JPS61218571A - 新規ラクタム誘導体及び新規チオラクタム誘導体並びに抗炎症剤 - Google Patents
新規ラクタム誘導体及び新規チオラクタム誘導体並びに抗炎症剤Info
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- JPS61218571A JPS61218571A JP5897185A JP5897185A JPS61218571A JP S61218571 A JPS61218571 A JP S61218571A JP 5897185 A JP5897185 A JP 5897185A JP 5897185 A JP5897185 A JP 5897185A JP S61218571 A JPS61218571 A JP S61218571A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、新規ラクタム誘導体及び新規なチオラクタム
誘導体またはその造塩可能なものの塩、及びこれを有効
成分とする抗炎症剤に関するものである。更昏ζ詳しく
は、本発明は、一般式(1)〔式中、R1は水素* O
l”08のアルキル基、ベンジル基またはOOR” (
R6は水素または01〜C8のアルキル基を示す)で表
わされるアシル基を表わし、R2は水素またはol−o
6のアルキル基を表わし、R8及びH4は独立に水素で
あるかまたは一緒になって一つの化学結合を表わし B
5は水素、01〜C8のアルキル基またはR700(R
7は水素または01〜C8のアルキル基を示す)で示さ
れるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を
表わし、nは2〜5を表わす〕 で表わされる新規なラクタム誘導体及び新規なチオラク
タム誘導体またはそれらの造塩可能なものの塩、並びに
これを有効成分とする抗炎症剤に関するものである。
誘導体またはその造塩可能なものの塩、及びこれを有効
成分とする抗炎症剤に関するものである。更昏ζ詳しく
は、本発明は、一般式(1)〔式中、R1は水素* O
l”08のアルキル基、ベンジル基またはOOR” (
R6は水素または01〜C8のアルキル基を示す)で表
わされるアシル基を表わし、R2は水素またはol−o
6のアルキル基を表わし、R8及びH4は独立に水素で
あるかまたは一緒になって一つの化学結合を表わし B
5は水素、01〜C8のアルキル基またはR700(R
7は水素または01〜C8のアルキル基を示す)で示さ
れるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を
表わし、nは2〜5を表わす〕 で表わされる新規なラクタム誘導体及び新規なチオラク
タム誘導体またはそれらの造塩可能なものの塩、並びに
これを有効成分とする抗炎症剤に関するものである。
(従来の技術)
H,Zimmerらはジャーナル・オン・ヘテロサイク
リック・ケミストリー(J、 Het、 Ohem、
)、 2 t171(1965)に各種のα−ベンジリ
デン−r−ブチロラクタムを発表して以来、各種のα−
ベンジリデン−γ−ブチロラクタムが合成されて来たが
、その生理活性については殆んど検討されて来ていない
。
リック・ケミストリー(J、 Het、 Ohem、
)、 2 t171(1965)に各種のα−ベンジリ
デン−r−ブチロラクタムを発表して以来、各種のα−
ベンジリデン−γ−ブチロラクタムが合成されて来たが
、その生理活性については殆んど検討されて来ていない
。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らはラクタム誘導体及びチオラクタム誘導体の
薬理作用を広く試験した結果、上記一般式(1)で表わ
される化合物及びその塩が優れた抗炎症作用を有するこ
とを見出し、本発明に到達した。
薬理作用を広く試験した結果、上記一般式(1)で表わ
される化合物及びその塩が優れた抗炎症作用を有するこ
とを見出し、本発明に到達した。
以下、詳細に説明する。
(問題点を解決するための手段及び作用効果)本発明に
よる新規化合物は下記の一般式(1)で表わされる。
よる新規化合物は下記の一般式(1)で表わされる。
〔式中 31は水素e Ol””Osのアルキル基、ベ
ンジル基または00R6(R6は水素または01〜C8
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし R
8及びR4は独立に水素であるかまたは−緒になって一
つの化学結合を表わし、R5は水素、01〜C8のアル
キル基またはR?C!0(R7は水素またはat〜08
のアルキル基を示す)で示されるアシル基を表わし、X
は酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わ
す。〕 本発明による化合物のうち、R1が水素である化合物は
塩基と塩を形成することが可能であり、本発明による化
合物の塩としては、本発明の化合物と塩基から造塩可能
な任意のものが対象となる。
ンジル基または00R6(R6は水素または01〜C8
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし R
8及びR4は独立に水素であるかまたは−緒になって一
つの化学結合を表わし、R5は水素、01〜C8のアル
キル基またはR?C!0(R7は水素またはat〜08
のアルキル基を示す)で示されるアシル基を表わし、X
は酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わ
す。〕 本発明による化合物のうち、R1が水素である化合物は
塩基と塩を形成することが可能であり、本発明による化
合物の塩としては、本発明の化合物と塩基から造塩可能
な任意のものが対象となる。
具体的には、例えば(1)金属塩、特にアルカリ金属。
アルカリ土類金属、アルミニウムとの塩、(2)アンモ
ニウム塩、(3)アミン塩、特にメチルアミン、エチル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン。
ニウム塩、(3)アミン塩、特にメチルアミン、エチル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン。
トリエチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリ
ン、ヘキサメチレンイミン、アニリン、ピリジン等との
塩がある。これらの塩を抗炎症剤として使用する場合に
は生理的に許容されるものを選ぶべきである。
ン、ヘキサメチレンイミン、アニリン、ピリジン等との
塩がある。これらの塩を抗炎症剤として使用する場合に
は生理的に許容されるものを選ぶべきである。
本発明による化合物の代表例を挙げれば表1のようにな
る。
る。
化合物の合成について説明する。
本発明の一般式(1)で表わされる化合物を合成する方
法には次の様なものが挙げられる。例えば、(1)
一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式〔ここ
で Blは水素、C1〜C8のアルキル基、ベンジル基
または0OR6(R’は水素またはat〜08のアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、R2は水
素またはo、 −R6のアルキル基を表わし、Xは酸素
原子または硫黄原子を表わし、nは2〜5を表わす〕で
表わされる化合物はHoZimmer らの方法〔ジャ
ーナル・オン・ヘテロサイクリック・ケミストリー(、
y、 Hat、 Ohem、 )、 2 。
法には次の様なものが挙げられる。例えば、(1)
一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式〔ここ
で Blは水素、C1〜C8のアルキル基、ベンジル基
または0OR6(R’は水素またはat〜08のアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、R2は水
素またはo、 −R6のアルキル基を表わし、Xは酸素
原子または硫黄原子を表わし、nは2〜5を表わす〕で
表わされる化合物はHoZimmer らの方法〔ジャ
ーナル・オン・ヘテロサイクリック・ケミストリー(、
y、 Hat、 Ohem、 )、 2 。
171(1965))に従って、一般式(3)〔ここで
B2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし
BSは01〜C8のアルキル基、ベンジルM、 con
e (R”は水素または01〜C8のアルキル基を示す
)で表わされるアシル基またはトリアルキルシリル基を
表わす〕で表わされるペンズアルテヒド類と、式(4) (ここで、R9は水素または低級アルキル基を表わし、
Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表
わす)で表わされるN−アシルラクタムまたはN−アシ
ルチオラクタムとを水素化ナトリウム等のアルカリ金属
水素化物存在下に反応させ、必要によりR8のアルキル
基、ベンジル基、アシル基またはトリアルキルシリル基
を脱離することにより合成することができる。R8の脱
離法としては、R8がアルキル基である場合には塩化ア
ルミニウム等のハロゲン化アルミニウム、塩化第二鉄。
B2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし
BSは01〜C8のアルキル基、ベンジルM、 con
e (R”は水素または01〜C8のアルキル基を示す
)で表わされるアシル基またはトリアルキルシリル基を
表わす〕で表わされるペンズアルテヒド類と、式(4) (ここで、R9は水素または低級アルキル基を表わし、
Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表
わす)で表わされるN−アシルラクタムまたはN−アシ
ルチオラクタムとを水素化ナトリウム等のアルカリ金属
水素化物存在下に反応させ、必要によりR8のアルキル
基、ベンジル基、アシル基またはトリアルキルシリル基
を脱離することにより合成することができる。R8の脱
離法としては、R8がアルキル基である場合には塩化ア
ルミニウム等のハロゲン化アルミニウム、塩化第二鉄。
三臭化ホウ素等のルイス酸を用いる開裂法、あるいはそ
の他のエーテル開裂法がある。また H8がベンジル基
である場合には上記のエーテル開裂法に加えて、パラジ
ウム炭素等の貴金属触媒を用いる接触還元法等により脱
離することができる。R8がアシル基である場合には水
酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物あるいは水酸
化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物等の塩基を用
いて加水分解することにより脱離することができる。R
8がトリアルキルシリル基である場合には水、メタノー
ル、酸またはフッ素イオン等により脱離することができ
る。
の他のエーテル開裂法がある。また H8がベンジル基
である場合には上記のエーテル開裂法に加えて、パラジ
ウム炭素等の貴金属触媒を用いる接触還元法等により脱
離することができる。R8がアシル基である場合には水
酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物あるいは水酸
化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物等の塩基を用
いて加水分解することにより脱離することができる。R
8がトリアルキルシリル基である場合には水、メタノー
ル、酸またはフッ素イオン等により脱離することができ
る。
(2)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
〔ここで Blは水素、自〜C8のアルキル基、ベンジ
ル基または0OR6(R6は水素または01〜C8のア
ルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし B2
は水素または01〜C6のアルキル基を表わし、R5は
水素、0l−OBのアルキル基またはR700(R7は
水素または01〜C3のアルキル基を示す)で示される
アシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物は、H,
Wamhoff らの方法〔シンセシス(Synth
esis )、 881 (1976) )に従って、
一般式(6) 〔ここで B2は水素または01〜C6のアルキル基を
表わし、RlGは水素、01〜C8のアルキル基。
〔ここで Blは水素、自〜C8のアルキル基、ベンジ
ル基または0OR6(R6は水素または01〜C8のア
ルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし B2
は水素または01〜C6のアルキル基を表わし、R5は
水素、0l−OBのアルキル基またはR700(R7は
水素または01〜C3のアルキル基を示す)で示される
アシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物は、H,
Wamhoff らの方法〔シンセシス(Synth
esis )、 881 (1976) )に従って、
一般式(6) 〔ここで B2は水素または01〜C6のアルキル基を
表わし、RlGは水素、01〜C8のアルキル基。
ベンジル基、OORg(R6は水素または01〜C8の
アルキル基を示す)で表わされるアシル基またはトリア
ルキルシリル基を表わす〕で表わされるベンズアルデヒ
ド類と、一般式(7) 〔ここで、BllはC!〜C8のアルキル基またはH1
200(Bigは水素、 at〜C8のアルキル基また
はアリール基を示す)で示されるアシル基を表わし、X
は酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜5を表わ
し、社はアリール基を表わす〕で表わされるN−アシル
−α−トリアリールホスホラニリデンラクタム類または
N−アシル−α−トリアリールホスホラニリデンチオラ
クタム類とを反応させ、一般式(8) 〔ここで、R2は水素または01〜C6のアルキル基を
表わし、BIGは水X、Os〜C8のアルキル基。
アルキル基を示す)で表わされるアシル基またはトリア
ルキルシリル基を表わす〕で表わされるベンズアルデヒ
ド類と、一般式(7) 〔ここで、BllはC!〜C8のアルキル基またはH1
200(Bigは水素、 at〜C8のアルキル基また
はアリール基を示す)で示されるアシル基を表わし、X
は酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜5を表わ
し、社はアリール基を表わす〕で表わされるN−アシル
−α−トリアリールホスホラニリデンラクタム類または
N−アシル−α−トリアリールホスホラニリデンチオラ
クタム類とを反応させ、一般式(8) 〔ここで、R2は水素または01〜C6のアルキル基を
表わし、BIGは水X、Os〜C8のアルキル基。
ベンジル基、 0OR6(R”は水素または01〜Cs
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基またはトリ
アルキルシリル基を表わし B 11は01〜C8のア
ルキル基またはR120Q (R12は水素、clA−
ogのアルキル基またはアリール基を示す)で示される
アシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、nは2〜5を表わす〕で表わされるα−ベンジリデ
ンラクタム類またはα−ベンジリデンチオラクタム類を
得、必要に応じて812 C□で表わされるアシル基を
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基を用いて加
水分解して脱離することにより合成することができる。
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基またはトリ
アルキルシリル基を表わし B 11は01〜C8のア
ルキル基またはR120Q (R12は水素、clA−
ogのアルキル基またはアリール基を示す)で示される
アシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、nは2〜5を表わす〕で表わされるα−ベンジリデ
ンラクタム類またはα−ベンジリデンチオラクタム類を
得、必要に応じて812 C□で表わされるアシル基を
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基を用いて加
水分解して脱離することにより合成することができる。
更に 11Gがアルキル基、ベンジル基、アシル基ある
いはトリアルキルシリル基である場合には必要に応じて
脱離すればよく、その脱離法は前記合成法(1)に述べ
た通りである。本合成法の第1段階は、いわゆるウィツ
テイヒ反応を用いるものであるが、上記一般式(6)で
表わされるベンズアルデヒド類と反応させるイリドとし
ては、J:記の一般式(7)で表わされる化合物以外に
トリアルキルホスフィン、トリアリールアルシンから誘
導されるイリドも同様用いることができる。
いはトリアルキルシリル基である場合には必要に応じて
脱離すればよく、その脱離法は前記合成法(1)に述べ
た通りである。本合成法の第1段階は、いわゆるウィツ
テイヒ反応を用いるものであるが、上記一般式(6)で
表わされるベンズアルデヒド類と反応させるイリドとし
ては、J:記の一般式(7)で表わされる化合物以外に
トリアルキルホスフィン、トリアリールアルシンから誘
導されるイリドも同様用いることができる。
(3)同様に前述の一般式(5)で表わされる化合物は
前述の一般式(6)で表わされるベンズアルデヒド類と
、一般式(9) 〔ここで、几6は水素、01〜C8のアルキル基または
R?0O(R7は水素または01〜C8のアルキル基を
示す)で表わされるアシル基を表わし、Xは酸素原子ま
たは硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わさ
れる化合物上マグネシウム・メチル・カーボネートを作
用させたものとを反応させ、一般式α・ 〔ここで B2は水素またはC!〜C6のアルキル基を
表わし RIGは水素、01〜Csのアルキル基。
前述の一般式(6)で表わされるベンズアルデヒド類と
、一般式(9) 〔ここで、几6は水素、01〜C8のアルキル基または
R?0O(R7は水素または01〜C8のアルキル基を
示す)で表わされるアシル基を表わし、Xは酸素原子ま
たは硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わさ
れる化合物上マグネシウム・メチル・カーボネートを作
用させたものとを反応させ、一般式α・ 〔ここで B2は水素またはC!〜C6のアルキル基を
表わし RIGは水素、01〜Csのアルキル基。
ベンジル基100R6(R6は水素または0l−aBの
アルキル基を示す)で表わされるアシル基またはトリア
ルキルシリル基を表わし、R5は水素、01〜C8のア
ルキル基またはR?0O(R7は水素または01〜Cs
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基、Xは酸素
原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす〕で
表わされるα−ベンジリデンラクタム類またはα−ベン
ジリデンチオラクタム類を得、必要に応じてBIGのア
ルキル基、ベンジル基。
アルキル基を示す)で表わされるアシル基またはトリア
ルキルシリル基を表わし、R5は水素、01〜C8のア
ルキル基またはR?0O(R7は水素または01〜Cs
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基、Xは酸素
原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす〕で
表わされるα−ベンジリデンラクタム類またはα−ベン
ジリデンチオラクタム類を得、必要に応じてBIGのア
ルキル基、ベンジル基。
アシル基あるいはトリアルキルシリル基を脱離すればよ
く、その脱離法は前記合成法(1)に述べた通りである
。ここで用いるマグネシウム・メチル・カーボネートは
H,L、 Pinkbeinerらの方法〔ジャーナル
・オン・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイーCJ、
Am、Ohem、 Soc、)、 r5.616(19
6j3))に従って合成することができる。
く、その脱離法は前記合成法(1)に述べた通りである
。ここで用いるマグネシウム・メチル・カーボネートは
H,L、 Pinkbeinerらの方法〔ジャーナル
・オン・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイーCJ、
Am、Ohem、 Soc、)、 r5.616(19
6j3))に従って合成することができる。
(4)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
(ロ) 〔ここで Blは水素+01〜08のアルキル基、ベン
ジル基または0OR6(R6は水素またはcl−o。
(ロ) 〔ここで Blは水素+01〜08のアルキル基、ベン
ジル基または0OR6(R6は水素またはcl−o。
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし、R
12は01〜C8のアルキル基を表わし、Xは酸素原子
または硫黄原子を表わし、nは2〜5を表わす〕で表わ
される化合物は、前述の一般式(3)で表わされるベン
ズアルデヒド類と、一般式(6)(ここで、R12は0
1〜08のアルキル基を表わし、Xは酸素原子または硫
黄原子を表わし、nは2〜6を表わす)で表わされるα
−カルボキシ−N−アルキルラクタムまたはα−カルボ
キシ−N−フルキルチオラクタムとを塩基触媒存在下に
反応させることによって合成するξとができる。用いる
ことができる塩基としてはピロリジン、ピペリジン等の
有機塩基;水素化リチウム、水素化ナトリウム等のアル
カリ金属水素化物;炭酸ナトリウム。
R2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし、R
12は01〜C8のアルキル基を表わし、Xは酸素原子
または硫黄原子を表わし、nは2〜5を表わす〕で表わ
される化合物は、前述の一般式(3)で表わされるベン
ズアルデヒド類と、一般式(6)(ここで、R12は0
1〜08のアルキル基を表わし、Xは酸素原子または硫
黄原子を表わし、nは2〜6を表わす)で表わされるα
−カルボキシ−N−アルキルラクタムまたはα−カルボ
キシ−N−フルキルチオラクタムとを塩基触媒存在下に
反応させることによって合成するξとができる。用いる
ことができる塩基としてはピロリジン、ピペリジン等の
有機塩基;水素化リチウム、水素化ナトリウム等のアル
カリ金属水素化物;炭酸ナトリウム。
炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩等が挙げられる。
なお、ここで用いるα−カルボキシ−N −アルキルラ
クタムまたはα−カルボキシ−N−アルキルチオラクタ
ムはM、 L、 Rueppel らの方法〔ジャー
ナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイー(
J、Am、Ohem、8oa、)、 98.7021(
1971))に従って合成したα−アルコキシカルボニ
ル−N−アルキルラクタムまたはα−アルコキシカルボ
ニル−N−アルキルチオラクタムを水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物を用いて加水
分解することによって得ることができる。
クタムまたはα−カルボキシ−N−アルキルチオラクタ
ムはM、 L、 Rueppel らの方法〔ジャー
ナル・オン・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイー(
J、Am、Ohem、8oa、)、 98.7021(
1971))に従って合成したα−アルコキシカルボニ
ル−N−アルキルラクタムまたはα−アルコキシカルボ
ニル−N−アルキルチオラクタムを水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物を用いて加水
分解することによって得ることができる。
(5)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
(至) 〔ここで、R1は水素、 ol−cBのアルキル基、ベ
ンジル基または0OR6(R6は水素または01〜C8
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
B2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、R
8及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって一
つの化学結合を表わし、Hljlは水素または01〜C
8のアルキル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子
を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化合物は
、一般式α◆〔ここで Blは水素、01〜C@のアル
キル基、ベンジル基またはOORg (Reは水素また
は01〜C8のアルキル基を示す)で表わされるアシル
基を表わし、R2は水素またはC1〜C6のアルキル基
を表わし Hll及びR4は独立に水素であるかまたは
一緒になって一つの化学結合を表わし、Xは酸素原子ま
たは硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わさ
れる化合物とR1”NHz (R”は水素または01〜
Csのアルキル基を表わす)で表わされる化合物とから
、F、 B、 Zientyらの方法〔ジャーナル・オ
ン・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイ−(J、Am
、 Ohem、 8oo、)、 69.715 (19
47) )に従って合成することができる。本方法に用
いる化合物α◆の合成法としては、例えばG、 A、
HOWie らの方法〔ジャーナル・オン・メディシ
ナル・ケミストリー(J、Med、 Ohem、)、
17.840(1974))が挙げられる。
(至) 〔ここで、R1は水素、 ol−cBのアルキル基、ベ
ンジル基または0OR6(R6は水素または01〜C8
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
B2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、R
8及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって一
つの化学結合を表わし、Hljlは水素または01〜C
8のアルキル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子
を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化合物は
、一般式α◆〔ここで Blは水素、01〜C@のアル
キル基、ベンジル基またはOORg (Reは水素また
は01〜C8のアルキル基を示す)で表わされるアシル
基を表わし、R2は水素またはC1〜C6のアルキル基
を表わし Hll及びR4は独立に水素であるかまたは
一緒になって一つの化学結合を表わし、Xは酸素原子ま
たは硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わさ
れる化合物とR1”NHz (R”は水素または01〜
Csのアルキル基を表わす)で表わされる化合物とから
、F、 B、 Zientyらの方法〔ジャーナル・オ
ン・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイ−(J、Am
、 Ohem、 8oo、)、 69.715 (19
47) )に従って合成することができる。本方法に用
いる化合物α◆の合成法としては、例えばG、 A、
HOWie らの方法〔ジャーナル・オン・メディシ
ナル・ケミストリー(J、Med、 Ohem、)、
17.840(1974))が挙げられる。
(6)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
(ト) 〔ここで、R1は水素+ 01NO@のアルキル基、ベ
ンジル基または0OR6(R’は水素または01〜Cs
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、R
6は水素eat〜C8のアルキル基またはR700(R
7は水素またはC1〜C8のアルキル基を示す)で示さ
れるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を
表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化合物は、
一般式α叶 〔ここで Blは水素、01〜CIのアルキル基、ベン
ジル基または00R’8(Bgは水素または01〜C3
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし H
aは水素、 Ox−C8のアルキル基またはR700(
R7は水素または0.−asのアルキル基を示す)で示
されるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子
を表わし、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物を
パラジウム炭素等の貴金属触媒を用いる接触還元にかけ
る仁とにより合成される。R1がO,〜C8のアルキル
基またはベンジル基である化合物(至)を得るためにも
し必要であれば、得られた停が水素である一般式(至)
で表わされる化金物をR14X(R14はol−C4の
アルキル基またはベンジル基を表わし、Xはハロゲン原
子を表わす)で表わされるハロゲン化炭化水素と反応さ
せてもよい。その他のフェノール性水酸基のアルキル化
法も上記ハロゲン化炭化水素を用いるアルキル化法に代
えて用いることができる。
(ト) 〔ここで、R1は水素+ 01NO@のアルキル基、ベ
ンジル基または0OR6(R’は水素または01〜Cs
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、R
6は水素eat〜C8のアルキル基またはR700(R
7は水素またはC1〜C8のアルキル基を示す)で示さ
れるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を
表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化合物は、
一般式α叶 〔ここで Blは水素、01〜CIのアルキル基、ベン
ジル基または00R’8(Bgは水素または01〜C3
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜C6のアルキル基を表わし H
aは水素、 Ox−C8のアルキル基またはR700(
R7は水素または0.−asのアルキル基を示す)で示
されるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子
を表わし、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物を
パラジウム炭素等の貴金属触媒を用いる接触還元にかけ
る仁とにより合成される。R1がO,〜C8のアルキル
基またはベンジル基である化合物(至)を得るためにも
し必要であれば、得られた停が水素である一般式(至)
で表わされる化金物をR14X(R14はol−C4の
アルキル基またはベンジル基を表わし、Xはハロゲン原
子を表わす)で表わされるハロゲン化炭化水素と反応さ
せてもよい。その他のフェノール性水酸基のアルキル化
法も上記ハロゲン化炭化水素を用いるアルキル化法に代
えて用いることができる。
R1が8600(Reは水素または0l−asのアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基である化合物(至)
を得るためにもし必要であれば、得られた几1が水素で
ある化合物(至)を16000Hまたは(R’OO)g
。
ル基を示す)で表わされるアシル基である化合物(至)
を得るためにもし必要であれば、得られた几1が水素で
ある化合物(至)を16000Hまたは(R’OO)g
。
(R’は水素または01〜C8のアルキル基を示す)で
表わされる化合物を硫酸、 り−トルエンスルホン酸等
の酸を触媒として反応させることにより合成することが
できる。その他のフェノール性水酸基のエステル化法も
と記の有機酸あるいは有機酸無水物を用いるエステル化
法に代えて用いることができる。
表わされる化合物を硫酸、 り−トルエンスルホン酸等
の酸を触媒として反応させることにより合成することが
できる。その他のフェノール性水酸基のエステル化法も
と記の有機酸あるいは有機酸無水物を用いるエステル化
法に代えて用いることができる。
(7) 一般式(1)で表わされる化合物のうち、一
般式(ロ) 〔ここで、R1は水素、 Ot〜Osのアルキル基、ベ
ンジル基またはR600(R6は水素または01〜C8
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし
Blは水素または01〜C6のアルキル基を表わし、R
11及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって
一つの化学結合を表わし、R5は水素。
般式(ロ) 〔ここで、R1は水素、 Ot〜Osのアルキル基、ベ
ンジル基またはR600(R6は水素または01〜C8
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし
Blは水素または01〜C6のアルキル基を表わし、R
11及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって
一つの化学結合を表わし、R5は水素。
01〜O8のアルキル基またはR?0O(R?は水素ま
たはa、−r:4のアルキル基を示す)で示されるアシ
ル基を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化合
物は、一般式(至) 〔ここで Blは水素、01〜Csのアルキル基、ベン
ジル基または0ORJ(R”は水素または01〜C$の
アルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、R
2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、BS
及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって一つ
の化学結合を表わし、R6は水素。
たはa、−r:4のアルキル基を示す)で示されるアシ
ル基を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化合
物は、一般式(至) 〔ここで Blは水素、01〜Csのアルキル基、ベン
ジル基または0ORJ(R”は水素または01〜C$の
アルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、R
2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、BS
及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって一つ
の化学結合を表わし、R6は水素。
01”””01のアルキル基またはR700(R’は水
素またはal〜08のアルキル基を示す)で示されるア
シル基を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化
合物にA、 K、 Bossらの方法〔ジャーナル・オ
ン・オルガニック・ケミストリー、 (J、 Org。
素またはal〜08のアルキル基を示す)で示されるア
シル基を表わし、nは2〜6を表わす〕で表わされる化
合物にA、 K、 Bossらの方法〔ジャーナル・オ
ン・オルガニック・ケミストリー、 (J、 Org。
Ohem−)e 89.115(1974))に従って
三硫化リンを反応させることによって、あるいはW、
Waiterらの方法〔シンセシス(8ynthesi
s )、 941(1979)) に従って2.4−
ビス(4°−メトキシフェニル) −2,4−ジチオキ
ソー1.8.2.4−ジテアジホスフエタンを反応させ
ることによって合成することができる。
三硫化リンを反応させることによって、あるいはW、
Waiterらの方法〔シンセシス(8ynthesi
s )、 941(1979)) に従って2.4−
ビス(4°−メトキシフェニル) −2,4−ジチオキ
ソー1.8.2.4−ジテアジホスフエタンを反応させ
ることによって合成することができる。
(8)一般式(1)で表わされる化合物のうち、一般式
αす 〔ここで Blは水素t 0fNO8のアルキル基、ベ
ンジル基または8600(R’は水素またはO1〜Os
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、R
8及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって一
つの化学結合を表わし、R7は水素またはat−03の
アルキル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表
わし、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物は、前
記(1)、 (2)、 (3)、 (5)、 (句。
αす 〔ここで Blは水素t 0fNO8のアルキル基、ベ
ンジル基または8600(R’は水素またはO1〜Os
のアルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、
R2は水素または01〜06のアルキル基を表わし、R
8及びR4は独立に水素であるかまたは一緒になって一
つの化学結合を表わし、R7は水素またはat−03の
アルキル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表
わし、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物は、前
記(1)、 (2)、 (3)、 (5)、 (句。
(7)に記載した合成法により合成した一般式曽〔ここ
で、R1は水素、01〜08のアルキル基、ベンジル基
またはR’0O(R6は水素または01〜C8のアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、R2は水
素またはOl−asのアルキル基を表わし、R8及びR
4は独立に水素であるかまたは一緒になって一つの化学
結合を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、
nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物にR7000
Hまたは(R700>20(ここで、8丁は水素または
01〜0$のアルキル基を表わす)で表わされる化合物
を硫酸、p−トルエンスルホン酸等の酸を触媒として存
在させて、あるいはジシクロへキシルカルボジイミド等
のカップリング試薬存在下に、更に前記触媒あるいはカ
ップリング試薬を存在させることなく反応させることに
よって合成することができる。一般式α呻で表わされる
化合物のうちBTが0l−Olのアルキル基である化合
物の場合には、R700Y(Yはハロゲン原子を表わす
)で表わされる化合物をトリエチルアミン等の塩基存在
下に一般式(ホ)で表わされる化合物に反応させること
によっても得ることができる。
で、R1は水素、01〜08のアルキル基、ベンジル基
またはR’0O(R6は水素または01〜C8のアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、R2は水
素またはOl−asのアルキル基を表わし、R8及びR
4は独立に水素であるかまたは一緒になって一つの化学
結合を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、
nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物にR7000
Hまたは(R700>20(ここで、8丁は水素または
01〜0$のアルキル基を表わす)で表わされる化合物
を硫酸、p−トルエンスルホン酸等の酸を触媒として存
在させて、あるいはジシクロへキシルカルボジイミド等
のカップリング試薬存在下に、更に前記触媒あるいはカ
ップリング試薬を存在させることなく反応させることに
よって合成することができる。一般式α呻で表わされる
化合物のうちBTが0l−Olのアルキル基である化合
物の場合には、R700Y(Yはハロゲン原子を表わす
)で表わされる化合物をトリエチルアミン等の塩基存在
下に一般式(ホ)で表わされる化合物に反応させること
によっても得ることができる。
(9) 一般式(1)で表わされる化合物のうち、一
般式よ1 〔ここで Blは水素、C1〜C8のアルキル基、ベン
ジル基または00R6(R6は水素または01〜C8の
アルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、B
1は水素またはOi〜06のアルキル基を表わし、Xは
酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす
〕で表わされる化合物は前記(2)。
般式よ1 〔ここで Blは水素、C1〜C8のアルキル基、ベン
ジル基または00R6(R6は水素または01〜C8の
アルキル基を示す)で表わされるアシル基を表わし、B
1は水素またはOi〜06のアルキル基を表わし、Xは
酸素原子または硫黄原子を表わし、nは2〜6を表わす
〕で表わされる化合物は前記(2)。
(3)、 (6) 、 (7)、 (8)の合成法によ
り得られた一般式(2)〔ここで Blは水素、01〜
0虐のアルキル基、ベンジル基または0OR6(R@は
水素または01−amのアルキル基を示す)で表わされ
るアシル基を表わし、R2は水素またはC1〜C6のア
ルキル基を表わし、R7は水素または01〜Csのアル
キル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし
、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物を抱水ヒド
ラジン、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、
水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物等の塩基
を用いて加水分解することによっても得ることができる
。
り得られた一般式(2)〔ここで Blは水素、01〜
0虐のアルキル基、ベンジル基または0OR6(R@は
水素または01−amのアルキル基を示す)で表わされ
るアシル基を表わし、R2は水素またはC1〜C6のア
ルキル基を表わし、R7は水素または01〜Csのアル
キル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし
、nは2〜5を表わす〕で表わされる化合物を抱水ヒド
ラジン、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、
水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物等の塩基
を用いて加水分解することによっても得ることができる
。
本発明による抗炎症剤は、前記の一般式(1)で表わさ
れる新規化合物またはその造塩可能なものの塩を有効成
分とするも゛のである。これらの化合物の薬理作用およ
び毒性は以下に示す通りである。
れる新規化合物またはその造塩可能なものの塩を有効成
分とするも゛のである。これらの化合物の薬理作用およ
び毒性は以下に示す通りである。
なお、抗炎症作用であるカラゲニン足踏浮腫抑制作用は
0. A、 Winterらの方法〔プロシーディング
・オン・ソサイアテイー・アンド・エキスペリメンタル
・バイオロジー・アンド・メデイシン(Proc。SO
C,珈cp、 Biol、 Mad、 )、 111.
544(1962)) に準じて試験した。
0. A、 Winterらの方法〔プロシーディング
・オン・ソサイアテイー・アンド・エキスペリメンタル
・バイオロジー・アンド・メデイシン(Proc。SO
C,珈cp、 Biol、 Mad、 )、 111.
544(1962)) に準じて試験した。
抗炎症作用
カラゲニン足踏浮腫抑制作用
ウィスター系雄性ラット(体重160〜190f)を用
い、1群4〜5匹とした。被検化合物を0.2%ツイー
ン80を含む2,5%アラビアゴム水溶液に懸濁したも
のを、1.25m/1001体重の割合で経口投与した
。1時間後、1%カラゲニンを一側後肢足踏皮下に0.
1 txt注射し、起炎した。
い、1群4〜5匹とした。被検化合物を0.2%ツイー
ン80を含む2,5%アラビアゴム水溶液に懸濁したも
のを、1.25m/1001体重の割合で経口投与した
。1時間後、1%カラゲニンを一側後肢足踏皮下に0.
1 txt注射し、起炎した。
起炎後、8および5時間口に後肢足mm脹容積を測定し
、下記の式により抑制率を求めた。
、下記の式により抑制率を求めた。
その結果、本発明による化合物は60〜1001q/#
体重の割合で経口投与したとき強いカラゲニン浮腫抑制
作用を有することが分った。代表例を表2に示す。なお
、表2中の本発明化合物は表1に示した化合物番号に対
応するものである。
体重の割合で経口投与したとき強いカラゲニン浮腫抑制
作用を有することが分った。代表例を表2に示す。なお
、表2中の本発明化合物は表1に示した化合物番号に対
応するものである。
表2 カラゲニン足踏浮腫抑制作用及び急性毒性急性毒
性 IOR系雌性マウス(体重20〜25f)を用い、1群
6匹とした。被検化合物を0.2%ツイーン80を含む
2.5%アラビアゴム水溶液に懸濁したものを0.1
me/ 10ノ体重の割合で経口投与した。投与後2週
間にわたり、一般症状を観察して、死亡例数/供試例数
を求め、50%致死fiLDs。
性 IOR系雌性マウス(体重20〜25f)を用い、1群
6匹とした。被検化合物を0.2%ツイーン80を含む
2.5%アラビアゴム水溶液に懸濁したものを0.1
me/ 10ノ体重の割合で経口投与した。投与後2週
間にわたり、一般症状を観察して、死亡例数/供試例数
を求め、50%致死fiLDs。
(#/#)を推定した。代表例を表2に示す。本発明の
化合物はいずれも低毒性であることが分る。
化合物はいずれも低毒性であることが分る。
以上の結果から、本発明による化合物は優れた薬理作用
と高い安全性を有することが明らかである。
と高い安全性を有することが明らかである。
調剤および投与量
本発明による抗炎症剤の製剤としては、経口。
経腸または非経口的投与による製剤のいずれをも選ぶこ
とができる。具体的製剤としては錠剤、カプセル剤、細
粒剤、シロップ剤、生薬、軟膏剤等を挙げる事ができる
。本発明による抗炎症剤の製剤の担体としては、経口、
経腸、その他非経口的に投与するために適した有機また
は無機の固体または液体の、通常は不活性な薬学的担体
材料が用いられる。具体的には、例えば、結晶性セルロ
ース、ゼラチン、乳糖、澱粉、ステアリン酸マグネシウ
ム、タルク、植物性および動物性脂肪および油、ガム、
ポリアルキレングリコールがある。製剤中の担体に対す
る本発明による抗炎症剤の割合は0.2〜100%の間
で変化させることができる。
とができる。具体的製剤としては錠剤、カプセル剤、細
粒剤、シロップ剤、生薬、軟膏剤等を挙げる事ができる
。本発明による抗炎症剤の製剤の担体としては、経口、
経腸、その他非経口的に投与するために適した有機また
は無機の固体または液体の、通常は不活性な薬学的担体
材料が用いられる。具体的には、例えば、結晶性セルロ
ース、ゼラチン、乳糖、澱粉、ステアリン酸マグネシウ
ム、タルク、植物性および動物性脂肪および油、ガム、
ポリアルキレングリコールがある。製剤中の担体に対す
る本発明による抗炎症剤の割合は0.2〜100%の間
で変化させることができる。
また、本発明による抗炎症剤は、これと両立性の他の抗
炎症剤その他の医薬を含むことができる。
炎症剤その他の医薬を含むことができる。
この場合、本発明による抗炎症剤がその製剤中の主成分
でなくてもよいことはいうまでもない。
でなくてもよいことはいうまでもない。
本発明による抗炎症剤は、一般に所望の作用が副作用を
伴うことなく達成される投与量で投与される。その具体
的な値は医師の判断で決定されるべきであるが、一般に
成人1日当り101q〜10f、好ましくは20ダ〜5
1程度で投与されるのが普通であろう。なお、本発明の
抗炎症剤は有効成分として1ダ〜5F、好ましくは、8
1g〜1fの単位の薬学的製剤として投与することがで
きる。
伴うことなく達成される投与量で投与される。その具体
的な値は医師の判断で決定されるべきであるが、一般に
成人1日当り101q〜10f、好ましくは20ダ〜5
1程度で投与されるのが普通であろう。なお、本発明の
抗炎症剤は有効成分として1ダ〜5F、好ましくは、8
1g〜1fの単位の薬学的製剤として投与することがで
きる。
(実施例)
次に本発明化合物の製造例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、これらの実施例は本発明を制限するものでは
ない。
明するが、これらの実施例は本発明を制限するものでは
ない。
実施例1 化合物Iの合成
水素化ナトリウム(油性、含有量60%)8.336P
Iこ窒素下、乾燥テトラヒドロフラン(’I’E[F)
80g/を加え懸濁し、この懸濁液に8−ターシャリ−
・ブチル−4−(ジメチル・ターシャリ−ブチルシリル
オキシ)ベンズアルデヒド8.19 Fと1−アセチル
−2−ピロリドン8.56Nとを乾燥THF80g/に
溶解したものを、水浴上で攪拌しながら加え、ゆっくり
室温まで昇温後16時間反応させた。反応終了後、冷却
した反応液にメタノール5mlを加え、この混合物を冷
水160m1に注ぎ入れた。これを6N硫酸でpH21
ζ調整し、クロロホルム50耐で4回抽出した。抽出液
を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残
渣に酢酸エチルを加え、晶析を行ない目的とする化合物
Iを8.2Of得た(収率47%)。
Iこ窒素下、乾燥テトラヒドロフラン(’I’E[F)
80g/を加え懸濁し、この懸濁液に8−ターシャリ−
・ブチル−4−(ジメチル・ターシャリ−ブチルシリル
オキシ)ベンズアルデヒド8.19 Fと1−アセチル
−2−ピロリドン8.56Nとを乾燥THF80g/に
溶解したものを、水浴上で攪拌しながら加え、ゆっくり
室温まで昇温後16時間反応させた。反応終了後、冷却
した反応液にメタノール5mlを加え、この混合物を冷
水160m1に注ぎ入れた。これを6N硫酸でpH21
ζ調整し、クロロホルム50耐で4回抽出した。抽出液
を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残
渣に酢酸エチルを加え、晶析を行ない目的とする化合物
Iを8.2Of得た(収率47%)。
実施例2〜5 化合物■〜■の合成
実施例6 化合物lの合成
化合物■t、osgをエタノール100m/に懸濁し、
触媒として、パラジウム炭素(5%)542ダを添加し
、攪拌しながら室温で水素ガスを8時間通気した。触媒
をP別し、P液を濃縮乾固した。
触媒として、パラジウム炭素(5%)542ダを添加し
、攪拌しながら室温で水素ガスを8時間通気した。触媒
をP別し、P液を濃縮乾固した。
残渣にクロロホルムを加えて晶析し、目的とする化合物
Iを0.52F得た(収率64%)。
Iを0.52F得た(収率64%)。
実施例7 化合物■の合成
2Mマグネシウム・メチル・カーボネート(MMO)の
ジメチルホルムアミド(DMIF )溶液90gtに、
窒素下、2−ピロリドン4.56 Illを加え、油浴
上110℃で攪拌しながら2時間反応させた。続いて、
8.6−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド17.58 f 全乾燥DMF50+w
tに懸濁したものを加え、油浴と110℃で攪拌しなが
ら16時間反応させた。反応終了後、冷却した反応液を
氷12(1/塩酸Bowlの混合物に注ぎ入れ、この混
合物に水11を加え、室温で1夜放置した。析出した沈
澱を濾過し水で洗浄した。得られた固体をシリカゲルを
担体とし、クロロホルムと酢酸エチルの10:1混合液
を溶出液とするカラムクロマトグラフィーにより精製し
た。目的物質を含む両分を集めて溶媒を留去した。この
残渣にクロロホルムを加えて晶析し、目的とする化合物
璽を8.78f得た(収率21%)。
ジメチルホルムアミド(DMIF )溶液90gtに、
窒素下、2−ピロリドン4.56 Illを加え、油浴
上110℃で攪拌しながら2時間反応させた。続いて、
8.6−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド17.58 f 全乾燥DMF50+w
tに懸濁したものを加え、油浴と110℃で攪拌しなが
ら16時間反応させた。反応終了後、冷却した反応液を
氷12(1/塩酸Bowlの混合物に注ぎ入れ、この混
合物に水11を加え、室温で1夜放置した。析出した沈
澱を濾過し水で洗浄した。得られた固体をシリカゲルを
担体とし、クロロホルムと酢酸エチルの10:1混合液
を溶出液とするカラムクロマトグラフィーにより精製し
た。目的物質を含む両分を集めて溶媒を留去した。この
残渣にクロロホルムを加えて晶析し、目的とする化合物
璽を8.78f得た(収率21%)。
実施例8 化合物■の合成
8.6−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド0.70fと8−カルボキシ−1−メチ
ル−2−ピロリドン0.’12fとをピリジン10s+
lとピペリジン0.2 stに溶解し、油浴上110℃
で攪拌しながら18時間反応させた。反応終了後、冷却
した反応液を冷水100m?に注ぎ入れ、6N硫酸でp
H4に調整し、これをクロロホルム60slで8回抽出
し、水80Witで2回洗浄した。抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧下に濃縮乾固した。残渣をヘキサ
ン:酢酸エチル(1:1)の混合溶媒を展開溶媒とする
調製用薄層クロマトグラフィーにかけ、Rf=0.18
の両分を果め分取した。この分取物に酢酸エチルを加え
て晶析し、目的とする化合物■を0.2°8f得た(収
率80%)。
ンズアルデヒド0.70fと8−カルボキシ−1−メチ
ル−2−ピロリドン0.’12fとをピリジン10s+
lとピペリジン0.2 stに溶解し、油浴上110℃
で攪拌しながら18時間反応させた。反応終了後、冷却
した反応液を冷水100m?に注ぎ入れ、6N硫酸でp
H4に調整し、これをクロロホルム60slで8回抽出
し、水80Witで2回洗浄した。抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧下に濃縮乾固した。残渣をヘキサ
ン:酢酸エチル(1:1)の混合溶媒を展開溶媒とする
調製用薄層クロマトグラフィーにかけ、Rf=0.18
の両分を果め分取した。この分取物に酢酸エチルを加え
て晶析し、目的とする化合物■を0.2°8f得た(収
率80%)。
実施例9 化合物Xの合成
化合物10.5Fと、無水酢酸5耐と硫酸0.1 ml
との混合物を油浴上100℃にて攪拌しながら8時間反
応させた。反応終了後、過剰の無水酢酸を水浴上70℃
にて減圧留去し、残液にクロロホルム50g?を加え溶
解した。この溶液を20mの水で2回洗浄し、濃縮乾固
した。残った固体にメタノールを加え、晶析を行ない目
的とする化合物Xを0.589F得た(収率84%)。
との混合物を油浴上100℃にて攪拌しながら8時間反
応させた。反応終了後、過剰の無水酢酸を水浴上70℃
にて減圧留去し、残液にクロロホルム50g?を加え溶
解した。この溶液を20mの水で2回洗浄し、濃縮乾固
した。残った固体にメタノールを加え、晶析を行ない目
的とする化合物Xを0.589F得た(収率84%)。
実施例10 化合物■の合成
化合物x0.539fと、抱水1:F:Fジ:zO,1
86yxlとDMIF 10m?との混合物を室温にて
攪拌しながら5時間反応させた。反応終了後、水5(J
xlを加え、−晩装置し、析出した沈澱を一過し、水で
洗浄した。得られた固体を酢酸エチルとn−ヘキサンの
1=5混合溶媒より晶析を行ない、目的とする化合物■
を0.838F得た(収率69%)。
86yxlとDMIF 10m?との混合物を室温にて
攪拌しながら5時間反応させた。反応終了後、水5(J
xlを加え、−晩装置し、析出した沈澱を一過し、水で
洗浄した。得られた固体を酢酸エチルとn−ヘキサンの
1=5混合溶媒より晶析を行ない、目的とする化合物■
を0.838F得た(収率69%)。
実施例11 化合物■の合成
8−(8,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−メトキ
シベンジリデン)−2−ピロリドン0.885fにトル
エン80slと90%ぎ酸15耐とを加え、油浴とで攪
拌しながら一晩水を共沸除去した。反応終了後、溶媒を
減圧留去し、シリカゲルを担体とするカラムクロマトグ
ラフィーにかけ、クロロホルムで溶出を行ない、目的物
質を含む両分を集め溶媒を留去した。得られた固体に酢
酸エチルを加え、晶析を行ない目的とする化合物Mを1
72ダ得た(収率29%)。
シベンジリデン)−2−ピロリドン0.885fにトル
エン80slと90%ぎ酸15耐とを加え、油浴とで攪
拌しながら一晩水を共沸除去した。反応終了後、溶媒を
減圧留去し、シリカゲルを担体とするカラムクロマトグ
ラフィーにかけ、クロロホルムで溶出を行ない、目的物
質を含む両分を集め溶媒を留去した。得られた固体に酢
酸エチルを加え、晶析を行ない目的とする化合物Mを1
72ダ得た(収率29%)。
実施例12 化合物■の合成
8−(8,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロ
キシベンジリデン)−2−ピロリドン0.484g(化
合物I)に無水酢酸2dを加え、攪拌しながら油浴上5
0℃にて8時間反応させた。
キシベンジリデン)−2−ピロリドン0.484g(化
合物I)に無水酢酸2dを加え、攪拌しながら油浴上5
0℃にて8時間反応させた。
反応終了後、過剰の無水酢酸を水浴上70℃にて減圧留
去し、残液にクロロホルム50xlを加え溶解した。こ
の溶液を20g/の水で2回洗浄し、濃縮乾固した。残
った固体にエタノールを加え、晶析を行ない目的とする
化合物罵を0.428F得た(収率89.0%)。
去し、残液にクロロホルム50xlを加え溶解した。こ
の溶液を20g/の水で2回洗浄し、濃縮乾固した。残
った固体にエタノールを加え、晶析を行ない目的とする
化合物罵を0.428F得た(収率89.0%)。
実施例18 化合物■の合成
、 8−(8,5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4
−メトキシベンジリデン)−2−ピロリドン1.09f
にトルエン25ttlを加え懸濁し、この懸濁液にラウ
エッソン試薬(2,4−ビス(4−メトキシフェニル”
) −2,4−ジチオキソ−1,8,2,4−ジチアジ
ホスフエタン)2.02Fを加え、油浴J:110℃で
攪拌しながら5時間反応させ、溶液とした。
−メトキシベンジリデン)−2−ピロリドン1.09f
にトルエン25ttlを加え懸濁し、この懸濁液にラウ
エッソン試薬(2,4−ビス(4−メトキシフェニル”
) −2,4−ジチオキソ−1,8,2,4−ジチアジ
ホスフエタン)2.02Fを加え、油浴J:110℃で
攪拌しながら5時間反応させ、溶液とした。
反応終了後、冷却した反応液を氷80fに注ぎ入れ、ク
ロロホルムBowlで8回抽出した。抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をメタノ
ールより再結晶すると目的とする化合物■を894wg
得た(収率24%)。
ロロホルムBowlで8回抽出した。抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をメタノ
ールより再結晶すると目的とする化合物■を894wg
得た(収率24%)。
実施例14 化合物■の合成
8.5−ジ・ターシャリ−・ブチル−4−メトキシベン
ズアルデヒド8.78F、1−アセテルー2−ピペリド
ン2.12N、水素化ナトリウム(油性、含f!60%
)1.80j1.乾燥テトラヒドロフラン60m1を用
い、実施例1に示した反応条件を用い目的とする化合物
■を965q得た(収率20%)。
ズアルデヒド8.78F、1−アセテルー2−ピペリド
ン2.12N、水素化ナトリウム(油性、含f!60%
)1.80j1.乾燥テトラヒドロフラン60m1を用
い、実施例1に示した反応条件を用い目的とする化合物
■を965q得た(収率20%)。
実施例16 化合物■の合成
化合物vO,70fをエタノール60ゴに懸濁し、触媒
としてパラジウム炭素(5%) 85 Gqを加え、攪
拌しながら室温で、水素ガスを8時間通気した。触媒を
P別し、P液を減圧下に濃縮乾固した。残渣に酢酸エチ
ルを加え晶析を行ない、目的とする化合物葺を0.45
F得た(収率64%)。
としてパラジウム炭素(5%) 85 Gqを加え、攪
拌しながら室温で、水素ガスを8時間通気した。触媒を
P別し、P液を減圧下に濃縮乾固した。残渣に酢酸エチ
ルを加え晶析を行ない、目的とする化合物葺を0.45
F得た(収率64%)。
Claims (21)
- (1)下記の一般式(1)で表わされるラクタム誘導体
及びチオラクタム誘導体並びにその造塩可能なものの塩
。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、R^1は水素、C_1〜C_3のアルキル基、
ベンジル基またはCOR^6(R^6は水素またはC_
1〜C_3のアルキル基を示す)で表わされるアシル基
を表わし、R_2は水素またはC_1〜C_6のアルキ
ル基を表わし、R^3及びR^4は独立に水素であるか
または一緒になつて一つの化学結合を表わし、R^5は
水素、C_1〜C_3のアルキル基またはR^7CO(
R^7は水素またはC_1〜C_3のアルキル基を示す
)で示されるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫
黄原子を表わし、nは2〜5を表わす。〕 - (2)R^3及びR^4が独立に水素である特許請求の
範囲第1項記載のラクタム誘導体及びチオラクタム誘導
体並びにその造塩可能なものの塩。 - (3)R^3及びR^4が一緒になつて一つの化学結合
を形づくつている特許請求の範囲第1項記載のラクタム
誘導体及びチオラクタム誘導体並びにその造塩可能なも
のの塩。 - (4)Xが酸素原子である特許請求の範囲第1項記載の
ラクタム誘導体及びその造塩可能なものの塩。 - (5)Xが硫黄原子である特許請求の範囲第1項記載の
チオラクタム誘導体及びその造塩可能なものの塩。 - (6)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体及びその塩。 - (7)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体及びその塩。 - (8)式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体及びその塩。 - (9)式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (10)式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (11)式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (12)式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (13)式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (14)式(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (15)式(X) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (16)式(X I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (17)式(XII) ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (18)式(XIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第5項記載のチオラクタム誘導体。 - (19)式(XIV) ▲数式、化学式、表等があります▼(XIV) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第3項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (20)式(XV) ▲数式、化学式、表等があります▼(XV) で表わされる特許請求の範囲第1項もしくは第2項もし
くは第4項記載のラクタム誘導体。 - (21)下記の一般式(1)で表わされるラクタム誘導
体及びチオラクタム誘導体並びにその造塩可能なものの
塩を有効成分とする抗炎症剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、R^1は水素、C_1〜C_3のアルキル基、
ベンジル基またはCOR^6(R^6は水素またはC_
1〜C_3のアルキル基を示す)で表わされるアシル基
を表わし、R^2は水素またはC_1〜C_6のアルキ
ル基を表わし、R^3及びR^4は独立に水素であるか
または一緒になつて一つの化学結合を表わし、R^5は
水素、C_1〜C_3のアルキル基またはR^7CO(
R^7は水素またはC_1〜C_3のアルキル基を示す
)で示されるアシル基を表わし、Xは酸素原子または硫
黄原子を表わし、nは2〜5を表わす。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60058971A JPH0623194B2 (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 新規ラクタム誘導体及び抗炎症剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60058971A JPH0623194B2 (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 新規ラクタム誘導体及び抗炎症剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218571A true JPS61218571A (ja) | 1986-09-29 |
JPH0623194B2 JPH0623194B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=13099731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60058971A Expired - Lifetime JPH0623194B2 (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 新規ラクタム誘導体及び抗炎症剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623194B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61257967A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-15 | Eisai Co Ltd | 2−ピロリドン誘導体 |
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US4849428A (en) * | 1987-11-23 | 1989-07-18 | The Procter & Gamble Company | Cyclic anti-inflammatory derivatives of di-tert-butylphenol compounds, compositions and use |
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EP0409163A2 (en) * | 1989-07-17 | 1991-01-23 | Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. | Novel cyclic vinylogous N-hydroxy-N-methylureas useful as 5-lipoxygenase inhibitors |
WO1992012966A1 (fr) * | 1991-01-21 | 1992-08-06 | Shionogi Seiyaku Kabushiki Kaisha | Analogue de 3-benzylidene-1-carbamoyl-2-pyrrolidone |
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CN106748949A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-05-31 | 厦门大学 | 一种合成α,β不饱和酰胺化合物的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57130950A (en) * | 1981-02-05 | 1982-08-13 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 3,5-di-tert-butyl-4-hydroxystyrene derivative and anti- inflammatory, analgesic, antipyretic agent and inhibitor for blood platelet aggregation |
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-
1985
- 1985-03-23 JP JP60058971A patent/JPH0623194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1992012966A1 (fr) * | 1991-01-21 | 1992-08-06 | Shionogi Seiyaku Kabushiki Kaisha | Analogue de 3-benzylidene-1-carbamoyl-2-pyrrolidone |
US5319100A (en) * | 1991-01-21 | 1994-06-07 | Shionogi Seiyaku Kabushiki Kaisha | 3-benzylidene-1-carbamoyl-2-pyrrolidone analogues |
US5319099A (en) * | 1991-01-21 | 1994-06-07 | Shionogi Seiyaku Kabushiki Kaisha | 3-benzylidene-1-carbamoyl-2-pyrrolidone compounds useful as antiinflammatory agents |
US5270339A (en) * | 1991-04-05 | 1993-12-14 | Kanagafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Phenoxybenzene derivative |
WO1992017447A1 (en) * | 1991-04-05 | 1992-10-15 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Phenoxybenzene derivative |
CN106748949A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-05-31 | 厦门大学 | 一种合成α,β不饱和酰胺化合物的方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0623194B2 (ja) | 1994-03-30 |
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