JPS5935394B2 - 新規なオキシムエ−テル化合物 - Google Patents

新規なオキシムエ−テル化合物

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JPS5935394B2
JPS5935394B2 JP51029392A JP2939276A JPS5935394B2 JP S5935394 B2 JPS5935394 B2 JP S5935394B2 JP 51029392 A JP51029392 A JP 51029392A JP 2939276 A JP2939276 A JP 2939276A JP S5935394 B2 JPS5935394 B2 JP S5935394B2
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aminoethyl
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JP51029392A
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フオルケルト・クラースセン
ヘンドリカス・ベルナルダス・アントニウス・ベレ
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Duphar International Research BV
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C315/00Preparation of sulfones; Preparation of sulfoxides
    • C07C315/04Preparation of sulfones; Preparation of sulfoxides by reactions not involving the formation of sulfone or sulfoxide groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗欝活性を有する新規なオキシムエーテル化合
物に関する。
英国特許第1205665号の明細書には抗欝、鎮静及
び/又は抗鎮痙活性を有する大群の化合物を記載してい
る。
前記特許明細書によれば既に知られた化合物の抗欝活性
はモノアミンオキシダーゼ(MAO)抑制及び/又はノ
ルアドレナリン相乗作用に基づくものである。MAOを
抑制する化合物は投薬することが特に困難である。
それらのものは重大な副作用を有し且つその他の薬剤に
対し且つ栄養素に対して配合禁忌である。薬剤の使用を
管理する規則が益々厳重となるので、有害な副作用の実
質的にない若干の化合物のみが人に対する投薬と考えら
れる。本発明の目的はMAO抑制に基づく活性を有せず
且つ実質的に有害な副作用がなく且つその活性が処置を
受けた患者の気分の高揚で且つずつと小さい程度には運
動活性の増加で主として表わされる新規な抗欝化合物を
提供するにある。抑欝症患者の生化学的調査〔Brit
.J.Psychiatr.リ」 1407(1967
)、Nature225l259(1970)、Arc
h.Gen.Psychiatr.乙邊 827(19
73)〕は、脳中のセロトロナージ過程(SerOtO
nergicprOcess)の減少が抑欝症の発病学
における要困であるという仮説に支持を与えた。
しかし乍ら、他の患者での調査は、この仮定に導かない
〔Arch.Gen.Psychiatr.25! 3
54(1971)〕。
それ故に、支持を得ている最近の見解は、抑欝症がヒオ
ゲン性アミンの代謝における色々のかたよりに生じる種
々の「亜型(Subtype月分類の患者が存在すると
いうことである。これはこれらの異なつた亜型分類の抑
欝症になる患者が何故抗欝化合物での処理に対して異な
つて反応するかを説明することができる〔Drugs4
36l(1972)参照〕。現在臨床的に使用される抗
欝化合物は神経単位内のアミンの再利用に異なつた程度
の影響を及ぼす:デスメチルイミプラミン及びプロトリ
プチリンは主としてノルアドレナージ神経単位の細胞膜
上の遮断効果を有し、一方イミピラミン及びアミトリプ
チリンはセロトナージ神経単位によるセロトニンの再利
用を抑制する〔J.PharmPharmacOl.2
Ol5O(1968)、J.PharmacOl.4l
35(1968)〕。
セロトニン及びノルアドレナリンが反対の活性を有する
多数の脳過程がある「Ann.N.Y.Acad.Sc
i.6663l(1957)、Adv.ParmacO
l.6B97(1968)、JOuvetinVanP
raag:BrainandSleepl974〕o抑
欝症患者の医学的治療で、一方のアミンの機能の強化は
他方のアミンの機能の減少に帰着するかも知れない。抑
欝症患者の気分を高揚させる手段として、前述したこと
に基いて、活性がセロトネナージ神径単位の細胞膜の遮
断より主としてなる、即ち活性がセロトニンの相乗作用
に基づく化合物に対する薬剤学の著しい要望がある(V
anPraagPSycheaanbanden.De
ErvenBOhnB.V.Amsterdam.l9
74)。
本発明者等は第1表のI式の新規な化合物及び製薬学的
に許容できる酸とのそれらの塩が課題の必要条件を満足
することを見出した。
化合物は弱いノルアドレナリン相乗作用と関連した著し
く有力なセロトニン相乗作用を与える。化合物はモノア
ミノオキシターボ抑制に基づく活性成分を有せず、実質
的に例えば胃潰瘍及び気管支狭窄の如き副作用がなく、
且つ著しく低い毒性を有する。I式において、Rは4〜
6個のC原子を有する線状アルキル基、ベンジル基、4
−エトキシ基、ブチル基、5−メトキシペンチル基、4
−シアンブチル基又は5−シアンペンチル基を示す。し
かるに驚くべきことには新規な化合物を、ノルアドレナ
リン相乗作用及び/又はMAO抑制に基づく抗欝活性の
みを有する化合物として知られる英国特許第12056
65号明細書に記載された化合物と比較した場合、新規
化合物で著しく強力なセロトニン相乗作用を有し、更に
驚くべきことには本発明化合物はセロトニンを増強する
選択性を有することを見出した(低い比率のED5Oセ
ロトニン相乗作用/ED5Oノルアドレナリン相乗作用
で示される。前記英国特許明細書に記載されたメチルス
ルフイニル基を有する化合物は存在しないので、本発明
化合物を2種のメチルチオ一置換化合物、即ち該英国特
許明細書の最も近い構造的に関係した化合物と比較した
この結果を第2表に示す。第2表においてED5O比は
η/Kgで表わした値を示す。欄中セロトニン/ノルア
ドレナリンの欄でED5Oの比を前の二つの欄から記録
した。セロトニン相乗作用に関する化合物の選択性且つ
更に例えばMAO抑制、胃潰瘍及び気管支狭窄の如き望
ましくない影響のないことがこの表から明らかである。
表中、分割線の下に記載された既に知られた化合物の最
初のものは有力且つ選択的セロトニン相乗作用を又有す
るが、この既知の物質は本発明の目的を満足しない。
この理由は該物質は著しい程度にモノアミンオキシダー
ゼを又抑制するからである。第二の既知の物質は上述し
た必要条件に適合しない。この理由は該化合物は胃潰瘍
及び気管支狭窄の両者を起こさせるからである。驚くほ
ど有力且つ選択的セロトニン相乗作用に加えて、本発明
化合物に前記の望ましくなX.偏1作用の存在しないこ
とは全く予期されないことである。
この理由はこれらの副作用は実際に既知の構造的に関係
ある化合物に存在するからである。第2表に記載した結
果は以下の試験で得られた。ノルアドレナリン相乗作用
をテトラベナジン試験で測定した。この試験で試験に供
する化合物の分量を5匹の雄白鼠に経口投与した。45
分後動物に80〜/K9のテトラベナジンを皮下注射し
た。
次の45分後眼瞼下垂度を測定し且つテトラベナジンを
単独に受けた動物の下垂と比較した。ED5Oを結果か
ら測定した。セロトニン相乗作用を5−オキシトリプト
フアン試験で測定した。
この目的で、試験に供する化合物を一連の用量の隔離し
た鼠(用量当り5匹の鼠)に150〜/1<gのdl−
5−オキシトリプトファンの腹腔内投与を行なう1時間
前に経口投与した。この限界値用量の30分後、鼠を個
々に観察し且つ下記パラメータを記録した:頭部の型に
はまつた震え、後肢の広がり、振頗、逃避傾向、を柱前
彎、前肢での間代性打印。モノアミン酸化酵素(MAO
)抑制効果を試験に供する化合物の分量を5匹の雄鼠に
経口投与する試験で測定した。
1時間後動物にトリプタミン塩酸塩を250η/I<g
の分量皮下注射した。
この分量は試験に供する化合物を受けない動物に死亡率
を生じないが、しかし、活性物質が投与される動物では
死亡率を生ずる。トリプタミン塩酸塩の投与後18時間
でどれほど多数の動物が死んだかを結果から測定した。
メテイソバ〔Mety≦0vi,.Arznei−Mi
ttelfOrschung聾 1039(1963)
〕による方法により、200ηの試験化合物の経口投与
が胃潰瘍を生ずるか何うかを測定した。
コンゼツトーロエスラ一〔KOnzett−R6ssl
erlArch.Exp.Path.PharmakO
l.V斑互 71(1940)〕による方法により、試
験化合物が3即の化合物を腹腔内投与後気管支狭窄を生
ずるか何うかを調査した。この方法で気管支狭窄の結果
として呼吸機能の減少が取り入れられる少量の空気によ
り示された。これらの性質を基礎として、I式の化合物
及びこれらの塩は抑欝症患者の治療のために、特に気分
の高揚のために好適である。
物質を投与する量、頻度及び経路はそれぞれ個個の患者
に対して、且つ又処理される障害の重さにより変化させ
ることができる。
一般に成人は25〜500ワの毎日の服用量を経口的に
受ける。原則として、50〜200m9の経口的、毎日
の分量で十分である。化合物を丸剤、錠剤、被覆錠剤、
カプセル剤、散剤、注射液等の形態で使用するのが好適
である。
化合物をそれ自体既に知られている方法に従つてかかる
組成物に加工することができる。この組成物は活性成分
としてI式の化合物又はそれの製剤学的に許容し得る酸
との塩を活性成分として有し、例えば該活性物質を固体
又は液体の製剤学的担体材料と混合し又はこれを溶解す
ることにより該組成物を調製する。
I式の化合物と塩を生成することができる製薬学的に許
容し得る酸の例として次のものを挙げることができる:
例えば塩化水素酸、硫酸、硝酸の如き無機酸、及び例え
ば酢酸、フマール酸、酒石酸、安息香酸、マレイン酸等
の如き有機酸。
I式の化合物及びそれらの塩はこの種類の化合物の製造
に対して既に知られている方法及びそれに類似した方法
に従つて製造することができる。本発明化合物は、なか
んづく次式(式中のRはI式で定義したものに同じ、R
1は酸素原子、オキシム基、又は例えばエチレンジオキ
シ基の如きアルキレンジオキシ基を示す)で表わされる
化合物を、次式 で表わされる化合物で転化することにより得ることがで
きる。
反応は、例えばアルコール、ジオキサン、ジメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフラン又はこれらの混合物の如
き不活性溶媒中で、室温及至混合物の沸点の間の温度で
、且つ随意に例えばピリジンの如き酸バインダー(Ac
idbinder)の存在下で実施するのが好適である
。他の方法は、次式 (式中のnは4又は5、Halはハロゲン原子、好適に
は塩素又は臭素原子を示す)で表わされる化合物と、次
式(式中のMは水素原子又はアルカリ金属原子を示し、
RはI式において定義したものに同じ)で表わされる化
合物と、次式 (式中のHalはハロゲン原子、好適には塩素原子又は
臭素原子である)で表わされる化合物との間の反応によ
り成る。
反応は好適には、例えばアルコール、エーテル又はジメ
チルホルムアミドの如き不活性溶媒中で実施する。
Mが水素原子の場合、例えばアルコラードの如き酸バイ
ンダーを添加するのが好適である。原則として反応温度
は0〜50℃である。化合物は又、次式(式中のRはI
式におけると同じ、Rはメシルオキシ基又はトシルオキ
シ基を示す)で表わされる化合物をアンモニアと反応さ
せることにより得ることができる。
好適には反応を、例えばアルコールの如き不活性溶媒中
、普通室温〜150℃の温度で実施する。式の化合物は
式の化合物を酸化エチレンとエタノール中で且つアルコ
ラードの存在下60℃の温度で転化することにより調製
することができる。
次いで反応生成物を塩化トシル又は塩化メシルで、好適
には例えば塩化メチレンの如き不活性溶媒中で式の化合
物に転化する。Rが窒素又は酸素を含有するI式の化合
物を調製する他の方法は、次式不活性溶媒中、 0〜70℃の温度で実施される。
Rが酸素原子を含有するI式の化合物は次式(式中のn
は4又は5、M′はアルカリ金属原子を示す)で表わさ
れる化合物を、次式(式中のR3は例えば塩素原子又は
臭素原子の如きハロゲン原子又は(SO4)Ir基、R
2はメチル又はエチル基1を示す)で表わされる化合物
で転化することにより得られる。
反応は好適には、例えばトルエン又はジメチルホルムア
ミドの如き不活性溶媒中で実施される。
原則として反応はO〜80℃の温度で行なう。I式の化
合物を又次式(式中のRは先に定義したものに同じ、R
4は例えばトリチル基の如き保護基を示す)で表わされ
る化合物を加水分解することにより得ることができる。
反応は水を混合した不活性溶媒中、酸性条件で、室温〜
100℃の温度で実施することができる。化合物を次式 (式中のRは先に定義したものに同じ)で表わされる化
合物又はその塩を酸化することにより得ることができる
酸化剤としては、例えばm−クロル−過安息香酸の如き
過酸を使用することができる。1・4−ジアザービシク
ロ〔2・2・2〕オクタンを又使用することができる。
溶媒として塩化メチレン、希酢酸等を使用することがで
きる。原則として反応温度は0〜50℃である。次に本
発明を実施例につき説明する。
実施例 1 4′−メチルスルフイニルバレロフエノン一0(2−ア
ミノエチル)オキシムフマレート(1:1)22.5ミ
リモル(5.0f7)の4′−メチルスルフイニルバレ
ロフエノン(融点80〜82℃)、22.5ミリモル(
3.3f)の2−アミノーオキシエチルアミンニ塩酸塩
及び3.6m′のピリジンを30m1の無水エタノール
中で2時間還流した。
真空中でピリジン及びエタノールを蒸発させた後、残分
を水に溶解した。この溶液を石油エーテルで洗浄し次い
で45m1の2N水酸化ナトリウム溶液を添加した。次
いで40m1のクロロホルムで5回抽出を実施した。抽
出物を201t1の水で3回抽出した。硫酸ナトリウム
上で乾燥後それを真空中で蒸発させた。トルエンを次い
で更に3回蒸発させた(ピリジンを除去するために)。
得られた油を無水エタノールに溶解して等モル量のフマ
ール酸を添加した。次いで透町が溶液が得られるまで加
熱しその後+5℃で晶出させた。吸引し且つ冷エタノー
ルで洗浄後、空気中で乾燥した。得られた表題の化合物
は133℃の融点を有した。実施例 24′−メチルス
ルフイニルカプロフエノン一0一(2−アミノエチル)
オキシム塩酸塩75.0ミリモル(17.97)の41
−メチルスルフイニルカプローフエノン(融点93〜9
4℃)、75.0ミリモル(11.27)の2−アミノ
オキシエチルアミンニ塩酸塩及び15m1のピリジンを
75m′の無水エタノールと一緒に室温で3日間かき混
ぜた。
次いでピリジン及びエタノールを真空中で蒸発させ残分
を水に溶解した。100m1の2NNa0Hをこの溶液
に添加して50m1のCH2Cl2で4回抽出を実施し
た。
次いで抽出物をNa2sO4上で乾燥し且つ真空中で蒸
発させた。トルエンを更に3回蒸発させた。残分をエタ
ノールに溶解して等モル量の3Nアルコール性塩酸を添
加した。次いでエタノールを真空中で除去し残分をエタ
ノール(1×)、アセトニトリル(2×)及びジオキサ
ン(1×)から継続的に晶出させた。得られた表題の化
合物は125.5〜126,5℃の融点を有した。実施
例 3 4′−メチルスルフイニルヘプタノフエノン一0(2−
アミノエチル)オキシムフマレート(1:1) 8ミリモル(2.0V)の4′−メチルスルフイルヘプ
タノフエノン(融点91〜92℃)、8ミリモル(1.
27)の2−アミノオキシエチルアミン[ラ鮪_塩及び0
.8m1のピリジンを15meの無水工タノール中で2
一時間還流した。
ピリジン及び工タノールを真空中で蒸発させた後残分を
水に溶解した。溶液を20m1のエーテルで2回洗浄し
その後20m1の2NNa0Hを添加した。60m1の
塩化メチレンで3回抽出を実施した。
抽出物を5%の重炭酸ナトリウム溶液(2×)で次いで
水(1×)で洗浄し、水酸化ナトリウム上で乾燥し真空
中で蒸発させた。トルエンを更に3回蒸発させた。得ら
れた油を無水エタノールに溶解して等モル量のフマール
酸を添加した。加熱して透明溶液を得、それを+5℃で
晶出させた。減圧下で沢過し且つエタノール/エーテル
(1:1)溶液で洗浄した後生成物を空気中で乾燥した
。得られた表題の化合物は109〜112℃の融点を有
した。実施例 44′−メチルスルフイニル一2−フエ
ニルアセトフエノン一0−(2−アミノエチル)オキシ
ム塩酸塩表題化合物の遊離塩基を実施例3の合成に類似
した様式で4′−メチルスルフイニル一2−フエニルア
セトーフエノン(融点104〜104.5℃)から油と
して得た。
この油をエタノール性塩酸で塩酸塩に転化した。エタノ
ールを蒸発させた後エタノール/エーテル(1:1)か
ら晶出させた。融点158〜159℃であつた。実施例
5 5−エトキシ−4′−メチルスルフイニルバレロフエノ
ン一0−(2−アミノエチル)オキシムフマレート(1
:1)表題の化合物を5−エトキシ−4″−メチルスル
フイニルバレロフエノン(融点69〜71℃)から実施
例3の合成に類似した様式で得た。
引続く溶液からエタノール/エーテル(1X)及びイソ
プロパノール(1×)での晶出は93〜96℃の融点を
有する表題の化合物を与えた。実施例 6 6−メトキシ−4′−メチルスルフイニルカプロフエノ
ン一0−(2−アミノエチル)オキシム実施例3に類似
した様式で表題の化合物を6メトキシ−42−メチルス
ルフイニルカプロフエノン(融点74〜77℃)から樹
脂として得た。
実施例 75−シアン−41−メチルスルフイニルバレ
ロフエノン一0−(2−アミノエチル)オキシムフマレ
ート(1:1)実施例3に類似した様式で115〜11
7℃の融点を有する表題化合物を5−シアン−4″−メ
チルスルフイニルバレロフエノン(融点89.5〜91
.5℃)から得た。
実施例 8 6−シアン−4′−メチルスルフイニルカプロフエノン
一0−(2−アミノエチル)オキシム実施例3に類似し
た方法で、表題化合物を6シアン−4′−メチルースル
フイニルカプロフエノン(融点58.5〜60.5℃)
から樹脂として得た。
実施例 95−シアン−4!−メチルスルフイニルバレ
ロフエノン−0−(2−アミノエチル)オキシムフマレ
ート(1:1)8.0ミリモル(4.37)の5−シア
ン−4′−メチルスルフイニルーバレロフエノン一0−
(2トリチルアミノエチル)オキシムを40m1の90
%酢酸に溶解した。
室温で3日間放置後、この反応混合物を真空中で蒸発乾
固し次いで残分を8m1のエーテルに溶解した。得られ
た溶液を40m1の0.2N塩化水素酸で抽出し、10
m1の2N水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性にした後
該抽出物を50〜25m1の塩化メチレンで継続的に抽
出した。得られた溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し次い
で真空中で蒸発させた。残分を70m1の無水アルコー
ルに溶解しその後等モル量のフマール酸を添加した。次
いで5℃で晶出させた。融点114〜117℃〜 実施例 10 4′−メチルスルフイニルカプロフエノン一0一(2−
アミノエチル)オキシム塩酸塩8.0ミリモル(2.0
2y)の4′−メチルスルフイニルカプロフエノンオキ
シム(融点96〜97℃)、8.2ミリモル(0.95
7)の2−クロルエチルアミン塩酸塩及び1.11f7
のKOH粉末を20℃でかき混ぜ乍ら10m1のジメチ
ルホルムアミド(DMF)に添加した。
室温で1日間かき混ぜた後DMFを真空中で除去し、残
分を水中に入れ、その後2N塩酸をPH−3となるまで
添加した。残存するオキシムをCH2Cl2により除去
し、その後5m1の2N水酸化ナトリウム溶液を添加し
た。次いで3回抽出をCH2Cl2で実施した。捕集し
たCH2Cl2層を5%重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し
て硫酸ナトリウム上で乾燥した。前記CH2Cl2を真
空中で除去した後残分を実施例2に記載した如く処理し
た。この方法で得られた表題の化合物は125〜126
.5℃の融点を有した。実施例 114′−メチルスル
フイニルカプロフエノン一0(2−アミノエチル)オキ
シムHCl(a) 26ミリモル(1.157)の酸化
エチレンを55℃でかき混ぜ乍ら窒素流により0.03
7のLiを溶解した25m1の無水アルコール中に15
.5ミリモルの4′−メチルスルフイニルカプロフエノ
ンオキシム(融点96〜97℃)を懸濁させた懸濁液中
に導いた。
次いでかき混ぜを更に60℃で1時間継続した。0.3
meの酢酸の添加後エタノールを真空中で留去し次いで
残分をシリカゲルにより且つ希釈剤としてCH2Cl2
を用いてクロマトグラフイ的に精製した。
溶媒を蒸発させた後0−(2−オキシエチル)オキシム
を油として得た。(b) 70m1の塩化エチレン中そ
れの11ミリモルを溶解した溶液に、2.25m1のト
リエチルアミンを−5〜O℃でかき混ぜ乍ら添加し次い
で12ミリモル(0.9m′)の塩化メチレンを約20
分で滴下した。
0℃でのかき混ぜを更に30継続し次いで継続的に氷水
(4×)、O℃の5%重炭酸ナトリウム溶液(1X)及
びO℃の飽和NaCl溶液(2×)で洗浄した。
硫酸ナトリウム上で5℃で乾燥後、CH2Cl2を真空
中40〜60℃の浴温で留去した。この方法で0−(2
−メシルオキシーエチル)オキシムを得た。(c)それ
の8m′を245ミリモル(4.2y)のNH3を含有
する30m1のメタノール中にそれの8ミリモルを含有
する混合物を、オートクレーブ沖に100℃で14時間
保つた。
冷却後エタノールを真空中で除去し、残分を50m1の
2N水酸化ナトリウム溶液と共にかき混ぜ次いでCH2
Cl2で抽出した。捕集したCH2Cl2抽出物を5%
重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。硫酸ナトリウム上で
乾燥し次いで真空中でCH2Cl2を留去した後、得ら
れた遊離塩基をエタノールに溶解した。
溶液に等モル量のエタノール性塩酸塩を添加した。物質
をエタノールから及びアセトニトリルから晶出させた。
融点124.5〜126℃o実施例 12 4′−メチルスルフイニルバレロフエノン一0(2−ア
ミノエチル)オキシムフマレート(1:1)14ミリモ
ル(3、757)の4−メチルスルフイニルバレロフエ
ノンエチレンケタール及び14ミリモル(2.0y)の
2−アミノーオキシエチルアミンニ塩酸塩を20m1の
メタノール中で4時間還流した。
メタノールを真空中で蒸発させ次いで残分を水に溶解し
た後エーテルで2回洗浄した。3m1の50%水酸化ナ
トリウム溶液を添加して40m1のCH2Cl2で3回
抽出を実施した。
この抽出物を5%の重炭酸ナトリウム溶液で次いで水で
洗浄した。溶液を硫酸ナトリウム土で乾燥し且つCH2
Cl2を真空中で留去した。残分をエタノールに溶解し
た。等モル量のフマール酸を添加した。表題の化合物が
晶出した。融点131〜133℃o実施例 13 4′−メチルスルフイニル一2−フエニルァセトフエノ
ン一0−(2−アミノエチル)オキシム塩酸塩表題の化
合物を4′−メチルスルフイニル一2フエニルアセトフ
エノンエチレンケタールから同様な方法で遊離塩基とし
て得た。
この化合物は実施例2に記載された如くして塩酸塩に転
化された。融点157〜158℃。実施例 14 4′−メチルスルフイニルヘプタノフエノン一0(2−
アミノエチル)オキシムフマレート(1:1) 108〜111.5℃の融点を有する表題の化合物を4
′−メチルスルフイニルヘプタフエノンエチレンケター
ルから同様な方法により得た。
実施例 15 6−メトキシ−4′−メチルスルフイニルカプロフエノ
ン一0−(2−アミノエチル)オキシム5ミリモノレ(
1.77)の6−メ下キシ一4′−メチルチオカプロフ
エノン一0−(2−アミノエチル)オキシム塩酸塩(融
点86〜87.5℃)を70m1の水に溶解し次いで2
0111の水酸化ナトリウム溶液を添加した。
40mef)CH2Cl2で4回抽出を実施した。
硫酸ナトリウム上で乾燥後抽出物を真空中で蒸発乾固し
た。得られた油を15m1の70%酢酸に溶解し次いで
O℃に冷却した。1時間以内に且つ0℃でかき混ぜ乍ら
、5.2ミリモル(1.4f7)の1・4−ジアザシク
ロ〔2・2・2]オクタンの臭素錯体を一すくいづつ添
加した。
かき混ぜを0℃で更に4時間継続した。混合物を氷水に
注ぎ入れた。冷却し乍ら、20m1の50%水酸化ナト
リウム溶液を添加し、次いでCH2Cl2で抽出を続け
た。抽出物を5%の重炭酸ナトリウム溶液で次いで水で
洗浄した。硫酸ナトリウム上で乾燥後CH2Cl2を真
空中で除去した。残分をシリカゲル上でエタノール/ア
ンモニア(95:5)を希釈剤としてクロマトグラフ的
に精製した。溶媒を真空中で留FLた。表題の化合物を
樹脂として得た。当量:3400実施例 16 6−シアン−4′−メチルスルフイニルカプロフエノン
一0−(2−アミノエチル)オキシム10ミリモル(3
.2y)の6−クロル−4′−メチルスルフイニルーカ
プロフエノン一0−(2−アミノエチル)オキシムを1
0m1のジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解した
次いで25ミリモル(1.2f)のシアン化ナトリウム
を添加した。懸濁液を50〜70℃の温度で5時間加熱
し次いで室温に冷却した。それを100m13の0.5
N水酸化ナトリウム溶液で希釈し次いで3回40m1の
CH2Cl2で抽出した。抽出物を水で洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥し次いで真空中で蒸発させた。残分を
シリカゲル上でエタノール/アンモニア(95:5)を
希釈剤としてクロマトグラフ的に精製した。溶媒を蒸発
させた後表題の化合物を樹脂として得た。当量:321
。実施例 17 5−エトキシ−4′−メチルスルフイニルバレロフエノ
ン一0−(2−アミノエチル)オキシムフマレート(1
:1)12ミリモル(5.27)の5クロル−4′−メ
チルスルフイニルバレロフエノン一0−(2−アミノエ
チル)オキシムJャ}レート(1:1)(融点123〜1
26℃)を100m1の無水エタノールに240ミリモ
ル(5.57)のナトリウムを溶解した溶液に添加した
次いで溶液を70℃で8時間加熱した。次いでO℃でア
ルコール性塩化水素酸で中和して塩化ナトリウムを沢別
した。真空中アルコールを留去し残分を水に溶解した。
50m1の50%水酸化ナトワウム溶液を溶液に添加し
その後3回抽出をCH2Cl2で行なつた。
抽出物を5%重炭酸ナトリウム溶液で次いで水で洗浄し
続いて硫酸ナトリウム±にて乾燥した。CH2Cl2を
真空中で留去し残分を実施例1に記載した如くフマレー
ト(1:1)に転化した。イソプロパノール(1×)か
ら晶出させた後92〜95℃の融点を有する表題の化合
物を得た。実施例 18 錠剤 50ηの5エトキシ一45−メチルスルフイニルバレロ
フエノン一0−(2−アミノエチル)オキシムフマレー
ト(1:1)33577?のラクトーゼ60ηのジヤガ
イモ殿粉25ηの滑石5T111?のAテアリン酸マグ
ネシウム5T!9のゼラチン座薬50ηの6−メトキシ
−4′−メチルスルフイニルカプロフエノン一0−(2
−アミノエチル)オキシム。
1500〜の座薬素材 注射液 25ηの5シアン−4′−メチルスルフイニルバレロフ
エノン一0−(2−アミノエチル)オキシムフマレート
(1:1)1.80クのp−オキシ安息香酸メチル 0.207のp−オキシ安息香酸プロピル9.07の塩
化ナトリウム 4.0yのポリ(オキシエチレン)20ソルビタンモノ
オレエート水にて1000m1に。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中のRは4〜6個のC原子を有する直鎖アルキル基
    、ベンジル基、4−エトキシブチル基、5−メトキシペ
    ンチル基、4−シアンブチル基又は5−シアンペンチル
    基を示す)で表わされる構造式を有する新規なオキシム
    エーテル化合物、及びそれの製剤学的に許容し得る酸と
    の塩。 2 4′−メチルスルフイニルバレロフエノン−O−(
    2−アミノエチル)オキシムで表わされる特許請求の範
    囲第1項記載の新規なオキシムエーテル化合物、及びそ
    れの製剤学的に許容し得る酸との塩。 3 4′−メチルスルフイニルカプロフエノン−O−(
    2−アミノエチル)オキシムで表わされる特許請求の範
    囲第1項記載の新規なオキシムエーテル化合物、及びそ
    れの製剤学的に許容し得る酸との塩。 4 4′−メチルスルフイニルヘプタノフエノン−O−
    (2−アミノエチル)オキシムで表わされる特許請求の
    範囲第1項記載の新規なオキシムエーテル化合物、及び
    それの製剤学的に許容し得る酸との塩。 5 4′−メチルスルフイニル−2−フエニルアセトフ
    エノン−O−(2−アミノエチル)オキシムで表わされ
    る特許請求の範囲第1項記載のオキシムエーテル化合物
    、及びそれの製剤学的に許容し得る酸との塩。 6 5−エトキシ−4′−メチルスルフイニルバレロフ
    エノン−O−(2−アミノエチル)オキシムで表わされ
    る特許請求の範囲第1項記載の新規なオキシムエーテル
    化合物、及びそれの製剤学的に許容し得る酸との塩。 7 6−メトキシ−4′−メチルスルフイニルカプロフ
    エノン−O−(2−アミノエチル)オキシムで表わされ
    る特許請求の範囲第1項記載の新規なオキシムエーテル
    化合物、及びそれの製剤学的に許容し得る酸と塩。 8 5−シアン−4′−メチルスルフイニルバレロフエ
    ノン−O−(2−アミノエチル)オキシムで表わされる
    特許請求の範囲第1項記載の新規なオキシムエーテル化
    合物、及びそれの製剤学的に許容し得る酸と塩。 9 9−シアン−4′−メチルスルフイニルカプロフエ
    ノン−O−(2−アミノエチル)オキシムで表わされる
    特許請求の範囲第1項記載の新規なオキシムエーテル化
    合物、及びそれの製剤学的に許容し得る酸との塩。
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