JPS5939273A - 非板状焼海苔製品の製造方法 - Google Patents

非板状焼海苔製品の製造方法

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JPS5939273A
JPS5939273A JP57147688A JP14768882A JPS5939273A JP S5939273 A JPS5939273 A JP S5939273A JP 57147688 A JP57147688 A JP 57147688A JP 14768882 A JP14768882 A JP 14768882A JP S5939273 A JPS5939273 A JP S5939273A
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JP
Japan
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seaweed
laver
plate
cutting
roasted
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JP57147688A
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JPS6219827B2 (ja
Inventor
Katsuhiro Harada
原田 勝裕
Michiyo Tsumura
津村 美智代
Kahoru Matsui
松井 かほる
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shirako Co Ltd
Original Assignee
Shirako Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は跋かな色調と濃厚な暦法を有する非板状の海苔
製品のy7遣方法に関する。
従来の海苔製品は海中から採取したflr↓苔葉体全葉
体全切断状に抄製し、これを乾燥して製造したものであ
る。このような板状海苔の商品価値は主として色調、光
沢および仕立てのよさにあり、これらが重視されている
が、さらに食べた時の歯切れのよさ、日中でのとけ易さ
を求めて海苔葉体の切断手法いわゆるミンチ1」は、一
般的には4朋程度、特に終期の固い原草や外洋1!I:
の海苔では2龍程度のミンチで切断されており、全国的
にみると2〜5 yarnの範囲に集約されている。
しかしながら、このように細かく切断し、しかもこれと
前後して真水操作を行なうことにより、海苔葉体の切断
面から本来海苔葉体が保有・している光合成色素をはじ
め香気、呈味成分が洗浄水中に流出することが懸念され
る。さらに、板状に抄製する際に、多量の水に切断海苔
を浮遊させて行なうので(水が少ないと製品が不均一に
なる)、さらに各袖成分が流出するものと思われる。そ
こで、本発明者はまづ切断寸法と海苔の含有色素および
呈味成分に関する遊離アミノ酸の残存量との関係を検討
した。その結果海苔葉体を細かく切断することによりこ
れらの残存量が相当量減少することが判明した。以下に
その実験例を示す。
実験例 摘採した海苔葉体300gを洗浄した後、無切断もしく
は20 Ill XIQ my、5闘および2 Tnm
の長さに切断し、それぞれを清水(真水)31中に60
分間浸漬洗浄し、脱水して約60″Cにて乾燥し、さら
に焙焼した。
上記谷試刺についてクロロフィル、カロチノイドおよび
遊離アミノ酸の各含有量を測定した。
クロロフィルおよびカロチノイドの定量は比色定量法に
よって行ない、遊離アミンβくの定量は二/ヒドリン比
色法によって行なった。測定結果を第1図および第2図
に示す。各図とも縦軸にミンチサイズヲ、横軸にアミノ
酸、クロロフィル゛またはカロチノイドの賃金有量を示
す。
また上記各試料について肉眼的な色調、香気、呈味に関
するパネルテストを併せて行なった0その結果を第1表
に示す。計画は5〜1の5段階で行ない、数字の大きい
程良好であることを示すO 第   1   表 以上の実験により、ミンチサイズ2朋、20mmおよび
無切断の海苔はミンチサイズ2朋および5 mmの海苔
に比較してクロロフィル、カロチノイドおよび遊離アミ
ノ酸の含有量がかなり多いことがわかった。特に無切断
と2闘および5闘の差は歴然としている。パネルテスト
の結果もこれと同じ結果を示しており、lQmm以上の
切断および無切断の場合は海苔本来のもつf尚風味をよ
く保持していた。
本発明はこのような検討の結果なされたもの呈味等が製
造中に流出するのを防ぎ、豊か々色調と濃厚な香味を有
する海苔製品を得んとするものである。
すなわち本発明は、採取した海苔葉体を無切l17[の
まま、まだは10鰭以上の文民に切断した後、乾燥し、
次に焙焼および/″!たは油処理することを特徴とする
非板状海苔製品の製造方法に関する。
採取した海苔架体は、夾雑物等が混入しているので海水
で十分洗浄する。次に切(す1または無切断のまま真水
で洗浄する。次に脱水し、乾燥する0乾燥温度d、60
℃以下が好ましい。次に焙焼および/または油処理する
。心安に応じてこれらの工程のいずれかで、例えは乾燥
工程の前後等で適当な調味を〃出こすことができる。
以上説明したように、本発明TI′i海苔乗体會ハ、:
11切断しないことおよび板状に抄製しないので多量の
水を1す1用しないことによって、海苔曳′夕体に含ま
れる各神成分の流出を抑えることができ、それによって
色調、香味、呈味等のよく保時された海苔を得ることが
できる。しかもこれを焙焼または油処理することによっ
て、さらに香味、呈味等が相乗的に増大して付与される
。焙焼した場合は、従来の焼海苔、味付は海苔と同様に
そのままで、捷たけふりかけ、お茶漬は等として食する
ことができ、またフライ等の油処理した場合はスナック
食品等として用途を多様化することができる。油処理と
しては、ザラダオイル等各棟食用油で揚げたり、バター
等でいためたりする方法がある。また焙焼した後フライ
してもよい。
なお、従来においても生海苔をそのまま乾燥したものは
一部で市販されているが、これはもともと生海苔として
食していたものを年間を通じて供給するために乾燥した
ものであって、乾燥はあくまでも保存のためである。し
たがってこのものの食し方も水でもどした後三杯酢でた
べる等が普通である。本発明の製品はこれと)゛(。
なりいわば焼海苔の範噴に属するものであって、前記し
た如く細断しないことによりi’il+苔本来の香味、
呈味を濃厚に保持し、これを焼くまたは揚げることによ
りこの濃厚な香味、呈味を1に否ばしく向上せしめたも
のである。
以下に本発明を実施例により説明する。
実施例1 fiIL中より採取した海苔葉体をdlす水で充分に洗
浄しで夾雑物を除去し、これを未りJ IUfのままら
水で洗浄した。これを脱水した佐、このままの形状で約
ω℃の温度で乾燥させ、次にベルトコンベアーで移送さ
せつつ焙焼して’I)’l’j海苔とした。
なお上記真水による洗浄は、海苔摘採時に生ずるuJれ
目からの香味成分、色紮成分等の流出または葉体表面か
らの浸透圧によるこれらの流出が考えられるのでなるべ
く短時間に行なう。
実施例2 実施例1と同様にして海苔葉体を洗浄、脱水および乾燥
させた後、そのま1サラダ油で揚げてスナツ、夕風の海
苔食品とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は海苔葉体を各棹サイズに切断または無切断して
真水に60分間浸漬し、つづいて脱水、乾燥および焙焼
した後の各試料のアミノ酸含有量を示すグラフ、そして
第2図1.1第1図と同じ試料のカロチノイドおよびク
ロロフィル含有量を示すグラフである。 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか1
名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 採取したλ苔乗体を無切断のまま、または10顛以上の
    果長に切断した後、乾燥し、次に焙焼および/または油
    処理することを特徴とする非板状焼海苔製品の製造方法
JP57147688A 1982-08-27 1982-08-27 非板状焼海苔製品の製造方法 Granted JPS5939273A (ja)

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JP57147688A JPS5939273A (ja) 1982-08-27 1982-08-27 非板状焼海苔製品の製造方法

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JPS5939273A true JPS5939273A (ja) 1984-03-03
JPS6219827B2 JPS6219827B2 (ja) 1987-05-01

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ID=15436028

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JPS6219827B2 (ja) 1987-05-01

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