JPS5933033B2 - メタリツク塗装方法 - Google Patents
メタリツク塗装方法Info
- Publication number
- JPS5933033B2 JPS5933033B2 JP3286780A JP3286780A JPS5933033B2 JP S5933033 B2 JPS5933033 B2 JP S5933033B2 JP 3286780 A JP3286780 A JP 3286780A JP 3286780 A JP3286780 A JP 3286780A JP S5933033 B2 JPS5933033 B2 JP S5933033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metallic
- coating
- baking
- paint
- undercoat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車、オートバイ等の車体、部品および電化
製品等に特に用いられるメタリック塗装方法の改良に関
するものである。
製品等に特に用いられるメタリック塗装方法の改良に関
するものである。
従来、メタリック塗装はまず下塗りを行なつてこれを焼
付け、次に上塗り工程でメタリック塗料を塗布して、こ
れを焼付けて仕上げている。
付け、次に上塗り工程でメタリック塗料を塗布して、こ
れを焼付けて仕上げている。
ところで、近年防錆力向上のため下塗にカチオン電着が
使用されつつあるが、カチオン電着塗料は紫外線を受け
るとチヨーキング（白ぼけ）を起すので、メタリック塗
料のように紫外線を透過しやすい塗料を上塗りに用いる
ときには、下塗り焼付の後、紫外線を通しにくい中塗り
塗料を塗布し、これを焼付け、次にメタリック塗料によ
り上塗りを行ない、焼付けを行なつていた。ところが、
上述のように３回の焼付工程を行なうには多大なエネル
ギーを用し、コストが高くなり、また従来の上下塗りし
か行なわない設備においては中塗後の焼付を行なうこと
ができないため防錆にすぐれたカチオン電着塗装を行な
うことができないという不具合があつた。
使用されつつあるが、カチオン電着塗料は紫外線を受け
るとチヨーキング（白ぼけ）を起すので、メタリック塗
料のように紫外線を透過しやすい塗料を上塗りに用いる
ときには、下塗り焼付の後、紫外線を通しにくい中塗り
塗料を塗布し、これを焼付け、次にメタリック塗料によ
り上塗りを行ない、焼付けを行なつていた。ところが、
上述のように３回の焼付工程を行なうには多大なエネル
ギーを用し、コストが高くなり、また従来の上下塗りし
か行なわない設備においては中塗後の焼付を行なうこと
ができないため防錆にすぐれたカチオン電着塗装を行な
うことができないという不具合があつた。
本発明は上記不具合を解消するもので、カチオン電着塗
装により下塗りを行ない、これを焼付け、次に紫外線を
透過しにくい塗料を塗り、さらにメタリック塗料を塗布
し、その後焼付けを行なうことを特徴とするメタリック
塗装方法を要旨とするものである。
装により下塗りを行ない、これを焼付け、次に紫外線を
透過しにくい塗料を塗り、さらにメタリック塗料を塗布
し、その後焼付けを行なうことを特徴とするメタリック
塗装方法を要旨とするものである。
そして、下塗り焼付後紫外線を透過しにくい塗料を塗布
した後メタリック塗料を塗るため、紫外線はメタリック
塗料を透過しても、上記紫外線を透過しにくい塗料によ
りそれ以上の塗膜内方への侵入を妨げられるので、カチ
オン電着塗面まで紫外線は達せず、チヨーキング（白ぼ
け）を生じることがないものである。よつて、焼付工程
は下塗とメタリック塗料の塗布後それぞれ行なう２回だ
けであり、中塗工程後の焼付が不要となり焼付工程での
エネルギ使用量が２／３となり、コストの低減が計れ、
また中塗りおよび中塗り後の焼付工程を有しない従来の
装置（下塗り、焼付、上塗り、焼付の工程からなる）に
も適応できるため、従来の装置でもカチオン電着塗装を
した物をメタリック塗装することができ、防錆能力が装
置の大幅な変更（焼付工程の増設）なしに向上するもの
である。以下、本発明の一実施例について具体的に説明
する。
した後メタリック塗料を塗るため、紫外線はメタリック
塗料を透過しても、上記紫外線を透過しにくい塗料によ
りそれ以上の塗膜内方への侵入を妨げられるので、カチ
オン電着塗面まで紫外線は達せず、チヨーキング（白ぼ
け）を生じることがないものである。よつて、焼付工程
は下塗とメタリック塗料の塗布後それぞれ行なう２回だ
けであり、中塗工程後の焼付が不要となり焼付工程での
エネルギ使用量が２／３となり、コストの低減が計れ、
また中塗りおよび中塗り後の焼付工程を有しない従来の
装置（下塗り、焼付、上塗り、焼付の工程からなる）に
も適応できるため、従来の装置でもカチオン電着塗装を
した物をメタリック塗装することができ、防錆能力が装
置の大幅な変更（焼付工程の増設）なしに向上するもの
である。以下、本発明の一実施例について具体的に説明
する。
本実施例においてはまず下塗りをカチオン電着により行
ない、次に焼付けを、つづいて研ぎ、乾燥を行なつた後
、ベース塗りとメタリック塗りの１とメタリック塗りの
２とクリヤー塗りとからなる上塗りをし、焼付けをする
ものである。
ない、次に焼付けを、つづいて研ぎ、乾燥を行なつた後
、ベース塗りとメタリック塗りの１とメタリック塗りの
２とクリヤー塗りとからなる上塗りをし、焼付けをする
ものである。
各塗装・焼付工程の条件は次の通りである。
（１）下塗工程塗装方法：カチオン電着
電圧：２５０Ｖ
塗膜厚：２５μ
なお、ベース塗りとメタリツク塗り１との間隔は約３分
、メタリツク塗り１とメタリツク塗り２との間は約１分
、メタリツク塗り２とクリアー塗りとの間も約１分であ
る。
、メタリツク塗り１とメタリツク塗り２との間は約１分
、メタリツク塗り２とクリアー塗りとの間も約１分であ
る。
（４）焼付工程（上塗用）
温度：１５０℃、時間：２０分
上記工程に従つて塗装された物品を紫外線に長期間さら
してもチヨーキング（白ぼけ）を生ずることがなかつた
。
してもチヨーキング（白ぼけ）を生ずることがなかつた
。
これは、ソリツド塗料が紫外線を透過しにくいことによ
る。したがつて、焼付工程を従来の３回から２回に減少
するため、エネルギを大幅に節減でき、コストが安くな
るものである。
る。したがつて、焼付工程を従来の３回から２回に減少
するため、エネルギを大幅に節減でき、コストが安くな
るものである。
また、２回の焼付工程の設備しか有しない工場において
も、下塗りにカチオン電着を用いて防錆能力を向上させ
て上塗りにメタリツク塗料を塗布することができるよう
になるものである。
も、下塗りにカチオン電着を用いて防錆能力を向上させ
て上塗りにメタリツク塗料を塗布することができるよう
になるものである。
さらに、ソリツド塗料をメタリツク塗料に近似した色に
したときには、メタリツク塗りの塗膜を薄くできるので
、高価なメタリツク塗料の使用量を低減でき、コストダ
ウンが計れるものである。
したときには、メタリツク塗りの塗膜を薄くできるので
、高価なメタリツク塗料の使用量を低減でき、コストダ
ウンが計れるものである。
Claims (1)
- １ カチオン電着塗装により下塗りを行ない、これを焼
付け、次に紫外線を透過しにくい塗料を塗り、さらにメ
タリック塗料を塗布し、その後焼付けを行なうことを特
徴とするメタリック塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286780A JPS5933033B2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | メタリツク塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286780A JPS5933033B2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | メタリツク塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161864A JPS56161864A (en) | 1981-12-12 |
| JPS5933033B2 true JPS5933033B2 (ja) | 1984-08-13 |
Family
ID=12370799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3286780A Expired JPS5933033B2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | メタリツク塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933033B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035679A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Nippon Paint Co Ltd | 塗膜形成方法及び被塗物 |
-
1980
- 1980-03-14 JP JP3286780A patent/JPS5933033B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035679A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Nippon Paint Co Ltd | 塗膜形成方法及び被塗物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56161864A (en) | 1981-12-12 |
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