1と等価な制御をする部分(例えばホー
ル呼び割当制御、分散運転制御、分割急行運転制御′1
i11などのプログラム)を成す群管理処理部A60と
シミュレーションを実行する部分(向えば乗客を発生処
理A50、結果を記録する統計データ収集処理A80、
所定時間のあいだシミュレーションを継続させる処理A
90.A100)に大別される。シミュレーション結果
が精度良く求まるかどうかは、このシミュレーションの
中核を成すステップA50〜A70のプログラム構成と
、その中で1吏用するパラメータや定数の値に左右され
る。 そこで、群管理制御の性能を左右する上記した項目はで
きるだけ本物のエレベータ−システムと等価となるよう
にプログラムを構成するとともに、そこに使用する定数
やパラメータはできるだけ正確な値に近づけることが望
まれる。 さて、第44図において、まずこの定数とパラメータを
情報学習テーブル262(第33図)の値を使用して、
適正な値に修正または再設定を行う(ステップA10)
。定数は主として共通情報テーブル262Z、1117
、パラメータは主にシミュレーションパラメータごとに
学習しておいた具体的な制御パラメータを記録しておい
たシミュレーションパラメータテーブル262A22に
相当するテーブルよシ検索し、起動条件として与えられ
たアルゴリズムパラメータと、それ用のシミュレーショ
ンパラメータにもとづき選択や、演算などによシ求める
。 また、シミュレーションケースに対して変化しないエレ
ベータ−の速度や、ドア開閉時間、交通量などに関する
定数やパラメータの設定は第42図の交通情報の設定2
70Bなどにおいて行う構成とし、処理回数の重複を低
減している。 また、乱数の発生などによる乗客の発生も、一旦、を時
点とi、3階データを持つ乗客発生テーブルをあらかじ
めステップ270Bで作成することによシ、高速処理を
可能とした。 次にシミュレーション変数の初期設定を行なう(ステッ
プA20)。たとえば、後述する乗客発生処理の乱数の
初期設定やホール呼びテーブルの初期設定等である。ス
テップA30では、統計処理変数の初期設定を行なう。 ここでは統計テーブルの初期設定等を行なう。ステップ
A40では、時間を零に設定し、ステップA90で時間
を所定値に加算しくここではlとした。)、この時間が
所定時間を越えたかを判定(ステップA100)する。 上記時間が所定時間を越える′までステップA50から
ステップA90の処理を行なう。ステ゛ツブA50では
、乗客の発生処理を行ない、ステップA60は、ホール
呼びの発生が有るとムにホール呼びの割当を行なう群管
理処理であり、ステップA70は、エレベータ−の走行
や停止およびドア開閉等の号機処理を行なう。ステップ
A80は、統計データの収集を行なう統計データ収集処
理である。 ここで、ステップA50からステップA70について説
明する。ステップA50の乗客発生処理は、シミュレー
ション用交通情報の設定プログラム270Bで得られる
行先交通量の予測データに基づいて、一様乱数により乗
客発生階lおよび乗客行先階jを決定する。さら忙、上
記一様乱数により1階から1階への乗客発生人数を決定
し、ホール呼びを1階に発生させる。次に、ステップA
60の群管理処理は、上記ホール呼びの発生が有れば呼
び割当を行なう。呼び割当の方法は前記運転制御プログ
ラムで説明したのと同じステップA70の号機処理は、
エレベータ−の走行状態、停止状態、ドア開閉、かご呼
び発生等の処理を行なう。 次に、ステップA80とA110の統計データ収集処理
と統計処理について第45図のフローチャートにより説
明する。ステップA30−1からA30−4までは、エ
レベータ−の方向j1 シミュレーションパラメータe
1交通需要区分M% Itkr床1のループ回数であり
、ステップA30−6からA30−8までは、上+i己
それぞれ(7)e、m、iのループ終了判定を行なう。 ステップA30−5は、統計データ(エレベータ−停止
回数、ポール呼び数、かご呼び数、乗込み人数、隣人数
等)を上記e、m、i別に収集する。 第46図〜第49図までは、ステップA30−。 5における統計処理演算プログラムの一例としての停止
確率、満員予測、サービス擾先レベル、ドアタイム制御
などの従属パラメータを求めるフローチャートである。 第46図は、停止確率演算プログラムのフローチャート
で、階床1のループ回数を設定する(ステップBPIO
)。そして、エレベータ一方向反転回数dと各階別のホ
ール呼び数f、とかご呼び数よシエレベーター停止回数
を求め、これから1階(方向別)の停止確率PS+を演
算する(ステップBP30)。停止確率PS+は、次式
より演算する。 ・・・・・・・・・(60) 尚データd、f+、g+はステップA80で求め、パラ
メータPalはステップA110で実行するのが処理時
間的には良い。ここで、α11は所定の係数である。こ
のパラメータα11は通常は1とするが万一実機とシミ
ュレーション結果が一致しない時間はこの値で補正し、
一致させる。 第47図は、満員予測演算プログラムのフローチャート
で、階床1のループ回数を設定する(ステップBFIO
)。そして、ホール呼び数テーブル272A6の1階の
ホール呼び数fIとエレベータ−乗シ客密度テーブル2
62A7の1階乗込み人数H+から1階のホール呼びの
満員予測値(ホール呼びサービス1回当りの平均乗り人
数)PhIを演算する(ステップBF30 )。また、
かご呼び数テーブル272A7のi階のかと呼び数gI
とエレベータ−降り客密度テーブル262A7のi階の
隣人数P Csからi階かご呼びの満員予測値を演算す
る(ステップBP40)。ホール呼びの満員予測値p
h 、およびかご呼びの満員予測値PCIは、次式によ
りi算する。 尚ここでTSとはシミュレーション時間を示す。 ここで、α12およびαI3は所定の係数である。 第48図は、ドアタイム制御パラメータ演算プログラム
で、まず階床iをループ回数に設定する(ステップBD
IO)。そして、ホール呼び数テーブル272A6のi
階のホール呼び数f、とエレベータ−乗シ客発生密度テ
ーブル262A7の1階の乗り客発生密度H+およびか
ご呼び数チーープル272A7のi階のかと呼び数gI
とエレベータ−降り客発生密度テーブル262A6の1
階降り客発生密度CIからドアタイム制御パラメータT
DIを演算する(ステップBD30)。ドアタイム制御
パラメータは次式で表わされる。 ここでαIsおよび(’16は所定の係数である。 尚この計算結果のパラメータTD+をその他のテーブル
272A11に記録するが他の方法としては第40図の
ステップ275Eの前半において、当該特徴モードのド
アタイム制御パラメータTD+を計算し、テーブル27
6Gへ直接セットする方法がある。これによるとシミュ
レーション結果を記録するテーブル272を小さくでき
る。 以上の統計処理を行ない上記をそれぞれの値を第26〜
第29図等に示す運転制御プログラムで使用する。 さらにこの値は第44図のステップA60の群管理処理
とステップA700号機処理におけるプログラムの定数
またはパラメータとしてステップAIOまたはステップ
270Bにおいて使用する。 但し、シミュレーション回数の関係から翌日の嶋該特徴
モードmにおいて使用する構成とする。 第49図は、lr!j徴モード別に従属パラメータを算
出と運転制御プログラム生成の効果を求めるプログラム
で第42図のステップ270Mの詳細フローチャートで
ある。 まず、ステップ270Lで求めた目的に対して最適ナシ
ミュレーションパラメータをセットしくステラ7’27
0MI )、再度シミュレーションを行ない(ステップ
270M2)。第45図〜第48図に詳イIIIを示し
た統計処理(ステップA80トA110 ) K、t、
D、最1i1−シミュレーションパラメータによる従属
パラメータを作シ、特徴モード別パラメータテーブル2
74へ記録する(ステップ2701’J4)。 次に当該%徴モードに属する文通部製に対し、納入時の
運転制御プログラムの場曾のシミュレーション条件をセ
ットしくステップ270M4 )、シミュレーション*
実行−rる(ステップ270M5)。 すなわちエレベータ−制御仕様テーブル225にある運
転制御パラメータで群計理処理A6oと号機処理の号機
制御マイコンに等価な処理を行なう部分の仕様を定めて
、シミュレーションする。 この結果より、納入時と、与えた目的に対し最適な運転
プログラムを生成した時との各種評価指標による比較を
行ない、記録する(ステップ27 oM6 )。 次に運転指令パラメータによるシミュレーション結果と
実際の運転時の結果を各種評価指標によシ比較し、記録
する(ステップ270M7)。 、同、これら″の比較の評価指標にはサービス性(ホー
ル呼び待時間、各階・方向別のホール呼び継続時間、ホ
ール呼び継続時間、サービス完了時間、これら時間の分
布または平均と長持率5%を占めるこれら時間の長持時
間。予約変更率。先着率。)と省エネ性(号機別走行と
停止の比率、号機側消費電力係数などより求められる全
体の消費電力量係数。)の2点について一項目以上を比
較評価する。 尚、ステップ270M7は、ステップ270Bの一部に
含め、比較結果に応じて、係数011〜α凰6を修正す
る様に構成する変形例がある。 次にエレベータ一台数が、11f殊運転や保守のために
増減した場合にも適格な運転制御プログラムとするパラ
メータを指令するために、台数変化によるシミュレーシ
ョンを実施し、その結果を記録する。 第50図は、エレベータ−のサービス台数に応じた最適
なシミュレーションパラメータ算出の一実施例のフロー
チャートであり、エレベータ−の設置台数が6台である
場合を示す。最初に交通量と使用頻度の積の最大のF¥
徴モード(代表モード)であるかを判定する(ステップ
SCI )。代表モードでなければ、当該を特徴モード
で運転した最後−の日の平均台数てシミュレーションを
実行しくステップ5C3)、平常パターンのときは、エ
レベータ−6台および4台でシミュレーションを実行す
る(ステップ8C2)、もっトモステップSC3と、ス
テップSC2の6計のシミュレーションはあらためて実
行しなくても良い。以下、エレベータ−6台および4台
の2ケースのシミュレーション結果よシエレベーター5
台および3台における最適なシミュレーションパラメー
タを補間法で演算する(ステップ5C4)。 上記したフローチャートでは、エレベータ一台数を2ケ
ースとしたが、3ケ一ス以上でも補間法によシ残シのエ
レベータ一台数の最適なシミュレーションパラメータを
算出することができ、台数が多くなればなるほど精度が
高くなる。さらに、エレベータ一台数の選択は、上記し
たフローチャートでは4台および6台としたが、設置台
数のいずれでもよい。ヰね判4目ぺ ここで、上記補間法について説明する。 平均待時間が最小となる最適なシミュレーションパラメ
ータは、エレベータ一台数に比例していると考えても差
しつかえないので、比例的に補間する方法がある。また
、もう少し精度の良い方法は、エレベータ一台数の1.
6乗に比例しているとして補間する。さらに1交通量に
よシ所定の係数を含めて補間する方法もある。 さらには、これら1.6乗等の係数そのものを空き時間
によるシミュレーションにより事前に算出して1・・<
様に(′h成する方法がある。 第51図はシミュレーションにより得られた曲線データ
テーブル272Alなどの内容をもとに、所定補間法を
適用して得られる。 平均待時間の曲線を例に示す。ここで、所定補間法とは
、たとえば、周辺のデータ3個により2次曲線近似する
ような周知の方法を指す。 曲rVj ’ 4はエレベータ−のザービス台数が4台
、tlUtaf61dエレベータ−のナーピス台数が6
台の曲線である。また、曲+J f 4の平均待時間が
最小となるシミュレーションパラメータが04であり、
曲線f6の平均待時間が最小となるシミュレーションパ
ラメータが06であることを示す。このとき、比例的に
補間する方法は、次式で表わせる。 エレベータ一台数が5台のときおよびエレベータ一台数
が3台のときの求める最適なシミュレーションパラメー
タをそれぞれ’B+α3とす)Lば、(IF、:Q6+
(α4+αe)/2 ・・・・・・(64)α3=04
+(clJ+α6)/2 ・・・・・・(65)となる
。 以上によりマイコンM1 とM2を使用した第2の具体
的実施例の構成についての説明を終了したが、以下第5
2図から第57図を用いてこの実施例の動作を捕捉説明
する。 第52図は・−社専有ビルにおける昼食時間帯において
発生し易すい交通需要の代表例を説明する図で、(a)
は全体交通量の時間的変化を示す。 (b)は食堂階のある7v@へ行く客(7階の降シ客)
を主体とした特徴モードM2(昼食前半)に属する交通
流の量の変化曲線CM2と7階から元の階床へ帰える客
(7階の乗シ客)を主体とした特徴モードM3(昼食後
半)に属する交通流の量の変化曲線CM3を図示してい
る。第53図はこの2つの特徴モードの階(方向)別の
乗込み量の分布を示している。 問題は曲線Cw2と0M3が重なる時間帯にある。 特に時間帯t32からtssは中間的な交通量となって
おシ、これだけで別個の特徴モードを設定する可能性は
ある。しかしその時間幅と交通量の積で求まる総人数が
設定済特徴モードに対し小さく、かつ、すでに類似した
特徴を持つ特徴モードM2とM3が設定されているため
顕著な特徴としても認められない可能性があシ、結果と
して一般的には昼食中間と称する特徴モードは設定され
ない。 (但しホテルや、フロア貸しピルにおいては設定される
可能性が十分ある。尚これらは特徴モードの生成と識別
グミグラム254、第38図で制御される。) そこで時間帯’32−133 においては、第40図ノ
ステツ7”255BとM41図のステップ275Bに示
した様に複数の特徴モードに対し、中間的な?:jIa
であることを判定し、できるだけ適格に交通情報の収集
と、運転制御パラメータの指令を制御する様にし、特徴
モードの数が無数に増大するのを防止している。 第54図〜第56図によシ、学習系マイコンの自動報告
形態例と、ステップ275F(第41図)において暦日
ならびに時刻による特徴モードの発生予測をいかに精度
よく行なうかを捕捉する。 まず、第54図は第34図(b)日別特徴パターンテー
ブル262Z8の内容を端末装置PDのCR,Tやプリ
ンタへ表示またはプリントする報告形態の例を図示して
おシ、特徴モードは、その特徴モードがエレベータ−運
転系に与えるストレスの大きさく例えば交通量)の順に
独自の順番P1〜pHに付は直して表示している。この
図による一般の出勤日DP3 (日別パターン曲線f
op2 )と土9日、曜や祭−などの休日DP4 (日
別パターン曲線fap4)との差が一目で判る利点ある
。 第55図は年間記録テーブル262Z9の内容の報告形
態の例を示し、本年度の予測による日別パターンを第5
6図の様に表示する。 この予測は下記の順序で行なう。 まず、端末装置FDのキーボードなどから大刀されたス
ケジュール予約による休日の振替や特別休日の設定ある
いは行事日忙よる日別パターンそのものの設定と該当日
の設定などがあった場合には、これを最優先とする。 次に祭日か否かを判定し、祭日や創行記念日(第55図
と第56図の注1)など、毎年同日に同一の日別パター
ンが予想される日か否かを判定する。 次に年度による曜日変換を行ない、まだ曜日による日別
パターンの関係を統計処理により求め、予定される日別
パターンを決定する。 以上による日別パターンの予測と、日別ノ(ターンごと
に、特徴モードと、その時間帯を学習することにより、
ステップ275Fで説明したより以」〕に精度の良い、
長期的な視野に立った特徴モードの予測を行なうことが
できる。 ステップ2F(第38図)では日別パターンの追加設定
とか時間帯の学習の際は10分程度の小さな特徴モード
の有無や、隣接する特徴モードのElごとの相異によシ
別の日別パターンとせずに、一致する特徴モードの時間
帯を学習する様に構成する。 次に第57図は特徴モードの生成、交通情報の学習、そ
して運転制御プログラムの生成と一環した人工知能制御
に含ることのできる広義の学習を行なった学習系の成果
の報告形態の例を示す。 図は日別パターン別に作表または作図する方が学習経過
が理解し易すい利点がある。 同、急変とは少なくとも新しい特徴モードが追加になっ
た場合を含むものとする。まだ日別パターンDP3のパ
ターン形状fDP3が大きく変化した場合も含むものと
する。 また、学習系の成果フォーマツ)Ropaの内容は情報
学習テーブル262内の評価用データテーブル(ホール
呼び継続時間の度数分布テーブル262A 10など〕
と、ステップ270M4〜5(第49図〕によシシミー
ユレートした結果と日別パターンテーブル262Z8C
の時間帯のデータより一部分の評価値に換算して日中1
0H【の平均値を報告するものとする。 これにより、学習系が正常に機能して゛いることと、学
習系の装備による定量的な効果を知ることが出来る利点
がある。 以上で第2の実施例の全ての説明を終了した。 次に本発明による他の実施例や変形例について説明する
。 まずaT 58図と第59図により、特徴モードと日別
パターンの変形例を説明する。 第58図は第19図の変形例であり、第59図は第33
図と第36図の変形例である。 この変形例の主な特徴は特徴モードを日別に区別して持
たせた点にあり、例えば出動時間帯における交通情報の
学習は第2の交通需要の特徴判定プログラム257によ
り日別パターンを判定後に、当該日別の出動時間帯テー
ブルに対して行う様に構成した点にある。 尚、第1の交通焦要の特徴判定プログラム254は例え
ば日別による時間帯の判定とするのが簡単なプログラム
構成とできる。またその他については必要に応じて端末
装置PDから当該の時間帯データを設定することと−l
れば(mヰなプログラム構成とできる。 また、この際の日別の判定の方法としては、出動時間帯
の交通級に応じてまず仮定するもとし、最終的には一日
の徳利用人数に関するデータで判定スることとすればプ
ログラム257を簡単なプログラム構成とできる。 また、第1の交通需要の特徴判定に、各特徴別に(各日
別に対し共通としても良い)評価関数を設け、この値が
最大となる特徴を判定する方法がある。出動の評価関数
φUPは ・・・・・・・・・・・・(66) となる。 同様に昼食前半、後半、退勤の特徴評価関数ΦLT^、
ΦLTB 、ΦDPは ・・・・・・・・・・・・(69) となる。平常と平常混雑と閑散の区別は単に交通量のみ
で判定する。尚、ここで閑散は、交通量が小さいので交
通情報の学習を不要とした。 この平常と平常混雑の特徴評価関数Φ1はとなる。ここ
でに21〜に28は重み係数で、k22とに23は4、
k25は2、k21とに24は1とする。 この(66)式から(70)式の値がMAXとなる特徴
を判定出力とする。 次に第19図をベースにそのahの変形例についてに見
開する。 第2の実施例では、事前にシミュレーションプログラム
271を実行・して基本的な運転プログラムを生成して
おいたが、例えば運転台数や目標値の設定変更などの大
きな変動があった時は、制御パラメータの作成プログラ
ム2770所で緊急の追加シミュレーションを実行する
様に構成する。 特にステップ270M2(第49図)に示す従属ハラメ
ータを算出するだめのシミュレーションを再度実行する
だけなら1回だけであり比較的早く指令パラメータを出
力できる。そして特徴モード別パラメータテーブル27
4をその分小さく構成することができる利点がある。 〔発明の効果〕 以上説明した様に、本発明によれは、エレベータ−の交
通需要の特徴別にエレベータ−の交通情報を収集できる
ので、そのエレベータ−の過去の利用状況の把握と、交
通需要の変化に応じた交通情報のデータ値の把握がきめ
細かく、かつ効率的に行なうことができる。
ド自体には何んら直接的にエレベータ−の運転方式や仕
様(運転パターンの決定を含む)を決めるものでなく、
エレベータ−運転制御に関するパラメーターの学習演算
の対象となる交通需要の区分を行なう点に役割がある。 これらの特徴モードごとに交通1a報を累積するテーブ
ル256G等を持ち、さらにこのうちのいくつかのデー
タは葭数個に細分化したシ、または特徴モードNO7(
M7)の乗人数テーブル256G7の様に各階(方向別
)別に細分化したテーブルから構成する。 第31図は前述した第30図に示す時間帯記録テーブル
256G2の詳細なテーブル構成で、!時刻発生するC
LOCK LS+ 299の出力信号のうち特に1日
内の時刻を示す信号を記録する。 向1記録する時刻は、交通情報を収集するための当該特
徴モード(テーブル256G2の場合は特徴モードM7
のニックネーム・平常混雑)の識別を開始した時刻と終
了した時刻をペアで記録するものとする。 (3)スケジュール予約テーブル290第32図tよス
ケジュール予約テーブル290の構成例Cあυ、その記
録デーダーの−+ylJをも含め′C図示しでいる、行
゛卦予約デーグル291には非、操り繰り返しの1−j
事が外部から端末装置PDより人力された1谷を記録さ
7する。しIJえば琺賢顧客が故十人程度来館し、接待
会場のある4階とロビーのある1階との間を工1/ベー
ターにて往復する場合に、その時刻と1・η床と制御形
態としてviPを指定するもので、テーブル291の記
録データは予約された時刻を過ぎると無効データとする
か、消去される。この記録データはlb徴の発生予測プ
ログラムで参照され、時刻発生用L8+であるCLOC
K 299からの信号と予約時刻と比較し、所定期間内
と利足すると、4階と1階を曖先するザービス指令を出
力する。 具体的には第24図に示した、ナービス医先レベルの4
階床DNと、1階床UPの階の値を曲階より1分根度優
先して呼び割当をCテう1直にセットする指令パラメー
タを指令テーブル276にセットする。また、重要な客
がサービスのために到着したエレベータ−に乗シ遅れな
い様にドア開放タイムを長くするために各階別の予測ド
アタイムテーブル225B5の値DT+の4階床DNと
1階床UPの階の値を、ドア開放タイムが6秒となる様
な値をセットする様に指令パラメータをテーブル276
ヘセツトする。 その他のスケジュールデータは全て学習に関するもので
あシ、その都度その用途を説明する。 (4)情報学習テーブル262の中の交通情報テーブル 第33図は学習系マイコンが長期に渡って学習したti
firt)tを記録するテーブル構成で、複数の特徴に
対して共通な情報テーブル262Zと特徴モード別に学
dした交通情報テーブルを代表して特徴モード式ziの
テーブル262A−1と262A−2を図示している。 各階別平均ドア開時間テーブル262A1にはエレベー
タ−状態テーブル210Aのドア位1d信号をSDAを
介して取シ込み各階別(方向別)にその平均時間を学習
した直を格納し、シミュレーション時の停留時間の算出
と、前Jしたドアタイム指令パラメータを作成する際の
基礎データとして;重用する。 また号機別ドア開扉・閉扉時間テーブル262Z3は、
又通需要に関係のない、ドア開閉動作自体に巽する時間
を号磯別に計測する。この時間は前記と同(求に計測さ
れ、開用される。同、この時間はドアlll1f4、ド
アx!:A動装随の速度調整、かごドアと乗場ドアによ
る摩擦抵抗によシ変化する。 tiケにドア回りに/ζまるゴミによ#)4擦抵抗が増
大し、ドア開閉タイムが変化する場合がある。 各階別特殊呼び(乗客)発生比率テーブル262A13
は、ViPI用釦や暗号による呼びによシ利11Jする
客や車イス呼びにより利用する客や、池ドツ“−ビスエ
レベータ−が半数として設置されている。場合で、地下
までサービスできるエレベータ−にのみナービスされる
特設卸まだは暗号による呼びによシ利用する客や、ポー
ト式もrJf能な様に乗り場に一般釦の他に、行先階登
録器が設置されている場合に、これを利用した乗客など
のそして、この値は第12図に示すテーブル1531の
乗客層識別関数I(TMl−)として利用する。 また乗客の体重分布を学習して6己録するテーブル26
2A17や代表階(−日を通して最っとも乗p客の多い
階)における乗客到着時間量隔別乗客発生分布を学習し
て記録するテーブル262A17も乗客層識別関数II
(TMt−)として利用する。 この2つの学習には第1の実施例の第9図に示したホー
ル待客数炭山装置ti12を併用すると簡単に求まる。 また、今、説明した3つのテーブルは特徴モードそのも
のの学習だけでなく、後述する制御形態学習にも使用し
、本発明による学習性能を向上させることができる。 (5)特徴モードと日別パターンの学習記録テーブル 交通需要の特徴モードテーブル262Z6は第1の実/
rfli例で使用した第13図に示す特徴モード登録テ
ープ7D71司符−に1゛H成する。さらにこの特徴モ
ードの新設と取消しの時jl、IJとその時点における
各要素の値をテーブルI) 159と同様の構成でテー
ブル262Z7へ記録する。また登録済特徴モードであ
っても、特徴モードの生成学dにより、要素の値が総合
的に刊1祈して大きく変化した際にも、す!新口己録を
rテう。これら特徴モードには前記した特徴モード番号
M1〜M 19の他に、長期間(1〜2年)をI’je
r f!責するためのl待機モード管理−号、Pl−P
2S5を)吏用する。これらは記録されたテーブル爵号
と同一とでき記録(発生)した順番に11けられるP2
S5を越えたら現在使用され−(IAない特徴モー゛ド
の中で最つとも古い記録エリアへ記録する様に制御T1
する。これら特徴モードの発生を予測するだめには日別
の特徴パターンを学習するとさらに改善できる。そこで
、日別の特徴パターンをすでに述べた特徴モードそのも
のの抽出&設定と同様の方法によシ設定し、テーブル2
62Z8へ記録する、このテーブルは第34図に示す構
成とし、代表的な5つの日別パターンを設定する。向日
別パターン取消と追加はほとんど必要ないと予想される
が万一の場合には一日の交通量の小さい日別パターン順
に環条1生に再配置する。これは日別パターンの学習制
御111をある程度品質を保持したまま間単にする目的
よシ行なう。 ただし、日別特徴パターンの各要素は故日回の時定数で
(28)式と同様の式によシ指故平滑を行なう。 次に、この様にして定めた日別特徴パターンの識別をプ
ログラム257で実行し、その結果を1〜2年に渡って
暦日にそってテーブル262Z9に記録する。この記録
され九数直例を記入したまま日別特徴パターン記録テー
ブル262Z9の構成を第35図に示す。 尚、第35図の記録例において次の年の1月4日のデー
タは前年度の1月1日のエリアに記録する。 (6) シミユレーション結果テーブル272第36
図−(a)はシミュレーションの結果を特徴モード6り
に記録するテーブルの全体構成を示している。 ’l?鑓モードへ41−M9までのデープル272八〜
272Jは、第13図に下す設定された特徴モード登録
テーブルI) 158に対応し、特徴モードMll〜M
19!、でのチーグル272 K〜272Tは特徴モー
ド登録デープルD156に対応する。 但しマイコンによる実77I!i同においてはこれら特
徴モードはテーブル262Z7に登録されている。 こ1番36図−(b)に、特徴モードM1をシミュレー
ションした際の最終的な出力請果を記録する具体的なテ
ーブル構成を示す。 これらのテーブルは日ごとに更新されるが、例えば−週
間に一度しか発生しない特徴モードや、春と秋の旅行シ
ーズンにしか発生しない特徴モードに属テーブルの値は
、それまでは保持されており、いざと占う時に直ちに活
用できる様に構成している。 (力 指令パラメータテーブル276 第37図(a)に運転系マイコンM+へ指令するパラメ
ータの全体構成を示す。これらのパラメータの用途はす
でに説明したものが多いので新たなものだけ説明する。 荷重制御−パラメータ276Cの詳細を第37図(b)
に示す。これらの直は制御パラメータの作成プログラム
275によシ、予測される交通需要の特徴モードを推定
識別し、それに属する特徴モード別に記録されている。 第33図のかご内荷重別の乗車拒否率度数分布テーブル
262A9、績み残し率度数分布テーブル262A8、
乗客の体重分布テーブル262AI7などに相当するテ
ーブルの交通・m報学習データよシ算出する。またシミ
ュレーションプログラム2710制御仕様を決める入力
パラメータであるシミュレーションパラメータテーブル
262 A 22とシミュレーション結果を示す第36
図の当該特徴モードに属する消it力曲線テーブル27
2A3と平均待時間曲線データテーブル272A1の値
から演算される最良荷重パラメータの値とから省エネ目
標荷重276B5と276B6、ならびに割当制限荷重
276B3と276B4は丼出する。 荷重ハラメータの導入による省エネ制御卸については特
願昭56−31195号にある。 第2表にこれらかご内荷重値CWk(4$z4図)に直
接作用する副−ノくラメータの学習151Jを示す。 第 2 表 にある値と等しくする。例えば満員荷重値WB。 は乗車拒否率が軽負荷時の1.5倍以与になると推定さ
れる点へ移動すれば良い。この値はかご内荷重がこの値
を越えている場合に号機制御マイコンM、が満員と判定
しホール呼び応答させない様に制御する。すなわちこの
値が小さすぎると輸送能力が低下し、大きすぎると乗車
拒否が起こる。すなわち比較的閑散な場合に、女子事務
員や、ボーイや、手荷物のある人が、かご内乗客への迷
惑を考慮して乗シ込まないで、すぐに来ると思う次のエ
レベータ−を呼ぶために同−客が再びホール呼びを登録
する現象が発生する。また、せっかくエレベータ−が到
着しても乗客が多くて荷重オーツ(値WA、を越えて出
発できないために生ずる積み残し現象が多発する。逆を
言えばこれらの要件を上記した↑W報学習データとシミ
ュレーション結果よシ判断して荷重制御パラメータWB
、とWCU。 とWeD、を指令する。 パラメータWA、とWB=は運転系マイコンM1を経由
して号機マイコンE、へも送信される。 またパラメータWeU、とWCU、、は第27図のステ
ップG120で使用している。荷重オーバ値パラメータ
WA、は荷重オーバを案内するポイントを示すものとし
て利用し、出発不可荷重は110%固定とする。 待機制f1jiパラメータは従来の分散階待機制御や出
発基準階全台待機運転に相当する役割を演する制御41
パラメータであシ同えば谷階床別に待機を要求する台数
、方向、ドア開かドア弁開などの待機形態、ドア開放タ
イムなどを指令する。 サービス階指省パラメータは、従来の分割急行運転や爪
間急行運転とその際の分割階や乗シ継階の付熱の切替制
御に相当する制御11パラメータであシ、各階別(方向
別)に、かご呼びのサービス可否、サービス可否の号機
指定などを指令する。但し、これらは利用する人に直接
関係するので、端末装置1)l)で切替要求を行ない、
a埋入の許可人力により自動切替する1達成とする。 各階別(方向別)集中′す′−ビスパラメータは複数台
割当、連続集中ナービス、ナービス優先レベルの切替、
ドアタイムの延長、音声による”あと3人乗れます”の
、〆1許jTなど制御に関する指令を行なう。特に、ホ
ール呼びを複数のエレベータ−に割当てる腹数台割当と
、ホール呼びの有無に関係なく常時1台まだは一故台の
エレベータ−をサービスエレベータ−として割当てる連
続集中サービスを行う当該階(方向)の混雑レベルの仕
様を指令するパラメータを設けた点に特徴がある。 この混雑演出レベルを高くしておくと相当混雑しないと
上記集中サービスのうちいずれかが実行されないし、ま
た指令されるまでに時間を要する過去の学習や行事予約
によシ混雑が予測される階はあらかじめこの混雑検出レ
ベルを低く指令すると、混雑の兆候が現われるか、さら
には予定された時刻になシ集中サービスパラメータが指
令されただけで、上記したさまざまな集中サービス制御
を行なう。 環境制御パラメータは同時並走たよる騒音防止や、トッ
プスピードの制限による騒音防止を指令する。 再割当割岬パラメータは、一旦割当九ホール呼びを再割
当または追加割当するか否かを決め指令と、サービス予
約灯がある場合の予約灯をサービスできると予測される
エレベータ−に変更するための指令の値を決める。 報知11i1J呻パラメータは、列えば回−階、同一方
間のナーピス案内を禁止する指令曽、先青かとによるシ
ー−ビス案内の方法切替指令や、音−L r’を声によ
る案内制限または禁止または4虜を制限する指令などを
出力する。 入力制御パラメータは例えば、かご内向型検出器とかご
内入数演出器のいずItかを運転系のセンサとして)吏
用するかそれともfJf”用するかを指令する。このパ
ラメータはシミュレーションした結果と、実際のエレベ
ータ−の・jK転状況を収集した交通清報#積テーブル
の値とから求める。 特に、群ぼ理性能評価ができる平均待時間や長持率(ま
たは5%長待時間)がいずれのセンサで収集しだ交通需
要によるシミュレーションMlに近いかを判定し、近い
方のヒンプ゛を、また、#よは等しい時には両方のセン
サを併用する様な入力制御パラメータを出力する。 また、ホール待客数検出装置や超音波ドアセンサなど感
度調整を必要とするセンサへの調整指令を出力する。 その他のパラメータとじては、かご内照明灯の消灯タイ
ムの時限呟指令、分割烏、行運転灯や、省電力率表示灯
などの点灯制御指令などを行うものである。 以上、学習系マイコンM、で使用する主なテーブルにつ
いてその構成を説明したが、この他にも各プログラムの
内部で使用するWK−?O8で使用するコントロールテ
ープ等があるが、これらの説明は省略する。同、情報学
習テーブル262は特に長期に渡るー≠Mをしているの
で特に停’rtt時のデータ保持を必要とする。 次に、学習系ソフトウェアSF2のプログラムを第38
図〜第51図を用いて説明する。 同、以下は詳細フローチャートのため、すでに第19図
で説明したソフトウェアの全体構成図で述べた機能ブロ
ック通シに分割されていない。これは処理時間の高速化
とプログラム簡単化のために行なったものであシ、これ
に限定するものでない。 第38図は主として交通情報の収集プログラム230と
特徴モード識別プログラム254を具体化したシステム
プログラムSF’2Aのフローテ学iF系マイコンM!
のジスタート時に起動される。 まず、u!25図のステップ22A1で5DAcを介し
て運転系マイコ7M、にあるエレベータ−1iilJ
l++II仕様テーブル225の内容と号機+1ilJ
u中プログラムの中に持つ仕様テーブルの内容を収シ
込み、第33図に示した共通情報学dテーブル262Z
へ初期1直を作成しセットする。 号機別チービス階テーブル262Z10と階床間走行時
間実測テーブル262Z1は号機マイコンE!〜E3の
内に持っている各階床の階高テーブルの値と、定格速度
仕様スペックよシ作成できる◇ただし、行事予約記録テ
ーブルは単にクリアを行なう。尚、第25図のステップ
22A2で説明した様にすでに学習したデータがある場
合には、これらデータ保持されたままとなる。 次にステップ2Bは交通1#報収集プログラム2Bを起
動する。第39図にこれらの詳細フローを示すが、(既
略は第6図の手順P31の通りである。 同、この処理に必要なデータは図示しないがO8から周
期的に起動するタスク内に、第25図ノステップ22A
6に対応する受信処理プログラムを設け、これによ#)
運転系のデータの中で、かご内向型CWkなどのデータ
を常時受1aシ、事前に第24図のテーブルと同等また
はその一部と等価なテーブルを持つ様にイ4り成する。 同このデータ送受については第14図に示す5DAcに
よるデータ転送ハードに代って、■杭を使用し、システ
ム的にょシ高遠に転送する(1゛4成とすれば、個々の
アプリケーショングログ7Afは何も処理不要となる。 また、共有バスによる共有メモリーに第24図や第37
図に示すごとく、両方で匣用するゲータを格納すること
によシ、全ったく、自由に両方のマイコンから読み出す
ることできる様になる。 所定人数を越えたか′または所定期を経過するとステッ
プ2人は終了しステップ2cにょシ特徴モード別に交通
+WAを収集する。i40図にこれの’i;−f:細フ
ローを示すが、櫃略は、J6図の手順P42の通りであ
る。 ステップ2Bと2Cによる交通1?fiの収集を、−日
おこない(ステップ2 L) ) 、終了後ステップ。 2J・】から2 Hによる学習制御をイテなう。 1勺、ここで−日とは24 Hrに限定するものでなく
、例えば1週間ごととしても良い。ステップ2Eは特徴
モードそのものの浦IFや新設、削除などの生成を行う
(第5図の手順P35〜P39、第6図の手順P41−
P47と同一処理)が、この生成はステップ2F〜2
Hの1lilJIII41パラメータの生成よりも、ゆ
つくシした速度でも良い。そこでステップ2Eで使用す
る父通需要悄讃は、向えば゛1週間の間、連続して収集
し、−週間ごとにまとめて処理することによシ、全体と
して性能向上を達成できる場合が考えられる。例えば多
彩な設備を持ったホテルやフロア貸しビルや、会館など
の様にさまざまな特徴を持つ場合は一日ごとに実行する
より、さらにきめ細かく特徴抽出と選択ができる。 また、開数時間帯であれば241−1 rに対し時間が
変動しても問題ない。 尚ステップ2Hでは各特徴モードごとに運転系へ指令す
るパラメータを学習するプログラム5F2Bを含むタス
クを起動する。では次にステップ=2B〜2Hを図を用
いて順次、詳細説明を行なう。 第39図は交通情報収集プログラム2Bの実施例を示し
ておシ、まず変数の初期セットと収集用テーブルのクリ
アーをする(ステップ2B1 )。 次に第30のテーブル256Gと同一の情報について第
19図に示す交通情報収集テーブル231(構成は第3
3図のテーブル262人とほぼ同一)へ検出し、収集し
た乗客人数などの交−通1#報を格納する(ステップ2
B2)。 例えば特開昭52−140147号に示す様に乗降人数
をかご内向重の変化値よシ検出することができる。この
ために第24図に示すエレベータ−制御テーブル210
内のかご内向重テーブルの値(各エレベータ−ごとの現
状かご内向重鎮)CW’ (以下には号機E)〜E1の
配列変数として(吏用する)を)史用する。すなわち前
回の出発時の荷重CW とドア開放し、49客が降り
た時5tar@ に発生する最少かご向背4cw:、、、と、今ILIの
出発時の荷重CW:llとすると当刻階床への乗シ量c
wフ1.と降シ歇cw’;、、は GW−ms(t)= CW:、−(i)−CW:、 、
(i) ・・・・・・・・・(42)CWフN0)=
cvv:、(i)−eWmtt (i) ・
・・・・・・・・ (43)となる。尚(り階床を示す
変数である。 この計算をに号機がi階を出発する75)、またはドア
閉待機した時に実施する。 また、光電装置dや超音波センサ等による人の乗降中を
確認し、ドアタイムを延長するだけでなく、人の′出入
を次出しなかった時は上記(42)式と(4a)式の結
果に侵先して乗降人数を0とする。また乗降へ1iNk
(i)をカウントして平均体重WP’(i)を(44)
式より求める。 また、単に、1人、1人の体重を計測し、その他の又辿
情報テーブル(テーブル256G13、テーブル262
A17と対応するテーブル)へ収集する。また光′亀装
置やかご内向重検出装置の信号によシ、乗客の乗・降速
度を求めるだめに1人当シの乗降に要する平均乗降時間
(テーブル262A6に対応)をも演算できる。 その他にも号機別乗シ遅れ率を測定し、例えば−香臭に
設置されているエレベー ターへの乗シ遅れ率または時
間を測定し、階別だけでなく、号磯別にもドアタイムの
最適値を生成し、乗シ遅れの発生を防止しつつかつ、ド
ア開タイムが長過ぎることによる運転効率の低下のない
エレベータ−の自動ドア制+a1を行う。この目的のた
めに、エレベータ−がホール呼びに応じて到着してかち
最初の乗客を演出するまでの時間または、乗客を検出し
ないで次の出発のためのドア閉モーションを開始しよう
とする確率(回数)を検出し、テーブル262Z4に相
当するテーブルへ収集する。 そして求められた平均値に応じてドアタイムのみならず
、ホール呼びに応じた時に閉鎖をカットする時限を生成
し、運転制御に使用する。 この交通清報は工しく一ターの乗かどの構造と乗シ場に
おけるエレベータ−の配置に関するものであシ、時間帯
や交通需要によシあえて、′l−1l1分比する必要の
少ないもので複数の特徴モードについて共通に収集、な
らびに使用する構成とする。 次にステッープ2B3により群d理エレベータ−の性能
評価データの収集をイ■なう。これは、学習系の指令し
たアルゴリズムとそのパラメータが最適であったかを確
認し、記録し、さらには、後述するシミュレーションプ
ログラム、そのものを実状にばわせて成長させるために
は運転性能評価用データが必要である。 この目的のためにテーフ゛ル256 G 3〜256G
5,262AI0,262A11゜262AI4.26
2A15.262A20.に対応する情報も収集する。 これらのデータは運転+tilJ 1i11プログラム
220の内部テーブルや、エレベータ−制御データテー
ブル210の値よシ検出できろう 例えばホール呼び継続時間の収集の場合は次の手順によ
シ求める。 まず第1にエレベータ−の到着によし新たにリセットさ
れたホール呼びを検出し、当該のホール呼び継続時間テ
ーブル210Eの値を収集テーブルへ記録する。同えば
、上記の継続時間の累積値とその回数を求め、この直を
記録する方法によることができる。但しこの場合、ホー
ル呼びのりセットの方をホール呼び継続時間よシ先にリ
セットする(4成とする必要がある。 次にステップ2B4によシミュレーション用の等唾エレ
ベータ−の制御プログラムを、どこまでも実機と等価な
機能を持つプログラムへ成長させるために必要なデータ
を収集する。 ?+1えば、定格速度が全台ともに180m/mの仕様
の場合について説明する。これをステップ2人において
、エレベータ−制御卸テーブル225Aの速度スペック
値よシ、号機別定格速度テーブル262Z11を作成す
る。しかし実際には175〜185 m /r、油の調
整誤差があシ、また、経年変化によっても、各号機別に
変化する。また方向別やかご内向重によっても変化する
。これをエレベータ−状態テーブル210Aのかご速度
の直より検出し、号機別ボ格速度テーブル262Z12
の値を修正する。 このことは、特に省エネ要求などにより、速度制御部で
定格速成を下げた場合にも、本方式によれば適格に割1
1できる。 まだ、テーブル262Z1には1階と2階、1階と3階
、1階と4階、・・・・・・3階と4階の様に各階床間
を走行するのに必要な時間を実測した値を記録する。こ
の他にも待礪伏悪から走行可能となるまでの始動時間、
ドア開時間、ドア閉時間、サービス階、などを号峨別に
検出し、テーブル262Zの当該データの値を修正する
。 以上の動作を行なうだめに、常時1秒ごとに1回ずつス
テップ2B2〜2B4の動作を実行しくステップ225
J)、2分na 、iMごとに次に示すステップ2B6
へ進む。ステップ2B2により収集された現状の交通需
要と日別に特徴モードの発生時間帯を学鯉して作成され
た日別特徴パターン262Z8よシ、最適な運転プログ
ラムとするだめのアルゴリズムパラメータとその制御パ
ラメータを指令する。これの詳細を第41図に示す。 次に、ステップ2B2で収集した交通需要を人数に換算
して、おおむねioo人を越えたかを判定し、(ステッ
プ2254)NOの場合は、ステップ225Hによシ、
30分を経過したか判定する。すなわち、100人相当
以上の交通量を収集したかあるいは30分経過した場合
にステップ225Kによシ、主にステップ2B2と2B
3で収集したデータをサンプリングテーブルへ格納スる
。 次にサンプリングホールドしたデータをもとに第5図の
手順P32と同様に交通需要の特徴要素を演算しくステ
ップ22.5L)、第12図と同様のテーブル構成によ
シ順次記録する(ステップ225M)。 尚、全体交通量はUP力方向DN方向交通量(CD(t
)、C”(t))の2要素とし、乗・降集中階は、階床
11へ(t)、 ■7.(t) )の他に当該階の乗シ
また降りの交通量(Q?−3(t)l qW〜3(1)
)を1己録する様に変形した。 向、ステップ225Jは、本プログラムのタスクより、
丁立にランクされている第42図に示す運転プログラム
生成ソフト5F2Bを見掛上並行して処理するために設
けたもので、一旦処理を終了するとO8に戻し、O8が
ソフトS Ii” 2 Bを〆行し、1秒経過すると中
断していたプログラム2Bを再開しステップ2B2を実
行する。 第40図は交通1#報を特徴モード別に収集するプログ
ラム2C(単38図)のフローで、まずは本プログラム
2Cを起動する直前に演算しくステップ225L)、記
録(ステップ225M)L、た特徴要素から最つとも近
い特徴モードを識別するために以下の計算を行なう。 特徴モード番号は(27)式により求めることができる
。ここでは、(25)式から(26)式の変形例により
求めるものとし、下記の手順によシ求める。 まず、乗・降客の多い集中階をベクトルq8とQRとで
表現する。尚Iは階床で、qは当該階の交通量を示す 特徴モード登録テーブル262Z6にもこれと同一の集
中階の特徴要素を侍っているので、集中階だけから見た
特徴モードの識別関数J”(t、m)は ・・・・・・・・・(48) となる。ここでmは登録されている特徴モード番号で、
XはSまたは凡の直を取りsは釆シ客集中階、几は降シ
客果中階であシtはそれらについて上位1〜3齢の1皆
であることを示す。 また、登録済特徴モードmの代表点と、時刻tにおいて
丈ンプリングした特徴モードtの望点のベクトルP1と
Plは(49)式のP、である。 ・・・・・・・・・(51) となる。この値が最小となる代表点を待つ特徴はモード
M(t)は(27)式で求められる。尚この時のスカラ
ー量L (t)は △ L(t)=Mi N (Pt、−) ・・・・
・・・・・(52)mE1〜9,11.19 となる。すなわちL(’)J s 、 M(t)が成立
する。 次ニステップ255Bでスカラー量L(りの値と、他の
特徴モードによるスカラー量9t、−との値がほぼ等し
いか、無視できない差である場合か否かを判定し、無視
できる場合は、ステップ225にでサンプリングしたデ
ータを、識別された特徴モードに属する交通1n報蓄積
テーブル256(第30図)へ累積加算などの方法によ
シ蓄積する。 問題は、明確に特徴モードを識別できない場合にアシ、
ステップ255Cで処理の方法には色々考えられる。 ここでは次の手j幀によることとしだ。 まず、類似する特徴モードが3つ以内ならば、その交通
量を(51)式のスカラー量の大きさに応じて分配する
。 次に、類似する特徴モードが多いか、識別されたtト!
f徴モードとのスカラー、t L (t)が所定の直を
越えている揚重は新規の特徴と認められるのでいずれの
登録済特徴モードにも属さないスペア■またはスペア■
へF+責する。同、この際には、を時刻とともにこのリ
ーンゾルデータの持つ特徴媛素をテーブル262Z6
(第33図)のスペア■まだはスペア■ヘセットする。 すなわち特はモードの仮登録をしたことになシ、サンプ
リングしたデータは、この仮登録された新しい特徴モー
ドがステップ2E(第38図)で正式に特徴モードとし
て設定されなかった場合には破棄され7″ヒこととなる
。 同、ここで仮登録された%徴モードは、以後の父、+1
1情報の収集のための特徴モード識別に限って少なくと
も当日(長い場合は一週間)は一つの特徴モードとして
1吏用する。スペrI、スペアHの順に開用するが、そ
れ以上の揚重には未使用の特徴モード(M17やM14
.M8.M9などが望いているoJ’MC性が高(八)
に属するテーブルを流用する。 この様に1制御することによシ′Fb己の効果がある。 0朶発的にして、いつ再現するか不明な交通需要を学習
の対象外として除去できる。 0急に出現した新しい重要な(多頻度に発生する顕著な
)特徴モードの交通1#報を初日から収集できる。 第41図は、運転制御用パラメータ指令プログラム2B
6 (第39図)のフローで、%徴モード別に学習した
交通需要をもとに、後述する運転制御プログラム生成ソ
フト279 (SF2B)によシ作る特徴モト別パラメ
ータテーブル274の直をもとに運転制御プログラム2
20へ制御形態を指令するパラメータを作成し、運転系
マイコンMtへ送信(ステップ275E)するプログラ
ムである。 まずステップ275Aで、運転制御卸のための特徴モー
ドの識別を行う。ここの識別は、特徴モードの生成や、
交通清報の収集の際と異なシ、現状の交通需要に最適な
運転形態を直ちに、または事前に識別する必要がある。 このために、ステップ27Fによシ過去の主な特徴モー
ドの一日の変化パターンを記録した日別特徴パターンテ
ーブル26228と、日ごとの上記日別特徴パターンの
番号を一年と数ケ月記録する年間記録テーブル262Z
9とスケ−ジュールテーブル290などの時間要素を獅
、出する、ステップ275Aではこれを加味して特徴モ
ードの識別を行なう。 すなわち、100人相当の父通鍬を検出するのに数分な
要すためであり、基本的には(44)式から(52)式
を使用し、これに予測時間要素1)Pと、エレベータ−
の−周時間が2分根度あることと、交通需要が短かい周
期で変化する場合の対策として設ける識別済の特徴モー
ドを優先するヒステリシス要素HPを追加する。 ではステップ275Aの識別の手順を説明する。 まず時間要素を加味して現状の運転特徴モードφ(りを
圧式に登録済の特徴モードの内から(45)弐〜(52
)式と同様に求める。 各特徴モードの識別用関数Qp(t、m)は・・・・・
・・・・(53) となシ、予測時間要素による関数DP(t、m)は ・・・・・・・・・(54) ・・・・・・・・・(55) 淘ここで正式に登録された特徴モードのもつ時間帯の記
録はM2S図に示す通シ2組として示した。また係数に
16は kxs>1 とする。この値が大きい程、過去に学習した時間帯がく
ると、当該の特徴モードを抽出し易くなる。 次に、出力する特徴モードの安屋化のだめのヒステリシ
ス要素の関数HP(tllTl)はβjことでφ(りは
、現仕運転制御卸指令に1更用している特徴モード査号
でありに1□もに17 > 1 e とする。 そして運転制御用特徴モードφ(りは UP(t、φ(t) ) =MiN (OP (t、
rn) ) ・・−・−(57)m60M により求められる。拘ここでOMとは正式登録済9、J
・似モードの東合体を意味し、特似七−ド別のノくラメ
−タテ−プル274に当該の%徴モードに属するパラメ
ータを演算法の%徴でりることを示す。 同、特徴モードφ(りの識別の際の父通需袈としてはサ
ンプリングホールドしだデータだけでなく第1θ図と第
11図に示した欅に、交通情報の収集とは別個に、この
識別専用の父通需要検出データを作り、これを併用する
構成とする。 すなわち第10図のブロック133の処理を1分ごとに
行ない、この交通需賛をブロック134で10分間前ま
での値を10組記録し、その総和から(50)式と(4
5)式と(46)式に示す14個の要素1直を算出する
構成とする。まださらには、検出速度を早めるために、
現在検出中のテーブル埴も加える他に下記の追加を行な
う。 UP交通Ji CU(t)に現状登録されているUPホ
ール呼び数またはホール待客数と上昇方向性を持つかご
内の荷重またはかと呼び数を所定の重み係数を付けて加
算する。まだ、DN9.通jt C” (t)も同様に
、乗・降人数を検出する前に、その兆候を検出してた値
を加算し、早めに、新しい特徴モードを識別する。 次にステップ275Bで、特徴モードφ(1)が、明確
な特徴モードかを(53)式の結果で判定する。 すなわち特徴モードφ(1)以外のQp(t、m)の直
が無視できる時は、ステップ275Dによシ、識別され
た特徴モードφ(1)に輌するパラメータを指令パラメ
ータテーブル276ヘセツトスる。 無視できない場合はNoと判定しステップ275Cによ
り、該当する複数の特徴モードに属する制御パラメータ
から最適なパラメータを演算し、指令する。 例えばドアタイムであれば、当該階床の方向における乗
り人数り、(ホ)(第36図)と降り人数CIに)を関
数0P(t、m)の値に応じて補間によシ求め、1人当
りの平均乗降時間の測定値との積よりドアタイムパラメ
ータJ)11゛t(第37図)を求めることができる。 第42図は運転プログラムの生成ソフト5F2Bのメイ
ンフローで、第28図のステップ2Hにより一日に一度
起動されるタスクにより実行する。 まず、当該特徴モードの交通情報の学習があったかを判
定しくステップ270A)、当該の特徴モードに属する
交通情報が収集さJl、だ場合にtま、新しい交通需要
データの乗・降客発生密度)((]、rn)とC(i、
m) (第33図)ヨシ、シミュレーションのために
使用する行先階交通量テーブルC(i、j、m)やエレ
ベータ一台数などを設定する(ステップ2.70 B
)。第43図に特徴M1に属する出動時の場合のUPを
例に挙げて説明する。 第43図に示す様に学習された交通需要データである乗
シ客密度H(ilm) をUP方向とDN方向に分割
し、それぞれHU(ilm)とHD(ilm)(7)配
列とし、降り客についても同様にUP方向降シ客密度デ
ータ配列CU(ilm)とDN方向降シ客密度データ配
列cD(’t”)を作る。それを第43図に示す様に行
先階交通量C(i+ J + m)の4方に配置する。 地下1階の31階(1=1)から乗り込んだ30人の客
が、どの階で何人降シるかをへ体的に示している。 すなわちj>;の範囲における行先階交通量C(i、j
、m)の横の合計が乗り客密度)IU(i 、 m)で
あシ、縦の合計が降シ客密度C” (i、 m)に等し
いという関係が成立する。 従って、この逆に、各階におけるUP方向の乗降客密度
のデータから、行先階交通量を推定することができる。 つま91階の降υ客は2.5人は全て31階から乗った
客であるからして2階へ到着した時は27.5人となる
。2階で降り客は12人であるが、かご内には1階から
乗った60人と81階から乗った残シ客の、ii 87
.5人が乗っている事になる。 ここで降り客は乗り込んだ階に関係ないとし、単純に何
割かの人(12/87.5人)が降りるものと仮定する
と、13i階からの人は となる。 この計算を次々と実行すると全ての行先階交通量が決゛
まる。ではIJV方向に関する行先階交通量C(’Il
l”)の算出式を(59)式に示す。 ただしi>jに限定。 ・・・・・・(59) この式は再帰的プログラミング(H,ecur s i
neprograming )によυそのままコーディ
ングすることができる。 次にステップ270Cで、当該特徴モードには交通流や
量や特殊呼びの利用頻度などにおいて顕著な特徴を持っ
ていないかを判定する。 例えば、UP方向とDN方向の利用客数、各階ごとの利
用客数がほぼ均一であシ、顕著な特徴がないと判定(N
O)されると、ステップ270Eによシ標準運転制御ア
ルゴリズムによるシミュレションを行って、運転制御プ
ログラムを作成することをセットする。これに対し、例
えば、特徴モードMl(出勤時相当)の様に、特定の階
からの乗客が集中している場合は分割急行運転プログラ
ムと通常運転プログラムと、混雑集中階へ、その度合に
応じた台数のエレベータ−を自動呼び寄せし、ドア開待
機させるプログラムの計3種のアルコリズムのプログラ
ムについてシミュレーションを実行する様にセットする
(ステップ270D)。 他の例としては、UP交通量と、DN交通最の差が1.
5倍程度を越える時はホール呼び割当用評価関数φの停
止呼び評価値Tc (第29図のステップH50−5)
を作る階床の幅または重み係数をUPとDNとで別kに
設定する運転制御プログラムをもシミュレーションする
様にセットする。 また他の例としては目標値として乗り合わせ制限指令の
ある時間帯かまたはサービス完了時間で評価する要求が
ある場合は第19図のシミュレーションプログラム27
1の説明の際に述べた様に4Ml&の呼び割当アルゴリ
ズムについてシミュレーションする。 次に、ステップ270Fで、設定されたアルゴリズムに
もとづく運転制御プログラムについてのfblJbll
パラメータの組(第21図のパラメータeや第23図の
パラメータr)をセットし−Cシミュレーションを実行
する(ステップ270G)。そして、各ケースごとにシ
ミュレーションされたその結果はパラメータ毎に整理し
てテーブル272へ記録される(ステップ270F)。 全パラメータ(ステップ270)1)、全アルゴーリズ
ム(ステップ270K)について終了すると運転制御パ
ラメータの演算を行ない与えられた目標に対し最適なア
ルゴリズムと、それにおける最適な制御パラメータを演
算し特徴モード別パラメータテーブル274ヘセットす
る(ステップ270L)。 最りなシミュレーションパラメータが決定したら、その
運転方式で再度シミュレーションを実行し、停止確率な
どの従属パラメータを求め特徴モード別パラメータテー
ブル274の当該モード分を作成する(ステップ270
M)。 以上の処理を登録された特徴モードについて全て実施し
くステップ27ON)このプログラムは終了する。同、
ステップ270Mの実行完了時に、先に述べた運転制御
のための特徴モードとして正式登録する。 ステップ270Gとステップ270Mのシミュレーショ
ン実行プログラムの具体的フローを第44図に示す。 シミュレーションプログラムには、エレベータ−そのも
の(・・−ド系)の動作を行なう部分(たとえば走行動
作、ドア開閉動作などを模擬するプログラム)とこのエ
レベータ−を合理的に運転制御する号機i1j制御マイ
コンE1〜hJ 11と等価な制御を行なう部分(例え
ば停止二階・“べ択制御、自動ドア閉指令制御などのプ
ログラム)とから成る号機処理部(ステップA70)と
、これらエレベータ−を効率良く・α埋】1転制御を行
なうマイコンM1と等価な制御をする部分(例えばホー
ル呼び割当制御、分散運転制御、分割急行運転制御′1
i11などのプログラム)を成す群管理処理部A60と
シミュレーションを実行する部分(向えば乗客を発生処
理A50、結果を記録する統計データ収集処理A80、
所定時間のあいだシミュレーションを継続させる処理A
90.A100)に大別される。シミュレーション結果
が精度良く求まるかどうかは、このシミュレーションの
中核を成すステップA50〜A70のプログラム構成と
、その中で1吏用するパラメータや定数の値に左右され
る。 そこで、群管理制御の性能を左右する上記した項目はで
きるだけ本物のエレベータ−システムと等価となるよう
にプログラムを構成するとともに、そこに使用する定数
やパラメータはできるだけ正確な値に近づけることが望
まれる。 さて、第44図において、まずこの定数とパラメータを
情報学習テーブル262(第33図)の値を使用して、
適正な値に修正または再設定を行う(ステップA10)
。定数は主として共通情報テーブル262Z、1117
、パラメータは主にシミュレーションパラメータごとに
学習しておいた具体的な制御パラメータを記録しておい
たシミュレーションパラメータテーブル262A22に
相当するテーブルよシ検索し、起動条件として与えられ
たアルゴリズムパラメータと、それ用のシミュレーショ
ンパラメータにもとづき選択や、演算などによシ求める
。 また、シミュレーションケースに対して変化しないエレ
ベータ−の速度や、ドア開閉時間、交通量などに関する
定数やパラメータの設定は第42図の交通情報の設定2
70Bなどにおいて行う構成とし、処理回数の重複を低
減している。 また、乱数の発生などによる乗客の発生も、一旦、を時
点とi、3階データを持つ乗客発生テーブルをあらかじ
めステップ270Bで作成することによシ、高速処理を
可能とした。 次にシミュレーション変数の初期設定を行なう(ステッ
プA20)。たとえば、後述する乗客発生処理の乱数の
初期設定やホール呼びテーブルの初期設定等である。ス
テップA30では、統計処理変数の初期設定を行なう。 ここでは統計テーブルの初期設定等を行なう。ステップ
A40では、時間を零に設定し、ステップA90で時間
を所定値に加算しくここではlとした。)、この時間が
所定時間を越えたかを判定(ステップA100)する。 上記時間が所定時間を越える′までステップA50から
ステップA90の処理を行なう。ステ゛ツブA50では
、乗客の発生処理を行ない、ステップA60は、ホール
呼びの発生が有るとムにホール呼びの割当を行なう群管
理処理であり、ステップA70は、エレベータ−の走行
や停止およびドア開閉等の号機処理を行なう。ステップ
A80は、統計データの収集を行なう統計データ収集処
理である。 ここで、ステップA50からステップA70について説
明する。ステップA50の乗客発生処理は、シミュレー
ション用交通情報の設定プログラム270Bで得られる
行先交通量の予測データに基づいて、一様乱数により乗
客発生階lおよび乗客行先階jを決定する。さら忙、上
記一様乱数により1階から1階への乗客発生人数を決定
し、ホール呼びを1階に発生させる。次に、ステップA
60の群管理処理は、上記ホール呼びの発生が有れば呼
び割当を行なう。呼び割当の方法は前記運転制御プログ
ラムで説明したのと同じステップA70の号機処理は、
エレベータ−の走行状態、停止状態、ドア開閉、かご呼
び発生等の処理を行なう。 次に、ステップA80とA110の統計データ収集処理
と統計処理について第45図のフローチャートにより説
明する。ステップA30−1からA30−4までは、エ
レベータ−の方向j1 シミュレーションパラメータe
1交通需要区分M% Itkr床1のループ回数であり
、ステップA30−6からA30−8までは、上+i己
それぞれ(7)e、m、iのループ終了判定を行なう。 ステップA30−5は、統計データ(エレベータ−停止
回数、ポール呼び数、かご呼び数、乗込み人数、隣人数
等)を上記e、m、i別に収集する。 第46図〜第49図までは、ステップA30−。 5における統計処理演算プログラムの一例としての停止
確率、満員予測、サービス擾先レベル、ドアタイム制御
などの従属パラメータを求めるフローチャートである。 第46図は、停止確率演算プログラムのフローチャート
で、階床1のループ回数を設定する(ステップBPIO
)。そして、エレベータ一方向反転回数dと各階別のホ
ール呼び数f、とかご呼び数よシエレベーター停止回数
を求め、これから1階(方向別)の停止確率PS+を演
算する(ステップBP30)。停止確率PS+は、次式
より演算する。 ・・・・・・・・・(60) 尚データd、f+、g+はステップA80で求め、パラ
メータPalはステップA110で実行するのが処理時
間的には良い。ここで、α11は所定の係数である。こ
のパラメータα11は通常は1とするが万一実機とシミ
ュレーション結果が一致しない時間はこの値で補正し、
一致させる。 第47図は、満員予測演算プログラムのフローチャート
で、階床1のループ回数を設定する(ステップBFIO
)。そして、ホール呼び数テーブル272A6の1階の
ホール呼び数fIとエレベータ−乗シ客密度テーブル2
62A7の1階乗込み人数H+から1階のホール呼びの
満員予測値(ホール呼びサービス1回当りの平均乗り人
数)PhIを演算する(ステップBF30 )。また、
かご呼び数テーブル272A7のi階のかと呼び数gI
とエレベータ−降り客密度テーブル262A7のi階の
隣人数P Csからi階かご呼びの満員予測値を演算す
る(ステップBP40)。ホール呼びの満員予測値p
h 、およびかご呼びの満員予測値PCIは、次式によ
りi算する。 尚ここでTSとはシミュレーション時間を示す。 ここで、α12およびαI3は所定の係数である。 第48図は、ドアタイム制御パラメータ演算プログラム
で、まず階床iをループ回数に設定する(ステップBD
IO)。そして、ホール呼び数テーブル272A6のi
階のホール呼び数f、とエレベータ−乗シ客発生密度テ
ーブル262A7の1階の乗り客発生密度H+およびか
ご呼び数チーープル272A7のi階のかと呼び数gI
とエレベータ−降り客発生密度テーブル262A6の1
階降り客発生密度CIからドアタイム制御パラメータT
DIを演算する(ステップBD30)。ドアタイム制御
パラメータは次式で表わされる。 ここでαIsおよび(’16は所定の係数である。 尚この計算結果のパラメータTD+をその他のテーブル
272A11に記録するが他の方法としては第40図の
ステップ275Eの前半において、当該特徴モードのド
アタイム制御パラメータTD+を計算し、テーブル27
6Gへ直接セットする方法がある。これによるとシミュ
レーション結果を記録するテーブル272を小さくでき
る。 以上の統計処理を行ない上記をそれぞれの値を第26〜
第29図等に示す運転制御プログラムで使用する。 さらにこの値は第44図のステップA60の群管理処理
とステップA700号機処理におけるプログラムの定数
またはパラメータとしてステップAIOまたはステップ
270Bにおいて使用する。 但し、シミュレーション回数の関係から翌日の嶋該特徴
モードmにおいて使用する構成とする。 第49図は、lr!j徴モード別に従属パラメータを算
出と運転制御プログラム生成の効果を求めるプログラム
で第42図のステップ270Mの詳細フローチャートで
ある。 まず、ステップ270Lで求めた目的に対して最適ナシ
ミュレーションパラメータをセットしくステラ7’27
0MI )、再度シミュレーションを行ない(ステップ
270M2)。第45図〜第48図に詳イIIIを示し
た統計処理(ステップA80トA110 ) K、t、
D、最1i1−シミュレーションパラメータによる従属
パラメータを作シ、特徴モード別パラメータテーブル2
74へ記録する(ステップ2701’J4)。 次に当該%徴モードに属する文通部製に対し、納入時の
運転制御プログラムの場曾のシミュレーション条件をセ
ットしくステップ270M4 )、シミュレーション*
実行−rる(ステップ270M5)。 すなわちエレベータ−制御仕様テーブル225にある運
転制御パラメータで群計理処理A6oと号機処理の号機
制御マイコンに等価な処理を行なう部分の仕様を定めて
、シミュレーションする。 この結果より、納入時と、与えた目的に対し最適な運転
プログラムを生成した時との各種評価指標による比較を
行ない、記録する(ステップ27 oM6 )。 次に運転指令パラメータによるシミュレーション結果と
実際の運転時の結果を各種評価指標によシ比較し、記録
する(ステップ270M7)。 、同、これら″の比較の評価指標にはサービス性(ホー
ル呼び待時間、各階・方向別のホール呼び継続時間、ホ
ール呼び継続時間、サービス完了時間、これら時間の分
布または平均と長持率5%を占めるこれら時間の長持時
間。予約変更率。先着率。)と省エネ性(号機別走行と
停止の比率、号機側消費電力係数などより求められる全
体の消費電力量係数。)の2点について一項目以上を比
較評価する。 尚、ステップ270M7は、ステップ270Bの一部に
含め、比較結果に応じて、係数011〜α凰6を修正す
る様に構成する変形例がある。 次にエレベータ一台数が、11f殊運転や保守のために
増減した場合にも適格な運転制御プログラムとするパラ
メータを指令するために、台数変化によるシミュレーシ
ョンを実施し、その結果を記録する。 第50図は、エレベータ−のサービス台数に応じた最適
なシミュレーションパラメータ算出の一実施例のフロー
チャートであり、エレベータ−の設置台数が6台である
場合を示す。最初に交通量と使用頻度の積の最大のF¥
徴モード(代表モード)であるかを判定する(ステップ
SCI )。代表モードでなければ、当該を特徴モード
で運転した最後−の日の平均台数てシミュレーションを
実行しくステップ5C3)、平常パターンのときは、エ
レベータ−6台および4台でシミュレーションを実行す
る(ステップ8C2)、もっトモステップSC3と、ス
テップSC2の6計のシミュレーションはあらためて実
行しなくても良い。以下、エレベータ−6台および4台
の2ケースのシミュレーション結果よシエレベーター5
台および3台における最適なシミュレーションパラメー
タを補間法で演算する(ステップ5C4)。 上記したフローチャートでは、エレベータ一台数を2ケ
ースとしたが、3ケ一ス以上でも補間法によシ残シのエ
レベータ一台数の最適なシミュレーションパラメータを
算出することができ、台数が多くなればなるほど精度が
高くなる。さらに、エレベータ一台数の選択は、上記し
たフローチャートでは4台および6台としたが、設置台
数のいずれでもよい。ヰね判4目ぺ ここで、上記補間法について説明する。 平均待時間が最小となる最適なシミュレーションパラメ
ータは、エレベータ一台数に比例していると考えても差
しつかえないので、比例的に補間する方法がある。また
、もう少し精度の良い方法は、エレベータ一台数の1.
6乗に比例しているとして補間する。さらに1交通量に
よシ所定の係数を含めて補間する方法もある。 さらには、これら1.6乗等の係数そのものを空き時間
によるシミュレーションにより事前に算出して1・・<
様に(′h成する方法がある。 第51図はシミュレーションにより得られた曲線データ
テーブル272Alなどの内容をもとに、所定補間法を
適用して得られる。 平均待時間の曲線を例に示す。ここで、所定補間法とは
、たとえば、周辺のデータ3個により2次曲線近似する
ような周知の方法を指す。 曲rVj ’ 4はエレベータ−のザービス台数が4台
、tlUtaf61dエレベータ−のナーピス台数が6
台の曲線である。また、曲+J f 4の平均待時間が
最小となるシミュレーションパラメータが04であり、
曲線f6の平均待時間が最小となるシミュレーションパ
ラメータが06であることを示す。このとき、比例的に
補間する方法は、次式で表わせる。 エレベータ一台数が5台のときおよびエレベータ一台数
が3台のときの求める最適なシミュレーションパラメー
タをそれぞれ’B+α3とす)Lば、(IF、:Q6+
(α4+αe)/2 ・・・・・・(64)α3=04
+(clJ+α6)/2 ・・・・・・(65)となる
。 以上によりマイコンM1 とM2を使用した第2の具体
的実施例の構成についての説明を終了したが、以下第5
2図から第57図を用いてこの実施例の動作を捕捉説明
する。 第52図は・−社専有ビルにおける昼食時間帯において
発生し易すい交通需要の代表例を説明する図で、(a)
は全体交通量の時間的変化を示す。 (b)は食堂階のある7v@へ行く客(7階の降シ客)
を主体とした特徴モードM2(昼食前半)に属する交通
流の量の変化曲線CM2と7階から元の階床へ帰える客
(7階の乗シ客)を主体とした特徴モードM3(昼食後
半)に属する交通流の量の変化曲線CM3を図示してい
る。第53図はこの2つの特徴モードの階(方向)別の
乗込み量の分布を示している。 問題は曲線Cw2と0M3が重なる時間帯にある。 特に時間帯t32からtssは中間的な交通量となって
おシ、これだけで別個の特徴モードを設定する可能性は
ある。しかしその時間幅と交通量の積で求まる総人数が
設定済特徴モードに対し小さく、かつ、すでに類似した
特徴を持つ特徴モードM2とM3が設定されているため
顕著な特徴としても認められない可能性があシ、結果と
して一般的には昼食中間と称する特徴モードは設定され
ない。 (但しホテルや、フロア貸しピルにおいては設定される
可能性が十分ある。尚これらは特徴モードの生成と識別
グミグラム254、第38図で制御される。) そこで時間帯’32−133 においては、第40図ノ
ステツ7”255BとM41図のステップ275Bに示
した様に複数の特徴モードに対し、中間的な?:jIa
であることを判定し、できるだけ適格に交通情報の収集
と、運転制御パラメータの指令を制御する様にし、特徴
モードの数が無数に増大するのを防止している。 第54図〜第56図によシ、学習系マイコンの自動報告
形態例と、ステップ275F(第41図)において暦日
ならびに時刻による特徴モードの発生予測をいかに精度
よく行なうかを捕捉する。 まず、第54図は第34図(b)日別特徴パターンテー
ブル262Z8の内容を端末装置PDのCR,Tやプリ
ンタへ表示またはプリントする報告形態の例を図示して
おシ、特徴モードは、その特徴モードがエレベータ−運
転系に与えるストレスの大きさく例えば交通量)の順に
独自の順番P1〜pHに付は直して表示している。この
図による一般の出勤日DP3 (日別パターン曲線f
op2 )と土9日、曜や祭−などの休日DP4 (日
別パターン曲線fap4)との差が一目で判る利点ある
。 第55図は年間記録テーブル262Z9の内容の報告形
態の例を示し、本年度の予測による日別パターンを第5
6図の様に表示する。 この予測は下記の順序で行なう。 まず、端末装置FDのキーボードなどから大刀されたス
ケジュール予約による休日の振替や特別休日の設定ある
いは行事日忙よる日別パターンそのものの設定と該当日
の設定などがあった場合には、これを最優先とする。 次に祭日か否かを判定し、祭日や創行記念日(第55図
と第56図の注1)など、毎年同日に同一の日別パター
ンが予想される日か否かを判定する。 次に年度による曜日変換を行ない、まだ曜日による日別
パターンの関係を統計処理により求め、予定される日別
パターンを決定する。 以上による日別パターンの予測と、日別ノ(ターンごと
に、特徴モードと、その時間帯を学習することにより、
ステップ275Fで説明したより以」〕に精度の良い、
長期的な視野に立った特徴モードの予測を行なうことが
できる。 ステップ2F(第38図)では日別パターンの追加設定
とか時間帯の学習の際は10分程度の小さな特徴モード
の有無や、隣接する特徴モードのElごとの相異によシ
別の日別パターンとせずに、一致する特徴モードの時間
帯を学習する様に構成する。 次に第57図は特徴モードの生成、交通情報の学習、そ
して運転制御プログラムの生成と一環した人工知能制御
に含ることのできる広義の学習を行なった学習系の成果
の報告形態の例を示す。 図は日別パターン別に作表または作図する方が学習経過
が理解し易すい利点がある。 同、急変とは少なくとも新しい特徴モードが追加になっ
た場合を含むものとする。まだ日別パターンDP3のパ
ターン形状fDP3が大きく変化した場合も含むものと
する。 また、学習系の成果フォーマツ)Ropaの内容は情報
学習テーブル262内の評価用データテーブル(ホール
呼び継続時間の度数分布テーブル262A 10など〕
と、ステップ270M4〜5(第49図〕によシシミー
ユレートした結果と日別パターンテーブル262Z8C
の時間帯のデータより一部分の評価値に換算して日中1
0H【の平均値を報告するものとする。 これにより、学習系が正常に機能して゛いることと、学
習系の装備による定量的な効果を知ることが出来る利点
がある。 以上で第2の実施例の全ての説明を終了した。 次に本発明による他の実施例や変形例について説明する
。 まずaT 58図と第59図により、特徴モードと日別
パターンの変形例を説明する。 第58図は第19図の変形例であり、第59図は第33
図と第36図の変形例である。 この変形例の主な特徴は特徴モードを日別に区別して持
たせた点にあり、例えば出動時間帯における交通情報の
学習は第2の交通需要の特徴判定プログラム257によ
り日別パターンを判定後に、当該日別の出動時間帯テー
ブルに対して行う様に構成した点にある。 尚、第1の交通焦要の特徴判定プログラム254は例え
ば日別による時間帯の判定とするのが簡単なプログラム
構成とできる。またその他については必要に応じて端末
装置PDから当該の時間帯データを設定することと−l
れば(mヰなプログラム構成とできる。 また、この際の日別の判定の方法としては、出動時間帯
の交通級に応じてまず仮定するもとし、最終的には一日
の徳利用人数に関するデータで判定スることとすればプ
ログラム257を簡単なプログラム構成とできる。 また、第1の交通需要の特徴判定に、各特徴別に(各日
別に対し共通としても良い)評価関数を設け、この値が
最大となる特徴を判定する方法がある。出動の評価関数
φUPは ・・・・・・・・・・・・(66) となる。 同様に昼食前半、後半、退勤の特徴評価関数ΦLT^、
ΦLTB 、ΦDPは ・・・・・・・・・・・・(69) となる。平常と平常混雑と閑散の区別は単に交通量のみ
で判定する。尚、ここで閑散は、交通量が小さいので交
通情報の学習を不要とした。 この平常と平常混雑の特徴評価関数Φ1はとなる。ここ
でに21〜に28は重み係数で、k22とに23は4、
k25は2、k21とに24は1とする。 この(66)式から(70)式の値がMAXとなる特徴
を判定出力とする。 次に第19図をベースにそのahの変形例についてに見
開する。 第2の実施例では、事前にシミュレーションプログラム
271を実行・して基本的な運転プログラムを生成して
おいたが、例えば運転台数や目標値の設定変更などの大
きな変動があった時は、制御パラメータの作成プログラ
ム2770所で緊急の追加シミュレーションを実行する
様に構成する。 特にステップ270M2(第49図)に示す従属ハラメ
ータを算出するだめのシミュレーションを再度実行する
だけなら1回だけであり比較的早く指令パラメータを出
力できる。そして特徴モード別パラメータテーブル27
4をその分小さく構成することができる利点がある。 〔発明の効果〕 以上説明した様に、本発明によれは、エレベータ−の交
通需要の特徴別にエレベータ−の交通情報を収集できる
ので、そのエレベータ−の過去の利用状況の把握と、交
通需要の変化に応じた交通情報のデータ値の把握がきめ
細かく、かつ効率的に行なうことができる。
第1図〜第8図は本発明の詳細な説明する図、第9図〜
第11図は本発明による交通需要の特徴生成装置を示す
回路図、第12図と第13図は記録データを説明する図
、第14図〜第18図は第2の実施例のハード図、第1
9図は第2の実施例のソフトの全体構成を説明するブロ
ック図、第20図〜第23図はシミュレーションパラメ
ータの説明図、第24図は運転系マイコンのテーブル構
成図、第25図〜第29図は運転系マイコンの呼び割当
制御フローチャート、第30図〜第37図は学習系マイ
コンで使用するテーブル構成図、第38図〜第42図は
学習系マイコンのソフトを説明するメインフローチャー
ト、第43図は行先階交通用、テーブルの作成方法を説
明する際に使用する説明図、第44図〜第48図はシミ
ュレーション実行フローチャート、第49図はシミュレ
ーションの応用例を示すフロー升ヤード、第50図は台
数別にシミュレーションするフローチャー1・で第51
図はこれの説明図、第52図と第53図第2の実施例の
動作を捕捉説明する図、第54図〜第56図は特徴モー
ドの発生予測方法の改善例を説明する説明図、第57図
は学習系の効果を報告するフォーマット例を示す図、第
58図は変形例を示すブロック図で第59図はこれのテ
ーブル構成図である。 110・・・エレベータ−制御系、13o川交通情報検
出回路、14o・・・時刻信号発生回路、15o・・・
交通需要の特徴モード識別回路、157・・・交通需要
の特徴識別回路、160・・・特徴モード別情報学習回
路、170・・・エレベータ−運転制御形態選択回路、
151・・・交通需要の!時機要素値演算回路、155
・・・エレベータ−制御用特徴モードの設定口M、15
6・・・エレヘーター制御用特徴モートノ生第 70図 第 ll 図 酵l 153 2 図 E1158 F)15A t3 TA utsq第
/4−図 40 桁 15121 TJlz図 16r’l 閏 第zo図 第21閃 9狗”羨中運中Am/iff月5ミュし一カンノ(ラメ
ータ e第230 シミエし−ンヨンハ””yl−7F <?z2二36)
第 24 図 第25″m 1; 27 fjJ 第2g図 (a)′yJ37 図 第41昭 躬45創 $471 141図 η49 (2) 治51図 シミレージ1ン八0ラメータ (α)M2のベターン (タノ30 20 10
”θ 20 30(54す53 口 (+))M3酊\°ターン
第11図は本発明による交通需要の特徴生成装置を示す
回路図、第12図と第13図は記録データを説明する図
、第14図〜第18図は第2の実施例のハード図、第1
9図は第2の実施例のソフトの全体構成を説明するブロ
ック図、第20図〜第23図はシミュレーションパラメ
ータの説明図、第24図は運転系マイコンのテーブル構
成図、第25図〜第29図は運転系マイコンの呼び割当
制御フローチャート、第30図〜第37図は学習系マイ
コンで使用するテーブル構成図、第38図〜第42図は
学習系マイコンのソフトを説明するメインフローチャー
ト、第43図は行先階交通用、テーブルの作成方法を説
明する際に使用する説明図、第44図〜第48図はシミ
ュレーション実行フローチャート、第49図はシミュレ
ーションの応用例を示すフロー升ヤード、第50図は台
数別にシミュレーションするフローチャー1・で第51
図はこれの説明図、第52図と第53図第2の実施例の
動作を捕捉説明する図、第54図〜第56図は特徴モー
ドの発生予測方法の改善例を説明する説明図、第57図
は学習系の効果を報告するフォーマット例を示す図、第
58図は変形例を示すブロック図で第59図はこれのテ
ーブル構成図である。 110・・・エレベータ−制御系、13o川交通情報検
出回路、14o・・・時刻信号発生回路、15o・・・
交通需要の特徴モード識別回路、157・・・交通需要
の特徴識別回路、160・・・特徴モード別情報学習回
路、170・・・エレベータ−運転制御形態選択回路、
151・・・交通需要の!時機要素値演算回路、155
・・・エレベータ−制御用特徴モードの設定口M、15
6・・・エレヘーター制御用特徴モートノ生第 70図 第 ll 図 酵l 153 2 図 E1158 F)15A t3 TA utsq第
/4−図 40 桁 15121 TJlz図 16r’l 閏 第zo図 第21閃 9狗”羨中運中Am/iff月5ミュし一カンノ(ラメ
ータ e第230 シミエし−ンヨンハ””yl−7F <?z2二36)
第 24 図 第25″m 1; 27 fjJ 第2g図 (a)′yJ37 図 第41昭 躬45創 $471 141図 η49 (2) 治51図 シミレージ1ン八0ラメータ (α)M2のベターン (タノ30 20 10
”θ 20 30(54す53 口 (+))M3酊\°ターン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数階床をサービスするエレベータ−において、エ
レベータ−の交通需要を゛検出する手段と、交通需要の
特徴モード記録手段と、少なくとも上記手段で検出され
た交通需要を入力し、上記記録された特徴モードのいず
れに属するかを識別する特徴識別手段と、識別された特
徴モードごとに分類してエレベータ−に関する交通情報
を収集する手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
−の交通情報収集装置。 2、特許請求の範囲第1項において、上記交通需要検出
手段は、交通需要データを蓄積する手段と、所定の蓄積
データが所定量に達したとき蓄積データを出力する手段
を備えたことを特徴とするエレベータ−の交通情報収集
装置。 3、特許請求の範囲第1項において、上記特徴記録手段
は、少なくとも各特徴を表わす各要素成分の大きさを示
すデータを記録し、上記特徴識別手段は、検出された交
通需要を上記と同種から成る基本要素成分に分解弘 こ
の分解された基本要素成分と上記特徴別の各要素成分と
の対比によシ交通需要の特徴モードを識別するように構
成したことを特徴とするエレベータ−の交通情報収集装
置。 4、特許請求の範囲第1項において、上記特徴識別手段
が複数の特徴モードを識別したとき、上記交通情報収集
手段は、上記交通情報を上記複数の特徴モードに分配し
て収集するように構成したエレベータ−の交通情報収集
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57148187A JPS5939669A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | エレベ−タ−の交通情報収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57148187A JPS5939669A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | エレベ−タ−の交通情報収集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939669A true JPS5939669A (ja) | 1984-03-05 |
Family
ID=15447184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57148187A Pending JPS5939669A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | エレベ−タ−の交通情報収集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939669A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1982
- 1982-08-25 JP JP57148187A patent/JPS5939669A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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