JPS5912618Y2 - 電力計の一方向クラツチ装置 - Google Patents

電力計の一方向クラツチ装置

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Publication number
JPS5912618Y2
JPS5912618Y2 JP8047280U JP8047280U JPS5912618Y2 JP S5912618 Y2 JPS5912618 Y2 JP S5912618Y2 JP 8047280 U JP8047280 U JP 8047280U JP 8047280 U JP8047280 U JP 8047280U JP S5912618 Y2 JPS5912618 Y2 JP S5912618Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
hole
collar
driven member
tip
Prior art date
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Expired
Application number
JP8047280U
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English (en)
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JPS574759U (ja
Inventor
哲男 岡城
道夫 大坂
偉 高下
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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Publication of JPS574759U publication Critical patent/JPS574759U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば最大需要重力計の零復帰装置へ使用す
る電力計の一方向クラッチ装置に関するものである。
第1図は従来の電力計の一方向クラッチ装置を示す側断
面図である。
第1図において、カバー1の貫通孔101にブツシエ2
の挿入部202が挿入され、つば部203の内側表面と
カバー1の外表面とがワツシャ3を介して当接しており
、ブツシエ2はカバー1にねじ山201に螺合する第1
のナット4によって取付けられている。
主軸6の挿入部602はブツシエ2の貫通孔205に貫
通挿入されている。
ハンドル7はブツシエ2のつば部203の外側表面と主
軸6の大径部604の対向内面とに扶持されでいる。
従動部材10はその貫通ねじ孔10 aが主軸6の挿入
部602の先端部に設けられたねし山601に螺合する
と共に、ねじ山601に螺合する第2のナット1.1に
よって従動部材10は主軸6に取付けられている。
つる巻ばね8は中空部がブツシエ2の挿入部202と従
動部材10の突起部10bとに貫通挿入されると共に、
第1のナット4の内側端面と従動部材10のつば部10
Cとの間に装着されている。
次にこの従来装置動作を説明する。
ハンドル7を主軸6の挿入部602を中心に時計方向に
回転させると、その回転力は主軸6を介して従動部材1
0に伝えられる。
従動部材10が時計方向に回転するとつる巻ばね8の内
部端は従動部材10と共に回転し、一方外部端は固定さ
れているため、つる巻ばね8の中空部の直径が狭められ
る。
従って、ブツシエ2の挿入部202の先端と従動部材1
0の突起部10bとはつる巻ばね8によって締付けられ
、ハンドル7は回転しなくなる。
一方、ハンドル7を主軸6の挿入部602を中心に反時
計方向に回転させると、その回転力は主軸6を介して従
動部材10に伝えられる。
従動部材10が反時計方向に回転するとつる巻ばね8の
内部端は従動部材10と共に回転し他端は固定されてい
るため、つる巻ばね8の中空部の直径は拡げられる。
従って、ハンドル7は拘束されることなく反時計方向に
回転し、従動部材10もそれにつれて反時計方向に回転
する。
しかしながら上記の従来の装置では、つる巻ばね8がカ
バー1の内部に設置されているため、つる巻ばね8とブ
ツシエ2の挿入部202及びつる巻ばね8と従動部材1
0の突起部10bとの摩擦によって生じる金属粉等が、
電力計の構或部品に付着して性能を低下させる欠点があ
った。
またつる巻ばね8をカバー1の内部に設置するため、他
の電力計の構威部品の設置空間を圧迫する欠点があった
この考案は従来の欠点を除去するためになされたもので
ある。
以下図面によってこの考案の一実施例を説明する。
第2図はこの考案に係る電力計の一方向クラッチ装置を
示す側断面図である。
第2図において、カバー1は電力計素子を覆い貫通孔1
01が穿設されている。
ブツシエ2は貫通孔101に貫通挿入され先端部の外周
表面にねし山201が穿設された挿入部202と、カバ
ー1の外表面に内側表面が当接するつば部203と、つ
ば部203の外部に且つ軸方向に突出して設けられた突
出部204とから構或され、夫々を軸方向に貫通して貫
通孔205が穿設されている。
ワツシャ3はカバー1の外表面とつば部203の内側表
面に設置されている。
第1のナット4はねし山201に螺合してプッシュ2を
ワッシャ5を介してカバー1に取付けている。
主軸6はブツシエ2の貫通孔205に貫通挿入され先端
部にねじ山601が穿設された挿入部602と、ブツシ
エ2の突出部204の先端端面に当接する端面を有する
段差部603と、つば部203の外側表面に相対する対
向内面を有する大径部604とから構威されている。
ハンドル7はその外側表面が主軸6の大径部604の対
向内面に当接して設置されている。
つる巻ばね8はその中空部が主軸6の段差部603とブ
ツシエ2の突出部204とに貫通挿入され、ハンドル7
の内表面とプッシュ2のつば部203の外側表面間に装
着されている。
保護カバー9はつる巻ばね8を覆うものである。
従動部材10はハンドル7の一方向の回転に従って回転
をし機器を駆動するもので、主軸6の挿入部602の先
端端部に設けられたねじ山601に螺合するねじ孔10
aを有している。
第2のナット11はねし山601に螺合して従動部材1
0を主軸6に取付けるものである。
次にこの実施例の動作を説明する。
ハンドル7を主軸6の段差部603を中心に時計方向に
回転させると、その回転力は主軸6を介して従動部材1
0に伝えられる。
主軸6が時計方向に回転すると、つる巻ばね8の外部端
は主軸6と共に時計方向に回転し内部端はプッシュ2に
固定されているため、つる巻ばね8は中空部の直径が狭
められる。
従って、主軸6の段差部603とブッシエ2の突出部2
04とはつる巻ばね8によって締付けられ、ハンドル7
は回転しなくなり、従動部材10も回転しなくなる。
一方、ハンドル7を主軸6の段差部603を中心に反時
計方向に回転させると、その回転力は主軸6を介して従
動部材10に伝えられる。
主軸6が反時計方向に回転すると、上記とは逆につる巻
ばね8の中空部の直径が拡げられる。
従って、主軸6の段差部603とブツシエ2の突出部2
04とがつる巻ばね8によって締付けられることなく、
ハンドル7は反時計方向に回転し、従動部材10も反時
計方向に回転して機器を駆動する。
この考案は上記のように構威され、つる巻ばね8がカバ
ー1の外部に設置されているため、つる巻ばね8と主軸
6の段差部603、及びつる巻ばね8とブツシエ2の突
出部204との摩擦によって生じる金属粉等が、電力計
の構戒部品に付着することがなく性能を低下させること
がない。
また一方向クラッチ装置の大部分をカバー1の外部に設
置しているため、電力計構戊部品の設置空間を圧迫する
ことがなく、装置を小型にすることができる。
以上のようにこの考案によれば、機器の性能が低下する
ことがなく、且つ装置を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電力計の一方向クラッチ装置を示す側面
図である。 第2図はこの考案に係る電力計の一方向クラッチ装置の
一実施例を示す側面図で゛ある。 図において、各図中対応する部分には対応する符号を付
しており、1はカバー、101は貫通孔、2はブツシエ
、201はねじ山、202は挿入部、203はつば部、
204は突出部、205は貫通孔、4は第1のナット、
6は主軸、601はねし山、602は挿入部、603は
段差部、604は大径部、7はハンドル、8はつる巻ば
ね、10は従動部材、10 aはねし孔、11は第2の
ナットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電力計素子を覆い貫通孔が穿設されたカバー、前記貫通
    孔に挿入され外周表面にねし山が穿設された挿入部と前
    記カバーの外表面に内側表面が当接するつば部と前記つ
    ば部の外部に且つ軸方向に突出して設けられた突出部と
    から構威され夫々を軸方向に貫通孔が穿設されたブツシ
    エ、前記ねし山に螺合し前記プッシュを前記カバーに取
    付ける第1のナット、前記ブツシエの貫通孔に貫通挿入
    され先端部にねし山が穿設された挿入部と前記突出部の
    先端端面に当接する端面を有する段差部と前記つば部の
    外側表面に相対する対向内面を有する大径部とから構威
    された主軸、前記主軸の大径部の対向内面に外表面が当
    接して設置されたノ\ンドル、前記ブツシエの突出部と
    前記主軸の段差部とに中空部が貫通挿入され前記ハンド
    ルの内表面と前記つば部の外側表面間に装着されたつる
    巻ばね、前記主軸の挿入部先端部を貫通挿入する孔を有
    し機器を駆動する従動部材、及び前記主軸の挿入部先端
    部に穿設されたねじ山に螺合し前記従動部材を前記主軸
    に取付ける第2のナットを備えたことを特徴とする電力
    計の一方向クラッチ装置。
JP8047280U 1980-06-09 1980-06-09 電力計の一方向クラツチ装置 Expired JPS5912618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8047280U JPS5912618Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 電力計の一方向クラツチ装置

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JP8047280U JPS5912618Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 電力計の一方向クラツチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS574759U JPS574759U (ja) 1982-01-11
JPS5912618Y2 true JPS5912618Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=29442910

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JP8047280U Expired JPS5912618Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 電力計の一方向クラツチ装置

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