JPS6158782B2 - - Google Patents
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- JPS6158782B2 JPS6158782B2 JP13896582A JP13896582A JPS6158782B2 JP S6158782 B2 JPS6158782 B2 JP S6158782B2 JP 13896582 A JP13896582 A JP 13896582A JP 13896582 A JP13896582 A JP 13896582A JP S6158782 B2 JPS6158782 B2 JP S6158782B2
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- fixed
- annular groove
- sleeve
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 43
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P1/00—Details of instruments
- G01P1/04—Special adaptations of driving means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両用変速機等よりスピードメータ
用の回転を取り出すスピードメータ用ドリブンギ
ア装置の固定構造に関する。
用の回転を取り出すスピードメータ用ドリブンギ
ア装置の固定構造に関する。
従来、この種のドリブンギア装置の固定構造と
しては、例えば第1図に示すようなものがある。
しては、例えば第1図に示すようなものがある。
第1図において、1は車両用変速機のスピード
メータドライブギアにより回転駆動される樹脂製
のドリブンギアであり、内部にスピードメータに
回転を伝達するためのワイヤケーブル4を固定
し、固定軸2への装着によりドライブギアとドリ
ブンギア1との軸間距離を適正に保つようにトラ
ンスミツシヨンケースに固定される。
メータドライブギアにより回転駆動される樹脂製
のドリブンギアであり、内部にスピードメータに
回転を伝達するためのワイヤケーブル4を固定
し、固定軸2への装着によりドライブギアとドリ
ブンギア1との軸間距離を適正に保つようにトラ
ンスミツシヨンケースに固定される。
一方、固定軸2に対しドリブンギア1を回転自
在に固定するため、固定軸2側に環状の窪み5を
形成し、ドリブンギア1の切欠き6を介して第2
図のA−A断面端面図に示すように固定用クリツ
プ3の嵌合片7を嵌め入れ、ドリブンギア1の回
転によりスラスト方向の荷重を受けても固定軸2
から抜け出さないようにしている。
在に固定するため、固定軸2側に環状の窪み5を
形成し、ドリブンギア1の切欠き6を介して第2
図のA−A断面端面図に示すように固定用クリツ
プ3の嵌合片7を嵌め入れ、ドリブンギア1の回
転によりスラスト方向の荷重を受けても固定軸2
から抜け出さないようにしている。
しかしながら、このような従来のドリブンギア
固定構造にあつては、固定軸2にドリブンギア1
を固定するため専用の固定用クリツプ3を必要と
し、しかも固定用クリツプ3は板金製であること
から剛性が高く、固定クリツプ3を広げて嵌め入
れる組立作業性が悪く、また、専用の固定クリツ
プを必要とするぶんだけ部品点数が増えて製造コ
スト及び部品管理コストが高くなるという問題点
があつた。
固定構造にあつては、固定軸2にドリブンギア1
を固定するため専用の固定用クリツプ3を必要と
し、しかも固定用クリツプ3は板金製であること
から剛性が高く、固定クリツプ3を広げて嵌め入
れる組立作業性が悪く、また、専用の固定クリツ
プを必要とするぶんだけ部品点数が増えて製造コ
スト及び部品管理コストが高くなるという問題点
があつた。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、弾性変形容易な1又は複数の爪
状突起を樹脂製ドリブンギアと一体に形成し、こ
の爪状突起を相対する固定軸の環状溝に嵌め入れ
る構造とすることにより、組立てが容易で且つコ
スト的にも安価なスピードメータ用ドリブンギア
装置の固定構造を提供することを目的とする。
なされたもので、弾性変形容易な1又は複数の爪
状突起を樹脂製ドリブンギアと一体に形成し、こ
の爪状突起を相対する固定軸の環状溝に嵌め入れ
る構造とすることにより、組立てが容易で且つコ
スト的にも安価なスピードメータ用ドリブンギア
装置の固定構造を提供することを目的とする。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第3図は、本発明の一実施例を示した軸方向の
断面図であり、第4図にA−A断面端面図を示
す。
断面図であり、第4図にA−A断面端面図を示
す。
まず、構成を説明すると、10は樹脂製のドリ
ブンギアであり、内部にワイヤケーブル4を固定
するワイヤ固定部11を形成するとともに、ドリ
ブンギア10の一方の側面よりこの実施例では上
下の2箇所に爪部12を射出成形により一体に形
成している。
ブンギアであり、内部にワイヤケーブル4を固定
するワイヤ固定部11を形成するとともに、ドリ
ブンギア10の一方の側面よりこの実施例では上
下の2箇所に爪部12を射出成形により一体に形
成している。
このように2本の爪部12を一体に形成したド
リブンギア10が回転自在に固定される固定軸1
3には、ドリブンギア10の爪部12を嵌着する
ため環状溝14が形成されている。
リブンギア10が回転自在に固定される固定軸1
3には、ドリブンギア10の爪部12を嵌着する
ため環状溝14が形成されている。
又、ドリブンギア10の爪部12の内側縁部に
は、面取り15が施されており、更に固定軸13
の環状溝14の手前となる部分に爪部12を容易
に環状溝14に嵌め入れるようにするための案内
テーパ部16が形成されている。
は、面取り15が施されており、更に固定軸13
の環状溝14の手前となる部分に爪部12を容易
に環状溝14に嵌め入れるようにするための案内
テーパ部16が形成されている。
次に作用を説明する。
まず固定軸13に対しドリブンギア10を回転
自在に固定する場合には、トランスミツシヨンケ
ース側に固定支持されている固定軸13に対し、
第5図に示すように爪部12側からドリブンギア
10を差し込む。この第5図に示す差し込み状態
に於いて、爪部12は弾性変形が容易となるアー
ム状に形成されており、又、固定軸13に形成し
た環状溝14の手前には案内テーパ部16が形成
され、且つ爪部12にも面取り15が施されてい
るため、固定軸13に対するドリブンギア10の
差し込みに対し、爪部12は案内テーパ部16の
テーパ面に沿つて押し込まれることで外側に広が
り、爪部12の緩やかな外側への弾性変形により
固定軸13の環状溝14に第3図に示すようにド
リブンギア10の爪部12を嵌め入れることがで
きる。又、固定軸13に対するドリブンギア10
の固定に際し、従来構造のように固定クリツプ等
の部品が不要であり、固定軸13にドリブンギア
10を嵌め入れるだけで回転自在に固定すること
ができるので、組立作業が極めて簡単となる。
自在に固定する場合には、トランスミツシヨンケ
ース側に固定支持されている固定軸13に対し、
第5図に示すように爪部12側からドリブンギア
10を差し込む。この第5図に示す差し込み状態
に於いて、爪部12は弾性変形が容易となるアー
ム状に形成されており、又、固定軸13に形成し
た環状溝14の手前には案内テーパ部16が形成
され、且つ爪部12にも面取り15が施されてい
るため、固定軸13に対するドリブンギア10の
差し込みに対し、爪部12は案内テーパ部16の
テーパ面に沿つて押し込まれることで外側に広が
り、爪部12の緩やかな外側への弾性変形により
固定軸13の環状溝14に第3図に示すようにド
リブンギア10の爪部12を嵌め入れることがで
きる。又、固定軸13に対するドリブンギア10
の固定に際し、従来構造のように固定クリツプ等
の部品が不要であり、固定軸13にドリブンギア
10を嵌め入れるだけで回転自在に固定すること
ができるので、組立作業が極めて簡単となる。
一方、第3図に示すようにドリブンギア10を
固定軸13に装着した状態でドリブンギア10が
トランスミツシヨンのピードメータドライブギア
の噛み合いにより回転駆動されると、ドリブンギ
ア10にはP1又はP2で示す方向のスラスト荷重が
作用する。
固定軸13に装着した状態でドリブンギア10が
トランスミツシヨンのピードメータドライブギア
の噛み合いにより回転駆動されると、ドリブンギ
ア10にはP1又はP2で示す方向のスラスト荷重が
作用する。
このようなスラスト荷重P1又はP2に対し、例え
ばP1の方向にスラスト荷重が加わつた場合には、
ドリブンギア10の内径端部10aと固定軸13
の軸端面との接触によりスラスト荷重P1を受けと
めてドリブンギア10が回転する。
ばP1の方向にスラスト荷重が加わつた場合には、
ドリブンギア10の内径端部10aと固定軸13
の軸端面との接触によりスラスト荷重P1を受けと
めてドリブンギア10が回転する。
又、P2方向のスラスト荷重が加わつた場合に
は、ドリブンギア10と一体に形成した爪部12
の内側と環状溝14の溝端面との接触によりスラ
スト荷重P2を受けとめ、スラスト荷重P2によりド
リブンギア10が固定軸13から抜け出すことな
く回転される。更にドリブンギア10にスラスト
荷重P1,P2が加わつたとしても爪部12がラジア
ル方向に広がることはなく、ドリブンギア10が
回転中に固定軸13から抜け出してしまうことは
確実に防止できる。
は、ドリブンギア10と一体に形成した爪部12
の内側と環状溝14の溝端面との接触によりスラ
スト荷重P2を受けとめ、スラスト荷重P2によりド
リブンギア10が固定軸13から抜け出すことな
く回転される。更にドリブンギア10にスラスト
荷重P1,P2が加わつたとしても爪部12がラジア
ル方向に広がることはなく、ドリブンギア10が
回転中に固定軸13から抜け出してしまうことは
確実に防止できる。
第6図は、本発明の他の実施例を示した断面図
であり、この実施例は軸付き型のドリブンギアに
ついて本考案の固定構造を適用したことを特徴と
する。
であり、この実施例は軸付き型のドリブンギアに
ついて本考案の固定構造を適用したことを特徴と
する。
すなわち、樹脂製のドリブンギア10はシヤフ
ト17の軸端に射出成形により一体に成形固定さ
れており、ドリブンギア10には同時に一対の爪
部12が射出成形により一体に形成されている。
ドリブンギア10を一体に成形固定したシヤフト
17はスリーブ18に挿入され、ドリブンギア1
0の爪部12に相対したスリーブ18の外周には
環状溝14が形成され、この環状溝14にドリブ
ンギア10の爪部12が嵌め入れられることで固
定側となるスリーブ18に対しドリブンギア10
を回転自在に装着している。
ト17の軸端に射出成形により一体に成形固定さ
れており、ドリブンギア10には同時に一対の爪
部12が射出成形により一体に形成されている。
ドリブンギア10を一体に成形固定したシヤフト
17はスリーブ18に挿入され、ドリブンギア1
0の爪部12に相対したスリーブ18の外周には
環状溝14が形成され、この環状溝14にドリブ
ンギア10の爪部12が嵌め入れられることで固
定側となるスリーブ18に対しドリブンギア10
を回転自在に装着している。
又、スリーブ18の環状溝14に対する爪部1
2の嵌め入れを容易にするため、爪部12の内側
外縁には面取り15が施され、又、スリーブ18
の先端外周には案内テーパ部16が形成されてい
る。
2の嵌め入れを容易にするため、爪部12の内側
外縁には面取り15が施され、又、スリーブ18
の先端外周には案内テーパ部16が形成されてい
る。
勿論、シヤフト17の後端にはスピードメータ
へ回転を伝達するためのワイヤケーブル4が固定
され、またシヤフト17とスリーブ18との間に
オイルシール20を介在させている。
へ回転を伝達するためのワイヤケーブル4が固定
され、またシヤフト17とスリーブ18との間に
オイルシール20を介在させている。
この第6図の実施例に於いても、固定軸側とな
るスリーブ18に対するドリブンギア10の固定
はシヤフト17をスリーブ18内に挿入すると同
時にドリブンギア10の爪部12をスリーブ18
の外側に嵌め入れ、爪部12をスリーブ18の外
周に形成した環状溝14に嵌着することにより、
スリーブ18に対しドリブンギア10を回転自在
に装着することができる。
るスリーブ18に対するドリブンギア10の固定
はシヤフト17をスリーブ18内に挿入すると同
時にドリブンギア10の爪部12をスリーブ18
の外側に嵌め入れ、爪部12をスリーブ18の外
周に形成した環状溝14に嵌着することにより、
スリーブ18に対しドリブンギア10を回転自在
に装着することができる。
第7図は、軸付きドリブンギアを用いた本発明
の他の実施例を示した断面図であり、この実施例
は第6図におけるシヤフト17をドリブンギア1
0と同様に樹脂により一体に成形したことを特徴
とする。
の他の実施例を示した断面図であり、この実施例
は第6図におけるシヤフト17をドリブンギア1
0と同様に樹脂により一体に成形したことを特徴
とする。
すなわち、ドリブンギア10の一端には樹脂成
形により一体にシヤフト21が形成され、シヤフ
ト21の先端にワイヤケーブル4を固定してお
り、ドリブンギア10側に成形される爪部として
は、第8図に取り出して示すシヤフト21を一体
に形成したドリブンギア10の平面図から明らか
なように、ドリブンギア10側に爪状突起を形成
した爪部12を片持ち切欠構造にて形成し、この
爪部12に相対したスリーブ18の内周面に環状
溝14を形成し、更に環状溝14に対しては、ス
リーブ18の外部より貫通穴22を設け、スリー
ブ18からドリブンギア10を取外す時に爪部1
2を内側に押し下げて環状溝14との嵌合を外す
ことができるようにし、併せて貫通穴22は潤滑
油の供給を兼ねさせている。
形により一体にシヤフト21が形成され、シヤフ
ト21の先端にワイヤケーブル4を固定してお
り、ドリブンギア10側に成形される爪部として
は、第8図に取り出して示すシヤフト21を一体
に形成したドリブンギア10の平面図から明らか
なように、ドリブンギア10側に爪状突起を形成
した爪部12を片持ち切欠構造にて形成し、この
爪部12に相対したスリーブ18の内周面に環状
溝14を形成し、更に環状溝14に対しては、ス
リーブ18の外部より貫通穴22を設け、スリー
ブ18からドリブンギア10を取外す時に爪部1
2を内側に押し下げて環状溝14との嵌合を外す
ことができるようにし、併せて貫通穴22は潤滑
油の供給を兼ねさせている。
更にスリーブ18の環状溝14に対するドリブ
ンギア10のシヤフト21に形成した爪部12の
嵌め入れを容易にするため、爪部12の右側縁部
に面取り15を施すとともにシヤフト21の挿入
側となるスリーブ18の内径縁部に案内テーパ部
16を形成している。
ンギア10のシヤフト21に形成した爪部12の
嵌め入れを容易にするため、爪部12の右側縁部
に面取り15を施すとともにシヤフト21の挿入
側となるスリーブ18の内径縁部に案内テーパ部
16を形成している。
尚、ワイヤケーブル4を固定した側のシヤフト
21とスリーブ18との間には第6図の実施例と
同様にオイルシール20が装着されている。
21とスリーブ18との間には第6図の実施例と
同様にオイルシール20が装着されている。
この第7図に示す実施例に於いても、固定軸側
となるスリーブ18の内部にドリブンギア10と
一体に樹脂成形されたシヤフト21を挿入するこ
とによりシヤフト21に形成した片持ち構造の爪
部12がスリーブ18の環状溝14に嵌まり込ん
でドリブンギア10の回転駆動時に加わる右又は
左方向のスラスト荷重に対しシヤフト21をスリ
ーブ18に対し抜け止めし、スリーブ18に対
し、ドリブンギア10を回転自在に固定してい
る。
となるスリーブ18の内部にドリブンギア10と
一体に樹脂成形されたシヤフト21を挿入するこ
とによりシヤフト21に形成した片持ち構造の爪
部12がスリーブ18の環状溝14に嵌まり込ん
でドリブンギア10の回転駆動時に加わる右又は
左方向のスラスト荷重に対しシヤフト21をスリ
ーブ18に対し抜け止めし、スリーブ18に対
し、ドリブンギア10を回転自在に固定してい
る。
第9図は軸付き型ドリブンギアを用いた本発明
の他の実施例を示した断面図であり、この実施例
は固定側となるスリーブを樹脂成形し、且つスリ
ーブ側に弾性変形容易な爪部を形成したことを特
徴とする。
の他の実施例を示した断面図であり、この実施例
は固定側となるスリーブを樹脂成形し、且つスリ
ーブ側に弾性変形容易な爪部を形成したことを特
徴とする。
すなわち、固定軸側となるスリーブ18は樹脂
の射出成形により作られており、第10図の平面
図に示すようにスリーブ18には爪部12が軸方
向の片持ち切欠構造にて形成されており、この爪
部12に相対したドリブンギア10側のシヤフト
21の外周には環状溝14が形成され、又スリー
ブ18の爪部12をドリブンギア10側のシヤフ
ト21に形成した環状溝14に容易に嵌め入れる
ようにするため、爪部12の左側内縁に面取り1
5を施すとともに、ワイヤケーブル4を固定した
シヤフト21の先端側に案内テーパ部16を形成
している。
の射出成形により作られており、第10図の平面
図に示すようにスリーブ18には爪部12が軸方
向の片持ち切欠構造にて形成されており、この爪
部12に相対したドリブンギア10側のシヤフト
21の外周には環状溝14が形成され、又スリー
ブ18の爪部12をドリブンギア10側のシヤフ
ト21に形成した環状溝14に容易に嵌め入れる
ようにするため、爪部12の左側内縁に面取り1
5を施すとともに、ワイヤケーブル4を固定した
シヤフト21の先端側に案内テーパ部16を形成
している。
この実施例によつても固定軸側となるスリーブ
18に対しドリブンギア10と一体に樹脂成形し
たシヤフト21を嵌め入れるだけでスリーブ18
の爪部12がシヤフト21の環状溝14に嵌まり
込み、スリーブ18に対し、ドリブンギア10を
回転自在に固定できる。
18に対しドリブンギア10と一体に樹脂成形し
たシヤフト21を嵌め入れるだけでスリーブ18
の爪部12がシヤフト21の環状溝14に嵌まり
込み、スリーブ18に対し、ドリブンギア10を
回転自在に固定できる。
尚、上記の実施例は、ドリブンギア側又はスリ
ーブギア側に1又は2本の弾性変形容易な爪部を
一体に形成する場合を例に取るものであつたが、
爪部の本数はこれに限定されず、スラスト荷重に
対し、十分な強度が得られる任意の本数の爪部を
形成するようにしても良い。
ーブギア側に1又は2本の弾性変形容易な爪部を
一体に形成する場合を例に取るものであつたが、
爪部の本数はこれに限定されず、スラスト荷重に
対し、十分な強度が得られる任意の本数の爪部を
形成するようにしても良い。
以上説明してきたように本発明によれば、車両
用変速機等のピードメータドライブギアに噛み合
つてスピードメータ用回転を取り出すドリブンギ
アを固定軸に回転自在に装着したピードメータド
ライブギアの固定構造に於いて、樹脂製ドリブン
ギアに弾性変形容易な1又は複数の爪部を一体に
形成するとともにこの爪部に相対した固定軸側の
外周に環状溝を形成し、この環状溝に樹脂製ドリ
ブンギアの爪部を嵌め入れて回転自在に固定する
ようにしたため、ドリブンギアの固定軸に対する
組付けに際し、ドリブンギアに加わるスラスト荷
重に対し抜け止めするための固定用クリツプ等の
別部品を必要とせず、固定軸側に爪部を一体に形
成したドリブンギアを差し込むだけで回転自在な
固定構造を得ることができ、組立作業を容易にす
るとともに固定軸とドリブンギア以外の部品を必
要としないことから製造コスト及び部品管理コス
トの低減を図ることができる。
用変速機等のピードメータドライブギアに噛み合
つてスピードメータ用回転を取り出すドリブンギ
アを固定軸に回転自在に装着したピードメータド
ライブギアの固定構造に於いて、樹脂製ドリブン
ギアに弾性変形容易な1又は複数の爪部を一体に
形成するとともにこの爪部に相対した固定軸側の
外周に環状溝を形成し、この環状溝に樹脂製ドリ
ブンギアの爪部を嵌め入れて回転自在に固定する
ようにしたため、ドリブンギアの固定軸に対する
組付けに際し、ドリブンギアに加わるスラスト荷
重に対し抜け止めするための固定用クリツプ等の
別部品を必要とせず、固定軸側に爪部を一体に形
成したドリブンギアを差し込むだけで回転自在な
固定構造を得ることができ、組立作業を容易にす
るとともに固定軸とドリブンギア以外の部品を必
要としないことから製造コスト及び部品管理コス
トの低減を図ることができる。
又、ドリブンギアに一体に形成した爪部の挿入
側に面取りを施すとともに固定軸側に形成した環
状溝の手前に案内テーパ部を設けるようにしてい
るため、固定軸側にドリブンギアを嵌め入れる時
にドリブンギアの爪部は固定軸側の案内テーパ部
に対する爪部の面取りの摺接で爪部が緩やかに外
側に押し広げられて環状溝に嵌合するようになる
ため、環状溝に対するドリブンギア側の爪部の嵌
め入れが引つかかり等を生じずに容易に行なうこ
とができ、又ドリブンギアの爪部が急激に外側に
押し広げられることがないため、組立て時に爪部
が折れてしまうような事態を確実に防止すること
ができるという効果が得られる。
側に面取りを施すとともに固定軸側に形成した環
状溝の手前に案内テーパ部を設けるようにしてい
るため、固定軸側にドリブンギアを嵌め入れる時
にドリブンギアの爪部は固定軸側の案内テーパ部
に対する爪部の面取りの摺接で爪部が緩やかに外
側に押し広げられて環状溝に嵌合するようになる
ため、環状溝に対するドリブンギア側の爪部の嵌
め入れが引つかかり等を生じずに容易に行なうこ
とができ、又ドリブンギアの爪部が急激に外側に
押し広げられることがないため、組立て時に爪部
が折れてしまうような事態を確実に防止すること
ができるという効果が得られる。
第1図は従来の固定構造を示した断面図、第2
図は第1図のA−A断面端面図、第3図は本発明
の一実施例を示した断面図、第4図は第3図のA
−A断面端面図、第5図は第3図の組立て状態を
示した断面説明図、第6図は軸付ドリブンギアを
用いた本発明の他の実施例を示した断面図、第7
図はドリブンギアのシヤフトを一体に樹脂成形し
た場合の本発明の他の実施例を示した断面図、第
8図は第7図におけるシヤフト付ドリブンギアの
平面図、第9図は固定軸側のスリーブを樹脂成形
し、且つ爪部を形成するようにした本発明の他の
実施例を示した断面図、第10図は第9図におけ
るスリーブの平面図である。 10……ドリブンギア、11……ワイヤ固定
部、12……爪部、13……固定軸、14……環
状溝、15……面取り、16……案内テーパ部、
17,21……シヤフト、18……スリーブ、2
0……オイルシール、22……貫通穴。
図は第1図のA−A断面端面図、第3図は本発明
の一実施例を示した断面図、第4図は第3図のA
−A断面端面図、第5図は第3図の組立て状態を
示した断面説明図、第6図は軸付ドリブンギアを
用いた本発明の他の実施例を示した断面図、第7
図はドリブンギアのシヤフトを一体に樹脂成形し
た場合の本発明の他の実施例を示した断面図、第
8図は第7図におけるシヤフト付ドリブンギアの
平面図、第9図は固定軸側のスリーブを樹脂成形
し、且つ爪部を形成するようにした本発明の他の
実施例を示した断面図、第10図は第9図におけ
るスリーブの平面図である。 10……ドリブンギア、11……ワイヤ固定
部、12……爪部、13……固定軸、14……環
状溝、15……面取り、16……案内テーパ部、
17,21……シヤフト、18……スリーブ、2
0……オイルシール、22……貫通穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両用変速機等のスピードメータドライブギ
アに噛み合つてスピードメータ用回転を取り出す
ドリブンギアを固定軸に回転自在に装着したスピ
ードメータ用ドリブンギア装置の固定構造に於い
て、 樹脂製ドリブンギアに弾性変形容易な1又は複
数の爪部を一体に形成すると共に、該爪部に相対
した固定軸側の外周に環状溝を形成し、該環状溝
に前記樹脂製ドリブンギアの爪部を嵌め入れて回
転自在に固定したことを特徴とするスピードメー
タ用ドリブンギア装置の固定構造。 2 前記樹脂製ドリブンギアに一体に形成した爪
部の先端に面取りを施すか、もしくは前記固定軸
側に形成した環状溝の手前に案内テーパ部を形成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のスピードメータ用ドリブンギア装置の固定構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13896582A JPS5928665A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | スピ−ドメ−タ用ドリブンギア装置の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13896582A JPS5928665A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | スピ−ドメ−タ用ドリブンギア装置の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928665A JPS5928665A (ja) | 1984-02-15 |
JPS6158782B2 true JPS6158782B2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=15234315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13896582A Granted JPS5928665A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | スピ−ドメ−タ用ドリブンギア装置の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928665A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153576U (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-29 | ||
JPH01106323U (ja) * | 1988-01-08 | 1989-07-18 | ||
FR2663424B1 (fr) * | 1990-06-19 | 1992-10-09 | Jaeger | Embout de flexible d'entrainement destine a etre fixe sur un indicateur de vitesse. |
FR2663423B1 (fr) * | 1990-06-19 | 1992-10-09 | Jaeger | Embout perfectionne de flexible d'entrainement pour indicateur de vitesse de vehicule automobile. |
JP2611578B2 (ja) * | 1991-08-09 | 1997-05-21 | 豊田合成株式会社 | スピードメータドリブンギヤ装置 |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP13896582A patent/JPS5928665A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5928665A (ja) | 1984-02-15 |
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