JPS5930074B2 - 真空解凍装置 - Google Patents

真空解凍装置

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Publication number
JPS5930074B2
JPS5930074B2 JP7364979A JP7364979A JPS5930074B2 JP S5930074 B2 JPS5930074 B2 JP S5930074B2 JP 7364979 A JP7364979 A JP 7364979A JP 7364979 A JP7364979 A JP 7364979A JP S5930074 B2 JPS5930074 B2 JP S5930074B2
Authority
JP
Japan
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water
vacuum
steam
temperature
decompression chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP7364979A
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English (en)
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JPS55165791A (en
Inventor
清悦 武田
直樹 豊田
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55165791A publication Critical patent/JPS55165791A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、凍結品を減圧室におき、減圧室における水蒸
気あるいは他の蒸気の凝縮潜熱を凍結品表面に与えて解
凍する真空解凍装置に係り、特に減圧室底部の凝縮水を
強制的に減圧室内に噴霧する加窒装置を備えた真空解凍
装置に関する。
従来は、減圧室に凍結品を入れ、真空ポンプなどによシ
1〜2 Torrに減圧し、減圧室底部水槽に注入した
水を間接的に電気あるいは蒸気により水槽の水を加熱し
、水蒸気を発生させ、その水蒸気が凍結品表面において
凝縮するときの潜熱を利用して解凍する方法がとられて
いる。
しかしこのような方法にあっては、蒸気を減圧室内に流
入する加湿ノズルを多数配列し、凍結品表面に直接噴霧
しないようにエリミネータを設けたとしても、蒸気供給
を減水室への噴射のみで行なうと、蒸気発生量が凝縮水
量より少な(なり易いため減圧室の水蒸気温度とその飽
和蒸気圧力との平衡が実際には保持し難く、減圧室内の
相対湿度を常に80%以上にするのは困難である。
このように、減圧室内の相対湿度が低い場合には、 0)凍結品表面が乾燥する。
(2)凍結品が乾燥する結果その表面が変色することが
ある。
(3)水分が蒸発する結果目減りが多い。
(4)水蒸気が減圧室の持つエネルギーによって急加熱
するため凍結品の湿度分布が不均一になる。
といった欠点を有している。
そこで、減圧室内に凍結品と共に予め水を入れておき、
その水を加熱して解凍に要する水蒸気を供給するといつ
だ装置が考えられる。
しかし、この装置は、解凍するに適当な真空度に到達す
るために、空気と共に多量の水蒸気を系外に排出しなけ
ればならず、大容量の真空ポンプを必要とし、また、不
凝縮ガスのために水蒸気の凝縮がさまたげられ、解凍時
間が長くなるという欠点を有していた。
さらに、これら従来の装置では、装置が大型化するほど
減圧室の水蒸気温度とその飽和蒸気圧力との平衡が保ち
難く、相対湿度は70係以下になりその分布も不均一に
なり易い。
その結果、凍結品表面は変色したり、乾燥したりする欠
点があった。
本発明の目的は、凍結品を速やかに解凍するために、相
対湿度80係以上に保持することのできる真空解凍装置
を提供することにある。
本発明は、減圧室底部にある凝縮水を強制的に循環噴霧
することにより熱媒体である低温蒸気を均一にかつ相対
湿度80係以上に保持せしめようというものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図には、本発明の一実施例が示されている。
図において、減圧室1には減圧室扉2が設けられており
、減圧室1内には凍結品置棚4が設けられており、この
凍結品置棚4の上には凍結品3がのせられている。
減圧室1の上端部には、真空配管バルブ5を途中に有す
る真空配管6が設けられており、この真空配管6の他端
には真空ポンプ7が設けられている。
また、減圧室1の真空配管6の設けられている反対側に
は、加湿ノズル8が取りつけられておシこの加湿ノズル
8には循環水ポンプ9が設けられている。
この循環水ポンプ9には循環水配置10が取りつけられ
ており、この循環水配管10は減圧室1の底部にある蒸
気発生用水11を取り出すだめのものである。
減圧室1の底部には加熱用電気ヒータ1,3が設けられ
ておシ、蒸気発生用水11を必要温度まで加熱するだめ
のものである。
この蒸気発生用水11の温度は、蒸気発生用水11中に
設けられている温度センサ121によって検出された温
度をもとに温度調節計12によって制御されている。
また、減圧室1内の蒸気発生用水11は、減圧室1の側
面に設けられた給水管の給水バルブ14を開くことによ
って給水され、または減圧室1の底面に設けられた排水
管の排水バルブ15を開くことによって排水される。
なお、減圧室1には、真空ポンプ7によって減圧室1内
がある一定以上の真空度に保持した後、その真空状態を
解除するだめの真空破壊バルブ16が設けられている。
また加湿ノズル8のノズルの前には、噴射霧が直接凍結
品に当らないようにエリミネータ17が取シつけられて
いる。
このような構成を有するものであるから、減圧室1の凍
結品置棚4の上に置かれた凍結品3は、加熱用電気ヒー
タ13と温度調節計12によって制御された蒸気発生用
水11からの蒸気と、循環水ポンプ9と配管10及び加
湿ノズル8から成る加湿装置によって噴霧される蒸気と
の混合蒸気で均一に速やかに解凍する。
本実施例に基づき実験を行なった。
この実験に用いた解凍装置及び解凍品は第1表に示す如
きである。
本実施例に基づく実験は、水蒸気温度を3°±1℃に制
御し減圧室の圧力をその蒸気温度に対する飽和蒸気圧と
した。
その結果は、第2表及び第2図に示す如くである。
すなわち、第2表が示す如(、解凍時間は、従来装置の
約1/3ですむ。
また、解凍後の表面は乾燥や変色がなく、均一な鮮赤色
である。
さらに、本実施例によれば目減シがほとんどない。
また、第2図に示す如く、従来装置による解凍品の中心
温度の変化Aに対し、本実施例による解凍品の中心温度
の変化Bに示されるとおり本実施例による解凍品の表面
温度の変化Cとその温度差が小さく均一である。
したがって、本実施例によれば、従来の装置では冷凍機
等を装備していなければ、減圧空壁からの侵入熱で減圧
室の水蒸気は過熱蒸気となシやすく、凍結品周囲温度調
節が困難であったものが、水蒸気を強制噴霧した場合、
水槽内の水温は減圧室圧力の飽和蒸気温度に容易に保持
でき、冷凍機等の冷却設備を装備しなくても3℃±1℃
の低温域での水温調節が可能となり、水蒸気の過熱も防
止することができる。
なお、本実施例において、循環水ポンプと噴霧ノズルか
らなる加湿装置としたが、循環水ポンプのかわ如に蒸気
又は空気エジェクターによる圧力差を利用した加湿器で
あってもよ(、まだ、超音波加湿器を内蔵してもよい。
第3図には、本発明の他の実施例が示されている。
本実施例が第1図図示実施例と異なるところは加湿ノズ
ル8に設けられた給水配管20に給水バルブ21を設け
、該給水配管20に設けられた給水ポンプ22に給水配
管に設けられた給水配管バルブ23と、凝縮水循環バル
ブ24を有する凝縮水循環配管25を配管接続し、減圧
室1内の凝縮水11の量を検出して調節するレベル調節
計26を設けた点と、攪拌装置27を設けた点である。
他は、第1図図示実施例と同じである。
以上の構成を有するものであるから、まず、減圧室1へ
減圧室扉2から凍結品3を凍結品置棚4へ収容する。
次に真空配管パルプ5を開き真空配管6と真空ポンプ7
の作動によシ減圧室を1〜2Torrの圧力まで減圧し
、水蒸気拡散を妨げる空気を排気する。
次に、給水配管パルプ23及び給水バルブ21を開き、
給水ポンプ22を作動し、配管20と加湿ノズル8から
低温蒸気を噴霧する。
このときエリミネータ17により蒸気が直接凍結品3に
吹きつけられるのを防止する。
蒸気は攪拌装置27によって減圧室に均一に分布され、
凍結品表面で凝縮する。
凝縮水11は一定量になるとレベル調節計26が働き給
水配管パルプ23を閉じ凝縮水循環バルブ24を開く。
凝縮水11は、凝縮水循環配管25及び給水配管20を
通シ加湿ノズル8によって再び蒸気として噴霧される。
また、凝縮水温度は温度調節計12によりスイッチ12
2を作動させ加熱コイル13への供給熱量を制御して解
凍に適当な温度に保つ。
通常、凍結品を過熱しないようは20℃以下とする。
したがって、本実施例によれば相対湿度100チの均一
な水蒸気分布を提供でき、しかも、攪拌装置による蒸気
流が発生するため、減圧室内に多少の不凝縮ガスが残留
していても真空ポンプを運転することなく均一に解凍す
ることができる。
また、凍結品周囲の湿度が高いため乾燥や変色を生じる
ことがない。
以上説明したように、本発明によれば相対湿度80係以
上に保持し凍結品を速やかに解凍することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図
は、第1図図示実施例による解凍の際の凍結品の温度変
化を示す図、第3図は、本発明の他の実施例を示す全体
構成図である。 8・・・加湿ノズル、9・・・循環水ポンプ、10・・
・循環水配管、11・・・蒸気発生用水(凝縮水)、2
1・・・給水バルブ、22・・・給水ポンプ、23・・
・給水配管バルブ、24・・・凝縮水循環バルブ、26
・・・レベル調節計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 真空発生装置及び減圧室ならびに減圧室内底部に給
    水バルブを介して外部より水を供給する水槽を設けた水
    蒸気発生機構を有する凍結品の解凍装置において、減圧
    室内に水を噴霧する手段を備えたことを特徴とする真空
    解凍装置。
JP7364979A 1979-06-11 1979-06-11 真空解凍装置 Expired JPS5930074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7364979A JPS5930074B2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 真空解凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7364979A JPS5930074B2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 真空解凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55165791A JPS55165791A (en) 1980-12-24
JPS5930074B2 true JPS5930074B2 (ja) 1984-07-25

Family

ID=13524337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7364979A Expired JPS5930074B2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 真空解凍装置

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KR100388793B1 (ko) * 2001-02-16 2003-06-25 김경근 저온진공 해동장치
JP4958888B2 (ja) * 2008-12-03 2012-06-20 関西電力株式会社 真空解凍装置
JP5715397B2 (ja) * 2010-12-07 2015-05-07 梶原工業株式会社 減圧解凍方法及び装置
JP5813356B2 (ja) * 2011-04-18 2015-11-17 株式会社テイエルブイ 解凍装置
JP5813355B2 (ja) * 2011-04-18 2015-11-17 株式会社テイエルブイ 真空蒸気解凍装置

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Publication number Publication date
JPS55165791A (en) 1980-12-24

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