JPS5936694A - グルコピラノシド−1,6−マンニト−ル - Google Patents

グルコピラノシド−1,6−マンニト−ル

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JPS5936694A
JPS5936694A JP58128066A JP12806683A JPS5936694A JP S5936694 A JPS5936694 A JP S5936694A JP 58128066 A JP58128066 A JP 58128066A JP 12806683 A JP12806683 A JP 12806683A JP S5936694 A JPS5936694 A JP S5936694A
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glucopyranoside
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crystallization
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ドクタ−・モハマツド・ムニ−ル
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    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記式 で示される化学的に純粋なグルコピラノシド−1゜6−
マンニトールに関する。
イソマルチトールはイソマルツロースからアルカリ水溶
液中での水素添加により製造しうろことはドイツ公開明
細書第2,217,628号から既知である。
今回、イソマルツロースの水素添加に伴う条件を変更す
ることにより、更に詳細には、中性水溶液を用いること
によシ、2種の立体異性体型、すなわちインマルチトー
ルとグルコピラノシド−1゜6−マンニトールとが略々
1:1の重量比で得られること、並びにこれら両物質は
水溶液からの分別結晶化によシ相互に分離することがで
き且つこれらを純粋な形で製造することが可能であるこ
とが見出された。グルコピラノシド−1,6−マンニト
ールは0〜60℃の温度範囲内で溶解度が著るしく低い
ために、この物質は最初に晶出する(添付の第1図参照
)。
この方法によシ製造されるグルコピラノシド−1,6−
マンニトールは、動物実験において、非分解性(non
−fissionable )且つ非溶解吸収性(no
n−resorbablg )であることが証明され、
従って糖尿病患者の砂糖代替品としての用途に適してい
ることが分ったことは驚くべきことであり且つ全く意外
であった。それ故このものは価値ある食品添加物である
。次式は本発明による反応過程を示したものである。
CH,OH C=O I    0H CHρ−〃 HO−C−、H OH 本発明による方法において、イソマルツロースの水素添
加はドイツ公開明細書第2,217,628号に記載の
方法におけるよりも更に高い固形分含量(少なくとも5
0チ、好ましくは60〜70%)で行なうことができ、
水素添加後、触媒はまだ加熱状態にある約80℃の温度
でデカンテーション又は遠心分離により除去され、グル
コピラノシド−1,6−マンニトールは冷却により溶液
から直ちに結晶化せしめられる。この方法では、水素添
加された溶液の完全な脱塩操作及びその後の充分に脱塩
された水素添加溶液の蒸発操作を大いに省くことが可能
である。尚要求される水分蒸発操作はドイツ公開明細書
第2.217.628号による方法におけると同様に約
30%であるにすぎない。
触媒を水素添加した溶液から分離した後、本発明による
方法において、該水素添加した溶液は冷却槽内で絶えず
攪拌しながら0.5〜b 5− 却速度で冷却される。グルコピラノシ)”−1,6−マ
ンニトールの結晶化を促進するために、結晶種を溶液中
の固形分含量に基いて約5〜10チの量で約70℃の溶
液に添加することができる。約30℃に冷却後、即ち、
24〜48時間の結晶化期間後、グルコピラノシド−1
,6−マンニ) −ルは金網かご壓遠心分離器で結晶懸
濁液から分離され、母液は次いで蒸発による結晶化に付
してイソマルチトールが得られる。
遠心分離によシ分離されたグルコピラノシド−1,6−
マンニトールは、化学的に純粋な形の物質を得るために
、再び水溶液から再結晶せしめられる。グルコピラノシ
ド−1,6−マンニトールの再結晶は、80℃の飽和溶
液を作り、次でこれを冷却槽内で前記と同じように0.
5〜b冷却速度で冷却することによυ結晶を生成せしめ
ることによシ行なうことができる。晶出するグル6一 コピラノシドー1,6−マンニトールは、ワイヤ・バス
ケット型遠心分離機で分離され、次で熱空気流中で乾燥
される。
かくして得られる生成物は流動性であり且つ完全に乾燥
しているように見えるが、5〜7チの水分含量と103
〜125℃の融点を有してる。無水の生成物の正確な融
点は、例えば、水分含有生成物を105℃及び15mb
arの真空乾燥オープン内で溶融せしめ且つ水分を該溶
融物から蒸発させることによシ得られる。この操作には
約4〜5時間かがシ、この溶融物は次いで再結晶し始め
る。
上記の方法により処理された試料は水分含量が0.1%
以下でアシ且つ173.5℃の融点を有する。
比旋光度α;−十90.5° (C=2、水中)。
インマルチトールは、約100〜200脩barでの蒸
発を介しての結晶化による最初の分別結晶の母液から、
該溶液を約75%の固形分含量になるまで蒸発せしめ、
該溶液に結晶を接種し、更に85チの固形分含量が結晶
懸濁液中に得られるまで結晶化を続けることによシ得ら
れる。これには8〜10時間を要する。該結晶懸濁液は
次で冷却槽内に入れられ、次いで0.5〜b 度で30℃まで冷却される。該結晶懸濁液はワイヤ・バ
スケット型遠心分離機で分離され、母液は第2の結晶化
工程に付される。これにより得られるイソマルチ下−ル
は、水性相から再結晶され、次いで遠心分離により回収
される。熱空気流内で乾燥すると、得られるイソマルチ
トールは0.5チの水分含量を有する。105℃及び1
5mbαrで真空乾燥オープン中で乾燥した後のイソマ
ルチトールの常数は次の通シでおる。
融点=168℃ 比旋光度αE’=+90.5° (C=2、水中)上記
2つの物質の融点はTOTTOLI融点測定装置によシ
5℃/分の昇温速度を保持しながら測定したものである
イソマルチトール及びグルコピラノシド−1゜6−マン
ニトールの場合、物質を記述するのに使用される通常の
物理的データーは非常に似ているので、両物質は更に詳
細にそれらのノナアセテートにより同定した。
融点=105.5〜109.2°C,(fwsorru
xt )比旋光度(C=1.1、クロロホルム中)〔α
〕I)。□。=+91.5゜ 〔α〕3’、 ata= + 95.5゜〔α) ” 
1146= + 108.2゜g 〔α)H’、4a6= +’ 180. Fi。
〔α〕!03゜、=−)−304,4゜g 9− 融点=112.0〜115.2℃(fv、5orntt
t )比旋光度(c = 1.1 、クロロホルム中)
〔α〕ル8Il=+ 70.4゜ 〔α) ” 5ys=+ 73.5゜ Q 〔α) ” 1146= + 83.1゜Q 〔α) ” 4116=+ 138.6゜Q 〔α)77og81111= + 209.2゜第1図
は温度に対するグルコピラノシド−1゜6−マンニトー
ル及びイソマルチトールの溶解度を示す。図示のように
、グルコピラノシド−1゜6−マンニトールの溶解度は
イソマルチトールのそれよシも著しく小さいが、グルコ
ピラノシド−1,6−マンニトールは、技術的観点から
、飲料その他の食品の甘味料として使用するのに適当で
ある。
室温においてはIN酸を含むグルコピラノシト−1,6
−マンニトール溶液でさえ分解しない。
10− グルコピラノシド−1,6−マルチトールハ、2N塩酸
で100℃にて3時間加水分解すればブドウ糖とマンニ
トールに分解する。このように、グルコピラノシド−1
,6−マンニトールハ耐酸性において非常に安定であり
、このことはさらに加工処理する場合に関する限シ重要
である。
グルコピラノシド−1,6−マルチトールハ酵母により
発酵することができない。また、グルコピラノシド−1
,6−マンニトールは室温において商業的に使用されて
いる防腐剤により或いは純粋なグルコシダーゼ類によシ
分解されない。これらの知見に基き、グルコピラノシド
−1,6−マンニトールは、ヒトの(小)腸の粘液組織
に定住するグルコシダーゼ類によシ分解されないこと、
従って非溶解吸収性であることが考えられる。グルコピ
ラノシド−1,6−マンニトールの安定性及び非溶解吸
収性の想定は、ラットでの実験により確認された。即ち
、この実験において、グルコピラ/シ)’−1,6−マ
ンニトールの溶液をラットの小腸に直接注射して血中の
ブドウ糖、果糖、マンニトールの含有量の変化を経時的
に測定した。
グルコピラノシド−1,6−マンニトールの投与によシ
血中のブドウ糖の含有量の実質的な増加は生じなかった
。空腹時の午前中にグルコピラノシド−1,6−マンニ
ト−ル1009壕での消費後でさえ、健康な代謝を有す
る被験動物は血中濃度に変化がなく、またインシュリン
の産出もなかった。グルコピラノシド−1,6−マンニ
トールは溶解吸収されないので、それは糖尿病患者にも
適する食品、副食品及び飲料への甘味のある、易水溶性
の、構造形成性(strrbcture−formin
g )、組織形成性(tezturtt−formin
g )及び本体形成性(body−forming )
添加物である。
それぞれ15〜30人から成る数グループについて行な
った比較官能テストにおいて、グルコピラノシド−1,
6−マンニトールの甘味度は蔗糖の甘味度の45%とさ
れた。甘味度は3点法で7チ〜8チの蔗糖水溶液との比
較により認定された。
グルコピラノシド−1,6−マンニトールノ味パターン
は蔗糖のそれに非常に似ている。グルコピラノシド−1
,6−マンニトールの溶液と蔗糖の溶液との間に統計的
に有意の差をつけることは困難でおった。グルコピラノ
シド−1,6−マンニトールの甘味風味はおだやかであ
シ、また異味又は残味感はない。
時には、グルコピラノシド−1,6−マンニトールのこ
れらの性質を変えることが望ましい場合がある。この目
的を達成するには、本発明によれば、グルコピラノシド
−1,6−マンニトールはイソマルチトール、マルチト
ール、ラクチトール等の如き他の無カロリー甘味料と混
合される。グl 3− ルコビラノシドー1.6−マンニトールヲイソマルチト
ールと混合する場合は、イオン交換剤での完全な脱イオ
ン後、水素添加溶液は直ちに乾燥(スプレー乾燥、ロー
ラー乾燥、凍結乾燥)される。或いはまた、これら2種
の物質の混合物は、触媒を分離した後の水素添加溶液か
ら蒸発法を介しての結晶化によシ結晶状で回収され得る
。水素添加され完全に脱イオンされた溶液はまた、ソル
ビトールの痕跡量が水素添加処理中に生成するにすぎな
いので、液状で使用することができる。
グルコピラノシド−1,6−マンニトールの甘味度を蔗
糖の甘味度まで又はそれ以上にさえ増大せしめるには、
本発明によれば、ゲルコピ2ノシド−1,6−マンニト
ールを固体状で、安息香酸、スルフィミド、シクロヘキ
シルスルファメート又はフェニルアラニン−アスパラギ
ン酸メチルエステルなどの人工甘味料と、混合物として
又は化学14− 的結合により、容易に組合せることができる。人工甘味
料によシせ味強化されたグルコピラノシド−1,6−マ
ンニトールの溶液は乾燥状態(スプレィ乾燥法、ローラ
ー乾燥又は凍結乾燥)で使用するか、或いは直接そのま
゛ま使用することができる。
同様に、本発明によれば、固形状或は液状のグルコピラ
ノシド−1,6−マンニトールハ、果糖、キシIJ )
−ル、ソルビトール等の各種の滋養のあるしかも甘味の
ある炭水化物と混合して、混合物の甘味を蔗糖のそれに
ほぼ近付けることができる。
果糖の場合はその混合比率は重量で1:1である。
家庭での飲食物の調理において、例えば、パン焼き、砂
糖材は及びゼリー食品等の調理において、並びに食品、
副食品及び飲料の工業生産において、グルコピラノシド
−1,6−マンニトールは純粋な形で又は他の甘味料と
組合せたグルコピラノシド−1,6−マンニトールをベ
ースとした甘味料として使用される。それは天然のビー
ト又はせ蔗糖と同様な方法で使用することができる。
次に実施例により本発明をさらに説明する。
実施例1 6、5 kyのイソマルツロースを3.5 kgの水中
ニ80℃で常時攪拌しながら溶解した。かくして得られ
た65重量%のイソマルツロース水溶液全冷却すること
たく直ちに攪拌機を備えた2olの容積を有する加熱し
たオートクレーブに移した。該オートクレーブ中で前記
溶液を500 F、のラネーニッケル触媒を含む触媒懸
濁水と混合した。次いで該オートクレーブを閉じ、その
中に含まれる空気を窒素で2回洗浄置換した。該窒素を
次いで水素での洗浄により置換した。該オートクレーブ
を次いで100kp/crlの圧力の水素で満たし、常
時攪拌下で120℃に加熱した。この温度に達したら、
該加熱を直ちに止め、該オートクレーブを常時攪拌下で
80〜90℃に冷却するまで放置した。加熱及び冷却作
業に要する時間は約3時間であった。この時間はイソマ
ルトロースの完全な水素添加に充分であった。反応懸濁
液のpH値は水素添加反応の前後とも7であった。オー
トクレーブを開けた後、その内容物を80℃の!まで遠
心分離機にかけ、かくしてラネーニッケルを除去した。
N、N−ビス−トリメチルシリル−トリフルオロアセト
アミドでのエステル化後の水素添加溶液のガスクロマト
グラフ−によれば、グルコピラノシ)”−1,6−マン
ニトールとインマルチトールとが重量で1:1の割合で
存在し且つこれら2つの物質とは別にソルビトールの痕
跡量が僅かに溶液中に形成されていることがわかった。
グルコピラノシド−1,6−マンニトールを次いで冷却
によシ結晶化せしめた。この目的のため、17− 0.10〜0.15 mの結晶粒径の300gのグルコ
ピラノシド−1,6−マンニトール結晶を該溶液に添加
し、次いで該溶液を毎時1.5℃の冷却速度で30℃ま
で冷却した。グルコピラノシド−1゜6−マンニトール
結晶を次いでワイヤ・バスケット遠心分離機で母液から
分離した。1.9 klFの結晶状のグルコピラノシド
−1,6−マンニトールがかくして得られた。該グルコ
ピラノシド−1,6−マンニトールを次いで水溶液から
の第2の結晶化操業に付し、更に精製した。
インマルチトールに富んだ第1の結晶化工程の母液を、
75チの乾物含量になるまで蒸発処理後、蒸発を介して
の結晶化に付した。85%の乾物含量から成る最終濃度
が得られた。蒸発を介しての結晶化に要した時間は8時
間であった。その後結晶懸濁液を1,5°C/時の冷却
速度で結晶化槽中で30℃まで冷却した。しかしてイソ
マルチトール 18− がそれから結晶状でワイヤ・バスケット遠心分離機によ
る遠心分離により得られた。イソマルチトールの収量は
1.6ユであった。イソマルチトールは水溶液から第2
の結晶化工程に付し、かくして更に精製した。
イソマルチトールとグルコピラノシド−1,6−マンニ
トールとをほぼ1:1の重量比で前記と同様に含有する
第2の結晶母液を、75%の固形分含量になるまで蒸発
せしめ、次いで第2の分別結晶化工程を行なって、1.
4kgのグルコピラノシド−1,6−マンニトールが最
初に得られ、次いで1.4 kl?のイソマルチトール
が得られた。
実施例2 実施例1に記載した方法に従って、7.5kgのイソマ
ルツロースを80℃で溶解して75重量%の水溶液を形
成せしめ、次いで攪拌機を備えた201容量の加熱した
オートクレーブに移した。該オートクレーブ中で、該溶
液を、500#のラネーニッケルを含む触媒懸濁水と混
合した。水素添加及び結晶化を実施例1に記載したと同
様にして行なった。3時間の反応期間後、仕込んだイソ
マルツロースは水素添加されて、イソマルチトール及ヒ
クルコピラノシド−1,6−マンニトールヲ各各3.7
5 kgづつ生成した。次いで3.45kl?のイソマ
ルチトール及び3.45に9のグルコピラノシド−1,
6−マンニトールが実施例1に記載したと同様の分別結
晶化操業によ多結晶状で得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図はグルコピラノシド−1,6−・マンニトール及
びイソマルチトールの温度に対する溶解度を示す図であ
る。 第1頁の続き @発 明 者 ドクター・ウルツガング・ガラドイツ連
邦共和国5600ウツパー タル1アムエクプッシュ43〜10 @l!  間者  ドクター・モハマツド・ムニール ドイツ連邦共和国6719オブリガ イム1ウアームザーストラーセ 733−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 %式% で示されそして融点が173.5℃で且つ比旋光度〔α
    )F=+ 9o、s° (c=2.水中)であるグルコ
    ピラノシド−1,6−マンニトール。
JP58128066A 1975-05-06 1983-07-15 グルコピラノシド−1,6−マンニト−ル Granted JPS5936694A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2520173A DE2520173C3 (de) 1975-05-06 1975-05-06 Verfahren zur Herstellung von Glucopyranosido-1,6-mannit sowie seine Verwendung als Zuckeraustauschstoff
DE2520173.4 1975-05-06

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JPS6338359B2 JPS6338359B2 (ja) 1988-07-29

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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