JPS5932974B2 - 電力系統に連系するインバ−タの制御方式 - Google Patents

電力系統に連系するインバ−タの制御方式

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JPS5932974B2
JPS5932974B2 JP54004233A JP423379A JPS5932974B2 JP S5932974 B2 JPS5932974 B2 JP S5932974B2 JP 54004233 A JP54004233 A JP 54004233A JP 423379 A JP423379 A JP 423379A JP S5932974 B2 JPS5932974 B2 JP S5932974B2
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JP
Japan
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inverter
voltage
power
phase
output
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JP54004233A
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JPS5597146A (en
Inventor
武彦 町田
幸雄 吉田
孝二 今井
修 比嘉
幸夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Denryoku Chuo Kenkyusho
Original Assignee
Denryoku Chuo Kenkyusho
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Denryoku Chuo Kenkyusho, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Denryoku Chuo Kenkyusho
Priority to JP54004233A priority Critical patent/JPS5932974B2/ja
Publication of JPS5597146A publication Critical patent/JPS5597146A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力系統に連系するインバータの制御方式に関
する。
異なる系統の交流電源を並列運転するには、従来より、
無効電力の偏差で、各交流電源間の電圧差を、有効電力
の偏差で各交流電源間の位相差をそれぞれ制御すること
が知られている。
インバータと電力系統とを連系する場合は、電力系統は
制御で貴ないのでインバータの出力電圧、位相を制御す
ることになる。第1図によりインバータの制御方式の従
来例を説明する。図中、10は直流電源で、インバータ
11により交流に変換され、さらに後続の交流フィルタ
12で正弦波に整形した後サイリスタしや断器13を介
して、電力系統14へ接続される。
制御回路100にあつては、電圧基準30と交流フィル
タ12の出力電圧21とを比較し、その偏差35aは切
替スイッチ35を介して誤差増幅器33へ印加される。
無効電力基準31と無効電J力トランスジューサ32の
出力とを比較し、その偏差35bは切替スイッチ35を
介して誤差増幅器33に印加され、誤差増幅器33の出
力は電圧制御回路34の入力となつている。同様に、有
効電力基準40と有効電力トランスジューサ41のj
出力とを比較し、その偏差42aは誤差増幅器42の入
カヘ加えられ、誤差増幅器42の出力はフェーズロック
ループ(phaselockedloop)いわゆるP
LL回路の一つの入力゛゜イ’’となつている。44は
分周器でPLL回路43の出力周波フ数を分周し、その
出力はPLL回路43の他の一つの入力゛ハ’’となる
PLL回路43の他の一つの入力゛口’’には、電力系
統14の電圧22が位相基準として与えられる。ここで
P1、L回路43は周知の回路であるが簡単に説明する
に、第52図はPLL回路のブロック図のl例であり、
PLL回路43の構成は位相誤差検出器PHD)低域濾
波器LPFそして電圧制御発振器VCOから構成される
。これ等各要素の概要を説明すると、位相誤差検出器P
HDは位相基準信号”口”と位相帰還信号“バとの位相
差に比例した信号”二゛を発生する。この位相差に比例
した信号6二”が低域済波器LPFの入力となり、この
低域済波器LPFで高調波成分を除去すると共に、位相
誤差を増幅する。そして電圧制御発振器VCOは低域済
波器LPFの出力6ホ”に比例した周波数を出力し、こ
の電圧制御発振器VCOの出力6べは、分周器44へ接
続される。分周器44の段数をNとすれば、電圧制御発
振器VCOの発振周波数は、位相基準信号“口゛のN倍
となる。ここでNはインバータの相数により、任意の整
数に選ばれる。分周器44の出力は位相誤差検出器PH
Dの位相帰還信号”バとなつているので、電圧制御発振
器VCOの発振周波数は位相基準信号゛口1と位相帰還
信号6バ゜との位相が一致するように自動制御される。
ここで、PLL回路43の一つの入力゛イ”の働きは、
低減沢波器LPFへ信号を与えることにより位相基準信
号6口゛と位相帰還信号゛バとの位相差を任意に設定可
能となる。再び第1図に戻りその動作の説明を行うと、
PLL回路43の位相基準信号6口゛としては電力系統
14の位相が印加されているので、PLL回路43の出
力周波数は電力系統14の位相と同期し、従つてインバ
ータ11の位相も電力系統14の位相と同期している。
サイリスタしや断器13が開状態ではスイツチ35は偏
差35aを選択しており、交流フイルタ12の出力電圧
21が電圧基準30に等しくなるようインバータ11の
出力電圧11aが自動制御される。また、誤差増幅器4
2の入出力は、図示しないスイツチで短絡されており、
有効電力の偏差42aによるインバータの位相を制御す
る自動制御回路は形成されていない。次にサイリスタし
や断器13を閉状態にすると、切換スイツチ35は偏差
35bを選択しインバータ11の無効電力が無効電力基
準31と等しくなるよう、インバータ11の出力電圧1
1aが自動制御される。同様にサイリスタしや断器13
を閉状態とすると同時に、誤差増幅器42の入出力の短
絡が解除され、インバータ11の有効電力が有効電力基
準40と等しくなるようインバータ11の位相が自動制
御される。かかる従来の電力系統に連系するインバータ
の制御方式においては、インバータ11の無効電力が常
に無効電力基準31と等しくなるよう自動制御されるた
め、電力系統14の電圧が変動する場合(いわゆる電力
系統が弱い場合)電力系統14の電圧に追従してインバ
ータ11の出力電圧も変動することになり、インバータ
11は電力系統14の安定度向上に何ら寄与していない
という欠点があつた。
本発明の目的はこの点にかんがみ、電力系統14の電圧
が変動する場合でもインバータ11の定格容量の許容値
内で電力系統14の電圧を一定電圧に制御し、従つて電
力系統14の安定度向上に効果的な電力系統に連系する
インバータの制御方式を提供することにある。
以下本発明の一実施例を第3図を参照して説明する。
この第3図で(ま、第1図と同符号のものは同一機能の
ものであるからそれらの説明は省略する。第3図で第1
図と異なる点は、誤差増幅器33の入出力間に誤差増幅
器33の出力を制限する制限回路331が接続され、誤
差増幅器33の後段に誤差増幅器33の出力と無効電力
トランスジユーサ32の出力との偏差を増幅する誤差増
幅器321が設けられている点にあり、メジヤーループ
でフィルタ12の出力電圧21を、マイナーループでイ
ンバータ11の無効電力を制御している。サイリスタし
や断器が開状態では、交流フイルタ12の出力電圧21
が電圧基準30に等しくなるようインバータ11の出力
電圧11aが自動制御される。
次にサイリスタしや断器を閉とすると、インバータ11
の出力電圧11aと電力系統14の電圧が一致していれ
ばインバータ11、電力系統14間との無効電力の授受
は行なわれない。
仮に、電力系統14の電圧が電圧基準より低い場合には
、インバータ11より無効電力を電力系統14へ供給し
、電力系統14の電圧が電圧基準30と等しくなるべく
インバータ11の出力電圧11aが高くなるよう自動制
御される。逆に電力系統14の電圧が電圧基準30より
高い場合は電力系統14が無効電力をインバータへ供給
し、電力系統14の電圧が電圧基準30と等しくなるべ
くインバータの出力電圧が低くなるよう自動制御される
。ところが、インバータ11には許容できる無効電力の
上限値があり、上限値以上の無効電力に対しては過負荷
とならないような考慮が必要となる。第3図において、
誤差増1幅器33に入力される電圧基準30と交流フイ
ルタ12の電圧の偏差が大となり、誤差増幅器33の出
力が制限回路331の制限値以上になろうとすると、誤
差増幅器33の出力は制限回路331の制限値に制限さ
れる。従つてこの制限値が無効電力の基準値となり、誤
差増幅器33による交流フィルタ12の出力電圧の自動
制御に優先してインバータ11の無効電力は誤差増幅器
321により一定に自動制御される。即ち、本発明によ
ればインバータ11の定格容量の許容値内ではインバー
タ11が電力系統14の電圧変動の抑制に寄与するよう
に動作すると共に、電力系統の大幅な電圧変動によるイ
ンバータ11の過負荷を防止することができる。また、
有効電力基準40の大きさjこ応じて制限回路331の
制限値を可変とし、例えば有効電力基準40が小さい場
合に制限回路331の制限値を大とし無効電力の上限値
を大とすることによつて電力系統の電圧変動を抑制する
効果を更に大ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電力系統に連系するインバータ制御方式
のプロツク図、第2図は第1図のPLL回路の具体的回
路構成図、第3図は本発明の一実施例を示すプロツク図
である。 10・・・・・・直流電源、11・・・・・・インバー
タ、12・・・・・・交流フイルタ、13・・・・・・
サイリスタしや断器、14・・・・・・電力系統、20
・・・・・・交流フイルタ出力電流、21・・・・・・
交流フイルタ出力電圧、22・・・・・・電力系統の電
圧、30・・・・・・電圧基準、31・・・・・・無効
電力基準、32・・・・・・無効電力トランスジユーサ
、33,42・・・・・・誤差増幅器、34・・・・・
・電圧制御回路、35・・・・・・切替スイツチ、40
・・・・・・有効電力基準、41・・・・・・有効電力
トランスジユーサ、43・・・・・・PLL回路、44
・・・・・・カウンタ、321・・・・・・誤差増幅器
、331・・・・・・制限回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力系統の無効電力、有効電力をこの電力系統に連
    系するインバータによつて制御するものにおいて、前記
    インバータの無効電力制御系に無効電力制限回路を設け
    ると共にその制限値を有効電力の基準値に応じて可変と
    し、前記インバータの定格容量内では前記電力系統の電
    圧が電圧基準と等しくなるように制御し、前記電力系統
    の大幅な電力変動に対しては、前記インバータの無効電
    力の上限値が一定となるように前記インバータを制御す
    るようにしたことを特徴とする電力系統に連系するイン
    バータの制御方式。
JP54004233A 1979-01-18 1979-01-18 電力系統に連系するインバ−タの制御方式 Expired JPS5932974B2 (ja)

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JPS5597146A JPS5597146A (en) 1980-07-24
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JPS5921237A (ja) * 1982-07-09 1984-02-03 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 自励インバ−タと系統との並列運転方法
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