JPH06305649A - エレベータの運行制御方法及び制御装置 - Google Patents

エレベータの運行制御方法及び制御装置

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JPH06305649A
JPH06305649A JP5100707A JP10070793A JPH06305649A JP H06305649 A JPH06305649 A JP H06305649A JP 5100707 A JP5100707 A JP 5100707A JP 10070793 A JP10070793 A JP 10070793A JP H06305649 A JPH06305649 A JP H06305649A
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elevator
control method
group
control
groups
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Toshimitsu Hida
敏光 飛田
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
Hiromi Inaba
博美 稲葉
Kenji Yoneda
健治 米田
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • B66B2201/403Details of the change of control mode by real-time traffic data

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数群もしくは複数の制御方法を持つエレベー
タ群全体の効率向上を図り、多用なビルとその利用状態
の変化にも迅速に追従できる運行システムを提供するこ
と。 【構成】群管理通信手段310によって収拾した他群管
理情報テーブル36の他の群の制御方法、交通流から制
御方法決定手段39が適した制御方法を決め、制御方法
テーブル35に書き込み、割当て制御手段33がサービ
スエレベータを決定する。 【効果】複数群全体の効率向上をはかることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの運行制御装
置にかかわり、特に複数のエレベータ群の運行を制御す
る運行制御装置群、または、複数の制御方法を同時に実
行する運行制御装置の制御方法決定法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術としては特開昭53−70
54号にあるように併設された複数のエレベータバンクを
持つものにおいて、各バンクを構成するエレベータの台
数及び組み合わせを切り替えるスイッチを設け、ビルの
利用形態、短期的な交通需要の変化に対しても最適なバ
ンク構成を取れるようにしたものがある。また、特開平
1−98579号にあるように乗り換えレベルの互いに反対に
動作するエレベータ群のうち少なくとも数個のエレベー
タ群を、集中制御アルゴリズムにしたがって制御するこ
とにより、エレベータ乗り換えの時間を最小にするとい
うものがある。さらに、特開昭50−69746 号に見られる
ように、シャトルエレベータとローカルエレベータの両
交通情報により互いに運行パターンを選択し種々の交通
状況に対応させて各エレベータの運転効率を向上させる
というものがあり、シャトルエレベータなどとの乗り継
ぎに関しては、例えば特開昭48−72837 号にあるように
ホール呼びに応答するか否かなどシャトルエレベータと
ローカルエレベータの運転を関連づけて乗り継ぎを円滑
にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、シ
ャトルエレベータの乗客数などからローカルエレベータ
のホール呼びを作成するなどにより乗り継ぎなどの利便
性は向上する。しかし、各制御装置間の制御方法には直
接的な変更は行なわれないので、エレベータ群各々およ
びエレベータ群全体の性能向上となるかどうかは不明で
あり、特に乗り継ぎする利用者以外の利用者にとって
は、乗り継ぎ階へエレベータが集中するため他の階の待
ち時間が著しく増加することになる。特開平1−98579号
では、複数のエレベータ群を集中制御アルゴリズムによ
って制御する。これは、乗り換え時間が最小となるよう
に交通流の向きに応じて乗り継ぎ階の上下のエレベータ
を乗り継ぎ階に呼び寄せておくものであり、この際乗り
継ぎ階に到着するまでの予測時間を考慮して制御するも
のである。したがって、集中アルゴリズムによって制御
されるエレベータ群は、乗り継ぎ利用者の利用の便をは
かるように制御され、乗り継ぎ以外の利用者は、残りの
エレベータを使ってサービスすることになるので、これ
らの利用者にとってはエレベータの台数が減ったことに
なるので、そのサービス性能は著しく低下することがあ
る。
【0004】集中アルゴリズムで乗り継ぎ以外の利用者
を考慮するようにすれば、これらの利用者の利便性も向
上し、乗り継ぎの便もはかれることが期待される。しか
し、このように一つの制御装置で全体を効率化するに
は、ビル内の全交通需要及び全エレベータ性能、配置を
考慮した複雑なアルゴリズムが必要となる。エレベータ
群の配置はビルごと異なり経年変化によって仕様方法も
大きく変化する。したがって、これらの変化に対応し、
全体を効率化するアルゴリズムを事前に求めることは大
変困難であり、事実上不可能ともいえる。また、全エレ
ベータを一つのアルゴリズムによって制御したのでは、
ある群は待ち時間重視の制御、別のある群は混雑度重視
の制御といったように個々のエレベータ群の制御目標を
変更する事もできない。
【0005】特開昭50−69746 号では、シャトルエレベ
ータとローカルエレベータの両交通情報により互いに運
行パターンを選択しているので、個々の群の制御として
はより良好な運行が可能となる。しかし、運行パターン
は各群個別に選択されるので、全体のエレベータ群全体
としての効率向上は保証されない。
【0006】以上述べたように従来技術では、個々のエ
レベータ群を制御する制御装置に、関連する他の群の交
通情報を送って各群個別に乗り継ぎ時間を短縮したり、
効率向上を図るものである。集中制御アルゴリズムを用
いるものも、乗り換え時間の短縮を目的としており、乗
り継ぎ利用者以外の利用者の利便性なども考慮して複数
のエレベータ群全体の効率を向上させるといった考えは
なかった。
【0007】本発明の目的はビル内の複数のエレベータ
群全体の効率向上を図り、多用なビルとその利用状態の
変化にも迅速に追従できる運行システムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、各群の交通情報に加え他のエレベータ群を制御する
制御装置の制御方法も考慮して各エレベータ群の制御方
法を決定するようにしたものである。また、各エレベー
タ群の制御方法は制御方法の候補となる組み合わせをエ
レベータ群の運行を模擬した計算機シミュレーションに
よって実施結果を予測し、該候補となる組み合わせの中
から最適となるものを選択するようにしたものである。
【0009】
【作用】複数ある制御装置の各々が他の制御装置の制御
方法を制御装置通信手段によって受け取り、該他の制御
装置の制御方法を考慮して自らの制御方法を決定する。
統合管理装置は複数ある制御装置の制御方法とその制御
装置の担当する交通需要をもとに他の制御装置の制御方
法を決定し群管理群通信手段で各制御装置に伝送する。
【0010】統合管理装置は、各制御装置から各時間帯
ごとの交通需要を群通信手段より受け取り、これをもと
に制御方法算出手段により各時間帯ごとに最適な制御方
法を各制御装置ごとに算出する。
【0011】制御装置算出手段は、各制御装置および各
制御装置が制御するエレベータ群、該制御装置がサービ
スする交通需要を模擬するシミュレーション手段を持
ち、各制御装置の制御方法の組み合わせを変更しなが
ら、該シミュレーション手段を用いて群通信手段によっ
て受け取った交通需要のもとで各制御装置、エレベータ
群の動作を模擬し、待ち時間などの評価指標を各制御装
置、エレベータ群ごとに算出する。評価手段によって該
評価指標を総合評価し、この総合評価結果が最良な制御
方法の組み合わせを該交通流における最適な制御方法と
して群通信手段によって各制御装置におくり各制御装置
はこの制御方法によってエレベータ群を制御する。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を以下図にしたがって説明
する。図1は、本発明の構成図の一例である。ホール呼
びボタン101〜10nの情報は、ホール呼び情報伝送
路2を介して群管理制御装置3に送られる。かご呼びボ
タン41〜44のかご呼び情報は、他のかご情報ととも
にかご情報伝送路51〜54を介して、号機制御装置6
1〜64に送られ、号機制御装置61〜64は、これに
他の号機情報を加えて群管理伝送路7を介して群管理制
御装置3に送られる。群管理制御装置は、ホール呼びに
サービスするエレベータを決定し、該当するサービスエ
レベータの号機制御装置に、割当て情報を伝送する。号
機制御装置61〜64はモータ81〜84を制御して巻
き上げ機91〜94を動かし、乗りかご111〜114
をホール呼びにサービスさせる。121〜124は、カ
ウンタウェイト,131〜134は乗り場表示機。14は
群管理間通信路である。群管理制御装置3内のホール呼
び収集手段31に集められ、かご情報収集手段32のか
ご情報とともに割当て制御手段33に送られ、割当て制
御手段33は交通流判定手段34の判定した現在の交通
流情報と制御方法テーブル35に示される制御方法,他
群管理情報テーブル36の他群管理情報に基づき割当て
エレベータを決定する。ホール呼び情報とかご情報は、
学習手段37に送られ、学習手段37は階床別学習テー
ブルを作成する。制御方法決定手段39は、階床別学習
テーブル38の学習情報と他群管理情報テーブル36の
他号機情報を基に時間帯、交通流ごとに制御方法を決定
し、制御方法テーブル35に書き込むものである。群管
理通信手段310は制御方法テーブル35の制御方法、
割当て制御手段33の割当て情報、階床別学習テーブル
38の学習情報等を受け取り制御方法テーブルの制御方
法に基づき各エレベータの運行法を決定し、この運行法
により号機制御装置61〜64に運行信号を送り、ホー
ル呼びにサービスする。制御方法決定部39は、群管理
通信手段310によって受信した他号機の制御方法と交
通流を納めた他群管理機情報テーブル36の情報をもと
に制御方法を決定し、該制御方法を制御方法テーブル3
5に記録する。群管理通信手段310は、制御方法テー
ブル35の制御方法,階床別学習テーブル38の学習情
報,割当て制御手段33の割当て情報等を群管理間通信
路14を介して他の群管理制御装置3bへ送信する。他
の群管理制御装置3bは同様に該通信情報を他群管理情
報テーブルに記録し、上記と同様に制御方法を決定し、
エレベータを制御する。
【0013】図2は本実施例のシステム構成図の一例で
ある。各群管理制御装置3a〜3cは、それぞれ他の群
管理制御装置の交通流、制御方法を群管理間通信路14
を介して受け取り、号機制御装置61a〜63a,…6
1c〜63cを制御する。本システム構成では、各群管
理制御装置3a〜3cは対等であり、ある群管理制御装
置の制御方法を変更することによって他の群管理制御装
置の制御方法が変わり、これが基になって先の群管理制
御装置の制御方法も変化するなどして、制御方法が発散
してしまいいつまでも決定できないといった現象が発生
することがある。その場合は、時間帯や交通流特にその
向き等から各交通流の因果関係を分析し、その原因とな
っている交通流を持つ群管理制御装置から結果となって
いる交通流を持つ群管理制御装置に向けて順に制御方法
を決定することにすれば、実際の使用状況に適した制御
方法の組み合わせを決定することができる。他に交通量
の多寡、各群の重要度の軽重等から制御方法を決定する
順番を予め決めておいても良い。
【0014】図3は、本発明の概略フローチャートであ
る。(a)は、制御方法決定法のフローチャートであ
る。まず、制御方法決定手段39は他群管理情報テーブ
ル36から他群制御装置の制御方法、交通流データを受
け取る301a。次に、制御方法決定手段39は受け取
った他群情報と同時刻の自群交通流データを階床別学習
テーブル38から読み込む302a。この読み込んだ自
群の交通流データ,他群情報を基に時間帯ごと交通流ご
との制御方法を決定する303a。さらに決定した制御
方法を制御方法テーブルに書き込む304a。この制御
方法などのうちドアタイムなどの号機情報を現在の交通
流時間帯などに基づき自群号機制御装置に送信する30
5a。最後に、決定した制御方法および交通流データな
どを他群管理制御装置に送信する306a。他の群管理
制御装置でも同様にして制御方法が決定される。(b)
は、ホール呼びに応答するサービスエレベータを決定す
るためのフローチャートである。割当て制御手段33
は、交通流判定手段34から現在の交通流を読み込み3
01b、次に他群管理で現在実行されている制御方法,
交通流等を他群管理情報テーブル36から読み込む30
2b。次に、これらの情報から使用する制御方法を制御
方法テーブル35から選択する(303b)。さらに、
ホール呼び収集手段31からホール情報を読み込み30
5b、かご情報収集手段32からかご情報を読み込んで
306b、これらのホール情報、かご情報からさきに決
定した制御方法を用いてホール呼びに応答するサービス
エレベータを決定し、号機制御装置61a〜63a…6
1c〜63cに割当て信号を送信する308b。
【0015】図4は制御方法決定手段39の例である。
(a)は、推論により制御方法を決定する場合の例であ
る。推論機構391は、階床別学習テーブル38から送
られて来た自群の交通流データ392と他群管理情報テ
ーブル36から受け取った他群交通流データ393、他
群制御方法394を制御方法決定用知識395と参照し
て適合した制御方法を決定制御方法396として導き出
し、該決定制御方法396は制御方法決定テーブル35
に送られる。(b)はシミュレーションを行って制御方
法を決定する場合の例である。パラメータ変更、判定機
構397は制御方法及びそのパラメータを変更してこれ
をエレベータの運行を模擬するシミュレーション手段3
98に送り、シミュレーション手段398は、自群交通
流データ392,他群交通流データ393,他群制御方
法394を用いて自群及び関係する他群のエレベータの
運行を模擬するシミュレーションを行ってその結果をパ
ラメータ変更、判定機構397に送り、パラメータ変
更、判定機構397は、その結果を判定して決定制御方
法396として導き出す。
【0016】図5は、学習を用いず簡略化した場合の実
施例である。制御方法テーブル35には、あらかじめ他
群の制御方法,交通流,自群の交通流の組み合わせごと
に制御方法を決定して用意しておき、割当て制御手段3
3は他群管理情報テーブル36の他群情報と交通流判定
手段34の自群の交通流から現在適用すべき制御方法及
びそのパラメータを制御方法テーブル35から選択し
て、サービスエレベータを決定する。
【0017】本実施例によれば、学習手段などの複雑な
処理を伴わずともあらかじめ予想された範囲の交通流に
ついては、それに適した運行制御を実行することが可能
になり、特に複数群の一部に低価格のエレベータがある
場合などに好適である。また、複数群のうちのいくつか
に学習機能付きの群管理制御装置を適用すれば、微少な
調整は学習機能付きの群管理制御装置が自群の制御方法
を修正することによって対応することができるので、エ
レベータ群の一部に本実施例を採用することは有効であ
る。
【0018】図6は統合制御装置を用いる場合の構成図
である。(a)は全体構成図である。群管理制御装置3a
〜3bの他に全群の制御方法の組み合わせを決定するた
めの統合制御装置15を備える。統合制御装置15は、
制御方法選択決定手段151を持ち、群管理通信手段3
10によって各群管理制御装置3a〜3bの各群情報を
受け取って、各群情報テーブル152に読み込み、前記
制御方法選択決定手段151は、該各群情報テーブル1
52の各群情報と制御方法を選択決定する際の手順等を
示した制御方法選択知識153、各群制御目標154か
ら各群の制御方法及びそのパラメータの組み合わせを求
め、全体シミュレーション手段155に送る。全体シミ
ュレーション手段155は、ビル・エレベータ仕様テー
ブルから各群のエレベータの台数、仕様、各群の配置等
を読み込んでビル全体の運行シミュレーションを行いそ
の結果を制御方法選択決定手段151に送る。制御方法
選択決定手段151は、結果を基にその制御方法の組み
合わせが最適かどうか判断して最適な組み合わせであっ
たらその制御方法の組み合わせを各群情報テーブル15
2に書き込み、群管理通信手段310は、該制御方法の
組み合わせを各群管理制御装置3a〜3bに送信し、各
群管理制御装置3a〜3bは、該制御方法に基づき運行
制御を行う。なお、この場合の群管理制御装置3は、図
6(b)に示すように、制御方法決定手段39を持たな
くとも良い。
【0019】本実施例によれば、統合制御装置が各群管
理制御装置が同時期に実行する制御方法の組み合わせを
一元的に決定できるので、よりきめ細かな制御方法の決
定が可能となる。また、各群管理制御装置3a〜3bに
推論機構391,シミュレーション手段398など複雑
な動作をする機構を持たなくても良いので個々の群管理
制御装置を簡略化することが可能になる。
【0020】図7は統合制御装置を用いる場合の概略フ
ローチャートである。(a)は統合制御装置の動作の概
略を示している。まず各群制御目標テーブルから各群管
理制御装置3a〜3bやビル全体の制御目標を読み込む
701。つぎに各群管理制御装置の制御方法、交通流デ
ータを群管理通信手段310が受信し、各群情報テーブ
ル152に書き込む702。つぎに、この制御目標と各
群情報を用いて時間帯、交通流ごとの制御方法を各群に
ついて決定し703、その制御方法を各群情報テーブル
152に書き込む。群管理通信手段310は、この制御
方法を各群管理制御装置3a〜3bに送信する705。
(b)は、制御方法決定のステップ703の詳細を示した
フローチャートである。制御方法選択手段151は、ま
ずビル・エレベータ仕様テーブル156から各群管理制
御装置の仕様を読み込む703−1、つぎに各群制御目
標テーブル154から各群の制御目標を読み込み703
−2、さらに各群情報テーブル152から該当時間帯の
各群管理の交通流を読み込む703−3、次に、これら
の情報から各群の制御方法の組み合わせを決定し703
−4、全体シミュレーション手段155によってビル全
体のシミュレーションを行う703−5。このシミュレ
ーション結果を基に全体及び各各群の制御目標値を計算
し703−6、目標を達成しているかどうか調べ703
−7、達成していなければ制御方法の組み合わせを変更
して703−8ステップ703−5の全体シミュレーシ
ョンに戻り、目標を達成していたら終了して、主ルーチ
ンの704にもどる。
【0021】なお、このステップ703−4の制御方法
の組み合わせ決定方法としては、推論による方法、テー
ブル参照による方法、遺伝的アルゴリズムと呼ばれる生
物の進化の過程を模擬した方法などにより決定される。
また、目標値を達成していなくとも各目標値の総合評価
値が最小となった時点でこの制御方法を最適な制御方法
として(b)のルーチンを終了するようにステップ70
3−7を構成しても良い。
【0022】図8は、1組の群および一つの群管理制御
装置3に本発明を適用した場合の実施例である。(a)
は、サービスする交通流を示している。図(a)左の交
通流は、図(a)中央の5、6階から1階へ向かう定常
的な交通流とそれ以外の各階床をほぼ均等かつ不規則に
発生する図(a)右の交通流に分解できる。定常的に発
生しある階へ集中する図(a)中央のような交通流は行
き先階と乗り込み階の間で急行運転とし、ピストン輸送
することが効率的であり、各階に不規則に発生する図
(a)のような交通流は割当てによりサービスエレベー
タを決定することが有効であることがシミュレーション
により判明している。この場合1つの群で複数の制御方
法が同時に実行されることとなるが、どちらの制御方法
にどれだけのエレベータを使用したら良いかとか、ピス
トン輸送する乗り込み階床はどの階とするか等の制御方
法間の調整をつける必要がある。そこで(b)のように
群管理制御装置内に制御方法決定手段39を持たせ、割
当て制御手段33内の制御方法a33ー1と制御方法b
33ー2間の調整を行うことによって、一つの群で複数
の制御方法を実行する場合の各制御方法間の調整を行う
ことが可能になる。
【0023】図9は、一つの群に適用した場合のフロー
チャートである。(a)は、制御方法の決定方法やその
パラメータ等の組み合わせを決定するためのフローチャ
ートである。まず、制御方法決定手段39は階床別学習
テーブル38から交通流データを読み込み901a、次
に、上記した手法により制御方法やそのパラメータの組
み合わせを決定する902a。次にシミュレーションに
よりこの制御方法の組み合わせの制御性能を計算し90
3a制御性能が制御目標に達成しているかどうか、最適
かどうかを判断し904a、制御目標を達成していなか
ったら制御方法の組み合わせやパラメータを変更して9
05aステップ903aに戻ってシミュレーションしな
おし、達成していたら制御方法テーブル35に制御方法
を書き込む906a。
【0024】(b)は、サービスエレベータを決定する
際の動作を示すフローチャートである。まず、割当て制
御手段33は交通流判定手段34から現在の交通流を読
み込み901b、次にこの交通流に適した制御方法の組
み合わせを制御方法テーブル35から選択する902
b、次にホール呼び収拾手段31からホール情報を読み
込み903b、さらにかご情報収拾手段32からかご情
報を読み込み904b、先の制御方法の組み合わせとホ
ール情報、かご情報からサービス号機を決定する905
b。最後に該当する号機制御装置に割当て信号を送信す
る906b。
【0025】本発明によれば、一つの群で複数の制御方
法を実行し、効率向上をはかる場合の調整を行うことが
できるのでエレベータの効率的運用を促進することがで
きる。
【0026】図10は制御方法テーブルの例であり、
(a)は、複数群の場合、(b)は一つの群の場合の制
御方法テーブルである。
【0027】図11は他群管理情報テーブルの例であ
る。
【0028】図12は他システムと組み合わせる場合の
構成図である。ビル内のすべての群管理制御装置が本発
明を取り入れていれば問題はないが、複数のエレベータ
群が納められるような大規模ビルでは、他の会社のエレ
ベータが同時に納められている場合が多い。また、既納
品の従来型群管理制御装置が受け持つエレベータ群に新
たに別のエレベータ群が追加されるといった場合も発生
する。これらの群管理制御装置には制御方法を通信する
手段もなく、また、他群の制御装置にしたがって自群の
制御方法を変更するといった機能もない。そこで、図1
3のようにホール呼び情報などのホール呼び情報やかご
位置などの情報を用いて制御方法を推定する制御方法推
定装置16を用いて制御方法等を通信する手段のない群
管理制御装置の制御を推定して、この推定した制御方法
を用いて自群の制御方法を決定することによって既納品
の群管理制御装置や他社の群管理制御装置と併設される
ような場合でも本発明を実行することが可能になる。ま
た、交通流検出装置17によってエレベータ以外の交通
手段の交通流を測定し、制御方法推定装置16に入力す
ることによってエレベータ以外の交通手段をも考慮した
群管理制御を実行することができる。なお、ここでいう
交通流検出装置は、画像処理や秤、人数カウンタなどに
より単位時間あたりの利用人数を交通手段の前後で測定
するものでこの利用人数から、制御方法推定装置は交通
手段の輸送アルゴリズムを推定することができる。
【0029】図13は制御方法決定装置の例である。
(a)は回帰分析などの手法により動作アルゴリズムを
推定する場合の例である。制御方法推定装置16は、他
システム通信手段によって他システムの交通流等を受け
取り、動作情報テーブル162,交通流情報テーブル1
63,群管理通信手段310に送る。動作情報テーブル
162,交通流情報テーブル163は、時間帯ごと、交
通流ごとにこれらの情報を収拾する。アルゴリズム推定
手段164は、この情報と分析用知識テーブル165の
分析手法を用いて各時間帯ごと、交通流ごとの動作アル
ゴリズムを推定し、動作アルゴリズムテーブル167に
書き込む。群管理通信手段310は、動作アルゴリズム
テーブル167の内容を制御方法として送信し、他シス
テム通信手段の情報を現在の動作状況及び交通流を現状
のデータとして送信する。
【0030】(b)はニューラルネットワークを用いて
動作を推定する場合を示した図である。他システム通信
手段161が他システムの交通流などを受け取り、動作
情報テーブル162,交通流情報テーブル163と群管
理通信手段310に送り、これを受け取った群管理通信
手段310が現状のデータとして送信することは(a)
と同様である。他システム通信手段の集めた動作情報と
交通流情報を教示信号としてニューラルネットワーク1
67に入力して他システムの入出力関係を模擬するニュ
ーラルネットワークを時間帯、交通流ごとに作成し、こ
のニューラルネットワークの各セルの重み係数を群管理
通信手段によって送信し、群管理制御装置内で同様のニ
ューラルネットワークを構成できるようにする。群管理
制御装置は、現状のデータをこのニューラルネットワー
クに入力することによって他システムの動作を推定する
ことができる。
【0031】図14は館内表示を制御し、自群からは制
御不能な他システムの交通流に変化を与えることによっ
て全体の効率化をはかる例である。(a)は他システム
としてエスカレータを用いる場合の例である。自群の表
示機にエスカレータの使用を促すことによって交通流に
変化を与え、効率的な運行を行う。この場合単に表示を
行うだけではなく、エスカレータの利用状況等を制御方
法推定装置で測定し、利用者の利用アルゴリズムを調
べ、表示することによってどれだけ効率が変化するかを
考慮しながら自群の制御及び各階の表示内容を変更する
ことによって本発明を実現することができる。(b)
は、一方が本発明を採用していない場合である。この場
合も自群の制御方法を変更して効率向上させるだけでは
なく表示を行うことによって各群の担当する交通流に変
化を与えて全体の効率を向上させる。図15は、本発明
の動作の例を従来方式と比較したものである。高層,低
層の2群を持ち高層の最下階,低層の最上階で乗り継ぎ
があるものとする。高層の群管理は下へ向かう交通流が
多いダウンピークであり、Aの制御方法は待ち時間重
視、Bの制御方法が混雑度重視であったとする。待ち時
間重視の場合は高層エレベータの乗り継ぎ階への到着時
間、降車人数ともにばらつきが大きいが、Bの混雑度重
視ならともに平均化さればらつきが少ない。しかし、
(a)の従来方式では考慮されるのは交通流だけであ
り、低層群管理としては乗り継ぎの便をはかるため乗り
継ぎ階にエレベータを待機させることになる。これは低
層のエレベータの台数が一時的に減ったことと同様であ
り特に到着時間のばらつく待ち時間重視では効率の低下
が激しい。これに対し、本発明では、交通流だけでなく
制御方法も考慮して自群の制御を決めるので、Aの待ち
時間重視では、高層の到着時刻が確定したときのみ低層
のエレベータを待機させることにより低層の効率低下を
防ぎ、高層の制御も変更することによって乗り継ぎの効
率低下も防ぐことができる。Bの混雑度重視では、高層
の制御方法がわかっているため、エレベータの到着周期
を予測できるので、この周期に合うように低層エレベー
タの乗り継ぎ階到着時間を変更することによって乗り継
ぎの効率をさらに向上させることができる。次に、本発
明を用いてサービス性向上する場合を種々の例を挙げて
説明する。まず、図16は、前記のエレベータが高層を
サービスするものと低層をサービスするもの分かれてい
る場合の例を図示したものであり、A,B,Cが高層階
をサービスするエレベータD,E,Fが低層をサービス
するエレベータであるとする。従来の制御では、高層エ
レベータ利用者の乗り継ぎの便をはかるため、高層エレ
ベータが乗り継ぎ階に到達する時には、乗り継ぎ階のホ
ール呼びを自動登録したり、低層階のエレベータを乗り
継ぎ階に待機させたりといったことが行われている。こ
れにより高層エレベータの利用者の乗り継ぎ時の待ち時
間は短縮されるが、前記のように乗り継ぎ階にエレベー
タを待機させることにより低層時のエレベータが一台減
った状態で低層階のサービスを行うことになるため低層
階のサービスが著しく低下する。また、乗り継ぎ階のホ
ール呼びの自動登録だけでは、高層エレベータの到着以
前に乗り継ぎ階に到着したエレベータは、待機しないの
で高層エレベータの到着を待たずに出発してしまいサー
ビスの向上とならないことが多い。この図16(a)の
例では、エレベータAが到着するまで、Dのエレベータ
が乗り継ぎ階に待機させられることになるので、低層の
サービスはその間E,F2台のエレベータで行うことと
なりサービスの低下は著しい。そこで、本発明では、高
層エレベータの運転状況、交通流とともにエレベータ群
を制御する制御方法を低層エレベータに送ることにより
低層エレベータでの乗り継ぎ階における待ち客発生予測
を正確に行うことができるようになる。この図の例で
は、エレベータAは、乗り継ぎ階到着までにもう一回停
止するので、低層の群管理制御装置は、エレベータA到
着による乗り継ぎ階の呼び発生時刻を予測演算してDの
エレベータを待機させたときとDを出発させて次に乗り
継ぎ階へ到着するEのエレベータをサービスさせたとき
のエレベータAの利用者の待ち時間を計算し、それぞれ
の場合の低層階の待ち時間も計算して高層低層両者を合
わせてもっとも効率が良い方法を選択することにより乗
り継ぎ利用者以外の利用者の便を含めた全体の効率向上
をはかることが可能になる。さらに、たとえばエレベー
タAが乗り継ぎ階到着までの距離があり途中階に停止す
るかどうか決定していない場合でも低層階の群管理制御
装置は高層階の制御方法がわかっているので、エレベー
タAの到着時間を予測することができ、さらに高層エレ
ベータの群管理制御装置でも、低層エレベータ制御方法
を用いてその乗り継ぎ階への到着時間を予測することが
できるので、これに合わせてエレベータAの追加ホール
呼び割当てを阻止することによって効率を向上させるこ
とができる。
【0032】また、エレベータの上下一周する時間や基
準階,乗り継ぎ階に到着したときの乗車人数は各群が採
用している制御方法によって異なる。たとえば、待ち時
間最小の制御を行うと図16(b)のAのエレベータの
ように次々停止して一周時間が長くなる。乗り継ぎ階到
着時の乗車人数も多いエレベータがある一方ほとんど途
中で停止せずに基準階または乗り継ぎ階に停止するため
空いたエレベータもあるというように、一周時間、乗車
人数の両方が大きくばらつく。乗りかご内の混雑度を重
視した制御を行うと図16(c)のように各エレベータ
の停止回数は平均化され、一周時間も平均化し、基準
階、乗り継ぎ階に到着するエレベータの乗車人数も平均
化する。このため、従来の制御では図16(d)のよう
に高層で待ち時間重視の場合乗り継ぎ階にいるエレベー
タDが他の階の呼びを受け持っているときに乗車人数の
多いエレベータが到着すると、乗り継ぎ階で待っている
利用者も加わって乗り継ぎ階で低層エレベータが満員と
なり、このエレベータが受け持っているホール呼びは予
約変更となってサービスが低下する。この場合乗車人数
の多いエレベータが到着する場合には、乗り継ぎに使用
されるエレベータは途中階のホール呼びを受け持たない
ようにした方がよい。この場合はあらかじめEに割当て
ることによって予約変更を無くし低層階のサービスを向
上させることができる。乗車人数が少なく高層階での停
止回数の少ないエレベータが到着する場合には、低層階
の乗り継ぎエレベータも他の階のホール呼びを受け付け
るようにすれば、低層階では満員などによる予約変更に
伴う効率低下を防ぐことができ、乗り継ぎ利用者のサー
ビスも平均化することが可能になって、高層で各階停止
したものがさらに低層において何度も停止するといった
ことを避けることが可能になる。図16(e)のように
高層でかご内混雑度を重視した制御を行っている場合に
は、一周時間、乗車人数ともに平均化されほぼ一定とな
るので、制御方法と交通流を知ることにより基準階の呼
び発生,乗車人数を的確に予測することが可能になり、
低層の無管理制御装置は、これに合わせてエレベータを
到着させるように割当てを行うことによりサービスを向
上させることが可能になる。以上のように高層低層の乗
り継ぎの場合には相互の制御方法を知ることにより乗り
継ぎ階でのより正確な予測が可能になり、サービス性の
向上をはかることができる。なお、この例では、高層か
ら低層に向かう交通流を想定して説明したが、これに限
らず低層から高層へ向かう場合、相互の交通流がある場
合等も同様である。
【0033】次に、図17に示すようにサービス階がほ
ぼ同一のエレベータ群が並んで設置されている場合の例
について説明する。図17(a)のように向かい合わせ
になったエレベータ群が異なる群管理制御装置によって
制御されることがある。これは、3台一組の群管理を行
っていた旧型の群管理を置き換える場合や、エレベータ
ホールの幅の広い場合にみられるものである。このよう
な場合、同一のエレベータホールに設置されているにも
かかわらず、各群間相作の関係は考慮されないので同一
階に同時にエレベータが割り当てられたりして効率的な
運行ができない。そこでたとえば、A群のエレベータを
奇数階にサービスさせ、B群のエレベータを偶数階にサ
ービスさせるといったことが考えられるが、このような
固定的な制御では十分なサービス性を確保できない。本
発明では一方の制御方法に応じて他方の制御方法を変え
ることで効率向上をはかる。たとえ図17(b)のよう
にAのエレベータ群が6階で集中サービスとなった場
合、6階はAのエレベータ群から複数のエレベータがサ
ービスされることになるので、Bのエレベータ群がサー
ビスしなくとも6階のサービスは十分であり、Bのエレ
ベータも6階にサービスされたとすると6階の利用者は
前後のエレベータに目を配らなければならず、このよう
な場合は往々にして気づいた小数の人だけが利用した
り、利用されなかったりして効率的な運行ができない。
そこでBのエレベータ群を管理する群管理制御装置はA
群のエレベータの制御が集中サービスとなったことを受
信して集中サービス階である6階をホール呼び澄割当て
対象から除外して効率を向上させることができる。さら
に、図17(c)に示したように、待ち時間最小の制御
を行う場合は、次々ホール呼びを受け持つことになるた
め昼食時の基準階付近下りの呼びに対しては予約変更と
なったり、満員でなくとも多人数が乗っているため乗れ
なくなることがある。そこで、A群から待ち時間最小の
制御を行っていることと交通流を受け取り、基準階付近
のA群のエレベータAの受け持ちホール呼びで積み残し
が発生することを予測してB群のエレベータDを到着さ
せることにより積み残し後のサービスを迅速に行うこと
が可能になる。
【0034】図18は、一つの群管理で複数の制御方法
を使う場合の例である。8階9階からの高交通需要をサ
ービスするため6台あるうちのA,B号機2台が8階9
階と2階間の急行運転を行っているとする。このような
場合各々の受け持ち階をどうするか、特に8階9階から
2階以外へゆく人をサービスするのはどちらで行うかが
問題となるが、各々のサービスする負荷の状況により決
めることとなる。この場合は、A,Bの制御が8,9階
と2階のピストン輸送であることを受信して残りのエレ
ベータはまずこれらの階床の割当てエレベータからはず
し、A,Bのエレベータの表示装置に8階9階と2階の
ピストン運転であることを表示してサービスを開始す
る。さらにA,B号機以外のエレベータの近くの呼びボ
タン押されたら、2階以外へ階への需要があると考え
て、それぞれの負荷の担当状況を考慮して、CからD号
機のエレベータの負荷が多くない場合にはこれらの中か
らエレベータを向かわせることによって効率的な運行を
行うことができる。
【0035】このほか図16,図17で示した例も図1
7の高層低層の例は分割急行運転採用時など、図16は
併設エレベータを分割制御した場合などといったよう
に、群管理制御装置が1台の場合にも適用可能である。
【0036】図19は、シャトルエレベータのとローカ
ルエレベータの間で本発明を実施する場合の例である。
シャトルエレベータは途中階が無いので制御方法として
採用できるものが少なく本発明を適用しづらいが、基準
階乗り継ぎ階に待機させるか否か、待機時、到着時に2
台以上同時に戸を開けるか否かなどが効率に大きく影響
することがある。図19(a)の例は、出勤時にシャト
ルエレベータが戸開待機した場合である。この場合乗り
継ぎ階へ2台がほぼ同時に到着することもあるのでこの
ような時には高層エレベータも2台以上速やかに乗り継
ぎ階に到着させることが必要となる。したがって高層エ
レベータは待ち時間最小制御を行う方が良い。高層階で
混雑度を重視した制御を行っている場合には、高層階の
エレベータはほぼ一定周期で乗り継ぎ階に到着すること
になるので、シャトルエレベータも先に到着した1台以
外戸閉待機とし、出発時間間隔が一定となるように出発
時間を制御することにより乗り継ぎを円滑に行うことが
できる。このようにシャトルエレベータのように出発間
隔や戸の開閉だけしか制御できない場合でも他群の制御
方法を知って自群の制御方法を決定することにより効果
的に運行が可能になる。
【0037】以上述べたものは本発明の効果が明かな場
合であるが、実際のビルのエレベータ配置や交通流は以
上述べたものの複合を含めさまざまなものがある。この
ため各群の最適な制御方法の組合わせをあらかじめ全て
決定しておくことは困難である。そこでたとえば図20
に示すような遺伝的アルゴリズムと呼ばれる手法を用い
て最適な制御方法の組合わせを求める。遺伝的アルゴリ
ズムとは最適な組合わせを求めるための多点同時探索の
手法の一つである。発生と淘汰による生物進化の過程を
模擬した方法により解を求めるものである。図20は本
発明においてこの手法を適用する場合のフローチャート
である。まず、各群の制御方法とその組合わせを記号の
列にモデル化する911。次に各種の制御方法の組合わ
せを一定数種々発生させる912。さらに各組合わせに
ついてシミュレーションを行い各組合わせの評価を行う
913。ここで種々の組合わせ全体の評価が十分向上し
たかどうかを調べ914、十分向上していれば最良値を
持つ制御方法の組合わせを階として登録し919、向上
していなければ、このシミュレーションによる評価結果
に基づき評価結果の良いものだけを残して評価結果の悪
いものを残して組合わせの淘汰を行う915。次に残っ
た組合わせを一定数増殖させる916。次に有力な組合
わせ同士でその記号の列つまり制御方法の一部を交換す
る交差を行う917。さらに、一部の組合わせの記号列
の一部を乱数により変更する突然変異を行い918、シ
ミュレーションによる各組合わせの評価913に戻る。
【0038】この方式によれば、あらかじめ効果のある
制御方法の組合わせを求めておく必要がないので、実際
のビルにおける種々のエレベータ群の設置状況、交通流
変化に対応して各群の制御方法の組合わせを適切に決定
することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、複数群のエレベータ
群、異なった制御方法で制御されるエレベータ群を全体
の効率を考慮しながら速やかかつ適切に制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】本発明の概略フローチャートである。
【図4】制御方法決定手段の例である。
【図5】学習を用いない場合の例である。
【図6】統合制御装置を用いる場合の構成図である。
【図7】統合制御装置を用いる場合のフローチャートで
ある。
【図8】一つの群で実現する場合の実施例である。
【図9】一つの群で実現する場合のフローチャートであ
る。
【図10】制御方法テーブルの例である。
【図11】他群管理情報テーブルの例である。
【図12】他システムと組み合わせる場合の構成図であ
る。
【図13】制御方法推定装置の例である。
【図14】館内表示制御の例である。
【図15】本発明の動作例である。
【図16】高層と低層の乗り継ぎの例である。
【図17】同一サービス階の場合の例である。
【図18】一つの制御装置で複数の制御方法を用いる場
合の例である。
【図19】シャトルエレベータの例である。
【図20】遺伝的アルゴリズムによる制御方法決定フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
3…群管理制御装置、15…統合制御装置、16…制御
方法推定装置、31…ホール呼び収拾手段、32…かご
情報収拾手段、33…割当て制御手段、34…交通流判
定手段、35…制御方法テーブル、36…他群管理情報
テーブル、37…学習手段、38…階床別学習テーブ
ル、39…制御方法決定手段、61〜63…号機制御装
置、151…制御方法選択決定手段、152…各群情報
テーブル、153…制御方法選択知識、154…各群制
御目標テーブル、155…全体シミュレーション手段、
156…ビル・エレベータ仕様テーブル、310…群管
理通信手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 健治 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台のエレベータからなるエレベータ群
    を少なくとも2群有し、各エレベータ群を異った制御方
    法によって制御する運行行列方法において、前記一方の
    エレベータ群の制御方法を他方のエレベータ群の制御方
    法を基に決定することを特徴とするエレベータの運行制
    御方法。
  2. 【請求項2】前記一方のエレベータ群の制御方法は、他
    方のエレベータ群の制御方法を利用して他方のエレベー
    タ群の未来の状態を予測し、その予測結果をもとに自群
    の制御を決定するようにしたことを特徴とする請求項1
    項記載のエレベータの運行制御方法。
  3. 【請求項3】前記未来の状態を予測は他方のエレベータ
    群の制御方法を利用したシミュレーションにより行うこ
    とを特徴とする請求項2項記載のエレベータの運行制御
    方法。
  4. 【請求項4】前記シミュレーションは、貴伝的アルゴリ
    ズムにより決定することを特徴とする請求項3項記載の
    エレベータ運行制御方法。
  5. 【請求項5】複数台のエレベータからなるエレベータ群
    を少くとも2群有し、各エレベータ群を異った制御方法
    によって制御する運行制御装置において、一方の制御方
    法を他方の制御方法を基に決定することを特徴とするエ
    レベータの運行装置。
  6. 【請求項6】複数のエレベータ群の運行を制御する複数
    の運行制御装置、または同時に実行されるエレベータ群
    を制御する異なった制御方法を持つ運行制御装置におい
    て、同時刻に実行される制御方法は、他方の制御方法も
    しくは制御結果に応じて決定もしくは変更されることを
    特徴とするエレベータの運行装置。
  7. 【請求項7】複数のエレベータ群の運行を制御する複数
    の運行制御装置において、他群の未来の状態を予測し、
    該予測結果をもとに自群の制御を決定することを特徴と
    するエレベータの運行装置。
  8. 【請求項8】複数のエレベータ群の運行を制御する複数
    の運行制御装置において、制御方法と交通流を伝送する
    ことを特徴とするエレベータの運行装置。
  9. 【請求項9】複数のエレベータ群の運行を制御する複数
    の運行制御装置において、 制御方法の組み合わせを交通流ごとに用意することを特
    徴とするエレベータの運行装置。
  10. 【請求項10】前記制御方法の組み合わせはシミュレー
    ションにより作成することを特徴とする請求項9項記載
    のエレベータの運行装置。
  11. 【請求項11】シミュレーションする制御方法は、遺伝
    的アルゴリズムで決定することを特徴とする請求項10
    記載のエレベータの運行装置。
  12. 【請求項12】制御方法の組み合わせを知識として用意
    し、推論により決定することを特徴とする請求項9記載
    のエレベータの運行装置。
  13. 【請求項13】時間帯ごとにビル全体のシミュレーショ
    ンにより制御方法を決定しておくことを特徴とする請求
    項9記載のエレベータの運行装置。
  14. 【請求項14】複数のエレベータ群の運行を制御する複
    数の運行制御装置において、一方の群交通需要もしくは
    制御方法に応じて他方の群の制御方法を変更することを
    特徴とするエレベータの運行制御装置。
  15. 【請求項15】複数のエレベータ群の運行を制御する複
    数の運行制御装置において、他の群が所定の動作をする
    ことに応動して自群が決められた動作をする事を特徴と
    するエレベータの運行制御装置。
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