JPH01228975A - ベンゾチアジン―1,1―ジオキシド誘導体及びそれを含有する医薬組成物 - Google Patents

ベンゾチアジン―1,1―ジオキシド誘導体及びそれを含有する医薬組成物

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JPH01228975A
JPH01228975A JP63055287A JP5528788A JPH01228975A JP H01228975 A JPH01228975 A JP H01228975A JP 63055287 A JP63055287 A JP 63055287A JP 5528788 A JP5528788 A JP 5528788A JP H01228975 A JPH01228975 A JP H01228975A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は医薬として優れた作用を有づる新規なベンゾチ
アジン−1,1−ジオキシド誘導体、そのg!A造方法
及びそれを含有する医薬組成物に関する。
[従来の技術] 従来より消炎剤として種々のタイプのものが提案され又
臨床に供されている。このうち数も多く代表的なものが
DI W皮質ステロイド様化合物およびシクロオキシゲ
ナーゼ阻害物質であり、これらは原因の如何にかかわら
ず炎症反応、即ち血管拡張や透過性へ進に基づく浮腫を
抑制する。
しかしながら、副腎皮質ステロイド様化合物の場合、生
理作用に由来する副腎皮質機濠障害、シクロオキシゲナ
ーぜ阻害物質の場合、胃粘膜保護作用物質(例えばプロ
スタグランジンE2)の生合成抑制に基づく胃14害と
薬効発規機構に由来する強い副作用を示す。
[発明が解決しようとする課題] 従って本発明の目的は従来のDI腎皮質ステロイド様化
合物や単純なシクロオキシゲナーゼ阻害物質で見られる
ような副奇皮質機能w5害や胃障害等の副作用を示さず
に抗炎症作用等を有する新規な化合物を提供することに
ある。
[課題解決のための手段] ゛本発明者は、ヒアルロニダーゼが炎症及びアレルギー
に関与し、その阻害剤は、抗炎症剤及び抗アレルギー剤
になり得ることを報告しているが[「ジャパニーズ ジ
ャーナル オン インフラメーション」(“Japan
ese Journal ofInflammatio
n”)第4巻第4号第437頁(1984年)]、この
研究を更に進めた結果、特定のベンゾチアジン−1,1
−ジオキシド誘導体がヒアルロニダーゼに対して強い阻
害作用を有し、従って抗炎症剤や抗アレルギー剤等の医
薬として有効であることを見い出した。
従って本発明は、−股式 及び/又は−最大 (式I11、■中、R1はカルボキシル基又はテトラゾ
ール基であり、 R2及びR3は、水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ基、
シアノ基、トリフルオロメチル基、チオール基、低級ア
ルキル基、低飄アルコキシ基、低級アルキルカルボニル
基、低級アルキルカルボオキシ基及び低級チオアルコキ
シ基からなる群から選択される原子又は置換基であり、
R2とR3とは同一であっても異なっていても良い)で
示されるベンゾチアジン−1,1−ジオ1シト誘導体又
はその薬理的に許容できる塩に関するものである。
また本発明は、−最大 (式(11)中、R4は水酸基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、N−オキシコハク酸イミド基、ハロゲン原
子又は2個の一〇OR4で酸無水物基を形成し得る基で
ある)で示される4−ヒドロキシ−2−メチル−2H−
1,2−ベンゾチアジン−1゜1−ジオキシド−3−カ
ルボン酸又はそのエステルと、 一般式 (式(5)中、R1はカルボキシル基又はテトラゾール
基であり、 R2及びR3は、水素、ハロゲン、水酸基、ニドO基、
シアムLトリフルオロメチル基、チオール基、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、低級アルキルカルボニル基
、低級アルキルカルボオキシ基及び低級チオアルコキシ
基からなる群から選択される原子又は置換基であり、R
2とR3とは同一であっても異なっていても良い)で示
されるアニリン11体とを、不活性溶媒中で縮合反応さ
せる工程を含むことを特徴とする前記−最大(1)及び
/又は■で示されるベンゾデアジン−1,1−ジオキシ
ド誘導体又はその薬理的に許容できる塩の製造方法に関
するものでもある。
更に本発明は、前記−最大I11及び/又は■で示され
るベンゾデアジン−1,1−ジオキシド誘導体及び/又
はその薬理的に許容できる塩を有効成分として含み、ヒ
アルロニダーピ阻害活性を有することを特徴とする医薬
組成物に関するものでもある。
先ず、本発明の新規化合物であるベンゾチアジン−1,
1−ジオキシド誘導体について詳説する。
この化合物は、上述のように一般式 及び/又は−最大 によって示されるものである。本発明の化合物を2つの
一般式により定義したのは、この化合物が、通常、−最
大111と一般式(I[lで示される2種の互変異性体
からなるからである。但し本発明の化合物は、一般弐H
の化合物ど一般式りの化合物とからなる互変異性体混合
物以外に、該混合物から単離された一般式I11の化合
物又は−最大(2)の化合物の単独からなるものでも良
い。
また−最大+11の化合物及び/又は一般弐田)の化合
物から常法により得られた薬理的に許容できる塩も本発
明の化合物に包含される。薬理的に許容できる塩の具体
例としては、ナトリウム塩、カリウム塩などの無機塩の
付加塩を挙げることができる。
一般式11)及び一般弐■中の置換基に関して、R1は
カルボキシル基又はテトラゾール基に限定される。その
理由は、後述の実施例から明らかなように、R1がカル
ボキシル基又はテトラゾール基の場合にのみ、ヒアルロ
ニダーゼVA書作用が認められるからである。
またR 及びR3は、上で定義した、互いに同−又は異
なる各種置換基からなるが、この定義中において用いら
れた「低級アルキル」とは炭素数1〜6@の直鎖又は分
岐鎖を含む一般式 CnH−(n−1〜6)で示される
アルキル基を2n+1 意味し、また[低級アルコキシ1とは炭1fi1〜6個
の直鎖又は分岐鎖を含む一般式C3H2n+l−0−(
n−1〜6)で示されるアルコキシ基を意味する。
本発明の化合物は、起’mM素、ヒアルロニダーゼに対
し強い阻害作用を有しており、即時型アレルギー、関節
炎、リウマチ性関節炎等のごとき疾病及びその伯の炎症
疾患による疼痛の緩和のために有効であり、医薬として
の有用性を有する。
本発明の一般式(I)及び−最大(n)の化合物の代り
に、R1がアルコキシカルボニル曇である対応するエス
テル化合物を用いた場合には、該化合物は生体内で加水
分解されることにより、本発明の上記−最大の化合物と
同様の作用を有する。
次にベンゾチアジン−1,1−ジオキシド誘導体又はそ
の塩を製造するための本発明の詳細な説明する。
本発明の製造方法において、出発物質として用いられる
化合物は、−最大 (式中、R4は水fIil、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、N−オキシコハク酸イミド基、ハロゲン原子又
は2個の一〇OR4で酸無水物基を形成し得る基である
)で示される4−ヒドロキシ−2−メチル−2)(−1
,2−ベンゾチアジン−1゜1−ジオキシド−3−カル
ボン酸又はそのエステルと、−最大 (弐頭巾、R1はカルボキシル基又はテトラゾール基で
あり、 R及びR3は、水素、ハ11ゲン、水酸基、ニドo1、
シアン基、トリフルAロメチル塁、チA−ル基、低級ア
ルキル基、低板アルコキシ基、低級アルキルカルボニル
基、低級アルキルカルボオキシ基及び低級チオアルコキ
シ基からなる群から選択される原子又は置換基であり、
R2とR3とは同一であっても異なっていても良い)で
示されるアニリン誘導体とを使用する。
出発物質である一般式[[1の化合物は、例えばジョセ
フ G、 ロンバーブイノ等の方法[J。
Wed、 Che!1. Vol、14.1171 (
1971)]などの周知の方法によって得られる。−最
大I中のR4として定義されたアルコキシ基の好ましい
ものとしては、炭素数1〜6の直鎖又は分岐アルコキシ
基が挙げられ、またハロゲン原子の好ましいものとして
は、塩素、沃素、臭素が挙げられる。
またR4としてのアリールオキシ基の好ましいものは、
フェノキシ基、モノ、ジ又はトリニトロフェノキシ基等
が挙げられる。
また他の出発物質である一数式剪の化合物もあるものは
商業的に入手可能であり、またその池のものも周知の方
法によって合成可能である。
目的物質である一般式[11の化合物及び一般弐(11
の化合物がヒアルロニダーゼ阻害活性を有するためには
、出発物質である一般式(5)の化合物もR1がカルボ
キシル基又はテトラゾール基である、アミノ安息香Wi
lt導体又はテトラゾール−5−イルアニリン類を使用
することが有利である。
−最大l)の化合物と一数式■の化合物との反応は、不
活性溶媒中で行なわれる。不活性溶媒としては、例えば
乾燥ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
溶媒の1種又は2種以上が好ましく用いられるが、これ
以外の有様溶媒も適宜使用し得る。−最大(IIDの化
合物1モルに対して一数式■の化合物を0.1〜10モ
ル、好ましくは0.5〜2.5モル使用するのが好まし
く、上記溶媒中で反応させるすることにより、脱水脱ア
ルコール又は脱ハロゲン化水素縮合反応が起り、目的と
する一数式Il+の化合物及び/又は−最大■の化合物
が得られる。脱アルコール縮合反応で生じる副生成物が
揮発性アルコールの場合、これを熱時留去することによ
り目的化合物を非蒸留物として容易に単離し得る。
また副生アルコールが蒸留により留去しにくくても、合
成化学上使用し得るカラムクロマトグラフィー(例えば
シリカゲル、活性炭、ポリアミド、セルロース等を用い
たもの)により目的化合物を単11精製し得る。
又−最大lの化合物と一数式■の化合物とをジシクロへ
キシルカルボイミド等の縮合剤を用いて綜合反応させ、
目的化合物を得ることもできる。
その弛の有機合成反応に有用な縮合反応例えば酸無水物
法、酸ハロゲン化物法、フォスフアゾ法を用いて目的化
合物を得ることもできる。
次に本発明の医薬組成物について説明する。
本発明の医薬組成物は、上述の一数式tIl及び/又は
−最大■で示されるベンゾチアジン−1,1−ジオキシ
ド誘導体及び/又はその薬理的に許容できる塩を有効成
分として含み、ヒアルロニダーゼ阻害活性を有すること
を特徴とする。上述の如く、このヒアルロニダーゼ阻害
活性は、−最大!1)及び−最大fIOの化合物におい
て、置換基R1がカルボキシル基又はテ]・ラゾール基
であることによって発現される。従って、本発明の医薬
組成物は、ヒアルロニダーゼ阻害活性を有する有効成分
を含み、即時型アレルギー、関節炎、リウマチ性関節炎
等の如き疾病及びその他の炎症性疾患による疼痛の緩和
のために有効な医薬組成物である。
本発明の医薬組成物を、これらの疾病の治療剤として患
者に投与する場合は、そのmは疾病の種類、症状の程度
、患者の年齢、健康状態、体重、同時処置がある場合な
らばその種類、処置頻度、所望の効果の性質などによっ
て異なり特に限定はされないが、成人1日あたり約5I
I1g〜1.000■、好ましくは約10η〜500■
の有効成分を経口若しくは非経口的に1日1回若しくは
それ以上投与する。特に各種炎症疾患又はアレルギー疾
患の治療剤として用いる場合、投与岱は上記の範囲に包
含されるが、通常の好ましい例をあげれば成人1日あた
り約10■〜500η、更に好ましくは約30■〜30
0■である。
投与剤型としては、例えば散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤
、カプセル剤、坐剤、注)1剤などがあげられる。製剤
化の際は、通常の製剤担体を用い、常法により製造する
すなわち、経口用固形製剤を調製する場合は有効成分に
賦形剤、更に必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着
色剤、矯味矯臭剤などを加えた後、常法により錠剤、被
覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤などとする。
賦形剤としては、例えば乳糖、コーンスターチ、白糖、
ブドウ糖、ソルビット、結晶セルロース、二酸化ケイ素
などが、結合剤としては、例えばポリビニルアルコール
、ポリビニルエーテル、エチルセルロース、メチルセル
ロース、アラビアゴム、トラガント、ゼラチン、シェラ
ツク、ヒトOキシプロピルセルロース、ヒトOキシプロ
ピルスターチ、ポリビニルピロリドンなどが、崩壊剤と
じては、例えばデンプン、寒天、ゼラチン末、結晶セル
ロース、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、クエン
酸カルシウム、デキストリン、ペクチン等が、滑沢剤と
しては、例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ポ
リエチレングリコール、シリカ、硬化植物油等が、着色
剤としては医薬品に添加することが許容されているもの
が、矯味矯臭剤としては、ココア末、ハツカ脳、芳香酸
、ハツカ油、電脳、桂皮末等が用いられる。これらの錠
剤、顆粒剤には糖衣、ゼラチン衣、その他必要により適
宜コーティングすることはもちろんさしつかえない。
注射剤をmlする場合には、有効成分に必要により1)
HvA整剤、緩衝剤、安定化剤、可溶化剤などを添加し
、常法により静脈内用注射剤とする。
[実施例] 先ず本発明のベンゾチアジン−1,1−ジオキシド誘導
体の製造実施例を説明し、次に得られたベンゾチアジン
−1,1−ジオキシド誘導体の薬理試験例について説明
する。
製造実り色例1 式(2)の化合物として、4−ヒドロキシ−2−メチル
−3−メトキシカルボニル−28−1,2−ベンゾチア
ジン−1,1−ジオヤシドロ、0yを使用し、これに、
式■の化合物として2−(テトラゾール−5′−イル)
アニリン3.83を加え、混合物をO−キシレン80t
e中で24時間遠流下に加熱して縮合反応させた。
不溶物を熱時濾取し、0−キシレンで洗浄した。
残潰をジオキサン−水から再結晶し、4〜ヒドロキシ−
2−メチル−N−(2’ −テトラゾール−5′−イル
フェニル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カル
ボキサミド−1,1−ジオキシド(表−1中の化合物N
α1に相当する)7.5gを得た。
融点256−258℃ 元素分析値(%) C17H14N604Sとしての計算値:C,52,2
5H,3,54 実測値: C,51,30H,3,56 製造実施例2〜15 式(至)の化合物として神々のアニリン誘導係を使用し
た以外は製造実施例1と罎本的に同様の方法で下記のベ
ンゾチアジン−1,1−ジオキシド誘導体を得た。
化合物Nα        化合物色 2  4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′−カル
ボキシフェニル 1、2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1
−ジオキシド 3   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′−力
ルボキシ−4′−クロロフェニル)−28−1.2−ベ
ンゾチアジン−3−カルボキサミド−1.1−ジオキシ
ド 4   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′−力
ルボキシ−5′−クロロフェニル)−2H−1.2−ベ
ンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシ
ド 5   4−ヒドロキシ−2−メヂルーN−(2′ −
力ルボキシ−3′−メチルフェニル)−2H−1.2−
ベンゾデアジン−3−カルボキサミド−1.1−ジオキ
シド 6   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′−力
ルボキシ−4′−メチルフェニル)−28−1.2−ベ
ンゾチアジン−3−カルボキサミド−1.1−ジオキシ
ド 7   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′−力
ルボキシ−4′−ヒト0キシフエニル)−2H−1.2
−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1.1−ジオ
キシド 8   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′−力
ルボキシ−6′−ヒドロキシフェニル)−2H−1.2
−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1.1−ジオ
キシド 9   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2′ −
カルボキシ−5′−二トロフェニル)−2H−1.2−
ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−ジオキ
シド 10   4−ヒドロキシ−2−メグルーN−く3′−
力ルポキシフェニル)−2H−1、2−ベンゾチアジン
−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシド 11   4−ヒドロキシ−2−メヂルーN−(4′−
カルボキシフェニル)−2H−1、2−ベンゾチアジン
−3−カルボキサミド−1.1−ジオキシド 12   4−ヒト0キシ−2−メチル−N−(3′−
力ルボキシ−6′−クロロフェニル)−28−1.2−
ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1.1−ジオキ
シド 13   4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(3′−
カルボキシ−2′ −ヒドロキシ”2エニル)−2H−
1,2−ベンゾチアジン−3−カルボ1サミドー1.1
−ジオキシド 14  4−ヒトOキシー2−メチル−N−(3′−カ
ルボキシ−4′−ヒドロキシフェニル)−2)−1−1
,2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−
ジオキシド 15  4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(4′−カ
ルボキシ−5′−ヒドロキシフェニル)−28−1,2
−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド−1,1−ジオ
キシド 1qられた化合物Nα2〜15の融点、赤外線吸収スペ
クトル及びマススペクトルデータは、製造実施例1で得
られた化合物順1のデータとともに表−1に一括して示
した。
次に本発明の化合物の薬理作用を各種試験例により説明
する。
簗理試験例1(ヒアル1コニダーピ活性に及は1影習) 酵素としてウシコラ丸山来のヒアルロニダーゼ(シグマ
社製:0.8■/aiりを用い、各濃度の検体(化合物
ね1.2.4.7.8.9.13)を0,1M酢酸緩衝
液(pH3,5)中で37℃にて20分間加温した後、
塩化カルシウムを5mHになる様に加え、続いて20分
間加温した。
これにヒアルロン酸カリウムを同緩衝液中に2゜4tt
ry/IR1になる様に加え37℃にて40分間加温し
た。
反応停止後、基質氷解(6)をモルガンエルラン法を用
い585nllに於ける呈色から求め、検体の各濃度に
於ける正常の酵素反応に及ぼす影響を測定した。
結果は第1図に示した。
第1図の結果から本発明の化合物は優れたヒアルロニダ
ーゼ阻害作用を有していることが明らかとなった。
更に、本試験例ではシクロオキシゲナーゼ阻害剤ピロキ
シカムについても調べたが、この薬剤は同じくベンゾチ
アジン−1,1−ジオキシド誘導体に属するものの、本
酵素活性に対し実験濃度域o、oi〜Q、31では全く
影響を及ぼさないこと、及び4−ヒトOキシー2−メチ
ル−N−(フェニル)−2H−1,2−ベンゾチアジン
−3−カルボキサミド−1,1−ジオキシドにも同様に
作用が認められないことが明らかとなった。
本試験例から、上記の一般式tIl及び(mで示される
ベンゾチアジン−1,1−ジオキシドm1体のR1がカ
ルボキシル基又はテトラゾール基であることがヒアル0
ニダーゼ阻害作用を示すのに必要であることが明らかと
なった。
又、本発明者が既に報告[Che■、 Phar■。
Bull、、33(9)、3738 (1985)] 
している、抗アレルギー剤であり且つヒアルロニダーゼ
阻害剤であるトラニラストの50%酵素阻害濃度が0.
231H程度であることに比べ、本発明の化合物の本酵
素阻害活性は極めて高いことが明らかとなった。
薬理試験例2(カラゲニンによるラット屋蹟浮腫に対す
る作用) カラゲニン1%溶液0.1−を体重200−2509の
SD系雌雄性ラット右足足踏皮肉に投与し、検体をカラ
ゲニン投与60分前に強制経口投与した。化合物Na1
はラット体11 Kg当り200■に於いて、対照の検
体溶媒投与群に比して、有為な浮腫の抑制作用を示した
。即ち第2図に示すようにカラゲニン投与後30分に於
いて抑制率54%に達しカラゲニン投与3時間後に於い
てもほぼ同様の抑制効果を示した。本試験例から、本発
明の化合物の消炎効果が動物実験に於いて証明し得た。
薬理試験例3(コンカナバリAによるラット腹腔肥満細
胞からのヒスタミン遊離に 対する作用) R,Pシラガニアン(siraganian)の方法[
J、 1mmuno1. 、114,886(1974
) ]に準じて行なった。即ち、ラット腹腔肥満細胞浮
遊液、ホスファチジルセリン及び検体を含むロック(L
ocke )液を37℃で20分間加温した。尚、ホス
ファチジルセリン及び検体は最終よ1度各々3.0μg
/−10,2mHになる様に加えた。コンカナバリンA
溶液を加え、37℃にて10分間反応させた。
水冷後25oOrpIll、4℃で10分間遠心分離し
上澄部と沈鎖部のヒスタミン量をショア(Shore 
)らの方法(J、 Exp、 Ther、、127.1
82(1959) ニより測定しヒスタミン遊離率を求
めた。結果は表−2に示すように、検体を省いた同系の
正常なヒスタミン遊離反応に対し本発明の化合物は阻害
作用を示した。
既知の抗アレルギー剤例えばトラニラストは同様のコニ
カバリンAによるラット腹腔肥満細胞からのヒスタミン
遊離反応に対し0.3mHに於いて20%程度の抑制作
用を示し抗アレルギー作用を発現するという本発明者の
報告[Chem、 Pharm。
Bull、、 33(9)、 3738 (1985)
]があるが、これに比べ本発明の化合物の活性は極めて
高いことは明らかであり、該活性に基づきアレルギー反
応を抑制し得る。  ゛ 薬理試験例4(ラット4811”i間ホモロガス(lu
+molooous)P CA反1芯に対する作用) 体重200〜250gのSD系雌雄性ラット背部皮肉に
生理食塩水で希釈したラット抗卵白アルブミン血清0.
11n!!、を注射して受動的に感作した。
48時間後、抗原卵白アルブミン5■を含む1%エバン
スブルー0.5dを静脈内に投与した。30分後に放血
致死せしめ皮膚を剥離した後、漏出色素ωをカタヤマら
の方法[Hicrobial。
tmmunol、、122(2)、 89(1987)
 ]に従い測定した。
尚、検体は抗原投与60分前に強制経口投与した。
結果は表−3に示した。
本発明の化合物Nα1は対照として用いたトラニラスト
に比べより強い抑制効果を示した。
本試験例から本発明の化合物の抗アレルギー作用が動物
実験で証明し得た。
薬理試験例5(胃障害作用) 本発明の化合物Nα1及び周知のシクロオキシゲナーゼ
阻害剤インドメタシン、ピロキシカムのラット胃粘膜に
対する作用を検問した。即ち24時間絶食した体ff1
200−250!7のSD系雌雄性ラット化合物l1Q
1、インドメタシン及びピロキシカムをそれぞれ強制経
口投与した。絶食絶水下に投与v28時間放置し、麻酔
下に胃を摘出しホルマリン固定した。これを切開し、解
剖顕微鏡(10倍率)にて腺背部に発生した粘膜潰瘍の
長さを測定した。結果は表−4に示した。本発明の化合
物は全例に於いて詣瘍は認められなかった。
一方、ピロキシカムは100m9/に9の用量に於いて
、全例に著しい潰瘍が形成され、300Itg/に9の
用量では5例中3例が死亡し、生存例では橿めて重篤な
潰瘍が形成された。インドメタシンは50■/に9の用
量に於いて全例に極めて重篤な潰瘍が形成された。
本試験例より本発明の化合物には胃障害作用のないこと
が明らかとなった。
毒性試験例1 更に本発明の化合物について、ddy系1i性ンウスを
用いて静脈投与による急性温性試験を行ったところ、化
合物NQ 11ま10m=J/89〜500m9/に3
の投与5囲に於いてクヒ亡例を認めなかった(各群10
例)。
従って、本発明の化合物は起炎酵素、ヒアル0ニダーゼ
に対し穫めて優れた阻害作用を心し、カラゲニン誘発浮
腫に対する抑制効果、コンカナバリンAによるラット腹
腔肥満細胞からのヒスタミン7!1離抑υ1効果及びラ
ットホモロガスPC△反応抑制効果を示した。
更には薬用発現像を娼えて実験動物に投与しても胃障害
作用及びその他の他実質的なり1作用tま巨視的にも微
視的にも見られなかった。
従って、関WI炎、リウマチ性関節炎の叩き疾病、その
他の炎症性疾患による疼痛の緩和、気管支喘息、8アレ
ルギーの如き疾病、その他のアレルギー反応による症状
の緩和のための医薬として有用である。
表−2 表−3 表−4 次に本発明の医桑絹成物の製剤例を示す。
製剤例1(錠剤) 本発明化合物N01       50 g乳糖   
          109トウモロコシデンプン  
   30g結晶セルロース         8gヒ
ドロキシプロピルセルロース  1gステアリン酸マグ
ネシウム    1g00g [操作1 本発明化合物Nα1、乳糖、トウモロコシデンプン及び
結晶セルロースを混合し、これにヒドロキシプロピルセ
ルロースを水30H1に溶解して加え十分練合した。こ
の練合物を20メツシユの篩に通して顆粒状に造粒し乾
燥した後、得られた顆粒にステアリン酸マグネシウムを
混合し、1錠1゜0rtctに打錠した。
製剤例2(カプセル剤) 本発明化合物Nαi       100g乳糖   
         1 oogトウモロコシデンプン 
    507結晶セルO−ス        47g
ステアリン酸マグネシウム    3!700g し操作] 上記の成分を十分混合し、300■ずつ2号カプセルに
充填してカプセル剤とした。
製剤例3(顆粒剤) 本発明化合物Nα1      100g乳糖    
         470gトウモロコシデンプン  
   400ffヒドロキシプロピルセルロース  3
0g 000g し操作〕 本発明化合物Nα1、乳糖及びトウモロコシデンプンを
混合し、これにヒドロキシプロピルセルロースを水40
0dに溶解して加え十分練合した。
この練合物を29メツシコの篩に通して造粒し乾燥した
後、繁粒を行って顆粒剤を1すた。
製剤例4〈坐剤) 本発明化合物Nα1      509マクロゴール4
000    200sマクロゴール1500    
 50g00g [操作] マクロゴール4000及び1500を水浴上で溶融し、
細末とした本発明化合物Nα1を加えて均等に分散する
までかき混ぜ、全剤型へ注入して坐剤を得た。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、ヒアルロニダー
ぜ阻害活性を有し、医薬活性成分として有効なベンゾデ
アジン−1,1−ジオキシド誘導体及びその製造方法が
提供された。
また上記化合物を含み、抗炎症剤や抗アレルギー剤とし
て有用な医薬組成物も提供された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の化合物のヒアルロニダーゼ阻出願人 
株式会社日本ハイボックス 代理人  弁理士 中 村 静 男 第1図 マ  No、  1 ONo、2 ◇  No、  4 為    NOl 7 ム  No、8 −  N019 0   NO,+3 ・  ピロキシカム 第2図 時  間   (hr)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 及び/又は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (式( I )、(II)中、R_1はカルボキシル基又は
    テトラゾール基であり、 R_2及びR_3は、水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ
    基、シアノ基、トリフルオロメチル基、チオール基、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルカルボ
    ニル基、低級アルキルカルボオキシ基及び低級チオアル
    コキシ基からなる群から選択される原子又は置換基であ
    り、R_2とR_3とは同一であっても異なっていても
    良い) で示されるベンゾチアジン−1,1−ジオキシド誘導体
    又はその薬理的に許容できる塩。2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (式(III)中、R_4は水酸基、アルコキシ基、アリ
    ールオキシ基、N−オキシコハク酸イミド基、ハロゲン
    原子又は2個の−COR_4で酸無水物基を形成し得る
    基である)で示される4−ヒドロキシ−2−メチル−2
    H−1,2−ベンゾチアジン−1,1−ジオキシド−3
    −カルボン酸又はそのエステルと、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) (式(IV)中、R_1はカルボキシル基又はテトラゾー
    ル基であり、 R_2及びR_3は、水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ
    基、シアノ基、トリフルオロメチル基、チオール基、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルカルボ
    ニル基、低級アルキルカルボオキシ基及び低級チオアル
    コキシ基からなる群から選択される原子又は置換基であ
    り、R_2とR_3とは同一であっても異なっていても
    良い) で示されるアニリン誘導体とを、不活性溶媒中で縮合反
    応させる工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ベンゾチアジン−1,1−ジオキシド誘導体又はその薬
    理的に許容できる塩の製造方法。 3、請求項1に記載のベンゾチアジン−1,1−ジオキ
    シド誘導体及び/又はその薬理的に許容できる塩を有効
    成分として含み、ヒアルロニダーゼ阻害活性を有するこ
    とを特徴とする医薬組成物。
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