JP3247673B2 - ウェハ乾燥装置及び方法 - Google Patents

ウェハ乾燥装置及び方法

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JP3247673B2 JP33125599A JP33125599A JP3247673B2 JP 3247673 B2 JP3247673 B2 JP 3247673B2 JP 33125599 A JP33125599 A JP 33125599A JP 33125599 A JP33125599 A JP 33125599A JP 3247673 B2 JP3247673 B2 JP 3247673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、純水中に浸漬され
ているウェハを純水中から取り出すとき、酸素に触れさ
せることなくウェハ表面を乾燥させるウェハ乾燥装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平6−103686号公報に
開示されるような乾燥装置では、窒素ガスをキャリアと
してIPA(イソプロピルアルコール)を蒸気として、
エチッング処理液で処理されたのち純水で洗浄されてい
るウェハ処理槽内の上部空間内に供給するようにしてい
る。そして、処理槽の純水を排水することにより、処理
槽内でウェハを露出させ、処理槽の上部空間に供給され
たIPA蒸気が露出したウェハの表面に付着した水滴と
置換して、ウェハ表面が酸素に触れて自然酸化すること
なく、乾燥させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、通常、常温であるウェハの温度と同じ温
度すなわち常温のIPA蒸気を処理槽内に供給して置換
させるため、常温のIPAがウェハの表面から蒸発して
ウェハの表面が乾燥するまでの乾燥時間が長くなり、乾
燥効率が悪いといった問題があった。従って、本発明の
目的は、上記問題を解決することにあって、ウェハの温
度よりも高い温度でかつミスト状のIPAによりウェハ
の表面に付着した水滴を置換させることにより、ウェハ
の表面からIPAが迅速に乾燥し、乾燥時間を短縮する
ことができ、乾燥効率を高めることができるウェハ乾燥
装置及び方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。本発明の第1態様
によれば、純水内にウェハを浸漬可能な乾燥室と、上記
乾燥室内の上記純水の液面上の空間内に窒素ガスを噴射
させると同時に液相のイソプロピルアルコールを上記ウ
ェハの温度より高い温度でかつ上記窒素ガスの噴射開口
近傍で噴射させてミスト状のイソプロピルアルコールを
上記空間内に噴霧させるミスト噴霧装置とを備えて、上
記ミスト噴霧装置は、上記窒素ガスを噴射させる第1噴
射孔と、該噴射孔の近傍に配置されかつ上記液相のイソ
プロピルアルコールを噴射させる第2噴射孔とを備え、
上記第1噴射孔から上記窒素ガスを噴射させると同時に
上記第2噴射孔から上記液相のイソプロピルアルコール
を噴射させて、上記ミスト状のイソプロピルアルコール
を上記空間内に噴霧させる装置であり、上記乾燥室の上
記純水を排出するか又は上記ウェハを上記乾燥室内で上
昇させることにより、上記乾燥室内で上記純水から上記
ウェハが液面より上方に露出するとき、上記ウェハの表
裏両面に付着した純水が上記ミスト状の上記イソプロピ
ルアルコールにより置換され、その後、上記ウェハの表
裏両面から上記イソプロピルアルコールが蒸発すること
により乾燥されるようにしたことを特徴とするウェハ乾
燥装置を提供する。
【0005】本発明の第2態様によれば、純水内にウェ
ハを浸漬可能な乾燥室と、上記乾燥室内の上記純水の液
面上の空間内に窒素ガスを噴射させると同時に液相のイ
ソプロピルアルコールを上記ウェハの温度より高い温度
でかつ上記窒素ガスの噴射開口近傍で噴射させてミスト
状のイソプロピルアルコールを上記空間内に噴霧させる
ミスト噴霧装置とを備えて、上記ミスト噴霧装置は、撥
水性の強い多孔質のフッ素樹脂製の直方体状の本体に、
上記窒素ガスを供給する第1通路と、上記第1通路より
も上記本体のウェハ対向面の近傍に配置されて上記液相
のイソプロピルアルコールを供給する第2通路とを備
え、上記第1通路に上記窒素ガスを供給すると同時に上
記第2通路に上記液相のイソプロピルアルコールを供給
して上記多孔質の直方体状の本体の上記ウェハ対向面か
ら上記窒素ガスとともに上記液相のイソプロピルアルコ
ールを噴射させて、上記ミスト状のイソプロピルアルコ
ールを上記空間内に噴霧させる装置であり、上記乾燥室
の上記純水を排出するか又は上記ウェハを上記乾燥室内
で上昇させることにより、上記乾燥室内で上記純水から
上記ウェハが液面より上方に露出するとき、上記ウェハ
の表裏両面に付着した純水が上記ミスト状の上記イソプ
ロピルアルコールにより置換され、その後、上記ウェハ
の表裏両面から上記イソプロピルアルコールが蒸発する
ことにより乾燥されるようにしたことを特徴とするウェ
ハ乾燥装置を提供する。本発明の第3態様によれば、上
記液相のイソプロピルアルコールを上記ウェハの温度よ
り少なくとも5℃以上高い温度でかつ上記窒素ガスの噴
射開口近傍で噴射させてミスト状のイソプロピルアルコ
ールを上記空間内に噴霧させる第1又は2態様に記載の
ウェハ乾燥装置を提供する。
【0006】本発明の第4態様によれば、上記ウェハは
常温であり、上記ミストは大略30℃以上である第1〜
3のいずれか1つの態様に記載のウェハ乾燥装置を提供
する。
【0007】本発明の第5態様によれば、上記ミスト状
の上記イソプロピルアルコールは、上記イソプロピルア
ルコール自体が単体で上記窒素ガス中を浮遊している状
態である第1から4のいずれかの態様に記載のウェハ乾
燥装置を提供する。
【0008】本発明の第6態様によれば、上記ウェハの
温度より5℃から60℃高い温度で上記イソプロピルア
ルコールをミスト状に噴霧させるようにした第1から5
のいずれかの態様に記載のウェハ乾燥装置を提供する。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】本発明の第7態様によれば、上記ウェハの
温度と同等か、又は、上記ウェハの温度を越えて60℃
までの範囲の高い温度で上記窒素ガスを噴射させるよう
にした第1から6のいずれかの態様に記載のウェハ乾燥
装置を提供する。本発明の第8態様によれば、上記ウェ
ハの温度より5℃から60℃までの範囲の高い温度で上
記窒素ガスを噴射させるようにした第1から6のいずれ
かの態様に記載のウェハ乾燥装置を提供する。本発明の
他の態様によれば、上記ミスト噴霧装置は、超音波など
の電気的なエネルギーにより液相のIPAをミスト化す
るのではなく、電気的なエネルギーを使用せずに、上記
乾燥室内の上記純水の液面上の空間内に窒素ガスを噴射
させると同時に液相のイソプロピルアルコールを上記ウ
ェハの温度より高い温度でかつ上記窒素ガスの噴射開口
近傍で噴射させてミスト状のイソプロピルアルコールを
上記空間内に噴霧させるものである、第1から第6のい
ずれかの態様に記載のウェハ乾燥装置を提供することも
できる。本発明の他の態様によれば、上記ミスト噴霧装
置は一対配置され、上記一対のミスト噴霧装置を上記乾
燥室内の上記純水の液面上の空間において互いに対向し
て側方から上記ミスト状のイソプロピルアルコールを上
記空間内に噴霧させるか、又は、上記ミスト噴霧装置は
一対配置され、上記一対のミスト噴霧装置を上記乾燥室
内の上記純水の液面上の空間において上記純水の液面に
向けて下向きに上記ミスト状のイソプロピルアルコール
を上記空間内に噴霧させる、上記いずれかの態様に記載
のウェハ乾燥装置を提供することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】本発明の第1の実施形態にかかるウェハ乾
燥装置は、図1に示すように、公知の図示しないキャリ
アで支持されたウェハ2を洗浄する純水40内にウェハ
2を浸漬して洗浄後に乾燥可能な乾燥室1と、上記乾燥
室1内の上記純水40の液面上の空間4内に窒素ガスを
噴射させると同時に、液相のイソプロピルアルコール
(以下、単にIPAと記す。)を上記ウェハ2の温度
(例えば常温)より高い、好ましくは上記ウェハ2の温
度より少なくとも5℃以上高い、より好ましくは上記ウ
ェハ2の温度より5℃から60℃までの範囲の高い、温
度で噴射させてミスト状のIPAを上記空間4内に噴霧
させるミスト噴霧装置3とを備えて、上記乾燥室1の上
記純水40を排出するか又は上記ウェハ2を上記乾燥室
1内で上昇させることにより、上記乾燥室1内で上記純
水40から上記ウェハ2が液面より上方に露出すると
き、ミスト噴霧装置3,3から上記ウェハ2の表裏両面
にIPAをミスト状態、すなわち、窒素をキャリアとす
るのではなく、IPA自体が単体で窒素ガス中を浮遊し
ている状態で噴霧させ続けて、上記ウェハ2の表裏両面
に付着した純水40が上記ミスト状の上記IPAにより
置換されるようにしている。
【0018】上記各ミスト噴霧装置3は、図2(A),
(B)に示すように、フッ素樹脂からなる直方体状の本
体に長手方向沿いにそれぞれ貫通して形成された窒素ガ
ス用通路3aと液相のIPA用通路3cとを備え、窒素
ガス用通路3aから延びてウェハ2に大略向けて(詳細
には隣接するウェハ2,2間の空間でかつウェハ2の中
心に相当する位置に向けて)開口された噴射孔3eを有
する細い窒素ガス用噴出通路3bを多数備えるととも
に、IPA用通路3cから延びて窒素ガス用噴出通路3
bの開口端の噴射孔3eに向けて開口された噴射孔3f
を有する細いIPA用噴出通路3dを多数備える。よっ
て、窒素ガス用噴出通路3bの噴射孔3eから窒素ガス
を噴射させると同時にIPA用噴出通路3dの噴射孔3
fから液相のIPAを噴射させてミスト状のIPAを上
記空間4内にを噴霧させることができる。窒素ガス用噴
出通路3bの噴射孔3eとIPA用噴出通路3dの噴射
孔3fとで1組のミスト噴霧用ノズルを構成し、各1組
のミスト噴霧用ノズルを、所定間隔を空けて配置された
例えば50枚程度のウェハ2,…,2のうちの隣接ウェ
ハ2,2間の空間に対向して配置するとともに、乾燥室
1内で両端のウェハ2の外側にもミスト噴霧用ノズルを
それぞれ配置することにより、全てのウェハ2の表裏両
面に対して、ミスト噴霧用ノズルからIPAのミストを
噴霧できるようにしている。
【0019】一方、窒素ガスは、常温若しくはウェハ2
の温度で供給され、又は、常温より高い温度(例えば常
温若しくはウェハ2の温度を越えて60℃までまでの範
囲の高い温度)で供給され、好ましくは少なくとも常温
若しくはウェハ2の温度より5℃以上高い、より好まし
くは常温若しくはウェハ2の温度より5℃から60℃ま
での範囲の高い温度で供給されるものであって、減圧弁
17、第1エアーオペレートバルブ18、流量計19、
手動弁20,21を介して、図1の左右に配置したミス
ト噴霧装置3,3にそれぞれ供給される。第1エアーオ
ペレートバルブ18は、流量計19で検出された窒素ガ
スの流量に基づき、窒素ガスの流量を自動的に調整する
ことが好ましい。手動弁20,21は、左右それぞれの
ミスト噴霧装置3,3に配置され、手動弁20,21の
開閉度合いを手動調整することにより、左右のミスト噴
霧装置3,3から上記乾燥室1内の上記純水40の液面
上の空間4内にミストを噴霧するとき、左右のミスト噴
霧状態のバランスを調整できるようにしている。この結
果、ミストの温度は、常温若しくはウェハ2の温度より
高い、好ましくは常温若しくはウェハ2の温度より少な
くとも5℃以上高い、より好ましくは常温若しくはウェ
ハ2の温度より5℃から60℃までの範囲の高い温度で
噴霧される。なお、左右のミスト噴霧装置3,3のそれ
ぞれに窒素ガスを供給するとき、各ミスト噴霧装置3の
一端側から他端閉塞部に向けて一方向に窒素ガスを窒素
ガス用通路3a内に供給させればよい。このようなもの
では構造が簡単なものとなるという利点がある。しかし
ながら、窒素ガス用通路3a内で圧力損失が生じて全て
の窒素ガス用噴出通路3bの噴射孔3eから窒素ガスを
均一に噴射させることができない場合には、各ミスト噴
霧装置3の一端側と他端側の両方から同時に両者の中間
に向けて窒素ガスを窒素ガス用通路3a内に供給するよ
うにすれば、窒素ガス用通路3a内で圧力損失を防止す
ることができて、窒素ガスを均一に噴射孔3eから噴射
させることができる。
【0020】また、IPAは、減圧弁10、第2エアー
オペレートバルブ11を介してIPA圧送タンク5内に
上記とは別に窒素ガスを圧送し、窒素ガスの圧力により
IPA圧送タンク5内のIPAの液体6が、第3エアー
オペレートバルブ13、流量計14、手動弁15,16
を介して、図1の左右に配置したミスト噴霧装置3,3
にそれぞれ供給される。なお、12はIPA圧送タンク
用リリーフ弁である。第3エアーオペレートバルブ13
は、流量計14で検出されたIPAの液体の流量に基づ
き、IPAの液体の流量を自動的に調整することが好ま
しい。手動弁15,16は、左右それぞれのミスト噴霧
装置3,3に配置され、手動弁15,16の開閉度合い
を調整することにより、左右のミスト噴霧装置3,3か
ら上記乾燥室1内の上記純水40の液面上の空間4内に
ミストを噴霧するとき、左右のミスト噴霧状態のバラン
スを調整できるようにしている。なお、左右のミスト噴
霧装置3,3のそれぞれにIPA液体を供給するとき、
各ミスト噴霧装置3の一端側から他端閉塞部に向けて一
方向にIPA液体をIPA用通路3c内に供給させれば
よい。このようなものでは構造が簡単なものとなるとい
う利点がある。しかしながら、IPA用通路3c内で圧
力損失が生じて全てのIPA用噴出通路3dの噴射孔3
fからIPA液体を均一に噴射させて均一なIPAのミ
ストを噴霧することができない場合には、各ミスト噴霧
装置3の一端側と他端側の両方から同時に両者の中間に
向けてIPA液体をIPA用通路3c内に供給するよう
にすれば、IPA用通路3c内で圧力損失を防止するこ
とができて、IPA液体を均一に噴射孔3fから噴射さ
せて均一なIPAのミストを噴霧させることができる。
【0021】また、上記乾燥室1内の上記純水40の液
面上の空間4内の圧力が異常に高まらないようにするた
め、排出通路44を設けて、排出流量を調整するための
手動弁8と、排出開始又は停止を行う第4エアーオペレ
ートバルブ9とを設けている。なお、空間4内に圧力セ
ンサを配置して、圧力センサで検出された空間4内の圧
力に応じて第4エアーオペレートバルブ9を自動的に開
閉することもできる。さらに、乾燥室1の底部には、純
水40を排出するための排出通路45を設け、該排出通
路45に第5エアーオペレートバルブ7を設けて、排出
流量を調整するようにしている。
【0022】上記第1エアーオペレートバルブ18、第
2エアーオペレートバルブ11、第3エアーオペレート
バルブ13、第4エアーオペレートバルブ9、第5エア
ーオペレートバルブ7は、制御装置41に接続されて、
所定のプログラムなどに基づいて、自動的に、乾燥室1
内に供給する窒素ガス及びIPAの液体のそれぞれの流
量、従って、IPAのミストの噴霧状態、乾燥室1内の
空間4内からの排気量、純水40の排出量などを動作制
御できるようにしている。
【0023】上記構成によれば、排気通路44を閉じた
状態で乾燥室1内に純水40を供給し、供給された純水
40内にウェハ2を浸漬させるとき、ミスト噴霧装置
3,3から窒素ガスを噴射させると同時にIPA液体を
上記窒素ガスの噴射開口近傍で噴射してIPAのミスト
を、例えば、約2cc/minで上記空間4内に噴霧さ
せる。ミストを噴霧させる方向は、若干下向きとして純
水40内のウェハ2に大略向かう方向(詳細には隣接す
るウェハ2,2間の空間でかつウェハ2の中心に相当す
る位置に向かう方向)として、純水40の液面上に均一
にミストが保持されるようにするのが好ましい。このと
き、乾燥室1の空間4内の圧力が異常に高くなったとき
には、排出通路44を開いて圧力を低下させるようにす
るのが好ましい。
【0024】このように上記空間4の純水40の液面付
近がIPAのミストで覆われた状態が保持できるように
ミストを噴霧し続けている状態で、制御装置41の制御
により、第5エアーオペレートバルブ7を開けて、純水
40を乾燥室1内から徐々に排出を開始する。排出速度
の例としては、ミストを例えば、約2cc/minで噴
出させて噴霧させるとき、純水40の液面が1秒間に2
mm程度低下するような速度とする。
【0025】その結果、ウェハ2の上部が純水40から
露出することになるが、ウェハ表面が酸素に触れて自然
酸化することなく、上記純水40の液面に均一に噴霧さ
れ続けているIPAのミストがウェハ2の表裏両面に付
着した純水とすぐに置換される。また、IPAのミスト
の温度を、ウェハ2の温度すなわち常温よりも高く(例
えばウェハ2の温度すなわち常温を越えて60℃までの
範囲で高く)、好ましくは少なくとも5℃以上高く、よ
り好ましくは5℃から60℃までの範囲で高くする場合
には、迅速に乾燥する。その後、上記ウェハ2の表裏両
面から上記IPAが自然に蒸発することにより、上記ウ
ェハ2の表裏両面が乾燥される。なお、ウェハ2が常温
のとき、IPA、又は、窒素ガス、又は、IPA及び窒
素ガスが、常温より5℃から60℃までの範囲の高い温
度として、常温より高い温度のIPAミストをウェハ2
に噴霧させるようにしたほうが、より迅速に乾燥させる
ことができ、例えば、50枚のウェハでは10分以下が
乾燥させることができる。
【0026】上記第1実施形態によれば、ウェハ2が浸
漬された純水の液面上にIPAのミストが常時保持され
るようにしているので、ウェハ2の上部が純水40から
露出することになるが、ウェハ表面が酸素に触れて自然
酸化することなく、上記純水40の液面に均一に供給さ
れているIPAのミストがウェハ2の表裏両面に付着し
た純水とすぐに置換される。また、IPAの温度を、ウ
ェハ2の温度すなわち常温よりも高い、好ましくは少な
くとも5℃以上高い、より好ましくは5℃から60℃ま
での範囲で高くすれば、IPAがウェハ2の表裏両面に
凝着しやすくなり、ウェハ2の表裏両面に付着した純水
とすぐに置換されやすくなる上に、ウェハ2の表裏両面
が迅速に乾燥する。よって、常温のウェハの表面の純水
と常温のIPAとを置換させたのち、常温のIPAを乾
燥させる従来の場合よりも乾燥時間が早くなり、乾燥効
率を高めることができる。また、ミスト状態で純水40
の液面に噴霧させるため、IPAを蒸気で供給する従来
の場合と比較して、IPAの消費量を大幅に減少させる
ことができる。また、IPAを蒸気で供給する場合には
蒸気状態を保持するため配管の外側を断熱材で覆うなど
する必要があるが、本第1実施形態では、単に例えば常
温の液相のIPAを左右のミスト噴霧装置3,3のそれ
ぞれに供給すればよいので、配管を断熱材で覆う必要は
なく、装置が簡単なものとなる。また、IPAを蒸気化
するときには加熱するためのエネルギーが必要である
が、本第1実施形態では、ミスト噴霧装置3から窒素ガ
スとIPAとを噴射させるだけのエネルギーがあれば十
分であり、安価でかつ簡単な装置構成でもってIPAの
ミストを形成することができる。このように、互いに対
向する側方から、窒素ガスを噴射させると同時に、液相
のIPAを噴射させることができて、IPAミストを上
記乾燥室の空間内に充満させて、ウェハの表裏両面にI
PAミストを噴霧させることができ、ウェハの表裏両面
の全体に対してIPAミストを供給することができる。
また、超音波などの電気的なエネルギーにより液相のI
PAをミスト化するのではなく、電気的なエネルギーを
使用せずに、窒素ガスの噴射孔近傍でIPA噴射ノズル
よりIPAを噴射させることにより、液相のIPAをミ
スト化することができるため、引火性の高いIPAに対
して、より安全にかつより安定してIPAミストの噴霧
動作を行わせることができる。
【0027】なお、本発明は上記第1実施形態に限定さ
れるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例
えば、上記ミスト噴霧装置3は図2にものに限定される
ものではなく、図3のようなミスト噴霧装置23でもよ
い。図3は、多孔質のフッ素樹脂製の直方体状の本体2
4の長手方向沿いに1本の窒素ガス用通路23aと2本
のIPA用通路23c,23cとをそれぞれ形成すると
ともに、直方体状の本体24のウェハ2に対向する面を
除く面を多孔質ではない通常のフッ素樹脂製の被覆体2
5で被覆することにより、被覆体25で被覆された面か
ら窒素ガス及びIPAが出ないようにする。直方体状の
本体24が多孔質であるため、被覆体25で被覆されて
いない噴出面23eにおいて、該噴出面23eとは反対
側の面に近い位置に配置された窒素ガス用通路23aか
ら窒素ガスが噴出面23eで噴出するとき、窒素ガス用
通路23aよりも噴出面23eに近い位置に配置された
IPA用通路23c,23cからもIPA液体が噴出面
23eで向けて噴出する結果、図2とほぼ同様にミスト
を噴霧することができる。この例では、所定間隔毎にミ
ストが噴霧されるのではなく、ウェハ2に対向する噴出
面23eの大略全面からミストを噴霧することができ
る。なお、左右のミスト噴霧装置3,3のそれぞれに窒
素ガス及びIPA液体を供給するとき、各ミスト噴霧装
置3の一端側から他端閉塞部に向けて及び他端から一端
閉塞部に向けてそれぞれ一方向に窒素ガス及びIPA液
体を窒素ガス用通路23a及びIPA用通路23c内に
供給させればよい。このようなものでは構造が簡単なも
のとなるという利点がある。しかしながら、窒素ガス用
通路23a及びIPA用通路23c内でそれぞれ圧力損
失が生じて全ての窒素ガス用噴出通路23a及びIPA
用通路23cから窒素ガス及びIPA液体を均一に噴霧
させることができない場合には、直方体状の本体24の
長手方向沿いに窒素ガス用通路23a及びIPA用通路
23cをそれぞれ貫通させて形成し、各ミスト噴霧装置
3の各一端側と各他端側の両方から同時に両者の中間に
向けて窒素ガス及びIPA液体を窒素ガス用通路23a
及びIPA用通路23c内にそれぞれ供給するようにす
れば、窒素ガス用通路3a及びIPA用通路23c内で
圧力損失を防止することができて、窒素ガス及びIPA
液体を均一に噴霧させることができる。
【0028】上記実施形態によれば、先の実施形態の作
用効果に加えて、直方体状の本体24が多孔質のフッ素
樹脂製より構成されているため、直方体状の本体24は
撥水性が強く、純水に浸漬してもその内部まで純水が入
り込むことがなく、ミスト状態になる前の液相のIPA
と洗浄水である乾燥室1内の純水とが混ざり合うことが
ない。また、全面多孔質であるため、ウェハ2に対向す
る噴出面23eの大略全面からミストを噴霧することが
できて、より均一にミストをウェハ2に対して噴霧する
ことができる。また、第1実施形態のように、各ミスト
噴霧装置3を上記乾燥室1内の上記純水40の液面上の
空間4において、図1のように側方から噴射するものに
限らず、本発明の第2実施形態として、図4に示すよう
に、下向きに噴射させるようにしてもよい。その他の構
成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
このような構成にすれば、下向きに、窒素ガスを噴射さ
せると同時に、液相のIPAを噴射させることができ
て、ウェハの表裏両面に上から下までIPAミストを噴
霧させることができ、ウェハの表裏両面の全体に対して
IPAミストを供給することができる。
【0029】また、上記乾燥室1から上記純水40を排
出させる代わりに、上記ウェハ2を上記乾燥室1内で上
昇させて、上記乾燥室1内で上記純水40から上記ウェ
ハ2が液面より上方に露出するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ウェハが浸漬された純
水の液面上にIPAのミスト、すなわち、窒素をキャリ
アとするのではなく、IPA自体が単体で窒素ガス中を
浮遊している状態が常時保持されるようにしているの
で、ウェハの上部が純水から露出することになるが、ウ
ェハ表面が酸素に触れて自然酸化することなく、上記純
水の液面に均一に供給されているIPAのミストがウェ
ハの表裏両面に付着した純水とすぐに置換される。ま
た、IPAのミストの温度を、ウェハの温度すなわち常
温よりも高い、好ましくは少なくとも5℃以上高い、よ
り好ましくは5℃から60℃までの範囲で高くすれば、
IPAがウェハの表裏両面に凝着しやすくなり、ウェハ
の表裏両面に付着した純水とすぐに置換されやすくなる
上に、ウェハの表裏両面が迅速に乾燥する。
【0031】よって、常温のウェハの表面の純水と常温
のIPAとを置換させたのち、常温のIPAを乾燥させ
る従来の場合よりも乾燥時間が早くなり、乾燥効率を高
めることができる。また、ミスト状態で純水の液面に噴
霧させるため、IPAを蒸気で供給する従来の場合と比
較して、IPAの消費量を大幅に減少させることができ
る。また、IPAを蒸気で供給する場合には蒸気状態を
保持するため配管の外側を断熱材で覆うなどする必要が
あるが、本発明の上記ウェハ乾燥装置によれば、単に例
えば常温の液相のIPAをミスト噴霧装置にそれぞれに
供給すればよいので、配管を断熱材で覆う必要はなく、
装置が簡単なものとなる。また、IPAを蒸気化すると
きには加熱するためのエネルギーが必要であるが、本発
明では、窒素ガスとIPAとを噴射させるだけのエネル
ギーがあれば十分であり、安価でかつ簡単な装置構成で
もってIPAのミストを形成することができる。
【0032】また、上記ミスト噴霧装置の直方体状の本
体を多孔質のフッ素樹脂製より構成すれば、直方体状の
本体は撥水性が強く、純水に浸漬してもその内部まで純
水が入り込むことがなく、ミスト状態になる前の液相の
IPAと洗浄水である乾燥室内の純水とが混ざり合うこ
とがない。また、全面多孔質であるため、ウェハに対向
する噴出面の大略全面からミストを噴霧することができ
て、より均一にミストをウェハに対して噴霧することが
できる。また、超音波などの電気的なエネルギーにより
液相のIPAをミスト化するのではなく、電気的なエネ
ルギーを使用せずに、窒素ガスの噴射孔近傍でIPA噴
射ノズルよりIPAを噴射させることにより、液相のI
PAをミスト化することができるため、引火性の高いI
PAに対して、より安全にかつより安定してIPAミス
トの噴霧動作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるウェハ乾燥装
置の概略構成図である。
【図2】 (A),(B)はそれぞれ図1の上記ウェハ
乾燥装置のミスト噴霧装置の平面図及び断面図である。
【図3】 (A),(B)はそれぞれ上記実施形態の変
形例にかかる上記ウェハ乾燥装置のミスト噴霧装置の平
面図及び断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態にかかるウェハ乾燥装
置の概略構成図である。
【符号の説明】
1…乾燥室、2…ウェハ、3…ミスト噴霧装置、3a…
窒素ガス用通路、3b…窒素ガス用噴出通路、3c…I
PA用通路、3d…IPA用噴出通路、3e,3f…噴
射孔、4…空間、5…IPA圧送タンク、6…液体、7
…第5エアーオペレートバルブ、8…手動弁、9…第4
エアーオペレートバルブ、10…減圧弁、11…第2エ
アーオペレートバルブ、12…IPA圧送タンク用リリ
ーフ弁、13…第3エアーオペレートバルブ、14…流
量計、15,16…手動弁、17…減圧弁、18…第1
エアーオペレートバルブ、19…流量計、20,21…
手動弁、23…ミスト噴霧装置、23a…窒素ガス用通
路、23c…IPA用通路、23e…噴出面、24…多
孔質のフッ素樹脂製の直方体状の本体、40…純水、4
1…制御装置、44…排出通路、45…排出通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−69509(JP,A) 特開2000−124187(JP,A) 特開 平11−176796(JP,A) 特開 平11−26420(JP,A) 特公 平6−103686(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 F26B 7/00 F26B 21/00 - 21/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純水(40)内にウェハ(2)を浸漬可
    能な乾燥室(1)と、 上記乾燥室内の上記純水の液面上の空間(4)内に窒素
    ガスを噴射させると同時に液相のイソプロピルアルコー
    ルを上記ウェハの温度より高い温度でかつ上記窒素ガス
    の噴射開口近傍で噴射させてミスト状のイソプロピルア
    ルコールを上記空間内に噴霧させるミスト噴霧装置
    (3,23)とを備えて、 上記ミスト噴霧装置(23)は、上記窒素ガスを噴射さ
    せる第1噴射孔(3e)と、該噴射孔の近傍に配置され
    かつ上記液相のイソプロピルアルコールを噴射させる第
    2噴射孔(3f)とを備え、上記第1噴射孔から上記窒
    素ガスを噴射させると同時に上記第2噴射孔から上記液
    相のイソプロピルアルコールを噴射させて、上記ミスト
    状のイソプロピルアルコールを上記空間内に噴霧させる
    装置であり、 上記乾燥室の上記純水を排出するか又は上記ウェハを上
    記乾燥室内で上昇させることにより、上記乾燥室内で上
    記純水から上記ウェハが液面より上方に露出するとき、
    上記ウェハの表裏両面に付着した純水が上記ミスト状の
    上記イソプロピルアルコールにより置換され、その後、
    上記ウェハの表裏両面から上記イソプロピルアルコール
    が蒸発することにより乾燥されるようにしたことを特徴
    とするウェハ乾燥装置。
  2. 【請求項2】 純水(40)内にウェハ(2)を浸漬可
    能な乾燥室(1)と、 上記乾燥室内の上記純水の液面上の空間(4)内に窒素
    ガスを噴射させると同時に液相のイソプロピルアルコー
    ルを上記ウェハの温度より高い温度でかつ上記窒素ガス
    の噴射開口近傍で噴射させてミスト状のイソプロピルア
    ルコールを上記空間内に噴霧させるミスト噴霧装置
    (3,23)とを備えて、 上記ミスト噴霧装置(23)は、撥水性の強い多孔質の
    フッ素樹脂製の直方体状の本体(24)に、上記窒素ガ
    スを供給する第1通路(23a)と、上記第1通路より
    も上記本体のウェハ対向面の近傍に配置されて上記液相
    のイソプロピルアルコールを供給する第2通路(23
    c)とを備え、上記第1通路に上記窒素ガスを供給する
    と同時に上記第2通路に上記液相のイソプロピルアルコ
    ールを供給して上記多孔質の直方体状の本体の上記ウェ
    ハ対向面から上記窒素ガスとともに上記液相のイソプロ
    ピルアルコールを噴射させて、上記ミスト状のイソプロ
    ピルアルコールを上記空間内に噴霧させる装置であり、 上記乾燥室の上記純水を排出するか又は上記ウェハを上
    記乾燥室内で上昇させることにより、上記乾燥室内で上
    記純水から上記ウェハが液面より上方に露出するとき、
    上記ウェハの表裏両面に付着した純水が上記ミスト状の
    上記イソプロピルアルコールにより置換され、その後、
    上記ウェハの表裏両面から上記イソプロピルアルコール
    が蒸発することにより乾燥されるようにしたことを特徴
    とするウェハ乾燥装置。
  3. 【請求項3】 上記液相のイソプロピルアルコールを上
    記ウェハの温度より少なくとも5℃以上高い温度でかつ
    上記窒素ガスの噴射開口近傍で噴射させてミスト状のイ
    ソプロピルアルコールを上記空間内に噴霧させる請求項
    1又は2に記載のウェハ乾燥装置。
  4. 【請求項4】 上記ウェハは常温であり、上記ミストは
    大略30℃以上である請求項1〜3のいずれか1つに記
    載のウェハ乾燥装置。
  5. 【請求項5】 上記ミスト状の上記イソプロピルアルコ
    ールは、上記イソプロピルアルコール自体が単体で上記
    窒素ガス中を浮遊している状態である請求項1から4の
    いずれかに記載のウェハ乾燥装置。
  6. 【請求項6】 上記ウェハの温度より5℃から60℃高
    い温度で上記イソプロピルアルコールをミスト状に噴霧
    させるようにした請求項1から5のいずれかに記載のウ
    ェハ乾燥装置。
  7. 【請求項7】 上記ウェハの温度と同等か、又は、上記
    ウェハの温度を越えて60℃までの範囲の高い温度で上
    記窒素ガスを噴射させるようにした請求項1から6のい
    ずれかに記載のウェハ乾燥装置。
  8. 【請求項8】 上記ウェハの温度より5℃から60℃ま
    での範囲の高い温度で上記窒素ガスを噴射させるように
    した請求項1から6のいずれかに記載のウェハ乾燥装
    置。
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