JPS5932750Y2 - 傘歯車の取付装置 - Google Patents

傘歯車の取付装置

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JPS5932750Y2
JPS5932750Y2 JP8895380U JP8895380U JPS5932750Y2 JP S5932750 Y2 JPS5932750 Y2 JP S5932750Y2 JP 8895380 U JP8895380 U JP 8895380U JP 8895380 U JP8895380 U JP 8895380U JP S5932750 Y2 JPS5932750 Y2 JP S5932750Y2
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JP
Japan
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bevel gear
shaft
flat surface
mounting device
gear
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Expired
Application number
JP8895380U
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English (en)
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JPS5711355U (ja
Inventor
茂 山賀
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
Application filed by 株式会社リコー filed Critical 株式会社リコー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は傘歯車の取付装置に係り、特にカメラの自動巻
上装置における傘歯車の取付げに適用して好適な傘歯車
の取付装置に関する。
従来のこの種自動巻上装置などにおいて用いられる傘歯
車の固定手段としては、例えば第1図に示すようにモー
タ軸1の外面長手方向に平担面2を形成し、合成樹脂に
より形成された傘歯車3の軸孔4の内面の一部に前記平
担面2に合致する平担面5を形成しておき、これら平担
面2,5を合致させた5えモータ軸1に圧入して傘歯車
3のボス部6に金属製リング1を外嵌し、このリングT
の半径方向から止めねじ8を螺挿してその内端を前記平
担面2に圧接させることによりモータ軸1上に傘歯車3
を固定するようになされたもの、あるいは傘歯車3が金
属製の場合には、第2図示のように、傘歯車3のボス部
6に直接止めねじ8を螺挿し、その内端をモータ軸1の
平担面2に圧接して固定するようになされている。
しかし、上記いずれの固定手段において12、止めねじ
8または金属製リングTと止めねじ8を必要とするため
部品点数が増し、高価になるばかりでなく組立が面倒で
あり、しかも使用中止めねじ8が緩むと傘歯車3の固定
状態が一挙に不安定となって歯車間の噛合いに支障をき
たすなどの問題があった。
さりとて、傘歯車3を合成樹脂製とした場合、その軸孔
4とモータ軸1とを圧嵌めして取付けることも考えられ
るが、これによると熱膨張により傘歯車3の軸孔4が拡
張されたときモータ軸1とのフリクションが減少して軸
方向に移動し、やはり歯車間の噛合に支障をもたらすも
のとなる。
本考案はこれに鑑み、金属製リングや止めねじを一切用
いることなく傘歯車を固定することができ、かつ使用に
よって固定状態が減退することのない傘歯車の取付装置
を提供することを目的としてなされたものである。
以下、本考案を第3図乃至第6図に示す実施例により前
記第1図および第2図と共通する部分には同一符号を付
して説明する。
第3図に示す実施例は、カメラの自動巻上装置における
モータ軸1に固定する傘歯車の取付げに本考案を適用し
たもので、モータMの回転が傘歯車3から中間傘歯車9
に伝達され、この傘歯車9と一体の歯車10、中間歯車
11.12、伝導歯車13,14を通じ入力側クラッチ
歯車15が回転され、クラッチピン16,17を介し出
力側のクラッチ歯車18を回転して出力歯車19に伝達
され、巻上爪20を回動してカメラの巻上機構を巻上動
作する。
巻上完了後、クラッチが切れると、出力側のクラッチ歯
車18は軸21上にフリーであるから巻上軸22の戻し
ばね(図示せず)の作用で次にクラッチ結合する所定の
位置に出力側のクラッチ歯車18が戻される。
上記のような構成において、モータ軸1は、第4図に示
すように軸端から軸方向に所要長さにわたり構成されて
平担面2が形成されている。
傘歯車3は、その軸孔4の内周面に前記平担面2と合致
する平担面5が形成され、その軸孔4の外端側内周面に
は前記モータ軸1に嵌合した際その軸端面1aの一部が
当接する突当部23が突設されている。
この突当部23を突設する位置は、この突当部23がモ
ータ軸1の軸端面1aに当接したとざ傘歯車3の歯部3
aがこれに噛合う傘歯車9の歯部9aに適度なりリアラ
ンスをもって噛合うことができる位置とされる。
前記突当部23は、傘歯車3が合成樹脂で成形される場
合には成形時に一体に形成することができること、およ
び予め軸孔4の内径をモータ軸1より小さく形成してお
き、所要寸法外モータ軸1に圧入して押込むことにより
形成することもできる。
また傘歯車3が金属製の場合であっても別途捨てねじ等
を予め螺挿することにより形成することができる。
したがって本考案においては、モータ軸1に傘歯車3の
軸孔4を嵌入し、その軸孔4の外端内周面に突出する突
当部23をモータ軸1の軸端面1aに当接させたのちこ
の傘歯車3の歯部3aをこれに噛合させる傘歯車9の歯
部9aに噛合させれば、当該傘歯車9の方向へは歯部3
a、9aの噛合いによって移動することができず、モー
タM側へは前記の突当部23とモータ軸1の軸端面1a
との当接により移動できないものとなっていずれの方向
へも移動が阻止され、そのため組立後において傘歯車3
に熱膨張が生じて軸孔4が拡大され軸孔4とモータ軸1
との間におけるフリクションが減少しても、歯車として
の噛合い状態に支障をきたすことがない。
また傘歯車3の軸孔4の内径をモータ軸1よりも小さく
5形成しておき、所要寸法外モータ軸1に圧入により押
込むことにより突当部23を形成するようにすれば、モ
ータ軸1を厳密に寸法管理することなく、傘歯車3とモ
ータMの端面との間にスペーサを挿入して組立てること
により傘歯車3の取付位置の寸法管理が容易にできる利
点がある。
なお、本考案はモータ軸1のみならず、例えば第6図示
のように中間歯車としての傘歯車3に適用し得ることは
もちろんであり、また軸に形成する平担面2は必ずしも
完全な平面でなく平担面と同じ機能を有するものであれ
ば例えばキー溝状等であってもよい。
以上説明したように、本考案によれば、傘歯車を軸に嵌
合させるのみで所定の位置に位置ずれすることなく取付
けることができるので、部品点数が増さず、組立作業が
きわめて簡単になり、安価に得られながら長期にわたり
所期の機能を全うさせることができる優れた効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の傘歯車取付装置を示す断面
図、第3図は本考案の適用例としてのカメラの自動巻上
装置の歯車系列を示す断面図、第4図は本考案装置の一
実施例を示す拡大断面図、第5図は第4図v−v線断面
図、第6図は本考案の他の適用例を示す説明図である。 1・・・・・・モータ軸、2・・・・・・平担面、3・
・・・・・傘歯車、4・・・・・・軸孔、5・・・・・
・平担面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転軸の外面長手方向に所要長さの平担面を形成し
    、この軸に嵌着される傘歯車の軸孔の内面に前記平担面
    に合致する平担面を形成した不回転嵌合構造を有するも
    のにおいて、前記傘歯車の軸孔の内周面外端部に前記回
    転軸の軸端に当接する突当部な突設または前記傘歯車の
    軸孔を回転軸に圧入してその軸端に前記突当部を形成し
    、この傘歯車に他の傘歯車を噛合せしめることにより軸
    方向に拘束されるようにしたことを特徴とする傘歯車の
    取付装置。 2 前記傘歯車を合成樹脂により形成し、前記突当部を
    傘歯車と一体に成形したことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の傘歯車の取付装置。
JP8895380U 1980-06-25 1980-06-25 傘歯車の取付装置 Expired JPS5932750Y2 (ja)

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JP8895380U JPS5932750Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 傘歯車の取付装置

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JP8895380U JPS5932750Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 傘歯車の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5711355U JPS5711355U (ja) 1982-01-21
JPS5932750Y2 true JPS5932750Y2 (ja) 1984-09-13

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ID=29451012

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JP4228627B2 (ja) * 2002-08-26 2009-02-25 パナソニック株式会社 便座及び便蓋の自動開閉装置
JP5022255B2 (ja) * 2008-02-01 2012-09-12 株式会社浅間製作所 機械部品の軸止め構造
JP5201037B2 (ja) * 2009-03-18 2013-06-05 株式会社デンソーウェーブ ロボットのシャフトに対するフランジ取付構造

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JPS5711355U (ja) 1982-01-21

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