JPS5929015A - 磁性成分と非磁性成分とを分離する方法 - Google Patents
磁性成分と非磁性成分とを分離する方法Info
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- JPS5929015A JPS5929015A JP14086082A JP14086082A JPS5929015A JP S5929015 A JPS5929015 A JP S5929015A JP 14086082 A JP14086082 A JP 14086082A JP 14086082 A JP14086082 A JP 14086082A JP S5929015 A JPS5929015 A JP S5929015A
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- magnetic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁性成分と非磁性成分とを分離する方法に関
するものである。更に詳しくは、本発明は、非磁性成分
と磁性成分とを結合させた磁性フロックを含む原水から
該磁性フロックを捕捉し、逆洗操作により得られた磁性
フロック含有逆洗スラリーから磁性成分と非磁性成分と
を分離するのに1つの磁気フィルターで行う方法を提供
(るもので、設備の合理化と工程の簡略化をはかるもの
・である。
するものである。更に詳しくは、本発明は、非磁性成分
と磁性成分とを結合させた磁性フロックを含む原水から
該磁性フロックを捕捉し、逆洗操作により得られた磁性
フロック含有逆洗スラリーから磁性成分と非磁性成分と
を分離するのに1つの磁気フィルターで行う方法を提供
(るもので、設備の合理化と工程の簡略化をはかるもの
・である。
従来、高炉スクラバー廃水、転炉スクラバー廃水等の産
業廃水から鉄分のような磁性成分を回収するのに好適な
装置として磁気フィルターが知られている。近年、磁気
フィルターの応用範囲が拡大され、例えば、紙パルプ工
場廃水、化学工場廃水、下水中の浮遊固型物を含有する
下水、活性汚泥処理水のようなバクテリア含有廃液、有
用微生物を含む醗酵液等、有機性の非磁性成分を含む原
水に、例えば硫酸ばん土、高分子凝集剤を加えて更にこ
れにマグネタイト(FeaOaよりなる磁何粒子)を添
加して強固に結合さ11いわゆる磁性フロックを形成さ
せて磁気フィルターで捕捉し、分離した磁性フロックを
逆洗して濃縮状態にし再度、磁気フィルターで処理して
非磁性成分と磁性成分とに分離し、磁性成分は回収再生
し、非磁性成分のうち、不用なものは廃棄し、有用なも
のは回収するなどの手段にも利用されている。
業廃水から鉄分のような磁性成分を回収するのに好適な
装置として磁気フィルターが知られている。近年、磁気
フィルターの応用範囲が拡大され、例えば、紙パルプ工
場廃水、化学工場廃水、下水中の浮遊固型物を含有する
下水、活性汚泥処理水のようなバクテリア含有廃液、有
用微生物を含む醗酵液等、有機性の非磁性成分を含む原
水に、例えば硫酸ばん土、高分子凝集剤を加えて更にこ
れにマグネタイト(FeaOaよりなる磁何粒子)を添
加して強固に結合さ11いわゆる磁性フロックを形成さ
せて磁気フィルターで捕捉し、分離した磁性フロックを
逆洗して濃縮状態にし再度、磁気フィルターで処理して
非磁性成分と磁性成分とに分離し、磁性成分は回収再生
し、非磁性成分のうち、不用なものは廃棄し、有用なも
のは回収するなどの手段にも利用されている。
磁気フィルターには各種の型式のものが提案されている
。
。
第1図に示すものは、磁気フィルターの一例の概要図で
、原水の流入と逆洗水の排出を兼ねる流入口2と、磁性
フロックを除去した後の浄化処理水の流出と、逆洗水導
入を兼ねる流出口3を備えたフィルターベセル4内に、
例えば磁性材料の細線からなる多層メツシュのフィルタ
ーメディア5、ノイルターメディア5に均一なIj場を
発1.さけるポールピース6が内装され、フィルターへ
セル4の外側にはフィルターメディア5を囲んで励磁コ
イル7をおくと共に、該励磁コイル7を囲むようにして
磁力線を導くリターンフレーム8を設()てなるもので
ある。しかして、磁性フロックを含む原水からの磁性フ
ロックの分離操作は、例えば、第2図の71」−図に示
すような、工程によって行われる。即ち、同図の細線ラ
イン9と、太線ライン10において、バルブV1、V2
を開、バルブV3、V4、V5、V6を開にしておき、
磁気フィルター1の励磁コイル7をonにして、原水A
を太線ライン10にとおし、矢印方向へ流す。原水Aは
供給ポンプ11により圧出されバルブv1をとおり、磁
気フィルター1内に上方向に供給され、磁気フィルター
1内のフィルターメディア5で磁性フロックが捕捉され
、磁性フロックの除去された処理水は矢印方向へ逆洗水
加圧タンク12に入り、圧出されて開放されているバル
ブ■2をとおり浄化処理水Bとして系外に導出される。
、原水の流入と逆洗水の排出を兼ねる流入口2と、磁性
フロックを除去した後の浄化処理水の流出と、逆洗水導
入を兼ねる流出口3を備えたフィルターベセル4内に、
例えば磁性材料の細線からなる多層メツシュのフィルタ
ーメディア5、ノイルターメディア5に均一なIj場を
発1.さけるポールピース6が内装され、フィルターへ
セル4の外側にはフィルターメディア5を囲んで励磁コ
イル7をおくと共に、該励磁コイル7を囲むようにして
磁力線を導くリターンフレーム8を設()てなるもので
ある。しかして、磁性フロックを含む原水からの磁性フ
ロックの分離操作は、例えば、第2図の71」−図に示
すような、工程によって行われる。即ち、同図の細線ラ
イン9と、太線ライン10において、バルブV1、V2
を開、バルブV3、V4、V5、V6を開にしておき、
磁気フィルター1の励磁コイル7をonにして、原水A
を太線ライン10にとおし、矢印方向へ流す。原水Aは
供給ポンプ11により圧出されバルブv1をとおり、磁
気フィルター1内に上方向に供給され、磁気フィルター
1内のフィルターメディア5で磁性フロックが捕捉され
、磁性フロックの除去された処理水は矢印方向へ逆洗水
加圧タンク12に入り、圧出されて開放されているバル
ブ■2をとおり浄化処理水Bとして系外に導出される。
次に、磁気フィルター1内のフィルターメディア5で捕
捉された磁性フロックは、例えば第3図のフロー図に示
すような工程によってフィルターメディア5から離脱分
離される。即ち、同図の細線ライン10と太線ライン9
において、バルブ■1、v2、V4を閉、バルブV3、
V5、V6を間どし、磁気フィルター1の励磁コイル7
をoffにして、エアコンブレツリー13を作動させ1
アタンク14に貯蔵されている加圧空気を太線9に矢印
方向へとおし、逆洗水加圧タンク12を加圧して、そこ
に滞留していた処理水を矢印方向へ圧出し、下向流によ
って磁気フィルター1内に流して、洗浄しフィルターメ
ディア5に捕捉されている磁気フロックを含む逆洗水ス
ラリーCとして回収覆る。逆洗スラリーC中の磁性フロ
ックは充分、分散させた状態にして、別の磁気フィルタ
ー1に通して、前記と同様の処理を行って有機性の非磁
性成分と磁性成分に分離し、それぞれ、非磁性成分は廃
棄又は回収し、磁性成分は再生回収して、次の原水にお
けるIil&44フ1」ツクの生成に再使用される。
捉された磁性フロックは、例えば第3図のフロー図に示
すような工程によってフィルターメディア5から離脱分
離される。即ち、同図の細線ライン10と太線ライン9
において、バルブ■1、v2、V4を閉、バルブV3、
V5、V6を間どし、磁気フィルター1の励磁コイル7
をoffにして、エアコンブレツリー13を作動させ1
アタンク14に貯蔵されている加圧空気を太線9に矢印
方向へとおし、逆洗水加圧タンク12を加圧して、そこ
に滞留していた処理水を矢印方向へ圧出し、下向流によ
って磁気フィルター1内に流して、洗浄しフィルターメ
ディア5に捕捉されている磁気フロックを含む逆洗水ス
ラリーCとして回収覆る。逆洗スラリーC中の磁性フロ
ックは充分、分散させた状態にして、別の磁気フィルタ
ー1に通して、前記と同様の処理を行って有機性の非磁
性成分と磁性成分に分離し、それぞれ、非磁性成分は廃
棄又は回収し、磁性成分は再生回収して、次の原水にお
けるIil&44フ1」ツクの生成に再使用される。
ところが、この方法では、第2図のフロー図に示づよう
な、原水中の磁性フロックを捕捉覆る工程、及び第3図
のフロー図に示すような磁性フロックを含む逆洗スラリ
ーから磁性成分と有機性の」[磁性成分を分離づる工程
を行うのに、それぞれ第1図に示すような構成の磁気フ
ィルター1を1基づつ必要とする。観点を変えて言えば
、両者はそれぞれその目的が異なるわけであるから、磁
気フィルターの”フィルターメディアも異なるものが必
要と考えられていた。
な、原水中の磁性フロックを捕捉覆る工程、及び第3図
のフロー図に示すような磁性フロックを含む逆洗スラリ
ーから磁性成分と有機性の」[磁性成分を分離づる工程
を行うのに、それぞれ第1図に示すような構成の磁気フ
ィルター1を1基づつ必要とする。観点を変えて言えば
、両者はそれぞれその目的が異なるわけであるから、磁
気フィルターの”フィルターメディアも異なるものが必
要と考えられていた。
本発明は、以上のような問題点の解消された、非磁性成
分と磁性成分の結合体よりなる磁性フロックを含む原水
から、非磁性成分と磁性成分とを合理的に分離する方法
を見い出すべく種々検討の、結果、達成されたもので、
原水中の上記磁性フロックを捕捉する工程、捕捉された
磁性)L】ツクを磁性成分と非磁性成分とに分I11す
る工程を1つの磁気フィルターを共用することが可能な
方式を見い出したものである。即ち、本発明は、流入側
と流出側を間口させたケース内の流入側と流出側との間
に磁性材料からなるフィルターメディアを備え、更に、
通電によりm場を形成させる励磁コイルをフィルターメ
ディアを囲んで設りた1つの磁気フィルターで、流入側
から非磁性成分を磁性成分に結合させた磁性フロックを
含む原水を導入し、(a>該磁性フロックをフィルター
メディアで捕捉する工程、(b)流出側から逆洗水を導
入してフィルターメディアに捕捉されている磁性フロッ
クを11111112させて、磁性フロックを含む逆洗
スラリーを流入側から取り出す工程、及び(C)該逆洗
スラリーを流入側から導入してladフロックを構成づ
る磁性成分をフィルターメディアに捕捉させる工程のそ
れぞれをこの順序で連続して行う磁性成分と非磁性成分
とを分離Jる方d1を要旨とづるものである−0 以下、本発明を図面に基づいて説明づる。
分と磁性成分の結合体よりなる磁性フロックを含む原水
から、非磁性成分と磁性成分とを合理的に分離する方法
を見い出すべく種々検討の、結果、達成されたもので、
原水中の上記磁性フロックを捕捉する工程、捕捉された
磁性)L】ツクを磁性成分と非磁性成分とに分I11す
る工程を1つの磁気フィルターを共用することが可能な
方式を見い出したものである。即ち、本発明は、流入側
と流出側を間口させたケース内の流入側と流出側との間
に磁性材料からなるフィルターメディアを備え、更に、
通電によりm場を形成させる励磁コイルをフィルターメ
ディアを囲んで設りた1つの磁気フィルターで、流入側
から非磁性成分を磁性成分に結合させた磁性フロックを
含む原水を導入し、(a>該磁性フロックをフィルター
メディアで捕捉する工程、(b)流出側から逆洗水を導
入してフィルターメディアに捕捉されている磁性フロッ
クを11111112させて、磁性フロックを含む逆洗
スラリーを流入側から取り出す工程、及び(C)該逆洗
スラリーを流入側から導入してladフロックを構成づ
る磁性成分をフィルターメディアに捕捉させる工程のそ
れぞれをこの順序で連続して行う磁性成分と非磁性成分
とを分離Jる方d1を要旨とづるものである−0 以下、本発明を図面に基づいて説明づる。
第4図において磁性フロックを含む原水Aは太線で示す
バイブライン10内を供給ポンプ11によって矢印方向
へ流される。磁性フロックを含む原水Aとしては、例え
ば、紙バルブ工場廃水、化学工場廃水、下水中の浮遊固
型物を含有する下水、活性汚泥処理水のようなバクテリ
ア含有液、有用微生物を含む醗酵液等、有機性の非磁性
成分を含む液に、例えば硫酸ばん土、高分子凝集剤を加
えて凝集させ、更に、これにマグネタイト(磁性成分)
を添−加して非磁性成分と磁性成分とが強固に結合した
いわゆる磁性フロックを含む液等が挙げられる。勿論こ
れに限定される訳ではない。磁性フロックを含む原水は
、磁気フィルター1に導入されるが該磁気フィルター1
は、第7図に示づような構造のものが好ましい。同磁気
フィルター1は、前記第1図で示J11気フィルターに
、更に、外部に発振器17と、これと電気的に接続する
超音波発振子18を備えた構造のもので磁性70ツ、り
を後記のフィルターメディアに捕捉させるとき、該フィ
ルターメディアに撮動を与え、それによって、磁性フロ
ックがマグネタイ1〜(磁性成分)と非磁性成分に解離
するのを助勢するという利点がある。第4図において磁
性フロックを含む原水は、磁性材料の細線からからなる
フィルターメディア5、電流を流して磁場を形成してい
る励磁コイル7を備えた磁気フィルター1の流入口2よ
り磁気フィルター1内に入り、磁性フロックはフィルタ
ーメディア5に捕捉され、処理水は磁気フィルター1の
流出口3より排出されて、浄化処理水Bとして系外に導
出される。上記バイブライン10には磁性フロックを捕
捉した後のフィルターメディア5を洗浄するためのエア
バイブライン9(細線で示す)が枝設されている。即ち
、エノ7コンブレッ+J−13で発生させ、エアタンク
14に貯蔵される加圧空気を矢印方向に通し、前記フィ
ルターメディア5の洗浄の際に、逆洗水加圧タンク12
内を加圧して逆洗水を前記バイブライン10内に逆流さ
ぼる一方、必要な場合は洗浄中のフィルターメディア5
における洗浄を助勢するために、後記のバルブv6を開
放して磁気フィルター1内に圧入づる。更に、磁気フィ
ルター1の流入口2側には、パイプライン10aを介し
て、前記逆洗操作により、生成する磁性フロック含有ス
ラリーを一時的に退避させ、あるいは後記の磁性フロッ
クが解離して生成するマグネタイ1−(磁性成分)と非
磁性成分を含有づるスラリーを一時的に貯蔵J−る逆洗
タンク15が連結されている。この逆洗タンク15には
加圧空気が導入可能にエアタンク14との間に配管9a
が設けられる。又、図示するとおり、°パイプライン1
0,10a1加圧空気導通用のパイプライン9.9aに
はそれぞれ必要なバルブV1、V2、■3、V4、V5
、V6が設けられている。即ち、原水Aをパイプライン
10に矢印方向へ流して、原水中の磁性フロックをフィ
ルターメディア5に捕捉させるときは、当然のことなが
ら、バルブV1、V2が間、V4、V5、■6、開の状
態で行われる。
バイブライン10内を供給ポンプ11によって矢印方向
へ流される。磁性フロックを含む原水Aとしては、例え
ば、紙バルブ工場廃水、化学工場廃水、下水中の浮遊固
型物を含有する下水、活性汚泥処理水のようなバクテリ
ア含有液、有用微生物を含む醗酵液等、有機性の非磁性
成分を含む液に、例えば硫酸ばん土、高分子凝集剤を加
えて凝集させ、更に、これにマグネタイト(磁性成分)
を添−加して非磁性成分と磁性成分とが強固に結合した
いわゆる磁性フロックを含む液等が挙げられる。勿論こ
れに限定される訳ではない。磁性フロックを含む原水は
、磁気フィルター1に導入されるが該磁気フィルター1
は、第7図に示づような構造のものが好ましい。同磁気
フィルター1は、前記第1図で示J11気フィルターに
、更に、外部に発振器17と、これと電気的に接続する
超音波発振子18を備えた構造のもので磁性70ツ、り
を後記のフィルターメディアに捕捉させるとき、該フィ
ルターメディアに撮動を与え、それによって、磁性フロ
ックがマグネタイ1〜(磁性成分)と非磁性成分に解離
するのを助勢するという利点がある。第4図において磁
性フロックを含む原水は、磁性材料の細線からからなる
フィルターメディア5、電流を流して磁場を形成してい
る励磁コイル7を備えた磁気フィルター1の流入口2よ
り磁気フィルター1内に入り、磁性フロックはフィルタ
ーメディア5に捕捉され、処理水は磁気フィルター1の
流出口3より排出されて、浄化処理水Bとして系外に導
出される。上記バイブライン10には磁性フロックを捕
捉した後のフィルターメディア5を洗浄するためのエア
バイブライン9(細線で示す)が枝設されている。即ち
、エノ7コンブレッ+J−13で発生させ、エアタンク
14に貯蔵される加圧空気を矢印方向に通し、前記フィ
ルターメディア5の洗浄の際に、逆洗水加圧タンク12
内を加圧して逆洗水を前記バイブライン10内に逆流さ
ぼる一方、必要な場合は洗浄中のフィルターメディア5
における洗浄を助勢するために、後記のバルブv6を開
放して磁気フィルター1内に圧入づる。更に、磁気フィ
ルター1の流入口2側には、パイプライン10aを介し
て、前記逆洗操作により、生成する磁性フロック含有ス
ラリーを一時的に退避させ、あるいは後記の磁性フロッ
クが解離して生成するマグネタイ1−(磁性成分)と非
磁性成分を含有づるスラリーを一時的に貯蔵J−る逆洗
タンク15が連結されている。この逆洗タンク15には
加圧空気が導入可能にエアタンク14との間に配管9a
が設けられる。又、図示するとおり、°パイプライン1
0,10a1加圧空気導通用のパイプライン9.9aに
はそれぞれ必要なバルブV1、V2、■3、V4、V5
、V6が設けられている。即ち、原水Aをパイプライン
10に矢印方向へ流して、原水中の磁性フロックをフィ
ルターメディア5に捕捉させるときは、当然のことなが
ら、バルブV1、V2が間、V4、V5、■6、開の状
態で行われる。
第5図は上記第4図をもとに説明しICような磁・性フ
ロックの捕捉操作が終り、磁気フィルター1の洗浄、い
いかえればフィルターメディア5に捕捉されている磁性
フロックをdll脱させる状態を示すフロー図である。
ロックの捕捉操作が終り、磁気フィルター1の洗浄、い
いかえればフィルターメディア5に捕捉されている磁性
フロックをdll脱させる状態を示すフロー図である。
例えば、フィルターメディア5に磁性フロックが過剰に
捕捉され図示せざる検知装置により設定値以上の圧損が
検知されたどぎは、供給ポンプ11の作動を止め、バル
ブ■1、V2、■4、V6を閉、V3、V5を間にし、
磁気フィルター1の励磁コイル7は通電をoffにし磁
場を解いた状態で、ニアコンプレッサー13を作動させ
、エアタンク14に貯蔵しである加圧空気により磁気フ
ィルター1に、逆洗水加圧加圧タンク12内の逆洗水を
流出側3から圧入する。尚、必要に応じ、バルブv6は
間にし、加圧空気を導入し、逆洗を助勢させる。即ち、
この状態で、フィルターメディア5に捕捉されている磁
性フロックは、磁場が解かれているから、上記逆洗水に
同伴して離脱し磁性フロックの1li1度の高い逆洗ス
ラリーとして、流入側口2からパイプライン10aを矢
印方向へ通り逆洗タンク15に収容される。
捕捉され図示せざる検知装置により設定値以上の圧損が
検知されたどぎは、供給ポンプ11の作動を止め、バル
ブ■1、V2、■4、V6を閉、V3、V5を間にし、
磁気フィルター1の励磁コイル7は通電をoffにし磁
場を解いた状態で、ニアコンプレッサー13を作動させ
、エアタンク14に貯蔵しである加圧空気により磁気フ
ィルター1に、逆洗水加圧加圧タンク12内の逆洗水を
流出側3から圧入する。尚、必要に応じ、バルブv6は
間にし、加圧空気を導入し、逆洗を助勢させる。即ち、
この状態で、フィルターメディア5に捕捉されている磁
性フロックは、磁場が解かれているから、上記逆洗水に
同伴して離脱し磁性フロックの1li1度の高い逆洗ス
ラリーとして、流入側口2からパイプライン10aを矢
印方向へ通り逆洗タンク15に収容される。
逆洗タンーク15に収容された上記磁性フロックを含む
逆洗スラリーには、v4を間にして、エアタンク14か
ら加圧空気が導入バブリングされて、磁性フロックがマ
グネタイ1〜(磁性成分)と有機性の非磁性成分に解離
される。第6図は上記磁性フロックが解離されて生成し
たマグネタイト(litl性成分性成布機性の非磁性成
分とを含む逆洗スラリーから、それぞれを分解づるフロ
ー図である。
逆洗スラリーには、v4を間にして、エアタンク14か
ら加圧空気が導入バブリングされて、磁性フロックがマ
グネタイ1〜(磁性成分)と有機性の非磁性成分に解離
される。第6図は上記磁性フロックが解離されて生成し
たマグネタイト(litl性成分性成布機性の非磁性成
分とを含む逆洗スラリーから、それぞれを分解づるフロ
ー図である。
即ら、V2、V4、v5を開とし、逆洗タンク15にエ
アタンク14から加圧空気を導通し、−り記逆洗スラリ
ーを励磁コイルへ通電して磁場を形成させた磁気フィル
ター1へ、パイプライン10a1を通して流入口2から
圧入する。逆洗スラリー中のマグネタイト(磁性成分)
はフィルターメディア5に捕捉され、フィルターメディ
ア5それ自体には前に述べた超音波発振子18を作動し
て、振動させるので、逆洗タンク15内での前記エアバ
ブリングだ(プでは充分マグネタイト(磁↑1成分)と
有機性の非磁性成分とに解離されなかった磁性フロック
が解離されてマグネタイト<m性成分)、がより完全に
捕捉され、捕捉されないで分離された有機性の非磁性成
分は流出[13より導出され、有機性の非磁性成分を高
濃度に含有する処理スラリー〇として系外に導出され、
廃棄又は必要に応じて回収される。一方、前記フィルタ
ーメディア5に捕捉されたマグネタイ1〜(Iiil性
成分)は、励磁コイル7への通電をoffにして第5図
のフロー図に示す工程と全く同様の操作を行って、マグ
ネタイト〈磁性成分)を高濃度に含むスラリーとして、
逆洗タンク15に収容され、そのあと沈降分離等の処理
を経て、次の原水に対する磁性フロンク形成用の原料と
して再生回収される。
アタンク14から加圧空気を導通し、−り記逆洗スラリ
ーを励磁コイルへ通電して磁場を形成させた磁気フィル
ター1へ、パイプライン10a1を通して流入口2から
圧入する。逆洗スラリー中のマグネタイト(磁性成分)
はフィルターメディア5に捕捉され、フィルターメディ
ア5それ自体には前に述べた超音波発振子18を作動し
て、振動させるので、逆洗タンク15内での前記エアバ
ブリングだ(プでは充分マグネタイト(磁↑1成分)と
有機性の非磁性成分とに解離されなかった磁性フロック
が解離されてマグネタイト<m性成分)、がより完全に
捕捉され、捕捉されないで分離された有機性の非磁性成
分は流出[13より導出され、有機性の非磁性成分を高
濃度に含有する処理スラリー〇として系外に導出され、
廃棄又は必要に応じて回収される。一方、前記フィルタ
ーメディア5に捕捉されたマグネタイ1〜(Iiil性
成分)は、励磁コイル7への通電をoffにして第5図
のフロー図に示す工程と全く同様の操作を行って、マグ
ネタイト〈磁性成分)を高濃度に含むスラリーとして、
逆洗タンク15に収容され、そのあと沈降分離等の処理
を経て、次の原水に対する磁性フロンク形成用の原料と
して再生回収される。
以上述べたように、本発明は、非磁性成分を含む原水に
マグネタイ1−のような磁性成分を加えて両者の結合し
た磁性フロックを生成させて磁気フィルターで原水中か
ら該磁性フL]ツクを捕捉し、更に、該磁性フロックを
磁気フィルターにより、磁性成分及び非磁性成分とをそ
れぞれ高′a度含むスラリーとして、分離し、マグネタ
イトは再生回収、非磁性成分は、廃棄又はそれが有用な
ものであれば、回収するといった一連の連続処理を、1
基の磁気フィルターのみで行うことができるので、設備
的にも、又、工程的にも合理化でき、しかも回収された
マグネタイトは純度が高く次回の助剤として充分再使用
できるという利点がある。
マグネタイ1−のような磁性成分を加えて両者の結合し
た磁性フロックを生成させて磁気フィルターで原水中か
ら該磁性フL]ツクを捕捉し、更に、該磁性フロックを
磁気フィルターにより、磁性成分及び非磁性成分とをそ
れぞれ高′a度含むスラリーとして、分離し、マグネタ
イトは再生回収、非磁性成分は、廃棄又はそれが有用な
ものであれば、回収するといった一連の連続処理を、1
基の磁気フィルターのみで行うことができるので、設備
的にも、又、工程的にも合理化でき、しかも回収された
マグネタイトは純度が高く次回の助剤として充分再使用
できるという利点がある。
次に、本発明を実施例を挙げて説明層るが本発明はその
要旨を超えない限り以下の実施例に限定するこ、とはな
い。
要旨を超えない限り以下の実施例に限定するこ、とはな
い。
実施例
有機性非磁性成分48ppmを含有する紙バルブ工場廃
液に硫酸ばん土、高分子凝集剤及びマグネタイトを加え
て、磁性フロックi 03 ppmを含有する原水を用
意した。これを通過線速1i200+11/hiti場
3kQeの条件で第7図に示す磁気フィルターを用いて
、磁性フロックを捕捉させ逆洗して、磁性フロック31
00tlDmを含有する逆洗スラリーを調整した。これ
を表1のような条件で同じ磁気フィルターにより、第5
図〜第6図に示すフロー図に従って、操作し、有機性の
非磁性成分と磁性成分(マグネタイト)とに分離した。
液に硫酸ばん土、高分子凝集剤及びマグネタイトを加え
て、磁性フロックi 03 ppmを含有する原水を用
意した。これを通過線速1i200+11/hiti場
3kQeの条件で第7図に示す磁気フィルターを用いて
、磁性フロックを捕捉させ逆洗して、磁性フロック31
00tlDmを含有する逆洗スラリーを調整した。これ
を表1のような条件で同じ磁気フィルターにより、第5
図〜第6図に示すフロー図に従って、操作し、有機性の
非磁性成分と磁性成分(マグネタイト)とに分離した。
その、結果を表1に示す。
ここで有機性非磁性成分の回収率とは最初の廃水中の非
磁性成分に対する(C)工程の磁気フィルターの出口液
中の非磁性成分(6)の割合、磁性成分回収率と岬よ最
初の廃水中に添加した磁性成分量に対する(C)工程の
磁気フィルターの逆洗廃水中の磁性成分量の割合、回収
磁性成分のN!痕とは(C)工程の磁気フィルターの逆
洗廃水中の全固型物量に対づる磁性成分量の割合である
。
磁性成分に対する(C)工程の磁気フィルターの出口液
中の非磁性成分(6)の割合、磁性成分回収率と岬よ最
初の廃水中に添加した磁性成分量に対する(C)工程の
磁気フィルターの逆洗廃水中の磁性成分量の割合、回収
磁性成分のN!痕とは(C)工程の磁気フィルターの逆
洗廃水中の全固型物量に対づる磁性成分量の割合である
。
註: 磁性成分の組成
マグネタイ1−1Fe30a
以上の結果から明らかな通り分離効果の高いことがわか
り、超音波振動を付加づることにより、さらに高くなる
ことがわかる。
り、超音波振動を付加づることにより、さらに高くなる
ことがわかる。
第1図は磁気フィルターを断面で表わした概要図、第2
図及び第3図は上記磁気フィルターによる磁性成分と非
磁性成分を分離するフロー図、第4図〜第6図は本発明
の一実施例を示すフロー図、第7図は、本発明に用いら
れる磁気フィルターの一例を断面で示づ概要図である。 1・・・磁気フィルター 4・・・フィルターベセル 5・・・フィルターメアイア 6・・・ポールピース 7・・・励磁コイル 8・・・リターンフレーム 9.10.9a 、 10a ・・・パイプライン12
・・・逆洗水加圧タンク 13・・・ニアコンプレッサー 14・・・エアタンク 15・・・逆洗タンク 17・・・発振器 18・・・発振子 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図
図及び第3図は上記磁気フィルターによる磁性成分と非
磁性成分を分離するフロー図、第4図〜第6図は本発明
の一実施例を示すフロー図、第7図は、本発明に用いら
れる磁気フィルターの一例を断面で示づ概要図である。 1・・・磁気フィルター 4・・・フィルターベセル 5・・・フィルターメアイア 6・・・ポールピース 7・・・励磁コイル 8・・・リターンフレーム 9.10.9a 、 10a ・・・パイプライン12
・・・逆洗水加圧タンク 13・・・ニアコンプレッサー 14・・・エアタンク 15・・・逆洗タンク 17・・・発振器 18・・・発振子 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図
Claims (1)
- 1 流入側と流出側を開口させたクース内の流入側と流
出側との間に磁性材料からなるフィルターメディアを備
え、更に、通電により磁場を形成させる励磁コイルをフ
ィルターメディアを囲んで設けた1つの磁気フィルター
で、流入側から114 fill性成分金成分成分に結
合させた磁性フロックを含む原水を導入し、(a )該
磁性フロックをフィルターメディアで捕捉する工程、(
b)流出側から逆洗水を導入してフィルターメディアに
捕捉されている磁性フロックをwA脱させて、磁性フロ
ックを含む逆洗スラリーを流入側から取り出づ工程、及
び(C)該逆洗スラリーを流入側から導入して磁性フロ
ックを構成する磁性成分をフィルターメディアに捕捉さ
せる工程のそれぞれをこの順序で連続して行うことを特
徴とする磁性成分と非磁性成分とを分離する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14086082A JPS5929015A (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 磁性成分と非磁性成分とを分離する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14086082A JPS5929015A (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 磁性成分と非磁性成分とを分離する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5929015A true JPS5929015A (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=15278421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14086082A Pending JPS5929015A (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 磁性成分と非磁性成分とを分離する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929015A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05212310A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-24 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 圧延油からの鉄分除去方法 |
KR100918373B1 (ko) | 2008-12-01 | 2009-09-21 | 충남대학교산학협력단 | 전자석과 막을 이용한 하이브리드 수처리 장치 및 방법 |
CN105817315A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-08-03 | 何伟斌 | 一种矿铁分选机 |
CN105840595A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-10 | 济南大学 | 一种可自洁的电磁性滤油器 |
KR102554003B1 (ko) * | 2023-02-03 | 2023-07-11 | 성원마그네틱 주식회사 | 자력을 이용한 금속이물질 제거장치 |
-
1982
- 1982-08-11 JP JP14086082A patent/JPS5929015A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05212310A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-24 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 圧延油からの鉄分除去方法 |
KR100918373B1 (ko) | 2008-12-01 | 2009-09-21 | 충남대학교산학협력단 | 전자석과 막을 이용한 하이브리드 수처리 장치 및 방법 |
CN105817315A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-08-03 | 何伟斌 | 一种矿铁分选机 |
CN105840595A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-10 | 济南大学 | 一种可自洁的电磁性滤油器 |
KR102554003B1 (ko) * | 2023-02-03 | 2023-07-11 | 성원마그네틱 주식회사 | 자력을 이용한 금속이물질 제거장치 |
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