JPS593866A - スリ−ブ形状の口金を有する電球 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の関連する分野 本発明は主として金属より成るスリーブ形状の口金と、
ピンチを有するランプエンベロープとを具工、前記ラン
プエンベロープ内に電源を設け、該電源から電流導体を
ピンチ貫通して外部に導出すると共に前記口金に電気的
に接続し、ピンチを口金内に固着された金属スリーブに
よってクランプ嵌めするようにした電球に関するもので
ある。

従　　来　　技　　術 この種のＸ球は未公開のヨーロッパ特許出願８２２００
９０２　（ＰＨＮ　１０１０７　）に記載されている。

この特許願の明細書の電球は従来の電球に比ベロ金を接
着剤を用いることなくランプエンベロープに固着できる
利点を有しているが、電球の焦点用！（口金の基準点か
ら光源までの距１１１）が予め決められている。ここに
おいて、接着剤の使用を避けることが重要で、その理由
は、硬化するのに加熱や時間を必要とし、暖かい環境下
で接着剤が変質し、しだいに崩壊しつるようになるから
である。

電球を光学系に用いる場合には、光源が所定の位置を占
めることが重要である。この位置は、光源を口金に対し
て所定の位置に配設することにより決めるようにする。

前記載の特許出願の電球では、焦点距離を調整している
が、光源を口金に対して横方向に調整することはできな
い。従って、電球は立体的に調整し得ず、従って、光学
系の全部の用途に使用することはできない。

発明の開示 本発明の目的は、接着剤を用いることなくランプエンベ
ロープ及びスリーブを組匁立て、立体的に調整して、最
後に固着するようにしたスリーブ形状の口金を有する電
球を提供せんとするにある。

本発明は主として金属より成るスリーブ形状の口金と、
ピンチを有するランプエンベロープとを具え、前記ラン
プエンベロープ内に電源を設ケ、該電源から電流導体を
ピンチ貫通して外部に導出すると共に前記口金に電気的
に接続し、ピンチを口金内に固着された金属スリーブに
よってクランプ嵌めするようにした電球において、前記
口金には、その周縁に配され、夫々が前記スリーブに固
着された少なくとも三個の四部を設け、前記四部を除く
口金の内径をスリーブと対向する口金の全長にわたって
スリーブ外径より大きくしたことを特徴とするにある。

スリーブ直径を口金の直径より小さくしたため、スリー
ブは回転及び長手方向に移動しうるだけでなく１０金に
対して回動をも行なう際の回動点として用いる。

四部は、例えば、楕円形、円錐形または球形のくぼみ・
或いは口金を圧潰し内側に折り曲げた舌片の形状とする
ことができる。スリーブの平均底吹めをうることができ
る。また本発明によれば、スリーブをランプエンベ四−
プに向がって円錐形状に拡開するため、緊縮嵌めにより
生ずる軸方向のせん断力を、製造許容公差を大きくした
ままで小さく保持することができる。

本発明による電球においては、直径の差な凹部の深さで
補償するため、口金の内径及びスリーブの外径に対して
、比較的大きな許容公差がとり得るようになる。

スリーブの長さを適宜選定することによって種々の焦点
距離をうろことができる。

好適実施例においてはスリーブに、互いに対向して配設
され内側に彎曲した突出片対を設けこれによりエンベロ
ープのピンチを保持する。本発明の他の例によれば、長
手方向の移動をロックするために、夫々の突出片の対間
に残存する細条片に内側に向かう弾性部分を設け、弾性
部分は例えば、舌片或いはくぼみであり、これをエンベ
ロープのピンチに関連する四部と係合させてロックを行
なうようにする。同様に、突出片にはスロットを設け、
これをピンチに設けた輪郭部と係合させるようにする。

本発明電球のさらに他の例はスリーブには、２対の対向
して配設された細長リプを設け、これらリプ間にピンチ
を緊締するようにする。かようにエンベロープのピンチ
を保持することは、ドイツ国特許出願第１４０８１７号
から既知である。かかる細長リプは深絞り方法により、
比較的簡単につくることができる。

エンベロープのピンチはスリーブの底部から突出させる
と共にピンチはスリーブの底部に設けた一対の突出片に
より保持する。この変形例では、突出片がピンチに設け
たカムと係合させて長手方向のロックを改善しうるよう
にする。

本発明電球のより好適な例では、スリーブをその開放端
でランプエンベロープに隣接させる、これがためランプ
エンベロープは一層安定となる。

非常に好適な例では、電流導体の１個をスリーブに、例
えばスリーブに設けた円錐形のチューブに、或いは例え
ばスリーブに設けたＵ字形舌片に溶接またははんだ付け
により固着する。

口金及びスリーブははんだ付は又は溶接、特に抵抗溶接
によって互いに固着することができる。

オランダ国特許明細書６４７４２号がら既知のランプで
は、スリーブを接着剤によりランプエンベロープに固着
するようにしている。このスリーブは、開放端に内側に
彎曲した端面を有する口金に設け、これによりスリーブ
を緊締酸めしている。

この場合２個の直径的に対向して配設された舌片は、口
金の鎧装から内側へ押圧してスリーブに溶接するように
している。この電球においては、焦点距離は調整できる
が、立体的な位置調整は行なうことはできない。ピンチ
を設けたランプエンベロープを緊締酸めするスリーブ形
状の内側部分によって接着剤なしにランプエンベロープ
を固着スる方法は、ドイツ公開特許第２９’８８１８９
号から既知である。エンベロープのピンチを嵌合する内
側に彎曲した突出片対を設けた内側部分を、口金に緊密
に係合する場合には、口金と対向する内側部分によりラ
ンプエンベ四−ブを直線運動及び回転運動させることが
できるが旋回運動させることはできない。

イギリス国特許第４５０９４８号明細書から既知の電球
では、ランプエンベロープを球形に彎曲したリング内に
接着剤によって固着しているが、このエンベロープは口
金に対し立体的に調整することはできない。口金と内側
部分との間の接続ははんだ付けにより行い、この目的の
ため、口金にはんだを入れるための３個の孔を設けてい
る。これら連結用のはんだを入れる孔によって位置調整
を特に長手方向の位置調整を制限するようになる。

口金及びスリーブを形成するためには種々の金属例えば
、黄銅及び他の銅合金にッケルめっきすることもできる
。）並びＧこアルミニｉンムをＴＴＩｔ７することもで
きる。

発明の実施例 図面につき本発明の詳細な説明を行なう。

第１図及び第８図においてエンベロープ１は例えば、硬
質ガラス或いは石英ガラスのノ１０ゲン白熱電球で作り
、エンベロープの端部にはほぼ長方形の断面のピンチ２
を設け、ピンチ内のモリブデンでできた電流導体（導入
線）８及び４を埋設ル、この電流導体の一端は光源とし
て用いるコイル状フィラメント５に接続し、他端６及び
７はピンチ２から突出させる。ピンチ２には、その両端
には四部８を設ける。

ランプエンベロープｌは、そのピンチ２を金属シートの
スリーブ９内に保持し、開放端をランプエンベロープに
当接させる。この目的のため、スリーブ９には、突出片
対１０及び１１を夫々設け、これら突出片対は打ち抜き
し、電球の軸方向に延在させ、互いに対向して配設し、
内側に彎曲させ、これら突出片対間にエンベロープのピ
ンチ２を四部８と相俟って緊締嵌めする。エンベロープ
１方向にわずかに円錐形状に拡開するスリーブ９には、
その底部に電流導体３及び４の端部６及び７を挿通する
ための開口部１２を設ける。さらに、第１図に示すよう
に、スリーブ９の底部にはＵ字形接点１８を設け、この
接点に電流導体の端部７をまず緊縮により、ついで点溶
接により電気的に接続する。

第８図及び第４図に示す電球ユニットは、Ｕ字形接点を
設ける代わりに引抜き円錐体１４を設け、この円錐体に
導体端部６を、はんたイ」け又は溶接により接続する点
が上記例とは相違する。更に突出片対１０及び１１間に
残存する細条片１５及び１６の夫々には、弾性部分とし
て内側に彎曲した弾性舌片１７を設け、これをエンベロ
ープのピンチ２の関連する四部１８と係合させてロック
を行いつるようにする。電球のエンベロープｌは突出片
対ＩＯ及び１１によって、スリーブ９内の回転に対して
ロックされているが、長手方向のロックは口金四部１８
と係合する弾性部分１７によって行う０ 第５図に示す白熱電球１，２，３，４，５は、ピンチ２
にカム４８を設けた点以外は第１図に示すものと同一で
ある。スリーブ４０は前記ヨーロッパ特許明細書に記載
のスリーブと同一のものとする。このスリーブ４０には
一対の突出片４１を設け、これを白熱電球のピンチ２を
緊締嵌めにより保持すると共にカム４８に係合させる。

またスリーブ４０には、舌片４２を設け、これに電流導
体６を溶接する。かように構成した電球ユニットは第６
図及び第８図に示す口金に装着することができる。スリ
ーブ４０はその開放端を白熱電球エンベロープｌに当接
する。

第１図及び第８図に示す電球ユニットは第６図又は第８
図に示す薄い金属シートでできたスリーブ形状の口金内
に配設することができる。

第６図及び第７図に示す口金１９は、スリーブ形状とす
ると共に、これに口金カラーを設け、これに基準マーカ
ー２１を設けて関連するホルダへの挿入を正しく行いう
るようにする。口金１９には、中央部に口金接点２２を
設ける。また口金・１９には４個の球状くぼみ２３を設
け、これらくぼみ２８は、口金同辺の全体にわたって分
布させると共に、第１図に示す電球ユニットに挿入する
際に、各々がスリーブ９（第１θ図参照）と点接触を行
いつるようにする。くぼみ２８を除いた口金１９の内径
を、スリ、−ブ９と対向するその長さ全長にわたってス
リーブ９の外径より大きくする。

かようにすることにより、第１図の電球ユニットは口金
１９に対し長手方向に変位させると共に回転させるだけ
でなく、回動させてコイル状フィラメント５を口金１９
に対し立体的に調整しつるようにする。かかる調整を行
なった後、スリーブ９を口金１９のくぼみ２８の区域で
口金１９に溶接する。第１０図から明らかなように、電
流導体８の遊端６をマンガンニッケル製の導体２４に溶
接し、この導体２４を口金接点２２にはんだ付けする。

第８図及び第９図に示すようにスリーブ形状の口金２９
は第６図及び第７図に示す口金１９とほぼ同一のものと
する。従って同一部分には同−符号をつけて示す。口金
２９には、くぼみ２３の代わりに、４個の弾性舌片２６
を四部として設け、これら舌片２５は打抜きし内側に押
圧し第１図乃しかしスリーブ９及び口金１９または２９
間の連結を軟質はんだ付けにより行なうこともできる。

この場合には、スリーブ９に突出片対ＩＯ及び１１を打
抜いて形成したポケット２６を設け、これをはんだペー
ストを受は入れるスペースとして用い゛。

る。このはんだ付はペーストは、スリーブを口金に挿入
する前に塗布するようにする。スリーブの挿入中に、は
んだ付はペーストはその一部がスリーブと口金との間に
被膜として被着される。ついで口金だけを外部から加熱
して口金とスリーブとの間がはんだ何は接続されうるよ
うにする。

第１１図及び第１２図に示すスリーブ２７には、Ｕ字形
接点１３を設けると共に、２対の対向して配設された細
長リブ２８を設け、これらリブ間にエンベロープのピン
チ２を緊締しうるようにする。

またこれら細長リブ２８は、はんだ付は材料を入れるた
めのポケットとしても用いることができる。

上述したスリーブは深絞りにより作る。打抜きにより形
成するスリーブ３０の他の例を、第１３図乃至第１６図
に示す。本例ではスリーブ３０は、はぼ半円状に彎曲さ
れた２個の外装半部３２を有する底部分８１で構成し、
この縁部は、これを内側に折り曲げて突出片対１０及び
１１を夫々構成し、エンベロープのピンチ２に嵌合しつ
るようにする。突出片対ｌＯ及び１１には横スロット３
８を設け、これら横スロットをエンベロープのピンチ２
に設けた横輪郭部３４と係合させてロックを行いつるよ
うにする。外装半部３２とピンチ２との間のスペース３
５ははんだ付は材料を入れるため用いることもできる。

スリーブ３０にはスリーブ底部分３１にＵ字形接点１８
を設け、これに電流導体の端部を接続しつるようにする
。

【図面の簡単な説明】

第１図はスリーブ内に配設されたランプエンベロープを
具える電球ユニットを示す一部断面側面図、 第２１ｉ１Ｊハ第１図に示すランプユニッ）（７）ＩＩ
−］１線上の断面図、 第３図は第１図に示すランプユニットを変形を示す一部
断面側面図、 第４図は第８図に示すランプユニットのｙ−■線上の断
面図、 第５図はさらに他の例を示す一部断面側面図、第６図は
第１図又は第８図に示すランプユニットを嵌合するスリ
ーブ形状口金の一部断面側面図、１・第７図は第６図に
示す口金の平面図、 第８図は第６図に示す口金変形例を示す一部断面側面図
、 第９図は第８図に示す口金の平面図、 第１Ｏ図は第６図又は第７図に示す口金内に配Ｉ殺され
た第１図又は第２図に示すランプユニットを具える白熱
電球の一部断面側面図、 第１１図はランプエンベ四−プを嵌合スルスリーブの他
の例を示す縦断面図、 第１２図は第１１図に示すスリーブの■−■線・・上の
断面図、 第１３図はスリーブの他の例を示す側面図、第１４図は
同じくその９０°回転したスリーブの側面図、 第１５図は第１・８図に示す店−ｘｖ線上の断面図、第
１６図は第１５図のスリーブにエンベロープピンチを挿
入した状態を示す断面図である。 ■・・・ランプエンベロープ ２・・・長方形の断面のピンチ ８．４・・・Ｎ　流導体　　　　５・・・コイル状フィ
ラメント８・・・ピンチの四部　　　９．・・・金属シ
ートのスリーブ１０．１１・・・一対の突出片　１８・
・・Ｕ字形接点１７．２５・・・弾性舌片　　１９，２
９・・・口金２０・・・口金カラー　　　２８・・・細
長のリブ３２・・・外装半部　　　　８３・・・横スロ
ット８４・・・横輪郭部 ＦＩＧ、Ｉ ＦＩＧ、２ ＦｊＧ、３ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　主として金属より成るスリーブ形状の口金と、ピン
   チを有するランプエンベロープとを具え、前記ランプエ
   ンベ四−プ内に電源を設け、該電源から電流導体をピン
   チ貫通して外部に道出すると共に前記口金に電気的に接
   続し、ピンチを口金内に固着された金属スリーブによっ
   てクランプ嵌めするようにした電球において、前記口金
   には、その周縁に配され、夫々が前記スリーブに固着さ
   れた少なくとも三個の四部を設け、前記四部を除く口金
   の内径をスリーブと対向する口金の全長にわたってスリ
   ーブ外径より大きくしたことを特徴とする電球。 区　前記凹部をくぼみ形状としたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の電球。 ＆　前記四部を、口金を圧潰して内側に折り曲げた舌片
   とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電
   球。 表前記スリーブをランプエンベロープに向カって円錐形
   状に拡開することを特徴とする特許請求の範囲第１項乃
   至第８項の何れか記載の電球。 氏　前記スリーブには、対向して配設され、内側に彎曲
   した突出片対を設けこれによりピンチを保持することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８項の何れか記
   載の電球。 ＆　夫々の前記突出片の対間に残存する細条片に・内側
   に向かう弾性部分を設け、これをピンチの関連する四部
   と係合させてロックを行うようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第５項記載の電球。 フ、　前記突出片の対には、スロットを設け、これをピ
   ンチに設けた輪郭部と係合させるようにしたこ−とを特
   徴とする特許請求の範囲第５項記載の電球。 ＆　前記スリーブには、２対の対向して配役された細長
   リブを設け、これらリブ間にピンチを緊締するようにし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８項の
   何れか記載の電球。 ９　前記ピンチから突出する前記電流導体をスリーブに
   固着するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項乃至第８項の何れか記載の１！球。