JPS6039751Y2 - 高湿型恒温装置 - Google Patents

高湿型恒温装置

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JPS6039751Y2
JPS6039751Y2 JP16012181U JP16012181U JPS6039751Y2 JP S6039751 Y2 JPS6039751 Y2 JP S6039751Y2 JP 16012181 U JP16012181 U JP 16012181U JP 16012181 U JP16012181 U JP 16012181U JP S6039751 Y2 JPS6039751 Y2 JP S6039751Y2
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JP
Japan
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tank
water
cold
refrigerator
air
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Expired
Application number
JP16012181U
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English (en)
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JPS5864993U (ja
Inventor
直樹 高松
功 矢口
Original Assignee
株式会社シグマ社
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Publication date
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高湿型恒温装置に関し、特に貯蔵庫の冷却(
または加熱)と加湿を1つの設備で行うことができる高
湿冷温蔵装置に関するものである。
従来より、野菜や果物等の植物や紙等を貯蔵する場合、
貯蔵庫内を冷却するとともに、高湿に保持させる必要が
ある。
また、実験装置等では、貯蔵庫内を加熱するとともに、
高湿にする必要が生じる。
この場合、通常、冷却は直膨式冷却器によって冷却し、
また加熱は電気ヒーター等によって加熱している。
そして、高湿が必要なときには、加湿器を別置すること
により、多重の水を供給して加湿を行って冷却器で除湿
してしまっている。
第1図は、従来の高湿型冷蔵庫の断面図である。
断熱パネル1により密閉された冷蔵庫は、冷凍機ユニッ
ト2と直膨式冷却器3とを取り付け、冷凍機ユニット2
で製造した凝縮冷媒液をパイプを通して直膨式冷却器3
に送り込み、冷却器3内部でこれを蒸発させ、通過する
空気(矢印19)を冷却して約−10℃程度にする。
そして、冷媒液が蒸発した気体をパイプを通して冷凍機
ユニット2に戻し、ここで気体の熱を奪うとともに圧縮
して再び凝縮冷媒液を冷却器3に送り、これらの間を循
環させながら冷蔵庫を冷却する。
また、このとき冷蔵庫内の空気(矢印19)が除湿され
てしまうので、高湿を保つtこめには、加湿器4を設置
して、外部18から給水することにより庫内の空気を加
湿する必要がある。
しかし、加湿された水分が常に直膨式冷却器3により除
湿され、庫外に排出されてしまうため、加湿に要する給
水量がきわめて多く、かつ回収は不能である。
また、冷却器3からは常にドレン排氷17を行っている
が、冷却器3で凍結するので、冷却を止めるか、電気ヒ
ーターを使用して霜取りを行う必要があり、霜取り期間
中は冷蔵庫内の温度が上昇してしまう。
このように、冷蔵庫内の温度および湿度は不安定であり
、均一に低温、高湿を保つことが不可能である。
本考案の目的は、このような従来の欠点を除去するため
、水の消費量が少なく、霜取りの必要がなく、そして貯
蔵庫内の温度および高湿度を均一かつ安定して保つこと
ができる高湿型恒温袋を提供することにある。
本考案の高湿型恒温装置は、水槽内の不凍液タンクを直
膨コイルにより直接冷却し、さらに上記不凍液タンクの
表面より間接的に水を冷却するとともに、電気ヒーター
も具備した2重タンク式冷温水製造機構と、その水槽内
の冷却あるいは加熱された水を加圧して、スプレーヘッ
ドにより噴霧した後、水槽に戻す噴霧機構と、その噴霧
中に空気を通過させ、多湿の冷風または温風を貯蔵庫に
吹き出す送風機とを設けることを特徴としている。
以下、本考案の実施例を、図面により説明する。
第2図は、本考案の実施例を示す高湿型恒温装置の断面
構造図である。
第2図において、1は断熱パネル、2は冷凍機ユニット
、5は吹出口、6は噴霧ノズル、7は噴霧・空気接触ネ
ット、8は吸込口フィルター、9は空気冷却コイル、1
0は加湿・空気冷却切替電磁弁、11は加圧ポンプ、1
2は冷温水タンク、13は直膨式ブラインタンク、14
は電気ヒータ15はエリミネータ−16は送風機であ る。
第2図に示す高湿型恒温装置は、例えば青果貯蔵庫内に
設置され、主として庫内を低温かつ高湿度に保つ。
また、必要に応じて、庫内を高温かつ高湿度に保つこと
もできる。
本考案の高湿型恒温装置は、次の2つの主要構造からな
り、その1つは、冷温水タンク12内の直膨式ブライタ
ンク13に不凍液を入れ、これを直膨コイルにより直接
冷却し、直膨式ブラインタンク13の表面より間接的に
冷温水タンク12内の水を冷却するか、あるいは電気ヒ
ータ14により直接加熱する2重タンク式冷温水製造機
構であり、他の1つは、冷却あるいは加熱された冷温水
タンク12内の水を加圧ポンプ11により加圧し、パイ
プを介して噴霧ノズル6まで送り、噴霧ノズル6より噴
霧して、水を冷温水タンク12内に戻す噴霧機構である
第2図において、冷凍機ユニット2により製造された凝
縮冷媒液を直膨式ブライン・タンク13内のコイルで蒸
発させ、タンク13内の不凍液を冷却する。
タンク13内は約−10℃になるが、不凍液のため凍結
しない。
次に、この直膨式ブラインタンク13により、冷温水タ
ンク12内の水を所定温度(例えば約O℃)に冷却させ
る。
冷温水タンク12内の水は、0℃以下になると凍結する
ので、約O℃に保つ。
さらに、冷却した水を加圧ポンプ11により加圧し、空
気冷却コイル9を通過させて、吸込口フィルター8に庫
内から矢印21で入った空気を予備冷却する。
さらに、空気冷却コイル9を通過した水を噴霧ノズル6
から装置内に噴霧し、通過した空気と接触混合させ、冷
却させる。
また、噴霧・空気接触ネット7は、上記の接触混合、冷
却を助長させるものであり、エリミネータ15は噴霧さ
れた水と庫内空気とが混合できない大きな水滴を取り除
く働きを行うものである。
水滴が分離された混合空気は、送風機16により吹出口
5より庫内(矢印22の方向)に吹き出される。
なお、加湿・空気冷却切替電磁弁10は、加湿量を段階
的に調節するためのもので、庫内温度と湿度が一定にな
れば、噴霧を止めることもできる。
また、電気ヒーター14は、高温高湿を得るためのもの
で、加熱された冷温水タンク12内の水を加圧ポンプ1
1で加圧し、噴霧ノズル6により装置内に噴霧する。
第3図は、第2図における2重タンク式冷温木製造機構
の斜視図である。
第3図では、冷温水タンク12内に2個の直膨式ブライ
ンタンク13が設置されているが、これは勿論1個でも
よい。
直膨式ブラインタンク13と冷凍機ユニット2の間で凝
縮冷媒液あるいはこれを蒸発させた気体が循環すること
により、タンク13内の不凍液が冷却される。
さらに、冷却されたタンク13により、間接的に冷温水
タンク12の水が所定温度まで冷却される。
冷却された冷温水タンク12の水は、加圧ポンプ11に
より加圧され、加湿・空気冷却切替電磁弁10を通過し
て噴霧ノズルに送られる。
切替電磁弁10を調節することにより、噴霧ノズルから
の噴射量が変り、残った水が冷温水タンク12に流入す
る。
また、噴霧された水分で、空気と混合されなかった分は
冷温水タンク12に戻る。
したがって、冷温水タンク12の水位V)Iは殆んど変
らず、減少した分だけ補充すればよい。
第4図は、第2図に示す高湿型恒温装置の透視斜視図で
ある。
以上説明したように、本考案の高湿型恒温装置は、次の
ような利点がある。
(1) 不凍液タンクを使用して間接的に水を冷却す
るので、直接、直膨コイルで水を冷却する場合より冷凍
機の安全運転が得られる。
(2) 加圧ポンプにより加圧された水を冷温水タン
クに一部戻すので、タンク内の氷の攪拌が起り、熱伝達
率がよくなる。
(3) 庫内と同程度の冷水噴霧の中を通過した低温
・高湿の空気を庫内に吹き出すので、貯蔵品の水分蒸発
を防止できる。
(4)水の噴霧を行うので、塵埃を除去して庫内を清浄
に保つことができる。
(5)ユニットを一体化し、貯蔵庫の冷却・加湿が1つ
の設備で行えるので、既設の冷蔵庫等にも設置できる。
(6)空気冷却コイルを設けているので、通常の貯蔵庫
にも使用できる。
(7) 加圧ポンプと噴霧ノズルの間に空気冷却コイ
ルを設けているので、噴霧だけの場合より冷却時間が早
い。
(8)霜取りが不要のため、霜取り操作による貯蔵庫の
温度上昇を防止できる。
(9)水を噴霧、循環させているので、従来の貯蔵庫内
の加湿器に比べて、水の消費量が著しく少ない。
(112重タンク式で間接的に水槽を冷却するため、貯
蔵庫内の温度、湿度の変動が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高湿型冷蔵庫の断面図、第2図は本考案
の実施例を示す高湿型恒温装置の断面構造図、第3図は
第2図の2重タンク式冷温水製造機構の斜視図、第4図
は第2図の高湿型恒温装置の透視斜視図である。 1:断熱パネル、2:冷凍機ユニット、5:吹出口、6
:噴霧ノズル、7:噴霧・空気接触ネット、8:吸込口
フィルター、9:空気冷却コイル、10:加湿・空気冷
却切替電磁弁、11:加圧ポンプ、12;冷温水タンク
、13:直膨式ブラインタンク、14:電気ヒーター
15:エリミネータ−16=送風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽内の不凍液タンクを直膨コイルにより直接冷却し、
    さらに上記不凍液タンクの表面より間接的に氷を冷却す
    るとともに、加熱機能も具備した2重タンク式冷温木製
    造機構と、上記水槽内の冷却あるいは加熱された水を加
    圧して、噴霧ノズルにより噴霧する機構と、上記噴霧中
    Iこ空気を通過させ、多湿の冷風または温風を庫内に吹
    き出す機構とを設けることを特徴とする高湿型恒温装置
JP16012181U 1981-10-27 1981-10-27 高湿型恒温装置 Expired JPS6039751Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16012181U JPS6039751Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 高湿型恒温装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16012181U JPS6039751Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 高湿型恒温装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864993U JPS5864993U (ja) 1983-05-02
JPS6039751Y2 true JPS6039751Y2 (ja) 1985-11-28

Family

ID=29952547

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16012181U Expired JPS6039751Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 高湿型恒温装置

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JPS5864993U (ja) 1983-05-02

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