JPS5928476A - 酵素固定化繊維及びその製造法 - Google Patents

酵素固定化繊維及びその製造法

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JPS5928476A
JPS5928476A JP13958882A JP13958882A JPS5928476A JP S5928476 A JPS5928476 A JP S5928476A JP 13958882 A JP13958882 A JP 13958882A JP 13958882 A JP13958882 A JP 13958882A JP S5928476 A JPS5928476 A JP S5928476A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酵素固定化繊維及びその製造法に関するもので
あわ、さらに詳しくは、多孔性uL維にビニル系高分子
架橋重合体により酵素を包括固定化するに当たりグロー
放電プラズマの存在下で重合を行なうか、又はグロー放
電プラズマの存在下で重合を開始した後、該プラズマの
不存在下で後重合することを特徴とする酵素固定化繊維
及びその製造法に関する。
近年、医薬品工業、食品工業等に於いて、酵素反応の基
質特異性を利用した極めて有用な触媒として、酵素を工
業プロセスに応用し、益々発展を遂げつつある。従来の
酵素反応は水に溶解して反応を行なわしめ、反応終了後
の酵素と反応生成物との分離は容易でない。そのため酵
素を都度回収して再利用することは困難である。
したがって従来の工業プロセスではバッチ式を採用せざ
るをえないため酵素の利用効率は悪く、非常に不経済で
ある。そこで固定化酵素の検討がさかんに行なわれ、例
えば物理的吸着法、イオン結合法、共有結合法により反
応中に′酵素が浴出しないよう基材に結合させ固定化す
る方法、及び多孔性ゲルの中に物理的にとじ仁めるか、
又は高分子重合体で封入する包括法等が研究されている
工業的な規模として用いるには、長期間安定な連続操作
ができるような機械的強度を有し、かつ処理速度が大き
く、処理時間の経過とともに処理速度が低下しないこと
が望ましい。従来の形態はゲル状、フィルム状、粒状又
は粉末状でカラムに充填して用いらitでいるが、自重
や通液抵抗に対する機械的な強度が低くく、圧密化によ
る通液速度の低下などの欠点を有する。
その欠点を解?1Mするためゲル状、フィルム状、粒状
又は粉末状の代りに、ta維を支持体に用いた酵素固定
化繊維さらには酵素活性を有する菌体などの固定化忙も
繊f4#をJ′f′lいた検討がいくつかなされている
例えば特公昭55−4879+号公報、同57−170
38号公報、同57−20408号公報、特開昭54−
11288号公報、同55−−84325号公報では酵
素又は酵素活性を有する菌体などをI’i!11矩化し
た繊維又は製造法が提案されている。これらの繊維は高
級脂肪酸エステル化セルロース系繊維、アミノアセター
ル化ポリビニルアルコールの極細繊維、イオン父換繊維
もしくは活性エステル基を有するナイロン繊維である。
しかしながらm、mの製造において煩雑な工程を必要と
し、加えて酵素などの結合力は、繊維表面の活性基の種
類によっても非常に異なり、それぞれ適した組合わせが
必要である。酵素の脱離においても例えばイオン結合法
では緩衝液の9i類あるいはPHの影響を受けやすぐ、
反応をイオン強度の高い状態で行うと酵素が担体から遊
離することがあり、酵素の失活に拘ねなく固定化の反応
条件が限られてくる。
又5y累の安定性は蔗糖やグリセリン中で安定化するよ
うに、保護されでいない酵素は経済的九活性が低下しや
すく、前記のような繊維表面への固定では酵素は保護さ
れていない為、長期間活性を持続させるには困帷である
一方本発明者等は各種ビニル系単量体をプラズマ開始重
合法により重合を行ない、従来のものに比較して分子量
が格段に大きい直鎖状の水溶性重合体を得ており、これ
を繊維学会誌(繊維と工業)の第57巻7号に発表した
。ここでプラズマ開始重合とは非平衡のグロー放電プラ
ズマを用いて重合を開始させ、かつ該プラズマの不存在
下に重合の大部分を完結させるものである。プラズマ開
始乗法による酵メ(の固定化では、数秒〜1分程度のプ
ラズマ照射でよく、しかもプラズマは気相のみに発生し
、ガンマ−線のようにモノマー中に透過しないので、酵
素のダメージはまっだくなく、加えて大部分の重合は上
記プラズマの不存在下、低温〜土部で行なうことが特徴
である。その為、酵素固定化の際、酵素の失活は最小限
にすることが可能である。
さらにプラズマ開始重合法により得られた重合体の分子
量が従来の重合法のものより格段に大きいので、架橋密
度が低くても架橋ゲルの強度は大きく、酵素の泡消性も
優れている。又酵素の活性及び安定性にも寄与している
ものと予想さ)する。本発明者らはアクリルアミドとN
、N’−メチレンビスアクリルアミドなどでインベルタ
ーゼをペレット又はフィルム状にした固定化酵素を検討
しrlf、素の脱離がほとんどなくかつ大きな活性を有
するペレット及びフィルム状固定化酵素を得ることがで
き、これを日本化学会第44秋串年会(1981)に発
表し、た。更に鋭意検討した結果、支持体に多孔性化!
4#を用いることで、活性が島く、耐久性、機械的強度
を向上せしめることがで六本発明に到達したものである
本発明の目的は酵素活性が高く、長期間安定でかつ機械
的強度を有する酵素固定化繊維及び製造法を提供するに
ある。
即ち、本発明はプラズマ開始重合法で重合したビニル系
高分子架橋重合体により多孔性繊維罠酵素を包括固定化
してなる酵素固定化繊維であり、本発明方法は自己架橋
性の水溶性ビニル系単量体、又は水溶性ビニル系単量体
と該単量体に対して少なくとも0.017ii%の架橋
性単量体を含む水溶液に酵素を溶解した処理液を多孔性
繊維に付与し、次いでグロー放電プラズマにより重合せ
しめ、多孔性繊維に酵素を包括固定化することを特徴と
する。
本発明の多孔性繊維としては、0,1μ以上の孔径を有
する空孔の含有率が少なくともo1a4i(1反応が低
下する。孔径は酵素が容易に入り込める程度の大きさが
必要であ11基質の反応を行なわしめる際の通液性にも
影響するので、繊維の強度を保持1.ているかぎり大A
い方が好ましい。
孔径が01μ未満で1rま通液性を損い酵素の活性が不
充分であわ、酵素の含有量も低1下する。
なお、多孔性繊維の全空孔率Vo(aA/J9)は繊維
と同一組成の十分に緻密に作成したフィルムの密度、P
(9/cA)を測定し、かつ写真法によって求めた繊維
の空孔を含んだ平均断面積8(c++りとの式より求め
た%繊維の空孔を含虜なり部分の真の平均断面積So 
(ca)とから0式により求めておく。
So−■ 900000 Xア 但しL)e目デニールである 更に、水銀ポロシメーターを用いて空孔分布曲線を作成
し、01μ以上の孔径を有する空孔の含有率V (c−
/ g )を0式より算出し求められたものである。
但しαを」多孔性繊維の全便孔率■0に対する、0、1
 /1以上の孔径を有する空孔の含有率Vとの比率でイ
クる。
■ = α VO 重合体はポリアミド、ポリエステル、ポリビニル系、ポ
リオレフィンなどの合成重合体であるが、特にポリビニ
ル系か好適である。ポリビニル系としてCよ、例えはポ
リアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、ポリ
塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系などである。′!
!た多孔性繊維を形成する重合体もしくは多孔性繊維の
表面に水酸基、アミド基、第4級アンモニウム塩を含む
基、カルボン酸基或いはその塩、又はスルホン酸基或い
はその塩を有する単量体をグラフト重合などの重合を行
なうか−ポリブレンド又は化学的処理などで上記官能基
を保有させても良い。
多孔性繊維の製造法に関して一例を挙げると、ビニル系
重合体と該重合体と相分離を生じ相互の界面に主として
空孔を形成する成分として酢酸セルローズ又はポリビニ
ルアルコール系訪導体とを混合紡糸する。繊維中に於い
て両者はその非相溶性から相分離し、その相分離による
空孔が発生し多孔性繊維が得られる。
本発明に於いて酵素の包括固定化は多孔性繊維の表面又
は内部もしくは表面及び内部で、繊維の利用形態はウェ
ッブ状、スライバー状又は単なる塊状の綿を・用いても
よく、父系、織布、編布、不織布などの形態で用いても
良く特に限定されない。
本発明に適用されるビニル系高分子架橋重合体はプラズ
マ開始重合法により重合したものであり、自己架橋性の
水溶性ビニル系単量体、又は水溶性ビニル系単量体と少
なくとも0.01重量%の架橋性単量体よりなる水不溶
性重合体である。水溶性ビニル系単量体は重合可能な水
溶性ビニル系単量体であれば良く特に限定されなく、自
己架橋性の水溶性単量体の場合、例えば2−ヒドロキシ
アルキルアクリレート、2−ヒドロキシアルキルメタア
クリレート、ジエチレングリコールジメタアクリレート
、ポリエチレングリコールジメタアクリレート、メチロ
ールアクリルアミド又はメチロールメタクリルアミドな
どでは4?にその他の架橋性単量体を必要としない。そ
れ自身が架橋性単量体でない場合、少なくとも0.01
重量%の架橋性単量体を加えてもよく、一般にはアクリ
ルアミド、メタクリルアミド、メトキシポリエチレング
リコールメタアクリレート、アクリル酸、メ夛クリル酸
、P−スチレンスルホン酸、2−メタアクリロイルオキ
ンスルホン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2−ヒド
ロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタク
リルスルホン酸並びにこれらの酸のアンモニウム塩、及
びアルカリ金属塩ニジメチルアミノエチルアクリレート
、ジメチルアミノエチルメタアクリレート、ジエチルア
ミンエチルアクリレート、2−ジニルビリジン及び4−
ビニルピリジン、並びにこれら塩基の塩酸塩、硝酸塩、
ジメチル硫酸塩、ジエチル硫酸塩又は塩化エチルの4 
、NL化物などが挙げられる。
本発明に適用される架橋性単量体はビニル系高分子架橋
重合体の水膨油性酵素の離脱などを考慮して適宜必要に
応じて少なくとも0.01重量%加えることが可能であ
る。なお、一般の重合開始法、例えばラジカル重合開始
剤や紫外線を用いた乳化重合、懸濁重合、又は溶液重合
などでは得られた樹脂の分子凰が低いため0.1重量%
以下にすると可溶化したり、水膨潤状態で形くずれを起
こしたりベトツク現象がみられる。
しかし本発明重合体は超高分子量であるため、架橋性単
量体が少なくとも001重量%であれば水膨潤状悲でも
強度を有する。
架橋性単量体としてはジビニルベンゼン、N。
N′−メチレンビスアクリルアミド、ジアリルアミン、
ジエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート等のジビニル化合物、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート
、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、グリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレート、メヂロール
アクリルアミド又はメチロールメタクリルアミドなどが
挙げられるがこれらに限定すれることはない。非水溶性
の架橋性単量体の場合適宜乳化剤を使用してもよく、特
に架橋性単量体としてN、N’−メチレンビスアクリル
アミドが好適である。
ビニル系高分子架橋重合体の付着量は多孔性繊維に対し
て10重量%以上であり、好寸しくは30重量%以上、
特に好ましくは50重量%以上である。10重重量未満
の場合、反応効率が低くなる。ビニル系高分子架橋重合
体の付着量は酵素の含有量、使用条件、使用目的々どを
考慮し2て適宜調整するのが好ましく、又多孔性繊維の
空孔WAおよびビニル系高分子架橋重合体の架橋度、膨
潤度を適宜選択し調節できる。
本発明に使用できる酵素の種類は例えばインペルターτ
、ウレアーセグルコースイソメラーゼ、グルコースオキ
シターゼ、プロテアーゼ、ウリカーゼ、アシラーゼ、α
アミラーゼ、βアミラーゼ、コラゲナーゼ、アルギナー
ゼ、酸性プロテアーゼ、アルカリ性プロテアーゼ、L−
グルタミン酸脱炭酸酵素、リパーゼ、D−アミノ酸オキ
シター′ゼ、βグルコシダーゼ、グルコアミラーゼ、な
ど挙げることができるが特に限定されない。酵素の含有
量は固定化酵素# faに対して0.1〜30Jli員
%、好ましくは0.2〜20重員%、特に好ましくは0
.4〜15重量%含有する。01重量%未満の場合、酵
素の反応効率が低いし、又30重凰%を越えると得られ
た酵素固定化譲維の酵素の反応効率は優り、ているが、
連続使用時に酵素の溶出カニあ・;る。
本発明に適用される重合方法はグロー放電プラズマの存
在下で重合を開始した後、咳プラズマの不存在下で後重
合させるという所謂プラズマ開始重合であり、酵素をビ
ニル系高分子架橋重合体に固定化せしめる際に用いる。
一般に酵素は熱に不安定であり、又、水中においては比
較的安定であるが、有機溶媒中では不安定である07′
ラズ1開始重合では、室温ないしそれ以下の温度で水を
媒体としてプラズマ照射を行ない重合開始した後、該プ
ラズマの不存在下室温で後重合をさせることで、酵素へ
のダメージを最小限にすることができる。
その点X線やγ線などの放射線重合の場合は、一般に物
質透過性がよく酵素に与えるダメージは太きい。又、本
発明はビニル系高分子架橋重合体により、酵素を物理的
に固定化しているもので、cIl素の分子構造をそこな
うことなく固定化できる。
プラズマ開始重合では、一般には高分子黴で実質的に線
状のポリマーが生成されるが、本発明の場合は例えdシ
′°ビニル性単量体等の架橋成分を使用すれば、架I@
重合体が生成され石。イオン化ガスプラズマの生成け、
かがるプラズマを生成するための公知方法のいずり、に
よっても行なうことができる0例えばJ−R・ホラノ・
ン(Hollahan)と八、T、ベル(Be1l)版
′プラズマ化学の応用技術′、ワイリー、二瓢−ヨーク
1974及びM、シx 7 (Slxem)版′重合体
のプラスマ化学’fツカー1二ニーヨーク1976に記
載されている。即ち高周波発生器に連結された平行板電
極の間にモノマーを真空室下で入れ、真空室の外部又は
内部のいずれかの平行板を用いてプラズマを生成させる
ことができる。
また外部誘導コイルによって電場をつくらせ、イオン化
ガスのプラズマを発生させてもよく、また反対に荷電し
た電極に間隔をおいて直接真空室に入れてプラズマを生
成濱せてもよい。
本発明方法を更に詳述に説明すれば、水溶性ビニル系単
遁体及び架橋性単量体を水に溶解し千ツマー濃度が10
〜60重逍%のモノマー水溶液を調整し、さらに酵素を
溶解した処理液を作成する。該処理液を多孔性繊維に塗
布又は処理液中に浸漬するなどの処理をし、多孔性繊維
に酵素を含有するモノマー水溶液を付与する。
しかる後、ドライアイス−アセトンなどによる冷媒で冷
却して凍結し脱気を10−1〜10−4 )−ルで行な
う。凍結した七ツマー水溶液を徐々に暖ため、液状の小
滴が現われる状態に達するか、又はそれに相当する温度
に達した時上記方法にてプラズマ照射を行なう。通常は
20〜200ワI・ト、好ましくは40〜100ワツト
でグロー放電、をさせ水及び/又はモノマーをプラズマ
化させる0照射時間は通常1〜3600秒、好ましくは
10〜60秒本あれば十分である。
プラズマ照射を行なった後に上記繊維を一定の温度に保
ち1時間〜1日放置させ全重合率の90%以上の後重合
を行なわせる。プラズマ開始期間重合率は後重合に比べ
て著しく小さく、通常1〜2%を超えない。後重合温度
及び時間は使用する単量体種類によって異なり特に限定
されないが通常温度は50℃以下、好しくは1゜〜30
℃である。時間は1〜25時間で十分である。単量体種
類によっては60℃を超えるとることかあるので注意を
要する。
またプラズマ開始重合では、得られた高分子架橋重合体
中に単量体成分よりなるポリマー以外は何も含まないこ
とが他の重合法と異なる大きな特徴である。即ち他重合
法ではラジカル開始剤、[8剤、溶媒などが残存しゃす
く完全に除去することはむつかしいがプラズマ開始重合
ではそれらの添加剤を使用しないために必然的にポリマ
ーのみであ゛る。
かくして得られた高分子架橋重合体は酵素の抱括性力;
よ〈長期間安定で、ゲルの機械的強度も大きい。しかも
何の不純物をも含まないという従来法では得られない画
期的なものである。
さらに繊維を担体としているので、酵素の活性及び機械
的強度も極めて優れ、また、高分子架橋重合体と繊維と
の接着性が良く、酵素を包括した高分子架橋重合体は繊
維から離れることはない。
以下実施例により本発明を説明する。なお各例中圧おけ
る活性保持率は次のよう忙して求めた。
活性保持率(ん)= ’V1/vo x、 100酵素
固定化hI1.維を充分洗浄し、次いで1回目に酵素活
性を測定した時の酵素活性を■0  とししかる後緩衝
液に該繊維を10日間浸消しておいた後の酵素活性をv
l  とした。又、実施例中の空孔率は0.1μ以上の
孔径を有する空孔の含有率(c、4/l)を表わし、酵
素活性は基質の分解速度で表わした。
実施例 アクリロニトリル:アクリル酸=90:10(重凰ン)
の組成を有するアクリルニトリル系重合体の20fii
%ジメチルホルムアミド(以下DMFと略称する)溶液
iou〜60部と平均重合度140の酢酸セルローズの
20i1に%DMF溶g、0〜40部を混合せしめた紡
糸原液をDMF濃度40%水溶液、15℃の凝固浴中に
紡出し、1次延伸を5倍行ない、水洗後風乾した。次い
でアセトンに25℃、24時間浸漬し酢酸セルローズを
溶解除去し、水洗後90℃で乾燥を行ない、繊度が1デ
ニールの種々の多孔性繊維及び非多孔性繊維を得た0 これら多孔性繊維又は非多孔4!U、繊維各1gを内径
50IJ、長さ150 *IIの七ノくラブルフラスコ
に挿入し、 アクリルアミド3g、N、N’ −メチレ
ンビスアクリルアミド0.01.9を蒸留水3 nrQ
 It(溶解した後、・fンペルターゼ(活性:ショ糖
41/mQ、20℃、30分PH4)4mffiを加え
た上記フラスコと並列に連結したフラスコに入れ、こr
tらフラスコ内を真空ポンプによりU、 Q 1 t、
orr  に減圧した後、該処理液を繊維に圧入しで、
処理液を吸液又は付着せしめた。
次にこの繊維を・入れたままセパラブルフラスコをドラ
イアイス−アセトンで冷却し、t#!aを凍結せしめ内
部を0.1 torrに減圧した。その後インターナシ
ョナル・プラズマ・コーポレーション・モデA3001
の高周波発生器を連結した一対の外部平行電極間に上記
フラスコを挿入し1υUWの電力でグロー放電プラズマ
を60秒間照射した。しかる後グロー放電を停止させ、
封管後25℃の恒温槽内に24時間放置し後重合せしめ
酵素固定化繊維を得た。
該酵素固定化t&維を充分水洗した後、10wt%、シ
ョ糖を含有する0、 2 M酢酸緩衝液(PH4,6)
10+JK浸漬し、25℃で90分間加水分解反応を行
ない、加水分M鹿を比・施光度により定量し求めた0又
酵累固定化繊維の安定性を調べる為、この値に対し上記
BHJ液にri¥素固定化繊維を10日間浸漬しておい
た後の酵素活性の比を活性保持率として示した。結果を
第1表に示す。
又比較例として、同様の処理によって七ツマー酵素溶散
を多孔性繊維に吸着させた後、プラズマ開始重合を行な
わなかったものを示す。
第1表 第1表より、多孔性繊維では酵素活性大きく、活性保持
率も高いことが判る。又プラズマ開始重合を行なわなか
った場合はとんど酵素活性を示さない。
実施例2 アクリルニトリル:アクリル酸メチル:メタリルスルホ
/酸ソーダ= 90.5 : s6:・0.9(1貝嶌
)の組成を有するアクリロニトリル系重合体の22.5
重fit 5XIJM F溶液80部と平均重合度14
0の酢酸セルロースの20fii%D)AF溶液20部
を混合せしめた紡糸原液を0M18度55当水溶液、1
5℃の凝固洛中に紡出し、−メチレンビスアクリルアミ
ド003gを蒸留水7 mQ  に溶解した水溶液に溶
解した処理液で、実施例1と同様の処理及び重合を行な
い酵素固定化繊維を得た。
該酵素固定化繊維を充分水洗した後、1w1%デンプン
水溶g 10 mQに浸漬し、60℃で24時間加水分
解反応を行ない、加水分解率を比施光度により定量し求
めた。結果を第3表に示す。
第  5  表 尚、付着量は繊維に対する酵素及び高分子−一合体の重
量%であり、反応率は30℃、24時間後の反応率であ
る。第3表のようにプラズマ開始重合で生成する高分子
で包括した場合には架橋密度を小さくすることによって
、超高分子量ポリマーである為に酵素の溶出率を小さく
し、かつ高分子の基質(デンプン)に対しても活性を発
揮することができる。
カネボウ合繊株式会社 手続補正書 特ffl庁長官若杉和大殿 1、事件の表示 ;も和57年特肝願第169588号 2発男の名称 酵素固定化繊維及びその製造法 ろ、補正をする者 事件との関係  特r「出願人 住所 東京都墨田区墨田五丁目17番4号〒5己4 大
阪市部島区友5!!(町1丁目5番90秒鐘紡株式会社
特許部 電話(06)921−1251 4補正により増加する発明の数   な し5補正の対
象 6、補正の内容 (1)  明細書の特#′1請求の範囲の項の記載を別
紙の通り補正する。
(2)明細書の記載を次の通り補正する。
別   紙 特許請求の範囲 (1)  ビニル系高分子架橋重合体により多孔性繊維
に酵素を包括固定化してなる酵素固定化繊維。
(2)  酵素を多孔性wtmの表面及び内部に包括固
定化した特許請求の範囲第1項記載の繊維。
(6)  ビニル系高分子架橋重合体がグロー放電プラ
ズマにより重合して得られたものである特許請求の範囲
第1.項記載の繊維。
(4)重合がプラズマ[+IJ始重合である特ffF請
求の範囲第5項記載の繊維。
(5)  ビニル系高分子架橋重合体が自己架橋性の水
溶性ビニル系単量体よりなる特許請求の範囲第1項記載
の繊維。
(6)  自己架橋性の水溶性ビニル系qti体が、2
−ヒドロキシアルキルアクリレート、又は2−ヒドロキ
シアルキルメタクリレートであるn IF M 3&の
範囲第5項記載の繊維。
(ハ ビニル系高分子架橋性単りft体が水溶性ビニル
系単量体と少々くともLl、01重量%の架橋性単量体
とからなろ水不溶性重合体である特許請求の範囲第1項
記載、の繊Jlll 。
(8)  水溶性ビニル系単量体がアクリルアミド、ア
クリル酸、2−アクリルアミド−2−メチフレプロ/(
ンスルボン酸である特許請求の範囲第7項記載の繊維。
(9)  多孔性繊維が01μ以上の孔径を有する空孔
の含有率が少々くともD1cイ/fである特許請求の範
囲第1項記載の*維。
(10)多孔性繊維が合成重合体よりなる特許請求の範
囲!31項記載の繊維 (11)多孔性r′&、維がビニル系合成繊維でるる特
許請求の範囲第1項記載の繊維。
(12J  ビニル系高分子架橋重合体の付着量が多孔
性繊維に対して10ffi扱%以上である特ffl−請
求の範囲第1項記載の1J1之維。
(1ろ)酵素を0.1〜60重量%含有する特r[δ請
求の範囲@1項記載の繊維。
(14)自己架橋性の水溶性ビニル系単量体、又は水溶
性ビニル糸車爪体と該単量体に対して少なくとも0.0
1重量%の架橋性単量体を含む水溶液に酵素を溶解した
処理液を多孔性繊維に付与し、次いでグロー放電プラズ
マにより重合せしめ、多孔性繊維に酵素を包括固定化す
ることを特徴とする酵素固定化繊維の製造法。
(15)酵素を多孔性繊維の表面及び内部に包括固定化
する特IF訴求のね間第14項記載の製造法。
(16)  1111合がプラズマ開始重合である特許
請求の範囲第14項記載の製造法。
(17)プラズマ開始重合がグロー放電プラズマと接触
せしめた後、該プラズマの不存在下50℃以下の温度で
後重合せしめ、その重合率が全型合手の90%以上であ
る特許請求の範囲第16項記載の製造法。
(Ia)  自己架橋性の水溶性ビニル系単量体が2−
ヒドロキレアルキルアクリレート又は2−ヒドロキンア
ルキルメタクリレートである特許請求の範囲第14項記
載の製造法。
(19)水溶性ビニル系単量体がアクリルアミド、アク
リル酸、2−アクリルアミド−2−′メチルプロパンス
ルホン酸である特許請求の範囲ダG14項記載の製造法
(り)多孔性繊維が0.1μ以上のJL径を有する空(
しの含有率が少な(ともo、tc7/gである特許請求
の範囲第14項記載のV造法。
C21]  多孔性繊維が合成重合体よりなる特1rF
M求の範111!第14項記載の製造法。
の 多孔性繊維がビニル系合成Ml!躬1である特許請
求の範囲第14項記載の製造法。
手  続  補  正  書 1.事件の表示 昭和57年特許願第139588号 2、発明の名称 酵素固定化#武雄及びその製造法 5補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所   東京都墨田区墨田五丁目17番4号〒534
  大阪市部島区友淵町1丁目5番90号鐘紡株式会社
特許部 電話(06)921−1251 &補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄及び 「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)  明細書の特許請求の範囲の項の記載を別紙の
通り補正する。
(2)  明細書の記載を次の通シ補正する。
(3)  明細書第9頁第11〜12行の「プラズマ開
始重合法で重合したJの記載を削除する。
(4)  明細書第12頁第16行の記載を「体はグロ
ー放電プラズマ重合法好ましくはプラズマ開始重合法に
より重合したもので」と補正する。
別   紙 特許請求の範囲 (1)  ビニル系高分子架橋重合体によシ多孔性繊維
に酵素を包括固定化してなる酵素固定化繊維。
(2)  酵素?、多孔性繊維の表面及び内部に包括固
定化した特許請求の範囲第1項記載の繊維。
(5)  ビニル系高分子架橋重合体がグロー放電プラ
ズマにより重合して得られたもので、ある特許請求の範
囲第1項記載の繊維。
(4)  重合がプラズマ開始重合である特許請求の範
囲第3項記載の繊維。
(5)  ビニルX高分子架橋重合体が自己架橋性の水
溶性ビニル系単]体よりなる特許請求の範囲第1項記載
の繊維。
(6)  自己架橋性の水溶性ビニル系単量体が、2−
ヒドロキシアルキルアクリレート、又は2−ヒドロキシ
アルキルメタクリレートである特許請求の範囲第5項記
載の繊維。
(7)  ビニル系高分子架橋重合体が水溶性ビニル系
at H体と少なくとも0.01重量%の架橋性単」休
とからなる水不溶性重合体である特許請求の範囲第1項
記載の繊維。
(8)  水溶性ビニル系単量体がアクリルアミド、ア
クリル酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸である特許請求の範囲第7項記載の繊維。
(9)  多孔性繊維がQ、 1μ以上の孔径を有する
空孔の含有本が少なくともo、 1ca / gである
特許請求の範囲第1項記載め繊維。
(10)多孔性繊維が合成重合体よりなる特許請求の範
囲第11記載の繊維。
(11)多孔性繊維がビニル系合成繊維である特許請求
の範囲第1項記載の繊維。
(12)  ビニル系高分子架橋重合体の付着量が多孔
性繊維に対して10重Mチ以上である特許請求の範囲第
1項記載の繊維。
(15)酵素を01〜50重ル係含有する特許請求の範
囲第1項記載の繊維。
(14)自己架橋性の水溶性ビニル系力を量体、又は水
溶性ビニル系単量体と該単量体に対して少なくとも00
1重M−の架橋性単量体を含む水溶液に酵素を溶解した
処理液を多孔性lfI/c維に付与し、次いでグロー放
電プラズマによ如重合せしめ、多孔性繊維に酵素を包括
固定化することを特徴とする酵素固定化繊維の製造法。
(15)酵素を多孔性繊維の表面及び内部に包括固定化
する特許請求の範囲第14項記載の製造法。
(16)重合がプラズマ開始重合である特許請求の範囲
第14項記載の製造法。
(17)プラズマ開始重合がグロー放電プラズマと接触
せしめた後、該プラズマの不存在下50℃以下の温度で
後重合せしめ、その組合率が全重合率の90%以上であ
る特許請求の範囲第16項記載の製造法。
(1日)自己架橋性の水溶性ビニル系単量体が2−ヒド
ロキシアルキルアクリレート又は2−ヒドロキシアルキ
ルメタクリレートである特許請求の範囲第14項記載の
製造法。
(19)  水m性ビニル系凧量体がアクリルアミド、
アクリル酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸である特許請求の範囲第14項記載の製造法
C’;!D)多孔性繊維が01μ以上の孔径を有する空
孔の貧有率が少なくともo、 i cJ / l/であ
る特許請求の範囲第14m記載の製造法。
(21)多孔性繊維が合成】「合体よりなる特許請求の
範囲第14項記載の製造法。
(22)多孔性繊維がビニル系合成繊維である特許請求
の範囲第14項記載の製造法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ビニル系高分子架橋重合体により多孔性繊維
    に酵素を包括固定化してなる酵素固定化繊維。 (2)  酵素を多孔性繊維の表面及び内部に包括固定
    化した特許請求の範囲第1項記載の繊維。 (3)  ビニル系高分子架橋重合体がグロー放電プラ
    ズマにより重合して得られたものである特許請求の範囲
    第1項記載の繊維。 (4)  重合がプラズマ開始重合である特許請求の範
    囲第3項記載の繊維。 (5)  ビニル系高分子架橋重合体が自己架橋性の水
    溶性ビニル系単量体よりなる特許請求の範囲第1項記載
    の繊維。 (6)  自己架橋性の水溶性ビニル系単量体が、2−
    ヒドロキシアルキルアクリレート、又は2、特許請求の
    範囲第5項記載の繊維。 (7)  ビニル系高分子架橋性単鼠体が水溶性ビニル
    系単量体と少なくとも0,01重量%の架橋性単量体と
    からなる水不溶性重合体である特許請求の範囲第1項記
    載の繊維。 (8)  水溶性ビニル基型量体がアクリルアミド、ア
    クリル酸、2−アクリルアミド−2メチルプロパンスル
    ホン酸である特許請求の範囲第7項記載の繊維。 (9)  多孔性繊維が0.1μ以上の孔径を有する空
    孔の含有率が少なくとも0.1i/、Pである特許請求
    の範囲第1項記載のl#を維。 (10)  多孔性繊維が合成重合体よりなる特許請求
    の範囲第1項記載の繊維。 (11)  多孔性繊維がビニル系合成繊維である特許
    請求の範囲第1項記載の繊維。 (12)  ビニル系高分子架橋重合体の付着量が多孔
    性繊維に対して10重景%以上である特許請求の範囲第
    1項記載の繊維。 の範囲第1項記載の繊維。 (14)  自己架橋性の水溶性ビニル系単量体、又は
    水溶性ビニル系単量体と該単量体に対して少なくとも0
    .01重量%の架橋性単量体を含む水溶液に酵素を溶解
    した処理液を多孔性繊維に付与し、次いでグロー放電プ
    ラズマにより重合せしめ、多孔性繊維に酵素を包括固定
    化することを特徴とする酵素固定化m、維の製造法。 (15)  酵素を多孔性t* 維の表面及び内部に包
    括固定化する特許請求の範囲第14項記載の製造法。 (16)重合がプラズマ開始重合である特許請求の範囲
    第14項記載の製造法。 (+7)  プラズマ開始重合がグロー放電プラズマと
    接触せしめた後、該プラズマの不存在下50℃以下の温
    度で後重合せしめ、その重合率が全重合率の90%以上
    である特許請求の範囲第16項記載の製造法。 (匍 自己架橋性の水溶性ビニル系単量体が2−ヒドロ
    キシアルキルアクリレート又は2−ヒドロキシアル今ル
    メタアクリレートである特許請求の範囲第14項記載の
    製造法。 (19)  水溶性ビニル系iB体がアクリルアミド、
    アクリル酸、2〜アクリルアミド 2メチルプロパンス
    ルホン酸である特許請求の範囲第14項記載の製造法。 (2J)  多孔性繊維が0.1μ以上の孔径を有する
    空孔の含有率が少なくとも01o+l/gである特許請
    求の範囲第14項記載の製造法□ (21)  多孔性繊排が合成重合体よりなる特許請求
    の範囲第14項記載の製造法。 (22)  多孔性fr11. 維がビニル系合成繊維
    である特許請求の範囲第14項記載の製造法。
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