JP3340608B2 - ブーツ - Google Patents

ブーツ

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JP3340608B2
JP3340608B2 JP01108196A JP1108196A JP3340608B2 JP 3340608 B2 JP3340608 B2 JP 3340608B2 JP 01108196 A JP01108196 A JP 01108196A JP 1108196 A JP1108196 A JP 1108196A JP 3340608 B2 JP3340608 B2 JP 3340608B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸における自在継
手の摺動部を密閉する分割可能なブーツに関する。特
に、軸を連結した状態で側方からブーツを開いて装着で
きるようにしたブーツに係るものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する先行技術には、図15及
び図16に示すブーツが存在する。図15は、その分割
可能にされたブーツの斜視図である。又、図16は、分
割面を結合した状態の断面図である。
【0003】図15において、蛇腹状のブーツ51は、
1カ所軸方向に分割されており、この分割面は、互いに
結合できるように一方の分割面が差込片52に形成され
ていると共に、他方の分割面が環状凹部55に形成され
ている。
【0004】図16は、この環状凹部55に差込片52
を圧入して結合した状態である。一方の分割面に有する
差込片52は、分割面から鏃状に形成され、両側に膨出
した係止段部53を有する。そして、係止段部53の両
側より先端に向かって、搾る傾斜面54に形成されてい
る。この差込片52は、蛇腹状に分割面に沿って軸方向
へ全長にわたり形成されている。
【0005】次に、他方の分割面には、差込片52が差
し込めるように環状凹部55に形成されている。この環
状凹部55は、分割面側に張出片56を有して開口し、
内部は差込片52の先端側が間隙を有して係合できるよ
うに断面三角形状の空間に形成されている。
【0006】そして、環状凹部55に差込片52を圧入
すると図16のような状態に嵌着し、係止段部53が張
出片56に係止して、両分割面が結合状態を保持しよう
とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のブーツは、形状
が蛇腹状に形成されていると共に、フレキシブルに構成
するためゴム材製で形成されている。このため、一方の
差込片52を他方の環状凹部55に挿入固着するとき、
ゴム材としての摩擦が大きいので、挿入するのが困難で
ある。しかも、蛇腹状にくねっているので、挿入が更に
困難となり、作業能率が低下する。
【0008】又、図示は省略するが、図16の環状凹部
の内部と差込片の内部に補強材を埋設した従来技術が存
在する。この環状凹部の補強材は、針金を蛇腹状に折り
曲げて平面を板状に形成し、この板状のものを凹状に形
成して環状凹部空間の外周側に埋設したものである。
又、差込片の補強材は針金を蛇腹状に折り曲げて板状に
形成し、差込片の中心に先端方向へ横たわるようにして
埋設したものである。
【0009】しかし、この分割ブーツでも、針金を太く
するとブーツ全体のフレキシブルが悪化するので太くで
きず、上述の欠点を解決することが困難である。
【0010】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その目的は、分割面の結合を容易に
すると共に、その結合力を強固にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたものであって、その技術的手段
は以下のように構成されている。すなわち、請求項1
は、両端側の取付部が軸継手に嵌着される環状のゴム状
弾性材製ブーツであって、軸方向に分割された分割面の
一方に設けられるおす結合部と、他方に設けられるめす
結合部とを具え、前記おす結合部には、軸方向へ沿って
配列結合された前記ゴム状弾性材より硬質の材料からな
る係止部が設けられ、該係止部には前記おす結合部から
突出して先端が他の部分よりも大径の円錐形状の係止部
分に形成されるコマが設けられ、前記めす結合部には、
前記係止部に対向した位置に各々結合されて前記ゴム状
弾性材より硬質の材料からなる係合めす部が設けられ、
係合めす部には、前記コマを嵌合させるめす穴が設け
られ、該めす穴の奥部には、前記係止部分を係止させる
他の部分よりも大径の段部分が設けられるものである。
【0012】請求項2は、係合めす部のめす穴が分割面
の長手方向に長孔に形成され、且つめす穴に嵌合するコ
マの係止部分が長孔に対応する長幅に形成されていると
共に係止部分の先端面から内部にかけて凹所が形成され
ているものである。
【0013】請求項3は、各係止部及び各係合めす部の
結合部に埋設されている固着部が可撓性を有する連結板
により一体に連結されているものである。
【0014】請求項4は、結合部の一方が凸部に形成さ
れたおす係合部を有すると共に他方が凹部に形成された
めす係合部を有し、おす係合部の付根に係合溝を有する
と共に前記めす係合部の突出した端部に係合溝と挿着す
る鉤部分を有するものである。
【0015】
【作用】本発明のブーツは、一方のおす結合部4に有す
る係止部8の各コマ10を他方のめす結合部5に有する
係合めす部13に順々に係止していくと、各コマ10と
各係合めす部13は強く結合されるから、簡単に結合す
ることができる。そして、おす結合部4とめす結合部5
を密接させて自在継手部を密閉することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明に係る実施の形態のブーツ
1における結合部側を示す側面図である。
【0018】図1において、1はブーツである。ブーツ
はゴム材料を加硫成形して製作されるが、このブーツ1
は軸方向に一カ所分割されて、一方が第1分割面2と他
方が第2分割面3に分離形成されている。
【0019】そして、第1分割面2側は、図2に示すよ
うなおす結合部4が形成されている。図2は、おす結合
部4の一部斜視図である。図2において、このおす結合
部4は、断面凸部状に突出したおす係合部6を設けてい
る。また、おす係合部6の側面付根側には係合溝14が
形成されている。更に、おす係合部6の端面7側には、
図3及び図4に示すような、樹脂材製の係止部8が、大
径の固着部9側を埋設させると共に、コマ10が突出す
るようにして一体に接着されている。図3は、係止部8
の平面図であり、図4は、側面図である。
【0020】図3及び図4において、コマ10は、先端
に円錐形状の係止部分20を有すると共に、この係止部
分20は後述の係合めす部13のめす穴16に嵌合して
内部に設けられた段部分21と係止するように構成され
ている。この係止部分20は、円錐形状の他に球状又は
円柱状に形成しても同様の機能を発揮することが認めら
れている。
【0021】更に、コマ10は、挿入を容易にするため
に、先端面から軸方向にスリワリ加工による分割部を設
けると良好であることも認められる。特に、3等配分割
部にすると良い。この好ましい実施の形態は後述する。
【0022】又、係止部分20には、突出したくさびと
係合する割り部を設けて係止部分20を広げ、係合めす
部13と離脱しないようにすると更に良好であることも
認められている。
【0023】係止部8の固着部9は、薄い連結板17に
より連結されている。この連結板17は、可撓性を発揮
するように薄く形成されている。但し、この連結板17
は、係止部8の構成の一部ではなく、付帯するものであ
るから、連結板17がなくとも機能する。
【0024】又、図1に示すように、第2分割面3側に
は、めす結合部5が形成されている。めす結合部5の詳
細図は、図5に示す通りである。図5は、めす結合部5
の一部を示す斜視図である。図5において、めす結合部
5には、おす係合部6と嵌合する凹形状のめす係合部1
1が形成されている。更に、このめす係合部11には外
側の凹形状端部に鉤部分15が形成されて、係合溝14
と挿着するように構成されている。
【0025】又、めす係合部11には、凹部の底面12
に樹脂材製の係合めす部13が埋設されて一体に固着さ
れている。この係合めす部13は、樹脂材製で、図6及
び図7に示す形状に形成されている。図6は、この係合
めす部13の平面図であり、図7はその側面図である。
【0026】図6及び図7において、有底円筒形の固着
部9´には、めす穴16が形成されており、内部には、
大径の穴により段部分21を形成している。この段部分
21は、コマ10の係止部分20と係止するように構成
されている。
【0027】係合めす部13は、各固着部9´が連結板
17により一体に連結されている。この連結板17は、
係止部8の連結板17と同様に可撓性を発揮するように
構成されている。但し、この連結板17は、係合めす部
13の構成部分ではなく、必ず必要とするものではな
い。
【0028】めす穴16の底面には、コマ10の割部と
係合する突出したくさびを設け、コマ10の係止部分2
0がくさびにより拡大されて段部分21に確実に係止す
ると良好であることが認められている。又、係合めす部
13には、めす穴16の軸に沿って途中までのスリット
を入れ、コマ10を挿入しやすくすることもできる。
【0029】上述の係止部8と係合めす部13は、別製
造工程により樹脂材を成形して工作されている。そし
て、ブーツを加硫成形するとき、成形型内に係止部8と
係合めす部13を配置して、加硫接着し、一体化するも
のである。
【0030】係合めす部13のめす穴16は円形穴の他
に断面長穴に形成しても良い。そして、コマの両側面を
カットして平行面を形成し、この平行面から長穴に挿入
し、若干回動して係止部分20を段部分21に係止する
と、挿入が容易になる。
【0031】図8は、おす結合部4とめす結合部5との
結合状態を示す断面図である。
【0032】図8において、係合めす部13のめす穴1
6にコマ10が嵌合され、コマ10に設けられた係止部
分20がめす穴16の段部分21に係止しておす結合部
4をめす結合部5に密接させている。同時に、おす係合
部6をめす係合部11に挿着すると同時に、鉤部分15
を係合溝14に結合することにより、内方のグリース等
の流出防止を確実にすると共に、外方から侵入するダス
トの防止も効果的に発揮される。尚、おす係合部6とめ
す係合部11との接合面間に接着剤を介しても良い。
【0033】次に、他の実施の形態としての好ましいブ
ーツを図10及び図11に示す。
【0034】図10は、ブーツ1の第1分割面2の大径
取付部側の分割面の平面図である。第1分割面2の取付
部及び山部と谷部との連結部には第1分割面2の長手方
向へ幅の広い係止部分20を有する係止部8が一体に取
り付けられている。この係止部8は一体成形またはブー
ツ1に取付孔を設けて、その取付孔に係止部8を嵌着す
ることにより一体化される。
【0035】図11は、ブーツ1の第2分割面3の大径
取付部側の分割面の平面図である。この第2分割面3に
は、第1分割面2に設けられた係止部8と対応する位置
に係合めす部13が設けられている。この係合めす部1
3もブーツに一体成形または嵌着により固着されてい
る。尚、32は、ブーツ1を軸継手30に取り付けるバ
ンドである。
【0036】図12は、上述の係止部8と係合めす部1
3とを結合した状態の図14に示すA−A断面図であ
る。
【0037】図12において、樹脂材製の係止部8は、
ブーツの第1分割面2側内部に固着部9が一体結合され
ていると共に、突出するコマ10の先端側は両側に傾斜
面20aを有して断面図に対し直角方向に幅の広いくさ
び状に形成されている。そして、付根側に段部を有して
係止部分20が形成されている。また、コマ10には先
端面から内部に至る凹所25が形成されている。この凹
所25は、幅の広い方向に突き抜けており、コマ10の
くさび状部分がめす穴16に弾性変形して挿入しやすい
ように構成されている。
【0038】また、第2分割面3側内部に樹脂材製の係
合めす部13が固着されている。この係合めす部13に
は、めす穴16を有すると共に、めす穴16には係止部
8の係止部分20と係止する段部分21が形成されてい
る。そして、このめす穴16は、断面図に対し直角方向
に長穴に形成されて、コマ10と係合するように構成さ
れている。
【0039】この係止部8を係合めす部13に挿入する
と、コマ10は、凹所25により弾性変形してめす穴1
6に挿入される。そして、係止部分20が段部分21に
係止して第1分割面2と第2分割面3とを接面させる。
その分割面2、3の全体の接合状態は、図9に示す状態
にする。なお、コマ10とめす穴16とを断面図に対し
直角方向に長くすることにより、周方向の接合力を強力
にできる。特に、コマ10の先端側に傾斜面を設けると
共に凹所25を設けてあるから、コマ10の挿入が容易
で、且つ容易に係止できるようになる。
【0040】図14は、分割面2、3が結合される前の
側面図である。この各分割面2、3側に有する係止部8
及び係合めす部13は連結板17で結合されることな
く、各々単独でおす結合部4及びめす結合部5に各々対
向して一体に結合されているものである。この一体結合
の成形は、係止部8及び係合めす部13を成形型内の所
定位置に配置して成形することにより容易に行うことが
可能になる。また、この実施の形態では、図1のおす係
合部6及びめす係合部11の無い、径方向の分割面また
は傾斜した分割面が直接に係止部8と係合めす部13に
より密接結合されているものである。更に、この実施の
形態では係止部8と係合めす部13に対し結合面のブー
ツ径方向の内外に半球状の環状を成す凹凸を設けて密接
させても良い。
【0041】図14に示すように、第1分割面2には多
数の係止部8が分割面にそってコマ10を突出状態に配
列固着されている。また、第2分割面3には、係合めす
部13の全体が埋め込まれたようにして分割面に沿って
多数の係止部8に対応する位置に配列されている。図9
は、ブーツ1を軸継手30と軸31とに組み付けた平面
図である。図9において、ブーツ1の第1及び第2分割
面2、3を開いて軸継手30の側方より組み付ける。そ
して、係止部8を係合めす部13に嵌合することによ
り、図9に示すような第1分割面2と第2分割面3が接
合状態になる。次に、両端側の取付部をバンド32、3
3により締め付けて固定し、装着するものである。
【0042】図13は、めす結合部5のめす穴16の奥
に凸部26を設け凹所25と嵌合させて、コマ10が凹
所25側に互いに狭まって係止部分20と段部分21と
が離脱するのを防止するものである。また、この凸部2
6と凹所25側のコマ10との接合によりブーツ1の内
外をシールする効果が発揮される。これらの実施の形態
では、分割面の係止部8と係合めす部13の内外に環状
を成す半球状の凹凸を設けて密接させてシール能力を付
与しても良い。
【0043】なお、係止部8と係合めす部13とをブー
ツ1に一体成形するときには、上述した成形型内で直接
焼付け成形することの他に、固着部9、9´に接着剤を
塗布し、ブーツ1に設けた取付穴に嵌合して2次加硫に
より焼付けすることができる。
【0044】
【発明の効果】イ)請求項1に関し、本発明のブーツ
は、おす結合部に軸方向に沿って各々配置結合された
ブーツより硬質の材料からなる係止部を有し、この係止
部にはおす結合部から突出して先端が他の部分よりも大
径の円錐形状の係止部分に形成されるコマが設けられ
る。また、他方のめす結合部には、軸方向に沿って係止
部に対応する位置に各々配置結合されたブーツより硬質
の材料からなる係合めす部を有し、係合めす部には
と嵌合するめす穴が設けられ、めす穴の奥部には他の
部分よりも大径の段部分が設けられ、この段部分にコマ
の先端の係止部分が係止される。この場合、コマは、結
合部の軸方向に点在するように配置されるから、コマと
係合めす部とを1個ずつ結合していけば結合部が蛇腹
状にくねっていても簡単に結合することができる。しか
も、係止部と係合めす部は、ブーツより硬質の材料から
なるから両者の結合力は強くなる。また、係止部及び係
合めす部は、各々が独立しているから、係止部及び係合
めす部がブーツよりも硬質の材料からなるものであって
も、ブーツの可撓性を悪化させることなく、ブーツの
可撓性を十分に発揮させることができる。
【0045】ロ)請求項2に関し、係止部と係合めす部
とを一方向に大きくしたために周方向の結合力が強力に
なる。また、コマに凹所を有するとともに係止部と係合
めす部を分割面長手方向に長くしたので、結合させると
き挿入が容易になる。
【0046】ハ)請求項3に関し、係止部及び係合めす
部は各々が連結板により連結されているから、成形時の
両者の位置決めが簡単であり、しかも、結合部と強力に
結合させることが可能になる。
【0047】ニ)請求項4に関し、両結合部には、対向
する凸部のおす係合部と凹部のめす係合部が設けられて
いるから、この両係合部が係止部と係合めす部により結
合されると密封接合することが期待できる。しかも、両
係合部にある係合溝と鉤部とが嵌着するので、更に密封
効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るブーツの側面図で
ある。
【図2】図1に示すおす結合部の斜視図である。
【図3】図2に示す係止部の平面図である。
【図4】図3に示す係止部の側面図である。
【図5】図1に示すめす結合部の斜視図である。
【図6】図5に示す係合めす部の平面図ある。
【図7】図6に示す係合めす部の側面図である。
【図8】図1に示すブーツの両結合部の結合状態の断面
図である。
【図9】本発明のブーツを自在継手に組み付けた平面図
である。
【図10】本発明の更に他の実施の形態に係るブーツの
第1分割面の一部平面図である。
【図11】本発明の図10に示す第1分割面に接合する
第2分割面の一部平面図である。
【図12】本発明の係止部と係合めす部との結合状態の
断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態の係止部と係合めす
部との結合状態の断面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態のブーツの分割面側
の側面図である。
【図15】従来例のブーツの斜視図である。
【図16】図15に示すブーツの分割面の結合状態の断
面図である。
【符号の説明】 1、51……ブーツ 2……第1分割面 3……第2分割面 4……おす結合部 5……めす結合部 6……おす係合部 7……端面 8……係止部 9、9´……固着部 10……コマ 11……めす係合部 12……凹部の底面 13……係合めす部 14……係合溝 15……鉤部分 16……めす穴 17……連結板 20……係止部分 20a……傾斜面 21……段部分 25……凹所 26……凸部 30……軸継手 31……軸 32、33……バンド 52……差込片 53……係止段部 54……傾斜面 55……環状凹部 56……張出片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−362377(JP,A) 特開 昭64−74379(JP,A) 特開 昭63−277002(JP,A) 実開 昭64−107065(JP,U) 実開 平1−49761(JP,U) 実開 昭60−85662(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 3/00 - 3/06 F16B 5/07 F16B 21/00 - 21/20 F16D 3/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端側の取付部が軸継手に嵌着される環
    状のゴム状弾性材製ブーツであって、軸方向に分割され
    た分割面の一方に設けられるおす結合部と、他方に設け
    られるめす結合部とを具え、前記おす結合部には、軸方
    向へ沿って配列結合された前記ゴム状弾性材より硬質の
    材料からなる係止部が設けられ、該係止部には前記おす
    結合部から突出して先端が他の部分よりも大径の円錐形
    状の係止部分に形成されるコマが設けられ、前記めす結
    合部には、前記係止部に対向した位置に各々結合されて
    前記ゴム状弾性材より硬質の材料からなる係合めす部が
    設けられ、該係合めす部には、前記コマを嵌合させるめ
    す穴が設けられ、該めす穴の奥部には、前記係止部分を
    係止させる他の部分よりも大径の段部分が設けられる
    とを特徴とするブーツ。
  2. 【請求項2】 前記係合めす部のめす穴が前記分割面の
    長手方向に長孔に形成され、且つ前記めす穴に嵌合する
    前記コマの係止部分が前記長孔に対応する長幅に形成さ
    れていると共に前記係止部分の先端面から内部にかけて
    凹所が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のブーツ。
  3. 【請求項3】 前記各係止部及び各係合めす部の前記結
    合部に埋設されている固着部が可撓性を有する連結板に
    より一体に連結されていることを特徴とする請求項1に
    記載のブーツ。
  4. 【請求項4】 前記結合部の一方が凸部に形成されたお
    す係合部を有すると共に他方が凹部に形成されためす係
    合部を有し、前記おす係合部の付根に係合溝を有すると
    共に前記めす係合部の突出した端部に前記係合溝と挿着
    する鉤部分を有することを特徴とする請求項1に記載の
    ブーツ。
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