JPS5932012B2 - ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト駆動装置 - Google Patents

ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト駆動装置

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JPS5932012B2
JPS5932012B2 JP53103266A JP10326678A JPS5932012B2 JP S5932012 B2 JPS5932012 B2 JP S5932012B2 JP 53103266 A JP53103266 A JP 53103266A JP 10326678 A JP10326678 A JP 10326678A JP S5932012 B2 JPS5932012 B2 JP S5932012B2
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JP
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gate
current
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turn
cathode
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弘通 大橋
克彦 滝上
好広 白坂
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/72Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices having more than two PN junctions; having more than three electrodes; having more than one electrode connected to the same conductivity region

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  • Power Conversion In General (AREA)
  • Thyristor Switches And Gates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゲートターンオフサイリスタのゲート駆動装
置の改良に関する。
最近、各種回路にゲートターンオフサイリスタ(以後G
TOと略称する。
)が使われている。このGTOは、通常のサイリスタと
同様にP−N一P−Nの4層構造を採用しているが、ゲ
ート・カソード間に正方向のゲート電流を流すとターン
オンし、負方向のゲート電流を流すとターンオフする特
性を有している。したがつて、実回路に組込んだとき、
通常のサイリスタに較べて全構成を非常に簡単化できる
利点を有している。第1図はGTOを実回路に組込んだ
ときの一例を示すもので、直流電源1の両端間に負荷2
を介してGTO3のアノード・カソードが接続され、上
記GTO3のゲートとカソードとの間にゲート、駆動装
置4が接続される。
上記ゲート駆動装置4は、通常、ゲートとカソードとの
間に抵抗110ターンオフ用直流電源12およびスイツ
チ13を直列に接続し、また上記電源12とスイツチ1
3との直列回路の両端にターンオフ用直流電源14とス
イツチ15との直列回路を並列に接続したものとなつて
いる。なお、図中16はゲート駆動装置4に存在する配
線インダクタンスを示し、また17はゲートターンオフ
時にGTO3のアノード・カソード間に生じる過電圧を
抑制するためのスナバ回路を示している。しかして、G
TO3をターンオンさせるときには、スイツチ13を所
定期間投入してゲート・カソード間に図中矢印で示す正
方向のゲート電流を流し、またターンオフさせるときに
はスイツチ15を所定期間投入してゲート・カソード間
に上記とは逆向きの負方向のゲート電流を流す。
第2図はGTO3に負のゲート電流1g(0ff)を供
給してゲートターンオフさせたときの各部の波形を示す
もので、図中1aはアノード電流を、Ikはカソード電
流を、Eaはアノード電圧を、Egはゲート・カソード
間電圧を、Egは直流電源14の出力電圧を、VOは直
流電源1の出力電圧を示している。今、時点t:oにお
いてスイツチ15を閉じると、直流電源14の出力電圧
EgがGTO3のゲート・カソード間に印加され、負の
ゲート電流1g(0ff)が流れる。Ig(0ff)が
流れ始めてから蓄積時間Tsと呼ばれる期間、アノード
電流1aはスイツチ15を閉じる前の値IATOを保つ
ている。蓄積時間Tsを過ぎ、降下時間Tfと呼ばれて
いる期間に入ると、アノード電流1aが急激に減少し始
める、降下時間TfはGTO3のゲート・カソード間接
合部J3が逆阻止能力を回復するまで続く。接合部J3
が逆阻止能力を回復し始めるとカソード電流1kは急激
に零に近づく。t=oから接合部J3が逆阻止能力を回
復するまでの時間を便宜上第一次回復時間Trlと呼ぶ
ことにすると、Tr,を過ぎるとアノード電流1aはゲ
ートを経由して流れる。この期間に至ると、アノード電
流1aは、Nベースの残留キヤリアのライフタイムにほ
ぼ等しい時定数で指数関数時に減衰する。その結果、素
子によつて決定されるある時間(便宜上第二次回復時間
Tr2と呼ぶ。)過ぎると、中央接合部J2も逆阻止能
力を回復するのでスイツチ15を開いても再度ターンオ
ンするようなことはない。このような経過でGTO3は
ゲートターンオフ動作を行なう。ところで、上記のよう
な動作を行なうGTOにあつて、前述したTs+Tf二
TOffとし、これをターンオフ時間とすると、このタ
ーンオフ時間TOffはできるだけ短かい方がよく、長
いと素子が熱破壊する。熱破壊する直前のアノード電流
値をIATO(MaX)とすると、このIATO(Ma
X)は降下時間Tfの間に発生するスイツチング損失に
大きく依存し、またTfは負ゲート電流の大きさに左右
される。すなわち、実験によると、アノード電流1aと
降下時間Tfと熱破壊値との間には第3図に示す関係が
ある。そして、負ゲート電流供給回路の定数を等しくし
、負ゲート電源の出力電圧をEg,,Eg2,Eg3(
但し、EglくEg2くEg3)に設定して負ゲート電
流の値を可変したときのTfは同図1,H,で示す結果
となつた。この図から判るように、たとえば負ゲート電
流の出力電圧がEg2に設定されて150Aのアノード
電流を繰り返しゲートターンオフさせているとき、何ら
かの原因で負ゲート電源の出力電圧がEglに低下する
と、TfがT2からT1に増加して素子が熱破壊するこ
とになる。したがつて、GTOを熱破壊から守るには、
負ゲート電流供給回路の定数に変動などが生じるのを確
実に防止しなければならない。
しかし確実に防止することは一般に困難である。そこで
、このような問題に対処するため、従来ゲートターンオ
フ時間TOffを検出し、その値が予め定められた値を
越えたとき、格別に設けられた保護回路を動作させるこ
とによつてGTOの熱破壊を防止することが提案されて
いる。
しかしながら、このような手段であると、ゲートターン
オフ時間TOffの検出から保護回路を動作させるまで
にある時間を必要とするので、その間にGTOが熱破壊
する虞れがあり、確実な保護を図れない問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、負ゲート電流供給系に異常が生
じた場合でも熱破壊を招かずにGTOを確実にゲートタ
ーンオフさせ得るゲートターンオフサイリスタのゲート
駆動装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的とするところは負ゲート電流供
給系に異常が生じた場合でも熱破壊を招かずにGTOを
確実にゲートターンオフさせることができ、しかも短絡
事故などによつてアノード電流が大きくなつたときでも
GTOを確実にゲートターンオフさせることができ、G
TOに過電流しや断器としての機能をも付加させ得るゲ
ートターンオフサイリスタのゲート駆動装置を提供する
ことにある。
以下、本発明の詳細を図示の実施例によつて説明する。
第4図は本発明の一実施例を示すもので第1図と同一部
分は同一符号で示してある。
したがつて、重複する部分の説明は省略する。同図にお
いて、GTO3のゲート・カソード間には本発明に係る
ゲート駆動装置21が接続されており、このゲート駆動
装置21は次のように構成されている。
すなわち、ゲート・カソード間にゲート駆動装置本体2
2と保護用電源回路23とを並列的に接続している。
上記ゲート駆動装置本体22は、ゲート・カソード間に
、電子的なスイツチ24と図示極性の直流電源25とを
直列接続したゲートターンオン用電源回路26を接続す
るとともに上記電源回路26と並列に図示極性の直流電
源27と電子的なスイツチ28とを直列接続したゲート
ターンオフ用電源回路29を接続して構成されている。
なお、スイツチ24は後述するアンドゲート40の出力
によつてオン制御され、またスイツチ28は外部からの
オフ指令Xによつてオン制御される。また、前記保護用
電源回路23は、ゲート・カソード間に、外部から常に
図示極性に充電されるコンデンサ30と電子的なスイツ
チ31とを直列に接続したものとなつている。なお、コ
ンデンサ30の端子電圧は前記直流電源27の出力電圧
より十分高い値に設定されており、また、コンデンサ3
0の容量はこのコンデンサ30の電荷をスイツチ31を
通して放電させたときGTO3の予想される最大のター
ンオフ時間より長い時定数となる値に設定されている。
しかして、前記保護用電源回路23と、GTO3のカソ
ードとの間のゲートラインには電流検出器32が介挿さ
れており、この電流検出器32の出力端間には図示極性
のダイオート33とインダクタンス34とが直列に接続
されている。
そして、上記インダクタンス34の両端電圧は電圧比較
器35に導入される。電圧比較器35は入力電圧が基準
値V1を越えると論理レベルで゛1゛なる出力信号を送
出し、この出力信号は単安定マルチバイブレータ36の
駆動信号として与えられる。単安定マルチバイブレータ
36は駆動信号が与えられると、反転作動して期間TW
lの間、論理レベルで゛0゛なる出力を送出する。なお
、期間TWlはGTO3の最大ターンオフ時間より長め
に設定されている。そして、単安定マルチバイブレータ
36の出力はアンドゲート37の一方の入力端に導入さ
れる。アンドゲート37の他方の入力端には、前記オフ
指令Xが単安定マルチバイブレータ38を介して期間T
w2遅れて導入される。なお、期間Tw2は単安定マル
チバイブレータ36のスイツチング時間より長く、前記
TWlより十分に短かい値に設定されている。そして、
アンドゲート37の出力信号は、前記スイツチ31のオ
ン制御信号に供されるとともにインバータ39を介して
アンドゲート40の一方の入力端に導入されている。上
記アンドゲート40の他方の入力端にはオン指令Yが導
入されており、このアンドゲート40の出力信号は前記
スイツチ24のオン制御信号として与えられるようにな
つている。このような構成であれば、今、インバータ3
9の出力が゛1゜゛の状態であるものとすると、この状
態でオン指令Yを与えると、アンドゲート40が開いて
スイツチ24がオン作動する。
この結果、GTO3のゲート・カソード間に図中矢印で
示す如く正方向のゲート電流が流れ、これによつてGT
O3がゲートターンオンする。GTO3がターンオンし
ているとき、オフ指令Xを与えると、スイツチ28がオ
ン作動し、この結果、GTO3のゲート・カソード間に
は矢印とは反対の負方向のゲート電流が流れる。
この場合、負方向のゲート電流が流れると、電流検出器
32の出力端に接続されたインダクタンス34の両端間
に負ゲート電流の増加率Dig(0ff)/Dtに比例
した電圧が発生する。なお、正方向のゲート電流が流れ
たときにはダイオード33の働きによつてインダクタン
ス34の両端には電圧が発生しない。上記電圧は電圧比
較器35に導入されて基準電圧V1と比較される。上記
電圧が基準電圧V1を越えるとき、つまり負ゲート電流
供給系が正常のときには電圧比較器35から出力が送出
され、これによつて単安定マルチバイブレータ36の出
力はTWlの期間60゜”レベルとなる。このため、こ
のような場合、つまり負ゲート電流供給系が正常のとき
にはアンドゲート37は開かない。一方、直流電源27
の出力電圧が何らかの原因で低下したような場合、つま
り負ゲート電流供給系が正常でないときには、負ゲート
電流の増加率が低くなるのでインダクタンス34の両端
に発生する電圧も低くなる。この電圧が基準電圧1以下
の場合には、電圧比較器35から出力信号が送出されず
、この結果単安定マルチバイブレータ36が反転しない
ので、アンドゲート37は、オフ指令Xが与えられた時
点よりTw2遅れた時点で1開゛となる。アンドゲート
37が開くと、スイツチ31がオン作動し、またインバ
ータ39の出力は”0゛に切換わる。スイツチ31がオ
ン作動すると、直流電源27の規定出力電圧より高い値
に充電されたコンデンサ23の両端がGTO3のゲート
・カソード間に接続される。
GTO3は、第3図に示したように回路条件がほぼ等し
いときには、負ゲート電源の出力電圧が高い程、降下時
間Tfが短かくなり、最大ゲートターンオフ電流ATO
(MaX)も大きな値となる。したがつて、GTO3は
確実にゲートターンオフし、熱破壊するようなことはな
い。なお、スイツチ31がオン作動している間インバー
タ39の出力は“O゛となるのでこの期間にオン指令Y
が与えられてもスイツチ24はオン作動しない。このよ
うに、常時使用するゲート駆動装置本体22のターンオ
フ用電源回路29に異常が生じたか否かを負ゲート電流
の立上り増加率から検出し、異常のときには直ちに上記
ターンオフ用電源回路29の規定出力電圧より高い出力
電圧を送出する保護用電源回路23をGTO3のゲート
・カソード間に接続するようにしているので、ターンオ
フ用電源回路29の異常に伴なつて起こり易いGTO3
の熱破壊を確実に防止できる。
また、負ゲート電流の立上り増加率からターンオフ用電
源回路29の異常を検出し、これに基いて保護用電源回
路23を投入しているので、投入までに若干の時間を要
するが、従来のようにターンオフ時間を検出する方式に
較べて、いわゆる保護回路を動作させるまでの時間を非
常に短かくでき、したがつて、それだけGTO3を確実
に保護できる。第5図は本発明の異なる実施例を示すも
ので、第4図と同一部分は同一附号で示してある。した
がつて、重複する部分の説明は省略する。この実施例に
おいては、負荷電流供給ラインに電流検出器51を介挿
し、この電流検出器51の出力端間に抵抗52を接続し
、上記抵抗52の両端電圧を電圧比較器53に導入して
いる。
電圧比較器53は、入力電圧が基準電圧2を越えたとき
論理レベルで゛1゛なる出力信号を送出するように設定
されている。そして、上記出力信号は単安定マルチバイ
ブレータ54の駆動信号として与えられる。単安定マル
チバイブレータ54は駆動信号が与えられるとTw3の
期間、論理レベルで“1″゜なる出力を送出し、この出
力をアンドゲート37の出力端に与えるようにしている
。また、保護用電源回路23のコンデンサ30には、G
TO3のゲート・カソード間逆降服電圧Gk(Br)に
ほぼ等しいかそれ以上の電圧が充電されるように設定さ
れている。このような構成であれば、ゲート駆動装置本
体22のターンオフ用電源回路29に異常が生じてもG
TO3を確実にゲートターンオフさせ、GTO3の熱破
壊を防止できるばかりか、負荷電流ラインに規定電流以
上の過電流が流れたときGTO3を過電流しや断器とし
て機能させることができる。
すなわち、抵抗52の両端には、負荷電流供給ラインに
流れる電流に比例した電圧が現われる。
この電圧が基準電圧V2を越えると電圧比較器53から
出力が送出され、これに基いて単安定マルチバイブレー
タ54が反転作動してスイツチ31をオン作動させる。
スイツチ31がオン作動すると、GTO3のゲート・カ
ソード間にカソード側をプラスとし、しかもGTO3の
ゲート・カソード間逆降服電圧Gk(Br)にほぼ等し
いかそれ以上のコンデンサ30の充電々圧が印加される
。このように、高い負ゲート電源電圧をGTOGTO3
のゲート・カソード間に印加すると、GTO3の最大ゲ
ートターンオフ電流1AT0(Max)は大幅に大きな
値となる。すなわち、発明者等の実験によると、負ゲー
ト電流の増加率Dig(0ff)/Dtをパラメータに
して負ゲート電源電圧Egと最大ゲートターンオフ電流
1AT0(Max)との間に第6図に示す関係が存在す
ることを見出した。なお、実験に際しては、試料GTO
としてゲートカソード間逆降服電圧Gk(Br)が14
のものを用い、またスナバ回路条件を一定にして行なつ
た。
この第6図から明らかなようにIATO(MaX)はD
ig(0ff)/Dtより負ゲ一電源の出力電圧Egに
強く依存し、Egの値を大きくとつてゲート駆動すると
IATO(MaX)はEgの増加にほぼ比例して増加し
ている。
またVgk(Br)以下の電圧でゲート駆動した場合、
Dig(0ff)/Dtを増加させてもIATO(Ma
X)はほとんど増加しないばかりか、むしろ低下する傾
向すら示している。このような傾向は従来全く知られて
いないことである。このように大きな負ゲート電源電圧
でゲート駆動すれば最大ゲートターンオフ電流IATO
(MaX)を増加させることができる。したがつて、こ
の実施例のような構成を採用すれば、常時使われるゲー
ト駆動装置本体22の異常時に十分対処してGTO3を
保護できるばかりか、GTO3を過電流しや断器として
機能させることができるので、実回路に組込んだとき全
体の設計の容易化に寄与できる利点がある。この実施例
の場合、GTO3がゲートターンオフしてからコンデン
サ30の両端電圧がGTO3のゲート・カソード間逆降
服電圧以下になるか、もしくはスイツチ31が開くまで
の期間GTO3のゲートにツエナ一電流が流れる。しか
し、GTO3にツエナ一電流が流れても最大ゲートター
ンオフ電流IATO(MaX)に影響を与えないことが
実験的に確認されている。また、ツエナ一電流が流れる
のはアノードに過電流が流れたときか、ゲート駆動装置
本体22に異常の生じたときだけであるからGTO3の
信頼性に影響を与えるようなこともない。なお、上述し
た各実施例では、ターンオフ用電源回路29の異常を検
出する手段として負ゲート電流の増加率から検出してい
るが、直流電源27の両端電圧の変化から検出してもよ
いし、また、両者を併用して検出してもよい。
また、保護用電源回路23とゲート駆動装置本体22と
の間のラインに負ゲート電流の増加率だけを抑制する素
子、たとえばインダクタンスとダイオードとの並列回路
を直列に介挿することによつてGTO3のゲートターン
オフゲインを上げ、ターンオフ用電源回路29に介挿さ
れるスイツチ28の電流容量を少なくしたり、上記スイ
ツチ28のスイツチング時間に許容度をもたせるように
してもよい。以上詳述したように本発明によれば、ゲー
ト駆動装置本体に異常が生じた場合であつてもGTOを
熱破壊させることなく確実にゲートターンオフさせるこ
とができる。
また、本発明によれば、上述した機能を発揮させること
ができるとともにGTOの保護を図つたうえで、なおか
つGTOを過電流しや断器として機能させることができ
、実回路に組込んだときの安全性の向上化および回路設
計の容易化に寄与できるゲートターンオフサイリスタの
ゲート駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はGTOを実回路に組込んだときの一例を示す回
路図、第2図はGTOのゲートターンオフ時における各
部の波形を示す図、第3図はターンオフ電流と降下時間
との関係の一例を示す図、第4図は本発明の一実施例の
回路図、第5図は本発明の他の実施例の回路図、第6図
は同実施例の作用を説明するための実験結果を示す図で
ある。 3・・・・・・ゲートターンオフサイリスタ、21・・
・・・・ゲート駆動装置、22・・・・・・ゲート駆動
装置本体、23・・・・・・保護用電源回路、32,5
1・・・・・・電流検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゲートターンオフサイリスタのゲート・カソード間
    に接続され外部からオン指令が与えられたとき上記ゲー
    ト・カソード間に正方向のゲート電流を供給するゲート
    ターンオン用電源回路および外部からオフ指令が与えら
    れたとき上記ゲート・カソード間に負方向のゲート電流
    を供給するゲートターンオフ用電源回路からなるゲート
    駆動装置本体と、前記ゲート・カソード間に負方向のゲ
    ート電流を供給し得る極性に接続され前記ゲートターン
    オフ用電源回路の出力電圧以上の出力電圧を送出する保
    護用電源回路と、オフ指令到来時に前記ゲート駆動装置
    本体を通して供給される負方向ゲート電流の供給回路条
    件が定められた範囲外のとき所定期間前記保護用電源回
    路を投入する手段とを具備したことを特徴とするゲート
    ターンオフサイリスタのゲート駆動装置。 2 ゲートターンオフサイリスタのゲート・カソード間
    に接続され外部からオン指令が与えられたとき上記ゲー
    ト・カソード間に正方向のゲート電流を供給するゲート
    ターンオフ用電源回路および外部からオフ指令が与えら
    れたとき上記ゲート・カソード間に負方向のゲート電流
    を供給するゲートターンオフ用電源回路からなるゲート
    駆動装置本体と、前記ゲート・カソード間に負方向のゲ
    ート電流を供給し得る極性に接続され前記ゲートターン
    オフサイリスタのゲート・カソード間逆降服電圧以上の
    出力電圧を送出する保護用電源回路と、オフ従指到来時
    に前記ゲート駆動装置本体を通して供給される負方向ゲ
    ート電流の供給回路条件が定められた範囲外のとき所定
    期間前記保護用電源回路を投入する手段と、前記ゲート
    ターンオフサイリスタのアノード電流を検出する電流検
    出器と、この電流検出器の出力が定められたレベルを越
    えたとき所定期間前記保護用電源回路を投入する手段と
    を具備したことを特徴とするゲートターンオフサイリス
    タのゲート駆動装置。
JP53103266A 1978-08-24 1978-08-24 ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト駆動装置 Expired JPS5932012B2 (ja)

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