JPS5929585B2 - スルホニル尿素の製法 - Google Patents

スルホニル尿素の製法

Info

Publication number
JPS5929585B2
JPS5929585B2 JP633876A JP633876A JPS5929585B2 JP S5929585 B2 JPS5929585 B2 JP S5929585B2 JP 633876 A JP633876 A JP 633876A JP 633876 A JP633876 A JP 633876A JP S5929585 B2 JPS5929585 B2 JP S5929585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
sulfonylurea
producing
dichloramide
dicarboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP633876A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5198241A (en
Inventor
ハンス・ゲオルグ・ツエンゲル
マンフレート・ベルクフエルト
ヴオルフガング・リシユカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo NV filed Critical Akzo NV
Publication of JPS5198241A publication Critical patent/JPS5198241A/ja
Publication of JPS5929585B2 publication Critical patent/JPS5929585B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C311/00Amides of sulfonic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfo groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C311/50Compounds containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom
    • C07C311/52Y being a hetero atom
    • C07C311/54Y being a hetero atom either X or Y, but not both, being nitrogen atoms, e.g. N-sulfonylurea
    • C07C311/57Y being a hetero atom either X or Y, but not both, being nitrogen atoms, e.g. N-sulfonylurea having sulfur atoms of the sulfonylurea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
    • C07C311/60Y being a hetero atom either X or Y, but not both, being nitrogen atoms, e.g. N-sulfonylurea having sulfur atoms of the sulfonylurea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings having nitrogen atoms of the sulfonylurea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 いくつかのスルホニル尿素の合成法、すなわちスルホニ
ルイソシアネートとアミンとの反応、スルホン酸アミド
とシアン酸、尿素又は置換尿素との、ニトロ尿素、ウレ
タン、カルバモイルクロリドとの、イソシアン一又はイ
ソチオシアン酸エステルとの、酸アジドとのまた酸アミ
ドハロゲニドとの反応、更に水、硫化水素、アルコール
又はアミンのスルホニルシアナミドへの付加、スルホニ
ル擬尿素の加水分解、スルホニルウレタンとアミンとの
反応、及びスルホニルチオウレタンの脱硫等はすでに公
知である。
これらの公知方法はクルツア一(F.Kurzer)に
より[ケミカル レビユーズ」(ChemicalRe
views)第50巻(1950年)、第1〜46頁に
詳述されている。
本発明はアリーレンービスースルホニル尿素のアルカリ
塩の製法及び相応する遊離スルホニル尿素への変換法に
関する。
尿素基が脂肪族基又は脂環式基によつて互いに結合され
ているビス−スルホニル尿素は、米国特許第29625
30号明細書によればスルホニルイソシアネート、スル
ホニルカルバミン酸クロリド、スルホニルカルバミン酸
エステル、スルホニル尿素、スルホニルアシル尿素又は
置換二トロ尿素とジアミンとの反応によつて得ることが
できる。
更に前記の米国特許明細書によれば、ビス−スルホニル
尿素を酸アミドとジイソシアネート又は相応する反応性
化合物例えば尿素、ニトロ尿素、ビスーカルバミン酸エ
ステル、ビス−カルボン酸アジド又はビス−カルボン酸
テミド一N−NLハロゲニドとから合成することも公知
である。更に該米国明細書にはスルホン酸クロリドとビ
ス−イソ尿素アルキルエーテルとからの合成可能性も示
唆されている。ビス−スルホニル尿素の工業的合成に関
しては※※従来、スルホニルジイソシアネートとスルホ
ン酸アミドとからの合成が考慮されて来たにすぎず、他
の合成法はその僅少な選択性の故にまた出発物質の操作
困難性の故に工業的に利用されていない。
しかしスルホニル尿素は比較的高価な化合物であること
から、一層容易に操作できまた廉価である化合物から出
発してビス−スルホニル尿素を製造する新しい方法を得
ることが要望されて来た。この場合容易に得られるジカ
ルボン酸アミド−N・N4−ジクロリドが出発物質とし
て提案される。しかしジカルボン酸ジアミド−N−N′
−ジクロリドを米国特許第2962530号明細書に記
載された方法でプロトン受容体の存在において不活性溶
剤例えばベンゾール、アセトン又はジオキサン中で反応
させた場合、スルホニル尿素は得られない。独自の実験
によれば、二極性反応媒体例えばジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、N−メチル−ピロリドン、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン又はテトラメチレン尿
素を使用した場合にも、10〜40℃では反応は全く認
められないか又は僅少にすぎず、これより高い温度では
種々の発熱性の酸化還元工程が進行し、これはジカルボ
ン酸ジアミド及び、反応媒体との関連において種々の酸
化生成物を生ぜしめる。モノカルボン酸アミド−N−ハ
ロゲンとスルホン酸アミドとからモノ−スルホニル尿素
を製造する英国特許第604259号明細書の実施例1
3に記載されている処理法(これによれば水性反応媒体
が使用されている)を利用した場合にも、ビス−スルホ
ニル尿素の相応する合成は達成されない。
すなわち予想外にも芳香族ジカルボン酸のN・N4−ジ
クロルアミドは、スルホンアミドをアルカリ塩として陰
イオンの形で使用した場合、水性アルカリ環境ではスル
ホニル尿素に反応されない。むしろこの条件下にあつて
はN−N′−ジクロルアミドから中間的に生じたイソシ
アネートが未反応のN−N′−ジクロルアミドと、アシ
ル尿素化合物を形成しながら次の反応式1に基づき反応
する:驚くべきことには特殊な溶剤混合物を使用した場
合、芳香族ジカルボン酸のN−ハロゲンアミドも効果的
に反応して相応するビス−スルホニル尿素を生じること
が判明した。本発明の対象は、一般式: 〔式中R′はアミノ基、炭素原子数1〜20の分枝又は
非分枝の飽和又は不飽和脂肪族基、炭素原子数4〜10
の置換又は非置換の脂環式基、置換又は非置換の芳香族
基、アルキル芳香族基又は複素環式基を表わし、Arは
置換又は非置換の芳香族基を表わし、Me+はナトリウ
ムイオン又はカリウムイオンを表わす〕のアリーレンー
ビスースルホニル尿素のアルカリ塩の製法であり、該方
法は一般式:〔式中Arは前記のものを表わす〕のジカ
ルボン酸−N−N7−ジクロルアミド及び一般式:R7
−SO2−NH2〔式中R″は前記のものを表わす〕の
スルホン酸アミドを、過剰のアルカリ水酸化物の存在で
10〜50℃の温度においてジメチルホルムアミド及び
水から成る混合物中で反応させることによつて特徴づけ
られる。
本発明においてジメチルホルムアミドと水とから成る混
合物を使用した場合、N−NLジクロルアミドから生じ
る芳香族ジイソシアネートは次式2によりビス−スルホ
ニル尿素に反応される:ナフチル−スルホンアミド及び
シクロヘキシル−スルホンアミドである。
本発明により使用可能の反応媒体の組成は、ジメチルホ
ルムアミド/水混合物中におけるアルカリ水酸化物の可
溶性によつて、ジメチルホルムアミド沖におけるスルホ
ンアミド塩の可溶性によつてまたスルホンアミドの塩基
度によつて定められる。
水の量はアルカリ水酸化物が出来るだけ完全に反応媒体
に溶解するように規定する。更に水の量は、その限界を
越えると反応がスルホニル尿素だけでなく、アシル尿素
をも生じるような一定の限界を越えてはならない。この
限界はそれぞれのスルホンアミドにとつて固有なもので
あり、これはスルホンアミドの塩基度及びその溶解性に
関連する。ジメチルホルムアミドの量は、スルホンアミ
ド塩が少なくとも部分的に反応媒体に溶解するように定
めるべきである。適当な量比は簡単な予備実験によつて
容易に確認することができる。良好な結果はジメチルホ
ルムアミド/水の比が5〜14の場合に得られる。使用
することのできる溶剤混合物の量は、比較的良好な可溶
性スルホンアミド塩の場合均一相で反応され得るように
選択する。
難溶性スルホンアミド塩の場合その量は、反応懸濁液を
なんら困難なく攪拌し得るように定める。後者の場合通
常3〜15重量%のスルホンアミド塩が反応媒体に溶解
されている。本発明方法は比較的穏かな条件下に10〜
50℃の温度で実施される。
これよりも高い反応温度は、好ましくない副生成物の形
成を阻止するために避けるべきである。反応が十分に進
行した後、反応を完了させるため反応温度を更に短時間
約60〜70℃に高めることができる。反応時間は使用
したN−N′−ジクロルアミド及びスルホンアミドの種
類に依存し、これは一般に10分間から26時間の間で
ある。
通常反応を完了させるための高めた温度での後反応は、
約10分で十分である。アルカリ水酸化物としては経済
的な理由から、水酸化ナトリウムを使用することが好ま
しい。
他のアルカリ水酸化物も同様に適している。アルカリ水
酸化物は少なくとも化学量論的量で使用する必要がある
。ジカルボン酸−N−N/−ジクロルアミド1モル当り
水酸化物4モルが必要である。それというのもスルホン
アミドはその陰イオンの形でのみアルカリ塩として意図
したように反応するからである。アルカリ水酸化物の過
剰量を使用することが多くの場合有利である。ジカルボ
ン酸一N−NLジクロルアミド1モル当りアルカリ水酸
化物2モルまでの過剰量を使用することが好ましい〜 ジカルボン酸−N−N′−ジクロルアミド及びスルホン
アミドは化学量論的量、すなわち1:2のモル比で使用
することができる。
一般に廉価な反応体であるスルホンアミドは最高2モル
までの過剰量で使用される。本発明方法を実施するには
、まずアルカリ水酸化物を計算量の水に溶かし、引続き
ジメチルホルムアミドを加え、次いで攪拌及び冷却下に
スルホンアミドを粉砕した形で導入する(その際多くの
場合スルホンアミドのアルカリ塩が生じる)ようにして
行なうのが有利である。
懸濁液を冷却し、N−N″−ジクロルアミドを加える。
多くの場合まず完全な溶液が生じ、次いでビス−スルホ
ニル尿素の塩が沈殿する。他の場合には反応を不均一な
相で実施する。反応生成物は▲過により容易に分離する
ことができる。しかしビス−スルホニル尿素の塩は水/
ジメチルホルムアミドに多少とも良好に溶解することか
ら、沢液の後処理が推薦される。本発明によればビス−
スルホニル尿素の得られたアルカリ塩は公知方法で稀釈
鉱酸で処理することにより定量的に遊離のビス−スルホ
ニル尿素に変えることができる。
本発明による方法で得られたビス−スルホニル尿素は、
化学療法で有用であることから極めて有意義な化合物で
ある。
この化合物はポリマー化学で要望されるジイソシアネー
トを製造するのに使用することもできる。ビス−スルホ
ニル尿素は熱処理に際してジイソシアネート及びスルホ
ンアミドに分解され、後者は本発明方法で再び使用する
ことができる。例1 水酸化ナトリウム327(0.80モル)を水407に
溶かし、25℃でジメチルホルムアミド(DMF)55
0m1を加えた。
この澄明な溶液に烈しく攪拌しながら急速に細粉状のp
−トルオールスルホンアミド68.57(0.40モル
)を入れた。その際トシルアミドのナトリウム塩が白色
の沈殿として自然に生じた。懸濁液を5〜10℃に冷却
し、5分間以内にN−NLテレフタル酸−ジクロルアミ
ド46.67(0.20モル)を数回に分けて加えた。
強い外部冷却にも拘らず、反応混合物の温度は44℃に
上昇した。懸濁液は徐々に稀釈化し、7分後には実際に
すべて溶解し、8分後にはp−フエニレンービス一(p
−トルイル−スルホニル尿素)のナトリウム塩が白色の
沈殿として生じた。10分後に発熱性のホフマン転位は
ほぼ終了した。
冷却を調整し、反応混合物を更に約45分間に渡つて4
0〜45℃に保つた。引続き反応を完結させるため、更
に30分に渡り60℃で加熱し、その後冷却し、最後に
室温でガラスフリツトにより沢過した。淡褐色のジメチ
ルホルムアミドを含む湿つた塩様の沢滓を水1.6fに
溶かした。僅少な非溶解物を沢別した後澄明な無色の溶
液に、PH値2に調整されるまで稀塩酸を加えた。この
場合細かい無色の沈殿が生じた。懸濁液を攪拌可能に保
つため、これを水500m1で稀釈した。引続き純粋な
白色の沈殿物をD4−ガラスフリツトを用いて吸引沢過
し、洗浄水が中性反応を呈するまで水で洗浄し、次いで
メタノールに懸濁させ、再び吸引沢過し、更にメタノー
ルで3回洗浄し、※?最後に真空中で110℃で恒量に
なるまで乾燥した。p−フエニレンーピス一(p−トル
イル−スルホニル尿素)75.37(理論値の74.9
%)が得られた。水性の相及びメタノール性相から濃縮
及び酸性化の後更にスルホニル尿素9,027が得られ
た。
ジメチルホルムアミド相からは未反応のN−N′−テレ
フタル酸−ジクロルアミド1.677が回収された。従
つて全変換率は95%であり、p−フエニレンービス一
(p−トルイル−スルホニル尿素)の全収率は84%で
あつた。従つて選択度は88.4%であつた。例2〜1
5 N−N/−テレフタル酸−ジクロルアミドを、例1に記
載した方法で多数の異なるスルホン酸アミドと反応させ
た。
スルホンアミドはDMF′/水混合物中の5〜15重量
%溶液として反応させた。次表に使用したスルホン酸ア
ミド、N−N/−テレフタル酸−ジクロルアミド:水酸
化ナトリウムリスルホン酸アミドのモル比、ジメチルホ
ルムアミド/水の重量比、反応温度、反応時間、アリー
レンービスースルホニル尿素並びに、沢液中に含まれる
量を考慮に入れない収率を示す。例15 水酸化ナトリウム32f(0.80モル)を水80m1
に溶かし、20℃に冷却し、DMF′ 550m1で稀
釈した。
この澄明な溶液に烈しく攪拌しながらp−トシルアミド
68。5f(0.40モル)を数回に分けて加えた。
その際直ちに白色の沈殿(トシルアミドのナトリウム塩
)が生じた。懸濁液を5℃に冷却し、10分間以内にイ
ソフタル酸−ビス−N−クロルアミド46.67(0.
20モル)(を数回に分けて加えた。烈しく攪拌しかつ
氷一食塩混合物で冷却したにもかかわらず温度は40℃
まで上昇した。強い酸化作用をする懸濁液は4時間以内
に稀液化し、黄−オレンジ色の色調が生じた。更に5分
後に懸濁液は明らかに濃稠化し、その際酸化作用性質は
除去された。全体で15分後に発熱反応は消失した。そ
の後30分間35℃で保ち、反応を完結させるため更に
60分間65℃で後加熱した。冷却した後白色の懸濁液
を吸引沢過し、それぞれDMF25mlで3回洗浄し、
水約1.51に溶かし(澄明な溶液PH−8)、稀HC
lで酸性化し、吸引沢過し、中性洗浄した。乾燥後所望
のスルホニル尿素65.2fが生じた。黄色に着色され
た薗一沢液から容量約%に濃縮しかつ冷却した後、褐色
の結晶67.5fが分離された。これからすでに記載し
た方法で水に溶かしかつ稀HCl(′沈殿させることに
よつて更にスルホニル尿素317が分離された。従つて
m−フエニレンービス一3・3′−p−トルイルスルホ
ニル尿素の収率は理論値の95.7%であつた。例16 水酸化ナトリウム3.2f(80ミリモル)、水81!
Ll,.DO55ml及びトシルアミド6.85f(4
0ミリモル)から、例15に記載したようにしてp−ト
シルアミドーナトリウム塩の懸濁液を製造した。
次いでこの懸濁液に1分間以内に2・6ナフタリンジカ
ルボン酸−ビス−N−クロルアミド5.66t( 20
ミリモル)を加えた。その際氷冷にもかかわらず、温度
は25℃に上昇し、澄明な黄色の溶液が生じた。更に2
分後に細かい沈殿が分離し始めた。室温で5分間更に攪
拌した。その際沈殿は増加し、溶液は淡褐色に着色され
た。溶液はなお穏かな酸化作用を示したので、2 『C
で1夜攪拌した。後加熱による反応の完結処理は省略し
た、それというのも指示実験で暗褐色に着色しながら分
解することが観察されたからである。沈殿をDMF/水
混合物から分離し、例15に記載したようにして水に溶
かし、再沈殿させた。
こうして白色の粉末5.53tを分離した。DMF沢液
から例5と同様にして更に物質4.0yが分離された。
従つて2・6−ナフタリノービス一3・ 3’−p−ト
ルイル−スルホニル尿素の収率は全体で9.531=理
論値の86.2%であつた。
例17 水酸化カリウム(86%)3.96t( 60ミリモル
)、水3m1,.DMF55m1及びp−トシルアミド
6.851( 40ミリモル)から、例15に記載した
方法でp−トシルアミドーカリウム塩の懸濁液を製造し
た。
引続きこの懸濁液に10℃で2分以内に4 ・ 4’−
ジフエニルエタンジカルボン酸−ビス−N −クロルア
ミド3.371(10ミリモル)を烈しく撹拌しながら
導入した。10゜Cで更に5分後に澄明な黄色の溶液が
生じた。これから20’Cで約10分後に細かい白色の
沈殿が分離し始めた。次いで室温で10時間攪拌し、引
続き50’Cで30分間加熱した。僅かに褐色に着色し
、沈殿が増加した。
反応終了後沢過し、D゛一沢液から溶剤を除去し、水に
収容し、稀水性塩酸で酸性にした後p−ジフエニルエタ
ンービス一3 ・3’− p −トルイル−スルホニル
尿素5.711が得られた。収量:5.71V=理論値
の94%。例18 例17と同様にしてp−トシルアミド13.6y(79
.6ミリモル)及び水酸化カリウム(86%)9.3y
(159.2ミリモル)から、水40m1及びDMF2
8Omlの混合物中で製造したp−トシルアミドーカリ
ウム塩の溶液に、15〜20℃で10分間以内に4 ・
4’−ジフエニルエーテルジカルボン酸一ビス一N
−クロルアミド12y(39ミリモル)を冷却下に加え
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R′はアミノ基、炭素原子数1〜20の分枝??
    又は非分枝の、飽和又は不飽和脂肪族基、炭素原子数4
    〜10の置換又は非置換の脂環式基、置換又は非置換の
    芳香族基、アルキル芳香族基又は複素環式基を表わし、
    Arは置換又は非置換の芳香族基を表わし、Me^+は
    ナトリウムイオン又はカリウムイオンを表わす〕のアリ
    ーレン−ビス−スルホニル尿素のアルキル塩を得るに当
    り、一般式:Cl−NH−CO−Ar−CO−NH−C
    l〔式中Arは前記のものを表わす〕のジカルボン酸−
    N・N′−ジクロルアミド及び一般式:R′−SO_2
    −NH_2〔式中R′は前記のものを表わす〕のスルホ
    ン酸アミドを過剰量のアルカリ水酸化物の存在で10〜
    50℃でジメチルホルムアミド及び水の混合物中におい
    て反応させることを特徴とするスルホニル尿素の製法。 2 テレフタル酸、イソフタル酸、メチルテレフタル酸
    、4−メチル−イソフタル酸、ジフエニルエーテル−4
    ・4−ジカルボン酸、ジフエニルエタン−4・4′−ジ
    カルボン酸及びナフタリン−2・6−ジカルボン酸のN
    ・N′−ジクロルアミドを使用する特許請求の範囲第1
    項記載のスルホニル尿素の製法。 3 ジメチルホルムアミド/水の比率が5〜15の範囲
    内にある特許請求の範囲第1項又は第2項記載のスルホ
    ニル尿素の製法。 4 水酸化物を化学量論的量からジカルボン酸−N・N
    ′−ジクロルアミド1モル当り2モルの過剰量までの範
    囲で使用する特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載のスルホニル尿素の製法。 5 スルホン酸アミドをジカルボン酸−N・N′−ジク
    ロルアミド1モル当り2モルまでの過剰量で使用する特
    許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載のスルホ
    ニル尿素の製法。 6 その後に得られたアリーレン−ビス−スルホニル尿
    素の塩を鉱酸で処理することにより遊離酸に変える特許
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のスルホニ
    ル尿素の製法。
JP633876A 1975-01-22 1976-01-22 スルホニル尿素の製法 Expired JPS5929585B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19752502428 DE2502428C2 (de) 1975-01-22 1975-01-22 Verfahren zur herstellung von na- oder k-salzen von arylen- bis -sulfonylharnstoffen oder der entsprechenden arylenbis-sulfonylharnstoffen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5198241A JPS5198241A (en) 1976-08-30
JPS5929585B2 true JPS5929585B2 (ja) 1984-07-21

Family

ID=5936990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP633876A Expired JPS5929585B2 (ja) 1975-01-22 1976-01-22 スルホニル尿素の製法

Country Status (13)

Country Link
JP (1) JPS5929585B2 (ja)
AT (1) AT345850B (ja)
BE (1) BE837753A (ja)
CA (1) CA1051026A (ja)
CH (1) CH618422A5 (ja)
DD (1) DD123324A5 (ja)
DE (1) DE2502428C2 (ja)
ES (1) ES444512A1 (ja)
FR (1) FR2298537A1 (ja)
GB (1) GB1515991A (ja)
IT (1) IT1053316B (ja)
NL (1) NL7600649A (ja)
SU (1) SU719496A3 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3019491C2 (de) * 1980-05-22 1985-02-21 Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal Verfahren zur Herstellung von Oximcarbamaten
JP2789942B2 (ja) * 1992-07-06 1998-08-27 王子製紙株式会社 ビス(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニル化合物類
CN111285787B (zh) * 2020-03-09 2021-02-09 潍坊大有生物化工有限公司 一种新型非酚热敏显色剂、制备方法及其在热敏记录材料中的应用

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR993465A (fr) * 1949-06-28 1951-10-31 Procédé pour la production de sulfo-dérivés de l'urée ou de la thio-urée
NL218580A (ja) * 1960-04-28
FR1355961A (fr) * 1963-04-22 1964-03-20 Hoechst Ag Hydroxy-benzène-sulfonyl-urées et leur préparation

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5198241A (en) 1976-08-30
DE2502428C2 (de) 1976-11-18
CH618422A5 (en) 1980-07-31
AT345850B (de) 1978-10-10
DD123324A5 (ja) 1976-12-12
ES444512A1 (es) 1977-05-16
FR2298537A1 (fr) 1976-08-20
ATA28176A (de) 1978-02-15
GB1515991A (en) 1978-06-28
FR2298537B1 (ja) 1980-07-25
IT1053316B (it) 1981-08-31
CA1051026A (en) 1979-03-20
SU719496A3 (ru) 1980-02-29
NL7600649A (nl) 1976-07-26
DE2502428B1 (de) 1976-04-08
BE837753A (fr) 1976-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62246547A (ja) トランス−シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネ−トの製法
JPS5929585B2 (ja) スルホニル尿素の製法
US4176232A (en) Sulfonic acid salts of acyloxyalkylamines
SU441705A1 (ru) Способ получени -(4-) (2-метокси-5-хлорбензамидо-этил) бензолсульфонил -циклопентилмочевины
EP0447421B1 (en) Preparation of 2-(chloro, bromo or nitro)-4-(alkylsulfonyl)benzoic acids and intermediates
SU504477A3 (ru) Способ получени м- и пфенилендиамина
US2829157A (en) Novel hydantoic acids and their alkyl esters
Smith Jr et al. Synthesis of Isocyanatoorganosulfonyl Isocyanates and Organodisulfonyl Isocyanates1
SU1126208A3 (ru) Способ получени алкилтиобензимидазолов
JP3261190B2 (ja) 2−ヒドロキシ−3,5−ジニトロピリジン類の製造法
JPS6242962A (ja) アジドスルホニル安息香酸の製造法
US5008448A (en) Preparation of 2-(chloro, bromo or nitro)-4-(alkyl-sulfonyl)benzoic acids and intermediates
US4321402A (en) Carbamate process
SU1015822A3 (ru) Способ получени галогенангидридов сульфаминовой кислоты
US3933909A (en) Method for producing sulfonyl semicarbazides
JPH02169561A (ja) 3‐トリフルオロメチルベンゼンスルホニルクロリド類の製造方法
US4342707A (en) Process for the preparation of bis-N-chloramides
US2559546A (en) 3-pyridoxy-alkanoic acid compounds
JPS60156662A (ja) P,p′−オキシビス(ベンゼンスルホニルクロライド)の製造方法
US5157150A (en) Preparation of 2-(chloro, bromo or nitro)-4-(alkylsulfonyl)benzoic acids and intermediates
JPS6115872B2 (ja)
JPH01258649A (ja) 2,4−ジクロロ−3−アルキル−6−ニトロフェノールの製造方法
JPH054957A (ja) 2,6−ジイソプロピルフエニルカルボジイミドの製造法
KR960005518B1 (ko) 1-아미노-4-[[2-(치환된아미노)메틸-4-메틸-6-술포페닐]아미노]-9,10-디히드로-9, 10-디옥소-2-안트라센술폰산의 제조방법
KR800001550B1 (ko) 5-(4-히드록시페닐) 히단토인의 제조법