JPS5935280A

JPS5935280A - 画像処理装置

Info

Publication number: JPS5935280A
Application number: JP57144469A
Authority: JP
Inventors: Toru Suzuki; 透鈴木
Original assignee: Toshiba Corp; Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-08-20
Filing date: 1982-08-20
Publication date: 1984-02-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は光学的文字読取装置等の画像処理装置ｌこ関
する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、光学的文字読取装置（以下ＯＣＲと称する）等の
画像処理装置には、読取り対象である用紙（以下帳票と
称する）上の文字等のデータを走査する走査部の光電変
換素子としてＣＣＤ（Ｃｈａｒｇｅ　Ｃｏｕｐｌｅｄ　
Ｄｅｖｉｃｅ　）等のイメージラインセンサが多用され
ている。このイメージラインセンサには、例えば１０２
４ピツト、２０４８ビツト等の容量のものがあり、さら
に２０４８ビツト等のものを複数個使用して４０９６ビ
ツト等の容量にしたものがある。

具体的番こは、第１図に示すように例えば、２個のイメ
ージラインセンサＺ　ａ、　１ｂを使用して光電変換部
を構成する。そして、搬送される帳票２に光源（図示せ
ず）から元が照射されて、帳票２上に記入された文字等
のデータが走査される。このような走査時において、帳
票２からの反射光がレンズ３Ｂ、３ｂを介してイメージ
ラインセンサｚａ、ｚｂに入力する。光電変換部は、イ
メージラインセンサｌａ、Ｉａで検出された反射光を電
気信号に変換して、その電気信号である画像信号を例え
は文字認識部等へ入力する。このようにして、帳票２に
記入された文字等が読取られるなどの画像処理が行なわ
れる。

ところで、上記のようなイメージラインセンサＩａ、ｌ
ｂをＯＣＲ等番こ取付ける場合、帳票２との相対位置を
正確に設定する必要がある。

例えば、第１図に示すように複数のイメージラインセン
サＩａ、Ｉｂを使用する場合（こは、各センサ１ａ、１
ｂが直線的になるようをこ設置する必要がある。すなわ
ち、仮にイメージラインセンサＪ　ａ　’、　Ｚ　ｂを
取付ける場合、各イメージラインセンサＩａ、Ｉｂに傾
き（スキュ）または位置ずれ等が生じていると、帳票２
を走査して得られる画像に悪影響を及ぼす弊害が発生す
る。例えは、第２図番こ示すように、帳票の文字枠４内
に記入された文字（ガ）を走査して、光電変換部で電気
信号である画像信号５に変換された場合、（力）のパタ
ーン番こ対して（（）のパターンが下方にずれるなどの
状態が生ずることがある。また、第３図に示すように、
帳票に記入された１円形パターンの画像データ６が、ず
れた円形のパターン７として読取られる場合もある。

従来では、上記のような弊害を防止するために、イメー
ジラインセンサＩａ、Ｉｂの取付台を移動させて、傾き
や取付は位置の差を補正するような方法が行なわれてい
る。しかしながら、従来の方法では、イメージラインセ
ンサｌａ。

１ｂの取付は位置を調整するための作業工程が必要であ
り、また上記のような調整を高い精度で行なうことは極
めて困難である。したがって、従来では、画像処理の精
度が低下し安定な画像読取りを行なうことができない欠
点があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情を鑑みてなされたもので、光電変
換部を構成するイメージラインセンサの取付は状態にお
いて傾きまたは位置ずれ等がある場合でも、高い精度で
画像処理を行なうようにして安定な画像を得ることがで
き、しかも特別の調整用の作業工程を必要としない極め
て優れた画像処理装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、この発明番こおいては、イメージラインセン
サの位置状態を測定するための情報を記入した測定用帳
票を用いる。この測定用帳票の情報に基づいて、制御回
路はイメージラインセンサの位置状態を測定しその測定
結果をメモリに記憶する。そして、制御回路は、上記測
定結果に応じて帳票から読取る画像を補正するものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照してこの発明の一実施例について説明す
る。第４図は、この発明に係るＯＣＲ等の画像処理装置
のブロック図を示す。１１は光電変換部で、ＣＯＤ等の
イメージラインセンサを有し帳票を走査して得られる画
像情報を２値化した電気信号である画像パターンＰとし
て出力する。この画像パターンＰは、前処理回路１２で
ノイズ除去等の前処理が行なわれてパターンバッファ１
３に入力する。このパターンバッファ１３は、例えば帳
票の１行分の画像パターンＰをパターン書込みクロック
（以下クロック信号と称する）Ｃに同期して格納する。

パターンバッファ１３は、ライン（行）方向のアドレス
をラインアドレスカウンタ１４およびロー（列）方向の
アドレスをローアドレスカウンタ１５により指定される
。ラインアドレスカウンタ１４は、クロック信号Ｃに同
期してカウントする。制御回路１６は、パターンバッフ
ァ１３に格納された画像パターンを読出して、予め与え
られている帳票の行位置等を示すフォーマットコントロ
ールデータ等に基づいて画像パターンの傾き（スキュー
）などの位置状態の測定処理を行なう。この場合、制御
回路１６はパターンバッファ１３、ラインアドレスカウ
ンタ１４およびローアドレスカウンタ１５に制御信号す
を出力して、画像パターンの読出しを行なう。

さらに、制御回路１６は上記のような測定処理の測定結
果を例えばＲＡＭ等のメモリ１７に格納し、またメモリ
１７から測定結果を読出してその測定結果に基づいた画
像パターンの位置状態の補正を行なって、例えば文字認
識処理部（図示せず）へ送ることになる。

このように構成される画像処理装置において、第５図（
Ｎに示すような測定用帳票２０を用意し、この帳票２０
の画像情報２１を読取るようにする。光電変換部１１は
、例えば第５図（Ａｌに示すような矢印２２Ｂの方向に
移動する測定用帳票２０に対して、矢印２２ｂの方向に
走査して画像情＠（例えば直線）２１を読取る。ここで
、光電変換部Ｚ１のイメージラインセンサが、例えば前
記第１図に示すような位置状態に対して傾きまたは位置
ずれを生じた状態で取付けられているとする。したがっ
て、光電変換部１１から出力する画像パターンＰは、例
えば第５図（Ｂｌに示すようにイメージラインセンサの
位置状態に応じて測定用１隈票２０に記入された画像情
報２）よりも頌きを生じた状態となる。この画像パター
ンＰは、上記のように前処理回路１２を経てパターンバ
ッファ１３に格納される。

そして、制御回路１６は、制御信号すを出力しラインア
ドレスカウンタ１４およびローアドレスカウンタ１５を
動作させて、第５図（Ｂ）に示すような予め決められた
パターンバッファ１３内のアドレスの位置ａ１〜ａ４を
縦方向に走査して読出す。この場合、上記位置ａ１〜ａ
、のそれぞれについて、白（帳票２０の用紙）から黒（
画像２Ｉの部分）の変化点の位置および黒から白の変化
点の位置を求めて記憶する。ざら（こ、制御回路１６は
、上記のような変化点の位置、例えば（Ｙ　ＩＡ　Ｉ　
Ｙ２Ａ　）　Ｔ　（ＹＩＢ　＋Ｙ２Ｂ　）ｐ（Ｙｌｃ　
＋　”　２　Ｃ）　ｔ　（Ｙ　Ｉ　Ｄ　ｒ　Ｙ２　Ｄ　
）とした場合のそれぞれの中心位置Ｘ　ｌ−Ｘ　４を求
める。この中心位置Ｘ１〜Ｘ４は、例えばｒ　（Ｙｌ　
１　＋Ｙ２　ｉ　）／２」のような計算式（但しｉは人
〜Ｄ）を用いて求められる。そして、制御回路１６は、
上記の中心位置Ｘ　ｌ”　Ｘ　４に基づいて画像パター
ンＰの傾き（スキュー）Ｓｌ　、Ｓ２を求める。

この傾き量である８１．８２は、それぞれ１Ｘｔ−Ｘ２
１およびＩＸｓ　　Ｘ４１である。すなわち、この５１
ｙＳ１が光電変換部１１のイメージラインセンサ（例え
ば前記第１図に示す２個のセンサ１ａ、Ｉｂが取付けら
れた場合）の傾き量となる。また、イメージラインセン
サ１　ａ。

ｌｂ間の取付は位置の差Ｓ、を１ｘｔｘａｌで求める。

なお、上記のよう（こ中心位ｕ　Ｘ　ｔ〜Ｘ４を求める
のは、複数のイメージラインセンサ間の感度差により、
それぞれで得られた画像パターンの太さが異なる場合を
想定しているためである。このようにして求めたイメー
ジラインセンサの傾き量Ｓ１＊Ｓ！および増付は位置の
差Ｓ３を、制御回路１６はメモリ１７に記憶する。

次に、読取る必要のあする通常の帳票が光電変換部１１
で走査されて、その帳票の画像パターンカ上記のよう番
ドパターンバッファ１３に格納される。制御回路１６は
、パターンバッファ１３から画像パターンを読出すこと
になる。この場合、制御回路１６は、メモリ１７からイ
メージラインセン′すの傾き量８１．Ｓ！および取付は
位置の差Ｓ３であるイメージラインセンサの位置状態を
示すデータを読出して、このデータに基づいてパターン
バッファ１３内の画像パターンの状態（傾きおよび位置
ずれ等）を補正する。この補正では、例えば傾きを補正
をする場合、ノ”’ターンバッファ１３から読出す際の
ローアドレスカウンタ１５によるローアドレス指定時に
「傾き補正量ｙ　＝　ｘ　ｔａｎθ」の関係式に基づい
て補正すればよい。また、位置ずれ補正についても、上
記と同様である。

このようにして、光電変換部１１のイメージラインセン
サの位置状態に傾ぎおよび位置ずれ等が生じている場合
、上記のように測定用帳票２０を用いてイメージライン
センサの位置状態を測定してその測定結果をメモリ１７
に記憶しておく。そして、通常の帳票を走査して得られ
る画像パターン番こ対して、メモリ１７に記憶した上記
測定結果、すなわち傾き１Ｌｓｔ、ｓｌおよび位置の差
８．に基づいて傾き等の補正を行なう。したがって、読
取り対象である帳票の画像情報に対して、常に安定な画
像パターンを高い精度で得ることができることになる。

なお、上記実施例において測定用帳票２０の画像情報を
走査する場合、その帳票２ｏ自体が傾いていることがあ
るため、帳票２０の傾きを予め測定（測定方法はイメー
ジラインセンサの傾き測定と同様の方法）し、その測定
結果を上記のような補正の際に用いる（傾き量Ｓ、。

Ｓｔｔこ対して加減算を行なう）ことにより、精度をさ
らに高めることができる。また、上記のようなイメージ
ラインセンサの位置状態を示す測定結果をメモリ１７に
記憶したが、これに限ることなく例えばその測定結果を
ＣＲＴディスプレイに表示して、その表示結果に基づい
てディップスイッチ等番こセットしてもよい。

〔発明の効果〕

以上詳述したようにこの発明ζこよれば、光電変換部を
構成するイメージラインセンサの取付は位置状態におい
て傾きおよび位置ずれ等がある場合でも、常に高い精度
で安定な画像パターンを得ることができる。したがって
、イメージラインセンサの取付は位置調整等の特別の作
業工程を省略することができるなど簡単な操作で常に安
定な画像処理を実現できる画像処理装置を提供できるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の光電変換部の概略的構成を示す図、第２
図および第３図はその動作を説明するための図、第４図
はこの発明の一実施例に係る画像処理装置の構成を示す
ブロック図、第５図（Ａ）　、　（Ｂ）はその動作を説
明するための図で同図（Ａｌは測定用帳票の構成図、同
図（Ｂ）はその画像パターンを示す図である。１ａ、ｚｂ・・・イメージラインセンサ、２・・・帳票
、３ａ、３ｂ・・・レンズ、２０・・・測定用帳票。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図　　　　　　　第３図ム第４図第５図（Ａ）　　　　　　　　（Ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

帳票を光で走査しその反射光を検出するイメージライン
センサと、このイメージラインセンサの位置状態を測定
するための情報を記入した測定用帳票と、この測定用帳
票を走査して得られる上記情報に基づいて上記イメージ
ラインセンサの位置状態を測定しその測定結果に応じて
上記帳票から読取る画像を補正するようにした制御手段
と、上記測定結果を記憶する記憶手段とを具備したこと
を特徴とする画像処理装置。