JPS5937815B2 - カラ−写真乳剤の薄層塗布方法 - Google Patents

カラ−写真乳剤の薄層塗布方法

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JPS5937815B2
JPS5937815B2 JP6527676A JP6527676A JPS5937815B2 JP S5937815 B2 JPS5937815 B2 JP S5937815B2 JP 6527676 A JP6527676 A JP 6527676A JP 6527676 A JP6527676 A JP 6527676A JP S5937815 B2 JPS5937815 B2 JP S5937815B2
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water
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貞行 宮沢
昇 伊藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン化銀重層カラー写真乳剤の薄層塗布方
法に関し、特にスライドホッパー型押出し式多層同時塗
布方式に適した、水中油滴分散組成分を含む塗布液の薄
層塗布方法の改良に関するものである。
ハロゲン化銀重層カラー写真感光材料の製造において、
紙やフィルム支持体上に少なくとも3つのハロゲン化銀
乳剤層と3つのゼラチンなど水透過性保護コロイド物質
層を均・一に薄膜、且つ高速に塗布することが要求され
る。
提案され実用に供されている一つの塗布方式にスライド
ホッパー型押出し多層同時塗布方式(米国特許第276
1791号)がある。この方式では乳剤や中間層、保護
層溶液がス頭ノトから押出され、斜面上で重なつたまゝ
斜面を流れて、コーターと支持体の間隙でビードが形成
されながら塗布が行われる。添付図面にスライドタイプ
ホッパーによる塗布の模様を図解する。この方式を用い
てスロットの数によつて多層同時塗布が可能で、通常2
〜4層が同時に塗布される。塗布されるべき乳剤はゼラ
チンなどの水透過性保護コロイド物質の外に、塩化銀、
臭化銀、塩臭化銀、ヨウ臭化銀、塩ヨウ臭化銀などの感
光性ハロゲン化銀、増感剤、安定剤、硬膜剤、感光色素
、発色して色画像を形成すべきカプラーなどによつて構
成されているが、この外に界面活性剤が製造の各工程に
使用され、特に乳剤などの写真用塗布液を均一、高速塗
布するための塗布助剤として用いられている。
乳剤中に含む色形成カプラーや紫外線吸収剤、抗酸化剤
などの耐拡散化の一方法として、これらの油溶性添加物
を有機晶質性溶媒に溶解して界面活性剤の助けを借りて
ゼラチンなどの水溶液中に油滴状に微細分散して成る、
いわゆるオイルプロテクテツドタイプと称する方法(米
国特許第2322027号)が常用されている。
これらの油溶性添加物の乳化分散剤として好適な界面活
性剤は主としてアニオン性のものであつて、ノニオン又
はカチオン若しくは両性界面活性剤は油適分散粒子の分
散安定性の点でこの目的に適しない。しかし、アニオン
性界面活性剤は上述の利点にかかわらず塗布助剤として
の性能に関しては不満足である。アニオン性活性剤は表
面張力を低下させる効果が比較的小さく、営業的生産コ
ストで必要な高速度塗布に対しては十分な塗布性能を示
さない。従つてアニオン性界面活性剤で分散された油滴
分散粒子を含む塗布液は優れた分散安定性を有するにも
かかわらず塗布性能が劣る。スライドホツパ一型押出し
方式によつて多層同時塗布する場合に、少なくとも一層
がこのようなアニオン性界面活性剤による油滴分散組成
物を含む乳剤塗布液である場合、塗布層の薄膜化の要求
に対して障害となり、例えば塗布液が支持体上に付着し
なかつたり、たとえ付着してもスジ状にムラを生じたり
、あるいは塗布方向に垂直に段状のムラを生じたり、更
にはコメツト状のはつ水点を生じたりする。
このような塗布の不均一はスライドホツパ一の各スロツ
トから押出される塗布液の総塗布量に関係し、総塗布量
が809/イ(ウエツト)以下で特に著しい。
乳剤塗布液中に含まれるゼラチンなどの水透過性コロイ
ド物質の濃度を低くして総塗布量を増す試みは、塗布直
後の膜面のゲル化(セツト)を不完全にし、塗布面の流
れによるムラの原因となり、又余分な乾燥エネルギーを
必要とし好ましくない。実質的な乳剤のゼラチン濃度は
2.5(f)以上15(f)以下である。又薄層化のた
めのゼラチン固形分は1層当り1〜39/イが望ましく
、現像処理における処理液の浸透性やカールの改善、更
に光散乱による画像の鮮鋭度の低下を防ぐために水透過
性保護コロイド物質をできるだけ少なくし薄層化するこ
とが望ましい。本発明の目的はアニオン性界面活性剤を
用いて乳化された水中油滴型分散粒子を含む乳剤を均一
に薄層塗布することにある。
又他の目的は分散粒子の安全性を損なわずにヌレの効果
を改良することによつて薄層塗布を可能にすることにあ
る。更に他の目的は、スライドホツパ一型押出し塗布方
式による多層同時塗布において該分散液を含む塗布液を
できるだけ薄く塗布することにある。本発明の薄層塗布
は、スライドホツパ一型押出し塗布方式で多層同時塗布
するに際し、4最上層よりも下の少なくとも1層にアニ
オン性界面活性剤により乳化された油滴分散組成物を含
み、◎最上層にフルオロ化されたアニオン性界面活性化
合物を含み、◎塗布液の総塗布量が80#)9/イ(ウ
エツト)以下であり、且つ@含有する水透過性保護コロ
イド物質の総重量が4.09/イ以下となるように塗布
することから成る。ここに乳化剤として使用されるアニ
オン性界面活性剤は、炭素数8〜30の疎水性残基と−
SO3Ml八一0S03M1−COOM.−0p(0M
)2(但し、MはH又はアルカリ金属原子又はアンモニ
ウム根を表わす)などの親水性アニオン基とを併せもつ
化合物を包含する。
但し本発明書においては該疎水性残基中の水素原子の全
部又は1部をフツ素原子で置換したものについては、便
宜上「アニオン性界面活性剤」なる用語の範喚から除外
し、後述の「フルオロ化されたアニオン性界面活性化合
物」と区別して扱うこととする。具体的な例を挙げると
、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸トリエタノールアミンなどのアルキル硫酸エ
ステル塩類;ポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキル硫酸トリエタノール−
アミンなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
エステル塩類;ジ一2−エチルヘキシル−スルホコハク
酸ナトリウム、ジーラウリルスルフオコハク酸ナトリウ
ムなどのアルキルスルホコハク酸塩類:N−ラウロイル
サルコシンナトリウム、N−ミリストイルサルコシンナ
トリウムなどのN−アシルサルコシン塩類;モノラウリ
ルリン酸エステルナトリウム塩、ジ一ポリオキシエチレ
ン一σ0)ラウリルエーテルリン酸エステルナトリウム
トリ−ポリオキシエチレン−(5)ラウリルエーテル
リン酸エステルのようなアルキル(ポリオキシエチレン
)−リン酸エステル類;アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムな
どのスルホン酸塩類などである。油溶性色形成カプラー
や抗酸化剤を油滴分散する技術は米国特許第23220
27号、同第A色形成カプラー2801171号などに
よつて開示されている。
又紫外線吸収剤として油溶性ベンゾトリアゾール系化合
物を同様に油滴分散することも米国特許第325392
1号などによつて開示されている。ここで用いられる油
溶性添加物としては色形成カプラーや紫外線吸収剤の外
、混色防止剤、抗酸化剤、螢光増白剤など、カラー写真
感光材料を構成するに必要な化合物を包含する。代表的
な油溶性化合物の例を以下に示す。上記油溶性化合物の
乳化に適する高沸点の有機晶質性溶媒も前記米国特許明
細書に一部記載されている。
好ましい例としてジブチルフタレート、ジーイソオクチ
ルフタルート、ジ一n−ノニルフタレート、ジイソノニ
ルフタレート、ジエチルヘキシルフタレート、ジエチル
サクシネート、ジブチルサクシネート、トリフエニルホ
スフエート、トリクレジルホスフエート、モノフエニル
・ジ一p−t−ブチルフエニルホスフエート、ベンジル
ベンゾエート、n−ヘキシルベンゾエート、ブチル−0
−メトキシベンゾエート、ジ一n−ブチルアジペート、
ジオクチルアジペート、ジ一n−ブチルマレエート、ジ
オクチルマレエート、ジイソオクチルセバケート、ジイ
ソオクチルアゼレート、ジオクチルフマレート、ベラト
ロールN,N−ジエチルカプリル酸アミド、n−ブチル
−m−ペンタデシルフエニルーエーテルグリセリルトリ
アセテート、グリセリルトリブチレートブチルカルビト
ールアセテートなどがある。これらの高沸点永久溶媒の
外に低沸点の補助溶媒を併用して分散することも可能で
ある。
好ましい低沸点溶媒にはエチルアセテート、イソプロピ
ルアセテート、エチルプロピオネート、Sec−ブチル
アルコール、イソプロピルアルコール、テトラヒドロフ
ラン、シクロヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキサイド、メチルセロソルブなどがある。本発
明に利用される水透過性保護コロイドはハロゲン化銀感
光性乳剤及び油滴分散物の保護コロイドとなり得る高分
子物質を包含し、ゼラチン及びアシル化した改質ゼラチ
ンの外、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸−ポリア
クリルアマイド共重合物、ポリビニルメチルエーテル一
無水マレイン酸共重合物、カルボキシメチルセルロース
、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルデ
ンプン、ヒドロキシアルキルデンプンなどがある。
本発明では油溶性添加物の油滴分散粒子は、アニオン性
界面活性剤の助けを借りて製造される。
すなわち、通常上述の高沸点有機溶媒に溶解した油溶性
添加物を、必要に応じて低沸点補助溶媒と共に、アニオ
ン性界面活性剤と共にホモミキサーなどによつてゼラチ
ンなどの水溶液中に加えて乳化することによつて分散さ
れる。アニオン性界面活性剤による乳化分散物を含む塗
布液の表面張力は乳剤の種類や添加物によつて異なるが
、40℃でおよそ30dync々以上である。
この値は、該アニオン性界面活性剤の種類や量を変えて
ももはやこれ以上降下させることは困難である。良好な
塗布性を得るための一つの方法は油滴分散粒子を含む乳
剤の表面張力を更に降下させることである。この目的の
ためにフルオロ化したアニオン性、ノニオン性、カチオ
ン性及び両性の界面活性化合物の写真層への導入が提案
された。
フルオロ化した界面活性化合物の写真乳剤への添加は表
面張力を飛躍的に減少させ、均一塗布に有利に作用する
。しかし、これらの化合物による安定な油滴分散は実質
的に因難であり又、アニオン性界面活性剤による乳化分
散液と共存させた場合でも分散粒子の不安定化を招くの
で油滴分散粒子を含む乳剤中へのこれらの化合物の添加
は実用上好ましくない。本発明はスライドホツパ一型の
押出し塗布装置を用いて、二つ以上の層を同時重層塗布
する場合、その最上層(支持体から最も遠い層)にフル
オロ化されたアニオン性界面活性化合物を含有させるこ
とによつて、最上層より下の層に塗布性能の劣るアニオ
ン性界面活性剤による乳化分散油滴粒子を含んでいても
、その積層乳剤は、従来困難であつた塗布液の総塗布量
が809/イ(ウエツト)以下であり、且つ水透過性保
護コロイド物質の総重量が4.0g/イ以下の薄層の多
層同時塗布を可能にさせたところにある。本発明の方式
に従えば、水不溶性各種添加物の水透過性保護コロイド
物質中での油滴分散粒子を破壊したり、凝集させること
なくカラー写真乳剤の薄層塗布が可能となり、それによ
つて得られる利益は処理液の浸透性が改良されたり、保
液量が減少することによる現像処理及び乾燥の迅速化、
カールの傾向の減少、画像鮮鋭度の改良、などなどの品
質上の改良の外、製造上の高速化、エネルギーの節約、
生産原価の削減などである。
本発明で使用されるフルオロ化されたアニオン性界面活
性化合物は、炭素数3〜12の脂肪族炭化水素基、特に
アルキル基の水素原子の全部又は1部をフツ素原子で置
き換えた基を含む疎水性残基と、−SO3Ml−COO
Ml−0P(0M)2 (但し、MはH又はアルカリ金
属原子を表わす)などの親水性アニオン基を併せ持つ化
合物である。
具体的な例は、例えば特公昭47−9303号、同昭4
8−43130号、特開昭49−46733号、同昭4
9−10722号、同50−113221号、米国特許
第3779768号、同3492374号、などの各明
細書に記載されているが、代一な化合物の例を次に挙げ
る。
初 本発明の態様に従つて、フルオロ化したアニオン性の表
面活性化合物は、スライドホツパ一による多層同時押出
し塗布における最上層の塗液中に添加される。
そしてスライドホツパ一の全スロツトから押出される塗
布液の総塗布量809/M゜以下359/イ(ウエツト
)程度までの薄層均一塗布が可能となる。その添加量は
必要に応じて任意コントロールできるが、およそ0.0
1〜0.4(重量)01)程度で十分である。塗布液の
ゼラチンなど水透過性コロイド物質の濃度は塗布に支障
がない範囲内で濃い方が望ましい。
薄過ぎると保護コロイドとしての能力を損じスライドホ
ツパ一の斜面で液と液が重なつた時、混りやすくなつた
り、支持体上に塗布された時塗布面のゲル化(セツト)
が不十分で膜流れを起したり、乾燥工程で溶解して流れ
たりするだけでなく余分な乾燥エネルギーを必要とし不
経済である塗布液を希釈する事なく濃い状態のま\で塗
布流量を可能な限り減少させて塗布することによつて薄
層化されたカラー写真感光材料を得ることが本発明によ
つて可能となる。次に実施例によつて本発明を詳しく説
明する。
実施例 1前記A−2の黄形成カプラー1.8kgをジ
一n−ブチルフタレート1.81とエチルアセテート3
.6′に溶解し、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム1209を含む501)ゼラチン水溶液301中に加
えコロイドミルにかけて20分間乳化分散させた。
この乳化分散液をゼラチン濃度5%のヨウ臭化銀乳剤3
61と混合した(塗布液A)。
別にラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.2%
の濃度で含む5%ゼラチン液(塗布液B)及び前掲フル
オロ化合物(4)を0.1(f)の濃度で含む5%ゼラ
チン液(塗布液C)を用意した。これらの塗布液をスラ
イドホツパ一型塗布装置を用いて、電子衝撃を施した厚
み380μの両面ポリエチレンラミネート紙支持体上に
60m/Wtの塗布速度で表−1のような組合せで2層
同時塗布を行つた。C/A系では総塗布量409/m”
程度までの薄層塗布が可能であつたが、B/A系では総
塗布量809/7rIでムラを生じ、53.39/イ以
下では支持体に塗着せず液割れを生じた。
実施例 2 マゼンタ色形成カプラーとして前記A−16の化合物1
.2kgをトリクレジルホスフエート1.81とエチル
アセテ一I4に溶解し、ラウリルスルフオコハク酸ナト
リウム96gを含む5(f)ゼラチン水溶液301中に
加え、コロイドミルにかけて20分間乳化分散させた。
この乳化分散液をゼラチン濃度5%の塩臭化銀縁感色性
乳化剤361に加え、塗布液Dとした。別に紫外線吸収
剤として前記B−27のヒドロキシベンゾトリアゾール
化合物1.61<9及び混色防止剤として前記C−32
のヒドロキノン誘導体化合物409とをジ一n−ブチル
フタレート21とエチルアセテート41に溶解し、ラウ
リルスルホコハク酸ナトリウム1209を含む5%ゼラ
チン水溶液301中に加え、コロイドミルにかけて20
分間乳化分散させ、塗布液Eとした。更に501)ゼラ
チン水溶液301中にフルオロ化されたアニオン界面活
性化合物として前記代表例Dの化合物309を加えたも
のを塗布リルスルホコハク酸ナトリウム30gを加えた
ものを塗布液Gとして準備した。上述のマゼンタカプラ
ーを含む乳化剤塗布液Dをスライドホツパ一の最下層ス
ロツトから押出し、紫外線吸収剤を含む塗布液Eを2層
目のスロツトから押出し、更に3層目のスロツトからは
塗布液F又はGを押出す外は実施例1と同条件でコロナ
放電加工したポリエチレンラミネート紙支持体上に3層
同時塗布を行つた。
表−2に塗布量の変化による塗布特性の結果を示す。
上表よりG/E/D系では総塗布量75g/イ以下で塗
布ムラが発生し、359/イでは塗液が支持体に全く付
着しなくなつたが、F/E/D系では509/イ以上で
良好な塗布性能を示し359/イで始めて塗布ムラが生
じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スライドホッパー型押出し塗布方式で多層同時塗布
    するに際し、(イ)最上層よりも下の少なくとも1層に
    アニオン性界面活性剤によつて乳化された油滴分散組成
    物を含み、(ロ)最上層にフルオロ化されたアニオン性
    界面活性化合物を含み、(ハ)塗布液の総塗布量が80
    g/m^2以下であり、且つ(ニ)含有する水透過性保
    護コロイド物質の総重量が、4.0g/m^2以下とな
    るように塗布することを特徴とするハロゲン化銀重層カ
    ラー写真乳剤の薄層塗布方法。 2 油滴分散組成物の乳化剤としてのアニオン性界面活
    性剤が炭素数8〜30の非フルオロ化疎水性残基と−S
    O_3M(但し、MはH又はアルカリ金属原子又はアン
    モニウム根を表わす)基を併せもつ化合物であることを
    特徴とする上記第1項に記載の方法。 3 塗布液の水透過性保護コロイド物質がゼラチンであ
    ることを特徴とする上記第1項に記載の方法。 4 塗布液のゼラチン濃度が2.5%以上15%以下で
    ある上記第3項に記載の方法。 5 スライドホッパー型押出し塗布方式で2層同時塗布
    する方法において、アニオン性界面活性剤による乳化分
    散組成物の層と、その上に重ねられるべき水透過性保護
    コロイド物質の層とが同時塗布されることから成り、該
    水透過性保護コロイド物質の層の塗液にフルオロ化アニ
    オン性界面活性化合物を添加することによつて乳化分散
    組成物の塗液よりも表面張力が低くなるように調製され
    ていることを特徴とする上記第1項に記載の方法。
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