JP6203332B1 - Bimシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降機の運行効率を向上させる。【解決手段】実施形態のBIMシステムは、制御部と記憶部とを少なくとも備える。前記記憶部は、建築物のBIMモデルを記憶するBIMモデル記憶手段と、前記BIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するためのパーツ情報を記憶するパーツ情報記憶手段と、を備え、前記制御部は、入力される作成条件に対応する前記BIMパーツを、前記パーツ情報記憶手段に記憶された前記パーツ情報を用いて作成する昇降機モデリング手段と、入力される、昇降機の運行させるためのパラメータに基づいて、前記昇降機を運行するための運行プログラムを生成する生成手段と、生成された前記運行プログラムを、前記BIMパーツを用いて、シミュレーションを行うシミュレーション手段と、前記シミュレーションを行った結果を出力する出力手段と、前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する更新手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、BIMシステム、方法、及びプログラムに関する。
近年、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を利用することで、建築に関する作業やデータ管理の合理化や効率化が図られている。また、BIMを利用すれば、建築物や複数の設備装置(昇降機設備、電源設備、空調設備、給排水衛生設備など)に関して、3次元の設計図データを一元管理できる。
さらには、BIMの利用を設計段階だけではなく、建築物の保守やメンテナンス等で利用する技術が提案されている。
特許第5645321号
ところで、従来、建物の改修計画や建物で行われるイベントがある場合に、昇降機の利用環境に応じて、当該昇降機の運行プログラムを更新するのが望ましい。しかしながら、運行プログラムの更新した場合に運行状況を把握するのが難しいため、運行プログラムの更新が行われることは少なかった。
本実施形態が解決しようとする課題は、利用状況に応じて、運行プログラムを適切に更新することができるBIMシステム、方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態のBIMシステムは、制御部と記憶部とを少なくとも備える。前記記憶部は、建築物のBIMモデルを記憶するBIMモデル記憶手段と、前記BIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するためのパーツ情報を記憶するパーツ情報記憶手段と、を備え、前記制御部は、入力される作成条件に対応する前記BIMパーツを、前記パーツ情報記憶手段に記憶された前記パーツ情報を用いて作成する昇降機モデリング手段と、入力される、昇降機の運行させるためのパラメータに基づいて、前記昇降機を運行するための運行プログラムを生成する生成手段と、生成された前記運行プログラムを、前記BIMパーツを用いて、シミュレーションを行うシミュレーション手段と、前記シミュレーションを行った結果を出力する出力手段と、前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する更新手段と、を備える。
図1は、第1の実施形態におけるBIMシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、昇降機のBIMパーツの一例を示す図である。 図3は、昇降機のBIMパーツを建築物のBIMモデルに組み込んだ状態の昇降機組込建築物に対応する統合BIMモデルの一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態におけるエレベータの運行に関する項目のうち、ユーザが定義可能なユーザ定義パラメータの一例を示した図である。 図5は、第1の実施形態における仮想ELシミュレーション部によるシミュレーション結果としてエレベータの運行状況の再現例を示した図である。 図6は、第1の実施形態における仮想ELシミュレーション部によるシミュレーション結果として、負荷状態の遷移例を示した図である。 図7は、図4に示される運行に関する項目について、ユーザが変更した後のユーザ定義パラメータの一例を示した図である。 図8は、第1の実施形態における運行プログラムの複数登録可能な画面例を示した図である。 図9は、第1の実施形態における運行プログラムの実行する日程の登録画面例を示した図である。 図10は、第1の実施形態における運行プログラム更新システムにおける更新処理の手順を示すフローチャートである。
以下に、実施形態にかかるBIMシステム、方法、及びプログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
BIMによる設計方法では、各業者にて建物全体のデータである建築物の3次元モデル(すなわち、建築物のBIMモデル)を共有することができる。このため、各業者は、共通のデータ上でそれらの関連性および整合性の確認ができる。以下の実施形態では、このBIMを使用した昇降機の運行プログラム更新システムについて説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態(BIMシステム)について、以下に説明する。なお、第1の実施形態で例示するBIMシステムにおけるサーバ側と端末側の機能分散の形態は以下に限られず、同様の効果や機能を奏し得る範囲において、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
[BIMシステムの構成]
まず、第1の実施形態におけるBIMシステムの構成の一例について、図1を参照して以下に説明する。図1は、第1の実施形態におけるBIMシステムの構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち主要な部分を概念的に示している。なお、本実施形態においては、通信型のBIMシステムを具体例として説明するが、これに限ることなく、スタンドアロン型のBIMシステムなどにも適用可能である。
図1に示すように、第1の実施形態のBIMシステムは、概略的に、昇降機の3次元モデル(すなわち、昇降機のBIMパーツ)等の情報を提供できる中央制御サーバ装置200、単数または複数の昇降機管理ツール等を搭載した端末装置100、及びエレベータ制御装置300を通信可能に接続して構成される。ここで、図1に示すように、通信には、一例として、ネットワーク350を介した有線・無線通信等の遠隔通信等を含む。また、これらBIMシステムの各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
図1に示すように、第1の実施形態のBIMシステムにおいて、中央制御サーバ装置200は、概略的に、制御部202と記憶部206とを少なくとも備えている。端末装置100は、出力部114と入力部116と制御部102と記憶部106とを少なくとも備える。
[エレベータ制御装置300の構成]
本実施形態のBIMシステムは、エレベータ2(かご3を含む)を制御するためのエレベータ制御装置300を備える。エレベータ制御装置300は、エレベータ2の運行状況を検出する運行センサー301と、エレベータ2を運行制御するための運行プログラムを格納する運行プログラム記憶部302と、運行プログラム記憶部302に記憶された運行プログラムを読み出して、実行することで、エレベータ2の運行を制御する運転制御部303と、中央制御サーバ装置200と情報を送受信する通信制御インターフェース部304と、を備える。
運行センサー301は、エレベータ2に設けられたセンサーであって、エレベータ2の運行状況を検出する。なお、エレベータ2は、建物150に格納されたものとする。
本実施形態のエレベータ制御装置300は、通信制御インターフェース部304から受信した運行プログラムを、運行プログラム記憶部302に記憶する。運行プログラムとは、エレベータ2の運行を制御するためのプログラムとする。
運転制御部303は、運行プログラムを読み出して、エレベータ2の運行制御を行う。
本実施形態においては、運行プログラム記憶部302に格納される運行プログラムを更新することで、エレベータ2の運行制御を切り替えることができる。
従来、昇降機の運行プログラムを更新する際には、メーカに依頼する必要があった。依頼されたメーカは、現地に行き、運行プログラムの更新作業を行っていた。このため、建物の利用環境に合わせて、昇降機の運行プログラムを変更することはできなかった。
そこで、本実施形態のBIMシステム(運行プログラム更新システム)は、昇降機の運行プログラムを、フレキシブルに更新することを実現する。
さらに、運行プログラムを更新する際に、当該運行プログラムを適用した場合のシミュレーション結果を考慮することで、状況に応じた運行プログラムの更新を可能とする。
本実施形態では、BIMシステムで運行プログラムの更新を行うことで、建物の統合管理を実現する。
例えば、建物の改修や、建物内のテナントの入れ替え等が発生した際に、建物のレイアウトの変更や、動線計画の変更が生じる。このような場合に、エレベータの交通計画も合わせて行いたい。このような場合に、レイアウトの変更や動線計画に変更に適した運行プログラムの更新は難しかった。
これに対して、本実施形態においては、シミュレーション結果に応じて、エレベータ制御装置300の運行プログラムの更新を行うこととした。これにより、建物の改修や、建物内のテナントの入れ替え等が発生した場合に、運行状況に応じた適切な運行プログラムの更新を実現できる。さらには、更新に関するユーザの負担を軽減できる。
本実施形態では、ユーザは、建物運用会社に所属する保守管理者等が考えられるが、ユーザを制限するものではない。
[中央制御サーバ装置200の構成]
ここで、図1において、中央制御サーバ装置200は、端末装置100から送信される作成条件に対応する建築物のBIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを、記憶部206に記憶されたパーツ情報を用いて作成する機能を有する。そして、中央制御サーバ装置200は、作成されたBIMパーツを端末装置100へ送信する等の機能を有する。中央制御サーバ装置200は、第1の通信制御インターフェース部204を介してネットワーク350を経由し、端末装置100と相互に通信可能に接続されており、制御部202と記憶部206とを備える。制御部202は、各種処理を行う制御手段である。
第1の通信制御インターフェース部204は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースであり、中央制御サーバ装置200とネットワーク350との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、第1の通信制御インターフェース部204は、端末装置100等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。
第2の通信制御インターフェース部208は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースであり、中央制御サーバ装置200とエレベータ制御装置300との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、第2の通信制御インターフェース部208は、エレベータ制御装置300等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。
記憶部206は、HDD(Hard Disk Drive)等の固定ディスク装置またはSSD(Solid State Drive)等のストレージ手段であり、各種のデータベースやテーブル(パーツ情報データベース206a等)を格納する。
これら記憶部206の各構成要素のうち、パーツ情報記憶手段としてのパーツ情報データベース206aは、建築物のBIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するためのパーツ情報を記憶する。本実施形態において、昇降機は、エレベータ及び乗客コンベアを含む概念であり、乗客コンベアは、エスカレータ及び動く歩道を含む。ここで、パーツ情報は、利用者が建築物のBIMモデルに組み込む昇降機のBIMパーツを設計する上で必要となるあらゆる情報を含む。パーツ情報としては、例えば、用途、定員、積載量、動作速度、色、機種等といった昇降機の仕様、昇降機を建築物に設置する際に必要とされるスペース、寸法、各種付属設備、各種配線配管に関する情報などのうちの少なくとも1つを含む。さらに、パーツ情報としては、例えば、昇降機を構成する必要部材の部材強度、価格、寸法、質量、色、素材、材料、固有振動数といった情報の他、納期、在庫状況、据付時間、仕上げ材、耐用年数、メーカ情報、品番型番などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。なお、パーツ情報は、上記に限定されない。
より具体的には、本実施形態において、パーツ情報は、例えば、制御部102によりBIMパーツをBIMモデルに組み込む際等に参照されるBIMパーツのサイズ情報を含む。ここで、BIMパーツのサイズ情報は、BIMパーツを構成する各ユニット、構成部品のサイズ情報も含む。BIMパーツを構成する各ユニットとしては、例えば、本実施形態のように昇降機がエレベータ2である場合には、昇降路、乗りかご、カウンタウェイト、メインロープ、巻上機、ガイドレール、乗り場ホール関連品、機械室、制御盤、電源設備、各種配線配管等が挙げられる。また、BIMパーツを構成する各ユニットとしては、例えば、昇降機がエスカレータである場合には、トラス、踏段、踏段チェーン、移動手摺、乗降板、欄干、駆動装置、機械室、制御盤、電源設備、各種配線配管等が挙げられる。また、パーツ情報は、例えば、制御部102によりBIMパーツを変更する際に用いられる設定パラメータを含む。ここで、設定パラメータは、BIMパーツを構成する各ユニットのサイズ、色、材質、上記各種配線配管等を規定するパラメータを含む。また、パーツ情報は、予め利用者により指定された点検対象物であることを示す情報も含む。これにより、後述の制御部102は、パーツ情報からどの部材が点検対象物であるかを特定することができる。これらのパーツ情報は、例えば、制御部102の処理により点検対象物を点検する作業者の動線を生成する際、各種点検条件を算出する際、動線に関する注意点を示す注意情報を抽出する際、動線を最適化する際等に参照される。なお、BIMパーツは、典型的なBIMモデルと同様に、このBIMパーツ自体に対象の昇降機に関連するパーツ情報等の属性情報を含んでいる。
EL運行情報データベース206bは、第2の通信制御インターフェース部208を介して、エレベータ制御装置300から受信した、運行センサー301が検出したエレベータ2の運行状況を記憶するデータベースとする。運行状況は、例えば、エレベータ2の起動回数等が含まれている。本実施形態では、運行状況から、各フロアでどの程度の人の滞留が存在したのか把握できる。つまり、EL運行情報データベース206bに記憶された運行状況をシミュレーションで用いることで、各フロアの人の滞留を推測できる。
ユーザ定義パラメータ記憶部206cは、第1の通信制御インターフェース部204を介して、端末装置100から受信した、運行プログラムを生成するために必要なものとして、ユーザが定義したパラメータ(以下、ユーザ定義パラメータ)を記憶するデータベースとする。
ユーザ定義パラメータは、エレベータ2に関して、ユーザが変更を許可されたデータであって、例えば、不停止階や、稼働時間、各フロアの在館人数(利用人数)、運転間隔等が含まれている。
運行プログラム管理部206dは、後述する運行プログラム生成部202dで生成された運行プログラムを管理する。また、運行プログラム管理部206dは、運行状況に合わせて運行プログラムを更新するために、運行プログラムを複数記憶しても良い。
イベントスケジュール管理部206eは、第1の通信制御インターフェース部204を介して、端末装置100から受信した、建物150で行われるイベントを含んだスケジュール情報を記憶するデータベースとする。
保守点検管理情報データベース206fは、エレベータ2の保守点検管理に関する情報を記憶するデータベースとする。
更新時間管理データベース206gは、エレベータ制御装置300が制御に用いる運行プログラムを更新する時間を管理するデータベースとする。本実施形態においては、更新時間管理データベース206gが、運行プログラムを更新する時間を管理することで、日程に応じた運行プログラムの更新を実現できる。
また、制御部202は、OS(Operating System)等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、及び、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部202は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部202は、機能概念的に、作成条件受信部202a、昇降機モデリング部202b、情報通信部202c、運行プログラム生成部202d、仮想ELシミュレーション部202e、及び、運行プログラム更新部202f、を備える。
このうち、作成条件受信部202aは、端末装置100から送信される作成条件を受信する作成条件受信手段である。ここで、作成条件は、利用者が所望する昇降機の仕様を示す条件である。つまり、作成条件は、建築物のBIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するための条件を指定する。作成条件は、例えば、機種、色、素材、希望の価格、納期、利用者の嗜好性等のうちの少なくとも1つを含んでもよい。また、作成条件は、例えば、昇降機を設置する建築物の概要、設置位置等、後述するBIMモデルデータベース106aに格納されている建築物のBIMモデルの構造情報を含んでもよい。また、作成条件は、利用者により端末装置100において入力部116を介して入力されたものであってもよいし、予め作成条件が記憶された外部記憶装置(図示せず)から読み込まれたものであってもよい。
また、昇降機モデリング部202bは、作成条件受信部202aにより受信された作成条件に対応する昇降機のBIMパーツを、パーツ情報データベース206aに記憶されたパーツ情報を用いて作成する昇降機モデリング手段である。昇降機モデリング部202bは、例えば、図2に示すようなエレベータの3次元のBIMパーツを作成する。ここで、図2は、昇降機のBIMパーツの一例を示す図である。図2の左側は、昇降路、乗りかご、ガイドレール等のユニットから構成されるBIMパーツであり、図3の右側は、乗り場ホーム関連品の一例として、乗降口のドアのユニット等から構成されるBIMパーツである。昇降機モデリング部202bは、利用者が後述のレイアウト画面で確認しながら選択可能なように、作成条件を満たす複数の昇降機のBIMパーツを作成してもよい。昇降機モデリング部202bは、例えば、作成条件受信部202aにより受信された作成条件に基づいた後述のBIMモデルの構造情報等に基づいて、建築物の概要、規模、設置位置、電源設備容量等から当該建築物に設置可能な昇降機のBIMパーツを単数あるいは複数作成する。また、昇降機モデリング部202bは、作成条件受信部202aにより受信された作成条件に基づいた納期、価格、あるいは、嗜好性に応じてBIMパーツを自動的に最適化して作成するようにしてもよい。例えば、昇降機モデリング部202bは、利用者によって昇降機の設置に際し納期優先の選択がなされている場合には、設置可能な昇降機のBIMパーツのうち納期が早いものから順に自動で複数作成するようにしてもよい。同様に、昇降機モデリング部202bは、利用者によって価格優先の選択がなされている場合には、設置可能な複数の昇降機のBIMパーツのうち価格が安いものから順に自動で複数作成するようにしてもよい。昇降機モデリング部202bは、利用者によって利用者の嗜好性が設定されている場合には、設置可能な複数の昇降機のBIMパーツのうち嗜好性にあったものから順に自動で複数作成するようにしてもよい。昇降機モデリング部202bは、作成した昇降機のBIMパーツを記憶部206に格納して、BIMパーツデータベース(図示せず)を構築してもよい。
また、情報通信部202cは、第1の通信制御インターフェース部204を介して、端末装置100との間で情報の送受信を行う出力信手段である。例えば、情報通信部202cは、昇降機モデリング部202bにより作成された昇降機のBIMパーツを端末装置100へ送信する。また、情報通信部202cは、複数のBIMパーツを含む計算結果を端末装置100へ送信してもよい。
さらに、情報通信部202cは、端末装置100から、建物150で行われるイベントなどのスケジュール情報や、運行プログラムを生成するためのユーザ定義パラメータを受信する。
図4は、本実施形態のエレベータの運行に関する項目のうち、ユーザが定義可能なユーザ定義パラメータの一例を示した図である。図4に示される例では、ユーザ定義パラメータとして、第1のエレベータ、第2のエレベータ、及び第3のエレベータについて、稼働時間、停止階、各フロアの利用人数を設定可能とする。なお、本実施形態は、ユーザ定義パラメータの一例を示したもので、運行プログラムを生成するためにユーザが定義可能なパラメータを制限するものではない。
さらに、本実施形態においては、ユーザ定義パラメータとして、各フロアの滞留を調整するためのパラメータが含まれている。これにより、シミュレーション結果に応じて、当該ユーザ定義パラメータを調整することで、各フロアの滞留を調整できる。
そして、情報通信部202cが受信したイベントに関する情報は、イベントスケジュール管理部206eに格納される。また、情報通信部202cが受信したユーザ定義パラメータは、ユーザ定義パラメータ記憶部206cに格納される。
運行プログラム生成部202dは、ユーザ定義パラメータ記憶部206cに記憶されたユーザ定義パラメータに基づいて、エレベータ2の運行を制御するための運行プログラムを生成する。
仮想ELシミュレーション部202eは、運行プログラム生成部202dにより生成された運行プログラムでエレベータ2が運行された状況をシミュレートする。本実施形態の仮想ELシミュレーション部202eは、パーツ情報データベース206aに記憶されたエレベータ2の詳細な属性と、EL運行情報データベース206bに格納された、今までの運行状況と、を考慮して、運行プログラムが実行された場合の運行状況を示したシミュレーション情報を生成する。さらに、本実施形態は、情報通信部202cが、端末装置100から、建物150に関する統合BIMモデルのうち、シミュレーションに必要な建物情報(例えば統合BIMモデルの一部)を受信し、仮想ELシミュレーション部202eは、受信した建物情報を、さらに考慮して、運行プログラムのシミュレーションを行っても良い。
本実施形態の仮想ELシミュレーション部202eは、パーツ情報データベース206aに記憶された、エレベータ2を構成するBIMパーツ、及びBIMパーツに付与されている詳細な属性を用いてシミュレーションを行うこととした。これにより、エレベータ2の運行に関して、精度の高いシミュレーションを行うことができる。
さらには、情報通信部202cは、端末装置100から、建物150の在館人員の遷移を示す人員情報を受信し、仮想ELシミュレーション部202eは、受信した人員情報を考慮して、運行プログラムのシミュレーションを行っても良い。
図5は、本実施形態の仮想ELシミュレーション部202eによるシミュレーション結果としてエレベータ2の運行状況の再現例を示した図である。図5に示される例では、ユーザ定義パラメータに従って生成された運行プログラムで制御された場合に、EL運行情報データベース206bに記憶された運行情報による、各フロアの人の滞留を再現している。本実施形態においては、当該運行状況を再現した情報を、端末装置100に送信する。図5に示される例では、10〜15時間の間の人の滞留の遷移と、エレベータ2の動きと、の変化がアニメーションとして表示される。
図6は、本実施形態の仮想ELシミュレーション部202eによるシミュレーション結果として、負荷状態の遷移例を示した図である。図6に示される例では、時間の遷移と共に、エレベータ2に搭乗している人数の増減の遷移を示している。図6に示される例では、負荷を判断するための基準線Nが示されている。これにより、ユーザは、人数が適切か否かを判断できる。
本実施形態は、シミュレーション結果の一例を示したものであって、図5や図6に示される例に制限するものではなく、他の態様でシミュレーション結果を表しても良い。本実施形態では、シミュレーション結果を示すことで、生成された運行プログラムが適切か否かを判断できる。
また、仮想ELシミュレーション部202eは、端末装置100から受信した様々な情報を考慮して、エレベータ2の運行状況を再現、シミュレーションしても良い。例えば、情報通信部202cが、端末装置100から、在館人員データベース106dに格納されている在館人数の情報を受信した場合に、仮想ELシミュレーション部202eは、在館人数の情報をさらに考慮して、運行プログラムのシミュレーションを行っても良い。さらには、仮想ELシミュレーション部202eは、気象データベース106bに記憶された気象情報や、イベントスケジュール管理データベース106eに記憶されたイベントに関する情報等を考慮して、運行プログラムのシミュレーションを行っても良い。
図1に戻り、情報通信部202cは、生成されたシミュレーション情報(シミュレーションを行った結果)を、端末装置100に送信(出力)する。これにより、端末装置100を利用するユーザは、シミュレーション結果を考慮して、生成された運行プログラムを適用するか否かを判断できる。
運行プログラム更新部202fは、生成された運行プログラムを、エレベータ制御装置300に対して更新するための処理を行う。本実施形態の運行プログラム更新部202fは、第2の通信制御インターフェース部208を介して、エレベータ制御装置300に対して、運行プログラムの送信と、当該運行プログラムへの更新要求を送信する。これにより、運行プログラムは、エレベータ2に適用されるプログラムとして更新される。
本実施形態の運行プログラム更新部202fは、情報通信部202cが、端末装置100から、シミュレーションした運行プログラムが承認された旨の通知を受信した場合に、当該運行プログラムを、運行プログラム管理部206dに登録する。さらには、情報通信部202cが、端末装置100から運行プログラムを更新する日程を受信した場合に、当該日程を更新時間管理データベース206gに登録する。
そして、本実施形態の運行プログラム更新部202fは、更新時間管理データベース206gに記憶された日程(スケジュール)に従って、運行プログラム管理部206dに記憶された複数の運行プログラムから選択された運行プログラムを、エレベータ2に適用するプログラムとして更新する。
さらに、運行プログラム更新部202fは、イベントが行われる場合に、イベントスケジュール管理部206eに記憶されたイベント情報から、過去に類似したイベントの情報を検索し、当該過去のイベントの時に適用された運行プログラムを特定し、イベントが行われる日程で、特定された運行プログラムに更新してもよい。
また、運行プログラム更新部202fは、運行プログラムの更新を行う際に、情報通信部202cを介して、エレベータ2のメーカに対して、承認要求を出力しても良い。そして、運行プログラム更新部202fは、メーカから承認要求を受け付けた場合に、運行プログラムを更新する。
[端末装置100の構成]
端末装置100は、図3に示すように、中央制御サーバ装置200から送信された昇降機のBIMパーツを、記憶部106に記憶された建築物(本実施形態においては建物150)のBIMモデルに組み込んだ状態の昇降機組込建築物に対応する統合BIMモデルを作成する機能を有する。図3は、昇降機のBIMパーツを建築物のBIMモデルに組み込んだ状態の昇降機組込建築物に対応する統合BIMモデルの一例を示す図である。図3では、昇降機組込建築物の完成時におけるエレベータの設置状態を示す統合BIMモデルの一部が示されている。また、端末装置100は、建物150の管理や、改修設計を行うために利用される端末とする。
端末装置100は、例えば、一般に市販されるデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、携帯電話、スマートフォン、PHS、及びPDA等の携帯端末装置等である。ここで、端末装置100は、インターネットブラウザ等を搭載していてもよく、BIMアプリケーション等を搭載していてもよい。また、端末装置100は、出力部114を備えていてもよい。また、端末装置100は、データ入力等を行う入力部116を備えていてもよい。
出力部114は、アプリケーション等の表示画面を表示する表示手段(例えば、液晶または有機EL等から構成されるディスプレイ、モニタ、及び、タッチパネル等)であってもよい。さらに、出力部114は、音声情報を音声として出力する音声出力手段(例えば、スピーカ等)であってもよい。
入力部116は、例えば、キー入力部、タッチパネル、コントロールパッド(例えば、タッチパッド、及び、ゲームパッド等)、マウス、キーボード、及び、マイク等であってもよい。
そして、端末装置100は、入出力制御インターフェース部108を備え、建物150を管理するために設けられた端末としても利用可能とする。本実施形態の入出力制御インターフェース部108は、入力部116から、情報の入力処理を行う。さらに、本実施形態の入出力制御インターフェース部108は、ユーザインターフェース等を含む出力部114に対して、情報の出力処理を行う。
また、入出力制御インターフェース部108は、さらに、建物150に設けられた建物センサー151から建物150内の検出結果や、人員センサー152から人員の検出結果を、入力処理する。本実施形態の端末装置100は、入力された検出結果を用いて、建物150を管理する。
また、端末装置100は、通信制御インターフェース部104を介してネットワーク350を経由し、中央制御サーバ装置200と相互に通信可能に接続されており、制御部102と記憶部106とを備える。制御部102は、各種処理を行う制御手段である。
通信制御インターフェース部104は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースであり、端末装置100と中央制御サーバ装置200とネットワーク350との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部104は、中央制御サーバ装置200等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。
また、記憶部106は、HDDやSSD等の大容量のストレージ手段、及び/または、SRAM(Static Random Access Memory)等を用いて構成される小容量高速メモリ(例えば、キャッシュメモリ)等のストレージ手段である。記憶部106は、各種のデータベースやファイルやテーブル、BIMモデルデータベース106a、気象データベース106b、建物管理データベース106c、在館人員データベース106d、イベントスケジュール管理データベース106e、セキュリティデータベース106f等を格納してもよい。ここで、記憶部106は、各種のファイル等を一時的に記憶するものであってもよい。
BIMモデルデータベース106aは、建築物のBIMモデルを記憶するBIMモデル記憶手段である。本実施形態において、BIMモデルデータベース106aには、予め設計者により設計された建築物のBIMモデルが格納されている。ここで、BIMモデルには、例えば、建物形状、空間関係、地理情報、建物部材の数量や特性、部材強度、固有振動数、耐用年数、各種付属設備、各種配線配管等の情報のうちの少なくとも1つを含む構造情報が含まれるが、これに限定されない。この他、構造情報は、建物用途、建物規模、階床数、階床名、階高、各階の使用用途、フロア人員、占有面積等から算出可能な昇降機の利用人数などの情報を含んでいてもよい。更に、構造情報は、対象の建築物を構成する各構造ユニットに関する寸法、位置等を示す情報を含んでいてもよい。ここで、BIMモデルを構成する各構造ユニットとしては、例えば、建築物に配置される部屋、壁、通路、非常階段、避難経路、ガス管、水道管、火災報知機、スプリンクラー、梁、安全対策品等が挙げられる。また、構造情報は、予め利用者により指定された点検対象物であることを示す情報も含む。これにより、制御部102は、構造情報からどの部材が点検対象物であるかを特定することができる。これらの構造情報は、例えば、制御部102の処理により点検対象物を点検する作業者の動線を生成する際、各種点検条件を算出する際、動線に関する注意点を示す注意情報を抽出する際、動線を最適化する際等に参照される。
気象データベース106bは、(図示しない)気象サーバから配信される、建物150周辺の気象情報を格納する気象情報記憶手段とする。例えば、気象データベース106bは、過去のイベントを行ったときの気象情報と、次のイベントを行う日時の予想気象情報と、を記憶する。
建物管理データベース106cは、建物150の情報を管理するデータベースであって、建物センサー151の検出結果を記憶する建物情報記憶手段とする。
在館人員データベース106dは、建物150の情報を管理するデータベースであって、建物センサー151の検出結果を記憶する在館人数記憶手段とする。
イベントスケジュール管理データベース106eは、建物150で行われるイベントを含め、当該建物150のスケジュールを管理するスケジュール情報記憶手段とする。
セキュリティデータベース106fは、保守管理番号を管理するセキュリティ情報記憶手段とする。本実施形態のセキュリティデータベース106fは、必要に応じて、保守管理番号と、パスワード等を対応付けて記憶する。
また、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、及び、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部102は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、作成条件送信部102a、統合モデリング部102b、昇降機管理ツール102cを備える。
このうち、作成条件送信部102aは、利用者により入力される作成条件を中央制御サーバ装置200へ送信する作成条件送信手段である。ここで、作成条件は、利用者が所望する昇降機の仕様を示す条件である。つまり、作成条件は、建築物のBIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するための条件を指定する。作成条件は、利用者により入力部116を介して入力されたものであってもよいし、予め作成条件が記憶された外部記憶装置(図示せず)から読み込まれたものであってもよい。
また、統合モデリング部102bは、中央制御サーバ装置200から送信された昇降機のBIMパーツを、BIMモデルデータベース106aに記憶された建築物のBIMモデルに組み込んだ状態の昇降機組込建築物に対応する統合BIMモデルを作成する統合モデリング手段である。
昇降機管理ツール102cは、ID認証部102caと、表示制御部102cbと、設定受付部102ccと、情報通信部102cdと、を備え、エレベータ2などの昇降機を運行制御するための運行プログラムを更新するために設けられたプログラムとする。
ID認証部102caは、セキュリティデータベース106fを参照して、ユーザが入力部116から入力された保守管理番号とパスワードとを用いて認証を行う。適切な認証が行われた場合に、昇降機管理ツール102cから、中央制御サーバ装置200にアクセスすることができる。
これにより、端末装置100は、保守管理者から、BIMモデルの改修設計の入力を受け付けることができる。また、端末装置100は、BIMモデルの改修設計の入力を受け付けることに制限するものではなく、運行プログラムの生成や、運行プログラムを更新する日程の登録を受け付けても良い。
表示制御部102cbは、中央制御サーバ装置200から提供される情報に基づいて、昇降機の運行プログラムを管理するための画面を、出力部114に出力することで、表示制御を行う。例えば、表示制御部102cbは、図4で示される各項目が入力可能な画面の表示制御を行う。
設定受付部102ccは、入力部116から、各項目について設定の入力を受け付ける。
情報通信部102cdは、通信制御インターフェース部104を介して、中央制御サーバ装置200との間で情報の送受信を行う情報通信手段である。例えば、情報通信部102cdは、設定受付部102ccが入力を受け付けた設定を、ユーザ定義パラメータとして、中央制御サーバ装置200に送信する。
さらに、情報通信部102cdは、建物150で行われるイベントなどのスケジュールに関する情報を、中央制御サーバ装置200に送信する。
図7は、図4に示される運行に関する項目について、ユーザが変更した後のユーザ定義パラメータの一例を示した図である。図7に示される例では、設定受付部102ccは、図4で示される例と比べて、第3のエレベータの稼働を停止させ、イベントのために停止階を1、8、9、10階に変更させ、各フロアの利用人数もイベントに従って調整させた、設定を受け付けた例とする。この場合、情報通信部102cdが、受け付けた設定に従ったユーザ定義パラメータを、中央制御サーバ装置200に送信する。
これにより、中央制御サーバ装置200は、受信したユーザ定義パラメータに従って、運行プログラムを生成できる。さらに、中央制御サーバ装置200は、生成した運行プログラムを用いて、シミュレーションを行うことができる。そして、端末装置100の情報通信部102cdは、中央制御サーバ装置200から、シミュレーション結果を受信する。
そして、表示制御部102cbは、受信したシミュレーション結果を表示する制御を行う。これにより端末装置100は、図5や図6に示される画面を表示できる。
これにより、建物150の保守管理者は、当該画面を確認し、シミュレーション結果に基づいて、運行プログラムを、エレベータ2の運行制御のために承認するか否かを判断することができる。
本実施形態の設定受付部102ccは、仮想ELシミュレーション部202eが行ったシミュレーション結果を表示した後、当該シミュレーションを行った運行プログラムの承認を受け付ける。これにより、承認を受け付けた場合に、情報通信部102cdが、承認した旨を、中央制御サーバ装置200に送信する。これにより、当該運行プログラムが、運行プログラム管理部206dに格納される。さらに、建物150の保守管理者は、エレベータ2を運行制御するプログラムとして、運行プログラムを複数登録してもよい。
図8は、運行プログラムの複数登録可能な画面例を示した図である。図8に示される画面例では、保守管理者は、エレベータ2の号機毎の運行プログラムを、運行パターンとして登録可能とする。図8の画面に運行パターンが登録された場合に、情報通信部102cdが、運行パターンに対応する運行プログラムの登録要求を、中央制御サーバ装置200に送信する。これにより、当該運行プログラムは、運行プログラム管理部206dに登録される。図8に示される例では下向き三角ボタンの押下により、運行パターン、換言すれば運行プログラムの登録を受け付ける。さらに、下向き三角ボタンボタンの押下の後に、運行プログラムを適用する日程の登録を受け付けても良い。
このように、表示制御部102cbは、登録可能な複数の運行プログラムを表示画面に出力できる。さらに、設定受付部102ccは、複数の運行プログラムから選択の受け付けや、運行プログラムを更新するタイミングの設定を受け付けることができる。
図9は、運行プログラムの実行する日程の登録画面例を示した図である。図9に示される画面例では、図8で登録された運行パターンのうち、エレベータ2の各号機に対して、日程毎に、運行パターンの登録を受け付ける。図8の画面に日程毎の運行パターンが登録された場合に、情報通信部102cdが、日程毎に、運行パターンに対応する運行プログラムの登録要求を、中央制御サーバ装置200に送信する。これにより、当該運行プログラムの更新時間が、更新時間管理データベース206gに登録される。
そして、中央制御サーバ装置200の運行プログラム更新部202fは、更新時間管理データベース206gに登録された更新時間に従って、運行プログラムの更新を、エレベータ制御装置300に対して行う。
次に、本実施形態の運行プログラム更新システムにおける更新処理について説明する。図10は、本実施形態の運行プログラム更新システムにおける上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、端末装置100のID認証部102caは、保守管理番号の入力を受け付ける(SA−1)。その後、ID認証部102caは、セキュリティデータベース106fを参照して、保守管理番号の認証を行う。認証が正常に終了した場合に、昇降機管理ツール102cは、BIMモデルの改修設定する旨の入力を受け付ける(SA−2)。これにより、表示制御部102cbは、改修設定のための画面に遷移し、設定受付部102ccは、BIMモデルの改修設定するための入力を受け付ける。
さらに、設定受付部102ccは、ユーザ定義パラメータの入力を受け付ける(SA−3)。
そして、情報通信部102cdは、ユーザ定義パラメータを、中央制御サーバ装置200に送信する(SA−4)。
そして、中央制御サーバ装置200の情報通信部202cは、端末装置100から、ユーザ定義パラメータを受信する(SA−5)。
そして、運行プログラム生成部202dは、受信したユーザ定義パラメータに基づいて、運行プログラムを生成する(SA−6)。
そして、仮想ELシミュレーション部202eは、生成された運行プログラムが適用された場合のシミュレーションを実行する(SA−7)。シミュレーションを行う際に、EL運行情報データベース206bに格納されている運行情報等を用いても良い。
そして、情報通信部202cは、シミュレーション結果を、端末装置100に送信する(SA−8)。
端末装置100の情報通信部102cdは、シミュレーション結果を受信する(SA−9)。さらには、端末装置100の制御部102は、受信したシミュレーション結果に基づいて、BIMモデルデータベース106aに記憶されたBIMモデルのうち、昇降機のモデルを動作させることで、シミュレーションを実現することができる。そして、表示制御部102cbは、受信したシミュレーション結果や、動作させたシミュレーションを表示するための制御を行う(SA−10)。これにより、保守管理者は、運行プログラムを利用に適しているか否かを判断できる。
そして、設定受付部102ccは、シミュレーションが行われた運行プログラムの承認を受け付けたか否かを判定する(SA−11)。受け付けていないと判定した場合(SA−11:No)、再びSA−3のユーザ定義パラメータの入力の受付から処理を行う。
一方、設定受付部102ccは、シミュレーションが行われた運行プログラムの承認を受け付けたと判定した場合(SA−11:Yes)、表示制御部102cbは、運行プログラムの登録画面を表示する(SA−12)。当該登録画面は、運行プログラムを登録するエレベータ2の号機や、当該運行プログラムを実行する日程の入力を受け付け可能な画面とする。
そして、設定受付部102ccは、日程や適用先の号機と共に、運行プログラムの更新を受け付ける(SA−13)。
情報通信部102cdが、日程や適用先の号機と共に、運行プログラムの更新要求を中央制御サーバ装置200に送信する(SA−14)。
そして、中央制御サーバ装置200の情報通信部202cは、端末装置100から、運行プログラムの更新要求を受信する(SA−15)。
そして、運行プログラム更新部202fは、更新要求を受信した場合に、生成された運行プログラムを、運行プログラム管理部206dに記憶すると共に、更新を行う日程を更新時間管理データベース206gに記憶する(SA−16)。
その後、運行プログラム更新部202fは、更新するための認証が適切に行われたか否かを判定する(SA−17)。認証が適切に行われなかった場合(SA−17:No)、再び認証が適切に行われるまで処理を繰り返す。
一方、運行プログラム更新部202fは、更新するための認証が適切に行われたと判定した場合(SA−17:Yes)、更新時間管理データベース206gに格納された日程に従って、エレベータ制御装置300の運行プログラムの更新を行う(SA−18)。
次に、店舗入れ替え時について説明する。保守管理者は、昇降機管理ツール102cにログインして、中央制御サーバ装置200にアクセスする。そして、中央制御サーバ装置200は、記憶部206に記憶された各種情報(例えば、EL運行情報データベース206bに記憶された運行情報や、イベントスケジュール管理部206eに記憶されたイベント情報)を、移転先の建物を管理する中央制御サーバ装置200に送信してもよい。
これにより、移転先の建物のBIMモデルを管理する中央制御サーバ装置200は、受信した運行情報や、イベント情報に基づいて、運行プログラムに従ってエレベータを運行した場合の運行状況を再現、シミュレーションすることができる。これにより、イベント時と同様に、ユーザ定義パラメータを調整することで、移転した店舗の状況に応じたエレベータの運行管理を実現できる。
また、建物に新たな店舗を入れる際に、中央制御サーバ装置200は、当該店舗の集客数等を格納しているデータベースを管理する装置にアクセスし、当該店舗の情報を受信しても良い。これにより、仮想ELシミュレーション部202eは、店舗の情報に基づいて、新たな店舗が追加された場合のエレベータ2の運行状況を再現、シミュレーションする。これにより、適切な運行プログラムを、エレベータ制御装置300に対して適用することができる。
さらに、本実施形態は、保守点検管理情報データベース206fに格納された保守点検管理情報に基づいて、運行プログラムの更新を行っても良い。
まず、保守員は、建物で行った点検内容や点検日を示した点検情報を、端末装置100から、中央制御サーバ装置200に送信する。これにより、中央制御サーバ装置200は、受信した点検情報を、保守点検管理情報データベース206fに記憶する。
そして、仮想ELシミュレーション部202eは、保守点検管理情報データベース206fに格納された点検情報に従って点検が行われた場合の運用状況をシミュレーションする。そして、保守員は、当該シミュレーション結果を参照することで、運行プログラム生成部202dに生成された運行プログラムが、点検日に適切な運行が可能か否かを判断できる。適切と判定された場合には、運行プログラム更新部202fが、エレベータ制御装置300に対して、点検日に当該運行プログラムに更新する。これにより点検日に昇降機の運行効率を向上させることができる。
以上で、第1の実施形態におけるBIMシステムの処理の一例の説明を終える。
このように、本実施形態によれば、建物の運用状況に応じて、柔軟に運行プログラムを更新することで、昇降機の運行効率を向上させることができる。また、本実施形態によれば、運行プログラムを実行した場合のシミュレーションを行うことで、保守管理者は当該運行プログラムが実行された場合の運行状況を把握した上で、運行プログラムを更新できるため、さらなる運行効率の向上を実現できる。
本実施形態においては、建物の改修等にともなって、動線計画を変更する際、変更された動線計画の運用状況に合わせて、運行プログラムを更新できる。これにより、昇降機を変更せずとも、動線計画に合わせた昇降機の運行が可能となる。
本実施形態では、エレベータ2に運行プログラムを適用した例について説明したが、昇降機を運行する運行プログラムであればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 端末装置
102 制御部
102a 作成条件送信部
102b 統合モデリング部
102c 昇降機管理ツール
102ca ID認証部
102cb 表示制御部
102cc 設定受付部(受付手段)
102cd 情報通信部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a BIMモデルデータベース(BIMモデル記憶手段)
106b 気象データベース
106c 建物管理データベース
106d 在館人員データベース(在館人数記憶手段)
106e イベントスケジュール管理データベース
106f セキュリティデータベース
108 入出力制御インターフェース部
114 出力部
116 入力部
150 建物
151 建物センサー
152 人員センサー
200 中央制御サーバ装置
202 制御部
202a 作成条件受信部
202b 昇降機モデリング部
202c 情報通信部(出力手段)
202d 運行プログラム生成部(生成手段)
202e 仮想ELシミュレーション部(シミュレーション手段)
202f 運行プログラム更新部(更新手段)
204 第1の通信制御インターフェース部
206 記憶部
206a パーツ情報データベース(パーツ情報記憶手段)
206b EL運行情報データベース(運行情報記憶手段)
206c ユーザ定義パラメータ記憶部
206d 運行プログラム管理部(プログラム記憶手段)
206e イベントスケジュール管理部
206f 保守点検管理情報データベース
206g 更新時間管理データベース(更新時間記憶手段)
208 第2の通信制御インターフェース部
300 エレベータ制御装置
301 運行センサー
302 運行プログラム記憶部
303 運転制御部
350 ネットワーク

Claims (8)

  1. 制御部と記憶部とを少なくとも備えたBIMシステムであって、
    前記記憶部は、
    建築物のBIMモデルを記憶するBIMモデル記憶手段と、
    前記BIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するためのパーツ情報を記憶するパーツ情報記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    入力される作成条件に対応する前記BIMパーツを、前記パーツ情報記憶手段に記憶された前記パーツ情報を用いて作成する昇降機モデリング手段と、
    入力される、昇降機の運行させるためのパラメータに基づいて、前記昇降機を運行するための運行プログラムを生成する生成手段と、
    生成された前記運行プログラムを、前記BIMパーツを用いて、シミュレーションを行うシミュレーション手段と、
    前記シミュレーションを行った結果を出力する出力手段と、
    前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する更新手段と、
    を備える、BIMシステム。
  2. 前記昇降機は、当該昇降機の運行状況を検出する運行センサーを備え、
    前記記憶部は、
    前記運行センサーが検出した前記昇降機の運行状況を記憶する運行情報記憶手段を、さらに備え、
    前記制御部は、
    前記シミュレーション手段が、さらに、前記運行情報記憶手段に記憶された前記運行状況を用いて、シミュレーションを行う、
    請求項1に記載のBIMシステム。
  3. 前記制御部は、
    前記シミュレーション手段がシミュレーションを行った結果を出力した後、前記シミュレーションを行った前記運行プログラムの承認を受け付ける受付手段と、を備え、
    前記更新手段は、承認を受け付けた前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する、
    請求項2に記載のBIMシステム。
  4. 前記記憶部は、
    前記生成手段に生成された複数の運行プログラムを記憶するプログラム記憶手段をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記プログラム記憶手段に記憶された前記複数の運行プログラムから、選択を受け付ける受付手段と、を備え、
    前記更新手段は、前記受付手段により選択を受け付けた前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のBIMシステム。
  5. 前記記憶部は、
    前記生成手段に生成された複数の運行プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記昇降機の運行プログラムを更新する時間を記憶する更新時間記憶手段と、をさらに備え、
    前記更新手段は、前記更新時間記憶手段に記憶された前記更新する時間に従って、前記プログラム記憶手段に記憶された複数の運行プログラムから選択した運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のBIMシステム。
  6. 前記記憶部は、
    在館人数の情報を記憶する在館人数記憶手段を、さらに備え、
    前記制御部は、
    前記シミュレーション手段が、さらに、前記在館人数記憶手段に記憶された前記在館人数の情報を用いて、シミュレーションを行う、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のBIMシステム。
  7. 制御部と記憶部とを少なくとも備えたBIMシステムにおいて実行される方法であって、
    前記記憶部は、
    建築物のBIMモデルを記憶するBIMモデル記憶手段と、
    前記BIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するためのパーツ情報を記憶するパーツ情報記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部に、
    入力される作成条件に対応する前記BIMパーツを、前記パーツ情報記憶手段に記憶された前記パーツ情報を用いて作成する昇降機モデリングステップと、
    入力される、昇降機の運行させるためのパラメータに基づいて、前記昇降機を運行するための運行プログラムを生成する生成ステップと、
    生成された前記運行プログラムを、前記BIMパーツを用いて、シミュレーションを行うシミュレーションステップと、
    前記シミュレーションを行った結果を出力する出力ステップと、
    前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する更新ステップと、
    を備える、方法。
  8. 制御部と記憶部とを少なくとも備えるBIMシステムに実行させるためのプログラムであって、
    前記記憶部は、
    建築物のBIMモデルを記憶するBIMモデル記憶手段と、
    前記BIMモデルに組込可能な昇降機のBIMパーツを作成するためのパーツ情報を記憶するパーツ情報記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部に、
    入力される作成条件に対応する前記BIMパーツを、前記パーツ情報記憶手段に記憶された前記パーツ情報を用いて作成する昇降機モデリングステップと、
    入力される、昇降機の運行させるためのパラメータに基づいて、前記昇降機を運行するための運行プログラムを生成する生成ステップと、
    生成された前記運行プログラムを、前記BIMパーツを用いて、シミュレーションを行うシミュレーションステップと、
    前記シミュレーションを行った結果を出力する出力ステップと、
    前記運行プログラムを、前記昇降機に適用するプログラムとして更新する更新ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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