JPS5933236Y2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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Publication number
JPS5933236Y2
JPS5933236Y2 JP1977092174U JP9217477U JPS5933236Y2 JP S5933236 Y2 JPS5933236 Y2 JP S5933236Y2 JP 1977092174 U JP1977092174 U JP 1977092174U JP 9217477 U JP9217477 U JP 9217477U JP S5933236 Y2 JPS5933236 Y2 JP S5933236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straw
dust
sorting
cutter
fan
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977092174U
Other languages
English (en)
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JPS5418478U (ja
Inventor
敬造 正木
潔 内田
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
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Publication of JPS5418478U publication Critical patent/JPS5418478U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンバインに関する。
従来、前方より扱室、選別排塵室、藁カッターを順次配
設し、扱室下方から選別排塵室下方にかけて揺動選別体
を架設し、揺動選別体終端部下方に吸塵排出用横断流フ
ァンを設けたものが知られている(実開昭52−525
69号公報参照)。
しかし、この種のものにあっては、横断流ファンの塵埃
吐出口と藁カッターの切断藁片吐出口とが各々別個に圃
場面へ向けて下向き開口されていたため、大なる風量で
もって排出される塵埃が機外へ広範囲に!き散らされる
こととなって、機体や作業者にふりかかつて作業環境を
害したり、また未刈稈にふりかかつて次工程の刈取作業
時粉塵立ちを生じたり選別精度を低下させたりする欠点
があった。
さらに、横断流ファンの塵埃吐出口は、略垂直下方に開
口する藁屑排出口に対して、機体内方側からやや後方側
に向けて圃場近くで開口されているので、大風量で排出
される塵埃がさらに藁屑をも吹飛ばして拡散させてし!
い、前述の時題点をさらに助長する弊害があった。
また、藁屑排出経路の始端部に横断流ファンの吸風ロア
5覧むこととなるので、揺動選別体終端部から排出され
る藁屑のかなりの部分が塵埃とともに横断流ファンに吸
い込まれることは避は難く、このため長い藁屑が発生す
る場合、脱穀処理量が多く多量の藁屑が発生する場合、
湿材のために藁屑と塵埃の分離が不十分な場合、横断流
ファンの風量(回転数)を高めた場合などには横断流フ
ァンに詰りを生じる危険性が大きかった。
一方、実開昭51−88567号公報には、塵埃と藁屑
とを含む排塵物を唐箕の選別風により藁カッター下方に
排出する考案が記載されているが。
このように排塵物全部を切断藁片とともに排出させて飛
散防止を図ろうとしても、大量に落下する切断藁片によ
り、同じく大量に発生する排塵物(特に藁屑)が排塵口
rlc釦いて閉塞されて詰りを生じ、十分な機能を発揮
し得なかった。
本考案は、切断藁片と塵埃とを無理なく混合排出させる
とともに、塵埃・切断藁片排出経路により藁屑排出経路
を機体内方側に閉じ込めてより一層の拡散防止を図り、
もって上記問題点を悉く解消し作業環境と作業性能の向
上に寄与するコンバインを提供することを目的とする。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を破断して示すコンバインの概略側面図で
、クローラ7の上方に搭載する脱穀部Aの前方には、分
草板8、引起し体9、刈刃10、スターホイル11、下
部搬送チェノ12、穂先搬送メイン13等を有する刈取
搬送部を装設して構成する。
前記脱穀部Aにおいては、扱胴14を内装する扱室15
の下部前方に供給口16を、後方に杉嘆口17を設ける
とともに下方に張設したクリンプ網18の一側方には送
塵口19を設け、脱穀部Aの後方に構成する選別排塵室
1の下方には扱室15の下方から延出する揺動選別体2
0の後部ストロ−ラック4をのぞませ、ストロ−ラック
4の終端部4aは藁屑排出経路イを介して排出口21に
連通し、揺動選別体20の下方には風選部下方に1番コ
ンベア22および2番コンベア23を配設して構成する
筐た、選別排塵室1の上方にはストロ−ラック4の上方
にのぞんで吸塵する横断流ファンBを軸架するが、該横
断流ファンBの上方は前記排藁口17に連通する4番樋
24により被覆し、横断流ファンBの一方側端部2を選
列腓塵室1の一側より外方に長く延出して構成する。
選別排塵室1の側方にはエンジンEをカバー25により
被覆してエンジン室3を構成するが、前記のように一側
方に延出した横断流ファンBの端部2をエンジン室3の
上部に吸気できるよう連通連設し、横断流ファンBの後
方には、平行両回転軸26.26’にそれぞれ一定間隔
をおいて切断刃27,27’を装着し構成する従来構造
同様の藁カッターCを横断流ファンBの軸方向長さと略
同じ長さにして装設するが、カッターケースDの後部垂
直板5が前記ストロ−ラック4の終端部4a上方にのぞ
むように選別排塵室1の後方上方部に藁カッターCを装
設する。
また、選別排塵室1の上方における藁カッターC部分の
下刃には先端6aが前記排出口21に接近する排出板6
を斜設し、該排出板6の上端上には前記横断流ファンB
の吐出風が吹出る吐出口28を形成し、前記エンジン室
3の後方上部における藁カッターC部分の下方にも排出
板6′を斜設するとともに、該排出板6′の上端上には
横断流ファンBの端部2による吐出風が吹出る吐出口2
8′を形成し、吐出口28,28’は藁カッターCの近
傍下方のカッターケースD内に開口されるとともに、前
記藁屑排出経路イの後方に設けられる塵埃・切断藁片排
出経路口2口′を経て前記排出口21VC,連通されて
いる。
29はフィートチエンで、機体の横幅中央側で脱穀部A
の内方側部にそわせて延設し、フィートチエン29の始
端部29aは前記下部搬送チェノ12の終端側に接近す
るように装設するとともに、フィートチエン29の終端
部29bは藁カッターCの長手方向中間寄りの上方にの
ぞむようにして構成する。
しかして、コンバイン作業に際しては、横断流ファンB
の端部2部分がエンジン室3内から吸気して吐出口28
′から吹出すので、エンジンEの冷却作用を行なうこと
ができる。
前部VC卦いて刈取搬送される殻稈がフィートチエン2
9に受継がれて拐同14により脱穀されるとともに排藁
口17から排出され、4番樋24上カラ藁カツメーCV
c排藁が送給されると、該薬方”)it−CKより藁稈
が短く切断されて下方の排出板6,6′上に落とされる
扱室15内の脱粒がクリンプ網18を漏下するとともに
、藁屑等が送塵口19から排出されると、揺動選別体2
0によりそれぞれ選別され、ストロ−ラック4上を藁屑
等が係送される間に2番物は下方の2番コンベア23に
落人し、塵埃等は横断流ファンBに吸引されて吐出口2
8から排出され、ストロ−ラック4の終端部4aに係送
される藁屑はその寸\藁屑排出経路イを経て排出口21
から機外へ送出される。
また同時に、藁力ッメーCr/Cより切断されて排出板
6.6 ”lに落下する切断藁片は横断流ファンBに
より吐出口28.28’から吐出される排風により塵埃
・切断藁片排出経路口9口′を経て排出口21から機外
に向は分散状に吹飛ばされるが、その状態で、選別排塵
室1から吸引された塵埃は切断藁片と合流して機外へ放
出されるから。
塵埃が広範囲[1き散らされることはない。
さらに、藁屑排出経路イの後方に位置する塵埃・切断藁
片排出経路口2口′が藁屑な機体内方側に閉じ込める作
用(すなわちエアーカーテン的な作用)をも有するので
、藁屑の拡散も防止される。
そして、大量に発生する藁屑と切断藁片とはそれぞれ別
の排出経路を経て機外への排出口21に連通されるので
、両者が影響しあって詰りを生ずることもない。
このように本考案は、扱室15下方から選別排塵室1の
下方にかけて揺動選別体20を架設し、選別排藁室1上
部に吸塵排出用横断流ファンBを横架するコンバインに
おいて、前記揺動選別体20の終端部と機外への排出口
21との間には藁屑排出経路イを設けるとともに、少く
とも前記ファンBの横幅を有する藁カッターCを該ファ
ンBの後方に設け、前記ファンBの吐出口28を藁カッ
ターCの切断刃27下方のカッターケースD内に開口し
、該吐出口28と前記排出口21との間には前記藁屑排
出経路イの後方において塵埃・切断藁片排出経路口を設
けたので以下に述べるような優れた効果を奏する。
(a) 大なる風量で排出される塵埃が切断藁片で一
旦受は止められこの中に抱き込まれた状態で機外へ混合
排出されることとなり、塵埃が広範囲Kまき散らされる
ことがない。
[F])塵埃・切断藁片排出経路口により藁屑排出経路
イを機体内方側へ閉じ込めた状態で両者を機外へ排出す
ることができ、藁屑が広範囲[4き散らされることがな
い。
(c) 前記(a)および(b)の効果により、塵埃
・藁屑・切断藁片の王者をそれぞれ適切な状態で機外へ
排出でき、塵埃や藁屑が圃場へ広範囲にまき散らされる
ことがないから、作業環境を害したり次工程での粉塵立
ちゃ選別精度の低下を招いたりすることがない。
(d) 吸塵排出用横断流ファンBは藁屑の吸引によ
り詰りを生ずることがなく、捷た、塵埃と藁屑とを共通
の排塵口から切断藁片に向けて排出させる場合なでのよ
うに切断藁片によって排塵物の排出が劾げられて詰るこ
ともなく、さらに広幅の前記ファンBからの吐出風を有
効に利用して藁カッターC下方の切断藁片の滞留や詰り
を防止できるので、塵埃・藁屑・切断藁片三者を確実良
好に機外へ排出でき、作業の安全性・能率を格段に向上
せしめ得る。
(e)シたがって脱穀供給量が多く塵埃・藁屑・排藁が
多量に発生する場合にも、前記ファンBの能力(風量)
を高めることにより、「選別室全幅均一吸引」という横
断流ファンの特性を最大限に活用しつつ選別能率と精度
の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を破断して
示すコンバインの概略側面図、第2図はその一部を破断
して示す平面図、第3図は機体後部の側断面図、第4図
は機体後部の上方部分における平面図である。 15・・・・・・扱室、1・・・・・・選別排塵室、B
・・・・・・横断流ファン、C・・・・・・藁カッター
、21−・・・・・排出口。 27.21′・・・・・・切断刃、28,28’・・・
・・吐出口、20・・・・・・揺動選別体、イ・・・・
・・藁屑排出経路。 D・・−・・・カッターケース、口2口・・・・・・塵
埃・切断藁片排出経路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室15下方から選別排塵室1の下方にかけて揺動選別
    体20を架設し、選別排塵室1上部に吸塵排出用横断流
    ファンBを横架するコンバインにおいて、前記揺動選別
    体20の終端部と機外への排出口2との間には藁屑排出
    経路イを設けるとともに、少くとも前記ファンBの横幅
    を有する藁カッターCを該ファンBの後方に設け、前記
    ファンBの吐出口28を藁カッターCの切断刃27下方
    のカツメーケースD内に開口し、該吐出口28と前記排
    出口21との間には前記藁屑排出経路イの後方ドおいて
    塵埃・切断藁片排出経路口を設けたことを特徴とするコ
    ンバイン。
JP1977092174U 1977-07-11 1977-07-11 コンバイン Expired JPS5933236Y2 (ja)

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JP1977092174U JPS5933236Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 コンバイン

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JP1977092174U JPS5933236Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 コンバイン

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JPS5418478U JPS5418478U (ja) 1979-02-06
JPS5933236Y2 true JPS5933236Y2 (ja) 1984-09-17

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ID=29022098

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JP1977092174U Expired JPS5933236Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528692Y2 (ja) * 1972-01-19 1977-02-23
JPS5311649Y2 (ja) * 1973-02-24 1978-03-29
JPS5633307Y2 (ja) * 1975-10-13 1981-08-07

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JPS5418478U (ja) 1979-02-06

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