JPS5939341Y2 - 磁気テ−プカ−トリツジ用ハブへのテ−プクランプ構造 - Google Patents

磁気テ−プカ−トリツジ用ハブへのテ−プクランプ構造

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JPS5939341Y2
JPS5939341Y2 JP522880U JP522880U JPS5939341Y2 JP S5939341 Y2 JPS5939341 Y2 JP S5939341Y2 JP 522880 U JP522880 U JP 522880U JP 522880 U JP522880 U JP 522880U JP S5939341 Y2 JPS5939341 Y2 JP S5939341Y2
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JP
Japan
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clamp
piece
tape
hole
hub
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Expired
Application number
JP522880U
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English (en)
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JPS56106590U (ja
Inventor
啓好 高木
Original Assignee
日立マクセル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気テープカートリッジに内装されるハブ
に磁気テープお端部を係止連結するテープクランプ構造
に改良を加えたものである。
この種のテープクランプ構造として、本出願人は先に第
6図に示す如き構造のものを提案した(実願昭48−1
03863号)。
これはハブ1に形成したクランプ穴4の内底面6に中実
の係合突条7を突設し、クランプピース2は断面蒲鉾形
条としてこれの内側中央に形成した保合穴13が前記係
合突条7に抜止め状に嵌係合する構造になっていた。
これによるときは、クランプ穴4に嵌合したクランプピ
ース2にガタつきがなく、ピース外−i面S1とクラン
プ穴4の開口縁との間に凹凸の段差やギャップが生じな
い利点を有する。
しかし、係合突条γが中実でありクランプ穴2を弾性変
形の余地がなく、クランプピース2を弾性変形させてモ
入しなければならないので、ピースモ入時に極めて強い
力を必要とし、そのためにテープ端が傷つき、とぎにち
ぎれるトラブルの発生がみられた。
それにピースモ入時の弾性変形がピース外表面S1に1
で及び、ピース外表面S1が変形した11となりテープ
巻き不整を招く不利があった。
またテープ端のクランプ強度の点でも問題があった。
この考案は、かかる事実に着目して、基本的にはクラン
プ穴4の係合突条7にクランプピース2の係合穴13が
嵌係合する従来構造と同じ内容にしながらも、係合突条
7に割溝を入れ、ピースモ人時にこの係合突条7が弾性
変形するものとし、以ってクランプ穴4にクランプピー
ス2が無理すく容易にモ入できるようにし、かっクラン
プ強度も向上させるべく提案されたものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図において、1はハブ、2/Iiクランプピース、
3Fi磁気テープである。
ハブ1とクランプピース2とは、比較的弾性を有するプ
ラスチック製で、例えばポリアセタール樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂などからなる。
磁気テープ3はその端部(通常はリーダーテープ部分)
がクランプピース2を介してハブ1に係止連結される。
第2図及び第3図において、そのハブ1は外周面1箇所
にクランプ穴4を有する。
クランプ穴4は幅方向にわたって凹設形成されており、
その左右内側面5,5を外拡がりの平坦面に形成し、扁
平な内底面6の左右中央には先端部7aを膨大させたき
のこ形の係合突条7を幅方向にわたって突設してなる。
この係合突条7の中央には、これの先端から突設基部7
bに至る割溝8を幅方向にわたって入れ、該割溝8で係
合突条7を左右対称に2分割し、先端部7aの左右の内
側下面を受止め面9.9に形成しである。
筺た、先端部7aの左右側面を下り傾斜の案内面10.
10に形成したものとなっている。
クランプピース2ば、外表面S1がハブ1の外周面S2
と同一曲率に形成された比較的厚内で板状のピース本体
2aの内側左右に脚部12.12を連出するとともに、
ピース本体2aの内側中央に保合穴13を内向きに(下
向きに)開口させて形成してなる。
各脚部12 、12/fiその先端対向部を中央側に突
出させて当り[nl 4 、14と下り傾斜の案内面1
5.15とをそれぞれ形成し、前記保合穴13の開口下
面を幅狭に形成したものとなっている。
しかるときは、第3図及び第4図に示すように、クラン
プピース2をテープ端をはさんで広口のクランプ穴4に
案内嵌入し、そのit押込んで行くと、ピース脚部12
.12の下端案内面15゜15が係合突条7の傾斜案内
面10.10に接当する。
これで割溝8を有する係合突条7が弾性的に収縮変形し
、ピース2の係合穴13に係合突条7の膨大先端部1a
がスムーズに嵌係合する。
このときピース2の脚部12.12も左右の開拡方向に
僅かに弾性変形するが、これは積極的に弾性変形させな
い。
ピース2が完全に嵌合した状態において、各ピース脚部
12の先端下面19がクランプ穴4の内底面6に接当−
ピース外表面S1とハブ外周[nS2とが語−状に段差
なく連続するよう規制される。
筐た、ピース下端の当り面14゜14が前記先端部7a
の内側下方に回り込んで前記受止め面9,9にそれぞれ
抜止め状に弾性接当し、かつピース本体2aの内側下面
11と先端部7aの先端面18とが弾性接当する。
ピース2の左右外側120.20は下すぼ1り状に傾斜
する平坦面に形成されてい、磁気テープ2をはさんでク
ランプ穴4の左右内側面5.5に密着状態となるが、こ
のピース外側面20とクランプ穴内側面5との間では積
極的にテープ挟着作用が働かない。
さて、以上のようにピース2をクランプ穴4にモ入嵌合
した状態において、一旦収縮変形した突条7は左右外方
へ弾性復元しようとし、これにともなってピース脚部1
2.12に中央側への反発力が生じる。
その結果、磁気テープ3は左右の前記当り面14.14
と受止め面9,9との間において最も強く挾持され、更
にピース本体2aの内側下面17と突条先端面18との
間、および各ピース脚部12の先端下面19と内底面6
との間においても挟着されるに至ったものである。
なお、上記実施例ではピース2の脚部12.12を比較
的厚内にしてこれ自体が積極的に弾性変形しないように
したが、このピース脚部12.12をより積極的に弾性
変形させるようにしてもよい。
その場合には、テープクランプ力は一層向上する筈であ
る。
渣た上記実施例においてはピース本体2af7)内側下
面17が突条7の先端面18に接当するようにしたが、
この両者17.18を接当させない構造としたものも本
考案に含普れる。
更に、第5図に示す如く、基本的には従来構造をそのi
t採用して、その係合突条7に前記割溝8を入れる構造
としたものも本考案の予想するところである。
また、本考案は上下又はその一方にフランジを有する・
・ブに磁気テープを係止連結するときにも適用できるこ
と云う1でもない。
以上説明したように、この考案によれば、クランプピー
ス2の左右の脚部12.12をクランプ穴4の左右内側
面5,5に弾接させて磁気テープ3を挾持する構造とな
っておらず、したがってピース外表面にピース脚部12
.12を中央側に撓1せる作業や該ピース脚部12.1
2を左右方向に大きく無理に弾性変形させる必要もない
割溝8を入れた係止突条7を有効に弾性変形させるもの
となっている。
したがって、クランプ穴4の左右内側面5,5が外波が
りの平坦面に形成されていることも相俟ってピース2の
クランプ穴4への案内嵌入およびモ入が極めて容易に無
理なく行なえ、かつピース2の嵌合穴13に係合突条7
の膨大先端部7aをスムーズに抜止め状に嵌係合できる
その結果、磁気テープ3をピース千人時に傷つけること
がない。
しかもピース脚部12.12を大きく弾性変形させる必
要がないから、ピース外表面Slをハブ外周面S2と同
一曲率に維持できるとともに、左右の脚部12.12の
先端下面19.19がクランプ穴4の内底面6にそれぞ
れ接当するものとしたから、クランプピース2のモ入深
さを確実に接当規制できることになり、該ピース2の抜
医めが確保できてピース外表面S1とクランプ穴4の開
口縁との間にギャップや凹凸の段差の生じることも可及
的に防止できる。
また、係合突条1の弾性復元力とピース脚部12.12
の弾発力とで磁気テープ3を挟着するのでテープクラン
プ力も向上できる。
加えて、磁気テープ3はピース下面19とクランプ穴4
の内底面6との間でも挟着できて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るハブの外観斜視図、第2図はその
要部の分解斜視図である。 第3図は本考案の構成部材であるハブのクランプ穴とク
ランプピースとの関係を示す分解平面図、第4図はその
組付状態における平面図である。 第5図は本考案の別実症例を示す平面図である。 第6図は従来例の平面図である。 1・・・ハブ、2・・・クランプピース、3・・・磁気
テープ、4・・・クランプ穴、5・・・クランプ穴の左
右の内側面、6・・・クランプ穴の内底面、7・・・係
合突条、7a・・・係合突条の先端部、7b・・・係合
突条の基端部、8・・・割溝、9・・・受止め面、10
・・・案内面、12・・・クランプピースの脚部、13
・・・係合穴、14・・・ab面、15・・・案内面、
17・・・ピース本体の内側下面、18・・・係合突条
の先端面、19・・・ピース脚部の先端下面、20・・
・クランプピースの左右の外側面、Sl ・・クランプ
ピースの外表面、S2・・ハブの外周面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)外周面S2にクランプ穴4を幅方向に凹設形成し
    てなるプラスチック製のハブ1と、外表面S1がハブ外
    周面S2とほぼ同一曲率に形成されたプラスチック製の
    クランプピース2とからなり、クランプ穴4に該ピース
    2をテープ端をはさんでモ入することにより、ハブ1に
    テープ端を係止連結するにすして、クランプ穴4の左右
    内側面5,5を外拡がりの平坦面に形威し、クランプ穴
    4の内底面6の中央に先端部7aを膨大させた係合突条
    7を幅方向にわたって突設するとともに、該係合突条7
    にこれを左右対象に2分割する割溝8を幅方向に形成し
    、クランプピース2の内側左右に脚部12.12を連出
    するとともに、内側中央に中広が9の係合穴13を形成
    し、クランプ穴4にクランプピース2を嵌入したとき、
    係合突条7を弾性的に収縮変形させてその先端部7aを
    係合穴13に抜止め状に嵌合させるとともに、左右の脚
    部12゜12の先端下面19.19をクランプ穴4の内
    底面6にそれぞれ接当させ、係合突条7の弾性復元力に
    より該先端部7aと前記ピース2の左右の脚部12.1
    2との間でテープ端を挾持するようにした、磁気テープ
    カートリッジ用ハブへのテープクランプ構造。
  2. (2)係合突条1の先端部7aの左右の内側下面を受止
    め面9に形成し、クランプピース2の左右の各脚部12
    .12の先端対向部位に当り面14.14を突出形成し
    、各当り面14が各受止め面9に弾性接当するようにし
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のテープクラ2プ
    構造。
JP522880U 1980-01-19 1980-01-19 磁気テ−プカ−トリツジ用ハブへのテ−プクランプ構造 Expired JPS5939341Y2 (ja)

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JP522880U JPS5939341Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 磁気テ−プカ−トリツジ用ハブへのテ−プクランプ構造

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JP522880U JPS5939341Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 磁気テ−プカ−トリツジ用ハブへのテ−プクランプ構造

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JPS56106590U JPS56106590U (ja) 1981-08-19
JPS5939341Y2 true JPS5939341Y2 (ja) 1984-11-01

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JP522880U Expired JPS5939341Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19 磁気テ−プカ−トリツジ用ハブへのテ−プクランプ構造

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