JPS5929433B2 - 積層物の製造法 - Google Patents
積層物の製造法Info
- Publication number
- JPS5929433B2 JPS5929433B2 JP50087987A JP8798775A JPS5929433B2 JP S5929433 B2 JPS5929433 B2 JP S5929433B2 JP 50087987 A JP50087987 A JP 50087987A JP 8798775 A JP8798775 A JP 8798775A JP S5929433 B2 JPS5929433 B2 JP S5929433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- polyolefin
- adhesive
- parts
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Tubes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスバリヤー性の優れたポリオレフィンの積層
物の製造法に関する。
物の製造法に関する。
ポリオレフィンは、その低価格に加えて優れた機械的性
質、光学的性質、熱的性質、化学的性質及び成形の容易
性等の特性を有するため広範囲の用途に用いられる。
質、光学的性質、熱的性質、化学的性質及び成形の容易
性等の特性を有するため広範囲の用途に用いられる。
しかしながら、ガスバリヤー性及び耐油性の不足のため
に、例えば、ピンや罐等のごとき食品容器として使用し
た場合、酸素ガスが透過して、内容物が酸敗したり、あ
るいはガソリン容器として使用する場合、膨潤を生じて
容器が変形したり、また洗剤容器として使用する場合、
ストレスクラツキングを生じたりする問題が生じている
。
に、例えば、ピンや罐等のごとき食品容器として使用し
た場合、酸素ガスが透過して、内容物が酸敗したり、あ
るいはガソリン容器として使用する場合、膨潤を生じて
容器が変形したり、また洗剤容器として使用する場合、
ストレスクラツキングを生じたりする問題が生じている
。
この短所を改善するために、従来から種々の対策が講じ
られている。すなわち、ポリオレフィン自体を変性した
改良、共重合体による改良等が提案されているが、所望
の効果をうることが困難である。また、ポリオレフィン
の表面加工技術として例えば、特殊樹脂をエマルジョン
化して塗布したり、又は接着剤を用いて貼り合せたりす
る解決方法が提案されているが、製造操作が複雑であつ
たり、コストが大幅に上がつたり、用途が限定される等
の制約を受けざるを得ず、所望の効果をうるための改善
が求められている。
られている。すなわち、ポリオレフィン自体を変性した
改良、共重合体による改良等が提案されているが、所望
の効果をうることが困難である。また、ポリオレフィン
の表面加工技術として例えば、特殊樹脂をエマルジョン
化して塗布したり、又は接着剤を用いて貼り合せたりす
る解決方法が提案されているが、製造操作が複雑であつ
たり、コストが大幅に上がつたり、用途が限定される等
の制約を受けざるを得ず、所望の効果をうるための改善
が求められている。
従つて、最近はポリオレフィンに本来不足するガスバリ
ヤー性及び耐油性を兼ね備えたポリアミドや熱可塑性ポ
リエステルあるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸
化物をポリオレフィンに強固に接着、積層したポリオレ
フィン積層物、特にガソリン容器等の中空容器が要望さ
れているが、ポリオレフィンとポリアミド、熱可塑性ポ
リエステルあるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸
化物とを接着する問題の解決が未が不充分である。
ヤー性及び耐油性を兼ね備えたポリアミドや熱可塑性ポ
リエステルあるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸
化物をポリオレフィンに強固に接着、積層したポリオレ
フィン積層物、特にガソリン容器等の中空容器が要望さ
れているが、ポリオレフィンとポリアミド、熱可塑性ポ
リエステルあるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸
化物とを接着する問題の解決が未が不充分である。
これは、ポリオレフィンが、その化学的構造から予想さ
れるように、極性原子団をほとんど有せず、化学的に不
活性であり、ポリアミド、熱可塑・ 性ポリスズチルあ
るいはエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物に対して
親和性が低く、接着強度はほとんどゼロに近いためであ
つて、両者を単に?融積層した場合剥離してしまう欠点
がある。本発明の目的はガスバリヤー性、耐油性を兼ね
備えたこれら樹脂の内の熱可塑性ポリエステルがポリオ
レフインに極めて強力に接着した積層物を提供すること
になる。すなわち本発明は、ポリオレフインと熱可塑性
ポリエステルを積層するに際し、この両層の間の接着剤
として、不飽和カルボン酸またはその無水物含量が0.
01〜10重量?のグラフト変性ポリオレフイン0.5
〜99.5重量部と熱可塑性ポリエステル99.5〜0
.5重量部とを配合した組成物を介在させてダイ内で多
層洛融接着することを特徴とする積層物の製造方法であ
る。
れるように、極性原子団をほとんど有せず、化学的に不
活性であり、ポリアミド、熱可塑・ 性ポリスズチルあ
るいはエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物に対して
親和性が低く、接着強度はほとんどゼロに近いためであ
つて、両者を単に?融積層した場合剥離してしまう欠点
がある。本発明の目的はガスバリヤー性、耐油性を兼ね
備えたこれら樹脂の内の熱可塑性ポリエステルがポリオ
レフインに極めて強力に接着した積層物を提供すること
になる。すなわち本発明は、ポリオレフインと熱可塑性
ポリエステルを積層するに際し、この両層の間の接着剤
として、不飽和カルボン酸またはその無水物含量が0.
01〜10重量?のグラフト変性ポリオレフイン0.5
〜99.5重量部と熱可塑性ポリエステル99.5〜0
.5重量部とを配合した組成物を介在させてダイ内で多
層洛融接着することを特徴とする積層物の製造方法であ
る。
本発明に使用される被着材の一つである上記ポリオレフ
インは、エチレン、プロピレン、ブテン一1、ベンゼン
−1、3−メチルブテン−1、ヘキセン一1、4−メチ
ルベンゼン−1等のα−オレフインの単独または共重合
体、あるいは、これらα−オレフインを主成分とする共
重合体であつて、例えば低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、アイソタクチツクポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン一酢酸ビニル共重合
体等が使用される。
インは、エチレン、プロピレン、ブテン一1、ベンゼン
−1、3−メチルブテン−1、ヘキセン一1、4−メチ
ルベンゼン−1等のα−オレフインの単独または共重合
体、あるいは、これらα−オレフインを主成分とする共
重合体であつて、例えば低密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、アイソタクチツクポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン一酢酸ビニル共重合
体等が使用される。
もう一方の被着材に使用される熱可塑性ポリエステルは
、飽和二塩基酸とグリコール類の縮合により得られるも
のであり、例えばエチレングリコールとテレフタル酸よ
り得られるポリエチレンテレフタレート、フタル酸、イ
ソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸、
グルタル酸、コハク酸、シユウ酸などの飽和二塩基酸を
共重合体成分としたポリエチレンテレフタレート共重合
体、およびジオール成分として1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コールなどを共重合体成分としたポリエチレンテレフタ
レート共重合体または、このブレンド品等が適当である
。
、飽和二塩基酸とグリコール類の縮合により得られるも
のであり、例えばエチレングリコールとテレフタル酸よ
り得られるポリエチレンテレフタレート、フタル酸、イ
ソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸、
グルタル酸、コハク酸、シユウ酸などの飽和二塩基酸を
共重合体成分としたポリエチレンテレフタレート共重合
体、およびジオール成分として1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コールなどを共重合体成分としたポリエチレンテレフタ
レート共重合体または、このブレンド品等が適当である
。
特に、ポリエチレンテレフタレートが安価で成形性に優
れ好ましい。
れ好ましい。
次に、これら両被着材の間に介在させて用いる接着剤中
の変性ポリオレフインは、先のポリオレフインで挙げた
如きポリオレフインと不飽和カルボン酸またはその無水
物の両者をグラフト重合条件に付すことによつて得られ
るものである。
の変性ポリオレフインは、先のポリオレフインで挙げた
如きポリオレフインと不飽和カルボン酸またはその無水
物の両者をグラフト重合条件に付すことによつて得られ
るものである。
ここで、不飽和カルボン酸またはその無水物としては、
アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ハイミツク酸又
は、これらの無水物、特に無水マレイン酸、アクリル酸
を用いることが好ましい。第3級炭素の位置に無水マレ
イン酸が付加した無定形1,2−ポリブタジエンを用い
ても良い。ポリオレフインと不飽和カルボン酸またはそ
の無水物とのグラフト重合による変性法としては、従来
公知の方法によることができ、例えば特公昭38−23
494、同43−18393、同44一9908各号公
報にある如く、イオン化性放射線や紫外線等の照射によ
る方法、ラジカル開始剤を使用する方法、酸素やオゾン
あるいは熱のごとき作用で過酸化する方法、混練機中で
熱と剪断力を利用する方法等のグラフト開始方法等が用
いられる。このグラフト重合は、爵液状態、スラリー状
態、醇融状態等の通常行なわれる形態で行なうことがで
きる。このようにして得られた変性ポリオレフインは、
0.01〜10重量%の不飽和カルボン酸またはその無
水物が付加したものが、本発明で用いられる。
アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ハイミツク酸又
は、これらの無水物、特に無水マレイン酸、アクリル酸
を用いることが好ましい。第3級炭素の位置に無水マレ
イン酸が付加した無定形1,2−ポリブタジエンを用い
ても良い。ポリオレフインと不飽和カルボン酸またはそ
の無水物とのグラフト重合による変性法としては、従来
公知の方法によることができ、例えば特公昭38−23
494、同43−18393、同44一9908各号公
報にある如く、イオン化性放射線や紫外線等の照射によ
る方法、ラジカル開始剤を使用する方法、酸素やオゾン
あるいは熱のごとき作用で過酸化する方法、混練機中で
熱と剪断力を利用する方法等のグラフト開始方法等が用
いられる。このグラフト重合は、爵液状態、スラリー状
態、醇融状態等の通常行なわれる形態で行なうことがで
きる。このようにして得られた変性ポリオレフインは、
0.01〜10重量%の不飽和カルボン酸またはその無
水物が付加したものが、本発明で用いられる。
この変性ポリオレフインには、このものに、さらに未変
性のポリオレフインを配合して希釈した組成物も含まれ
る。その場合、未変性ポリオレフインと変性ポリオレフ
インを併せたポリオレフイン中の変性ポリオレフイン量
は、少なくとも実用的な接着強度をうるため、総ポリオ
レフイン中の不飽和カルボン酸またはその無水物の濃度
が0.01重量?以上となる量が必要である。
性のポリオレフインを配合して希釈した組成物も含まれ
る。その場合、未変性ポリオレフインと変性ポリオレフ
インを併せたポリオレフイン中の変性ポリオレフイン量
は、少なくとも実用的な接着強度をうるため、総ポリオ
レフイン中の不飽和カルボン酸またはその無水物の濃度
が0.01重量?以上となる量が必要である。
このような変性ポリオレフインと先に被着剤で挙げた如
き熱可塑性ポリエステルとを配合した組成物が、本発明
での接着剤として用いられる。
き熱可塑性ポリエステルとを配合した組成物が、本発明
での接着剤として用いられる。
この接着剤組成物中の熱可塑性ポリエステルの割合は、
0.5〜99.5重量?であり、変性ポリオレフインの
割合は0.5〜99.5重量?である。変性ポリオレフ
インの量が0.5重量%以下、または熱可塑性ポリエス
テルが99.5重量?以下では、ポリオレフインとの接
着性が損なわれる。また逆に、変性ポリオレフインの量
が99.5重量?以上、または熱可塑性ポリエステルが
0.5重量%以下の場合、熱可塑性ポリエステルとの接
着性が損なわれる。このような接着剤には、上記以外の
他の成分を配合することもできるが、特に、この接着剤
100重量部に、更にエチレンープロピレンラバ一又は
エチレンープロピレンターポリマ一を1〜10重量部配
合したものを接着剤として用いると更に接着性が向上す
る。
0.5〜99.5重量?であり、変性ポリオレフインの
割合は0.5〜99.5重量?である。変性ポリオレフ
インの量が0.5重量%以下、または熱可塑性ポリエス
テルが99.5重量?以下では、ポリオレフインとの接
着性が損なわれる。また逆に、変性ポリオレフインの量
が99.5重量?以上、または熱可塑性ポリエステルが
0.5重量%以下の場合、熱可塑性ポリエステルとの接
着性が損なわれる。このような接着剤には、上記以外の
他の成分を配合することもできるが、特に、この接着剤
100重量部に、更にエチレンープロピレンラバ一又は
エチレンープロピレンターポリマ一を1〜10重量部配
合したものを接着剤として用いると更に接着性が向上す
る。
なお、熱可塑性ポリエステルに配合するポリオレフイン
量が少量の場合、不飽和カルボン酸またはその無水物の
濃度が10重量%となるようにポリオレフインとして、
全て変性ポリオレフインを用いてもよいが、熱可塑性ポ
リエステルに対するポリオレフインの配合割合が大きく
なる場合は、爵融押出等の成形性が損なわれることがあ
るので、ポリオレフイン中の不飽和カルボン酸またはそ
の無水物の濃度が1重量?以下となるように配合するこ
とが好ましい。
量が少量の場合、不飽和カルボン酸またはその無水物の
濃度が10重量%となるようにポリオレフインとして、
全て変性ポリオレフインを用いてもよいが、熱可塑性ポ
リエステルに対するポリオレフインの配合割合が大きく
なる場合は、爵融押出等の成形性が損なわれることがあ
るので、ポリオレフイン中の不飽和カルボン酸またはそ
の無水物の濃度が1重量?以下となるように配合するこ
とが好ましい。
変性ポリオレフイン(要すれば未変性ポリオレフインを
配合したものも含む)および熱可塑性ポリエステルから
なる接着剤組成物は、押出機、バンバリーミキサ一、ロ
ール等の通常の混練機を用いて酵融混練して製造される
。
配合したものも含む)および熱可塑性ポリエステルから
なる接着剤組成物は、押出機、バンバリーミキサ一、ロ
ール等の通常の混練機を用いて酵融混練して製造される
。
この接着剤組成物を用いて対象となるポリオレフインと
熱可塑性ポリエステルを?融積層する。
熱可塑性ポリエステルを?融積層する。
この?融積層法はポリオレフインと熱可塑性ポリエステ
ルおよび接着剤組成物をダイ内で同時に多層洛融積層さ
せるダイ内ラミ成形法の既知手段によつて行なわれる。
く実施例 1〉 ポリプロピレン(MlO.8、比重0.91)のパウダ
ー100重量部に過酸化ベンゾイル0.8重量部、無水
マレイン酸1.2重量部を添加後、ペンシェルミキサー
にて混合し、径100m77!、L/Dが28の押出機
にて220℃で押出し水冷後ペレツト化した。
ルおよび接着剤組成物をダイ内で同時に多層洛融積層さ
せるダイ内ラミ成形法の既知手段によつて行なわれる。
く実施例 1〉 ポリプロピレン(MlO.8、比重0.91)のパウダ
ー100重量部に過酸化ベンゾイル0.8重量部、無水
マレイン酸1.2重量部を添加後、ペンシェルミキサー
にて混合し、径100m77!、L/Dが28の押出機
にて220℃で押出し水冷後ペレツト化した。
この変性したポリプロピレンを沸騰キシレンに洛解後、
大量のアセトンにて再沈させた後、赤外吸収スペクトル
分析法で変性ポリプロピレン中に占める無水マレイン酸
の濃度を測定したとこら、0.67重量?であつた。こ
の変性ポリプロピレン10重量部、未変性ポリプロピレ
ン(Ml3、比重0.91)89.5重量部および線状
ポリエステル(東洋紡社製パイロン200)0.5重量
部の混合物を径651m,.L/Dが28の押出機にて
250℃でストランド状に押出し、水冷後カツテイング
してペレツトを得た。
大量のアセトンにて再沈させた後、赤外吸収スペクトル
分析法で変性ポリプロピレン中に占める無水マレイン酸
の濃度を測定したとこら、0.67重量?であつた。こ
の変性ポリプロピレン10重量部、未変性ポリプロピレ
ン(Ml3、比重0.91)89.5重量部および線状
ポリエステル(東洋紡社製パイロン200)0.5重量
部の混合物を径651m,.L/Dが28の押出機にて
250℃でストランド状に押出し、水冷後カツテイング
してペレツトを得た。
このペレツトを接着剤として、ポリプロピレン(MI9
、比重0.91)/接着剤層/ポリエチレンテレフタレ
ート間の層間剥離強度は0k9/1571Lmであつた
。く比較例 2〉 実施例1で得られた変性ポリプロピレン10重量部、未
変性のポリプロピレン(MIO.8、比重0.91)6
6重量部、低密度ポリエチレン(M4、比重0.92)
20重量部およびエチレンープロピレンラバ一(エチレ
ン含量50重量%、ムー[ヴS度40)4重量部の混合物
を接着剤として、ポリプロピレン(MI9、比重0.9
1)/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート(アーナ
イトA2OO)の積層フイルム(肉厚は65μ/10μ
/10μ)をダイ内ラミ成形法にて得た。
、比重0.91)/接着剤層/ポリエチレンテレフタレ
ート間の層間剥離強度は0k9/1571Lmであつた
。く比較例 2〉 実施例1で得られた変性ポリプロピレン10重量部、未
変性のポリプロピレン(MIO.8、比重0.91)6
6重量部、低密度ポリエチレン(M4、比重0.92)
20重量部およびエチレンープロピレンラバ一(エチレ
ン含量50重量%、ムー[ヴS度40)4重量部の混合物
を接着剤として、ポリプロピレン(MI9、比重0.9
1)/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート(アーナ
イトA2OO)の積層フイルム(肉厚は65μ/10μ
/10μ)をダイ内ラミ成形法にて得た。
得られた積層フイルムの接着剤層/ポリエチレンテレフ
タレート間の層間剥離強度は0.1kg/15E1であ
つた。
タレート間の層間剥離強度は0.1kg/15E1であ
つた。
〈実施例 3〉く比較例3,4〉
アクリル酸で変性された低密度ポリエチレン(Ml3.
7、比重0.92、アクリル酸含量1.2重量%)50
重量部、未変性低密度ポリエチレン(Ml4、比重0.
92)49重量部および線状ポリエステル(バイロン2
00)1重量部の混合物を径40]!71.L/Dが2
8の押出機にてストランド状に押出し、水冷後カツテイ
ングしペレツトを得た。
7、比重0.92、アクリル酸含量1.2重量%)50
重量部、未変性低密度ポリエチレン(Ml4、比重0.
92)49重量部および線状ポリエステル(バイロン2
00)1重量部の混合物を径40]!71.L/Dが2
8の押出機にてストランド状に押出し、水冷後カツテイ
ングしペレツトを得た。
このペレツトを接着剤として用い、低密度ポリエチレン
/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート(アーナイト
A2OO)の三層ダイ内ラミフイルム(肉厚70μ/1
0μ/10μ)を成形した。
/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート(アーナイト
A2OO)の三層ダイ内ラミフイルム(肉厚70μ/1
0μ/10μ)を成形した。
又、比較例として上記変性ポリマーを含まない低密度ポ
リエチレン(M4、比重0.92)99重量部および線
状ポリエステル(バイロン200)1重量部の混合物(
比較例3)もしくは上記変性ポリマー50重量部および
末変性低密度ポリエチチン(MI4、比重0.92)5
0重量部の混合物(比較例4)をそれぞれ用いて同じく
三層ダイラミフイルムを成形した。これらの積層フイル
ムの接着剤層/ポリエチレンテレフタレート間の層間剥
離強度は以下の通りであつた。〈実施例 4〉 無水マレイン酸付加率0.35重量%の高密度ポリエチ
レン(変性HD/PE;MIO.4、比重0.95)に
ポリエチレンテレフタレート(アーナイトA2OO)を
次記表に示す割合で混合し、これを径401!、L/D
が28の押出機にて200℃で洛融混練、ストランド状
に押出し、水冷後カツテイングしてペレツトを得た。
リエチレン(M4、比重0.92)99重量部および線
状ポリエステル(バイロン200)1重量部の混合物(
比較例3)もしくは上記変性ポリマー50重量部および
末変性低密度ポリエチチン(MI4、比重0.92)5
0重量部の混合物(比較例4)をそれぞれ用いて同じく
三層ダイラミフイルムを成形した。これらの積層フイル
ムの接着剤層/ポリエチレンテレフタレート間の層間剥
離強度は以下の通りであつた。〈実施例 4〉 無水マレイン酸付加率0.35重量%の高密度ポリエチ
レン(変性HD/PE;MIO.4、比重0.95)に
ポリエチレンテレフタレート(アーナイトA2OO)を
次記表に示す割合で混合し、これを径401!、L/D
が28の押出機にて200℃で洛融混練、ストランド状
に押出し、水冷後カツテイングしてペレツトを得た。
これらのペレツトを接着剤として用い、未変性の高密度
ポリエチレン(MIO.8、比重0.95)と上記と同
じポリエチレンテレフタレートとの三層ラミネートフイ
ルムをダイ内ラミ成形法により成形した(肉厚80μ/
10μ/10μ)。
ポリエチレン(MIO.8、比重0.95)と上記と同
じポリエチレンテレフタレートとの三層ラミネートフイ
ルムをダイ内ラミ成形法により成形した(肉厚80μ/
10μ/10μ)。
これらの積層フイルムの層間剥離強度を次表に示す。〈
比較例 5〉 実施例2の組成物を、ポリプロピレンのフイルムとポリ
エチレンテレフタレートのフイルムの間に290℃にて
、溶融状態で押出し、ポリプロピレン/接着剤層/ポリ
エチレンテレフタレートの積層フイルムをドライラミネ
ート成形した。
比較例 5〉 実施例2の組成物を、ポリプロピレンのフイルムとポリ
エチレンテレフタレートのフイルムの間に290℃にて
、溶融状態で押出し、ポリプロピレン/接着剤層/ポリ
エチレンテレフタレートの積層フイルムをドライラミネ
ート成形した。
(積層フイルムの肉厚は、65μ/15μ/12μ)。
得られた積層フイルムの接着剤層/ポリエチレンテレフ
タレート間の層間剥離強度は0.2kg/151nであ
り、ポリプロピレン/接着剤層間は剥離不能であつた。
く比較例 6〉 実施例4実験▲4−4の組成物を、高密度ポリエチレン
のフイルムとポリエチレンテレフタレ一卜のフイルムの
間に280℃にて、溶融状態で押出し、高密度ポリエチ
レン/接着剤層/ポリエチレンテレフタレートの積層フ
イルムをドライラミネート成形した(積層フイルムの肉
厚は、65μ/15μ/12μ)。
得られた積層フイルムの接着剤層/ポリエチレンテレフ
タレート間の層間剥離強度は0.2kg/151nであ
り、ポリプロピレン/接着剤層間は剥離不能であつた。
く比較例 6〉 実施例4実験▲4−4の組成物を、高密度ポリエチレン
のフイルムとポリエチレンテレフタレ一卜のフイルムの
間に280℃にて、溶融状態で押出し、高密度ポリエチ
レン/接着剤層/ポリエチレンテレフタレートの積層フ
イルムをドライラミネート成形した(積層フイルムの肉
厚は、65μ/15μ/12μ)。
得られた積層フイルムの接着剤層/ポリエチレンテレフ
タレート間の層間剥離強度は0.4k9/15nであり
、高密度ポリエチレン/接着剤層間は剥離不能であつた
。
タレート間の層間剥離強度は0.4k9/15nであり
、高密度ポリエチレン/接着剤層間は剥離不能であつた
。
Claims (1)
- 1 ポリオレフィンと熱可塑性ポリエステルを積層する
に際し、この両層の間の接着剤として、不飽和カルボン
酸またはその無水物含量が0.01〜10重量%のグラ
フト変性ポリオレフィン0.5〜99.5重量部と熱可
塑性ポリエステル99.5〜0.5重量部とを配合した
組成物を介在させてダイ内で多層溶融接着することを特
徴とする積層物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50087987A JPS5929433B2 (ja) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | 積層物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50087987A JPS5929433B2 (ja) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | 積層物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5214683A JPS5214683A (en) | 1977-02-03 |
JPS5929433B2 true JPS5929433B2 (ja) | 1984-07-20 |
Family
ID=13930155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50087987A Expired JPS5929433B2 (ja) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | 積層物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929433B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592778A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-14 | Toyo Alum Kk | Heat-sealing agent |
JPS55117293U (ja) * | 1979-02-15 | 1980-08-19 | ||
JPS55149304A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-20 | Toyo Alum Kk | Adhesive resin |
JPS5674168A (en) * | 1979-11-24 | 1981-06-19 | Toyo Alum Kk | Adhesive composition |
JPS60115657A (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-22 | Sumitomo Chem Co Ltd | 接着性樹脂組成物 |
JPS612555A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-01-08 | 東洋アルミニウム株式会社 | ポリプロピレン成形品との接着性に優れた積層物 |
JPS63110132A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | 株式会社 カナエ | 医療用プラスチツク容器 |
DE4418006A1 (de) * | 1994-05-21 | 1995-11-23 | Huels Chemische Werke Ag | Mehrschichtiges Kunststoffrohr mit guter Schichtenhaftung |
JP4741094B2 (ja) * | 2001-02-20 | 2011-08-03 | 株式会社川島製作所 | 物品の姿勢変更装置 |
JP2012030497A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 共押出フィルムおよびこれを用いた袋 |
JP5798370B2 (ja) * | 2011-05-06 | 2015-10-21 | 倉敷紡績株式会社 | ホットメルト接着剤 |
JP6478565B2 (ja) | 2014-11-06 | 2019-03-06 | キヤノン株式会社 | インプリントシステム及び物品の製造方法 |
-
1975
- 1975-07-18 JP JP50087987A patent/JPS5929433B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5214683A (en) | 1977-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4600648A (en) | Hot-melt adhesive as intermediate layer of a laminate structure | |
JPS58103569A (ja) | 接着剤ブレンド及び複合構造体 | |
JPS5929433B2 (ja) | 積層物の製造法 | |
JPH037746A (ja) | ポリオレフィンおよびポリスチレンのグラフトブロックコポリマーの接着剤ブレンド | |
JPS58127772A (ja) | 接着剤ブレンド及び複合構造体 | |
JP3061398B2 (ja) | 積層体 | |
JP2002526298A (ja) | 高遮断性多層フィルム | |
JPS61296044A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JPS6215349B2 (ja) | ||
JPS59224343A (ja) | 多層構造物 | |
JPS5824271B2 (ja) | セキソウブツノ セイゾウホウ | |
JPS5835125B2 (ja) | 樹脂積層物の製造方法 | |
JPS5955743A (ja) | 樹脂積層物の製造方法 | |
JPS5936586B2 (ja) | 多層積層構造物 | |
JPS59140054A (ja) | 積層物の製造法 | |
JPS6044156B2 (ja) | 樹脂積層物 | |
JPS629423B2 (ja) | ||
JPS6154591B2 (ja) | ||
JPS59229338A (ja) | 積層体およびその製造方法 | |
JPH0277479A (ja) | 変性ポリオレフィン系接着性樹脂組成物、およびそれを用いたポリエチレン−ポリプロピレン複合フィルム | |
JPS60180833A (ja) | 易開封性熱封緘包装体 | |
JPS60101138A (ja) | ポリオレフイン組成物 | |
JPS5929160A (ja) | 積層成形体 | |
JPH01167388A (ja) | 積層物用接着剤 | |
JP2760595B2 (ja) | 積層体 |