JPS5933271Y2 - エビ様食品の製造装置 - Google Patents

エビ様食品の製造装置

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JPS5933271Y2
JPS5933271Y2 JP1981181585U JP18158581U JPS5933271Y2 JP S5933271 Y2 JPS5933271 Y2 JP S5933271Y2 JP 1981181585 U JP1981181585 U JP 1981181585U JP 18158581 U JP18158581 U JP 18158581U JP S5933271 Y2 JPS5933271 Y2 JP S5933271Y2
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JP
Japan
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shrimp
mold
cavity
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lower mold
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JPS5885991U (ja
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良昭 奥村
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、調味調合された魚肉を主体とする練製品原
料から風格の高いエビ様食品を量産できるようにしたエ
ビ様食品の製造装置に関する。
近年、エビの需要は漸増の傾向にあるが、エビは高価で
あることに加えて、その捕獲量の増加が次第に困難とな
りつつある。
したがって、エビの風味と食感を備えた、いわゆるエビ
様食品の出現が望まれている。
そこで、最近、入手し易い魚肉を原料としたエビ様食品
と称されるものが市販されるに及んだこともあるが、従
来のエビ様食品は頭部と尾部を切断した形状のものであ
り、頭部は食用に供せられないことから、頭部を除去し
た形状のものについては別設問題はない。
しかし、エビの尾部は食用に供されないにもかかわらず
、尾部を切断すると、エビ姿としての風格が損われ、商
品価値が半減し、需要の増加が望み薄であるのが実情で
ある。
上述のように、尾部は食べないにもかかわらず、尾部が
付けられている至近な例はエビの天ぷらに見ることがで
きる。
したがって、エビ様食品においても尾部を付けることが
望ましいにもかかわらず、従来は尾部が付されていない
のは、製造方法に起因するものであり、製造工程中に使
用されるエビ様食品の型形状に問題があった。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもので、調味
調合された魚肉を主体とする練製品原料を圧入する型を
上型と下型との二つを組み合わせ、両型に頭辺部から尾
部に亘って背筋から内腹部に沿って2分割した体躯の部
分の形状に対応するキャビティを形成し、このキャビテ
ィ内に練製品原料を充填させてエビ様食品を得ることに
より、エビ様食品の風格の向上とそれにともなう商品価
値の向上を期することができ、しかも量産に好適なエビ
様食品の製造装置を提供することを目的とする。
以下、この考案のエビ様食品の製造装置の実施例につい
て図面に基づき説明する。
第1図はその一実施例の構成を示す断面図である。
この第1図における1はホッパであり、調味調合された
魚肉を主体とする練製品原料を上部から投入されるよう
になっている。
ホッパ1の下部の所定個所にはギアポンプ2が設けられ
ており、このホッパ1の下部には送出パイプ3が連結さ
れている。
ギアポンプ2はホッパ1に投入された練製品原料を送出
パイプ3に押し下げるためのものである。
一方、4は台座であり、この台座4上には、下型支持台
5が取り付けられており、この下型支持台5上には下型
6が着脱自在に載置されている。
下型6の材料は金属または合成樹脂が使用されており、
第2図、第3図に示すように形成されている。
第2図はこの下型6の平面図であり、第3図は第2図に
おける■−■線に沿って切断して示す断面図である。
この第2図および第3図より明らかなように、下型6の
全体の形状の円板状に形成されており、その中央部に穴
6aが設げられている。
穴6aは後述する上型の穴に対応しており、この穴6a
は上記送出パイプ3に連通している。
この穴6aを中心にして、下型6の上面には、放射状に
所定の間隔をもってキャビティ6bが形成されている。
キャビティ6bは第4図に示すようなエビ様食品70頭
辺部7a(頭部を除去した部分)から尾部7bに亘って
、背筋7cから内膜部7dに沿って、すなわち、破線8
に沿って上下に2分割した一方の体躯の形状に適合する
ようになっている、 したがって、キャビティ6bは第2図より明らかなよう
に、第4図に示すエビ様食品702分割した下側の体形
に対応して頭辺部6b1と尾部6b2を有しており、各
頭辺部6b1は穴6a側に位置している。
すなわち、頭辺部6b1は穴6aに連通して、ゲートを
形成している。
なお、尾部6b2において、内膜側は平に形成されてお
り、したがって、第4図に示すエビ様食品7の尾部7b
の内膜部7d側は平に形成され、水平部7eを有するよ
うになっている。
このようにキャビティ6bの尾部6b2に水平部を形成
しているのは下型6からエビ様食品7を取り出し易いよ
うにするためのものである。
これは、下型のキャビティ6bおよび上型のキャビティ
(後述する)が上述のように、エビ様食品の背筋7cか
ら内膜部7dに沿って2分割する体形に対応させている
ために起因するものである。
また、下型6.の外周縁近傍の上面には、所定個所にガ
イドピン6cが一体的に形成されている。
このガイドピン6cは上型を下型6に重ねた場合に、両
者のずれを防止するためのものであり、上型のガイド穴
に挿入されるようになっている。
ここで、再び説明を第1図に戻す。
上記下型支持台5に対向して上型支持台9が設けられて
おり、この上型支持台9は円板状に形成され、その中央
部に貫通孔が形成されている。
この貫通孔内には上記送出パイプ3が貫通されている。
上型支持台9の下面には、上型10が着脱自在に取り付
けられている。
この上型10も金属または合成樹脂により形成され、全
体の形状は円板状に形成されている。
第5図は上型10の底面図、第6図は第5図のVI−V
I線に沿って切断して示す断面図であり、その形状は下
型6と対称的に形成されている。
したがって、その詳述を避けるが、10aは穴であり、
10bはキャビティ、10b1は頭辺部、10b2は尾
部である。
頭辺部10b1は穴10aに連通し、ゲートとなり、下
型6のキャビティ6bの頭辺部6b1および送出パイプ
3に連通している。
この穴10aを中心にしてキャビティ10bが形成され
ているのは下型6の場合と同様である。
このキャビティ10bはエビ様食品7の背筋7cから内
膜部7dに沿って切断した他方の体形の形状に適応する
のは勿論である。
なお、10cはガイド孔を示す。
ガイド孔10cは上型10の外周縁近傍において、下型
6のガイドピン6Cに対向して設けられ、このガイド孔
6cを嵌合させるためのものである。
このように形成された上型10を第1図に示すように、
下型6上に重ねられているが、この際、第7図に示すよ
うに、下型6のガイドピン6cを上型10のガイド孔1
0cに嵌合しており、これにより、上型10および下型
6はともに横方向のずれが防止されている。
このように、下型6上に上型10を重ねた状態では、下
型6の各キャビティ6bと上型10の各キャビティ10
bが対応し、両キャビティ6bと10bとにより、エビ
様食品7全体に相当する空間が形成され、各頭辺部6b
1,10b1の部分により環状のゲートが形成されて、
送出パイプ3に連通している。
また、第1図より明らかなように、台座4、下型支持台
5の中央部を押上シャフト11が貫通するようになって
いる。
押上シャフト11は図示しない駆動装置により、上下動
されるようになっている。
この押上シャフト11の上端には、密封栓12が取り付
けられている。
密封栓12は押上シャフト11とともに上下動し、上型
10.下型6の各キャビティ10b 、6bのゲートを
開閉するようになっている。
次に、以上のように構成されたこの考案のエビ様食品の
製造装置の作用について説明する。
まず、調味調合された魚肉を主体とする練製品原料をホ
ッパ1から投入すると、この練製品原料はギアポンプ2
により定量が圧入されて、ホッパ1から送出パイプ3内
を通過して、上型10のキャビティ10bと下型6のキ
ャビティ6bの頭辺部1ob1゜6b1とで形成された
ゲート内に圧入される。
さらに、このゲートを通して両キャビティ10bと6b
間に圧入され、頭辺部10bi 、6biから尾部10
b2,6b2にまで圧入される。
これにより、キャビティ10b、5b内に練製品原料が
完全に充填され、キャビティ10b 、6b内において
、エビ様食品のエビ姿が形成される。
このようにして、両キャビティi ob 、sb内に練
製品原料が充填された状態で押上シャフト11が駆動装
置により押上げられ、密閉栓12が頭辺部10b1,6
b1で形成されたゲートを閉塞する。
このゲートの閉塞により、練製品原料がそれ以上、キャ
ビティ10b 、6bに圧入されるのが中止される。
次いで、両キャビティ10b 、6b内に練製品原料が
充填されたまま送出パイプ3を上型10゜下型6から抜
き取り、所要時間下型6と上型10とともに練製品の坐
り、ならびに加熱、冷却などの常法の工程を経て、上型
10から上型支持台9を取り外し、上型10と下型6を
分離すると、練製品原料は第4図に示すようなエビ様食
品7として、両キャビティ10b、5bから取り出すこ
とができる。
この場合、両キャビティ10b 、 6b′にはそれぞ
れ尾部10b2j6b2が一体的に設けられているので
、エビ様食品70尾部7bが完全に一体的に形成され、
頭部を切り取ったエビ姿を再現できる。
以上のように、この考案のエビ様食品の製造装置によれ
ば、上型と下型に頭辺部から尾部に亘って背筋から内膜
部に沿って2分割した体形に対応する形状のキャビティ
を設け、このキャピテイ内に練製品原料を圧入するよう
にしたので、尾部をもったエビ様食品を大量に容易に製
造できる。
しかも、このエビ様食品は尾部をもっているから、エビ
様食品の風格が上がり、商品価値も向上し、それにとも
ない、販売量の増大を期することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のエビ様食品の製造装置の一実施例の
構成を示す断面図、第2図は同上エビ様食品の製造装置
に適用される下型の平面図、第3図は第2図の■−■線
に沿って切断して示す断面図、第4図は同上エビ様食品
の製造装置により製造されたエビ様食品を示す斜視図、
第5図は同上エビ様食品の製造装置に適用される上型の
底面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿って切断し
て示す断面図、第7図は同上下型に上型を重ねる状態を
説明するための断面図である。 1・・・・・・ホッパ、2・・・・・・ギアポンプ、3
・・・・・・送出パイプ、4・・・・・・台座、5・・
・・・・下型支持台、6・・・・・・下型、5a 、I
Qa・・・・・・穴、6b、10b・・・・・・キャ
ビティ、6b1,7a、10bl ・・・・・・頭辺
部、7・・・・・・エビ様食品、6b2,7b、10b
2・・・・・・尾部、11・・・・・・押上シャフト、
12・・・・・・密封栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭辺部から尾部まで一体構成としたエビ形状を、頭辺部
    から尾部までを背筋より内腹部に沿って2分割した下側
    の体形に対応する形状を有するキャビティの頭辺部が中
    央に集中するように放射状に配列した下型と、この下型
    上に重ねられ上記2分割した上形の体形に対応する形状
    を有するキャビティの頭辺部が中央に集中するように放
    射状に配夕1ルた上型と、調味調合した魚肉を主体とす
    る練製品原料を上記上型と下型の両キャビティ内に圧入
    する手段と、上記上型および下型のキャビティ内に練製
    品原料を所定量圧入すると、上型と下型のキャビティの
    頭辺部を閉塞する手段とよりなるエビ様食品の製造装置
JP1981181585U 1981-12-05 1981-12-05 エビ様食品の製造装置 Expired JPS5933271Y2 (ja)

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JPS5885991U JPS5885991U (ja) 1983-06-10
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JPS63276472A (ja) * 1987-05-06 1988-11-14 Ikeuchi Tekkosho:Kk エビ型加工食品製造装置
JPH0276559A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Ikeuchi Tekkosho:Kk エビ型加工食品の製造装置およびその製造方法

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